JP5631112B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のタスクの処理によって動作する画像形成装置に関する。
画像形成装置は従来のものに比べて年々システムが大規模化している。それによって、電源起動時の初期化処理の量も多くなってきているため、電源起動から画像形成処理できるようになるまでの起動時間も長くなってきている。このような問題に対して、シャットダウン前のメモリ情報をHDD等の不揮発の記憶装置に記憶させておき、電源起動時にはその不揮発の記憶装置に記憶させておいた情報を元のメモリに復元するハイバネーション技術がある(例えば、特許文献1)。このハイバネーション技術により、電源起動時の初期化処理を省くことができ、起動時間を短縮する効果がある。しかし、HDD等の大容量の不揮発記憶装置を持たない構成の画像形成装置の場合、ハイバネーション技術を使用して起動時間を短縮することができない。一方、電源起動時の初期化処理をなるべく少なくするために、電源起動時にはいずれのエミュレーションプログラムも起動させず、印刷データを受信してからその印刷データに対応するエミュレーションプログラムを起動する技術もある(例えば、特許文献2)。しかし、この技術では、印刷データを受信してから画像形成処理を完了するまでの時間(以後、FPOT(First Print Out Time)と呼ぶ)に関して、電源起動してから初めて受信した印刷データの種類だったときの方が、そうでないときより常に長くなってしまう。さらに、画像形成に関わる制御を複数のタスクで実現する画像形成装置において、電源起動後、印刷データによる印刷ジョブの処理に必要な最低限のタスク(以後、優先タスクと呼ぶ)のみ最初に起動し、それら優先タスクの起動が完了した後にジョブ受け付け可能状態にするとともに残りのタスク(以後、非優先タスクと呼ぶ)を起動する技術がある。しかし、この技術では、非優先タスクの初期化処理中にジョブを受け付けたとき、CPUは非優先起動タスクの初期化処理に使用されているため、受け付けたジョブの処理にCPUが十分割り当たらず、ジョブの処理速度として十分に性能を発揮できない問題がある。
特開平07−084848 特開2009−166369
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、電源起動して印刷データの受け付けが可能な状態になるまでの時間を短く抑え、印刷データの受け付けが可能な状態になってから受信した印刷データのFPOT性能をなるべく落とさない最適なタスク起動制御を実現することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数のタスクで構成され、前記複数のタスクのそれぞれに対して優先タスクと非優先タスクのいずれかに予め割り当てられたタスクテーブルに従って、電源起動時に前記複数のタスクを段階的に起動する画像形成装置であって、前記優先タスクの起動が完了したことを検知する優先タスク起動検知手段と、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知したときにジョブを受け付け可能な状態に遷移し、ジョブを受け付けるジョブ受け付け手段と、前記非優先タスクの起動を開始する起動制御手段を有し、前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから所定時間経過するまでは前記非優先タスクの起動を開始させず、かつ、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ジョブ受け付け手段によってジョブを受け付け、前記ジョブが前記非優先タスクの起動が必要なジョブでない場合は、前記ジョブ受け付け手段によって受け付けているすべてのジョブの処理が終了してから、前記非優先タスクの起動を開始し、かつ、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ジョブ受け付け手段によってジョブを受け付け、前記ジョブが前記非優先タスクの起動が必要なジョブである場合は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間を待たずに、前記非優先タスクの起動を開始することを特徴とする。
本発明によれば、電源起動して印刷データの受け付けが可能な状態になるまでの時間を短く抑えることができ、さらに印刷データの受け付けが可能な状態になった直後に受信した印刷データのFPOT性能の低下頻度を減らすことができる。
本発明における画像形成装置のシステム構成の概略を示す図である。 本発明におけるコントローラ302の構成例を示すブロック図である。 本発明におけるタスク起動制御の手順を示すフローチャートである。 本発明におけるタスク起動制御のステップS108、S111を説明するためのタイムチャートである。 本発明におけるタスク起動制御のステップS108を説明するためのタイムチャートである。 本発明におけるタスク起動制御のステップS106を説明するためのタイムチャートである。 本発明におけるタスク起動制御において使用するタスクテーブルである。 本発明の実施例2におけるタスク起動制御において使用するPDLジョブ種カウンタテーブルである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(プリンタのシステム構成の説明)
図1は、本発明の実施例を示す画像形成装置のシステム構成の概略を示す図である。
図において、データ処理装置101は、例えば、コンピュータであり、画像情報の供給源として機能する。本実施例においては、画像形成装置102として、レーザビームプリンタ(以降、プリンタと称する)を用いている。本実施例において適用される画像形成装置は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでもよいことは言うまでもない。
プリンタコントローラ(コントローラ)302は、データ処理装置101から供給される画像情報(例えば、ページ記述言語(以降、PDLと呼ぶ))に基づいて、ページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン303に送出する。
プリンタエンジン303は、コントローラ302から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を記録する。
パネル部301は、ユーザインタフェースとして使用される。コントローラ302は、パネル部301を介してユーザからの所望の動作指示を受け付ける。また、コントローラ302は、パネル部301を介して、プリンタ102の処理内容やユーザへの警告内容を表示する。
(コントローラのシステム構成の説明)
図2は、コントローラ302の構成例を示すブロック図である。
図において、401は、パネル部301とのデータ通信を行うパネルインタフェース部である。CPU409は、パネルインタフェース部401を介して、ユーザからのパネル部301を介しての設定および指示内容を受け付ける。402は、ネットワークを介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101と双方向に通信接続するためのホストインタフェース部である。403は、ホストインタフェース部402を介してデータ処理装置101から受信した印刷ジョブをプリンタ102内部で扱いやすい形である中間データに変換する処理を行う中間データ作成部である。404は、本発明で説明する処理や、その他プリンタ102の行う制御プログラムコードが保持されるROMである。405は、RAMである。CPU409がRAM405に格納するデータには、ホストインタフェース部402を介して受信した印刷データ、印刷データを解釈して生成される中間データ、中間データをレンダリングして生成されるビットマップ、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータスなどがある。406は、プリンタエンジン303と通信接続するためのエンジンインタフェース部である。CPU409は、エンジンインタフェース部406を介して、プリンタエンジン303の状態を認識する。407は、DMA制御部である。CPU409は、RAM405内に格納されているビットマップデータをDMA制御部407を介してエンジンインタフェース部406に転送する。408は、RAM405に格納された中間データの内容に従って、ビットマップイメージに展開するレンダリング部である。409は、ROM404に格納された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス412に接続されたデバイスを制御するCPUである。410は、プリンタ102の設定情報を保持するための不揮発性メモリEEPROMである。411は、USBメモリ等のリムーバブルメディア304から画像データ、プログラムデータ、機器設定データ等の各種データを読み取ったり書き込んだりするためのメディアインタフェース部である。
412は、電源起動時に、所定の手続きに従って各インタフェース部の状態を確認したり各処理部に必要な初期設定を行ったりするための起動制御部である。ROM404に保持されている制御プログラムコードは、複数のタスクによって制御するように構成されているため、起動制御部412は、電源起動時に各タスクの起動を指示して各タスクの初期化処理を実行する。
413は、ホストインタフェース部402を介してデータ処理装置101から受信する複数の印刷ジョブを処理するために、中間データ作成部403やレンダリング部408、エンジンインタフェース部408、DMA制御部のそれぞれの処理部に順に指示を出すジョブ制御部である。
420は、アドレス、データ、コントロールバスを含むCPUバスである。401から410のデバイスは、それぞれCPUバス420に接続されたすべてのデバイスにアクセスできる。
(課題解決のためのフローチャートの説明)
図3は、起動制御部412が電源起動時に行うタスク起動制御の手順を示すフローチャートである。図において、起動制御部412は、電源ONによって制御を開始すると(S101)、まず優先タスクを起動する。複数のタスクのそれぞれが優先タスクであるかどうかは、起動制御部412が管理する後述する図7のタスクテーブルによって予め決まっている。図7の例では、起動制御部412は、「TID01」、「TID02」、「TID03」、「TID04」、「TID06」、「TID07」を優先タスクとして起動する。起動制御部412は、優先タスクの起動が完了したら、機器の状態を「起動中」状態から「ジョブ受け付け可能」状態に遷移させ、印刷ジョブの受信が可能である旨のメッセージをパネルインタフェース部401を介してパネル部301に表示する。「ジョブ受け付け可能」状態では、起動制御部412は、ホストインタフェース部402を介してジョブを受け付けたかどうかを判断し(S105)、ジョブを受け付けていればさらにそのジョブが非優先タスクの起動が必要なジョブかどうかを判断する(S106)。受け付けたジョブの処理のために非優先タスクの起動が必要なジョブであれば、起動制御部412は、非優先タスクを起動する(S107)。ここで、起動制御部412が起動するタスクは、非優先タスクすべて対象であるが、非優先タスクのうち、受け付けたジョブの処理に必要なタスクのみに限定してもよい。
ジョブ制御部413は、起動制御部412による非優先タスクの起動処理(S107)が完了するまでは、受け付けたジョブの処理を保留し、起動制御部412による非優先タスクの起動処理(S107)が完了したあとにそのジョブの処理を再開する。起動制御部412は、S106において受け付けたジョブが非優先タスクの起動が必要なジョブだと判断した場合に受け付けたすべてのジョブのすべての処理が完了するのを待って(S108)、ステップS109の処理に移る。S109において、起動制御部412は、まず非優先タスクの起動が必要なボタン1が押されたことを検知したかどうかを判断する(S109)。例えば、パネルインタフェース部401は、ボタン1が押されたことを検知したときに、その非優先タスクの処理によって構成される機能を提供するためのメニューを表示する。その非優先タスクは、パネルインタフェース部401を介してのメニュー操作によるユーザの指示に対して、メニュー内容に従った所定の処理を行う。起動制御部412は、S109において非優先タスクの起動が必要なボタン1が押されたことを検知した場合には、非優先タスクを起動さ(S107)せ、パネルインタフェース部401は、非優先タスクの起動処理(S107)が完了するのを待ってからパネルインタフェース部401を介してパネル部301に所定のメニューを表示する。起動制御部412は、S109において非優先タスクの起動が必要なボタン1が押されたことを検知した場合には、S107に移って非優先タスクを起動させる。起動制御部412は、S109において非優先タスクの起動が必要なボタン1が押されたことを検知しなければ、非優先タスクの起動が必要なUSBホストのメディアインタフェース部411にリムーバブルメディア304が挿入されたことを検知したかどうかを判断する(S110)。例えば、パネルインタフェース部401は、メディアインタフェース部411にリムーバブルメディア304が挿入されたことを検知したときに、その非優先タスクの処理によって構成される機能を提供するためのメニューを表示する。このメニューは、ボタン1の押下を検知したときのメニューと同じであってもよいし、異なってもよく、対応する非優先タスクもボタン1の押下を検知したときのタスクと同じであってもよいし、異なってもよい。その非優先タスクは、パネルインタフェース部401を介してのメニュー操作によるユーザの指示に対して、メニュー内容に従った所定の処理を行う。起動制御部412は、S110において非優先タスクの起動が必要なUSBホストのメディアインタフェース部411にリムーバブルメディア304が挿入されたことを検知した場合には、S107に移って非優先タスクを起動させる。起動制御部412は、S110において非優先タスクの起動が必要なUSBホストのメディアインタフェース部411にリムーバブルメディア304が挿入されたことを検知しなければ、S104にてジョブ受け付け可能状態になってから所定の時間TW以上経過したかどうかを判断する(S111)。時間TWは、ジョブ受け付け可能状態になった直後にホストインタフェース部402を介してジョブを受け付けることを想定して、非優先タスクの起動をする前にその受け付けたジョブの処理を優先的に処理するために予め設定された時間である。また、時間TWは、ユーザが設定変更するためのメニューによって変更されるものでもよい。起動制御部412は、S111においてジョブ受け付け可能状態になってから所定の時間TW以上経過したと判断した場合には、S107に移って非優先タスクを起動させる。起動制御部412は、S111においてジョブ受け付け可能状態になってから所定の時間TW以上経過していないと判断した場合には、S105からの処理を繰り返す。
(図3のステップS108およびS111の制御例の説明)
図4の(A)および(B)は、前述した従来例の起動方式での起動処理とジョブ処理を説明するためのタイムチャートである。従来例の図4−Aでは、起動制御部412は、優先タスクの起動処理501が終わったあとにすぐに非優先タスクの起動処理502を実行する。TAは、ジョブ受け付け可能状態になった時刻である。一方、ジョブ制御部413は、ジョブ1の受信に従ってジョブ1の処理503を実行する。次に、従来例の図4−Bでは、起動制御部412は、優先タスクの起動処理511が終わったあとにすぐに非優先タスクの起動処理512を実行する。一方、ジョブ制御部413は、非優先タスクの起動処理512が終了する前にジョブ1の受信に従ってジョブ1の処理513を実行する。ここで、ジョブ1の処理時間に関して、図4−AではTJ1に対して、図4−BではTJ2(>TJ1)である。図4−Aの例より図4−Bの例でジョブ1の処理時間が長くなっているのは、図4−Bの例において非優先タスクの起動処理512とジョブ1の処理513が重なることによってジョブ1の処理513に費やされるCPUの割合が図4−Aの例に比べて小さいからである。
図4の(C)および(D)は、図3において前述した本発明のフローチャートの特にS108およびS111に従った起動処理とジョブ処理を説明するためのタイムチャートである。図4−Cでは、起動制御部412は、優先タスクの起動処理521が終わってから所定時間TWだけ待機してから非優先タスクの起動処理522を実行する。一方、ジョブ制御部413は、ジョブ1の受信に従ってジョブ1の処理523を実行する。次に、図4−Dでは、起動制御部412が優先タスクの起動処理531を終えて所定時間TWだけ待機している間に、ジョブ制御部413がジョブ1の受信に従ってジョブ1の処理533を実行する。起動制御部412は、ジョブ受け付け可能状態になってから所定時間TW経過していてジョブ1の処理533を含むすべてのジョブのすべての処理が終わったのを確認から非優先タスクの起動処理532を実行する。ここで、ジョブ1の処理時間に関して、図4−Cにおける処理時間TJ3と図4−Dにおける処理時間TJ4は、同じ時間である。以上のように、図3におけるS108およびS111に従った起動処理とジョブ処理によって、図4−Bの例のようにジョブ1の処理時間が長くなってしまう問題を防ぐことができる。
図5は、図3において前述した本発明のフローチャートの特に複数ジョブを受信するときのS108およびS111に従った起動処理とジョブ処理を説明するためのタイムチャートである。図5−Aでは、起動制御部412が優先タスクの起動処理601を終えて所定時間TWだけ待機している間に、ジョブ制御部413がジョブ1の受信に従ってジョブ1の処理603を実行する。さらに、ジョブ制御部413は、ジョブ1の処理603を実行している間にジョブ2の受信に従ってジョブ2の処理604を実行する。起動制御部412は、ジョブ受け付け可能状態になってから所定時間TW経過していてジョブ1の処理603とジョブ2の処理604を含むすべてのジョブのすべての処理が終わったのを確認から非優先タスクの起動処理602を実行する。図5−Bでは、起動制御部412が優先タスクの起動処理611を終えて所定時間TWだけ待機している間に、ジョブ制御部413がジョブ1の受信に従ってジョブ1の処理613を実行する。起動制御部412は、ジョブ受け付け可能状態になってから所定時間TW経過していてジョブ1の処理613を含むその時点でのすべてのジョブのすべての処理が終わったのを確認から非優先タスクの起動処理612を実行する。ジョブ制御部413は、起動制御部412が非優先タスクの起動処理612を実行している間にジョブ2を受信しても非優先タスクの起動処理612が終わるのを待ってジョブ2の処理614を実行する。以上のように、コントローラ302がジョブ受け付け可能状態になってから複数のジョブを受信する場合においても、図3におけるS108およびS111に従った起動処理とジョブ処理によって、ジョブの処理時間が長くなってしまう問題を防ぐことができる。
(図3のステップS106の制御例の説明)
図6は、図3において前述した本発明のフローチャートのS106に従った起動処理とジョブ処理を説明するためのタイムチャートである。図6では、起動制御部412が優先タスクの起動処理701を終えて所定時間TWだけ待機している間に、ジョブ1の受信に従って非優先タスクの起動処理702を実行する。起動制御部412が所定時間TWを待たずに非優先タスクの起動処理702を実行する理由は、ジョブ1の処理に必要タスクが非優先タスクとして割り当てられているために、ジョブ1の処理を実行できないからである。例えば、ジョブ1が後述する図7の「PDL3」で構成されるジョブであるとき、起動制御部412は起動優先度「2」の非優先タスクとして割り当てられているタスク「TID05」の起動処理を実行する。ジョブ制御部413は、起動制御部412が非優先タスクの起動処理702を終えたあとにジョブ1の処理703を実行する。以上のように、図3におけるS106に従った起動処理とジョブ処理によって、ジョブの処理に必要なすべてのタスクが起動完了していなくても、ジョブ受信後に必要なタスクを起動させてジョブの処理を継続させることができる。
(タスクテーブルの説明)
図7は、起動制御部412が管理するタスクテーブルである。起動制御部412は、タスクテーブルにて、タスク毎にタスクID、起動優先度、起動条件を管理している。「タスクID」は、複数のタスクうちのそれぞれのタスクを識別するためのIDである。「起動優先度」は、タスクの起動開始タイミングを定義した項目である。図の例では、ジョブ受け付け可能な状態にするまでに起動させるタスクは「1」、ジョブ受け付け可能な状態になってから起動させるタスクは「2」として定義されている。「起動トリガー」は、仮にそのタスクが起動していないときにそのタスクを起動させなければならない事象のことであり、図の例では、以下のように判断される。
PRINT:印刷処理に必要なタスク
PDL1:PDL1のジョブの解釈に必要なタスク
PDL2:PDL2のジョブの解釈に必要なタスク
PDL3:PDL3のジョブの解釈に必要なタスク
BUTTON1:パネルインタフェース部401がパネル部301のボタン1が押されたのを検知したときに必要なタスク
USB−H:メディアインタフェース部411がUSBホストにリムーバブルメディアが挿入されたのを検知したときに必要なタスク
例えば、起動制御部412は、PDL3のジョブを受信したときにタスク「TID05」が起動していることを確認し、起動していれば何もせず(ジョブ制御部413が印刷ジョブの解釈処理を開始する)、起動していなければそのタスクを起動させる。
実施例1は、図7のように各タスクの起動優先度が予め決められた状態で、図3に従った起動制御を行うものであるが、各タスクの起動優先度は、使用されている環境でのPDLジョブ種別の頻度に応じて可変であってもよい。
(課題解決のために使用するPDLジョブ種カウンタテーブルの説明)
図8は、本発明の実施例2のタスク起動制御において使用するPDLジョブ種カウンタテーブルである。図8では、ジョブ制御部413が受信したジョブのPDL種に従ってPDLジョブ種カウンタテーブルのカウンタ値をカウントアップする。不図示のシャットダウン制御部がPDLジョブ種カウンタテーブルのカウンタ値に従って図7のタスクテーブルの起動優先度を変更する。例えば、図7の例では、「TID03」〜「TID05」のタスクに対して、図8のPDLジョブ種カウンタの中で値の大きい「PDL1と「PDL3」の起動優先度を高く設定(「2」に)し、「PDL2」の起動優先度を低く設定(「1」に)する。次の電源起動時には、起動制御部412は、前述の設定変更が反映された起動優先度に従って図3に従った起動制御を行う。これによって、コントローラ302は、ジョブ受け付け可能状態になった直後に、その環境において使用頻度の高い「PDL1」と「PDL3」で構成されるジョブを処理できる状態になる。

Claims (9)

  1. 電源起動時に優先タスクと非優先タスクのいずれかに割り当てられた複数のタスクを段階的に起動する画像形成装置であって、
    前記優先タスクの起動が完了したことを検知する優先タスク起動検知手段と、
    前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知したときにジョブを受け付け可能な状態に遷移し、ジョブを受け付けるジョブ受け付け手段と、
    前記非優先タスクの起動を開始する起動制御手段を有し、
    前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから所定時間経過するまでは前記非優先タスクの起動を開始させず、かつ、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ジョブ受け付け手段によってジョブを受け付け、前記ジョブが前記非優先タスクの起動が必要なジョブでない場合は、前記ジョブ受け付け手段によって受け付けているすべてのジョブの処理が終了してから、前記非優先タスクの起動を開始し、かつ、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ジョブ受け付け手段によってジョブを受け付け、前記ジョブが前記非優先タスクの起動が必要なジョブである場合は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間を待たずに、前記非優先タスクの起動を開始することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、前記ジョブ受け付け手段によって受け付けたジョブの種類を判定するジョブ種判定手段と、
    前記ジョブ種判定手段によって判定されたジョブ種のジョブを処理するために必要なタスクが起動しているかどうかを判定する起動タスク判定手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ジョブ受け付け手段によってジョブを受け付け、前記ジョブが前記非優先タスクの起動が必要なジョブである場合は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間を待たずに、前記非優先タスクのうち、前記ジョブを処理するために必要なタスクのみ起動を開始することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、操作パネルのボタン操作を検知するボタン操作検知手段と、
    前記ボタン操作検知手段によって検知するボタン操作に対応する処理に必要なタスクが起動しているかどうかを判定する起動タスク判定手段を有し、
    前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ボタン操作検知手段によってボタン操作を検知し、該ボタン操作に対応する処理に必要なタスクが前記起動タスク判定手段によって起動していないと判定されたときに、該ボタン操作に対応する処理に必要なタスクを含む非優先タスクの起動を開始することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、操作パネルのボタン操作を検知するボタン操作検知手段と、
    前記ボタン操作検知手段によって検知するボタン操作に対応する処理に必要なタスクが起動しているかどうかを判定する起動タスク判定手段を有し、
    前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記ボタン操作検知手段によってボタン操作を検知し、該ボタン操作に対応する処理に必要なタスクが前記起動タスク判定手段によって起動していないと判定されたときに、該ボタン操作に対応する処理に必要なタスクのみの起動を開始することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、記憶メディアI/Fに記憶メディアの挿入があったことを検知する記憶メディア検知手段と、
    前記記憶メディア検知手段によって検知する記憶メディアに対する処理に必要なタスクが起動しているかどうかを判定する起動タスク判定手段を有し、
    前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記記憶メディア検知手段によって記憶メディアの挿入を検知し、該記憶メディアに対する処理に必要なタスクが前記起動タスク判定手段によって起動していないと判定されたときに、該記憶メディアに対する処理に必要なタスクを含む非優先タスクの起動を開始することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、記憶メディアI/Fに記憶メディアの挿入があったことを検知する記憶メディア検知手段と、
    前記記憶メディア検知手段によって検知する記憶メディアに対する処理に必要なタスクが起動しているかどうかを判定する起動タスク判定手段を有し、
    前記起動制御手段は、前記優先タスク起動検知手段によって前記優先タスクの起動完了を検知してから前記所定時間経過までの間に、前記記憶メディア検知手段によって記憶メディアの挿入を検知し、該記憶メディアに対する処理に必要なタスクが前記起動タスク判定手段によって起動していないと判定されたときに、該記憶メディアに対する処理に必要なタスクのみの起動を開始することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、前記ジョブ受け付け手段によって受け付けるジョブに従ってジョブの種類別にジョブ数をカウントし、該カウント値を保持するジョブ種カウント保持手段と、
    前記ジョブ種カウント保持手段によるカウント情報に従って、次の電源起動時のタスク起動制御を変更するタスク起動変更手段をさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記起動タスク判定手段は、前記複数のタスクそれぞれに対して優先タスクと非優先タスクのいずれかに予め割り当てられたタスクテーブルを用いて判定することを特徴とする請求項3から8のいずれかに記載の画像形成装置。
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