JPH0774908A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0774908A
JPH0774908A JP5219728A JP21972893A JPH0774908A JP H0774908 A JPH0774908 A JP H0774908A JP 5219728 A JP5219728 A JP 5219728A JP 21972893 A JP21972893 A JP 21972893A JP H0774908 A JPH0774908 A JP H0774908A
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JP
Japan
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image
image forming
forming apparatus
sided
double
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Withdrawn
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JP5219728A
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English (en)
Inventor
Sukeaki Tawara
資明 田原
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み取り原稿に対する両面コピーと片面コピ
ーを同時に作成する事ができるなど、ユーザを待たせず
に数種類の原稿が作成できる装置を提供するにある。 【構成】 リーダで原稿画像データを読み取り、読み取
り画像データ及び機能指示データをケーブル1005等
を介して他の装置に転送する。この機能指示データに
は、例えば片面印刷/両面印刷の指示等が含まれ、各装
置1001〜1004は他の装置との間での通信データ
を元に記録媒体の両面又は片面に画像を形成出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は両面画像形成可能な画像
形成装置に関し、特に通信媒体を介して他の装置との間
で画像情報の伝送が可能な画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、両面プリント機能を有する画
像形成装置が存在しており、この種の装置によれば一枚
の転写媒体の表面と裏面にそれぞれ異なる画像を形成可
能である。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の両面機能を有する装置においては、装置担体での動
作が可能なだけであり、この種の装置を複数台接続した
状態で両面画像形成できるシステムは存在しなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、通信
媒体を介して他の装置との間で画像情報の伝送が可能な
画像形成装置であって、画像データを読み取る読み取り
手段と、該読み取り手段での読み取り画像データを他の
装置に転送するとともに他の装置よりの画像データを受
信する通信手段と、該通信手段での通信データを元に記
録媒体の両面に画像を形成可能な両面画像形成手段とを
備え、複数の装置を接続した時に、ひとつの装置が、当
該装置の前記読み取り手段での読み取り画像を接続され
た複数の装置を任意に設定して設定装置の両面画像形成
手段より両面画像形成出力可能である。
【0005】そして例えば、前記両面画像形成手段は、
感光体上に入力画像信号に対応する潜像を形成する潜像
形成手段と、前記潜像形成手段で感光体上に形成された
潜像を顕像化する顕像化手段と、前記顕像化手段で顕像
化した顕像を転写材に転写する転写手段とを含む。
【0006】
【作用】以上の構成において、読み取り原稿に対する両
面コピーと片面コピーを同時に作成する事ができるな
ど、ユーザを待たせずに数種類の原稿が作成できるとい
った特有の作用効果を得られる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。
【0008】
【第1の実施例】[画像形成プロセス説明]図1は本発
明き係る一実施例の画像形成装置の構成を説明を概略構
成図である。本実施例の画像形成装置は、マゼンタトナ
ー、シアントナー、イエロートナー、ブラックトナーを
使用して4色フルカラーの画像形成が可能な画像形成装
置であり、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックに対
応したそれぞれ独立して併設される4つの作像ステーシ
ョンを有する。各ステーションには、像担持体としての
感光ドラム101a〜101dを有し、各感光ドラム1
01a〜101dは、1次高圧帯電器及びグリッド高圧
ユニット103a〜103dにより表面を一様帯電され
る。
【0009】一様帯電後、レーザ光学系107で走査さ
れた各色の画像情報に基づくレーザ走査系102a〜1
02dにより、感光ドラムに各色に対応する画像が露光
され、静電潜像が形成される。各色画像情報に対応した
潜像は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブロックの各色
トナーを有する現像器104a〜104dによりトナー
像に現像され、転写帯電器105a〜105dによりト
ナー像が原稿搬送手段である転写ベルト108上の搬送
された転写媒体に転写される。各感光ドラム上の残留ト
ナーは、クリーニング器106a〜106dにより除去
される。
【0010】[両面画像形成シーケンス説明]以上の構
成を備える本実施例の両面画像形成シーケンスを上段カ
セットから給紙した例を用いて示す。画像形成スタート
信号オンと同時に、第1給紙ローラソレノイド(不図
示)が付勢され、カセット110a内に積載されている
転写媒体Pの給紙動作が開始される。カセット110a
内より給紙された転写媒体Pは、搬送ローラ113,1
14により搬送され、第1レジストローラ115位置に
搬送される。そして、転写媒体Pの先端が第1レジスト
ローラ115に突き当たった状態にて、所定のループを
形成して一時停止する。
【0011】一方、画像形成スタート信号オンと同時に
プラテン上のオリジナル原稿がCCD116にて読み取
られ、読み取られた画像信号は画像処理部117に送ら
れる。画像処理部117の画像メモリ内に読み込まれた
画像データが格納され、この画像データがプリンタ部で
の画像形成のためのレーザ走査可能状態になった後、第
1レジストローラ115の駆動が開始される。この駆動
により、転写媒体Pは、画像形成のため、転写ベルト上
の所定位置に吸着・搬送される。
【0012】上述した「画像形成プロセス説明」で説明
した如く、転写媒体P上に各色の画像が順次転写される
が、この時、メモリ内に蓄えられた原稿の画像情報は、
転写媒体Pが、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック
各ステーションを通過する各々のタイミングにて、転写
材媒体上に重ね転写されるように、レーザ光学系107
によって各色感光ドラム上に書き込まれる。4ステーシ
ョンで順次通過し、転写画像を多重転写された転写媒体
Pは、その後、トナーを定着させるための定着手段10
9にてトナー像を定着される。
【0013】一方、表面コピー時、画像形成スタート信
号オンと同時に、再給紙ローラ解除ソレノイド(不図
示)が付勢され、両面画像の形成に備えて再給紙ローラ
112が上昇する。また、紙搬送経路偏向板ソレノイド
(不図示)を付勢し、第1紙偏向板114が動作して、
両面画像形成時のための紙搬送経路を形成する。同時
に、中間トレイ部118にある紙ストッパ板ソレノイド
SL(不図示)が付勢され、中間トレイ内紙ストッパ板
(不図示)が動作される。これと同時に、第2搬送部駆
動ソレノイドSL(不図示)が付勢され、第2搬送部、
即ち、ローラ対125が駆動を開始する。
【0014】そして転写媒体Pは定着手段109に送ら
れ、第1面目の定着動作が行われ、これが終了すると転
写媒体Pは第1紙変更板124により両面経路へと搬送
され、搬送ローラ125へと送られる。転写媒体Pが、
スイッチバック部(紙反転部)127に設けられた紙反
転検知センサ119を通過すると、正逆転ローラ126
が逆転する。これにより転写媒体Pはスイッチバックを
行い、第2搬送部(搬送ローラ120)へと送られる。
なお、121,122は紙サイズ別変更板であり、転写
材Pのサイズに応じて紙変更板ソレノイドSL7,SL
8(不図示)を駆動することにより、中間トレイ111
内に搬送される転写材Pの搬送経路を変更する。
【0015】1枚目の転写媒体Pが中間トレイ111内
に搬送されてきた際には、一旦再給紙ローラ解除ソレノ
イド(不図示)を消勢して、回転中の再給紙ローラ11
2を転写媒体P上に下降させる。これによって搬送され
てきた転写媒体Pを紙ストッパ板(不図示)に突き当て
る。これら一連の動作によって、第1面目の画像形成を
終了した転写材は、中間トレイ111内に順次積載され
て行き、第2面目の画像形成に備え、待機している。こ
の状態においては、再給紙ローラ112はトレイ内に積
載されている転写媒体上に下降している。
【0016】この状態で、第2面画像形成スタート信号
が発信されると、第2面目の画像形成動作が開始され
る。まず、第2搬送部駆動ソレノイド(不図示)が付勢
され、再給紙ローラ112が回転し、トレイ内の転写媒
体Pを、上から1枚再給紙する。1枚目の転写材が給紙
され始めると、すなわち、搬送ローラ122により搬送
され始めると、再給紙ローラ112は上昇する。そし
て、1枚目の転写材の給紙が終了すると、回転中の再給
紙ローラ112を所定のタイミングにて下降させ、次の
転写媒体(2枚目)を給紙する。再給紙ローラ112
は、この上下の動作を繰り返して行う。
【0017】再給紙された転写材は、搬送ローラ114
により搬送され、先端が第1レジストローラ115に当
たり、所定のループを形成し、一時停止をした後、第1
面の画像形成時と同様に、所定のタイミングにて搬送手
段108上に固定・搬送され、第1〜第4ステーション
を通過し、第2面画像が形成される。この画像形成後、
定着手段109に搬送され、第2面画像の定着を終了す
る。
【0018】ここで、第2面目の画像形成が開始される
と前述した第1紙変更板ソレノイド(不図示)は消勢さ
れているため、第2面目の画像形成を終了し、定着を終
えた転写材は、排紙ローラへと導かれ、排紙トレイ上へ
と排出・積載される。そして最終転写材排出後、一連の
動作を全て終了する。 [画像処理部の説明]図2は、画像処理部117の詳細
構成を示すブロック図である。図2を参照して本実施例
の画像処理部の詳細を説明する。本実施例においては、
CCD116で読み取られた画像情報を電気信号として
処理し、プリント信号として出力するまでの画像信号の
流れを示したものである。
【0019】図2において、CCD116にて撮像され
た画像データは、A/D&S/H回路202でサンプル
ホールドした後、A/D変換され、RGBの3色のデジ
タル信号が生成される。各色の分解データはシェーディ
ング回路203にてシェーディング補正及び黒補正さ
れ、さらに入力マスキング回路204にてNTSC補正
され、変倍処理回路205にて必要に応じて所定の拡大
縮小等の変倍処理が行われ、信号220〜222として
出力される。
【0020】その後、変倍画像データ220〜222は
圧伸部209に送られる。圧伸部209では、画像デー
タをエンコーダ部206にて圧縮処理し、圧縮した画像
データをメモリ部207に蓄積する。メモリ部207に
蓄積された圧縮画像データはデコーダ部208により読
み出されて伸張され、プリンタで使用するトナー信号に
対応した画像信号213〜216が生成される。
【0021】圧伸部206よりの画像信号213〜21
6はマスキング・UCR回路210で下地処理及びマス
キング処理が施され、γ補正回路211にてγ変換さ
れ、エッジ強調回路212にてエッジ強調が施され、プ
リンタ部にM,C,Y,K信号として送られる。更に、
本実施例では、以上の画像処理機能に加えて、複数の画
像形成装置を互いに重連接続する重連機能を実現するた
めに、他装置との間で信号を相互に入出力する機能を有
している。
【0022】即ち、外部へ画像信号を出力する場合に
は、変倍処理後の変倍画像信号220〜222がバスセ
レクタ213に送られ、バスセレクタ213は、変倍処
理回路205方向よりの色毎の各8本の信号に画像信号
制御線3本を加えた27本の信号に変換し、外部バスに
出力され、該外部バスに接続されている他の装置に送ら
れる。
【0023】また、外部装置から外部バスを介して送ら
れてくる信号を受け取る場合には、外部バスからくる信
号の内の通信制御線を除く27本の信号をバスセレクタ
213で受け取り、バスセレクタ213は、外部バスよ
りの信号を各色毎の8本の画像信号として圧伸部209
に出力する様に制御し、圧伸部209のエンコーダ部2
06に送る。なお、214は外部装置との通信を行うた
めの重連通信回路であり、上述した27本の信号線を除
く通信制御線4本を使用して外部装置と互いに通信を行
うことで各種シーケンスの同期取りや情報の交換を行
う。
【0024】また、図3に図2に示すバスセレクタ21
3の詳細構成を示す。図3において、図示しないCPU
により制御される信号線910がロウレベルの時は、外
部(信号223方向)から内部(信号220〜222)
方向に信号が流れ、信号線910がハイレベルの時は内
部から外部に信号が流れる様に制御する。
【0025】図4にプリンタ部の画像信号処理部の詳細
構成を示す。図2に示すリーダ部より送られてきたMC
YKの画像信号は、γ補正回路301により各感光体の
感度に応じてγ補正がかけられる。その後、画像データ
MとCに関してはFIFO302により主走査のデータ
をそのまま出力し、パルス幅変調回路304aにて階調
データに応じたパルス幅に変換され、レーザドライバ3
05aでパルス幅に応じてレーザを発光する。
【0026】本実施例では、Y,KのレーザがM,Cと
鏡像でスキャンされるため、画像信号YとKは、γ補正
回路301でγ変換した後、LIFO回路303にて主
走査のデータを反転し、パルス幅変調回路304bにて
階調データに応じたパルス幅に変換され、レーザドライ
バ305bでパルス幅に応じてレーザを発光する。
【0027】
【画像同期制御の説明】図5は、図1に示す感光ドラム
101a〜101dの位置関係を示しており、各感光ド
ラムは、それぞれ、距離d1だけ離れて併置されてい
る。また、転写ベルト108はスピードVdで転写媒体
を搬送する。各色の画像情報に基づくレーザ走査系L1
〜L4(102a〜102d)により、感光ドラムに各
色に対応する画像が露光される位置から転写ベルト当接
位置までの距離はd3となっている。また、レジストロ
ーラ115から感光ドラム101a中心までの距離をd
2であるとする。
【0028】この時、メモリ内に蓄えられた原稿の画像
情報を、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各ス
テーションを通過する各々のタイミングにて、転写材媒
体上に重ね転写されるように、各色感光ドラム上に書き
込む。この書き込みタイミングを示したのが図6であ
る。レジストローラ115で止められた転写媒体を転写
ベルト108上に送出するため、レジストローラ115
の起動と同時に画像パターン形成起動信号をオンにす
る。各色のイネーブル信号の立ち上がりは画像パターン
形成信号の立ち上がりから、
【0029】
【数1】 Tm=(d2−d3)/Vb Tc=Tm+d1/Vb Ty=Tc+d1/Vb Tbk=Ty+d1/Vb の式で示される様に立ち上がり、転写媒体の副走査方向
の長さに応じて立ち下がる。
【0030】図7に各色のイネーブル信号生成回路を示
す。本実施例においては、時間のカウントをレーザが1
ライン走査する毎に同期して1クロック発生するHSY
NCの信号を利用している。601は14ビットカウン
タであり、HSYNCに同期してHSYNCの数をカウ
ントする。602はLOAD信号630が発生した時に
14ビットカウンタ601にロードする値を格納するレ
ジスタであり、図示しないCPUによりデータが書き込
まれる。本実施例においては、レジスタ602には
「0」が書き込まれている。
【0031】603〜606は各色の画像イネーブル立
ち上がり時間を比較する比較器(コンパレータ)、60
7〜610はレジスタであり、レジスタ607〜610
には図示しないCPUにより前述のTm,Tc,Ty,
Tbkに相当するHSYNCカウント数が書き込まれて
おり、この各レジスタ607〜610の設定値と14ビ
ットカウンタ601の出力とが一致した時に一致信号が
出力される。
【0032】また、611〜614は各色の画像イネー
ブル立ち下がり時間を比較する比較器、615〜618
はレジスタであり、レジスタ615〜618には図示し
ないCPUにより前述のTm+Tp,Tc+Tp,Ty
+Tp,Tbk+Tpに相当するHSYNCカウント数
が書き込まれており、14ビットカウンタ601の出力
と一致した時に一致信号が出力される。
【0033】ここで、Tpは紙の長さをLとすると、
[Tp=L/Vb]で表わされる。前述した画像パター
ン形成起動信号は、図7の(CNT_START)に入
力されており、2つのDタイプのF/Fにより構成され
たラッチ623,624により画像パターン形成起動信
号の立ち上がり信号をとらえて1周期幅のクロック信号
を生成してLOAD信号630を生成しており、この信
号630が14ビットレジスタ601のDOAD入力に
入力され14ビットカウンタ601が初期値にクリアさ
れカウント動作が始まる。
【0034】そして、14ビットカウンタ601はHS
YNCを積算カウントしてゆき、やがて、マゼンタのイ
ネーブル立ち上がりに相当するカウント値に達すると比
較器603が一致を検出して一致信号を発生する。一致
信号はJKフリップフロップ619のJ端子に入力され
マゼンタ副走査イネーブルMVENが立ち上がる。さら
にカウントが進み、イネーブル立ち下がりカウント数に
達すると比較器611が一致を検知し、一致信号を出力
し、一致信号はJKフリップフロップ619のK端子に
入力されマゼンタ副走査イネーブルMVENが立ち下が
る。
【0035】シアン、イエロー、ブラックについても同
様に、JKフリップフロップ620〜622が制御さ
れ、同様にして副走査イネーブルが生成される。 [画像エリア編集制御の説明]本実施例では、画像エリ
ア処理を行うため、図14に示す例の様にしてエリアを
指定し、各エリア毎に異なる機能を割り当てることが可
能である。
【0036】図8は、本実施例における画像エリアイネ
ーブル信号の発生タイミングと、各エリアの機能を示し
た図であり、エリア1とエリア2をエディタにて選択し
た時の主走査と副走査のエリアイネーブル信号の生成
と、エリア内の機能コードの出力状態を示したものであ
る。図9に図8に示すエリアイネーブル信号の生成を含
む本実施例の画像信号の編集処理回路の構成を示す。図
8において、入力されてきた画像信号は、画像加工を行
わない画像スルーデータとして画像信号セレクタ802
のA入力に入力されると共に、鏡像データを作成するた
めのLIFO803に入力され、LIFO803よりの
出力データは画像信号セレクタ802のB入力に入力さ
れる。また、図示しないCPUによりレジスタ804に
セツトされたデータが、画像信号セレクタ802のC入
力に入力される。
【0037】エリア編集信号生成回路801は、副走査
同期信号HSYNCと主走査同期クロックVCLKをカ
ウントし、上述した図7に示す如くの主走査エリアイネ
ーブル信号及び副走査エリアイネーブル信号を内部で生
成する。またエリア毎に機能コードを生成し、この信号
に応じて画像信号セレクタ802の入力を切り換えるこ
とで、領域毎に加工を行わないデータ、鏡像データ、固
定値データなどが出力することが可能に構成されてい
る。
【0038】更に、画像信号セレクタ802からの信号
は、FIFO805に入力されており、FIFO805
からの出力が編集画像信号として出力される。 [アプリケーション例]図10に以上の構成を備える本
実施例の画像形成装置を複数重連接続する場合のシステ
ム接続形態を示す。
【0039】図10において、1001〜1004はそ
れぞれ以上に説明した如くの構成を備える画像形成装置
(1セットのデジタル複写機)である。また、1005
〜1007は、各システムを接続するケーブルであり、
図2に示す外部バスと同じものを示している。この外部
バスは、1010に示す様に、VIDEO制御線3本
(VCLK,HSYNC,VE)、R,G,Bの各色毎
8本のビデオ信号線、及び重連通信回路214よりの4
本の通信線(ATN* ,SID* ,DACK* ,OFF
ER* )より構成されている。
【0040】アプリケーション例として、画像形成装置
1001のスキャナ部(リーダ部で2部の片面原稿を読
み込みスキャンして、画像形成装置1001からは片面
原稿を、画像形成装置1002及び画像形成装置100
3からは両面原稿を作成する例を以下に説明する。図1
1に本実施例の画像形成装置の操作部概略図を示す。こ
こで画像形成装置1001の図11に示す操作表示がな
されている操作部から、重連キー1101を押すと、図
11の操作表示に変え、図12に示す両面設定用画面が
表示される。
【0041】図12に示す両面設定用画面において、画
像形成装置1001を示すキー1102を押した後、片
面キー1106を押す事で画像形成装置1001を片面
モードに設定する。また、画像形成装置1002を示す
キー1103を押した後、両面キー1105を押す事で
画像形成装置1002を両面モードに設定する。同様
に、画像形成装置1003を示すキー1104を押した
後、両面キー1105を押す事で画像形成装置1003
を両面モードに設定する。
【0042】これで、モード設定が終了したので設定終
了キー1007を押す。設定終了キー1107を押すと
画面表示は図13に示す原稿の種別を選択する画面とな
る。ここでは、片面原稿を読み取りスキャンするので、
片面キー1109を押して片面原稿を選択する。これ
で、モード設定が終了したので設定終了キー1110を
押す。
【0043】以上の操作により、図13に示す原稿の種
別選択モードに関する表示は消え去り、図11の表示に
戻る。この時、画像形成装置1001の図示しないCP
Uは重連通信回路214を介して画像形成装置100
2,1003に両面モードでコピーを行うモードである
事を報知し、また、画像形成装置1004についてはコ
ピー等しないモードであることを報知する。これは順次
ケーブル1005〜1007を介して順次通信により告
げる。
【0044】画像形成装置1002,1003は、画像
形成装置1001から受け取ったデータを基にモード設
定を行う。ここで、片面原稿2枚を画像形成装置100
1の原稿フィーダ部に乗せ、枚数を3枚に設定してコピ
ースタートボタンを押すと、原稿スキャンを開始する。
この時、画像形成装置1001からの画像データがバス
セレクタ213を介してケーブル1005を通り、画像
形成装置1002に、更にケーブル1006を介して画
像形成装置1003に送られる。画像形成装置100
2,1003においては、この画像データを自装置のバ
スセレクタ213を介してエンコーダ部206に取り込
む。
【0045】また、転写媒体である紙の流れは、画像形
成装置1001では画像形成後、直接排紙トレイ側に3
枚送られ、画像形成装置1002及び1003に関して
は、表面に画像を形成後、中間トレイへ3枚送られる。
そして、画像形成装置1002及び1003において
は、中間トレイに3枚の紙が到達したのを検知した時
に、画像形成装置1001に対して通信によって紙が中
間トレイに到達した事を知らせる。
【0046】画像形成装置1001は、この画像形成装
置1002及び画像形成装置1003よりの紙が中間ト
レイに到達した事をのこの通信コマンドを受け取る事で
フィーダ部で2枚目のスキャンを開始する。画像形成装
置1001は片面モードに設定されているので、紙の流
れは前述と同じ様に、画像形成後、直接排紙トレイ側に
3枚送られる。一方、画像形成装置1002及び画像形
成装置1003に関しては、中間トレイから紙が給紙さ
れ画像形成後、排紙トレイに紙が3枚に送られる。
【0047】こうして、画像形成装置1001に関して
は片面6枚のコピーが出力され、画像形成装置100
2,1003には3枚の両面原稿が出力される。以上説
明した様に本実施例によれば、複数の装置を接続した時
に、ひとつの装置が、当該装置のリーダ部での読み取り
画像を、接続された複数の装置を任意に設定して設定装
置の両面画像形成手段より両面画像形成出力可能であ
る。
【0048】[第2の実施例]本発明に係る第2の実施
例として、画像形成装置1001のリーダで2部の両面
原稿を読み取りスキャンして、画像形成装置1001か
らは片面原稿を、画像形成装置1002・1003から
は両面原稿を作成する例を以下に説明する。第2の実施
例においては、画像形成装置1001の図11の通常画
面が表示されている操作部から重連キー1101を押す
と、図12に示す様に両面設定用画面が表示される。こ
こで、さらに画像形成装置1001を示すキー1102
を押した後、片面キー1106を押す事で画像形成装置
1001を片面モードに設定する。また、画像形成装置
1002を示すキー1103を押した後、両面キー11
05を押す事で画像形成装置1002を両面モードに設
定する。同様に、画像形成装置1003を示すキー11
04を押した後、両面キー1105を押す事で、画像形
成装置1003を両面モードに設定する。
【0049】これで、各画像形成装置へのモード設定が
終了したので、設定終了キー1107を押す。設定終了
キー1107を押すと、画面表示は図13に示す原稿の
種別を選択する操作画面となる。ここでは、片面原稿を
読み取りスキャンするので、両面キー1109を押して
両面原稿を選択する。これで、全てのモード設定が終了
したので設定終了キー1110を押す。設定終了キー1
10を押下すると図13に示す原稿の種別選択モードに
関する表示は消え去り、図11の通常表示に戻る。この
時、画像形成装置1001の図示しないCPUは、重連
通信回路214を介して画像形成装置1002,100
3に両面モードでコピーを行うモードである事を告げ、
また、画像形成装置1004についてはコピーしないモ
ードであることを通信により告げる。各画像形成装置
は、画像形成装置1001から受けとったデータを基に
モード設定を行う。
【0050】以上の設定終了後、画像形成装置1001
のリーダの原稿フィーダ部分に片面原稿2枚を乗せ、コ
ピー枚数を3枚に設定してコピースタートボタンを押
す。これによりリーダは原稿をフィードし、読み取りス
キャンを開始する。この時、画像形成装置1001から
は、読み取った画像データがバスセレクタ213、外部
バス(ケーブル1005)を介して画像形成装置100
2に、更にケーブル1006を介して画像形成装置10
03に送られ、各画像形成装置は自装置のバスセレクタ
213を介してこの画像データを受け取る。そして、こ
れを自装置のエンコーダ部206に取り込む。
【0051】また、転写媒体である紙の流れは、画像形
成装置1001では画像形成後直接排紙トレイ側に3枚
送られ、画像形成装置1002,1003に関しては、
画像形成後、中間トレイへ3枚送られる。画像形成装置
1002,1003は、中間トレイに3枚の紙が到達し
たのを検知した時に、通信により画像形成装置1001
に紙が中間トレイに到達した事を知らせる。
【0052】画像形成装置1001は、画像形成装置1
002と画像形成装置1003よりのこの通信コマンド
を受け取ると、フィーダ部を制御して2枚目の原稿をフ
ィードして読み取りスキャンを開始する。画像形成装置
1001は片面モードに設定されているので、紙の流れ
は前述と同じ様に、画像形成後、直接排紙トレイ側に3
枚送られ、画像形成装置1002、1003に関して
は、中間トレイから紙が給紙され画像形成後排紙トレイ
に紙が3枚に送られる。
【0053】こうして、画像形成装置1001に関して
は片面6枚のコピーが出力され画像形成装置1002,
1003には3枚の両面原稿が出力される。以上説明し
た様に本実施例によれば、複数の装置を機械を接続した
時に、一つの装置より複数の装置の両面画像形成機能を
任意に設定して複写できる様にした事で、原稿から両面
コピーと片面コピーを同時に作成する事ができるなど、
ユーザを待たせずに数種類の原稿が作成できるといった
メリットがある。
【0054】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、読み
取り原稿に対する両面コピーと片面コピーを同時に作成
する事ができるなど、ユーザを待たせずに数種類の原稿
が作成できるといった特有の作用効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明似係る一実施例を示す画像形成装置の構
成を説明する断面構成図である。
【図2】図1に示す画像処理部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示すバスセレクタの詳細構成を示す図で
ある。
【図4】本実施例のプリンタ部における画像信号処理回
路を示す図である。
【図5】本実施例における画像形成ステーションの配置
を示す図である。
【図6】本実施例における画像形成区間イネーブル信号
のタイミングを示す図である。
【図7】本実施例における画像形成区間イネーブル信号
の形成回路を示す図である。
【図8】本実施例における画像エリアイネーブル信号の
発生タイミングと、各エリアの機能を示す図である。
【図9】本実施例におけるエリア信号に対する画像編集
回路を示す図である。
【図10】本実施例における画像形成装置を複数重連接
続する場合の重連システム接続形態を示す図である。
【図11】本実施例における画像形成装置の操作部にお
ける通常操作画面を示す図である。
【図12】本実施例における画像形成装置の操作部にお
ける両面設定用操作画面を示す図である。
【図13】本実施例における画像形成装置の操作部にお
ける原稿の種別を選択する操作画面を示す図である。
【図14】本実施例における編集領域指定方法を示す図
である。
【符号の説明】
101a〜101d 感光ドラム 102a〜102d レーザ走査系 103a〜103d 1次高圧帯電器及びグリッド高
圧ユニット 104a〜104d 現像器 105a〜105d 転写帯電器 106a〜106d クリーニング器 107 レーザ光学系 108 転写ベルト 109 定着手段 110a カセット 111 中間トレイ 112 再給紙ローラ 113,114,125 搬送ローラ 115 第1レジストローラ 116 CCD 117 画像処理部 118 中間トレイ部 119 紙反転検知センサ 120 搬送ローラ 121,122 紙サイズ別変更板 124 第1紙変更板 126 正逆転ローラ 127 スイッチバック部(紙反転部) 202 A/D&S/H回路 203 シェーディング回路 204 入力マスキング回路 205 変倍処理回路 206 エンコーダ部 207 メモリ部 208 デコーダ部 209 圧伸部 210 マスキング・UCR回路 211,301 γ補正回路 212 エッジ強調回路 213 バスセレクタ 214 重連通信回路 302,805 FIFO 303,803 LIFO 304a,304b パルス幅変調回路 305a,305b レーザドライバ 601 14ビットカウンタ 602,607〜610,615〜618,804
レジスタ 603〜606,611〜614 比較器(コンパレ
ータ) 619〜622 JKフリップフロップ 623,624 ラッチ 801 エリア編集信号生成回路 802 画像信号セレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して他の装置との間で画像
    情報の伝送が可能な画像形成装置であって、 画像データを読み取る読み取り手段と、 該読み取り手段での読み取り画像データを他の装置に転
    送するとともに他の装置よりの画像データを受信する通
    信手段と、 該通信手段での通信データを元に記録媒体の両面に画像
    を形成可能な両面画像形成手段とを備え、 複数の装置を接続した時に、ひとつの装置が、当該装置
    の前記読み取り手段での読み取り画像を接続された複数
    の装置を任意に設定して設定装置の両面画像形成手段よ
    り両面画像形成出力可能であることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記両面画像形成手段は、 感光体上に入力画像信号に対応する潜像を形成する潜像
    形成手段と、 前記潜像形成手段で感光体上に形成された潜像を顕像化
    する顕像化手段と、 前記顕像化手段で顕像化した顕像を転写材に転写する転
    写手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
JP5219728A 1993-09-03 1993-09-03 画像形成装置 Withdrawn JPH0774908A (ja)

Priority Applications (2)

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JP5219728A JPH0774908A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 画像形成装置
US08/942,117 US6031631A (en) 1993-09-03 1997-10-01 Image processing system with independent control of image forming apparatuses

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328023A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Canon Inc 画像形成システム
JP2012081733A (ja) * 2010-09-16 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 印刷装置および印刷装置の制御方法
JP2015016602A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成システム制御方法及び画像形成システム制御プログラム

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