JPH0548308Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0548308Y2 JPH0548308Y2 JP1987041148U JP4114887U JPH0548308Y2 JP H0548308 Y2 JPH0548308 Y2 JP H0548308Y2 JP 1987041148 U JP1987041148 U JP 1987041148U JP 4114887 U JP4114887 U JP 4114887U JP H0548308 Y2 JPH0548308 Y2 JP H0548308Y2
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- spring
- spring pad
- pad
- tape
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Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 19
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、テープをヘツドに圧着するための
スプリングパツドが組み込まれたテープカートリ
ツジに係り、スプリングパツドの支持構造に特徴
を有する。
スプリングパツドが組み込まれたテープカートリ
ツジに係り、スプリングパツドの支持構造に特徴
を有する。
第5図ないし第7図は従来のテープカートリツ
ジを例示しており、プラスチツク製の上下ケース
1a,1bを突き合わせてなる本体ケース1の前
壁2の左右方向中央部にヘツド挿入窓3を開口し
ており、このヘツド挿入窓3の内部にテープTを
走行案内する左右1対のテープガイドピン4,4
を立設するとともに、これの後方に平面視におい
てコ字状の遮磁板5を配置している。そして、平
面視においてコ字状の板ばね6とこれの前面中央
に装着したパツド7とからなるスプリングパツド
8が、遮磁板5の左右端の折曲片5a,5aとテ
ープガイドピン4,4との間に落とし込まれて前
後方向に位置規制された状態に配置される。また
スプリングパツド8は、板ばね6の左右端の折曲
片6a,6aを遮磁板5の折曲片5a,5aの外
側に係合する状態に配置することにより、左右方
向の位置ずれ規制がなされている。さらに、第7
図に示すようにスプリングパツド8は、本体ケー
ス1の内面におけるテープガイドピン4と遮磁板
5との間に対応する位置に設けた上下のリブ9,
9間に配置することによりその上下動が規制され
ている。
ジを例示しており、プラスチツク製の上下ケース
1a,1bを突き合わせてなる本体ケース1の前
壁2の左右方向中央部にヘツド挿入窓3を開口し
ており、このヘツド挿入窓3の内部にテープTを
走行案内する左右1対のテープガイドピン4,4
を立設するとともに、これの後方に平面視におい
てコ字状の遮磁板5を配置している。そして、平
面視においてコ字状の板ばね6とこれの前面中央
に装着したパツド7とからなるスプリングパツド
8が、遮磁板5の左右端の折曲片5a,5aとテ
ープガイドピン4,4との間に落とし込まれて前
後方向に位置規制された状態に配置される。また
スプリングパツド8は、板ばね6の左右端の折曲
片6a,6aを遮磁板5の折曲片5a,5aの外
側に係合する状態に配置することにより、左右方
向の位置ずれ規制がなされている。さらに、第7
図に示すようにスプリングパツド8は、本体ケー
ス1の内面におけるテープガイドピン4と遮磁板
5との間に対応する位置に設けた上下のリブ9,
9間に配置することによりその上下動が規制され
ている。
しかるに、このようにスプリングパツド8が遮
磁板5の折曲片5aとテープガイドピン4との間
の間隙に落し込み装着するものでは、スプリング
パツド8は単に落とし込むだけですむためその組
み込みが容易である反面、前後方向および左右方
向に多少のガタつきを持たせることが余儀なくさ
れる。しかも、スプリングパツド8があまりガタ
つくと、テープカートリツジのテープ走行特性、
振動特性を悪化する原因となる。そればかりか、
テープカートリツジの組立て途中のテープ組み込
み時において、スプリングパツド8が前後方向に
動きやすいためテープTがパツド7に当たつて該
パツド7の下側にかみ込みやすいという不具合が
生じる。
磁板5の折曲片5aとテープガイドピン4との間
の間隙に落し込み装着するものでは、スプリング
パツド8は単に落とし込むだけですむためその組
み込みが容易である反面、前後方向および左右方
向に多少のガタつきを持たせることが余儀なくさ
れる。しかも、スプリングパツド8があまりガタ
つくと、テープカートリツジのテープ走行特性、
振動特性を悪化する原因となる。そればかりか、
テープカートリツジの組立て途中のテープ組み込
み時において、スプリングパツド8が前後方向に
動きやすいためテープTがパツド7に当たつて該
パツド7の下側にかみ込みやすいという不具合が
生じる。
また、スプリングパツド8は上下動規制リブ
9,9間でも多少のガタつきをもつて組み込まれ
ているため、このテープカートリツジは、例えば
車に載せて使用するとき、車の振動を受けてスプ
リングパツド8が上下(テープ幅方向)に振動し
やすいという問題を生じていた。
9,9間でも多少のガタつきをもつて組み込まれ
ているため、このテープカートリツジは、例えば
車に載せて使用するとき、車の振動を受けてスプ
リングパツド8が上下(テープ幅方向)に振動し
やすいという問題を生じていた。
また、従来、スプリングパツド8の左右方向の
ガタつきを防止する手段として、例えが、実公昭
58−50551号公報に示されるようなものがある。
これは、第8図に示すようにヘツド挿入窓3の内
部左右に断面楕円形状のピン11を備え、このピ
ン11は、スプリングパツド8の板ばね6の折曲
片6aのコーナに当接することなく、板ばね6の
背面と折曲片6aの内面とに当接させることによ
り、スプリングパツド8の左右方向のガタつきを
なくしようとするものである。
ガタつきを防止する手段として、例えが、実公昭
58−50551号公報に示されるようなものがある。
これは、第8図に示すようにヘツド挿入窓3の内
部左右に断面楕円形状のピン11を備え、このピ
ン11は、スプリングパツド8の板ばね6の折曲
片6aのコーナに当接することなく、板ばね6の
背面と折曲片6aの内面とに当接させることによ
り、スプリングパツド8の左右方向のガタつきを
なくしようとするものである。
しかし、これではヘツド挿入窓3に録音または
再生するためのヘツドを挿入すると、板ばね6の
折曲片6aを広げる方向に応力が働くためパツド
圧が急増し、また板ばね6の支持位置となるピン
11の周面がアールになつているため、板ばね6
の支点間距離が変化し、パツド圧の変化が大きく
なるという欠点があつた。
再生するためのヘツドを挿入すると、板ばね6の
折曲片6aを広げる方向に応力が働くためパツド
圧が急増し、また板ばね6の支持位置となるピン
11の周面がアールになつているため、板ばね6
の支点間距離が変化し、パツド圧の変化が大きく
なるという欠点があつた。
この考案は上記従来のスプリングパツドのガタ
つき問題を解消し、もつてテープ走行特性、振動
特性に優れ、また組立て途中におけるテープかみ
込み防止も図れるテープカートリツジを提供する
ことを目的とする。
つき問題を解消し、もつてテープ走行特性、振動
特性に優れ、また組立て途中におけるテープかみ
込み防止も図れるテープカートリツジを提供する
ことを目的とする。
また、この考案は上記従来のパツド圧力の変化
の問題を解消し、ヘツドに対するテープの接当圧
を一定にすることのできるテープカートリツジを
提供することを目的とする。
の問題を解消し、ヘツドに対するテープの接当圧
を一定にすることのできるテープカートリツジを
提供することを目的とする。
この考案は、スプリングパツド8をテープガイ
ドピン4とスプリングパツド受け部10との間で
挟持することにより、スプリングパツド8が前後
方向、左右方向、および上下方向にガタつくこと
のないようにしたことを特徴とする。すなわち、
本体ケース1の前面側に開口したヘツド挿入窓3
の内部に、左右1対のテープガイドピン4,4と
スプリングパツド受け部10とを前後に配して設
ける。そして、テープガイドピン4の周面後部
に、スプリングパツド8の板ばね6の前面におけ
るパツド7とスプリングパツド受け部10間の中
間部位に相当する箇所に対し押圧接当するスプリ
ングパツド押え部4bを一体に形成し、この押え
部4bと前記スプリングパツド受け部10との間
でスプリングパツド8の前記中間部位を挟持する
ものとする。かくして、ヘツド挿入窓3にデツキ
側のヘツドHが非挿入状態の不使用時には、スプ
リングパツド押え部4b,4bとスプリングパツ
ド受け部10,10との間で板ばね6が挟持され
ており、ヘツド挿入窓3にデツキ側のヘツドHが
挿入状態の使用時には、板ばね6がスプリングパ
ツド押え部4b,4bから離れるようにしたもの
である。
ドピン4とスプリングパツド受け部10との間で
挟持することにより、スプリングパツド8が前後
方向、左右方向、および上下方向にガタつくこと
のないようにしたことを特徴とする。すなわち、
本体ケース1の前面側に開口したヘツド挿入窓3
の内部に、左右1対のテープガイドピン4,4と
スプリングパツド受け部10とを前後に配して設
ける。そして、テープガイドピン4の周面後部
に、スプリングパツド8の板ばね6の前面におけ
るパツド7とスプリングパツド受け部10間の中
間部位に相当する箇所に対し押圧接当するスプリ
ングパツド押え部4bを一体に形成し、この押え
部4bと前記スプリングパツド受け部10との間
でスプリングパツド8の前記中間部位を挟持する
ものとする。かくして、ヘツド挿入窓3にデツキ
側のヘツドHが非挿入状態の不使用時には、スプ
リングパツド押え部4b,4bとスプリングパツ
ド受け部10,10との間で板ばね6が挟持され
ており、ヘツド挿入窓3にデツキ側のヘツドHが
挿入状態の使用時には、板ばね6がスプリングパ
ツド押え部4b,4bから離れるようにしたもの
である。
ここにスプリングパツド受け部10とは、遮磁
板5の折曲片5aを利用すること、あるいはそれ
とは別に、専用のスプリングパツド受け部10を
設けることの双方を含む。
板5の折曲片5aを利用すること、あるいはそれ
とは別に、専用のスプリングパツド受け部10を
設けることの双方を含む。
上記のように本考案では、スプリングパツド8
がテープガイドピン4に一体形成したスプリング
パツド押え部4bとスプリングパツド受け部10
との間で挟持されるものとした。したがつて、ス
プリングパツド8はスプリングパツド押え部4b
との接触面間、およびスプリングパツド受け部1
0との接触面間でそれぞれ生じる摩擦により前後
方向、左右方向、および上下方向のガタつきがな
くなり、特に前後方向のガタつきを有効に防止で
き、テープ走行特性、振動特性を向上することが
できる。また、組立て途中においてもスプリング
パツド8の前後方向のガタつきを防止する仮固定
状態が得られることにより、テープTはパツド7
の下側かみ込むようなことがなく、その前面側へ
容易に組み込まれる。
がテープガイドピン4に一体形成したスプリング
パツド押え部4bとスプリングパツド受け部10
との間で挟持されるものとした。したがつて、ス
プリングパツド8はスプリングパツド押え部4b
との接触面間、およびスプリングパツド受け部1
0との接触面間でそれぞれ生じる摩擦により前後
方向、左右方向、および上下方向のガタつきがな
くなり、特に前後方向のガタつきを有効に防止で
き、テープ走行特性、振動特性を向上することが
できる。また、組立て途中においてもスプリング
パツド8の前後方向のガタつきを防止する仮固定
状態が得られることにより、テープTはパツド7
の下側かみ込むようなことがなく、その前面側へ
容易に組み込まれる。
しかも、スプリングパツド押え部4bは、板ば
ね6の前面におけるパツド7とスプリングパツド
受け部10との間の中間部位に相当する箇所を押
圧接当する位置に設定してあるので、ヘツドの挿
入により板ばね6が左右のスプリングパツド受け
部10,10を支点にして撓むとき、板ばね6は
スプリングパツド押え部4b,4bから離れるこ
とになり、したがつて該押え部4bにより撓み変
形応力を受けるような不具合はなく、パツド圧の
変動を少なくするとができる利点がある。
ね6の前面におけるパツド7とスプリングパツド
受け部10との間の中間部位に相当する箇所を押
圧接当する位置に設定してあるので、ヘツドの挿
入により板ばね6が左右のスプリングパツド受け
部10,10を支点にして撓むとき、板ばね6は
スプリングパツド押え部4b,4bから離れるこ
とになり、したがつて該押え部4bにより撓み変
形応力を受けるような不具合はなく、パツド圧の
変動を少なくするとができる利点がある。
また、スプリングパツド8の上下方向のガタつ
きもなくなることにより、車などに載せたときも
スプリングパツド8が上下振動するのをよく防止
できる。
きもなくなることにより、車などに載せたときも
スプリングパツド8が上下振動するのをよく防止
できる。
テープガイドピン4の周面後部に一体に形成さ
れたスプリングパツド押え部4bはテープガイド
ピン4の補強機能を発揮するので、従来一般の断
面円形の細長いテープガイドピンに比し強度は大
きくなり、したがつて本体ケース1の成形材料に
制約されることなく、垂直精度の良いテープガイ
ドピン4をその本体ケース1の内面から一体に突
出成形することができる利点もある。
れたスプリングパツド押え部4bはテープガイド
ピン4の補強機能を発揮するので、従来一般の断
面円形の細長いテープガイドピンに比し強度は大
きくなり、したがつて本体ケース1の成形材料に
制約されることなく、垂直精度の良いテープガイ
ドピン4をその本体ケース1の内面から一体に突
出成形することができる利点もある。
この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づき説明する。
づき説明する。
第1図および第2図において、プラスチツク製
の本体ケース1の前壁2の左右方向中央に開口さ
れたヘツド挿入窓3の内部左右に、一対のテープ
ガイドピン4,4を対称に突設するとともに、こ
のテープガイドピン4,4の後方に平面視コ字状
の遮磁板5を配置する。遮磁板5は、本体ケース
1の内面上においてヘツド挿入窓3とテープ収容
室12とを仕切る隔壁13とこの前方左右に設け
た遮磁板押えリブ14,14との間に嵌入して垂
直姿勢に保持固定される。この遮磁板5の左右端
から前方へ突設した折曲片5a,5aがスプリン
グパツド受け部10,10に利用される。
の本体ケース1の前壁2の左右方向中央に開口さ
れたヘツド挿入窓3の内部左右に、一対のテープ
ガイドピン4,4を対称に突設するとともに、こ
のテープガイドピン4,4の後方に平面視コ字状
の遮磁板5を配置する。遮磁板5は、本体ケース
1の内面上においてヘツド挿入窓3とテープ収容
室12とを仕切る隔壁13とこの前方左右に設け
た遮磁板押えリブ14,14との間に嵌入して垂
直姿勢に保持固定される。この遮磁板5の左右端
から前方へ突設した折曲片5a,5aがスプリン
グパツド受け部10,10に利用される。
スプリングパツド8は、前述した従来のものと
同様に板ばね6とこの前面中央に装着したパツド
7とからなり、前記テープガイドピン4,4と、
スプリングパツド受け部10として利用される前
記折曲片5a,5aとの間で挟持される。かかる
スプリングパツド8の挟持構造をとるために、本
体ケース1の内面から一体に突設するテープガイ
ドピン4は、その円周一部でテープTをガイドす
る円弧形のテープガイド部4aと、その円周一部
でスプリングパツド8の板ばね6に押圧接当する
円弧形のスプリングパツド押え部4bとを直線部
4c,4dで結んだ形の断面形状に形成される。
テープガイド部4aの円弧中心O1は遮磁板5の
折曲片5aのほぼ前方位置に設定するが、スプリ
ングパツド押え部4bは、板ばね6の前面におけ
るパツド7と折曲片5aとの間の中間部位に相当
する箇所を押圧接当するように、第1図に示すよ
うにその円弧中心O2を前記円弧中心O1の位置よ
り少し後方でかつヘツド挿入窓3の内方寄り方向
に偏した位置に設定する。第2図に示すようにス
プリングパツド押え部4bは折曲片5aの最先端
の位置より少し後方へ延出する位置に設定する。
同様に板ばね6とこの前面中央に装着したパツド
7とからなり、前記テープガイドピン4,4と、
スプリングパツド受け部10として利用される前
記折曲片5a,5aとの間で挟持される。かかる
スプリングパツド8の挟持構造をとるために、本
体ケース1の内面から一体に突設するテープガイ
ドピン4は、その円周一部でテープTをガイドす
る円弧形のテープガイド部4aと、その円周一部
でスプリングパツド8の板ばね6に押圧接当する
円弧形のスプリングパツド押え部4bとを直線部
4c,4dで結んだ形の断面形状に形成される。
テープガイド部4aの円弧中心O1は遮磁板5の
折曲片5aのほぼ前方位置に設定するが、スプリ
ングパツド押え部4bは、板ばね6の前面におけ
るパツド7と折曲片5aとの間の中間部位に相当
する箇所を押圧接当するように、第1図に示すよ
うにその円弧中心O2を前記円弧中心O1の位置よ
り少し後方でかつヘツド挿入窓3の内方寄り方向
に偏した位置に設定する。第2図に示すようにス
プリングパツド押え部4bは折曲片5aの最先端
の位置より少し後方へ延出する位置に設定する。
かくして、スプリングパツド8はスプリングパ
ツド押え部4b,4bとスプリングパツド受け部
たる折曲片5a,5aとの間に挿入すると、板ば
ね6の前面におけるパツド7と折曲片5aとの間
の中間位置に対応する箇所がスプリングパツド押
え部4bで後方へ少し押され切味となる状態で、
該押え部4bと折曲片5aとの間に挟持されて前
後方向、左右方向および上下方向のガタつきのな
いものとなる。
ツド押え部4b,4bとスプリングパツド受け部
たる折曲片5a,5aとの間に挿入すると、板ば
ね6の前面におけるパツド7と折曲片5aとの間
の中間位置に対応する箇所がスプリングパツド押
え部4bで後方へ少し押され切味となる状態で、
該押え部4bと折曲片5aとの間に挟持されて前
後方向、左右方向および上下方向のガタつきのな
いものとなる。
なお、スプリングパツド8の左右端の折曲片6
a,6aは前記折曲片5a,5aの外側に位置さ
せる。また、スプリングパツド押え部4bの上端
には第2図に示すようにテーパー17をつけてス
プリングパツド8の挿入を容易にしている。
a,6aは前記折曲片5a,5aの外側に位置さ
せる。また、スプリングパツド押え部4bの上端
には第2図に示すようにテーパー17をつけてス
プリングパツド8の挿入を容易にしている。
因みに、上記のようにスプリングパツド押え部
4bでスプリングパツド8を後方へ押圧接当する
ことにより遮磁板5が後方の隔壁13に押えつけ
られるため、遮磁板5はそのスプリングパツド押
え部4bと隔壁13間で固定されるようにしても
よいが、上記実施例のごとく遮磁板5はこれ単独
で隔壁13と遮磁板押えリブ14との間で固定す
ることがスプリングパツド8のガタつきをより確
実に防止するうえで有利である。
4bでスプリングパツド8を後方へ押圧接当する
ことにより遮磁板5が後方の隔壁13に押えつけ
られるため、遮磁板5はそのスプリングパツド押
え部4bと隔壁13間で固定されるようにしても
よいが、上記実施例のごとく遮磁板5はこれ単独
で隔壁13と遮磁板押えリブ14との間で固定す
ることがスプリングパツド8のガタつきをより確
実に防止するうえで有利である。
いま、第1図に示すように録音または再生のた
めのヘツドHがヘツド挿入窓3に挿入されると、
スプリングパツド8はヘツドHに押されてスプリ
ングパツド受け部10たる折曲片5a,5aを支
点にして後方へ撓み、その反発力によつてパツド
7がテープTをヘツドHに圧接することになる。
この場合、スプリングパツド押え部4bはスプリ
ングパツド受け部16よりヘツド挿入窓3の内部
方向へ少しずれた位置にあるので、スプリングパ
ツド8の板ばね6の撓みに伴いその板ばね6がス
プリングパツド押え部4bから離れ、パツド圧に
変動を来すようなことがない。
めのヘツドHがヘツド挿入窓3に挿入されると、
スプリングパツド8はヘツドHに押されてスプリ
ングパツド受け部10たる折曲片5a,5aを支
点にして後方へ撓み、その反発力によつてパツド
7がテープTをヘツドHに圧接することになる。
この場合、スプリングパツド押え部4bはスプリ
ングパツド受け部16よりヘツド挿入窓3の内部
方向へ少しずれた位置にあるので、スプリングパ
ツド8の板ばね6の撓みに伴いその板ばね6がス
プリングパツド押え部4bから離れ、パツド圧に
変動を来すようなことがない。
なお、ヘツド挿入時、テープTがテープガイド
ピン4のヘツド挿入窓3に面する側にできるだけ
摺接することのないように、第1図に示すように
テープガイドピン4の直線部4cはテープパスラ
インLより離れるように形成してある。
ピン4のヘツド挿入窓3に面する側にできるだけ
摺接することのないように、第1図に示すように
テープガイドピン4の直線部4cはテープパスラ
インLより離れるように形成してある。
第3図はスプリングパツド受け部10の変形実
施例を示しており、遮磁板5の折曲部5aとは別
に、専用のスプリングパツド受け部10を本体ケ
ース1の内面から一体に突設したものである。
施例を示しており、遮磁板5の折曲部5aとは別
に、専用のスプリングパツド受け部10を本体ケ
ース1の内面から一体に突設したものである。
第4図はテープガイドピン4の断面形状の変形
実施例を示しており、スプリングパツド押え部4
bの円弧の曲率半径はテープガイド部4aのそれ
よりも小さい形とする楕円形状に形成してある。
実施例を示しており、スプリングパツド押え部4
bの円弧の曲率半径はテープガイド部4aのそれ
よりも小さい形とする楕円形状に形成してある。
その他、遮磁板5の折曲部5aの端縁5bは第
2図に示すように円弧状に形成すること、または
垂直縁状に形成することは任意である。
2図に示すように円弧状に形成すること、または
垂直縁状に形成することは任意である。
第1図および第2図は本考案に係るテープカー
トリツジの一実施例を示しており、第1図は要部
平面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図
である。第3図は本考案に係るテープカートリツ
ジの別実施例を示す要部平面図である。第4図は
本考案に係るテープカートリツジの更に別実施例
を示すテープガイドピンの平面図である。第5図
ないし第7図は従来例のテープカートリツジを示
しており、第5図は全体の内部平面図、第6図は
要部平面図、第7図は第6図におけるB−B線断
面図である。第8図は更に別の従来例のテープカ
ートリツジを示す要部の平面図である。 1……本体ケース、3……ヘツド挿入窓、4…
…テープガイドピン、4b……スプリングパツド
押え部、6……板ばね、7……パツド、8……ス
プリングパツド、10……スプリングパツド受け
部。
トリツジの一実施例を示しており、第1図は要部
平面図、第2図は第1図におけるA−A線断面図
である。第3図は本考案に係るテープカートリツ
ジの別実施例を示す要部平面図である。第4図は
本考案に係るテープカートリツジの更に別実施例
を示すテープガイドピンの平面図である。第5図
ないし第7図は従来例のテープカートリツジを示
しており、第5図は全体の内部平面図、第6図は
要部平面図、第7図は第6図におけるB−B線断
面図である。第8図は更に別の従来例のテープカ
ートリツジを示す要部の平面図である。 1……本体ケース、3……ヘツド挿入窓、4…
…テープガイドピン、4b……スプリングパツド
押え部、6……板ばね、7……パツド、8……ス
プリングパツド、10……スプリングパツド受け
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース1の前面側に開口したヘツド挿入窓
3の内部に、左右1対のテープガイドピン4,4
とスプリングパツド受け部10,10とが前後に
配して設けられてなり、 板ばね6とこれの前面中央に装着されたパツド
7とからなるスプリングパツド8が前記テープガ
イドピン4とスプリングパツド受け部10との間
に配置されてなり、 テープガイドピン4の周面後部に、板ばね6の
前面におけるパツド7とスプリングパツド受け部
10間の中間部位に相当する箇所に対し押圧接当
するスプリングパツド押え部4bが一体に形成さ
れてなり、 ヘツド挿入窓3にデツキ側のヘツドHが非挿入
状態の不使用時には、スプリングパツド押え部4
bとスプリングパツド受け部10間で板ばね6が
挟持されており、 ヘツド挿入窓3にデツキ側のヘツドHが挿入状
態の使用時には、板ばね6がスプリングパツド押
え部4bから離れるようにしたことを特徴とする
テープカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987041148U JPH0548308Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987041148U JPH0548308Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63149481U JPS63149481U (ja) | 1988-10-03 |
JPH0548308Y2 true JPH0548308Y2 (ja) | 1993-12-22 |
Family
ID=30855880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987041148U Expired - Lifetime JPH0548308Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548308Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54119322U (ja) * | 1978-02-09 | 1979-08-21 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP1987041148U patent/JPH0548308Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63149481U (ja) | 1988-10-03 |
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