JPH0237124Y2 - - Google Patents

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JPH0237124Y2
JPH0237124Y2 JP1197284U JP1197284U JPH0237124Y2 JP H0237124 Y2 JPH0237124 Y2 JP H0237124Y2 JP 1197284 U JP1197284 U JP 1197284U JP 1197284 U JP1197284 U JP 1197284U JP H0237124 Y2 JPH0237124 Y2 JP H0237124Y2
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JP1197284U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気記録再生媒体に対し情報を授受
する磁気ヘツドに関するものである。
フロツピーデイスクのような磁気記録再生媒体
に対し、情報を授受する磁気ヘツドにおいては、
消去ヘツドに対して磁気回路を形成するために、
消去用バツクバーが用いられていて、従来は、こ
のバツクバーを、消去磁気コアの脚部の上に載せ
た上、消去用のI形磁気コアに当接させて接合す
る方式を採用していた。
この点について、さらに具体的に説明するに、
第1図はかかる磁気ヘツドの一従来例を示してい
て、磁気ヘツド1は、符号2で示すジンバルばね
に取付けられるようになつている。第2図は、磁
気ヘツドを構成する記録再生磁気コアや消去磁気
コア等の部材の分解斜視図を示していて、記録再
生磁気コア3はI形コア5と、L形コア6とから
成り、これらには記録再生用のバツクバー7が接
続され、この接続により、ループ状の磁路、即
ち、記録再生ヘツドの磁気回路が構成されるよう
になつている。
記録再生磁気コア3のI形コア5には、一対の
脚片11A,11Bを有する第1の補強板11の
一方の脚片11Aが、板厚方向の外側面において
板厚を合致させるようにして接合されている。
消去磁気コア4はI形コア8と、L形コア9と
から成り、このうちのI形コア8には、一対の脚
片12A,12Bを有する第2の補強板12の一
方の脚片12Aが、板厚方向の外側面において板
厚を合致させるようにして接合されている。
記録再生磁気コア3のI形コア5の両側には、
第2の補強板12の脚片12Aが第3図に示す如
く接合配置されている。また、第1の補強板11
の他方の脚片11Bの両側には、消去磁気コア4
のL形コア9が第3図に示す如く接合配置されて
いる。第2図に示す構成部材は互に重ね合わさ
れ、この状態で、L形コア9の側には消去ヘツド
用のコイル13(第1図参照)が、L形コア6の
側には記録再生用のコイル14(第1図参照)が
それぞれ巻き付けられている。
ところで、このようにして構成される従来の磁
気ヘツドは、消去ヘツドの磁気回路形成用のバツ
クバー15が、第1図、第3図、第4図に示すよ
うに、消去用のL形コア9の上に載せられ、か
つ、消去用のI形コア8に接合されてL形コア9
やI形コア8に接着固定されるものとなつてい
て、この従来のものでは次に述べるような欠点が
あつた。
即ち、消去用バツクバー15をL形コア9の上
に載せるだけの方式であるため、バツクバーの位
置を決めにくい欠点がある。例えば、第3図に示
すように、バツクバー15が、第3図においてa
方向にずれたり、あるいは、b方向に傾斜したり
して接着されるおそれがあり、このような位置ず
れを生じると、例えば、特公昭58−43828号公報
に開示されるようなピボツト部がバツクバーに当
接してしまい、ジンバルばねの支持機能遂行上、
少なからぬ悪影響を与える。特に、記録再生媒体
のトラツク密度が高められると、バツクバーとピ
ボツトとの間〓がさらに狭まり、上記点がさらに
助長される。また、このような点に対処するため
に、バツクバーの位置決めを精度良く行なおうと
すると、この種の位置決め作業が極めて面倒なも
のとなる。
本考案は、上記点に鑑みなされたものであつ
て、消去用バツクバーの位置決めを容易に行なえ
るようにして、その位置決めに関する作業性をよ
り向上させるようにした磁気ヘツドを提供するこ
とを目的とする。
以下、第5図以降の各図をもつて本考案を説明
するに、この説明にあたつて、従来例の部材と同
一の機能を達成するものについては便宜上、同一
の符号を使用する。
第5図において、第1の補強板11の他方の脚
片11Bは、この縦方向の長さに関して、消去磁
気コア4のL形コア9の脚の長さよりも短かくな
つていて、これにより、L形コア9,9の間には
脚片11Bの板厚に相当する巾の空〓17が形成
される。この空〓と、第6図に示す消去磁気コア
4のI形コア8,8間に形成される空〓とには、
L形状の消去用バツクバー25が嵌入せられ、こ
の状態で第5図において、A部部分およびB部分
が接着剤により接着されるようになつている。
このようにして、L形コア9と、I形コア8と
の間に、バツクバー25が介設されることによ
り、消去ヘツドの磁気回路が構成されるようにな
つている。
脚片11A,11Bを有する第1の補強板11
は記録再生ヘツドのスライダー部分を、また、脚
片12A,12Bを有する第2の補強板12は消
去ヘツドのスライダー部分をそれぞれ構成し、消
去用バツクバー25は、消去磁気コア4のL形コ
ア9と、記録再生ヘツドの上記スライダー部分
(符号11Bで示す部分)とで位置決めされるよ
うになつている。
かかる構成によれば、消去用バツクバー25を
前述した空〓に嵌め込む方式であるから、消去用
バツクバー25が、a方向(第3図参照)にずれ
たり、あるいは、b方向に傾斜したりして接着さ
れるおそれがなく、よつて、当該バツクバーと、
図示されないピボツトとの間隔が正確に余裕のあ
るクリアランスをもつて確保されることにより、
バツクバーがピボツトに当接するおそれがなく、
トラツク密度が高められても、これに充分に対処
することができる。また、バツクバーの微妙な位
置決めを何ら行なう必要がなく、この種の作業性
を頗る向上させることができる。
第7図および第8図に示す実施例は、両I形コ
ア8と、第1の補強板11の脚片11Aとの各側
面を同一面とし、この面に図のような形状のバツ
クバー35の外側面を接触させると共に、そのバ
ツクバー35を両L形コア9,9間に嵌入させる
ようにしたものであり、この実施例においても、
前述した実施例と同様の機能を達成するこができ
る。なお、かかる消去用バツクバーの形状として
は、この他、単純な矩形状のものであつてもよ
く、要するに、消去磁気コアの脚部間に嵌入でき
るようなものであれば、その形状を何ら問うこと
はない。
以上、本考案は、消去磁気コアの脚部間に空〓
を設け、この空〓に消去用バツクバーを差し込む
ようにして、消去用バツクバーの位置決めを行な
うようにしたものであるから、その位置決めに関
する作業性を著しく向上させることができ、消去
用バツクバーの取付けを精度良く行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気ヘツドの構成図、第2図は
同上磁気ヘツドの分解斜視図、第3図は同上磁気
ヘツドの脚部周辺部の斜視図、第4図は同上磁気
ヘツドの脚部周辺部の平面図、第5図は本考案実
施例に係る磁気ヘツドの脚部周辺部の斜視図、第
6図は同上磁気ヘツドの脚部周辺部の平面図、第
7図は本考案別実施例に係る磁気ヘツドの脚部周
辺部の斜視図、第8図は同上磁気ヘツドの脚部周
辺部の平面図である。 3……記録再生磁気コア、4……消去磁気コ
ア、11……第1の補強板、11A,11B……
脚片、12……第2の補強板、17……空〓、2
5,35……消去用バツクバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録再生磁気コアに第1の補強板を、消去磁気
    コアに第2の補強板を板厚方向の側面において板
    厚を合致させてそれぞれ接合し、記録再生磁気コ
    アの両側に第2の補強板を、第1の補強板の両側
    に消去磁気コアをそれぞれ接合配置し、上記第1
    の補強板の長さを消去磁気コアよりも短くして消
    去磁気コア間に空〓を設け、該空〓に消去ヘツド
    の磁気回路を構成する消去用バツクバーを嵌入固
    着したことを特徴とする磁気ヘツド。
JP1197284U 1984-01-31 1984-01-31 磁気ヘツド Granted JPS60127616U (ja)

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JP1197284U JPS60127616U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 磁気ヘツド

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JPS60127616U JPS60127616U (ja) 1985-08-27
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