JP3413734B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Description
低減を図る省電力モードを有する画像形成装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】近年地球環境保護が重視され、省資源の
観点からも電気機器の低消費電力化が望まれている。と
ころがオフィスにおいては作業効率向上のために多数の
OA機器が導入され、しかもOAシステムは年々大規模
化しているため、そのトータルの消費電力はかなり大き
なものとなっている。ところで、複写機やレーザプリン
タ等の画像形成装置は常に本来の印字作業を行っている
わけではなく、待機状態となっている時間の方が長い場
合が多い。そこで、待機時には定着ヒータの設定温度を
下げたり、ポリゴンモータの回転を止める等の制御をし
て、省電力化を図った機器が実用化されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では省電力モードから通常の待機モードへの復帰時
に装置各部の状態チェックが行われ、その際、省電力モ
ードに入る前にユーザが操作パネル等により設定してい
た画像形成条件等もクリアされ、予め決められた標準設
定になっていた。このため、同一条件で装置を使おうと
した場合には、再度画像形成条件を設定し直さなければ
ならないという問題があった。 【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、省電力モードを有する画像形成装置において、省
電力モード解除時に以前のモードを再設定する必要をな
くし操作性を向上させることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、画像形成動作終了後又はキー操作終了後一
定時間が経過すると装置各部への電力供給を低減又は遮
断して電力消費の低減を図る省電力モードを有する画像
形成装置において、前記省電力モードに入る直前に設定
されていた画像形成条件情報を不揮発性の記憶手段に記
憶し、前記省電力モードでは、ポリゴンモータと定着ヒ
ータへの通電を遮断するとともに、ワークメモリに使用
される読み出し書き込み用のRAMと前記不揮発性の記
憶手段への通電を遮断し、ホストコンピュータからの印
刷要求による省電力モードの解除時に、前記ポリゴンモ
ータと定着ヒータへの通電を開始するとともに前記RA
Mのリフレッシュ動作を行って、前記不揮発性の記憶手
段から読み出した画像形成条件情報によって装置の設定
を行い、前記省電力モードに入る直前の設定状態と同一
の設定に復帰させることを構成とするものである。 【0006】 【0007】上記発明によれば、省電力モードに入る直
前に設定されていた画像形成条件情報を装置内に保持し
ておき、省電力モード解除時にそれを読み出して装置の
設定を行うので、画像形成条件を再度設定し直す必要が
なくなる。また、画像形成条件情報を記憶しておく記憶
手段を不揮発性としたので、省電力モード時記憶手段へ
の電力供給も遮断することができ、より電力消費を低減
させることが出来る。 【0008】 【0009】 【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明によるレーザプリン
タの概略ブロック構成図で、プリンタ1は以下に述べる
ようなユニットから構成されている。I/F2はホスト
コンピュータ10からプリンタへの制御信号及びデータ
を入力し、プリンタ1からホストコンピュータ10への
ステータス信号を出力するためのインターフェイスであ
る。NVRAM3は画像形成条件設定情報を記憶する不
揮発性メモリである。RAM4はCPU6のが各種処理
を行うときのワークメモリに使用される読み出し書き込
みメモリである。ROM5はデータ処理やプリンタ各部
の制御を行うためのプログラムが格納された読み出し専
用メモリである。 【0010】CPU6はROM5に格納されたプログラ
ムに従って演算・制御を行う演算処理装置であり、本発
明に係る設定制御手段の役目を果たす。操作部7はユー
ザが各種の設定を行うための操作部と、プリンタの状態
をユーザに通知するための表示部とから成る。画像形成
部8は与えられたデータに従って周知の電子写真法によ
り印刷を行い、レーザ発振器・ポリゴンミラー・fθレ
ンズ等の光学系、現像部、転写部、定着部、給紙部、排
紙部等から成る。バス9は各モジュール間をつなぐ制御
信号やデータの共通信号ラインである。 【0011】次に、このプリンタの動作を図2及び図3
のフローチャートを参照して説明する。図2はプリンタ
が省電力モードに入る際の処理を示しており、印刷動作
が終了すると(ステップS1)図示しない内蔵タイマを
リセットし、計時を開始する(ステップS2)。計時開
始から所定時間を経過するまではステップS3のループ
を繰り返すが、所定時間が経過するとその時点で設定さ
れている画像形成条件情報をNVRAM3に退避させる
(ステップS4)。退避させる情報としては、給紙トレ
イ、フォント、印刷枚数、倍率、印刷方向等がある。情
報を退避させ終わるとステップS5にてプリンタ各部へ
の通電を遮断する。具体的には、画像形成部8内のポリ
ゴンモータや定着部にある定着ヒータへの通電を遮断
し、また、操作部7の表示を消灯する。本発明において
は保持すべき情報をNVRAM3に退避させているの
で、RAM4への通電も同時に遮断する。 【0012】以上により、本発明における省電力モード
の設定が完了し、省電力モードにある間、画像形成条件
情報はNVRAM3にて保持され続ける。情報の記憶先
をNVRAMとしたことにより、RAM4への通電をも
遮断することが出来、より一層の省電力を図ることが出
来る。 【0013】次に、図3において省電力モードを解除す
る場合の処理を説明する。ホストコンピュータ10から
印刷要求を受けると(ステップS10)直ちにプリンタ
各部への通電を開始する(ステップS11)。具体的に
は、定着ヒータに通電を開始し所定温度に上昇させる、
ポリゴンモータの回転を開始させる、操作部7の表示部
を点灯させる、RAM4のリフレッシュ動作を再開させ
る等の処理を行う。各部への通電を再開させるとステッ
プS12に進み、ROM5から初期設定値及び診断プロ
グラムを読み出し、ステップS13にて各部の状態チェ
ックを行う。これは、給紙トレイの用紙切れや画像形成
部8の不良等をチェックするものである。 【0014】状態チェックが終了するとステップS14
に進み、NVRAM3に退避されていた画像形成条件情
報を読み出し、ステップS15にてこの読み出した情報
に従って装置の条件設定を行う。以上により、本発明に
おける省電力モードの解除が完了する。この時点でプリ
ンタは、省電力モードに入る直前の設定状態と同じ設定
に復帰している。 【0015】なお、本実施例ではレーザプリンタにこの
発明を適用した場合について説明してきたが、複写機や
ファクシミリ等においても、同様にこの発明を適用する
ことができる。 【0016】 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
画像形成装置によれば、省電力モードに入る直前の画像
形成条件情報を記憶手段に退避しておき、省電力モード
解除時にそれを読み出して再設定を行うので、ユーザが
再度設定作業を行う必要がなくなる。また、記憶手段を
不揮発性とすることにより、省電力モード時に記憶手段
への通電をも遮断することが出来、より一層の電力低減
を図ることができる。
タのブロック構成図である。 【図2】省電力モード設定時のフローチャートである。 【図3】省電力モード解除時のフローチャートである。 【符号の説明】 1:プリンタ 2:I/F 3:
NVRAM 4:RAM 5:ROM 6:
CPU 7:操作部 8:画像形成部 9:
バス 10:ホストコンピュータ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像形成動作終了後又はキー操作終了後
一定時間が経過すると装置各部への電力供給を低減又は
遮断して電力消費の低減を図る省電力モードを有する画
像形成装置において、 前記省電力モードに入る直前に設定されていた画像形成
条件情報を不揮発性の記憶手段に記憶し、 前記省電力モードでは、ポリゴンモータと定着ヒータへ
の通電を遮断するとともに、ワークメモリに使用される
読み出し書き込み用のRAMと前記不揮発性の記憶手段
への通電を遮断し、 ホストコンピュータからの印刷要求による省電力モード
の解除時に、前記ポリゴンモータと定着ヒータへの通電
を開始するとともに前記RAMのリフレッシュ動作を行
って、前記不揮発性の記憶手段から読み出した画像形成
条件情報によって装置の設定を行い、前記省電力モード
に入る直前の設定状態と同一の設定に復帰させることを
特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20114894A JP3413734B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20114894A JP3413734B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0863051A JPH0863051A (ja) | 1996-03-08 |
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Family
ID=16436193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP20114894A Expired - Fee Related JP3413734B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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-
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- 1994-08-25 JP JP20114894A patent/JP3413734B2/ja not_active Expired - Fee Related
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