JP2011161774A - 印刷装置および印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置および印刷装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーにこれら複数の節電レベルを意識させない。
【解決手段】印刷エンジン30と第1制御部10とが動作する通常動作と、印刷エンジン30が停止し少なくとも第1制御部10が動作する節電レベル1と、第2制御部20のみが動作する節電レベル2とを選択可能なプリンター100において、設定値(ユーザー設定値と動作値)を格納するRAM13と、設定値を格納するSRAM23と、通常動作から節電レベル1もしくは節電レベル2へ移行するときにRAM13の設定値をSRAM23に格納し、第2制御部20はSRAM23に格納した設定値の変更を受付け可能であり、節電レベル2から通常動作もしくは第1節電動作への移行時SRAM23の設定値をRAM13に書き戻し、第1種の設定項目についてはユーザー設定値を反映させ、第2種の設定項目については動作値を反映させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置および印刷装置の制御方法に関し、特に、印刷エンジンと第1制御部と第2制御部とを備えた印刷装置および該印刷装置の制御方法に関する。
特許文献1には、装置が休止モードに移行する際に、操作部に内蔵されたNVRAM(Non Volatile Random Access Memory)に設定値や動作値を保存し、復帰時にそれらの値を復元することで、休止モードに入る前と同じ状態で装置を使用できるようにすることが開示されている。
特開2002−251108号公報
しかしながら、設定値の記憶先がセルフリフレッシュ機能を持たない装置では、情報の保存ができない場合がある。また、上述した特許文献1の技術では、メイン制御板やI/O制御板の動作が停止している休止モードにおいてパソコンなどのホストと通信を行う周辺ASICから設定値の記憶されたNVRAMへはアクセスできないようになっており、ホストから情報を取得しにきた場合のことについては考慮されていない。そのため、休止モードに移行している間にホストが設定値に関する情報を取得しようとした場合は、休止モードから復帰して応答を返すことになる。
本発明は上記課題に鑑みて成されたものであり、複数の節電レベルを実行可能な印刷装置において、ユーザーにこれら複数の節電レベルを意識させずに動作することができる印刷装置および該印刷装置の制御方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の印刷装置は、印刷エンジンと第1制御部と第2制御部とを備えた印刷装置であって、少なくとも印刷エンジンと第1制御部とが動作する通常動作と、上記印刷エンジンが停止し少なくとも上記第1制御部が動作する第1節電動作と、上記第2制御部のみが動作する第2節電動作と、が可能であり、設定値と動作値とを格納する上記第1制御部の第1格納部と、上記設定値と上記動作値とを格納する上記第2制御部の第2格納部とを備えている。ここで、上記設定値と上記動作値は、両方とも設定項目に対する設定を表す値であるが、上記設定値は上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を反映されており、上記動作値は上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を反映されていない。
また、上記通常動作から上記第1節電動作もしくは上記第2節電動作へ移行するときに上記第1格納部から上記設定値と上記動作値とを上記第2格納部に格納する設定値バックアップ部とを備えているため、上記通常動作から上記第2節電動作への移行時もしくは上記第1節電動作から上記第2節電動作への移行時に、上記第1格納部に格納されていた上記設定値と上記動作値とが上記第2格納部に格納される。よって、上記第2節電動作に移行して上記第1制御部の動作が停止し、上記第1格納部に格納されていた設定値や動作値が消失したとしても、上記第2格納部にバックアップが残る。
また上記第2制御部は上記第2格納部に格納した上記設定値の変更を受付ける設定値変更受付部を備えている。すなわち、ユーザーは、上記第2節電動作の間も設定項目の設定変更を行うことが可能であり、第2節電動作の間に行われた設定変更は、上記第2格納部に格納されている設定値に反映される。
また上記印刷装置は、上記第2節電動作から上記通常動作への移行時もしくは上記第2節電動作から上記第1節電動作への移行時に上記第2格納部から上記第1格納部へ上記設定値と上記動作値とを書き戻し、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させる第1種の設定項目については上記設定値を反映させ、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させない第2種の設定項目については上記動作値を反映させる設定管理部を更に備えている。
上記第1種の設定項目は、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更をすぐに動作に反映させる種類の設定項目であり、上記第2種の設定項目は、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させない種類の設定項目である。上記第2格納部から上記第1格納部へ上記設定値や上記動作値を書き戻すことにより、上記第1制御部が動作するときに必要な設定値や動作値を適切な記憶領域に復元する。また、上記第1種の設定項目には上記設定値が反映されるため、上記通常動作と上記第1節電動作と上記第2節電動作とを含む印刷装置の動作中に行われた設定変更が反映される。一方、上記第2種の設定項目には上記動作値が反映されるため、上記通常動作と上記第1節電動作と上記第2節電動作とを含む印刷装置の動作中に行われた設定変更が反映されない。
以上のように、設定値と動作値をバックアップして第2節電動作から上記通常動作や上記第1節電動作へ移行するときに適切な設定値もしくは動作値を利用した動作が可能なようにし、さらに、第2節電動作の間に設定値の変更を可能とし、第2節電動作中に設定値が変更された場合にも適切な設定値や動作値を適用した動作を復帰後の通常動作や第1節電動作において可能となる。よって、ユーザーは、第1節電動作と第2節電動作との差を意識せずに済むし、第1節電動作から通常動作へ復帰した場合と第2節電動作から通常動作へ復帰した場合との差を意識せずに済む。
また、本発明の選択的な一態様として、上記第1種の設定項目は、表示部の表示言語と給紙装置の用紙サイズと時間設定と上記通常動作から上記第1節電動作や上記第2節電動作への移行条件とに関する設定項目の少なくとも1つを含んで構成としてもよい。
これらの設定項目は、印刷装置の動作中に変更しても特に問題が発生せず、動作中に変更を反映しても問題がない。また、これらの設定は、ユーザーインターフェースに関する設定であるため、即座に反映されないとユーザーが不審に感じ、混乱する。すなわち、これらの項目を上記第1種の設定項目とすることにより、ユーザーの不審や混乱を防止できる。
また、本発明の選択的な一態様として、上記第2種の設定項目は、ネットワーク接続に使用するIP(INTERNET PROTCOL)アドレスとRAM(Random Access Memory)ディスクの領域設定とネットワークI/Fの使用/不使用の切替え設定と各給紙カセットの用紙サイズの自動検知のオン/オフ設定とに関する設定項目の少なくとも1つを含んで構成することができる。
これらの設定項目は、印刷装置の動作中に変更すると、不具合が生じる可能性がある。また、ユーザーインターフェースには直接は関わらないため、即座に反映されなくてもユーザーの不振を招かない。すなわち、安全に設定を変更できるタイミングまで設定の変更を保留し、動作の不具合を防止できる。
また、本発明の選択的な一態様として、上記第2節電動作で動作中に上記印刷装置に接続された外部機器から上記印刷装置に関する問合せがあると、上記第2制御部は、上記第2格納部に格納された設定値や動作値に基づいて返答する構成としてもよい。
該構成によれば、第2節電動作で動作しているときに、外部機器からの問合せに設定値や動作値に基づいて返答する必要が生じても、通常動作や第1節電動作に復帰することなく、第2格納部の値を参照して返答することができる。
また、本発明の選択的な一態様として、上記第1格納部は、セルフリフレッシュ機能を備えない揮発性記憶媒体である構成としてもよい。本発明は、上記第1格納部がセルフリフレッシュ機能を備えている場合や不揮発性記憶媒体の場合にも有効に作用するが、セルフリフレッシュ機能を備えていない場合にはより有効に作用する。
なお、上述した印刷装置は、他の機器に組み込まれた状態で実施されたり他の方法とともに実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本発明は上記印刷装置を備える印刷システム、上述した装置の構成に対応した工程を有する制御方法、上述した装置の構成に対応した機能をコンピュータに実現させるプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、等としても実現可能である。これら印刷システム、印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラム、該プログラムを記録した媒体、の発明も、上述した作用、効果を奏する。むろん、請求項2〜5に記載した構成も、前記システムや前記方法や前記プログラムや前記記録媒体に適用可能である。
プリンターのハードウェア構成を示すブロック図である。 プリンターの状態遷移図である。 プリンターのソフトウェア構成を示すブロック図である。 節電処理の流れを示すフローチャートである 節電レベル2へ移行するときに各モジュール間で行われる通信の概略を示す図である。 設定値を記憶するメモリー領域の概念図である。 節電からの復帰処理の流れを示すフローチャートである 節電レベル2から通常状態へ復帰する際に各モジュール間で行われる通信の概略を示す図である。
以下、下記の順序に従って本発明の実施例を説明する。
(1)本実施例の構成:
(2)節電処理:
(3)節電からの復帰処理:
(4)まとめと変形例:
(1)本実施例の構成:
本実施例にかかる印刷装置では、各部の使用状況に応じて、各種の節電動作を自動的に選択するようになっている。各種の節電動作には、節電を行わない通常動作と、通常動作よりも節電度の高い第1節電動作、第1節電動作よりもさらに節電度の高い第2節電動作とがある。
より具体的には、通常動作では印刷エンジンと第1制御部が動作し、第1節電動作では印刷エンジンがオフになり第1制御部が動作し、第2節電動作では印刷エンジンと第1制御部がオフになり第2制御部のみが動作している。印刷エンジンは印刷機構や印刷機構を制御するものであり、第1制御部は印刷ジョブの受付けや印刷ジョブに各種画像処理を行うものであり、第2制御部は省電力時の外部機器との通信制御や省電力からの復帰制御を行うものである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明して行く。なお、以下の説明では印刷装置としてレーザー方式で印刷を行うプリンターを例にとって説明を行うが、本発明の印刷装置はこれに限るものではなく、コピー機や複合機であってもよい。また、印刷方式もレーザー方式に限るものではなく、インクジェット方式やドットインパクト方式など様々な方式を採用可能である。
図1は、プリンター100のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、プリンター100は、第1制御部10と、第2制御部20と、印刷エンジン30と、を備えている。
第1制御部10は、外部のパーソナルコンピューターなどから画像データと印刷コマンドの入力を受付けて、受付けた画像データに所定の画像処理を行ってから印刷エンジン30に出力する。そのために、第1制御部10は、メモリー制御ASIC(Application Specific Integrated Circuit)11、CPU(Central processing Unit)12、RAM(Random Access Memory)13、ROM(Read Only Memory)14、を備えている。
メモリー制御ASIC11は、各種メモリーへのアクセスを管理するためのカスタムICであり、CPU12とRAM13とROM14と印刷エンジン30が接続されている。CPU12とRAM13とROM14はメモリー制御ASIC11を介して互いに通信可能に接続されており、ROM14に記憶されているファームウェアをCPU12がRAM13をワークエリアとして利用しつつ実行することにより、印刷エンジン30や第2制御部20を制御している。
第1制御部10は、例えば、NW I/F25に接続されたパーソナルコンピューター等の外部機器から画像データと印刷コマンドの入力を受付けると、画像データに対して所定の画像処理を行い、画像処理された画像データおよび印刷コマンドを印刷エンジン30に出力する。
すると、印刷エンジン30は、第1制御部10から指示された内容(第1制御部10から入力される印刷コマンドと画像データの示す内容)にもとづいて印刷用紙に文字や画像などのイメージを形成する。例えば、プリンター100が電子写真方式の場合は、印刷エンジン30は、レーザービームにて感光ドラムを適切なタイミングで照射しつつ走査することにより、画像データの各ドットに対応するトナーを感光ドラムに付着させ、感光ドラムに付着されたトナーを印刷用紙に付着させる。
また第1制御部10は第2制御部20に接続されており、第2制御部20を介してLANやUSBなどのネットワークにアクセス可能になっている。第2制御部20は、I/O制御ASIC21と、サブCPU22と、SRAM23とを備えており、USB I/F24と、ネットワークI/F25(NW I/F25)と、ユーザーが各種の操作入力を行うユーザーインターフェースとしての操作パネル26と、が接続されている。
I/O制御ASIC21は、各種の入出力を管理するためのカスタムICであり、サブCPU22とSRAM23とUSB I/F24とNW I/F25と操作パネル26とが接続されている。サブCPU22は、不図示のROMに記憶されたファームウェアをSRAMをワークエリアとして利用しつつ実行することにより、SRAM23とUSB I/F24とNW I/F25と操作パネル26に対する入出力を制御することができる。なお、I/O制御ASIC21は、通常動作や節電レベル1では第1制御部10の制御に従って動作し、節電レベル2では第2制御部20の制御に従って動作する。第2制御部20のサブCPU22とSRAM23は、通常動作や節電レベル1のときは停止していてもよい。
また、第1制御部10は、例えば、操作パネル26に対してユーザーが各種設定値を変更する操作を行うと、RAM13の所定の記憶領域に記憶されている各種の設定値を変更する。RAM13は、電源供給がストップすると揮発してしまうタイプの揮発性メモリーである。すなわち、メモリー制御ASIC11が停止するとRAM13に記憶されている設定値は揮発する。そこで、RAM13においては、(2)で後述するように設定値をユーザー設定値と動作値とに分けて記憶し、メモリー制御ASIC11が停止するときは設定値をSRAM23にバックアップするようになっている。なお、設定値がフラッシュメモリーやセルフリフレッシュ可能なNVRAMなどの不揮発性メモリーに記憶する場合にも、節電動作の時にアクセスできない場合には本実施例の設定値の構成とバックアップとを行うことにより本実施例と同様の効果を得ることができる。
また、第2制御部のサブCPU22は、第2省電力状態において、操作パネル26に対してユーザーが各種設定値を変更する操作を行うと、SRAM23の所定の記憶領域に記憶されている各種の設定値を変更することができる。SRAM23においても、(2)で後述するように設定値をユーザー設定値と動作値とに分けて記憶している。
以上のように構成されたプリンター100は、図2に示すように、通常動作と節電レベル1と節電レベル2の3種類の節電動作を選択できるようになっており、プリンター100の使用状況に応じた適切な電源状態を実現できるようになっている。なお、節電レベル1での動作が第1節電動作に相当し、節電レベル2での動作が第2節電動作に相当する。
通常状態においては、第1制御部10と第2制御部20と印刷エンジン30のいずれも動作している。そのため、外部機器からNW I/F25に画像データや印刷コマンドが入力されると、第1制御部10は入力された画像データや印刷コマンドを受付けて、画像データに対して所定の画像処理を行うことができる。また、印刷エンジン30は、第1制御部10から入力される画像データや印刷コマンドに基づく印刷を即座に実行することができる。
節電レベル1では、第1制御部10と第2制御部20は動作しつつ印刷エンジン30は動作を停止している。そのため、外部機器からNW I/F25に画像データや印刷コマンドが入力されると、第1制御部10は入力された画像データや印刷コマンドを受付けて、画像データに対して所定の画像処理を行うことができる。しかしながら、印刷エンジン30は、NW I/F25からデータが入力されてから起動されるため、起動時間の分だけ印刷が遅れる。
節電レベル2では、第1制御部10と印刷エンジン30は停止しており第2制御部20のみが動作している。そのため、外部機器からNW I/F25に画像データや印刷コマンドが入力されると、第1制御部10を起動してから画像データや印刷コマンドの受信や画像処理が開始される。また印刷エンジン30も、NW I/F25からデータが入力されてから起動される。そのため、第1制御部10や印刷エンジン30の起動時間の分だけ印刷が遅れる。
以上のように構成された各制御部においてファームウェアが実行されることにより、図3に示す各種モジュールが実現される。図3は、プリンター100のソフトウェア構成を示すブロック図である。
まず、第1制御部においてファームウェアが実行されることにより、状態監視部M11、エンジン制御部M12、ネットワーク制御部M13、印刷データ受信部M14、設定値管理部M15、起動指示部M16、の各モジュールに相当する機能を実現する。
状態監視部M11はプリンター100の使用状況に基づいて節電レベル1や節電レベル2へ移行できるかどうかを監視する。エンジン制御部M12は印刷エンジン30とのエンジン通信を行う。ネットワーク制御部M13はネットワーク通信を行う。印刷データ受信部M14はネットワークやUSBといったインターフェースからデータを受信する。設定値管理部M15は、通常動作や節電レベル1の間に、操作パネル26やNW I/F25を介してパーソナルコンピューターなどから実行される設定変更を受付けてRAM13に格納されている設定値を変更したり、各部から設定値の問合せがあるとユーザー設定値と動作値のいずれか適切な方の値を応答する。
また、第2制御部20においてファームウェアが実行されることにより、復帰監視部M21、設定値管理部M22、の各モジュールに相当する機能を実現する。設定値管理部M22はプリンター100の設定値を管理する。復帰監視部M21は、復帰のトリガーを監視しており、トリガーを検知すると起動指示部M16に第1制御部10の起動を指示する。トリガーは、例えば、操作パネル26に備えられた節電動作からの復帰を指示するための節電ボタンの押下げや、NW I/F25やUSB I/F24といった通信I/Fに対する外部機器からの印刷データの入力等である。起動指示部M16は各モジュールM11〜M15を起動して行く。また、設定値管理部M22は、節電レベル2の間に操作パネル26やNW I/F25を介してパーソナルコンピューターなどから実行される設定変更を受付けて、SRAM23に格納されている動作値や設定値を変更したり、各部から設定値の問合せがあるとユーザー設定値と動作値のいずれか適切な方の値を応答する。なお、設定値管理部M22は、本実施例において設定管理部や設定値変更受付部を構成する。
次に、以上の構成により実行される節電処理と、節電からの復帰処理について説明する。
(2)節電処理:
図4は、節電処理の流れを示すフローチャートであり、図5は節電レベル2へ移行するときに各モジュール間で行われる通信の概略を示す図である。図3に示す処理は、第1制御部10の状態監視部M11によって所定時間おきに繰り返し実行されている。すなわち、第1制御部10が動作しているプリンター100が通常状態もしくは節電レベル1の間に実行されている。この所定時間は、上述した節電に移行する時間に設定された設定値によって決定される時間である。
ステップS100において、状態監視部M11は、所定時間置きに各モジュールM12〜M14に対して節電レベル2へ移行できるかどうかを問合せる。
エンジン制御部M12は、状態監視部M11から節電レベル2へ移行出来るか否かの問合せを受付けると、印刷エンジン30における印刷の実行状況やエラーの発生状況を判断する。エンジン制御部M12は、印刷の実行中やエラー発生時は節電レベル2へ移行できないとの応答を返し、印刷を実行中でなくエラーも発生していない場合は節電レベル2へ移行できるとの応答を返す。印刷の実行中であるか否かは、バッファーにおける印刷イメージの有無により判断することができる。
印刷データ受信部M14は、状態監視部M11から節電レベル2へ移行出来るか否かの問合せを受付けると、印刷データの受信処理中であるか否かを判断する。印刷データ受信部M14は、印刷データの受信処理用のバッファーに印刷データが記憶されていたり、印刷コマンドの解析中であったり、印刷言語の解釈中であったりする場合は、印刷データの受信処理中であると判断して節電レベル2へ移行できないとの応答を返し、そうで無い場合は印刷データの受信処理中でないと判断して節電レベル2へ移行できるとの応答を返す。なお、印刷データの受信処理用のバッファーは、印刷データを一次記憶するメモリーである。
ネットワーク制御部M13は、状態監視部M11から節電レベル2へ移行出来るか否かの問合せを受付けると、通信処理を実行中であるか否かを判断する。ネットワーク制御部M13は、通信処理用のバッファーにデータが記憶されていたり、パーソナルコンピューターなどの外部機器やホストコンピューターとのコネクションが行われていたりする場合は、通信処理の実行中であると判断して節電レベル2へ移行できないとの応答を返し、そうで無い場合は通信処理の実行中でないと判断して節電レベル2へ移行できるとの応答を返す。なお、通信処理用のバッファーは、印刷データを一次記憶するメモリーである。
ステップS105において、状態監視部M11は、エンジン制御部M12が節電レベル2へ移行可能であると応答したか否かを判断する。エンジン制御部M12が節電レベル2へ移行可能であると応答した場合はステップS110に進んで印刷エンジン30の電源をオフしてステップS115に進む(S105:Yes)。一方、エンジン制御部M12が節電レベル2へ移行不可能であると応答した場合は、節電処理をいったん終了し、所定時間おきにステップS100〜の処理を実行することになる(S105:No)。なお本実施例では、ステップS105で条件成立して印刷エンジン30の電源をオフしつつメモリー制御ASIC11の電源がオンである状態を「節電レベル1」と呼んでいる。
ステップS115において、状態監視部M11は、モジュールM12〜M14が節電レベル2へ移行可能であると応答したか否かを判断する。モジュールM12〜M14が節電レベル2へ移行可能であるとの応答を返した場合はステップS120に進み(S115:Yes)、いずれか1つでも節電レベル2へ移行できないとの応答を返した場合は、節電処理をいったん終了する(S115:No)。すると、所定時間の経過後にステップS100〜の処理が実行される。
なお、モジュールM12〜M14が節電レベル2へ移行可能であるということは、メモリー制御ASIC11で印刷に関する処理が行われていないことを意味する。すなわち、ステップS100〜S115の判断処理は、メモリー制御ASIC11の電源をオフしてもよいか否かを判断しているともいえる。
ステップS120において、状態監視部M11は、各モジュールM12〜M14を節電レベル2へ移行させる。エンジン制御部M12は、節電レベル2への移行命令が入力されると節電レベル2から復帰するために必要な情報のうち設定値以外の情報をSRAM23にバックアップして印刷エンジン30への電源供給を停止させる。ネットワーク制御部M13や印刷データ受信部M14は、節電レベル2への移行命令が入力されると、ネットワークを遮断する。なお、節電レベル2へ移行すると、第2制御部20がネットワーク接続を再開する。
ステップS125において、状態監視部M11は、設定値管理部M15に設定値の問合せを行って取得した設定値をSRAM23にバックアップする。このステップS125を実行する状態監視部M11が、本実施例において設定値バックアップ部を構成する。ここで各設定値を設定するための設定項目の種類について説明する。プリンター100の設定項目には、「第1種の設定項目」と「第2種の設定項目」の2種類がある。
第1種の設定項目は、節電レベル2から復帰したときに、節電レベル2の間に設定変更した値を動作に反映させる設定項目である。また、第1種の設定項目は、通常動作や節電レベル1でプリンター100が動作している間にこの設定項目が変更されると、即座に変更された値が制御動作に反映される。
第1種の設定項目は、例えば、表示言語、給紙装置の用紙サイズ、プリンターの時刻・時差、節電に移行するまでの無操作時間や節電に移行するトリガーとなる条件(移行条件)、の設定項目を含んで構成される。また、ユーザーが現在の設定状況を操作パネルの表示部に表示させたときに表示されるネットワークのIPアドレスも第1種の設定項目に含まれる。ただし、下記のように実際のネットワーク接続に使用されるIPアドレスは、第2種の設定項目である。
第2種の設定項目は、節電レベル2から復帰したときに、節電レベル2の間に設定変更した値を反映させない設定項目である。また、第2種の設定項目は、プリンター100の電源を投入したときや再起動したときに有効になる設定項目であり、この設定項目がプリンター100の動作中に変更されても、再起動されるまでは変更前の値が制御動作に反映される。
第2種の設定項目は、例えば、ネットワークのIPアドレス、RAMディスクの領域情報、イーサネット(登録商標)やUSBといったネットワークのI/Fを使用/不使用の切替え、各給紙カセットの用紙サイズを自動検知するか否か、の設定項目を含んで構成される。RAMディスクは、プリンター100で親展印刷をする場合に印刷ジョブを保持する領域であり、RAM13の一部が指定して利用される。給紙カセットの用紙サイズは、各給紙カセットに設けられている用紙ガイドの位置に基づいて自動的に検知可能であり、自動検知をオフにすると各給紙カセットの用紙サイズは不定形紙になる。
図6は、設定値を記憶するメモリー領域の概念図である。このようなメモリー領域は、通常動作や節電レベル1においてはRAM13の設定値記憶領域に形成され、節電レベル2においてはSRAM21の設定値記憶領域に形成される。すなわち、本実施例においては、RAM13が第1格納部を構成し、SRAM23が第2格納部を構成する。
同図に示すように、設定値を記憶するメモリー領域は、ユーザーによって設定された最新の値であるユーザー設定値を記憶するための「ユーザー設定値領域」と、プリンター100の動作中に参照される動作値を記憶するための「動作値領域」とを備えている。ユーザー設定値は全ての設定値を含むように構成されており、動作値はプリンター100の電源投入時や再起動時に決定されて動作中には変更されない設定値だけで構成されている。すなわち、ユーザー設定値は、第1種の設定項目と第2種の設定項目の全ての設定値を含むように構成され、動作値は、第2種の設定項目の設定値だけを含むように構成されている。すなわち、プリンター100の動作中にユーザーによって設定が変更されると、ユーザー設定値は変更されるものの、動作値は変更されない。
以上のように設定値にはユーザー設定値と動作値とがあるため、ステップS125において、状態監視部M11は、各ユーザー設定値と各動作値とを設定値管理部M22に要求する。設定値管理部M22は、要求された設定値をRAM13の設定値記憶領域から取得して、状態監視部M11に応答する。状態監視部M11は、設定値管理部M22から応答のあったユーザー設定値と動作値をSRAM21の設定値記憶領域におけるユーザー設定値領域と動作値領域にそれぞれ格納する。このようにユーザー設定値と動作値をSRAMにバックアップすることにより、節電レベル2から節電レベル1や通常状態に復帰する際に、節電レベル2へ移行する前と同様の動作値をRAM13に書き戻すことができる。また、節電レベル2の間に行われた設定変更を反映したユーザー設定値をRAM13に書き戻すことができる。ステップS125のバックアップが終了するとステップS130に進む。
ステップS130において、状態監視部M11は、制御主体を第2制御部20に移行して、メモリー制御ASIC11に対する電源供給を停止することによりメモリー制御ASIC11を停止する。以上の処理により、プリンター100は節電レベル2へ移行する。
(3)節電からの復帰処理:
次に、図7、図8を参照して、節電レベル2から通常状態もしくは節電レベル1への復帰処理について説明する。なお、以下の説明では節電レベル2から通常状態への復帰を例にとって説明を行うが、節電レベル2から節電レベル1への復帰はエンジン制御部M12が印刷エンジン30のメカ部分に対する電源供給を再開するか否かが異なるだけである。節電レベル2から通常状態へ復帰するか節電レベル1へ復帰するかは、復帰のトリガーとなった操作等に対応する処理が、印刷を必要とするか否かで切替えることができる。
図7は節電からの復帰処理の流れを示すフローチャートであり、図8は節電レベル2から通常状態へ復帰する際に各モジュール間で行われる通信の概略を示す図である。同図に示す処理は、節電レベル2の間は所定時間置きに復帰監視部M21によって繰り返し実行されている。この所定時間も、上述した節電に移行する時間に関する設定値で設定されるが、節電処理の所定時間と復帰処理の所定時間は異なっていてもよい。
ステップS200において、復帰監視部M21は、上述した復帰のトリガーの入力を監視する。復帰監視部M21は、復帰のトリガーが入力されたことを検出するとステップS200に進み、復帰のトリガーの入力を検出しないときはいったん処理を終了して所定時間の経過後にS200からの処理を繰り返す。
ステップS205において、復帰監視部M21は、各モジュールを起動させる。復帰監視部M21は、デバイスドライバーに復帰の指示を出す。すると、デバイスドライバーは、起動指示部M16に対して復帰を指示する。起動指示部M16は、各モジュールM11〜M15を起動して行く。各モジュールは、起動する際に動作値を必要とするモジュールは設定値管理部M22に動作値を問合せ、ユーザー設定値を必要とするモジュールは設定値管理部M22にユーザー設定値を問合せる。
例えば、IPアドレスが節電レベル2へ移行する前に「192.168.1.50」から「192.168.1.40」へ変更されていた場合は、動作値は「192.168.1.50」、ユーザー設定値は「192.168.1.40」である。このとき、ネットワーク制御部M13は、IPアドレスを利用して実際にネットワーク接続を行う必要があるため動作値を取得する。一方、状態監視部M11は、ユーザーによって現在設定されているIPアドレスを表示パネルに表示する必要があるためユーザー設定値を取得する。
ステップS210において、復帰監視部M21は、SRAM23に記憶されていた動作値とユーザー設定値をRAM13の設定値記憶領域に書き戻す。
ステップS215において、復帰監視部M21は、制御を第1制御部10に移行し、復帰監視部M21は処理を終了する。
以上の節電処理と復帰処理を行うことにより、節電レベル2から通常動作への復帰と節電レベル1から通常動作への復帰とでユーザーからみたときの動作を一致させることができる。よって、ユーザーの使い勝手が低下しない。また、省電力から復帰したときに省電力に入る前と同じ状態でプリンターを使用することができる。また、節電レベル2において設定値が変更された場合には、省電力に入る前の状態に節電レベル2において行われた変更を加えた形で、その変更を復帰後の動作に有効に反映することができる。
(4)まとめと変形例:
以上説明した実施例によれば、印刷エンジン30と第1制御部10とが動作する通常動作と、印刷エンジン30が停止し少なくとも第1制御部10が動作する節電レベル1と、第2制御部20のみが動作する節電レベル2とを選択可能なプリンター100において、設定値(ユーザー設定値と動作値)を格納するRAM13と、設定値を格納するSRAM23と、通常動作から節電レベル1もしくは節電レベル2へ移行するときにRAM13の設定値をSRAM23に格納し、第2制御部20はSRAM23に格納した設定値の変更を受付け可能であり、節電レベル2から通常動作もしくは第1節電動作への移行時SRAM23の設定値をRAM13に書き戻し、第1種の設定項目についてはユーザー設定値を反映させ、第2種の設定項目については動作値を反映させる。よって、ユーザーにこれら複数の節電レベルを意識させずに済む。
なお、本発明は上述した実施例や変形例に限られず、上述した実施例および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施例および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。
30…印刷エンジン、10…第1制御部、11…メモリー制御ASIC、12…CPU、13…RAM、14…ROM、20…第2制御部、21…I/O制御ASIC、22…サブCPU、23…SRAM、24…USB I/F、25…NW I/F、26…操作パネル、30…印刷エンジン、M11…状態監視部、M12…エンジン制御部、M13…ネットワーク制御部、M14…印刷データ受信部、M15…設定値管理部、M16…起動指示部、M21…復帰監視部、M22…設定値管理部

Claims (6)

  1. 印刷エンジンと第1制御部と第2制御部とを備えた印刷装置であって、
    少なくとも印刷エンジンと第1制御部とが動作する通常動作と、上記印刷エンジンが停止し少なくとも上記第1制御部が動作する第1節電動作と、上記第2制御部のみが動作する第2節電動作と、が可能であり、
    上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を反映した設定値と上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を反映されない動作値とを格納する上記第1制御部の第1格納部と、
    上記設定値と上記動作値とを格納する上記第2制御部の第2格納部と、
    上記通常動作もしくは上記第1節電動作から上記第2節電動作へ移行するときに上記第1格納部の上記設定値と上記動作値とを上記第2格納部に格納する設定値バックアップ部とを備えるとともに、
    上記第2制御部は上記第2格納部に格納した上記設定値の変更を受付ける設定値変更受付部を備えており、
    上記印刷装置は、上記第2節電動作から上記通常動作への移行時もしくは上記第2節電動作から上記第1節電動作への移行時に上記第2格納部から上記第1格納部へ上記設定値と上記動作値とを書き戻し、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させる第1種の設定項目については上記設定値を反映させ、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させない第2種の設定項目については上記動作値を反映させる設定管理部を更に備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 上記第1種の設定項目は、表示部の表示言語と給紙装置の用紙サイズと時間設定と上記通常動作から上記第1節電動作や上記第2節電動作への移行条件とに関する設定項目の少なくとも1つを含んで構成される請求項1に記載の印刷装置。
  3. 上記第2種の設定項目は、ネットワーク接続に使用するIP(Internet Protocol)アドレスとRAM(Random Access Memory)ディスクの領域設定とネットワークI/Fの使用/不使用の切替え設定と各給紙カセットの用紙サイズの自動検知のオン/オフ設定とに関する設定項目の少なくとも1つを含んで構成される請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 上記第2節電動作での動作中に上記印刷装置に接続された外部機器から上記印刷装置に関する問合せがあると、上記第2制御部は、上記第2格納部に格納された設定値や動作値に基づいて応答する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 上記第1格納部は、セルフリフレッシュ機能を備えない揮発性記憶媒体である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 印刷エンジンと第1制御部と第2制御部とを備えた印刷装置の制御方法であって、
    上記印刷装置は、少なくとも印刷エンジンと第1制御部とが動作する通常動作と、上記印刷エンジンが停止し少なくとも上記第1制御部が動作する第1節電動作と、上記第2制御部のみが動作する第2節電動作と、が可能であり、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を反映した設定値と上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を反映されない動作値とを格納する上記第1制御部の第1格納部と、上記設定値と上記動作値とを格納する上記第2制御部の第2格納部と、を備えており、
    上記制御方法は、
    上記通常動作もしくは上記第1節電動作から上記第2節電動作へ移行するときに上記第1格納部から上記設定値と動作値とを上記第2格納部に格納する設定値バックアップ工程と、
    上記第2制御部が上記第2格納部に格納した上記動作値や上記設定値の変更を受付ける設定値変更受付工程と、
    上記第2節電動作から上記通常動作への移行時もしくは上記第1節電動作から上記通常動作への移行時に上記第2格納部から上記第1格納部へ上記設定値と動作値とを書き戻し、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させる第1種の設定項目については上記設定値を反映させ、上記印刷装置の動作中に行われた設定変更を動作に反映させない第2種の設定項目については上記動作値を反映させる設定管理工程とを備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
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