JPH10254304A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10254304A
JPH10254304A JP9052936A JP5293697A JPH10254304A JP H10254304 A JPH10254304 A JP H10254304A JP 9052936 A JP9052936 A JP 9052936A JP 5293697 A JP5293697 A JP 5293697A JP H10254304 A JPH10254304 A JP H10254304A
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JP9052936A
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Kazuo Inui
和雄 乾
Hiroshi Yamada
浩史 山田
Junko Natsume
純子 夏目
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョブに対するプリントが終了するまでの予
定の時間が不確かなものとなったときにこれをユーザに
知らせることのできる複写機を提供する。 【解決手段】 本複写機では、複数のジョブを読み込む
ことによって登録し、登録したジョブに対するプリント
を読み込みとは独立して行なうことができる。本複写機
は、登録されているジョブナンバー4のジョブをプリン
トしている際にプリントが停止し、予定していたジョブ
ナンバー4、5のジョブのプリントを終了する時刻が変
更される可能性が高い場合、通常の表示とは異なりこれ
らのジョブが終了するまでの時間を網点にして表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、原稿群としてのまとまりを有する所定の画像
データを読み込み記憶し、画像データに基づいて画像を
形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタなどの画像
形成装置の中で、画像をプリントしている際に画像デー
タを読み込むことが可能であり、複数の原稿群に対する
画像データの読み込みと画像のプリントとを独立して行
なう、マルチジョブ機能を有するものが知られている。
【0003】また、画像形成装置のプリントに要する時
間は読み込みに要する時間よりも長く、このようなマル
チジョブ機能を有する画像形成装置には、ユーザが画像
形成を所望する原稿群(以下、原稿群をジョブともい
う)に対して、画像形成が終了するまでの(ジョブが終
了するまでの)時間を表示するものが知られている。
【0004】例えば、特開平7−76155号公報に開
示されたプリンタは、上述のような表示を行なうもので
ある。このプリンタは、画像データを格納する画像メモ
リを有し、スキャナで読み取られたジョブや通信回線を
介して送信されるジョブの画像データを画像メモリに蓄
積し、順次ジョブに対応する画像をプリントしていくも
のであり、蓄積されているジョブの各々が終了するまで
の時間を表示する。これによって、ユーザは、所望する
ジョブの終了するまでの時間に応じて有効に時間を使う
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像メ
モリに蓄積されプリントを待っているジョブがそれ以前
に出力される予定のジョブの影響によりプリントが不可
能となることがある。このような問題が発生するとジョ
ブが終了するまでの予定時間には一時的に狂いが生じ、
このジョブが終了するまでの予定時間はユーザに対して
確かな情報ではなくなる。上述のような従来の画像形成
装置では、このように一時的に狂いが生じた予定時間が
そのまま表示され続け、ユーザに対して不確かな時間を
表示している。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、原稿群の画像形成が
終了するまでの予定の時間が不確かなものとなったとき
にこれをユーザに知らせることのできる画像形成装置を
提供することである。
【0007】また、本発明の他の目的は、原稿群の画像
形成が終了するまでの予定の時間が不確かなものとなっ
たときにこれをユーザに知らせ、かつ、その後に再び原
稿群の画像形成が終了するまでの予定の時間が確かなも
のとなったときにこの確かな時間をユーザに知らせるこ
とができる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、原稿群としてのまとまりを有する画像データに基づ
いて画像を形成する画像形成装置であり、原稿群の画像
を形成し終えるまでの予定の時間は計算され所定の形態
で表示される。
【0009】本画像形成装置は、予定の時間を保証でき
なくなった場合予定の時間を上記の所定の形態とは異な
る形態で表示することを特徴としている。
【0010】請求項1に記載の発明によると、予定の時
間が保証できなくなった場合に、予定の時間は所定の形
態とは異なる形態で表示される。これにより、原稿群の
画像形成を終了するまでの予定の時間が不確かなものと
なったときにこれをユーザに知らせることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、原稿群としての
まとまりを有する所定の画像データを読み込んで記憶し
画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置であ
る。本画像形成装置では、第1の原稿群の画像が形成さ
れている際に、第1の原稿群とは異なる第2の原稿群の
画像データは読み込まれ記憶される。また、本画像形成
装置では、第2の原稿群の画像を形成し終えるまでの予
定の時間は計算され所定の状態で表示される。
【0012】本画像形成装置は、予定の時間を保証でき
なくなった場合予定の時間を上記の所定の形態とは異な
る形態で表示することを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明によると、予定の時
間が保証できなくなった場合に、予定の時間は所定の形
態とは異なる形態で表示される。これにより、原稿群の
画像形成を終了するまでの予定の時間が不確かなものと
なったときにこれをユーザに知らせることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明であり、上記のように予定の時間
を所定の形態とは異なる形態で表示した後に予定の時間
を再計算し、再計算した予定の時間を保証できる場合、
再計算した予定の時間を表示する。
【0015】請求項3に記載の発明によると、上記のよ
うに予定の時間は所定の形態とは異なる形態で表示され
た後に予定の時間は再計算され、再計算された予定の時
間が保証できる場合再計算された予定の時間が表示され
る。これにより、原稿群の画像形成が終了するまでの予
定の時間が不確かなものとなったときにこれをユーザに
知らせ、かつ、その後に再び原稿群の画像形成が終了す
るまでの予定の時間が確かなものとなったときにこの確
かな時間をユーザに知らせることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
における実施の形態の1つである複写機について説明す
る。
【0017】図1は、本発明における実施の形態の1つ
である複写機1の概略構成を示す模式的断面図である。
【0018】複写機1は、大きくは、原稿の画像を読み
取って画像データを生成する読取装置IRと、読取装置
IRで得られた画像データを一時記憶するメモリユニッ
ト部30と、メモリユニット部30に格納された画像デ
ータに基づいて複写用紙に印字を行なうプリンタ装置P
RTと、操作を入力するための操作パネル300(複写
機1上面(紙面に垂直方向)に設置されている)と、原
稿を搬送し必要に応じて原稿の表裏を反転させる原稿搬
送部500と、必要に応じて一度複写の終わった複写用
紙の表裏を反転させ複写用紙をプリンタ装置PRTに再
給紙する再給紙部600とから構成される。また、これ
らの動作は、図示しない制御部によってコントロールさ
れるが、制御部の構成等については後述する。
【0019】原稿搬送部500では、原稿給紙トレイ5
01にセットされた原稿はプリントが指示されると、最
下層の原稿から自動的に原稿ガラス15上の読取位置に
セットされ、読取装置IRでの読取が完了すると、排紙
トレイ502上に排出される。
【0020】読取装置IRは、走査系10と画像信号処
理部20とからなる。走査系10では、まず、読取位置
にセットされた原稿の画像がその下方を移動するスキャ
ナ16に取り付けられた露光ランプ11により露光され
る。原稿からの反射光は、反射ミラーおよび集光レンズ
12を通り、CCDアレイなどを用いた光電変換素子1
3、14に入力される。続いて、これらの走査系10で
得られた信号は、画像信号処理部20へ送られる。画像
信号処理部20では、入力された信号に対して二値化処
理、画質補正、変倍、画像編集等の画像処理が行なわれ
る。そして、画像処理が行なわれた画像データは、メモ
リユニット部30に格納される。
【0021】プリンタ装置PRTは、印字処理部40、
光学系60、作像系70、用紙搬送系80からなる。印
字処理部40は、メモリユニット部30からの画像デー
タに基づいて、光学系60を駆動する。光学系60で
は、印字処理部40によって制御される信号に基づいて
半導体レーザ61、62が、それぞれレーザビームを発
する。これらは、ダイクロイックミラー63で合成さ
れ、モータ64によって回転するポリゴンミラー65に
よって反射され、主レンズ66を通して作像系70の感
光体71に向けて照射される。
【0022】作像系70では、まず、感光体71が、帯
電チャージャ72によって帯電された後、光学系60か
らのレーザビームが照射される。これによって、感光体
71上には、静電潜像が形成される。続いて、現像器7
3により、静電潜像上にトナーが載せられる。感光体7
1上のトナー像は、用紙搬送系80の給紙カセット80
a、または、80bから給紙された複写用紙に転写され
る。その後、用紙搬送ベルト81によって用紙は定着器
82に搬送され、熱と圧力とによりトナーが用紙に定着
された後、再給紙部600の排紙トレイ601上に排出
される。
【0023】複写機1では、これらの動作の際、原稿搬
送部500とプリント装置PRTにおいて、紙詰まりな
どのエラーを検知することができる。また、プリント装
置PRTにおいて給紙カセット80a、80b内の用紙
切れなどのエラー、原稿搬送部500において原稿が読
取位置に適切にセットされていないなどのエラーを検知
することができる。さらに、故障などによって複写機1
が動作を停止した場合、これを検知することができる。
また、図示はしていないが、複写機1は磁気カードリー
ダを有しており、必要に応じてユーザを特定するため
に、磁気カードを用いることができる。
【0024】図2は、操作パネル300の構成を示す平
面図である。操作パネル300上の表示部301は、基
本画面を表示する。この基本画面は、電源投入直後やパ
ネルリセット時に表示される画面であり、その画面内
に”基本”、”原稿→コピー”、”応用”の3つの大項
目を選択するためのタッチキー310、311、312
と、”基本”項目選択時に、さらに細かな設定項目であ
る”仕上げ”、”倍率”、”用紙”を選択するためのタ
ッチキー313、314、315とを表示する。
【0025】テンキー302はコピー枚数や複写倍率等
の数値を入力するために用いられ、クリアキー303は
テンキー302により入力した数値をクリアするために
用いられる。スタートキー306はコピーを開始するた
めに用いられ、ストップキー304は実行中のコピー動
作を停止させるために用いられる。また、パネルリセッ
トキー305は、表示部301に表示される設定画面に
対する操作により設定されたコピー条件を初期条件にリ
セットするために用いられる。
【0026】次に制御部100について説明する。図3
および図4は、複写機1の制御部100の構成を説明す
るためのブロック図である。
【0027】制御部100は、8個のCPU101〜1
08を中心に構成され、これら各CPU101〜108
には、それぞれプログラムを格納したROM111〜1
18、および、プログラム実行のワークエリアとなるR
AM121〜128が設けられている。なお、CPU1
06はメモリユニット部30に設けられている。
【0028】CPU101は、操作パネル300の各種
操作キーからの信号の入力および表示に関わる制御を行
なう。CPU102は画像信号処理部20の各部の制御
を行ない、CPU103は走査系10の駆動制御を行な
う。また、CPU104は印字処理部40、光学系60
および作像系70の制御を行ない、CPU105は制御
部100の全体的なタイミング調整や動作モードの設定
のための処理を行なう。
【0029】CPU106は、メモリユニット部30を
制御することによって読み取った画像データをメモリに
一旦格納し、これを読み出して印字処理部40へ出力す
る。これにより、読取装置IRとプリンタ装置PRTと
を独立して制御し、コピー速度の向上を図っている。
【0030】CPU107は原稿搬送部500の制御を
行ない、CPU108は再給紙部600の制御を行な
う。これらCPU101〜108の間では、割り込みに
よるシリアル通信が行なわれ、データが授受される。
【0031】上述のような複写機1はマルチジョブ機能
を有している。図5は、複写機1におけるマルチジョブ
機能を説明するための図である。
【0032】複写機1によってセットされた原稿からコ
ピーを得るまでに、大きく分けて、原稿画像を読み取り
画像データを生成する処理と、画像データを補正し記憶
する処理と、記憶された画像データに基づいて印字する
処理という3つの処理がなされる。これらの一連の3つ
の処理が、上述の順序で、ある原稿群に施されることに
より、その原稿群のコピーが得られる。これらの3つの
処理は、それぞれ、読み取り装置IR、メモリユニット
部30、プリンタ装置PRTにて行われる。
【0033】ここで、複写機1で実行されるマルチジョ
ブとは、たとえば、プリンタ装置PRTによって原稿群
Aのコピーを出力中に、原稿群Aとは異なる原稿群Bを
メモリユニット部30に記憶しつつ、さらに、また、こ
れらの原稿群とは異なる原稿群Cを読み取り装置IRで
読みとることである。つまり、マルチジョブ機能によっ
て、プリント動作と読み取り動作とメモリユニット部3
0への画像書き込み動作が独立して行なわれる(以下、
「原稿群」の各々に対する複写機1での処理を「ジョ
ブ」ともいう)。
【0034】なお、プリント動作と読み取り動作とが独
立に動作するため、2つの動作が同時に行われている
際、トラブルが発生してプリント動作あるいは読み取り
動作のうちのいずれか一方の動作が停止しても、他方の
動作は停止させることなく、そのまま継続させることが
できる。
【0035】以下、フローチャートを参照しつつ、本発
明に特に関わるCPU101が実行する制御の手順の概
略について説明する。
【0036】図6は、CPU101が実行する制御の手
順を示すメインルーチンのフローチャートである。
【0037】複写機1の電源が入りCPU101がリセ
ットされると、プログラムがスタートする。まず、ステ
ップ1(以下、ステップをSと略す)でRAMのクリ
ア、各種レジスタの設定などのCPUのイニシャライズ
が行なわれ、S2で複写機1のモードの初期化処理が行
なわれ、S3でCPU101に内蔵されている内部タイ
マがスタートされる。内部タイマがカウントする値は1
ルーチンの長さを規定し、S1の初期設定でその値が予
めセットされている。
【0038】次に、S4で操作パネル300上のハード
キー、タッチキーによるキー入力が処理され、S5でキ
ー入力に対応する表示が処理される。このS5での表示
処理には、本発明に関わる、ジョブが終了する予定の時
刻の表示が含まれるが、これらについては後述する。
【0039】続いて、S6では通常の複写機1の動作を
制御するシステム制御処理、S7ではその他の処理が順
次行なわれる。S3〜S7での処理が行なわれた後、S
8ではS3でセットされた内部タイマが終了したか否か
が判断される。内部タイマが終了していれば(S8に
て、YES)、1ルーチンは終了しS3に処理は戻さ
れ、内部タイマが終了していなければ(S8にて、N
O)、S8に処理はとどまり内部タイマの終了が待たれ
る。
【0040】図7は、図6のS5の表示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。S5の表示処理のサ
ブルーチンは、S51のジョブ確認表示処理とS52の
その他の通常の表示処理からなる。S51のジョブ確認
表示処理はサブルーチンで行なわれ、複写機1に登録さ
れているジョブとその終了時刻とが表示される。
【0041】図8は、図7のS51のジョブ確認表示処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0042】まず、S511で、ユーザが複写機1に登
録されているジョブを確認するために、ジョブ確認キー
(図2の表示部301に表示されるタッチキーの1つで
ある)を押下したか否かが判断される。ジョブ確認キー
が押下されていなければ(S511にて、NO)、以下
に示すS512〜S514での処理は行なわれず、その
まま本ルーチンはリターンする。
【0043】ジョブ確認キーが押下されていれば(S5
11にて、YES)、S512で登録されているジョブ
の状態が表示され、S513でメモリユニット部30
(図3参照)に記憶することができる容量の残量が表示
され、S514で登録されているジョブが終了する予定
の時刻が表示され、本ルーチンはリターンする。さらに
このS514の時刻表示処理のサブルーチンを次に説明
する。
【0044】図9は、図8のS514の時刻表示処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【0045】まず、S5141で複写機1がプリントを
しているジョブのナンバーがnに代入され、プリンタ装
置PRTでのプリントが停止中であることを示す停止フ
ラグがオフされる。S5142ではnに1が加えられ、
S5143ではジョブn−1の終了予定時刻Tn−1に
ジョブnの処理時間が加えられたものがジョブnの終了
予定時刻Tnに代入される。
【0046】次に、S5144で、ジョブnのプリント
が停止しているか否かが判断される。ジョブnのプリン
トが停止していれば(S5144にて、YES)、S5
145で停止フラグはオンされ、S5146で通常とは
異なりジョブnの終了予定時刻Tnは後に図10(a)
に示すように網点表示され、S5149へと処理は移さ
れる。
【0047】ジョブnのプリントが停止していなければ
(S5144にて、NO)、S5147で停止フラグが
オンされているか否かが判断される。停止フラグがオン
されていれば(S5147にて、YES)、S5146
へと処理は進められ、始めに網点表示されるジョブより
後に処理されるジョブは網点表示される。停止フラグが
オンされていなければ(S5147にて、NO)、S5
148でジョブnの終了予定時刻Tnは通常表示され、
S5149へと処理は移される。
【0048】S5149では、ジョブナンバーnが複写
機1に登録されている総ジョブ数Nより小さいか否かが
判断される。ジョブナンバーnが総ジョブ数Nより小さ
ければ(S5149にて、YES)、S5142へと処
理は戻され、ジョブナンバーnが総ジョブ数Nより小さ
くなければ(S5149にて、NO)、本ルーチンはリ
ターンする。
【0049】これらに示す時刻表示処理ルーチンによ
り、プリントが停止した際プリント中のジョブとこれ以
降にプリントされるジョブとは、通常とは異なり網点表
示され、プリントが再び開始され停止フラグがオフされ
るとこれらのジョブは再び通常表示される。このような
通常とは異なる表示の例を次に示す。
【0050】図10は、プリントが停止した際通常とは
異なる形態でのジョブの表示を示す図である。図10
(a)は網点でのジョブの表示を示す図であり、図10
(b)はジョブの非表示を示す図である。これらはジョ
ブ確認キーが押下されることによって表示される。
【0051】図10(a)では、ジョブナンバー4のジ
ョブをプリントしている際にプリントが停止し、予定し
ていたジョブナンバー4、5のジョブのプリントを終了
する時刻が変更される可能性が高いことが示されてい
る。
【0052】また、上述してきたように、あるジョブに
対するプリントが停止した際に、このジョブとこれ以降
のジョブとを網点表示することによって、これらのジョ
ブのプリントを終了する時刻が変更される可能性が高い
ことをユーザに示すことができるが、プリントが停止し
たジョブとこれ以降のジョブとを表示しないことによっ
ても、これらのジョブのプリントを終了する時刻が変更
される可能性が高いことをユーザに示すことができる。
【0053】図10(b)では、プリントが停止したジ
ョブナンバー4のジョブの終了時刻と、これ以降のジョ
ブであるジョブナンバー5のジョブとを表示しないこと
によって、ジョブナンバー4のジョブをプリントしてい
る際にプリントが停止し、予定していたジョブナンバー
4、5のジョブのプリントを終了する時刻が変更される
可能性が高いことが示されている。
【0054】図9にその処理の手順を示す時刻表示処理
の代わりに、次に示すような時刻表示処理2を用いるこ
ともできる。
【0055】図11は、図9に代わる時刻表示処理2の
サブルーチンを示すフローチャートである。時刻表示処
理2では、図9に示す時刻表示処理のS5144での処
理は、次に示すようなS6144での処理に代えられ
る。他の処理は全て同様であり、これらの説明について
は省略する。
【0056】時刻表示処理のS5144では、ジョブn
のプリントが停止しているか否かが判断されたが、時刻
表示処理2のS6144では、ジョブnのプリントが停
止しているか、または、ジョブnがプリントされるまで
にエラーが発生しているか否かが判断される。これによ
って、ジョブnのプリントが停止している際に加えて、
さらに、ジョブnがプリントされるまでにエラーが発生
している際にも、停止フラグがオンにされる。
【0057】これらに示す時刻表示処理ルーチンによ
り、プリントが停止した際またはエラーが発生している
際にこれに対応するジョブとそれ以降にプリントされる
ジョブとは、通常とは異なり網点表示され、プリントが
再び開始されまたエラーが解除され停止フラグがオフさ
れるとこれらのジョブは再び通常表示される。
【0058】以上のような複写機では、予定したジョブ
の終了時刻が変更される可能性が高い場合に通常とは異
なる形態でこれらの終了時刻を表示するため、ユーザは
これらを的確に知ることができ快適に操作を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態の1つである複写機
1の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】操作パネル300の構成を示す平面図である。
【図3】複写機1の制御部100の構成を説明するため
の第1のブロック図である。
【図4】複写機1の制御部100の構成を説明するため
の第2のブロック図である。
【図5】複写機1におけるマルチジョブ機能を説明する
ための図である。
【図6】CPU101が実行する制御の手順を示すメイ
ンルーチンのフローチャートである。
【図7】図6のS5の表示処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】図7のS51のジョブ確認表示処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図9】図8のS514の時刻表示処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図10】プリントが停止した際通常とは異なる形態で
のジョブの表示を示す図である。
【図11】図9に代わる時刻表示処理2のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機 30 メモリユニット部 100 制御部 101 CPU 300 操作パネル 301 表示部 IR 読取装置 PRT プリンタ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿群としてのまとまりを有する画像デ
    ータに基づいて画像を形成する画像形成装置であって、 原稿群の画像を形成し終えるまでの予定の時間は計算さ
    れ所定の形態で表示され、 前記予定の時間を保証できなくなった場合、前記予定の
    時間を前記所定の形態とは異なる形態で表示することを
    特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿群としてのまとまりを有する画像デ
    ータを読み込んで記憶し、前記画像データに基づいて画
    像を形成する、画像形成装置であって、 第1の原稿群の画像が形成されている際に、前記第1の
    原稿群とは異なる第2の原稿群の画像データは読み込ま
    れ記憶され、前記第2の原稿群の画像を形成し終えるま
    での予定の時間は計算され所定の形態で表示され、 前記予定の時間を保証できなくなった場合、前記予定の
    時間を前記所定の形態とは異なる形態で表示することを
    特徴とする、画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記予定の時間を前記所定の形態とは異
    なる形態で表示した後に、前記予定の時間を再計算し、
    前記再計算した予定の時間を保証できる場合、前記再計
    算した予定の時間を表示する、請求項1または請求項2
    に記載の画像形成装置。
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