JP3017185B1 - 電池パックロック機構 - Google Patents

電池パックロック機構

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JP3017185B1
JP3017185B1 JP10296319A JP29631998A JP3017185B1 JP 3017185 B1 JP3017185 B1 JP 3017185B1 JP 10296319 A JP10296319 A JP 10296319A JP 29631998 A JP29631998 A JP 29631998A JP 3017185 B1 JP3017185 B1 JP 3017185B1
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく、電池パックを確
実に固定する。 【解決手段】 携帯電話機の電池パック収容部10に収
容された電池パック14を固定するものであり、収容部
10の縁部16に配設され収容部10に対し出没可能に
支持されたロックツマミ18と、収容部10の方向にロ
ックツマミ18を付勢するスプリング20とを備えてい
る。ロックツマミ18の先端部24は収容部10内に突
出し、電池パック14は、収容部10に収容された状態
で縁部16に対向する側部32に、ロックツマミ18の
先端部24が嵌合する嵌合凹部34を有し、ロックツマ
ミ18の先端部24が嵌合凹部34に嵌合した状態で先
端部24の下面36と対向する側の嵌合凹部側壁34A
の奥部には、先端部24下面の先端箇所が当接し奥側ほ
ど側壁38から高くなる傾斜部40が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に収容し
た電池パックを固定する電池パックロック機構、および
電子機器に収容して使用する電池パックに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話機では電池パックを本体
の収容部に収容して電源としている。収容部に収容され
た電池パックは所定のロック機構によって収容部からの
離脱が阻止され、本体に固定されている。図9はこのよ
うな従来の電池パックロック機構の一例を示す要部断面
側面図である。図9に示したように、電池パック102
は側部に嵌合凹部104を有し、電池パック102を携
帯電話機106の収容部108に収容したとき、嵌合凹
部104にロックツマミ110の先端部112が嵌合
し、電池パック102の収容部108からの離脱が阻止
される構造となっている。ロックツマミ110は、収容
部108の縁部114に配設され、収容部108に対し
て出没可能に支持され、スプリング116により先端部
112が収容部108内に突出する方向に付勢されてい
る。そして、先端部112が嵌合凹部104に嵌合して
いる状態では、先端部112の下面118が嵌合凹部1
04の側壁120に当接し、電池パック102の収容部
108からの離脱が阻止される。
【0003】ところで、図9に示した電池パックロック
機構では、製造上のバラツキで先端部112が嵌合凹部
104に嵌合できなくなることを避けるため、先端部1
12が嵌合凹部104に嵌合した状態で先端部112の
下面118と嵌合凹部104の上記側壁120との間に
ある程度の隙間(クリアランス)が形成されるように設
計される。しかしその結果、上記隙間が、時に製造上の
バラツキなどで必要以上に大きくなる場合があり、電池
パック102が収容部108に確実に固定されず、電池
パック102の厚さ方向でガタツキを生じてしまうこと
があった。
【0004】このガタツキの問題を解決するため、例え
ばロックツマミ110の先端部112の下面118を、
先端部112の基部から先端にかけてしだいに上昇する
傾斜面とし、この傾斜面を嵌合凹部104の下側の縁に
当接させることで凹部の下側の縁を下方に押下する構造
とすることも可能である。しかし、そのような構造とし
た場合には、電池パック102を外そうとする力が電池
パック102に加わった場合、先端部112には先端部
112が後退する方向に力が作用し、電池パック102
が簡単に外れてしまうという問題が発生する。
【0005】また、電池パックのガタツキを防止すべ
く、特開平9−7567号公報には、電池パック側部と
収容部内壁との間に弾性部材を介在させる方法が開示さ
れている。しかし、この方法では、弾性部材を設ける必
要があり、また、長年使用する間に弾性部材の弾性力が
減弱して十分な効果を発揮しなくなる可能性があため、
いまだ改善の余地がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたもので、その目的は、部品
点数を増やすことなく、確実に電池パックを固定できる
電池パックロック機構を提供することにある。また、本
発明の他の目的は、ロック機構の部品点数を増やすこと
なく、確実に固定することが可能な電池パックを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電子機器の電池パック収容部に収容された
電池パックを固定する電池パックロック機構であって、
前記収容部の開放部の縁部に配設され収容部に対し出没
可能に支持されたロックツマミと、前記収容部の方向に
前記ロックツマミを付勢するスプリングとを備え、前記
ロックツマミの先端部は常時は前記ロックツマミが前記
スプリングにより付勢されることで前記収容部内に突出
し、前記電池パックは、前記収容部に収容された状態で
前記縁部側となる前記電池パックの側部に、前記ロック
ツマミの前記先端部が嵌合する嵌合凹部を有し、前記嵌
合凹部の奥部において、前記電池パックが前記収容部に
収容された状態で前記収容部の底部側となる前記嵌合凹
部の側壁上に、前記嵌合凹部の奥側ほど前記側壁から高
くなる傾斜部が形成されており、前記ロックツマミの前
記先端部が前記嵌合凹部に嵌合した状態で前記嵌合凹部
の前記側壁に対向する、前記ロックツマミの前記先端部
下面は前記先端部の突出方向とほぼ平行にそれぞれ延在
して相互に段を成す嵌合面と嵌合補助面とを含み、前記
嵌合補助面は前記先端部の突出方向を基準にした前記嵌
合面の側部で前記嵌合面より前記側壁側にわずかに近い
位置に延在し、前記嵌合凹部内の前記傾斜部は、前記ロ
ックツマミの前記先端部が前記嵌合凹部に嵌合した状態
で、前記嵌合面の、前記先端部の先端側の辺部に対向す
る範囲内に形成されて前記嵌合面の前記辺部が前記傾斜
部に当接することを特徴とする。
【0008】本発明では、電池パックを収容部内に収容
した状態では、ロックツマミの先端部は、電池パック側
部の嵌合凹部内に突出し嵌合する。このとき、ロックツ
マミの先端部下面の上記辺部は、電池パックの嵌合凹部
内の傾斜部に当接し、ロックツマミ、したがって先端部
はスプリングにより電池パック側に押圧されている結
果、傾斜部には下方、すなわち収容部の底部方向への力
が作用し、電池パックは下面が収容部の底部に押しつけ
られて、ガタツクことなく収容部内に確実に固定され
る。また、電池パックがこのように収容部内に収容され
た状態で、電池パックを外す方向の力が電池パックに加
わったとしても、先端部の下面が嵌合凹部の前記側壁に
当接し、電池パックが上方に移動することが阻止され
る。したがって、ロックツマミを操作して先端部を後退
させない限り、電池パックが収容部から外れることはな
い。しかも、本発明では、ロックツマミの先端部の下面
に嵌合補助面が形成されているので、嵌合補助面が嵌合
凹部の上記側壁にただちに当接して、いっそう確実に電
池パックの離脱が阻止される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明による電池パ
ックロック機構および電池パックの一例を示す要部断面
側面図、図2は図1の電池パックロック機構を構成する
ロックツマミ先端部を示す下面図、図3は図1の電池パ
ックロック機構を備えた携帯電話機の一例を示す分解斜
視図、図4は図3の携帯電話機を構成する下側ケースを
示す平面図、図5は図4の下側ケースを示す裏面図、図
6は図1の電池パックを示す側面図、図7の(A)およ
び(B)は実施の形態例の電池パックを実施の形態例の
電池パックロック機構により固定する手順を示す説明図
である。
【0010】本実施の形態例の電池パックロック機構
は、図3などに示した電子機器としての携帯電話機2に
装備するものであり、携帯電話機2は上側ケース4と下
側ケース6とから成る。図3、図4に示したように、携
帯電話機2の下側ケース6の表面には、電池パックを収
容可能な大きさの凹部8が形成され、この凹部8が電池
パックの収容部10となっている。
【0011】そして、図1ないし図5に示したように、
本実施の形態例の電池パックロック機構12は、携帯電
話機2の下側ケース6に設けられた収容部10に電池パ
ック14を固定するものであり、収容部10の開放部の
縁部16に配設され収容部10に対し出没可能に支持さ
れたロックツマミ18と、収容部10の方向にロックツ
マミ18を付勢するスプリング20とを備えている。
【0012】ロックツマミ18は、収容部10の縁部1
6に形成され収容部10に連通する取り付け凹部22内
に収容され、ロックツマミ18の先端部24は収容部1
0内に突出している。ロックツマミ18の後部両側に
は、図2、図5に示したように、2本の脚部18Aが後
方に延設され、各脚部18Aの先端部外側には係合爪1
8Bが突設されている。一方、取り付け凹部22の対向
する側壁部22Aには内側に向けて爪係合部22Bが突
設されており、上記ロックツマミ18の係合爪18Bが
それぞれ爪係合部22Bに係合することで、ロックツマ
ミ18先端部24の収容部10内への突出量が規制され
ている。
【0013】また、図2、図1などに示したように、ロ
ックツマミ18の後部で脚部18Aの上方の箇所には、
脚部18Aとの間に間隔をおいて脚部18Aとほぼ平行
に板状の操作部18Cが延設されている。一方、取り付
け凹部22の奥部には、図1、図4、図5に示したよう
に、収容部10の方向に支持板22Cが延設されてい
る。そして、この支持板22Cが、脚部18Aと操作部
18Cとの間に介在されることで、ロックツマミ18は
操作部18Cの延在方向にのみ移動可能な状態で収容部
10の縁部16に支持されている。なお、ロックツマミ
18は、先端部24、脚部18A、ならびに操作部18
Cも含め全体を例えば合成樹脂による一体成形により作
製することができる。
【0014】スプリング20はコイルスプリングであ
り、ロックツマミ18の先端部24の基部側端面には先
端部24の突出方向と反対の方向に延在するピン26
(図1、図2)が形成され、スプリング20は、スプリ
ング20の内側にピン26を挿通した状態で固定され、
スプリング20の、ピン26側の端部は先端部24の基
部側端面28に当接し、ピン26の反対側の側部は、携
帯電話機2の下側ケース6に形成されたストッパ30に
当接している。
【0015】また、電池パック14には、図1、図6に
示したように、収容部10に収容された状態で縁部16
側となる側部32に、ロックツマミ18の先端部24が
嵌合する正面視略矩形の嵌合凹部34が形成されてい
る。そして、ロックツマミ18の先端部24が嵌合凹部
34に嵌合した状態で先端部24の下面36と対向する
側の嵌合凹部側壁34Aの奥部には、先端部24下面3
6の、嵌合凹部34奥部側の辺部が当接し奥側ほど側壁
から高くなる傾斜部40が形成されている。傾斜部40
の傾斜角度θは本実施の形態例では約45度に形成され
ている。電池パック14の少なくとも側部32側は嵌合
凹部34および傾斜部40を含め例えば合成樹脂による
一体成形により形成することができる。なお、図1およ
び図6において、符号42は嵌合凹部34の開口部の幅
を示し、符号44はその高さを示し、符号46はその奥
行きを示し、また、符号48は傾斜部40の幅を示し、
符号50はその高さを示し、符号52はその奥行きを示
している。
【0016】ロックツマミ18の先端部下面36は、図
2などに示したように、先端部24の突出方向とほぼ平
行に延在して相互に段を成す嵌合面54と嵌合補助面5
6とを含み、嵌合面54は先端部24下面のほぼ中央に
先端部24の突出方向に延在し、嵌合補助面56は先端
部24の突出方向を基準にした嵌合面54の両側部で嵌
合面54よりわずかに下方の位置(すなわち嵌合凹部3
4の側壁34Aにわずかに近い位置)に延在している
(図1)。したがって、嵌合面54および嵌合補助面5
6は、ロックツマミ18の先端部24が嵌合凹部34に
嵌合したとき嵌合凹部34の側壁34Aに対向してほぼ
平行に延在することになる。
【0017】そして、電池パック14の嵌合凹部34内
の上記傾斜部40は、図6に示したように、側壁34A
上の、図6における左右方向のほぼ中央に配置され、ロ
ックツマミ18の先端部24が嵌合凹部34に嵌合した
状態で、嵌合面54の、先端部24先端側の上記辺部に
対向する範囲内に形成されて、ロックツマミ18の先端
部24が嵌合凹部34に嵌合したとき、図1に示したよ
うに、嵌合面54の上記辺部が傾斜部40に当接する。
【0018】また、図4、図7に示したように、ロック
ツマミ18が配設された収容部縁部16と反対側におけ
る収容部の開放部の縁部8Aに、収容部10側に突出す
る係合部60が形成され、電池パック14は、図3、図
7に示したように、嵌合凹部34が形成された側部32
と反対側の側部62に、電池パック14を収容部10に
収容したとき係合部60に係合して電池パック14の収
容部10からの離脱を阻止する係合突起64を有してい
る。また、ロックツマミ18の先端部24の上面66
は、図1に示したように、先端に向かって下る方向に傾
斜し、電池パック14の側部32と下面36とが成す角
部68は面取りされている。
【0019】このような電池パックロック機構12を備
えた携帯電話機2に電池パック14を装着する場合に
は、図7の(A)に示したように、まず電池パック14
の端部62から収容部10内に収め、電池パック14の
係合突起64を収容部縁部8Aの係合部60に係合さ
せ、電池パック14の後部が上方および後方に移動して
電池パック14の後部が収容部10から離脱することが
阻止される状態とする。
【0020】次に、図7の(B)に示したように、電池
パック14を、端部62側を中心に下方に揺動させて
(矢印A)、まずロックツマミ18側の角部68が、ロ
ックツマミ18の先端部24上面66(図1)に当接し
た状態とし、その上でさらに下方に押下する。その結
果、ロックツマミ18の先端部24はスプリング20の
付勢力に抗していったん後退し(矢印B)、その後、電
池パック14が収容部10内に完全に収容されると、先
端部24はスプリング20の付勢力により嵌合凹部34
内に突出して嵌合し、電池パック14がロックされた状
態となる。
【0021】このとき、先端部24下面の嵌合面54の
先端箇所は、図1に示したように、嵌合凹部34内の傾
斜部40に当接しており、先端部24はスプリング20
により電池パック14側に押圧されている結果、傾斜部
40には矢印Cで示したように収容部10の底部側、し
たがって下方への力が作用し、電池パック14は、下面
が収容部10の底部に押しつけられるので、ガタツクこ
となく収容部10内に確実に固定される。
【0022】また、電池パック14がこのように収容部
10内に収容された状態で、電池パック14を外す方向
(矢印Cと反対の方向)の力が電池パック14に加わっ
たとしても、先端部24の嵌合面54の両側に形成され
ている嵌合補助面56が、嵌合凹部34の側壁34Aに
ただちに当接し、電池パック14の側部32側が上方に
移動することが阻止される。したがって、ロックツマミ
18を操作して先端部24を後退させない限り、電池パ
ック14が収容部10から外れることはない。そして、
本実施の形態例は上述のような構成であるから、新たに
部品を追加する必要がなく、また、経年変化により効果
が低下したり、失われるといったことがない。
【0023】なお、先端部24が傾斜部40をほぼ水平
に押圧して電池パック14がほぼ真下方向に押圧され、
電池パック14が効果的に収容部10の底部に押圧され
るようにするには傾斜部40の傾斜角度を上述のように
45度程度することが最適である。しかし、傾斜部40
の傾斜角度をこの値以外の値に設定しても、おおむね下
方への力を生成することは可能であり、同様に電池パッ
ク14を固定することができる。また、ロックツマミ1
8の先端部24の先端形状は、図1に示したような形状
とする以外にも、図8の(A)の断面図に示したように
下側の角部24Aを丸みを帯びた形状にしたり、あるい
は図8の(B)に示したように先端24B全体を球状に
形成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電子機器
の電池パック収容部に収容された電池パックを固定する
電池パックロック機構であって、前記収容部の開放部の
縁部に配設され収容部に対し出没可能に支持されたロッ
クツマミと、前記収容部の方向に前記ロックツマミを付
勢するスプリングとを備え、前記ロックツマミの先端部
は常時は前記ロックツマミが前記スプリングにより付勢
されることで前記収容部内に突出し、前記電池パック
は、前記収容部に収容された状態で前記縁部側となる前
記電池パックの側部に、前記ロックツマミの前記先端部
が嵌合する嵌合凹部を有し、前記嵌合凹部の奥部におい
て、前記電池パックが前記収容部に収容された状態で前
記収容部の底部側となる前記嵌合凹部の側壁上に、前記
嵌合凹部の奥側ほど前記側壁から高くなる傾斜部が形成
されており、前記ロックツマミの前記先端部が前記嵌合
凹部に嵌合した状態で前記嵌合凹部の前記側壁に対向す
る、前記ロックツマミの前記先端部下面は前記先端部の
突出方向とほぼ平行にそれぞれ延在して相互に段を成す
嵌合面と嵌合補助面とを含み、前記嵌合補助面は前記先
端部の突出方向を基準にした前記嵌合面の側部で前記嵌
合面より前記側壁側にわずかに近い位置に延在し、前記
嵌合凹部内の前記傾斜部は、前記ロックツマミの前記先
端部が前記嵌合凹部に嵌合した状態で、前記嵌合面の、
前記先端部の先端側の辺部に対向する範囲内に形成され
て前記嵌合面の前記辺部が前記傾斜部に当接することを
特徴とする。
【0025】本発明では、電池パックを収容部内に収容
した状態では、ロックツマミの先端部は、電池パック側
部の嵌合凹部内に突出し嵌合する。このとき、ロックツ
マミの先端部下面の上記辺部は、電池パックの嵌合凹部
内の傾斜部に当接し、ロックツマミ、したがって先端部
はスプリングにより電池パック側に押圧されている結
果、傾斜部には下方、すなわち収容部の底部方向への力
が作用し、電池パックは下面が収容部の底部に押しつけ
られて、ガタツクことなく収容部内に確実に固定され
る。また、電池パックがこのように収容部内に収容され
た状態で、電池パックを外す方向の力が電池パックに加
わったとしても、先端部の下面が嵌合凹部の前記側壁に
当接し、電池パックが上方に移動することが阻止され
る。したがって、ロックツマミを操作して先端部を後退
させない限り、電池パックが収容部から外れることはな
い。しかも、本発明では、ロックツマミの先端部の下面
に嵌合補助面が形成されているので、嵌合補助面が嵌合
凹部の上記側壁にただちに当接して、いっそう確実に電
池パックの離脱が阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池パックロック機構および電池
パックの一例を示す要部断面側面図である。
【図2】図1の電池パックロック機構を構成するロック
ツマミ先端部を示す下面図である。
【図3】図1の電池パックロック機構を備えた携帯電話
機の一例を示す分解斜視図である。
【図4】図3の携帯電話機を構成する下側ケースを示す
平面図である。
【図5】図4の下側ケースを示す裏面図である。
【図6】図1の電池パックを示す側面図である。
【図7】(A)および(B)は実施の形態例の電池パッ
クを実施の形態例の電池パックロック機構により固定す
る手順を示す説明図である。
【図8】(A)および(B)は他の実施の形態例の電池
パックロック機構を構成するロックツマミの先端部を示
す部分断面側面図である。
【図9】従来の電池パックロック機構の一例を示す要部
断面側面図である。
【符号の説明】
2……携帯電話機、4……上側ケース、6……下側ケー
ス、8……凹部、10……収容部、12……電池パック
ロック機構、14……電池パック、16……縁部、18
……ロックツマミ、20……スプリング、22……取り
付け凹部、24……先端部、26……ピン、28……基
部側端面、30……ストッパ、32……側部、34……
嵌合凹部、36……下面、38……側壁、40……傾斜
部、42……幅、44……高さ、46……奥行き、48
……幅、50……高さ、52……奥行き、54……嵌合
面、56……嵌合補助面、58……縁部、60……係合
部、62……端部、64……係合突起、66……上面、
68……角部、102……電池パック、104……嵌合
凹部、106……携帯電話機、108……収容部、11
0……ロックツマミ、112……先端部、114……縁
部、116……スプリング、118……下面、120…
…側壁。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の電池パック収容部に収容され
    た電池パックを固定する電池パックロック機構であっ
    て、 前記収容部の開放部の縁部に配設され収容部に対し出没
    可能に支持されたロックツマミと、 前記収容部の方向に前記ロックツマミを付勢するスプリ
    ングとを備え、 前記ロックツマミの先端部は常時は前記ロックツマミが
    前記スプリングにより付勢されることで前記収容部内に
    突出し、 前記電池パックは、前記収容部に収容された状態で前記
    縁部側となる前記電池パックの側部に、前記ロックツマ
    ミの前記先端部が嵌合する嵌合凹部を有し、前記嵌合凹部の奥部において、前記電池パックが前記収
    容部に収容された状態で前記収容部の底部側となる前記
    嵌合凹部の側壁上に、前記嵌合凹部の 奥側ほど前記側壁
    から高くなる傾斜部が形成されており前記ロックツマミの前記先端部が前記嵌合凹部に嵌合し
    た状態で前記嵌合凹部の前記側壁に対向する、前記ロッ
    クツマミの前記先端部下面は前記先端部の突出方向とほ
    ぼ平行にそれぞれ延在して相互に段を成す嵌合面と嵌合
    補助面とを含み、前記嵌合補助面は前記先端部の突出方
    向を基準にした前記嵌合面の側部で前記嵌合面より前記
    側壁側にわずかに近い位置に延在し、前記嵌合凹部内の
    前記傾斜部は、前記ロックツマミの前記先端部が前記嵌
    合凹部に嵌合した状態で、前記嵌合面の、前記先端部の
    先端側の辺部に対向する範囲内に形成されて前記嵌合面
    の前記辺部が前記傾斜部に当接する ことを特徴とする電
    池パックロック機構。
  2. 【請求項2】 前記嵌合補助面は、前記先端部の突出方
    向を基準にした前記嵌合面の両側部に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電池パックロック機構。
  3. 【請求項3】 前記傾斜部の傾斜角度は約45度である
    ことを特徴とする請求項1記載の電池パックロック機
    構。
  4. 【請求項4】 前記嵌合凹部は正面視略矩形に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電池パックロッ
    ク機構。
  5. 【請求項5】 前記収容部は電子機器本体に設けられ
    た、前記電池パックを収容可能な大きさの凹部により形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の電池パッ
    クロック機構。
  6. 【請求項6】 前記ロックツマミは、前記収納部の開放
    部の前記縁部に形成され前記収容部に連通する取り付け
    凹部内に収容されていることを特徴とする請求項1記載
    の電池パックロック機構。
  7. 【請求項7】 前記スプリングはコイルスプリングであ
    り、前記ロックツマミの前記先端部の基部側端面には前
    記先端部の突出方向と反対の方向に延在するピンが形成
    され、前記コイルスプリングは、前記コイルスプリング
    の内側に前記ピンを挿通した状態で固定され、前記コイ
    ルスプリングの、前記ピン側の端部は前記先端部の前記
    基部側端面に当接し、前記ピンの反対側の端部は、電子
    機器本体に形成されたストッパに当接していることを特
    徴とする請求項1記載の電池パックロック機構。
  8. 【請求項8】 前記ロックツマミが配設された前記収納
    部縁部と反対側の箇所において、前記収容部の開放部の
    縁部に、前記ロックツマミ方向に突出する係合部が形成
    され、前記電池パックは、前記嵌合凹部が形成された側
    部と反対側の側部に、前記電池パックを前記収容部に収
    容したとき前記係合部に係合して前記電池パックの前記
    収容部からの離脱を阻止する係合突起を有していること
    を特徴とする請求項1記載の電池パックロック機構。
  9. 【請求項9】 前記先端部の上面は先端に向かって下る
    方向に傾斜し、前記電池パックの、前記嵌合凹部が形成
    された側部と、前記収納部に収容した際に前記収納部の
    底部側となる前記電池パックの下面とが成す角部は面取
    りされていることを特徴とする請求項1記載の電池パッ
    クロック機構。
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