JP2786134B2 - 電池パック固定部の構造 - Google Patents

電池パック固定部の構造

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JP2786134B2
JP2786134B2 JP7234981A JP23498195A JP2786134B2 JP 2786134 B2 JP2786134 B2 JP 2786134B2 JP 7234981 A JP7234981 A JP 7234981A JP 23498195 A JP23498195 A JP 23498195A JP 2786134 B2 JP2786134 B2 JP 2786134B2
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JP
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movable hook
fixing
release button
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JP7234981A
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清 吉田
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池パック固定部の
構造に関し、特に携帯機器に使用する電池パック固定部
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電池パック固定部の構造
は、携帯機器において、電池パックの落下防止及び着脱
を容易にすることを目的として用いられている。
【0003】図5は、従来の電池パック固定部の構造の
一例を示す分解斜視図である。この構造は主に携帯機器
ケース21、解除ボタン2、可動フック23、コイルば
ね4及び固定金具28を有してなる。携帯機器ケース2
1には解除ボタン2を収納する収納凹部5と固定金具2
8固定用の係止爪27及びコイルばね4を固定するため
の突起部6が形成されている。また、解除ボタン2には
凸部9、可動フック23にはコルばね4を圧入するため
の開口部26と解除ボタン2に形成された凸部9と嵌合
するための開口部24と先端に電池パック固定用の舌片
部25が形成されている。また、固定金具28の両側面
には、係止爪27と嵌合する開口部29を形成してい
る。
【0004】次に、この構造の組込み状況を説明する。
携帯機器ケース21上に設けられた収納凹部5へ解除ボ
タン2を収納させ、次に可動フック23の開口部24を
解除ボタン2上に設けられた凸部9と嵌合させ、さらに
コイルばね4を可動フック23の開口部26内に圧入す
る。さらに解除ボタン2、可動フック23及びコイルば
ね4が携帯機器ケース21から脱落することを防止する
目的で、固定金具28の開口部29と携帯機器ケース2
1に設けられた係止爪27と係合させることにより、固
定金具28が可動フック23を押さえ込む形となって電
池パック固定部を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電池パック
固定部の構造では、別個に設けた固定金具によって電池
パック固定部を構成する部品を固定していたため、部品
点数が増え、組立工数も増え結果的にコスト増加となっ
ていた。また、部品点数が多いことは、携帯機器ケース
内のスペースを必要とするため、小型化をすることが難
しく、また固定金具には金属材料を使用しているため、
内蔵された電気部品とショートする可能性があった。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解決す
るため、固定金具を使用せず可動フックと携帯機器ケー
スに設けた係止爪とにより固定部構成部品の固定を行え
るようにした電池パック固定部の構造を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電池パック固定
部の構造は、解除ボタンを収納する収納凹部及びコイル
ばねの一端を固定する突起部ならびに可動フックを摺動
自在に係合固定すべく弾性を有してあい対する一対の係
止爪がそれぞれ携帯機器ケースの内側に設けられ、先端
に電池パックを固定するための舌片を有する前記可動フ
ックには、前記解除ボタンの凸部と嵌合する第1の開口
部及び前記コイルばねを挿入して前記電池パック方向に
付勢される第2の開口部を備え且つ前記一対の係止爪に
対し上下・左右方向にがたつくことなく係合する係止手
段とを備えてなり、前記コイルばねの付勢力による前記
第2の開口部を介した前記可動フックの前記舌片方向へ
の摺動ならびに前記解除ボタンの押下による前記凸部及
び前記第1の開口部を介した前記可動フックの前記舌片
と逆方向への摺動によって前記電池パックの着脱を行う
べくしたものである。
【0008】この電池パック固定部の構造において、前
記係止手段が前記可動フックに設けた開口穴であり、前
記一対の係止爪が互いに近づく方向に撓んで前記開口穴
の内側面に係合するべくしてもよいし、或いは前記係止
手段が前記可動フックの側面に設けた凹部であり、前記
一対の係止爪が互いに離れる方向に撓んで前記凹部の外
側面に係合するべくしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態を示す分解斜視
図、図2(a)は図1のA−A線断面図、図2(b)は
その平面図、図3は図2(a)の固定部構造を拡大して
示す断面図、図4は固定部構造における可動フックと係
止爪の他の実施の形態を示す斜視図である。
【0011】図1ないし図3に示すように、携帯機器ケ
ース1の底部には解除ボタン2を収納するための収納凹
部5と、コイルばね4の一端を固定するための突起部6
及び可動フック3を上下・左右方向にがたなく摺動自在
に係合固定するために弾性を有してあい対する2つの係
止爪7とが設けられている。2つの係止爪7は、上部の
鉤状のフック部分が互いに外側を向くように配設されて
いる。収納凹部5に収納される解除ボタン2上には、テ
ーパー面9aを有する凸部9がある。
【0012】板状をなす可動フック3には、解除ボタン
2上の凸部9と嵌合する開口部8、係止爪7をその弾性
を利用して挿入・係合するための開口部10、コイルば
ね4を挿入する開口部12の3つの開口部が設けられ、
また可動フック3の先端には電池パック固定用の舌片部
11が設けられている。なお、開口部8には凸部9のテ
ーパ面9aと同一角度のテーパー部16が設けられてい
る。コイルばね4は可動フック3の開口部12と突起部
6との空間に挿入され、開口部12を介して可動フック
3を電池パック13方向に付勢する。また図2に示すよ
うに、電池パック13の先端部には、可動フック3の舌
片部11が入り込む固定溝14が設けられ、また携帯機
器ケース1の側部には電池パック13を収納するための
収納凹部15がある。
【0013】可動フック3を携帯機器ケース1に摺動可
能に係合固定するには、弾性を有する2つの係止爪7を
互いに近づく方向(内側方向)に撓ませながら穴状の開
口部10の内側面に係合し、またコイルばね4を開口部
12と突起部6との空間に挿入し、さらに解除ボタン2
の凸部9を開口部8に挿入する。これにより可動フック
3は、収納凹部15側に設けた携帯機器ケース1の穴1
aと、開口部10に弾性により係合した係止爪7の上部
のフック部分とにより、上下方向及び左右方向のがたつ
きなく係合固定され、かつ電池パック13方向に摺動自
在に固定される。
【0014】このような構成の本実施の形態の電池パッ
ク固定構造の着脱動作について、図2及び図3を参照し
て説明する。
【0015】この構成によれば、電池パック13を収納
凹部15に合わせて挿入することにより、電池パック1
3の立ち上がり面13aと可動フック3の舌片部11の
先端が接触し、さらに電池パック13を挿入することに
より可動フック3は電池パック13との接触面と反対方
向(矢印A方向)にコイルばね4に抗して摺動し、さら
に電池パック13を挿入することにより固定溝14と舌
片部11とがコイルばね4の付勢力により嵌合し、電池
パック13が固定される。
【0016】次に、電池パック13を取り外す場合は、
解除ボタン2の携帯機器ケース1の外表面に現われた面
を矢印B方向に押すことにより、解除ボタン2の反対面
に設けられた凸部9のテーパー面9aから可動フック3
へ力が働き、開口部8には凸部9の先端部と同一の角度
のテーパー部16を形成していることにより、解除ボタ
ン2からの力とは直角方向の矢印A方向の力となり、可
動フック3がA方向に摺動することにより固定溝14と
舌片部11の嵌合が外れ、電池パック13を収納凹部1
5から取り外すことができる。
【0017】このように、本実施の形態によれば、図5
に示した従来の固定金具28のような個別部品を使用す
ることなく、可動フック3を係止爪7で係合固定する構
成だけで電池パック13の確実な着脱を可能とし、部品
点数及び組立工数の削減によるコストダウン、さらに携
帯機器ケース内の実装スペースを節約し小型化をはかる
ことができるとともに、係止爪7が携帯機器ケース1と
一体成形された樹脂製であるので、内蔵の電気部品とシ
ョートする恐れもない。
【0018】なお、上述した本実施の形態では、2つの
係止爪7を互いに内側方向に撓ませるように配置し、こ
れを可動フック3に設けた穴状の開口部10の内側面に
入り込ませて係合固定するように例示したが、これに限
定することなく、例えば図4に他の実施の形態として示
すように、可動フック3には係止凹部18を側面に設
け、一方、2つの係止爪17は互いに離れる方向(外側
方向)に撓むように配置し、2つの係止爪17の間に係
止凹部18を入り込ませて可動フック3を係合固定する
ような構成としてもよい。この場合、可動フック3には
開口部10の如き穴を開ける必要がなく、係止凹部18
の面を形成するだけで済むため、製造コスト的に安価と
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明による電池パ
ック固定部の構造は、個別の固定金具を使用することな
く、可動フックを係止爪で係合固定する構成とすること
により、部品点数及び組立工数の削減によるコストダウ
ンを行い、また実装スペースが最小限に抑えられること
による携帯機器の小型化を可能とし、さらに部品点数が
最小限であることにより、組立てばらつきを低減するこ
とができる、などの効果を有する。また、ケースと一体
成形の樹脂製の係止爪により、内蔵の電気部品とショー
トする恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池パック固定部の構造の実施の
形態を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は図1をA−A線で切断したときの断面
図、(b)はその平面図である。
【図3】図2(a)の固定部構造を拡大して示す断面図
である。
【図4】固定部構造における可動フックと係止爪の他の
実施の形態を示す斜視図である。
【図5】従来の電池パック固定部の構造の一例を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1,21 携帯機器ケース 2 解除ボタン 3,23 可動フック 4 コイルばね 5 収納凹部 6 突起部 7,17,27 係止爪 8,24 開口部 9 凸部 10 開口部 11,25 舌片部 12,26 開口部 13 電池パック 14 固定溝 15 収納凹部 16 テーパー部 18 係止凹部 28 固定金具 29 開口部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解除ボタンを収納する収納凹部及びコイ
    ルばねの一端を固定する突起部ならびに可動フックを摺
    動自在に係合固定すべく弾性を有してあい対する一対の
    係止爪がそれぞれ携帯機器ケースの内側に設けられ、先
    端に電池パックを固定するための舌片を有する前記可動
    フックには、前記解除ボタンの凸部と嵌合する第1の開
    口部及び前記コイルばねを挿入して前記電池パック方向
    に付勢される第2の開口部を備え且つ前記一対の係止爪
    に対し上下・左右方向にがたつくことなく係合する係止
    手段とを備えてなり、前記コイルばねの付勢力による前
    記第2の開口部を介した前記可動フックの前記舌片方向
    への摺動ならびに前記解除ボタンの押下による前記凸部
    及び前記第1の開口部を介した前記可動フックの前記舌
    片と逆方向への摺動によって前記電池パックの着脱を行
    うべくしたことを特徴とする電池パック固定部の構造。
  2. 【請求項2】 前記係止手段が前記可動フックに設けた
    開口穴であり、前記一対の係止爪が互いに近づく方向に
    撓んで前記開口穴の内側面に係合するべくしたことを特
    徴とする請求項1記載の電池パック固定部の構造。
  3. 【請求項3】 前記係止手段が前記可動フックの側面に
    設けた凹部であり、前記一対の係止爪が互いに離れる方
    向に撓んで前記凹部の外側面に係合するべくしたことを
    特徴とする請求項1記載の電池パック固定部の構造。
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