JP3392734B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3392734B2
JP3392734B2 JP29468297A JP29468297A JP3392734B2 JP 3392734 B2 JP3392734 B2 JP 3392734B2 JP 29468297 A JP29468297 A JP 29468297A JP 29468297 A JP29468297 A JP 29468297A JP 3392734 B2 JP3392734 B2 JP 3392734B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像入力手
段を備え、且つ、再給紙通路を有し、両面印字が可能で
ある画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機などの画像形成装置に
は、従来、コピー機能だけでなく、プリンタ機能なども
備えられているものがある。このような画像形成装置
は、スキャナやホストコンピュータ等の複数の画像入力
手段を備えている。これら複数の画像入力手段から出力
される画像データに基づく印字には、一つの書き込みユ
ニット及び印字部が共用される。
【0003】コピーとして使用される場合には、スキャ
ナ等の読み取りユニットが画像データを読み込む。この
画像データは、原稿の画像をイメージデータとして読み
込んだものなので、そのまま書き込みユニットへ出力さ
れる。従って、画像データの書き込みユニットへの展開
にかかる時間が短く、生産性が高いので、両面印字の際
には、第一面を印字された記録シートが第二面の印字を
待機する再給紙待機位置の数よりも一枚多い記録シート
に第一面を印字し、その後、第二面と第一面とを交互に
印字するという印字手順を用いることができる。
【0004】プリンタとして使用される場合には、ホス
トコンピュータ等の外部装置から画像データが入力され
る。この画像データは、プリンタコントローラによって
イメージデータに変換されてから書き込みユニットへ出
力される。従って、画像データの書き込みユニットへの
展開にかかる時間が長く、生産性が低いので、両面印字
の際には、再給紙待機位置の数と同数の記録シートに第
一面を印字したら、次から第二面と第一面とを交互印字
するという印字手順が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
形成装置においては、同時期に複数の画像入力手段が画
像データを読み込んだ場合には、各画像入力手段からの
画像データに基づいた画像が交互に印字され、見かけ
上、同時処理されることがある。
【0006】ここで、スキャナからの画像データとホス
トコンピュータからの画像データとのように生産性に違
いがある画像データが同時期に読み込まれた場合には、
各画像入力手段からの画像データが交互に印字される
と、スキャナからの画像データもホストコンピュータか
らの画像の印字ペースに合わせられてしまう。従って、
スキャナからの画像データの印字にかかる時間が長くな
り、全体的には生産性が低下してしまい、画像形成が終
了するまでにかかる時間が長くなるという不都合があ
る。
【0007】本発明は、両面印字指定の場合であって画
像データの生産性に差がある複数の画像入力手段が同時
期に画像データを読み込んだ場合の印字の生産性を向上
させることを目的とする。
【0008】また、本発明は、生産性に差がある複数の
画像入力手段が同時期に画像データを読み込んだ場合
に、ユーザの通常の使用状態に合わせつつ印字の生産性
を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、画像データを読み込む複数の画像入力手
段と、画像データに基づいて感光体に静電潜像を書き込
む書き込みユニットと、複数の画像入力手段により読み
込まれた複数の画像データのうちいずれか一つを選択的
に読み出して書き込みユニットへ出力するセレクタと、
静電潜像を現像して記録シートに転写する印字部と、印
字前の記録シートを印字部へと搬送する給紙部と、両面
印字指定の場合に一方の面が印字済みの記録シートを反
転して再度印字部へ搬送する再給紙部と、両面印字指定
の場合に一方の面が印字済みの前記記録シートが再給紙
を待機する一箇所以上の再給紙待機位置と、両面印字指
定の場合に印字部及び再給紙部内の記録シートの枚数が
待機位置の数を超えないようにする印字手順と印字部及
び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置の数よりも
一枚多くなるようにする印字手順との二つの印字手順の
うち各画像入力手段ごとに適する方の印字手順を選択す
る印字手順切り替え手段と、画像データの生産性に差が
ある複数の画像入力手段が同時期に画像データを読み込
んだ場合であって両面印字指定である場合に二つの印字
手順のうちの一方の印字手順による両面印字を終了した
後に他方の印字手順による両面印字を行う複数画像入力
手段による両面印字方式とを有する。
【0010】例えば、画像入力手段として、スキャナと
ホストコンピュータとを備える画像形成装置について言
えば、スキャナから読み取られた画像データを書き込み
ユニットへ展開するのにかかる時間と、ホストコンピュ
ータからの画像データを書き込みユニットへ展開するの
にかかる時間とは異なる。従って、スキャナからの画像
データの生産性と、ホストコンピュータからの画像デー
タの生産性とには、差がある。よって、各画像入力手段
からの画像データの両面印字には、二つの印字手順のう
ちそれぞれ別々の印字手順が適する。スキャナからの画
像データの両面印字には、印字部及び再給紙部内の記録
シートの枚数が待機位置の数よりも一枚多くなるように
する印字手順が適する。ホストコンピュータからの画像
データの両面印字には、印字部及び再給紙部内の記録シ
ートの枚数が待機位置の数を超えないようにする印字手
順が適する。スキャナからの画像の両面印字中に、ホス
トコンピュータからの画像データが両面印字指定で入力
された場合には、従来のように交互印字せず、スキャナ
からの画像データの適する印字手順による両面印字を継
続し、スキャナからの画像データの両面印字の終盤に、
そのときの印字手順を損なわない分だけホストコンピュ
ータからの画像の印字を割り込ませ、スキャナからの画
像データの両面印字が終了したら、ホストコンピュータ
からの画像データの両面印字に適する印字手順に切り替
えて、ホストコンピュータからの画像データの両面印字
を継続する。
【0011】従って、生産性の高い画像データに適する
印字手順による印字と生産性の低い画像データに適する
印字手順による印字とに分けて印字するため、全体とし
ての生産性が向上する。
【0012】請求項2記載の発明の画像形成装置は、画
像データを読み込む複数の画像入力手段と、画像データ
に基づいて感光体に静電潜像を書き込む書き込みユニッ
トと、複数の画像入力手段により読み込まれた複数の画
像データのうちいずれか一つを選択的に読み出して書き
込みユニットへ出力するセレクタと、静電潜像を現像し
て記録シートに転写する印字部と、印字前の記録シート
を印字部へと搬送する給紙部と、両面印字指定の場合に
一方の面が印字済みの記録シートを反転して再度印字部
へ搬送する再給紙部と、両面印字指定の場合に一方の面
が印字済みの前記記録シートが再給紙を待機する一箇所
以上の再給紙待機位置と、両面印字指定の場合に印字部
及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置の数を超
えないようにする印字手順と印字部及び再給紙部内の記
録シートの枚数が待機位置の数よりも一枚多くなるよう
にする印字手順との二つの印字手順のうち各画像入力手
段ごとに適する方の印字手順を選択する印字手順切り替
え手段と、画像データの生産性に差がある複数の画像入
力手段が同時期に画像データを読み込んだ場合であって
両面印字指定である場合に印字部及び再給紙部内の記録
シートの枚数が待機位置の数よりも一枚多くなるように
する印字手順が適する画像入力手段の画像データの印字
が優先されるようにセレクタを制御する複数画像入力手
段による両面印字方式とを有する。
【0013】従って、生産性の高い画像データを生産性
の低い画像データの印字手順で印字することがないた
め、全体としての生産性が向上する。請求項1の発明と
比較すると、生産性の低い方の画像入力手段からの画像
データの印字が先に行われていた場合に、請求項2の発
明によれば全体としての生産性がさらに向上する。
【0014】請求項3記載の発明の画像形成装置は、画
像データを読み込む複数の画像入力手段と、画像データ
に基づいて感光体に静電潜像を書き込む書き込みユニッ
トと、複数の画像入力手段により読み込まれた複数の画
像データのうちいずれか一つを選択的に読み出して書き
込みユニットへ出力するセレクタと、静電潜像を現像し
て記録シートに転写する印字部と、印字前の記録シート
を印字部へと搬送する給紙部と、両面印字指定の場合に
一方の面が印字済みの記録シートを反転して再度印字部
へ搬送する再給紙部と、両面印字指定の場合に一方の面
が印字済みの前記記録シートが再給紙を待機する一箇所
以上の再給紙待機位置と、両面印字指定の場合に印字部
及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置の数を超
えないようにする印字手順と印字部及び再給紙部内の記
録シートの枚数が待機位置の数よりも一枚多くなるよう
にする印字手順との二つの印字手順のうち各画像入力手
段ごとに適する方の印字手順を選択する印字手順切り替
え手段と、画像データの生産性に差がある複数の画像入
力手段が同時期に画像データを読み込んだ場合であって
両面印字指定である場合に各画像入力手段からの画像デ
ータに基づく印字が規定枚数毎に切り替えられるように
セレクタを制御する複数画像入力手段による両面印字方
式とを有する。
【0015】従って、生産性の高い画像データを生産性
の低い画像データの印字手順で印字することがないた
め、全体としての生産性が向上する。請求項1及び2の
発明と比較すると、一方の画像入力装置からの画像デー
タが多量であった場合に、請求項3の発明によれば他方
の画像入力手段からの画像データの印字が著しく待たせ
られるということがない。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像形成装置であって、各画像入力手段からの画像データ
に基づく印字を切り替える規定枚数が変更可能である。
【0017】従って、ユーザの通常の使用状態に合わせ
て規定枚数を設定することができる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置であって、各画像入力手段からの画像データ
に基づく印字を切り替える規定枚数が変更可能である範
囲に下限値を設定した。
【0019】従って、ユーザの誤操作によって、生産性
の向上が望めないほど低い切り替え枚数に設定されるこ
とが防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の第一の実
施の形態について、図1〜図8に基づいて説明する。ま
ず図1は、本実施の形態の画像形成装置1の構成を示す
縦断正面図である。画像形成装置1の上面にはコンタク
トガラス2が設けられており、その上には、自動原稿送
り装置3を備える原稿押さえ4が設けられている。コン
タクトガラス2の下には、画像入力手段である読み取り
ユニット5が備えられている。
【0021】自動原稿送り装置3は、原稿台6と、原稿
セット検知センサ7と、給送ローラ8と、送りベルト9
と、排送ローラ10と、排紙台11とを有する。原稿台
6は傾斜しており、ここに原稿束が画像面を上向きにし
て載置される。原稿束が正しい位置に載置されると、原
稿セット検知センサ7が原稿の存在を認識し、原稿の給
送が可能となる。操作者が図示しないスタートボタンを
押すと、原稿台6に載置された原稿束の最下位紙が給送
ローラ8により引き出され、送りベルト9によりコンタ
クトガラス2の所定位置まで送られる。読み取りユニッ
ト5により原稿の画像が読み取られると、原稿は再び送
りベルト9により送られて、排送ローラ10により排紙
台11へと排紙される。
【0022】読み取りユニット5は、第一走査ユニット
12と第二走査ユニット13とレンズ14とCCDイメ
ージセンサ15とを有する。第一走査ユニット12は、
コンタクトガラス2上の原稿(図示せず)を露光する露
光ランプ16と、原稿で反射した光を第二走査ユニット
13へと導く第一ミラー17とからなり、コンタクトガ
ラス2に沿って移動する。第二走査ユニット13は、第
二ミラー18及び第三ミラー19を有する。第二走査ユ
ニット13は、第一走査ユニット12の走査中に、第一
走査ユニット12とCCDイメージセンサ15との間隔
が一定に保たれるように第一走査ユニット12の走査速
度の1/2の走査速度で移動し、第一ミラー17で反射
された光を第二ミラー18及び第三ミラー19でCCD
イメージセンサ15へ導く。形成する画像の倍率は、レ
ンズ14とCCDイメージセンサ15とを走査方向に平
行に移動することによって変更される。
【0023】CCDイメージセンサ15で読み取られた
画像データは、書き込みユニット20が有するレーザ出
力ユニット21へ送られる。書き込みユニット20に
は、レーザ出力ユニット21と結像レンズ22とミラー
23とが備えられている。レーザ出力ユニット21に
は、図示しないが、レーザダイオードとポリゴンミラー
とが備えられており、ポリゴンミラーはモータによって
高速で定速回転する。レーザダイオードからは、CCD
イメージセンサ15から送られた画像データに基づいた
レーザ光が出射され、このレーザ光はポリゴンミラーで
偏向されてレーザ出力ユニット21から出力される。出
力されたレーザ光は、結像レンズ22を透過し、ミラー
23で反射されて、感光体24面上に集光結像する。
【0024】感光体24の周囲には、現像器25や、図
示しない帯電装置,クリーニングユニット等が設けられ
ており、印字部26が構成されている。帯電装置によっ
て一様に帯電した感光体24には、レーザ出力ユニット
21が出力するレーザ光によって静電潜像が書き込まれ
る。レーザ光は、回転するポリゴンミラーで偏向される
ことによって、感光体24の回転方向である副走査方向
と直交する主走査方向に沿って感光体24を露光走査
し、画像信号のライン単位の記録を行う。
【0025】レーザ光の走査領域内であって感光体24
の一端近傍には、図示しないが、光センサが設けられて
いる。この光センサにレーザ光が検知されることによっ
て、主走査方向の同期をとるための同期信号が発せられ
る。この同期信号を基準として、主走査方向の画像記録
開始タイミングの制御を行う。
【0026】主走査方向に沿った露光は、感光体24の
回転速度と記録密度に対応した所定の周期で繰り返され
る。この静電潜像は、現像器25によって現像され、感
光体24の表面にトナー像が形成される。
【0027】トナー像は、搬送ベルト27で搬送される
図示しない記録シートに転写される。搬送ベルト27
は、感光体24の外周面の移動速度と等速度で移動す
る。記録シートは、画像形成装置1の下部に設けられた
複数の給紙部である給紙ユニット28のトレイ29にサ
イズ別に収納されており、トレイ29から引き出されて
縦搬送ユニット30によって印字部26へ送られる。各
給紙ユニット28のトレイ29には、サイズ毎に記録シ
ートSが収納されている。
【0028】記録シートに転写されたトナー像は定着ユ
ニット31で記録シートに定着され、排紙ユニット32
により排紙トレイ33又は再給紙部である再給紙ユニッ
ト34へ選択的に搬送される。排紙ユニット32は、分
岐爪35を有しており、分岐爪35が実線で示される位
置にあるときには記録シートは排紙トレイ33へ排紙さ
れ、分岐爪35が二点鎖線で示される位置にあるときに
は記録シートは再給紙ユニット34へと送られる。
【0029】再給紙ユニット34は、両面印字指定の場
合に一方の面が印字済みの記録シートを反転して再給紙
するものであり、反転搬送路36と、記録シートが再給
紙を待機する二箇所の再給紙待機位置である第一・第二
待機位置37,38とを有している。両面印字指定の場
合には、一方の面にトナー像が定着された記録シートは
まず反転搬送路36に入り、反転されて第一待機位置3
7及び第二待機位置38で再給紙を待機する。
【0030】給紙ユニット28又は再給紙ユニット34
から搬送されてきた記録シートは、感光体24の上流側
に位置するレジストローラ39から画像データの書き込
みとタイミングを合わせて印字部26へ送り出され、感
光体24表面のトナー像と記録シートの印字位置とが合
わせられる。このとき、画像書き込みユニット20への
画像データの転送が遅れると、書き込みタイミングが遅
れるため、記録シートはレジストローラ39手前で停止
して待機する。
【0031】画像形成装置1は、図2に示すように、読
み取りユニット5から書き込みユニット20への画像デ
ータの受け渡しを制御するセレクタ40を有している。
セレクタ40には、他の画像入力手段として、ホストコ
ンピュータ等の外部装置41がプリンタコントローラ4
2を介して接続されている。プリンタコントローラ42
は、ホストコンピュータ等から入力される画像データを
イメージデータに変換するものである。
【0032】また、セレクタ40には、画像メモリ43
が接続されている。各画像入力手段により入力された画
像データがすぐに書き込みユニット20に受け渡されな
い場合に、その画像データは画像メモリ43に一時的に
記憶される。
【0033】画像形成装置1の各部は、図示しないマイ
コンによって制御される。マイコンは、各種の演算処理
を実行して各部を集中的に制御するCPUに複数のRO
M及びRAMからなるメモリがバスラインを介してバス
接続されたものである。ROMは、画像形成装置1の動
作プログラムを格納する媒体であり、この動作プログラ
ムに従った制御がマイコンによって行われる。ROMに
は、動作プログラムの他に、各種の固定情報も記録され
ている。RAMは、各種の可変情報を一時的に格納する
ものであり、RAMの一部領域が画像メモリ43に利用
されたり、各種のカウンタ領域として利用されたりす
る。
【0034】図3は、印字方式選択手段を示すフローチ
ャートである。本実施の形態の画像形成装置1が有する
複数の画像入力手段からの出力状況によって、印字方式
が選択される。
【0035】まず、画像データの出力を認識した場合に
は(ステップS1)、複数の画像入力手段から画像デー
タが出力されているのかどうかを判別する(ステップS
2)。一つの画像入力手段からの出力画像だった場合に
は、通常の印字制御を行う(ステップS3)。
【0036】複数の画像入力手段からの出力画像が同時
期に認識されていた場合には、さらに両面印字指定かど
うかを判別する(ステップS4)。片面印字指定の場合
には、「複数画像入力手段による交互印字」を行う(ス
テップS5)。つまり、各画像入力手段からの出力画像
がセレクタ40により交互に書き込みユニット20へと
出力される。ここで、図4(a)はこの印字方式にかか
る時間の説明図である。Cはコピー機能を使用して印字
される画像データ(以下、コピー画像と記す)すなわち
読み取りユニット5で読み取られた画像データを表し、
Pはプリンタ機能を使用して印字される画像データ(以
下、プリンタ画像と記す)すなわち外部装置41からの
画像データを表す。また、数字は、各画像入力手段から
の出力画像の順番である。この印字方式では、コピー画
像及びプリンタ画像を片面印字で10枚ずつを印字し終
えるまでにTaかかっている。
【0037】ステップS4で両面印字指定であると判別
された場合には、各画像入力手段からの出力画像の生産
性に違いがあるかどうかを判断し(ステップS6)、違
いが無い場合、例えば、複数の画像入力手段がともにホ
ストコンピュータ等の外部装置41である場合には、ス
テップS5の複数画像入力手段による交互印字を行う。
【0038】各画像入力手段からの出力画像の生産性に
違いがある場合、例えば読み取りユニット5と外部装置
41とからの出力画像があった場合には、「複数画像入
力手段による両面印字方式」を行う(ステップS7)。
【0039】ここで、従来の技術にも記載したように、
読み取りユニット5で読み取られた画像データはもとも
とイメージデータであるのですぐに書き込みユニット2
0へ出力可能であるが、外部装置41からの画像データ
はプリンタコントローラ42でイメージデータに変換し
なければならず、変換に要する時間は各画像データに依
存するため規定できない。
【0040】従って、「複数画像入力手段による両面印
字方式」では、印字の手順を各画像入力手段ごとに設定
する。コピー画像を両面印字する場合には、画像データ
の書き込みユニット20への出力に時間がかからないの
で、印字部26及び再給紙ユニット34内の記録シート
の枚数が待機位置の数よりも一枚多くなるようにする。
本実施の形態では待機位置は二箇所あるので、印字部2
6及び再給紙ユニット34内の記録シートは三枚になる
ようにする。
【0041】まず、第一面にのみ印字した一枚目の記録
シートを再給紙ユニット34の第一待機位置37に位置
させ、第一面にのみ印字した二枚目の記録シートを第二
待機位置38に位置させている状態で、さらに三枚目の
記録シートの第一面を印字し、次から、第二面の印字と
第一面の印字とを交互に行う。つまり、三枚目の記録シ
ートまで連続して第一面を印字したら、その次には一枚
目の記録シートの第二面を印字し、その次には四枚目の
記録シートの第一面を印字し、その次には二枚目の記録
シートの第二面を印字するという手順である。
【0042】プリンタ画像の印字の場合、再給紙されて
第二面を印字される記録シートは、その面に印字される
画像データを書き込みユニット20に出力するまでにか
かる時間によっては、画像データの出力を印字部26の
手前で待たなければならないことがある。このため、印
字部26及び再給紙ユニット34内の記録シートの枚数
が待機位置の数を超えると紙詰まりを起こす可能性があ
る。よって、プリンタ画像を両面印字する場合には、印
字部26及び再給紙ユニット34内の記録シートの枚数
は待機位置の数を超えないようにする。本実施の形態で
は待機位置は二箇所あるので、印字部26及び再給紙ユ
ニット34内の記録シートは二枚になるようにする。
【0043】従って、まず、第一面にのみ印字した一枚
目の記録シートを再給紙ユニット34の第一待機位置3
7に位置させ、第一面にのみ印字した二枚目の記録シー
トを第二待機位置38に位置させたら、その次から、第
二面の印字と第一面の印字とを交互に行う。つまり、二
枚目の記録シートまで連続して第一面を印字したら、そ
の次には一枚目の記録シートの第二面を印字し、その次
には三枚目の記録シートの第一面を印字し、その次には
二枚目の記録シートの第二面を印字するという手順であ
る。
【0044】次に、本実施の形態の「複数画像入力手段
による両面印字方式」を図5に示す。まず、現在プリン
タ画像の印字が行われているかどうかを判別し(ステッ
プS11)、プリンタ画像の印字中であれば、引き続
き、プリンタ画像を上記手順に従って全て両面印字する
(ステップS12)。その後、コピー画像を上記手順に
従って全て印字する(ステップS13)。
【0045】また、ステップS11で、プリンタ画像の
印字中ではなかった場合には、先に、コピー画像を上記
手順に従って全て印字し(ステップS14)、その後、
プリンタ画像を上記手順に従って全て印字する(ステッ
プS15)。
【0046】この印字方式にかかる時間を図4(b)及
び(c)の説明図に示す。ここで、図4(b),(c)
の説明に先立って、比較対称として、従来の手順で両面
印字した場合にかかる時間について、図4(e)を用い
て説明する。両面印字の場合には、記録シートの再給紙
にかかる時間tによる制約を受ける。また、両面印字で
あるので、奇数番の画像データが第一面に印字され、偶
数番の画像データが第二面に印字される。
【0047】まず、従来の技術では、コピー画像とプリ
ンタ画像とを交互に印字するので、全ての画像はプリン
タ画像用の印字手順に従って印字される。コピー画像の
印字の際にも、印字部26及び再給紙ユニット34内の
記録紙の枚数はプリンタ画像用の印字手順に従って待機
位置の数を超えないようにされる。その結果、コピー画
像及びプリンタ画像を両面印字で五枚ずつ印字し終える
までにTeかかる。
【0048】次に、図4(b)は、図5においてステッ
プS11からステップS12へと進んだ場合、つまり、
プリンタ画像の印字が先に行われていた場合のものであ
る。この場合には、印字部26及び再給紙ユニット34
内の記録シートの枚数を二枚としてプリンタ画像の印字
を行う。プリンタ画像の五枚目の第一面(P9)を印字
し、プリンタ画像の四枚目の第二面(P8)を印字した
後、コピー画像の一枚目の第一面(C1)を印字し、そ
の次にプリンタ画像の五枚目の第二面(P10)を印字
したら、残りはコピー画像のみであるので、印字部26
及び再給紙ユニット34内の記録シートの枚数を三枚に
変更して残りのコピー画像を印字する。その結果、コピ
ー画像及びプリンタ画像を両面印字で五枚ずつ印字し終
えるまでにかかる時間はTbとなり、Teに比べて短縮
されている。
【0049】次に、図4(c)は、図5においてステッ
プS11からステップS14へと進んだ場合、つまり、
プリンタ画像の印字が先に行われていなかった場合のも
のである。この場合には、印字部26及び再給紙ユニッ
ト34内の記録シートの枚数を三枚としてコピー画像の
印字を行い、コピー画像の五枚目の第一面(C9)を印
字し、コピー画像の三枚目の第二面(C6)を印字した
後、プリンタ画像の印字が差し込まれる。プリンタ画像
の一枚目の第一面(P1)を印字し、コピー画像の四枚
目の第二面(C8)を印字し、プリンタ画像の二枚目の
第一面(P3)を印字し、コピー画像の五枚目の第二面
(C10)した後、次からはプリンタ画像の第二面の印
字があるので、印字部26及び再給紙ユニット34内の
記録シートの枚数を二枚に変更して印字を行う。その結
果、コピー画像及びプリンタ画像を両面印字で五枚ずつ
印字し終えるまでにかかる時間はTcとなり、Teに比
べて短縮されている。また、図4(b)の場合と比較す
ると、Tbよりもさらに短縮されている。
【0050】その理由を説明すると、まず、印字部26
及び再給紙ユニット34内の記録シートの枚数が待機位
置の数を超えてはならないのは、第二面にあたるプリン
タ画像を印字するときからである。そして、図4(c)
の場合ではコピー画像の印字が先であるので、プリンタ
画像の始めの数枚の第一面は、コピー画像用の印字手順
すなわち印字部26及び再給紙ユニット34内の記録シ
ートの枚数が一枚多くなるようにするという手順で印字
することができる。
【0051】これに対して、図4(b)の場合には、プ
リンタ画像の印字が先であるために、コピー画像の始め
の数面をプリンタ画像用の印字手順すなわち印字部26
及び再給紙ユニット34内の記録シートの枚数が待機位
置の数を超えないようにするという手順で印字される。
従って、コピー画像の印字が先に行われる図4(c)の
場合には、全ての画像を印字し終えるのにかかる時間を
さらに短縮することができる。
【0052】次に、本発明の第二の実施の形態について
説明する。本実施の形態が第一の実施の形態と異なる部
分は「複数画像入力手段による両面印字方式」(図3の
ステップS7)であるので、この両面印字方式について
のみ、図6に基づいて説明する。なお、第一の実施の形
態で示した部分と同一の部分は同一の符号で示し、説明
も省略する。また、以下の実施の形態でも同様とする。
【0053】本実施の形態においては、生産性のことな
る複数の画像入力手段、例えば読み取りユニット5と外
部装置41とからの出力画像が同時期にあり、例えばコ
ピー画像とプリンタ画像とが同時期に出力され、且つ両
面印字指定されている場合には、まず、現在プリンタ画
像の印字中であるかどうかを判別する(ステップS2
1)。プリンタ画像の印字中であれば、その印字を中断
し(ステップS22)、先にコピー画像を全て印字する
(ステップS23)。その後、中断されていたプリンタ
画像の印字を再開する(ステップS24)。
【0054】また、ステップS21で、プリンタ画像の
印字中ではなかった場合には、コピー画像を全て印字し
(ステップS25)、その後、プリンタ画像を全て印字
する(ステップS26)。
【0055】図4(d)は、図6においてステップS2
1からステップS22へと進んだ場合、つまり、プリン
タ画像の印字中にコピー画像の印字が割り込む場合にか
かる時間の説明図である。この場合には、プリンタ画像
が第一面に印字された再給紙ユニット34内の記録シー
トに第二面を印字した後、コピー画像の印字を割り込ま
せる。そして、コピー画像の印字の終盤からプリンタ画
像の印字を再開する。再開の時期は、図4(c)でのコ
ピー画像からプリンタ画像への切り替えと同様に、コピ
ー画像を全て印字し終えた後にプリンタ画像の第二面の
印字がされるように設定する。その結果、コピー画像及
びプリンタ画像を両面印字で五枚ずつ印字し終えるまで
にかかる時間はTdとなり、Teに比べて短縮されてい
る。
【0056】また、この場合には、コピー画像はプリン
タ画像用の印字手順で印字されずに、プリンタ画像の一
部がコピー画像用の印字手順で印字されるので、図4
(b)に示すプリンタ画像の印字後にコピー画像を印字
する場合に比べてさらに時間が短縮されている。
【0057】図6においてステップS21からステップ
S25へと進んだ場合には、第一の実施の形態で説明し
た図4(c)の場合と同じであるので、説明を省略す
る。
【0058】次に、本発明の第三の実施の形態につい
て、図7及び図8に基づいて説明する。コピー画像の印
字をプリンタ画像よりも優先させることによって全ての
画像の印字終了までの時間は短縮されるが、コピー画像
が大量である場合にはプリンタ画像の印字が遅くなる。
そこで、本実施の形態では、コピー画像の印字とプリン
タ画像の印字とを、それぞれ規定枚数ごとに切り替える
ようにし、規定枚数をユーザにより設定可能としてい
る。
【0059】例えば、ユーザが通常四〜五枚のコピーを
とることが多いのであれば規定間数を五枚に設定し、十
枚程度のコピーをとることが多いのであれば規定枚数を
十枚に設定する。このようにすることによって、変則的
な多量のコピー画像の出力にプリンタ画像の出力が重な
っても、プリンタ画像の印字終了を延々待たせられると
いうことを防ぐことができる。
【0060】ここで、切り替えの規定枚数をあまりにも
少なく設定しておくと、本発明の目的である生産性の向
上を図ることができない。その極端な例は切り替え枚数
を一枚とした場合であり、この場合は従来と同じになっ
てしまう。そこで、本実施の形態では、ユーザによって
設定可能な切り替え枚数に下限値を設けて、ユーザの誤
操作による生産性の低下を防止している。
【0061】図7は、画像入力手段の切り替え手段を示
すフローチャートである。まず、コピー画像の出力があ
るかどうかを判別し(ステップS31)、コピー画像の
出力がある場合にはコピー画像の両面印字を行う(ステ
ップS32)。ここでのコピー画像の印字枚数をマイコ
ン(図示せず)のメモリ内のRAMの一部領域を利用し
たカウンタによってカウントし、規定枚数が印字された
ら(ステップS33)、プリンタ画像の出力があるかど
うかを判別する(ステップS34)。
【0062】プリンタ画像の出力がある場合にはプリン
タ画像の両面印字を行い(ステップS35)、ここでの
プリンタ画像の印字枚数をカウンタによってカウント
し、規定枚数が印字されたら(ステップS36)、ステ
ップS31へ戻る。
【0063】ステップS31でコピー画像の出力がなか
った場合には、コピー画像及びプリンタ画像の全ての画
像の出力が終了したかどうかを判断し、プリンタ画像が
残っている場合にはステップS34へ進み、全ての画像
の出力が終了した場合には印字動作を終了する。
【0064】同様に、ステップS34でプリンタ画像の
出力がなかった場合には、コピー画像及びプリンタ画像
の全ての画像の出力が終了したかどうかを判断し、コピ
ー画像が残っている場合にはステップS31へ進み、全
ての画像の出力が終了した場合には印字動作を終了す
る。
【0065】図8は、画像入力切り替え枚数設定手段を
示すフローチャートである。ユーザによる切り替え枚数
の入力が検知された場合には(ステップS41)、ユー
ザが入力した数値が下限値以上であるかどうかを判断し
(ステップS42)、下限値以上であればユーザの入力
値を設定値とし(ステップS43)、入力値が下限値を
下回っていれば下限値を設定値とする(ステップS4
4)。
【0066】なお、第一〜第三の実施の形態においては
再給紙待機位置を二箇所としているが、実施にあたって
は、二箇所に限るものではない。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、画像データの
生産性に差がある複数の画像入力手段が同時期に画像デ
ータを読み込んだ場合であって両面印字指定である場合
に、印字部及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位
置の数を超えないようにする印字手順と待機位置の数よ
りも一枚多くなるようにする印字手順との二つの印字手
順のうちの一方の印字手順による両面印字を終了した後
に他方の印字手順による両面印字を行うので、生産性の
高い画像データを生産性の低い画像データとともに生産
性の低い印字手順で印字することがないため、生産性の
高いデータの印字に要する時間が生産性の低いデータの
印字時間に合わせられて伸びてしまうことがなく、従っ
て、全体としての生産性を向上させることができる。
【0068】請求項2記載の発明では、画像データの生
産性に差がある複数の画像入力手段が同時期に画像デー
タを読み込んだ場合であって両面印字指定である場合に
印字部及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置の
数よりも一枚多くなるようにする印字手順が適する画像
入力手段の画像データの印字が優先されるので、生産性
の高い画像データを生産性の低い画像データの印字手順
で印字することがないため、生産性の高いデータの印字
に要する時間が生産性の低いデータの印字時間に合わせ
られて伸びることがなく、従って、全体としての生産性
を向上させることができる。また、請求項1の発明と比
較すると、生産性の低い方の画像入力手段からの画像デ
ータの印字が先に行われていた場合に、生産性の高い方
の画像入力手段からの画像データの印字が割り込むこと
によって、生産性の高い画像データの印字手順によって
生産性の低い画像データの一部を印字することができる
ため、全体としての生産性をさらに向上させることがで
きる。
【0069】請求項3記載の発明では、画像データの生
産性に差がある複数の画像入力手段が同時期に画像デー
タを読み込んだ場合であって両面印字指定である場合に
各画像入力手段からの画像データに基づく印字が規定枚
数毎に切り替えられるので、生産性の高い画像データを
生産性の低い画像データの印字手順で印字することがな
いため、産性の高いデータの印字に要する時間が生産性
の低いデータの印字時間に合わせられて伸びることがな
く、従って、全体としての生産性を向上させることがで
きる。また、請求項1及び2の発明と比較すると、一方
の画像入力装置からの画像データが多量であった場合
に、他方の画像入力手段からの画像データの印字が著し
く待たせられるという不都合をなくすことができる。
【0070】請求項4記載の発明では、各画像入力手段
からの画像データに基づく印字を切り替える規定枚数が
変更可能であるので、ユーザの通常の使用状態に合わせ
て規定枚数を設定することができるため、例えば生産性
の高い方の画像データの通常の印字枚数を規定値とすれ
ば、生産性の高い方の画像データが変則的に多量となっ
た場合に、生産性の低い方の画像データの印字が著しく
待たせられるという不都合をなくすことができる。
【0071】請求項5記載の発明では、各画像入力手段
からの画像データに基づく印字を切り替える規定枚数が
変更可能である範囲に下限値を設定したので、ユーザの
誤操作によって生産性の向上が望めないほど低い切り替
え枚数に設定されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第一の実施の形態を示
す縦断正面図である。
【図2】各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図3】印字方式選択手段を示すフローチャートであ
る。
【図4】各印字方式での印字終了までにかかる時間を示
す説明図である。
【図5】実施の第一の形態の複数画像入力手段による両
面印字方式を示すフローチャートである。
【図6】実施の第二の形態の複数画像入力手段による両
面印字方式を示すフローチャートである。
【図7】実施の第三の形態の画像入力手段の切り替え手
段を示すフローチャートである。
【図8】画像入力切り替え枚数設定手段を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 5,41 画像入力手段 20 書き込みユニット 24 感光体 28 給紙部 34 再給紙部 40 セレクタ S 記録シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 B41J 13/00 B41J 21/00 B41J 29/00 H04N 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを読み込む複数の画像入力手
    段と、 画像データに基づいて感光体に静電潜像を書き込む書き
    込みユニットと、 複数の画像入力手段により読み込まれた複数の画像デー
    タのうちいずれか一つを選択的に読み出して書き込みユ
    ニットへ出力するセレクタと、 静電潜像を現像して記録シートに転写する印字部と、 印字前の記録シートを印字部へと搬送する給紙部と、 両面印字指定の場合に一方の面が印字済みの記録シート
    を反転して再度印字部へ搬送する再給紙部と、 両面印字指定の場合に一方の面が印字済みの前記記録シ
    ートが再給紙を待機する一箇所以上の再給紙待機位置
    と、 両面印字指定の場合に印字部及び再給紙部内の記録シー
    トの枚数が待機位置の数を超えないようにする印字手順
    と印字部及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置
    の数よりも一枚多くなるようにする印字手順との二つの
    印字手順のうち各画像入力手段ごとに適する方の印字手
    順を選択する印字手順切り替え手段と、 画像データの生産性に差がある複数の画像入力手段が同
    時期に画像データを読み込んだ場合であって両面印字指
    定である場合に二つの印字手順のうちの一方の印字手順
    による両面印字を終了した後に他方の印字手順による両
    面印字を行う複数画像入力手段による両面印字方式と、
    を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像データを読み込む複数の画像入力手
    段と、 画像データに基づいて感光体に静電潜像を書き込む書き
    込みユニットと、 複数の画像入力手段により読み込まれた複数の画像デー
    タのうちいずれか一つを選択的に読み出して書き込みユ
    ニットへ出力するセレクタと、 静電潜像を現像して記録シートに転写する印字部と、 印字前の記録シートを印字部へと搬送する給紙部と、 両面印字指定の場合に一方の面が印字済みの記録シート
    を反転して再度印字部へ搬送する再給紙部と、 両面印字指定の場合に一方の面が印字済みの前記記録シ
    ートが再給紙を待機する一箇所以上の再給紙待機位置
    と、 両面印字指定の場合に印字部及び再給紙部内の記録シー
    トの枚数が待機位置の数を超えないようにする印字手順
    と印字部及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置
    の数よりも一枚多くなるようにする印字手順との二つの
    印字手順のうち各画像入力手段ごとに適する方の印字手
    順を選択する印字手順切り替え手段と、 画像データの生産性に差がある複数の画像入力手段が同
    時期に画像データを読み込んだ場合であって両面印字指
    定である場合に印字部及び再給紙部内の記録シートの枚
    数が待機位置の数よりも一枚多くなるようにする印字手
    順が適する画像入力手段の画像データの印字が優先され
    るようにセレクタを制御する複数画像入力手段による両
    面印字方式と、を有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像データを読み込む複数の画像入力手
    段と、 画像データに基づいて感光体に静電潜像を書き込む書き
    込みユニットと、 複数の画像入力手段により読み込まれた複数の画像デー
    タのうちいずれか一つを選択的に読み出して書き込みユ
    ニットへ出力するセレクタと、 静電潜像を現像して記録シートに転写する印字部と、 印字前の記録シートを印字部へと搬送する給紙部と、 両面印字指定の場合に一方の面が印字済みの記録シート
    を反転して再度印字部へ搬送する再給紙部と、 両面印字指定の場合に一方の面が印字済みの前記記録シ
    ートが再給紙を待機する一箇所以上の再給紙待機位置
    と、 両面印字指定の場合に印字部及び再給紙部内の記録シー
    トの枚数が待機位置の数を超えないようにする印字手順
    と印字部及び再給紙部内の記録シートの枚数が待機位置
    の数よりも一枚多くなるようにする印字手順との二つの
    印字手順のうち各画像入力手段ごとに適する方の印字手
    順を選択する印字手順切り替え手段と、 画像データの生産性に差がある複数の画像入力手段が同
    時期に画像データを読み込んだ場合であって両面印字指
    定である場合に各画像入力手段からの画像データに基づ
    く印字が規定枚数毎に切り替えられるようにセレクタを
    制御する複数画像入力手段による両面印字方式と、を有
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 各画像入力手段からの画像データに基づ
    く印字を切り替える規定枚数が変更可能である請求項3
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 各画像入力手段からの画像データに基づ
    く印字を切り替える規定枚数が変更可能である範囲に下
    限値を設定した請求項4記載の画像形成装置。
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