JP2527881Y2 - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JP2527881Y2 JP2527881Y2 JP1987001066U JP106687U JP2527881Y2 JP 2527881 Y2 JP2527881 Y2 JP 2527881Y2 JP 1987001066 U JP1987001066 U JP 1987001066U JP 106687 U JP106687 U JP 106687U JP 2527881 Y2 JP2527881 Y2 JP 2527881Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hold
- case
- magnetic head
- pair
- spring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁気ヘッドに関し、特にホールドケースの
撓み防止構造に関する。
撓み防止構造に関する。
〔従来の技術〕 従来、磁気ヘッドにおいては、ホールドケースの外表
面側のほぼ中央位置に形成した凹部に板ばね部材を挿入
してホールドケースをシールドケース内に嵌合させるこ
とにより、板ばね部材の弾性力によりホールドケースを
シールドケース内で位置決めして固定していた。
面側のほぼ中央位置に形成した凹部に板ばね部材を挿入
してホールドケースをシールドケース内に嵌合させるこ
とにより、板ばね部材の弾性力によりホールドケースを
シールドケース内で位置決めして固定していた。
上述したように従来の磁気ヘッドにおいては、ホール
ドケースの位置決めのために板ばね部材によりホールド
ケースのほぼ中央位置を押圧するようになっていたの
で、この押圧力によりホールドケースが変形するという
問題点があった。
ドケースの位置決めのために板ばね部材によりホールド
ケースのほぼ中央位置を押圧するようになっていたの
で、この押圧力によりホールドケースが変形するという
問題点があった。
特に、ホールドケースが中央位置で内方に向けて撓み
やすく、このためにホールドケースの左右両端部が開い
て磁気コアにおけるギャップ開きを引き起こし磁気ヘッ
ドの特性が劣化するなどの問題点があった。
やすく、このためにホールドケースの左右両端部が開い
て磁気コアにおけるギャップ開きを引き起こし磁気ヘッ
ドの特性が劣化するなどの問題点があった。
本考案の目的は、上述の点に鑑み、一対のホールドケ
ースの内側に相対接する撓み防止用突部を形成して、板
ばね部材等による押圧を受けてもホールドケースが撓む
ことのないようにした磁気ヘッドを提供することにあ
る。
ースの内側に相対接する撓み防止用突部を形成して、板
ばね部材等による押圧を受けてもホールドケースが撓む
ことのないようにした磁気ヘッドを提供することにあ
る。
本考案の磁気ヘッドは、長手方向の両端部付近に磁気
コアをそれぞれ収納し、これら磁気コアのギャップ形成
面が突き合わせられるようにケース内にばね部材によっ
て付勢されて配置される一対のホールドケースを備える
磁気ヘッドにおいて、前記一対のホールドケースの内面
のほぼ中央位置に、配置状態で相対接する撓み防止用突
部をそれぞれ設けて前記一対のホールドケースの撓みを
防止するようにしたことを特徴とする。
コアをそれぞれ収納し、これら磁気コアのギャップ形成
面が突き合わせられるようにケース内にばね部材によっ
て付勢されて配置される一対のホールドケースを備える
磁気ヘッドにおいて、前記一対のホールドケースの内面
のほぼ中央位置に、配置状態で相対接する撓み防止用突
部をそれぞれ設けて前記一対のホールドケースの撓みを
防止するようにしたことを特徴とする。
本考案の磁気ヘッドでは、一対のホールドケースの内
面に配置状態で相対接するように設けられた一対の撓み
防止用突部がホールドケースの内側への変形を防止す
る。
面に配置状態で相対接するように設けられた一対の撓み
防止用突部がホールドケースの内側への変形を防止す
る。
次に、本考案について図面を参照しながら説明する。
第1図(a)〜(c)は、本考案の一実施例に係る磁
気ヘッドの縦断面図,横断面図および下面図である。な
お、第1図(b)は、第1図(c)の下面図中のb−b
線での横断面図である。本実施例の磁気ヘッドは、左右
一対の磁気コア11aおよび11b,シールド板12等からなる
記録再生チャンネル構成部材1と、消去コア21等からな
る消去チャンネル構成部材2と、これらチャンネル構成
部材1および2をホールドするパーマロイ等の非磁性材
でなる一対のホールドケース3aおよび3bと、ホールドケ
ース3aおよび3bを収納するシールドケース4と、一方の
ホールドケース3aとシールドケース4との間に介挿され
た結合ばね部材5とから構成されている。
気ヘッドの縦断面図,横断面図および下面図である。な
お、第1図(b)は、第1図(c)の下面図中のb−b
線での横断面図である。本実施例の磁気ヘッドは、左右
一対の磁気コア11aおよび11b,シールド板12等からなる
記録再生チャンネル構成部材1と、消去コア21等からな
る消去チャンネル構成部材2と、これらチャンネル構成
部材1および2をホールドするパーマロイ等の非磁性材
でなる一対のホールドケース3aおよび3bと、ホールドケ
ース3aおよび3bを収納するシールドケース4と、一方の
ホールドケース3aとシールドケース4との間に介挿され
た結合ばね部材5とから構成されている。
結合ばね部材5は、ステンレス鋼板等により形成され
ていて、本実施例の磁気ヘッドと他の磁気ヘッドとを機
械的に結合する役目をするものであるが、本実施例の磁
気ヘッドでは、一方のホールドケース3aを押圧して一対
のホールドケース3aおよび3bをシールドケース4内で位
置決めして固定する役目も兼用している。
ていて、本実施例の磁気ヘッドと他の磁気ヘッドとを機
械的に結合する役目をするものであるが、本実施例の磁
気ヘッドでは、一方のホールドケース3aを押圧して一対
のホールドケース3aおよび3bをシールドケース4内で位
置決めして固定する役目も兼用している。
一対のホールドケース3aおよび3bの内面のほぼ中央位
置には、配置状態で相対接するように一対の撓み防止用
突部31aおよび31bが形成されている。
置には、配置状態で相対接するように一対の撓み防止用
突部31aおよび31bが形成されている。
また、一方のホールドケース3aの外面のほぼ中央位置
には、第2図に示すように、下位から上位に到るほど外
方に近づく斜面32aを有するテーパ状凹部32が撓み防止
用突部31aに対応するように設けられていて、この凹部3
2内には結合ばね部材5の一端部に起立するように設け
られた起立片51が強嵌合されるようになっている。
には、第2図に示すように、下位から上位に到るほど外
方に近づく斜面32aを有するテーパ状凹部32が撓み防止
用突部31aに対応するように設けられていて、この凹部3
2内には結合ばね部材5の一端部に起立するように設け
られた起立片51が強嵌合されるようになっている。
結合ばね部材5の起立片51には、第3図に示すよう
に、外面上部寄りに左右一対の楔状突起51aおよび51b
と、外面中央部に縦長の長円状突起51cとが形成されて
いる。
に、外面上部寄りに左右一対の楔状突起51aおよび51b
と、外面中央部に縦長の長円状突起51cとが形成されて
いる。
このように構成された本実施例の磁気ヘッドを組み立
てるために、記録再生チャンネル構成部材1および消去
チャンネル構成部材2を収納したホールドケース3aおよ
び3bをシールドケース4内に嵌合させた後に、結合ばね
部材5の起立片51をシールドケース4を介して下面側か
らテーパ状凹部32内に強嵌合すると、楔状突起51a,51b
および長円状突起51cが凹部32の斜面32aを押圧して、す
なわちホールドケース3aを押圧してホールドケース3aお
よび3bがシールドケース4内で位置決めされて固定され
る。
てるために、記録再生チャンネル構成部材1および消去
チャンネル構成部材2を収納したホールドケース3aおよ
び3bをシールドケース4内に嵌合させた後に、結合ばね
部材5の起立片51をシールドケース4を介して下面側か
らテーパ状凹部32内に強嵌合すると、楔状突起51a,51b
および長円状突起51cが凹部32の斜面32aを押圧して、す
なわちホールドケース3aを押圧してホールドケース3aお
よび3bがシールドケース4内で位置決めされて固定され
る。
この結合ばね部材5の起立片51をシールドケース4を
介して下側からテーパ状凹部32内に強嵌合した状態で
は、結合ばね部材5によりホールドケース3aに強い力が
作用するが、ホールドケース3aは撓み防止用突部31a,31
bを介してホールドケース3bおよびシールドケース4に
よってその撓みを防止される。
介して下側からテーパ状凹部32内に強嵌合した状態で
は、結合ばね部材5によりホールドケース3aに強い力が
作用するが、ホールドケース3aは撓み防止用突部31a,31
bを介してホールドケース3bおよびシールドケース4に
よってその撓みを防止される。
なお、上記実施例では、ホールドケース3aおよび3bを
結合ばね部材5の弾性力によりシールドケース4内で押
圧して位置決め固定するようにしたが、従来の磁気ヘッ
ドのように独立の板ばね部材を用いてホールドケースを
シールドケース内で位置決め固定するような場合にも本
考案が同様に適用できることはいうまでもない。
結合ばね部材5の弾性力によりシールドケース4内で押
圧して位置決め固定するようにしたが、従来の磁気ヘッ
ドのように独立の板ばね部材を用いてホールドケースを
シールドケース内で位置決め固定するような場合にも本
考案が同様に適用できることはいうまでもない。
以上説明したように、本考案によれば、一対のホール
ドケースの内面に配置状態で相対接する撓み防止用突部
を設けたことにより、ばね部材あるいは結合ばね部材で
ホールドケースを押圧してもホールドケースが撓むこと
がなくなり、磁気コアにおけるギャップ開きが発生せ
ず、したがって磁気ヘッドの特性の劣化が生じないとい
う効果がある。
ドケースの内面に配置状態で相対接する撓み防止用突部
を設けたことにより、ばね部材あるいは結合ばね部材で
ホールドケースを押圧してもホールドケースが撓むこと
がなくなり、磁気コアにおけるギャップ開きが発生せ
ず、したがって磁気ヘッドの特性の劣化が生じないとい
う効果がある。
第1図(a)〜(c)は、本考案の一実施例の磁気ヘッ
ドを示す縦断面図,横断面図および下面図、 第2図は、第1図中に示したホールドケースの要部を示
す拡大斜視図、 第3図は、第1図中に示した結合ばね部材の要部を示す
拡大斜視図である。 図において、 1……記録再生チャンネル構成部材、2……消去チャン
ネル構成部材、3a,3b……ホールドケース、4……シー
ルドケース、5……結合ばね部材、11a,11b……磁気コ
ア、12……シールド板、21……消去コア、31a,31b……
撓み防止用突部、32……テーパ状凹部、32a……斜面、5
1……起立片、51a,51b……楔状突起、51c……長円状突
起である。
ドを示す縦断面図,横断面図および下面図、 第2図は、第1図中に示したホールドケースの要部を示
す拡大斜視図、 第3図は、第1図中に示した結合ばね部材の要部を示す
拡大斜視図である。 図において、 1……記録再生チャンネル構成部材、2……消去チャン
ネル構成部材、3a,3b……ホールドケース、4……シー
ルドケース、5……結合ばね部材、11a,11b……磁気コ
ア、12……シールド板、21……消去コア、31a,31b……
撓み防止用突部、32……テーパ状凹部、32a……斜面、5
1……起立片、51a,51b……楔状突起、51c……長円状突
起である。
Claims (1)
- 【請求項1】長手方向の両端部付近に磁気コアをそれぞ
れ収納し、これら磁気コアのギャップ形成面が突き合わ
せられるようにケース内にばね部材によって付勢されて
配置される一対のホールドケースを備える磁気ヘッドに
おいて、 前記一対のホールドケースの内面のほぼ中央位置に、配
置状態で相対接する撓み防止用突部をそれぞれ設けて前
記一対のホールドケースの撓みを防止するようにしたこ
とを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987001066U JP2527881Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 磁気ヘツド |
KR2019870018058U KR920000289Y1 (ko) | 1987-01-06 | 1987-10-23 | 자기헤드 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987001066U JP2527881Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176907U JPS63176907U (ja) | 1988-11-16 |
JP2527881Y2 true JP2527881Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=33446491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987001066U Expired - Lifetime JP2527881Y2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-09 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527881Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842513U (ja) * | 1971-09-22 | 1973-05-31 | ||
JPS5699619U (ja) * | 1979-12-26 | 1981-08-06 | ||
JPS6319927Y2 (ja) * | 1980-11-11 | 1988-06-03 | ||
JPS58133617A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-09 | Canon Electronics Inc | 磁気ヘツド |
-
1987
- 1987-01-09 JP JP1987001066U patent/JP2527881Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176907U (ja) | 1988-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4496118A (en) | Magnetic tape cassette | |
JP2527881Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0772987B2 (ja) | デイスクカートリツジ | |
US4293885A (en) | Pad spring for a tape cassette | |
KR930000079B1 (ko) | 비디오 카세트 | |
JPH0337126Y2 (ja) | ||
JPS58155677U (ja) | 磁気シ−トジヤケツトのシヤツタ−板 | |
KR920000289Y1 (ko) | 자기헤드 | |
JPS6245289Y2 (ja) | ||
JPS62168104U (ja) | ||
JP2537006Y2 (ja) | ディスクカセット | |
JPS599404Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0237124Y2 (ja) | ||
JP2552268B2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS629586Y2 (ja) | ||
JPH09212806A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS6060087U (ja) | ディスクカートリッジ | |
JPH04101975U (ja) | 磁気テープカセツトシエル | |
JPH0732704U (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS58117111U (ja) | 時計バンド | |
JPS6120206A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
JPS58151907U (ja) | 複合磁気ヘツド | |
JPS60142876U (ja) | テ−プカ−トリツジ | |
JPS6020305A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS5995472U (ja) | テ−プカセツト |