JP3382319B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3382319B2
JP3382319B2 JP27274193A JP27274193A JP3382319B2 JP 3382319 B2 JP3382319 B2 JP 3382319B2 JP 27274193 A JP27274193 A JP 27274193A JP 27274193 A JP27274193 A JP 27274193A JP 3382319 B2 JP3382319 B2 JP 3382319B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、長時間使用しない時
に省電力状態にするプリンタに関する。 【0002】 【従来の技術】プリンタ、例えば、感光体に静電潜像を
形成し、帯電トナーにより現像し、この現像したトナー
を用紙に転写するレーザプリンタでは、用紙に転写した
トナーを用紙に定着させるため、熱定着器を使用するも
のが一般的に普及している。 【0003】従来、この熱定着器は、ヒータ及びこのヒ
ータの熱を用紙に伝導するローラ等から構成されてお
り、所定の定着温度で用紙に転写したトナーを定着す
る。しかし、この定着器が、常温からヒータに通電を開
始してからその定着温度に達するまでに要する時間(ウ
ォームアップ時間)が長い(1分程度)ため、プリンタ
の印字待機状態として、印字効率と電力効率とを考慮し
た2通りの方式が知られている。 【0004】すなわち、第1の方式は、印字効率を考慮
して、印字を行っていない時でも、熱定着器のヒータへ
の通電を続けて、熱定着器の予熱を保持させるというも
のである。 【0005】第2の方式は、電力効率も考慮して、最後
の印字動作終了後、予め設定された規定時間が経過して
も印字を指示する操作又は印字動作が行われなければ、
ヒータへ供給する電力を遮断又は削減した省電力モード
(省電力状態)に入るいうものである。 【0006】この第2の方式のものは、小電力モードに
入った後、印字を指示する操作により、例えばレーザプ
リンタに設けられている操作パネルのキー入力操作又は
スイッチの押下操作が行われることにより、省電力モー
ドから抜け出して通常状態に復帰する。すなわち、熱定
着器のヒータへ通常の電力を供給して、所定の定着温度
に加熱させて(ウォームアップ)、直ぐに印字できる状
態(通常状態)になるように制御が行われる。 【0007】ただし、エラー検出時においてはエラーを
報知し、オペレータにエラー解除作業を示唆するエラー
処理及びエラー解除後の復帰を行うエラー後処理を行う
のみで、前回の印字動作終了後から上記規定時間が経過
して省電力モードに入っていると、エラー後処理を行っ
ても、省電力モードのままであった。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプリンタでは、予め設定された規定時間、全く動作し
ない時には、電力の無駄な消費を削減するために、ヒー
タ等の電力消費の大きいものに対する電力供給を遮断又
は削減する省電力モードが設けられていた。この省電力
モードでは、エラー検出時においても実施され、エラー
後処理を行っても省電力モードは継続されていた。 【0009】しかし、使用者がエラー解除作業を行うの
は、一般に印字を直ぐに行うためである場合が多い。そ
れにもかかわらず、エラー解除作業を行っても省電力モ
ードを継続しているため、印字を開始する指示を行っ
て、省電力モードを解除し、電力消費の大きいヒータ等
のウォームアップが行なわれ、このウォームアップが終
了して、印字開始となる。従って、この印字開始指示か
ら実際に印字開始するまでに時間が長くかかるという問
題があった。 【0010】これは使用者を、少なくともウォームアッ
プ時間は待たせるという問題があった。 【0011】そこでこの発明は、使用者を待たせること
なく、エラー後処理の後で直ぐに印字できるプリンタを
提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、長時間使用し
ない時には省電力状態となるプリンタにおいて、エラー
状態からエラー解除されたか否かを判断するエラー解除
判断手段と、このエラー解除判断手段によりエラー状態
からエラー解除されたと判断されると、省電力状態を
動的に解除し、印字待機状態にするプリンタ制御手段と
を設けたものである。 【0013】 【作用】このような構成の本発明において、エラー解除
判断手段によりエラー状態からエラー解除されたと判断
されると、プリンタ制御手段により、省電力状態を自動
的に解除し、印字待機状態になる。 【0014】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なおこの実施例は、本発明をレーザプリンタ
に適用したもので、図1は、このレーザプリンタ1の概
略の構成を示す図である。 【0015】表面が感光体で形成された感光体ドラム2
は、一方向に回転駆動されるものである。電子写真プロ
セスに従い、前記感光体ドラム2の周囲には、以下に述
べる構成部品が順番に設けられている。 【0016】すなわち、その順番に設けられた構成部品
は、前記感光体ドラム2の表面を一様に帯電させる帯電
器3、この帯電器3で帯電された前記感光体ドラム2上
に光を照射して画像情報を露光によって記録させるレー
ザスキャナユニット4、露光された前記感光体ドラム2
にトナーを付着させる現像装置としての現像器5、トナ
ー像を被転写材に転写する転写器6、前記感光体ドラム
2からトナーを落とすクリーナ7、前記感光体ドラム2
の表面を除電する除電器8である。 【0017】また、前記転写器6により転写された用紙
に対して熱定着を行う熱定着器9が設けられている。こ
の熱定着器9による熱定着により、用紙上の転写画像が
永久画像となる。 【0018】用紙搬送路10は、用紙がセットされる用
紙供給部11から、前記転写器6、前記熱定着器9へと
順次連結して設けられている。 【0019】図2は、このレーザプリンタ1の概略の回
路構成を示すブロック図である。 【0020】21は、制御部本体を構成するCPU(ce
ntral processing unit )である。このCPU21が行
う処理のプログラムデータが記憶されたROM(read o
nlymemory)22、前記CPU21が処理を行うときに
使用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(rand
om access memory)23、各種の設定操作や指示操作等
が行われるパネルキー24とのデータの伝送制御を行う
パネルキーインターフェイス25、設定や指示等の表示
と共にエラー表示等を行う表示器26を制御する表示コ
ントローラ27、回線を介してホストコンピュータと接
続された通信インターフェイス28は、それぞれシステ
ムバス29を介して前記CPU21と接続されている。
前記RAM23にはさらに、エラーが発生したことを示
すエラー発生フラグ23aが形成されている。 【0021】また、割込用タイマ30及びエンジンコン
トローラ31も、それぞれ前記システムバス29を介し
て前記CPU21と接続されている。前記割込用タイマ
30は、省電力モードに入るタイミングを発生させるた
め予め設定された規定時間を計時(カウント)し、カウ
ントアップすると前記CPU21の割込端子へ割込信号
を出力する(タイマ割込みをかける)ようになってい
る。前記エンジンコントローラ31は、前記レーザスキ
ャナユニット4、前記帯電器3、前記現像器5、前記転
写器6、前記クリーナ7、前記除電器8、前記熱定着器
9に設けられたヒータ9a等の各種部材を制御する。 【0022】図3に、前記CPU21が行う印刷処理の
流れを示す。 【0023】まず、各種メモリ初期化等を行うと共に、
RAM23に形成されたエラー発生フラグ23aに0を
設定するイニシャライズ処理を行い、このイニシャライ
ズ処理を終了すると、割込用タイマ30aに規定時間を
セットしてスタートさせ、ヒータ9aへの通電を開始さ
せる(ON)。 【0024】次に、ステップ1(ST1)の処理とし
て、後述するエラー検出処理を行う。 【0025】このエラー検出処理を終了すると、パネル
キー24において操作入力があったか否かを確認する。
ここで、パネルキー24において操作入力がある場合に
のみ、割込用タイマ23aに規定時間を再びセットし直
して、ヒータ9aへの通電を開始させる。なお、この時
すでにヒータ9aへの通電が行われていれば、そのまま
ヒータ9aへの通電を継続する。 【0026】次に、印刷開始か否かを判断する。ここで
印刷開始でなければ、再び前述のステップ1の処理に戻
るようになっている。また、印刷開始であれば、割込用
タイマ23aに規定時間を再びセットし直して、ヒータ
9aへの通電を開始させ、RAM23に描画された印字
イメージデータに基づいて、エンジンコントローラ31
を介して各部を制御して印刷を行う。この印刷を終了す
ると、再び前述のステップ1の処理に戻るようになって
いる。 【0027】図4に、前述したエラー検出処理の流れを
示す。 【0028】まず、用紙切れや用紙ジャム等のエラーが
発生したか否かを判断する。エラーが発生したと判断さ
れれば、エラー発生フラグ23aに1を設定し、表示器
26等によりエラー表示を行う等のエラー処理を行い、
このエラー検出処理を終了するようになっている。 【0029】また、エラーは発生していないと判断され
れば、エラー発生フラグ23aに1が設定されているか
否かを判断する(エラー解除判断手段)。エラー発生フ
ラグ23aに1が設定されていなければ、すなわち、エ
ラー発生フラグ23aに0が設定されていれば、このエ
ラー検出処理を終了するようになっている。 【0030】また、エラー発生フラグ23aに1が設定
されていれば、通信や駆動部等の各種復帰処理等を行う
エラー後処理を行い、エラー発生フラグ23aに0を設
定する。 【0031】次に、割込用タイマ23aに規定時間を再
びセットし直して、ヒータ9aへの通電を開始させて
(プリンタ制御手段)、このエラー検出処理を終了する
ようになっている。 【0032】図5に、前記割込用タイマ23aが規定時
間をカウントアップしたときに出力する割込信号が入力
されたときに、前記CPU21が行うタイマ割込処理の
流れを示す。 【0033】割込用タイマ23aからの割込信号の入力
に応じて、ヒータ9aへの通電を遮断する(OFF)。
そして、このタイマ割込処理を終了するようになってい
る。 【0034】このような構成の本実施例において、電源
投入時のイニシャライズ、パネルキー24の操作入力、
印刷動作によって、割込用タイマ30には規定時間が設
定される。 【0035】この割込用タイマ30がカウントアップし
たとき、すなわち、割込用タイマ30がカウントを開始
してから、全く操作入力がされずも印刷動作も行わなけ
れば、規定時間が経過すると、割込信号がCPU21に
入力され、割込処理によりヒータ9aへの通電が遮断さ
れ省電力モードに入る。 【0036】この省電力モードは、パネルキー24の操
作入力又は印刷動作の開始により、ヒータ9aへの通電
が復帰されて解除される。 【0037】また、エラーが発生すると、エラー発生を
表示器26に表示する等のエラー処理が行われ、エラー
発生フラグ23aに1が設定される。エラー解除の作業
を行った時に、すでに省電力モードに入っていた場合に
は、エラー検出処理において、エラーが発生しないと判
断され、エラー発生フラグ23aが1に設定されている
と判断されるので、すなわち、現在エラーが発生してい
ないが過去エラーが発生しており、しかもまだエラー後
処理が行われていないので、エラー解除されたと判断さ
れる。従って、エラー後処理を行い、エラー発生フラグ
23aに0が設定され、割込用タイマ30に規定時間を
再設定して、ヒータ9aへの通電を復帰させて省電力モ
ードが解除される。 【0038】ヒータ9aへ通電を開始してから定着温度
に達するまでにかかる時間は1分程度であるから、オペ
レータが印刷の準備をしている間に、このレーザプリン
タ1は印刷待機状態となる。 【0039】このように本実施例によれば、エラーが発
生したときに1が設定され、初期設定又はエラー後処理
を行った後で0に設定されるエラー発生フラグ23aを
設け、現在エラーが発生していないと判断され、エラー
発生フラグに1が設定されている場合に、エラーが解除
されたと判断して、エラー後処理を行い、割込用タイマ
30に規定時間を再設定すると共に、ヒータ9aへの通
電を復帰させて省電力モードを解除することにより、エ
ラー解除作業後に、自動的に印刷待機状態にすることが
でき、従って、オペレータを待たせることなく、エラー
後処理の後で、直ぐに印刷を開始することができる。 【0040】 【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
使用者を待たせることなく、エラー後処理の後で直ぐに
印字できるプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例のレーザプリンタの概略の
構成を示す図。 【図2】同実施例のレーザプリンタの概略の回路構成を
示すブロック図。 【図3】同実施例の印刷処理の流れを示す図。 【図4】同実施例のエラー検出処理の流れを示す図。 【図5】同実施例のタイマ割込処理の流れを示す図。 【符号の説明】 9…熱定着器、9a…ヒータ、21…CPU、23a…
エラー発生フラグ、24…パネルキー、30…割込用タ
イマ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 長時間使用しない時には省電力状態とな
    るプリンタにおいて、 エラー状態からエラー解除されたか否かを判断するエラ
    ー解除判断手段と、このエラー解除判断手段によりエラ
    ー状態からエラー解除されたと判断されると、省電力状
    態を自動的に解除し、印字待機状態にするプリンタ制御
    手段とを設けたことを特徴とするプリンタ。
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