JPS6325582Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6325582Y2 JPS6325582Y2 JP6721582U JP6721582U JPS6325582Y2 JP S6325582 Y2 JPS6325582 Y2 JP S6325582Y2 JP 6721582 U JP6721582 U JP 6721582U JP 6721582 U JP6721582 U JP 6721582U JP S6325582 Y2 JPS6325582 Y2 JP S6325582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- half case
- attached
- reel
- leaf spring
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はビデオテープレコーダに使用されるテ
ープカセツトに関するものである。
ープカセツトに関するものである。
この種のテープカセツトは、上ハーフケースと
下ハーフケースとにより形成される空間に、磁気
テープを巻取つたリールを回転自在なように収容
し、そして上ハーフケース内面、すなわちハーフ
ケースの天井面に取付けた板バネにより、リール
を下方向に付勢する構造である。
下ハーフケースとにより形成される空間に、磁気
テープを巻取つたリールを回転自在なように収容
し、そして上ハーフケース内面、すなわちハーフ
ケースの天井面に取付けた板バネにより、リール
を下方向に付勢する構造である。
従来、このような構造のテープカセツトにおい
ては、第1図および第2図a,bに示すように、
リールを下方向に付勢する板バネを中間部で屈曲
したほぼV字形の形状とし、その板バネ1の中間
部に設けた2個の孔1aを上ハーフケース2の内
面に設けた突起2aに嵌合わせ、そして突起2a
の先端を熱溶着によつて押し潰すことにより、板
バネ1を上ハーフケース2に取付けていた。
ては、第1図および第2図a,bに示すように、
リールを下方向に付勢する板バネを中間部で屈曲
したほぼV字形の形状とし、その板バネ1の中間
部に設けた2個の孔1aを上ハーフケース2の内
面に設けた突起2aに嵌合わせ、そして突起2a
の先端を熱溶着によつて押し潰すことにより、板
バネ1を上ハーフケース2に取付けていた。
ところが、この従来のテープカセツトの場合、
板バネ1がほぼV字形の形状であるため、板バネ
1の両端部がリールの回転中心部に加える押圧力
の反力が、板バネ1の上ハーフケース2への取付
け部分に加わり、板バネ1を上ハーフケース2に
取付けるための突起2aが破損してしまう恐れが
ある。
板バネ1がほぼV字形の形状であるため、板バネ
1の両端部がリールの回転中心部に加える押圧力
の反力が、板バネ1の上ハーフケース2への取付
け部分に加わり、板バネ1を上ハーフケース2に
取付けるための突起2aが破損してしまう恐れが
ある。
本考案はこのような従来の欠点を解決するもの
で、板バネのハーフケースへの取付け部分が破壊
されてしまうのを防ぐことを目的とするものであ
る。
で、板バネのハーフケースへの取付け部分が破壊
されてしまうのを防ぐことを目的とするものであ
る。
この目的を達成するために本考案においては、
板バネの形状をリールの回転中心部に弾接するバ
ネ片に対してハーフケースに取付けられる取付片
をほぼ直角に設けたT字形状としたものである。
板バネの形状をリールの回転中心部に弾接するバ
ネ片に対してハーフケースに取付けられる取付片
をほぼ直角に設けたT字形状としたものである。
第3図に本考案の一実施例によるテープカセツ
トの要部構造を示し、第4図a,bにそのテープ
カセツトに用いる板バネを示している。図におい
て、3は磁気テープを巻取つたリールを下方向に
付勢する板バネであり、この板バネ3は、リール
の回転中心部に弾接するバネ片3aと、このバネ
片3aに対してほぼ直角でハーフケース4の内面
に取付けられる取付片3bとからなるT字形状で
ある。また、この板バネ3の取付片3bには、長
孔3cとバーリング加工を施こした係止孔3dが
設けられている。
トの要部構造を示し、第4図a,bにそのテープ
カセツトに用いる板バネを示している。図におい
て、3は磁気テープを巻取つたリールを下方向に
付勢する板バネであり、この板バネ3は、リール
の回転中心部に弾接するバネ片3aと、このバネ
片3aに対してほぼ直角でハーフケース4の内面
に取付けられる取付片3bとからなるT字形状で
ある。また、この板バネ3の取付片3bには、長
孔3cとバーリング加工を施こした係止孔3dが
設けられている。
前記ハーフケース4の内面には、2個の突起4
aが設けられ、そしてその突起4aに前記板バネ
3の長孔3cと係止孔3dとを嵌合わせることに
より、係止孔3dの内壁が一方の突起4aの外周
面に食込むこととなり、これによつて板バネ3を
上ハーフケース4に取付けることができる。
aが設けられ、そしてその突起4aに前記板バネ
3の長孔3cと係止孔3dとを嵌合わせることに
より、係止孔3dの内壁が一方の突起4aの外周
面に食込むこととなり、これによつて板バネ3を
上ハーフケース4に取付けることができる。
このような構成によれば、板バネ3のバネ片3
aによりリールの回転中心部に加える押圧力の反
力が取付片3bに作用しなくなり、これによつて
板バネ3を上ハーフケース4に取付けるための突
起4aが破損してしまう恐れがなくなり、しかも
反力が取付片3bに作用しなくなるため、板バネ
3を上ハーフケース4に取付ける時の強度にそれ
ほど大きな強度が要求されなくなる。
aによりリールの回転中心部に加える押圧力の反
力が取付片3bに作用しなくなり、これによつて
板バネ3を上ハーフケース4に取付けるための突
起4aが破損してしまう恐れがなくなり、しかも
反力が取付片3bに作用しなくなるため、板バネ
3を上ハーフケース4に取付ける時の強度にそれ
ほど大きな強度が要求されなくなる。
このように本考案のテープカセツトによれば、
板バネをT字形状としているため、板バネのバネ
片に作用する反力がハーフケースとの取付け部分
に作用しなくなり、これによつてハーフケースの
取付け部分が破壊されることがなくなるととも
に、大きな強度が要求されない簡単な取付け構造
を用いることが可能となるものである。
板バネをT字形状としているため、板バネのバネ
片に作用する反力がハーフケースとの取付け部分
に作用しなくなり、これによつてハーフケースの
取付け部分が破壊されることがなくなるととも
に、大きな強度が要求されない簡単な取付け構造
を用いることが可能となるものである。
第1図は本考案のテープカセツトの要部構造を
示す斜視図、第2図a,bはそのテープカセツト
に用いる板バネを示す平面図および側面図、第3
図は本考案の一実施例によるテープカセツトの要
部構造を示す斜視図、第4図a,bはそのテープ
カセツトに用いる板バネを示す平面図および側面
図である。 3……板バネ、3a……バネ片、3b……取付
片、4……上ハーフケース。
示す斜視図、第2図a,bはそのテープカセツト
に用いる板バネを示す平面図および側面図、第3
図は本考案の一実施例によるテープカセツトの要
部構造を示す斜視図、第4図a,bはそのテープ
カセツトに用いる板バネを示す平面図および側面
図である。 3……板バネ、3a……バネ片、3b……取付
片、4……上ハーフケース。
Claims (1)
- 磁気テープを巻取つたリールが収容されるハー
フケースの天井面に前記リールを下方向に付勢す
る板バネを取付け、かつその板バネを前記リール
の回転中心部に弾接するバネ片に対して前記ハー
フケースに取付けられる取付片をほぼ直角に設け
たT字形状としてなるテープカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6721582U JPS58170079U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6721582U JPS58170079U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | テ−プカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58170079U JPS58170079U (ja) | 1983-11-12 |
JPS6325582Y2 true JPS6325582Y2 (ja) | 1988-07-12 |
Family
ID=30077052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6721582U Granted JPS58170079U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58170079U (ja) |
-
1982
- 1982-05-08 JP JP6721582U patent/JPS58170079U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58170079U (ja) | 1983-11-12 |
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