JPH10254302A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10254302A
JPH10254302A JP9057775A JP5777597A JPH10254302A JP H10254302 A JPH10254302 A JP H10254302A JP 9057775 A JP9057775 A JP 9057775A JP 5777597 A JP5777597 A JP 5777597A JP H10254302 A JPH10254302 A JP H10254302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
paper
paper feed
sheet
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9057775A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamada
浩史 山田
Junko Natsume
純子 夏目
Kazuo Inui
和雄 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9057775A priority Critical patent/JPH10254302A/ja
Publication of JPH10254302A publication Critical patent/JPH10254302A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが快適に画像をプリントすることがで
きる複写機を提供する。 【解決手段】 本複写機は、接続されたパソコン等より
読み込まれる画像データに基づいて用紙上に画像をプリ
ントする複写機であり手差し給紙口を有しており、手差
し給紙口から補給される用紙の種類は頻繁に交換される
ことがある。本複写機は、手差し給紙口が指定されてい
ると(S1にて、YES)、画像のプリントが停止され
る(S3)。スタートキーが押下されると(S6にて、
YES)、この停止は解除され画像がプリントされる
(S9)。これにより、ユーザはシートが手差し給紙口
に正しくセットされているかを確認することができ、ユ
ーザは快適に画像をプリントすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の種類の用紙を給紙する
ための複数の給紙口を有する画像形成装置が知られてい
る。
【0003】このような画像形成装置がネットワークに
接続された場合ユーザが給紙口を指定しない際には、ネ
ットワークを通じて送信されてくる画像データの画像サ
イズに一致する用紙サイズの用紙を有する給紙口が自動
的に選択される。ユーザが給紙口を指定した際には、そ
の給紙口が選択される。これらの選択された給紙口から
給された用紙上に、画像のプリントは自動的に開始され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置によると、画像データを画
像形成装置に送信することによってプリントは自動的に
開始されるので、ユーザが特殊な用紙(例えば、OHP
フィルム、厚紙、色紙等)に印字を行なう場合には、画
像データを画像形成装置に送信する前に、予め給紙口に
特殊な用紙をセットしておく必要がある。
【0005】また、このような特殊な用紙をある給紙口
にセットしたままの状態にしておくと、次にこの給紙口
を用いた場合ユーザの画像がユーザの意図しない特殊な
用紙に印字されてしまう恐れがあり、特定の給紙口を用
いる際ユーザが快適に画像形成を行なうことができない
原因となり得る。
【0006】本発明は、これらのような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、ユーザが快適に
画像形成を行なうことのできる画像形成装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の給紙口と、画像データに基づいて複数の給紙
口のうちの1つから給紙されたシート上に画像を形成す
る画像形成手段とを備えた画像形成装置である。
【0008】本画像形成装置は、給紙口としてある特定
の給紙口が指定された場合、特定の給紙口から給紙され
るシートに対する画像形成手段による画像の形成の開始
を保留するよう制御する制御手段を含んでいる。
【0009】請求項1に記載の発明によると、給紙口と
してある特定の給紙口が指定された場合、特定の給紙口
から給紙されるシートに対して画像の形成の開始が保留
される。これにより、画像データが読み込まれた後にユ
ーザはシートが特定の給紙口に正しくセットされている
かを確認することができ、ユーザは快適に画像形成を行
なうことができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であり、画像形成手段による画像の形成の開始が
保留されている際に、画像の形成の開始を指示する指示
手段を含んでいる。
【0011】請求項2に記載の発明によると、給紙口と
してある特定の給紙口が指定され、特定の給紙口から給
紙されるシートに対して画像の形成の開始が保留されて
いる際に、画像の形成の開始を指示することができる。
これにより、画像データが読み込まれた後にユーザはシ
ートが特定の給紙口に正しくセットされているかを確認
することができさらに画像の形成を指示することがで
き、ユーザは快適に画像形成を行なうことができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であり、画像形成手段による画像の形成の開始が
保留されている際に、特定の給紙口が有するシートが交
換されたか否かを検出する検出手段を含んでいる。
【0013】請求項3に記載の発明によると、給紙口と
してある特定の給紙口が指定され、特定の給紙口から給
紙されるシートに対して画像の形成の開始が保留されて
いる際に、特定の給紙口を有するシートが交換されたか
否かが検出され、シートが交換されたと検出された場
合、画像の形成の開始が指示される。これにより、画像
データが読み込まれた後にユーザはシートが給紙口に正
しくセットされているかを確認することができさらにシ
ートが交換されたと検出された場合画像の形成が指示さ
れ、ユーザは快適に画像形成を行なうことができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であり、特定の給紙口にセットされているシート
が適切であることを設定する設定手段を有し、設定手段
によってシートが適切であることが設定されていない場
合のみ画像形成手段による画像の形成の開始を保留する
よう制御する制御手段を含んでいる。
【0015】請求項4に記載の発明によると、特定の給
紙口にセットされているシートが適切であるときにはシ
ートが適切であることが設定され、シートが適切である
ことが設定されていない場合のみ、画像の形成の開始が
保留される。これにより、シートが適切であることが設
定されていない場合画像データが読み込まれた後にユー
ザはシートが給紙口に正しくセットされているかを確認
することができ、ユーザは快適に画像形成を行なうこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
における第1の実施の形態である、プリンタとしての機
能を有する複写機について説明する。
【0017】第1の実施の形態である複写機は、ネット
ワークに接続してパーソナルコンピュータ等によって指
示を与えることにより、画像をプリントすることができ
る。
【0018】図1は、本発明における実施の形態である
複写機1、2、3とパーソナルコンピュータとを接続す
るネットワークの全体構成を示す図である。
【0019】複写機1、2、3は、通信回線4によりパ
ーソナルコンピュータ5、6とバス型に接続されてい
る。パーソナルコンピュータ5、6からは、複写機1、
2、3に画像データが送信され画像がプリントされる。
【0020】以下では複写機1について説明するが、複
写機2、3も同等の機能を有するものとする。
【0021】図2は、複写機1の概略構成を示す模式的
断面図である。複写機1は、大きくは、原稿の画像を読
み取って画像データを生成する読取装置IRと、読取装
置IRで得られた画像データを一時記憶するメモリユニ
ット部30と、メモリユニット部30に格納された画像
データに基づいて複写用紙に印字を行なうプリンタ装置
PRTと、操作を入力するための操作パネル300(複
写機1上面(紙面に垂直方向)に設置されている)と、
原稿を搬送し必要に応じて原稿の表裏を反転させる原稿
搬送部500と、必要に応じて一度複写の終わった複写
用紙の表裏を反転させ複写用紙をプリンタ装置PRTに
再給紙する再給紙部600とから構成される。また、こ
れらの動作は、図示しない制御部によってコントロール
されるが、制御部の構成等については後述する。
【0022】原稿搬送部500では、原稿給紙トレイ5
01にセットされた原稿はプリントが指示されると、最
下層の原稿から自動的に原稿ガラス15上の読取位置に
セットされ、読取装置IRでの読取が完了すると、排紙
トレイ502上に排出される。
【0023】読取装置IRは、走査系10と画像信号処
理部20とからなる。走査系10では、まず、読取位置
にセットされた原稿の画像がその下方を移動するスキャ
ナ16に取り付けられた露光ランプ11により露光され
る。原稿からの反射光は、反射ミラーおよび集光レンズ
12を通り、CCDアレイなどを用いた光電変換素子1
3、14に入力される。続いて、これらの走査系10で
得られた信号は、画像信号処理部20へ送られる。画像
信号処理部20では、入力された信号に対して二値化処
理、画質補正、変倍、画像編集等の画像処理が行なわれ
る。そして、画像処理が行なわれた画像データは、メモ
リユニット部30に格納される。
【0024】プリンタ装置PRTは、印字処理部40、
光学系60、作像系70、用紙搬送系80からなる。印
字処理部40は、メモリユニット部30からの画像デー
タに基づいて、光学系60を駆動する。光学系60で
は、印字処理部40によって制御される信号に基づいて
半導体レーザ61、62が、それぞれレーザビームを発
する。これらは、ダイクロイックミラー63で合成さ
れ、モータ64によって回転するポリゴンミラー65に
よって反射され、主レンズ66を通して作像系70の感
光体71に向けて照射される。
【0025】作像系70では、まず、感光体71が、帯
電チャージャ72によって帯電された後、光学系60か
らのレーザビームが照射される。これによって、感光体
71上には、静電潜像が形成される。続いて、現像器7
3により、静電潜像上にトナーが載せられる。感光体7
1上のトナー像は、用紙搬送系80の給紙カセット80
a、または、80bから給紙された複写用紙に転写され
る。その後、用紙搬送ベルト81によって用紙は定着器
82に搬送され、熱と圧力とによりトナーが用紙に定着
された後、再給紙部600の排紙トレイ601上に排出
される。
【0026】複写機1では、これらの動作の際、原稿搬
送部500とプリント装置PRTにおいて、紙詰まりな
どのエラーを検知することができる。また、プリント装
置PRTにおいて給紙カセット80a、80b内の用紙
切れなどのエラー、原稿搬送部500において原稿が読
取位置に適切にセットされていないなどのエラーを検知
することができる。さらに、故障などによって複写機1
が動作を停止した場合、これを検知することができる。
【0027】また、複写機1は通信インタフェース35
と手差し給紙口85とを有している。通信インタフェー
ス35によって、図1に示すようなネットワークで通信
回線4を介して必要に応じてパーソナルコンピュータ
5、6、複写機2、3等の外部機器と画像データ等の授
受を行なうことが可能であり、手差し給紙口85によっ
て、給紙カセット80a、80b内にセットされる用紙
以外にOHPシート、厚紙、色紙等の特殊な用紙を給紙
することが可能である。
【0028】図3は、操作パネル300の構成を示す平
面図である。操作パネル300上の表示部301は、基
本画面を表示する。この基本画面は、電源投入直後やパ
ネルリセット時に表示される画面であり、その画面内
に”基本”、”原稿→コピー”、”応用”の3つの大項
目を選択するためのタッチキー310、311、312
と、”基本”項目選択時に、さらに細かな設定項目であ
る”仕上げ”、”倍率”、”用紙”を選択するためのタ
ッチキー313、314、315とを表示する。
【0029】テンキー302はコピー枚数や複写倍率等
の数値を入力するために用いられ、クリアキー303は
テンキー302により入力した数値をクリアするために
用いられる。スタートキー306はコピーを開始するた
めに用いられ、ストップキー304は実行中のコピー動
作を停止させるために用いられる。また、パネルリセッ
トキー305は、表示部301に表示される設定画面に
対する操作により設定されたコピー条件を初期条件にリ
セットするために用いられる。
【0030】次に制御部100について説明する。図4
および図5は、複写機1の制御部100の構成を説明す
るためのブロック図である。
【0031】制御部100は、8個のCPU101〜1
08を中心に構成され、これら各CPU101〜108
には、それぞれプログラムを格納したROM111〜1
18、および、プログラム実行のワークエリアとなるR
AM121〜128が設けられている。なお、CPU1
06はメモリユニット部30に設けられている。
【0032】CPU101は、操作パネル300の各種
操作キーからの信号の入力および表示に関わる制御を行
なう。CPU102は画像信号処理部20の各部の制御
を行ない、CPU103は走査系10の駆動制御を行な
う。また、CPU104は印字処理部40、光学系60
および作像系70の制御を行ない、CPU105は制御
部100の全体的なタイミング調整や動作モードの設定
のための処理を行なう。
【0033】CPU106は、メモリユニット部30を
制御することによって読み取った画像データをメモリに
一旦格納し、これを読み出して印字処理部40へ出力す
る。これにより、読取装置IRとプリンタ装置PRTと
を独立して制御し、コピー速度の向上を図っている。な
お、CPU106には、図1に示すようなネットワーク
で外部機器とのデータの送受信をするための通信インタ
ーフェース35が接続されている。
【0034】CPU107は原稿搬送部500の制御を
行ない、CPU108は再給紙部600の制御を行な
う。これらCPU101〜108の間では、割り込みに
よるシリアル通信が行なわれ、データが授受される。
【0035】以下、フローチャートを参照しつつ、本発
明に特に関わるCPU104が制御する給紙処理での制
御の手順の概略について説明する。
【0036】図6は、CPU104が実行する制御の手
順を示すメインルーチンのフローチャートである。
【0037】複写機1の電源が入りCPU104がリセ
ットされると、プログラムがスタートされる。まず、ス
テップ101(以下、ステップをSと略す)でRAMの
クリア、各種レジスタの設定などのCPU104のイニ
シャライズが行なわれ、S102で複写機1のモードの
初期化が行なわれ、S103でCPU104に内蔵され
ている内部タイマがスタートされる。内部タイマがカウ
ントする値は1ルーチンの長さを規定し、S101の初
期設定でその値が予めセットされている。
【0038】次に、S104で画像のプリント動作を含
む給紙処理が行なわれる。S104での給紙処理はサブ
ルーチンで行なわれるが、これらの処理については後に
詳述する。
【0039】続いて、S105では他のCPUとの通信
等を含むその他の処理が行なわれ、S106ではS10
3でセットされた内部タイマが終了しているか否かが判
断される。内部タイマが終了していれば(S106に
て、YES)、1ルーチンは終了しS103に処理は戻
され、内部タイマが終了していなければ(S106に
て、NO)、処理はS106にとどまり内部タイマの終
了が待たれる。
【0040】図7は、図6のS104での給紙処理での
制御の手順を示すフローチャートである。本フローチャ
ートに示す給紙処理に至るまでに既にユーザの所望する
画像データはメモリユニット部30(図4参照)に格納
されているものとする。
【0041】まず、S1では、通信回線4(図1参照)
を介して送られてくる画像データが手差し給紙口を指定
しているか否かが判断される。手差し給紙口が指定され
ていなければ(S1にて、NO)、S2でユーザによっ
て予め選択されている手差し給紙口以外の給紙口が指定
されるか、画像サイズに応じた給紙口が指定されるかさ
れ、S9へと処理は移される。
【0042】手差し給紙口が指定されていれば(S1に
て、YES)、S3で画像のプリントが停止される。S
4では手差し給紙口に用紙があるか否かが判断される。
手差し給紙口に用紙があれば(S4にて、YES)、S
5でユーザに用紙の確認を促す(次に図8(a)に示
す)メッセージが表示され、S6へと処理は移される。
【0043】手差し給紙口に用紙がなければ(S4に
て、NO)、S7でユーザに手差し給紙口へ用紙を補給
するよう促す(次に図8(b)に示す)メッセージが表
示され、S8で再び手差し給紙口に用紙があるか否かが
判断される。ユーザが手差し給紙口へ用紙を補給しない
まま手差し給紙口に用紙がなければ(S8にて、N
O)、S7へと処理は戻され、ユーザが手差し給紙口へ
用紙を補給し手差し給紙口に用紙があれば(S8にて、
YES)、S6へと処理は移される。
【0044】S6では、スタートキー306(図3参
照)がオンされたか否かが判断される。スタートキー3
06がオンされなければ(S6にて、NO)、S5へと
処理は戻され、スタートキー306がオンされれば(S
6にて、YES)、S9へと処理は移される。
【0045】S9では、メモリユニット部30内の画像
データが印字処理部40へ出力され、画像データに基づ
く画像が指定された用紙にプリントされるように、プリ
ント動作が行なわれ、本ルーチンはリターンする。
【0046】図8は、表示部301に表示されるメッセ
ージの例を示す図である。図8(a)は、図7の給紙処
理のS5で表示されるメッセージの例を示す図であり、
図8(b)は、図7の給紙処理のS7で表示されるメッ
セージの例を示す図である。
【0047】図8(a)に示すように、通常表示402
とは異なる反転表示401は画像がプリントされる用紙
として縦方向のA4の用紙が指定されていることを示
し、表示403は所望する用紙が手差し給紙口にセット
されているかを確認するようユーザに促すメッセージと
スタートキー306を押下することにより画像のプリン
トが開始されることを示すメッセージとを表示してい
る。
【0048】また、図8(b)に示すように、通常表示
405とは異なる反転表示404は画像がプリントされ
る用紙として縦方向のA4の用紙が指定されていること
を示し、表示406は手差し給紙口へ指定された用紙を
補給するよう促すメッセージが表示される。
【0049】以上のようにして、通信回線4を介して接
続されているパソコン等から送信される画像データに基
づくプリント動作は必ず一旦保留される。これによっ
て、ユーザは用紙が手差し給紙口に正しくセットされて
いるかを確認することができ、従来のようにユーザの意
図しない用紙に画像がプリントされるということが防止
され、ユーザは快適に画像をプリントすることができ
る。
【0050】以下、第2〜第4の実施の形態である複写
機での給紙処理をそれぞれ図9〜図11を用いて説明す
る。これら第2〜第4の実施の形態である複写機におい
ては、給紙処理以外の複写機の全体構成、制御部の構
成、図8に示す表示等は第1の実施の形態である複写機
に準ずるものとする。
【0051】図9は、第2の実施の形態である複写機で
の給紙処理での制御の手順を示すフローチャートであ
る。ここで、第1の実施の形態での給紙処理との差異
は、第1の実施の形態でのS5、S6の処理をS15、
S16に変更した点である。
【0052】詳しくは、その差異は、S14で手差し給
紙口に用紙があるか否かが判断された後、手差し給紙口
に用紙があれば(S14にて、YES)、S15でユー
ザに用紙の交換を促すメッセージを表示し、S16で用
紙が交換されたか否かを判断する処理に変更した点であ
る。
【0053】以上にようにして、通信回線4を介して接
続されているパソコン等から送信される画像データに基
づくプリント動作は一旦保留され、ユーザが手差し給紙
口内の用紙を交換した場合にのみ画像のプリントが開始
される。これによって、ユーザは用紙が手差し給紙口に
正しくセットされているかを確認することができ、従来
のようにユーザの意図しない用紙に画像がプリントされ
るということが防止され、ユーザは快適に画像をプリン
トすることができる。
【0054】図10は、第3の実施の形態である複写機
での給紙処理での制御の手順を示すフローチャートであ
る。第1の実施の形態での給紙処理と同様に、本フロー
チャートに示す給紙処理に至るまでに既にユーザの所望
する画像データはメモリユニット部30(図4参照)に
格納されているものとする。
【0055】なお、本第3の実施の形態である複写機で
は、ユーザは手差し口に所望の用紙をセットしたことを
設定することができ、本フローチャート内ではこれらの
情報は保持されているものとする。
【0056】まず、S21では、通信回線4を介して手
差し給紙口を指定しているか否かが判断される。手差し
給紙口が指定されていなければ(S21にて、NO)、
S22でユーザによって予め選択されている手差し給紙
口以外の給紙口が指定されるか、画像サイズに応じた給
紙口が指定されるかされ、S30へと処理は移される。
【0057】手差し給紙口が指定されていれば(S21
にて、YES)、S23で手差し給紙口に用紙があるか
否かが判断される。手差し給紙口に用紙があれば(S2
3にて、YES)、S24で手差し給紙口に所望の用紙
をセットしたことをユーザが設定したか否かが判断され
る。手差し給紙口に所望の用紙をセットしたことをユー
ザが設定していれば(S24にて、YES)、S30へ
と処理は移される。
【0058】手差し給紙口に所望の用紙をセットしたこ
とをユーザが設定していなければ(S24にて、N
O)、S25で画像のプリントは停止される。続いて、
S26ではユーザに用紙の確認を促すメッセージが表示
され、S27でスタートキー306(図3参照)がオン
されたか否かが判断される。スタートキー306がオン
されなければ(S27にて、NO)、S26へと処理は
戻され、スタートキー306がオンされれば(S27に
て、YES)、S30へと処理は移される。
【0059】手差し給紙口に用紙がなければ(S23に
て、NO)、S28でユーザに手差し給紙口へ用紙を補
給するよう促すメッセージが表示され、S29で再び手
差し給紙口に用紙があるか否かが判断される。ユーザが
手差し給紙口へ用紙を補給しないまま手差し給紙口に用
紙がなければ(S29にて、NO)、S28へと処理は
戻され、ユーザが手差し給紙口へ用紙を補給し手差し給
紙口に用紙があれば(S29にて、YES)、S30へ
と処理は移される。
【0060】S30では、メモリユニット部30内の画
像データが印字処理部40へ出力され、画像データに基
づく画像が指定された用紙にプリントされるように、プ
リント動作が行なわれ、本ルーチンはリターンする。
【0061】以上のようにして、通信回線4を介して接
続されているパソコン等から送信される画像データに基
づくプリント動作は、ユーザが手差し給紙口に所望の用
紙をセットしたことを設定していない際のみに一旦保留
される。これにより、用紙が適切であることが設定され
ていない場合画像データが読み込まれた後にユーザはシ
ートが給紙口に正しくセットされているかを確認するこ
とができ、従来のようにユーザの意図しない用紙に画像
がプリントされるということが防止され、ユーザは快適
に画像をプリントすることができる。
【0062】図11は、第4の実施の形態である複写機
での給紙処理での制御の手順を示すフローチャートであ
る。第1の実施の形態での給紙処理との差異は、第1の
実施の形態でのS3、S4の処理の間に、S34、S3
5を追加した点である。すなわち、S33で画像のプリ
ントが停止され、S34ではコピージョブがあるか否か
が判断された後、コピージョブがあれば(S34にて、
YES)、S35でコピージョブに対する画像がプリン
トされ、本ルーチンはリターンする処理を追加した点で
ある。
【0063】従って、プリントの開始が保留されている
間に、コピージョブがあればそれらに対する画像のプリ
ントが、手差し給紙口を用いるプリントジョブに対する
画像のプリントに優先して行なわれる。すなわち、必要
に応じてプリントジョブに優先してコピージョブが行な
われるため、ユーザは快適に画像をプリントすることが
できる。
【0064】なお、第1〜第4の実施の形態としてネッ
トワークに接続された複写機を説明したが、ネットワー
クに接続されていない複写機に本発明を適用することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態である複写機1、
2、3とパーソナルコンピュータとを接続するネットワ
ークの全体構成を示す図である。
【図2】複写機1の概略構成を示す模式的断面図であ
る。
【図3】操作パネル300の構成を示す平面図である。
【図4】複写機1の制御部100の構成を説明するため
の第1のブロック図である。
【図5】複写機1の制御部100の構成を説明するため
の第2のブロック図である。
【図6】CPU104が実行する制御の手順を示すメイ
ンルーチンのフローチャートである。
【図7】図6のS104での給紙処理での制御の手順を
示すフローチャートである。
【図8】表示部301に表示されるメッセージの例を示
す図である。
【図9】第2の実施の形態である複写機での給紙処理で
の制御の手順を示すフローチャートである。
【図10】第3の実施の形態である複写機での給紙処理
での制御の手順を示すフローチャートである。
【図11】第4の実施の形態である複写機での給紙処理
での制御の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3 複写機 4 通信回線 5、6 パーソナルコンピュータ 30 メモリユニット部 100 制御部 101 CPU 300 操作パネル 301 表示部 401、404 反転表示 402、405 通常表示 403、406 表示 IR 読取装置 PRT プリンタ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙口と、 画像データに基づいて前記複数の給紙口のうちの1つか
    ら給紙されたシート上に画像を形成する画像形成手段
    と、を備えた画像形成装置において、 給紙口としてある特定の給紙口が指定された場合、前記
    特定の給紙口から給紙されるシートに対する前記画像形
    成手段による前記画像の形成の開始を保留するよう制御
    する制御手段を含む、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段による画像の形成の開
    始が保留されている際に、前記画像の形成の開始を指示
    する指示手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段による画像の形成の開
    始が保留されている際に、前記特定の給紙口が有する前
    記シートが交換されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段によって前記シートが交換されたと検出さ
    れた場合、前記画像形成手段に対して前記画像の形成の
    開始を指示する指示手段とを含む、請求項1に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記特定の給紙口にセットされている前
    記シートが適切であることを設定する設定手段を有し、 前記設定手段によって前記シートが適切であることが設
    定されていない場合のみ前記画像形成手段による前記画
    像の形成の開始を保留するよう制御する制御手段を含
    む、請求項1に記載の画像形成装置。
JP9057775A 1997-03-12 1997-03-12 画像形成装置 Withdrawn JPH10254302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057775A JPH10254302A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057775A JPH10254302A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10254302A true JPH10254302A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13065251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9057775A Withdrawn JPH10254302A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10254302A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006778A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sharp Corp 印刷装置
US7453588B2 (en) 2000-02-24 2008-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, image forming system, sheet feeding source designation control method, image formation control method, and storage media
JP2012123728A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Ricoh Co Ltd 印刷制御装置,印刷装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7453588B2 (en) 2000-02-24 2008-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, image forming system, sheet feeding source designation control method, image formation control method, and storage media
JP2008006778A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sharp Corp 印刷装置
JP4531016B2 (ja) * 2006-06-30 2010-08-25 シャープ株式会社 印刷装置
JP2012123728A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Ricoh Co Ltd 印刷制御装置,印刷装置,情報処理装置,プログラム,および記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006229591A (ja) 画像形成装置
JP2000324279A (ja) 画像処理方法、印刷装置および情報処理装置
JP3389810B2 (ja) 画像形成装置
JPH10254304A (ja) 画像形成装置
US6272297B1 (en) Image processing apparatus having function for controlling eject sheets, and control method therefor
JPH10254302A (ja) 画像形成装置
JP3588220B2 (ja) 画像形成装置
JPH11157681A (ja) 給紙装置
JP3685966B2 (ja) 画像形成装置
US5041873A (en) Copying apparatus having a detachably mounted storage medium for setting the operation mode of the apparatus
JP3606156B2 (ja) 画像形成装置
US6038040A (en) Image forming apparatus with improved operability
JP3333899B2 (ja) 画像形成装置
JP2005181876A (ja) 画像形成装置
JP3786389B2 (ja) 画像形成装置
JP3089018B2 (ja) 複写画像形成装置のモード設定装置
JPH11105379A (ja) 画像形成装置
JP2005153218A (ja) 画像形成装置、エラーリカバリ方法およびプログラム
JP2005132030A (ja) カラー印刷装置
JP2001197268A (ja) 画像形成装置
JP2513719B2 (ja) 複写情報変更機能を備えた複写機
JP2585452B2 (ja) コンピュータフォームフィーダを備える複写機
JP2659379B2 (ja) 画像形成装置
JP2005239386A (ja) 画像形成装置
JPH01166065A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601