JPH0797797B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0797797B2
JPH0797797B2 JP60191731A JP19173185A JPH0797797B2 JP H0797797 B2 JPH0797797 B2 JP H0797797B2 JP 60191731 A JP60191731 A JP 60191731A JP 19173185 A JP19173185 A JP 19173185A JP H0797797 B2 JPH0797797 B2 JP H0797797B2
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昌雄 保坂
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は情報処理装置に関し、特に、複数の装置より受
信した情報を出力可能な情報処理装置に関するものであ
る。
[従来の技術] OA化の波はLSI技術を基盤として発展してきたと言って
も過言ではない。近年の半導体集積技術の著しい進展と
コンピユータ技術の相乗効果によつて各種OA機器の機能
は著しく向上した。その基幹となるLSIはいわゆる1チ
ツプマイクロコンピユータである。周知のようにチツプ
コストの急激な低減化によつてその普及に一段と拍車が
かかつた事は言うまでもない。工場、現場におけるFA化
が浸透して一応の省力化が達成された現在、オフイスに
おける事務作業の自動化にも注力されるようになつた。
即ち、オフイスオートメーシヨンが叫ばれ、様々なOA機
器が開発されている。その中でも特に複写装置の成長は
群を抜いており、毎年20%以上の成長力を維持してい
る。一般に広く普及している複写装置は原稿を露光ラン
プで照射して直接その反射光を感光体ドラム上に結像す
るもの(以下、アナログ複写装置という)である。これ
にはその使用目的に応じてパーソナル用ミニ複写機、一
般オフイス用中速機、それに大量コピー用高速機等があ
る。また近年ではアナログ複写装置にかわつて画像を電
気的に読み取り、その画質を電気的に改善したり、ある
いは画像の拡大/縮小等を電気的に行うところのいわゆ
るデイジタル複写装置が実現されている。アナログ複写
装置では原稿の読取部と印刷部とが光学系により一体不
可分とされていたが、画像を一旦電気信号に変換してし
まえば後にこれを自由に取り扱うことができるから読取
画像を一旦画像フアイルに保存したり、あるいはこの読
取画像若しくは保存したフアイル画像を遠隔地の画像プ
リンタに伝送したりすることが容易に行えるようにな
り、OAシステムを構成する上で極めて都合がよい。勿
論、デイジタル複写装置でオフライン複写をすることも
可能である。このようにして現在では特にLAN(ローカ
ルエリアネツトワーク)を使用したOAのシステム化が急
速に進展している。また近い将来にはアナログ複写装置
の大部分がデイジタル複写装置にとつて替わられると考
えても良い。しかしながら、現時点ではまだアナログ複
写装置の方が価格や画質の点でデイジタル複写装置より
も優れており、オフライン複写をする限りにおいてはア
ナログ複写装置の方が有利である。しかし、いずれにし
てもOAのシステム化を背景に廉価で使い易い情報処理装
置の実現が望まれるのである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上述した従来技術を背景になされたものであ
って、その目的とするところは、複数の装置からの出力
要求を処理し、各装置のユーザにとって、利用しやす
い、効率の高い情報出力を実現する情報処理装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の情報処理装置は以
下の構成を備える。即ち、 複数の装置より出力要求及び出力すべき情報を受信する
受信手段と、 該受信手段により受信した出力すべき情報を出力する出
力手段と、 前記複数の装置に対して出力優先度を設定する設定手段
と、 該設定手段に設定された優先度に基づいて、前記出力手
段の情報出力中に前記受信手段が新たな出力要求を受信
した場合に、該出力要求を送信した装置の優先度を判定
する判定手段と、 該判定手段により、前記出力要求を送信した装置が現在
出力中の情報を送信している装置よりも高い優先度を有
すると判定された場合には、現在出力中の情報について
1記録媒体単位の出力を終了した後に、現在の出力を中
断させ、当該高い優先度を有する装置からの情報を出力
するように前記出力手段を制御する制御手段と、 前記出力要求を送出した装置に対して出力の待機を指示
し、前記判定手段により、前記出力要求を送信した装置
が現在出力中の情報を送信している装置よりも高い優先
度を有すると判定された場合には、前記1記録媒体単位
の出力の終了後の該指示を解除する指示手段と を備える。
[作用] 上記の構成によれば、現在出力中の情報を送信している
装置より優先度の高い装置より出力要求があった場合
は、該優先度の高い装置に対して一旦出力の待機を指示
しておき、現在出力中の情報について1記録媒体単位分
の出力を終了した後に該待機の指示が解除される。この
ため、出力中の情報を保持することが不要となり、接続
された複数の装置よりの出力要求を処理することができ
る。また、何等かのデータを出力中に、他の装置より出
力要求が発生した場合は、その装置へ一旦出力の待機を
指示しておき、その出力装置が優先度の高い装置であれ
ば現在出力中の情報の1記録媒体単位の出力が終了した
時点で待機の指示が解除される。このため、複数の装置
に対して、設定された優先度に応じた出力処理を実現す
ることができる。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は実施例のアナログ/デジタル像形成装置を含む
OAシステムのブロツク構成図である。図において、51は
実施例のアナログ/デジタル像形成装置、52は原稿画像
を固体撮像素子(CCD等)で読み取り、該読み取つたデ
ジタル画像信号を伝送する画像読取装置(リーダ)、53
はOA端末として機能するワードプロセツサ若しくはパー
ソナルコンピユータ、54は多種類、多目的の画像データ
を発生し若しくはフアイル保存しているデータベース、
41はこれらのOA機器をLANで接続するRS232Cインタフエ
ースである。
アナログ/デジタル像形成装置51は、原稿を露光ランプ
3で照射し、その反射光をミラー4〜9並びにズームレ
ンズ11を通して感光体ドラム20上に結像する方式のオフ
ラインアナログ複写装置としても使用できるし、またRS
232Cを介して他装置52〜54で発生したデイジタル画像信
号を入力することにより、該デイジタル画像信号をLED
アレイや液晶シヤツタあるいはDMD素子等のイレースラ
ンプ/書込ヘツド15を介して感光体ドラム20上に書込む
方式のオンラインデイジタルプリンタとしても使用でき
る。従つて、リーダ52と接続すればオンラインデイジタ
ル複写装置として使用できるし、またパーソナルコンピ
ユータで作成した画像やワードプロセツサで作成した文
章のアウトプツトプリンタとして使用する事も可能であ
る。
データベース54としては例えばホストコンピユータ、そ
れに近年普及の著しい光デイスク装置、及びLA(ラボラ
トリオートメーシヨン)における各種計測機等がある。
特に光デイスク装置は文章フアイルとしてOA機器にはな
くてはならないものになりつつある。現在では大型で高
価な光デイスクシステムが実用化されているが、オーデ
イオのCD(コンパクトデイスク)装置の様に小型で安価
な光デイスクを使用したフアイル装置が開発されてい
る。かかるOAシステムにおいては、オフライン複写装置
を使う人、パーソナルコンピユータ/ワードプロセツサ
で作成した画像/文章をプリントアウトしたい人、リー
ダから原稿画像をフアクシミリのようにして送りたい
人、あるいはデータベースから特定のフアイルをプリン
トアウトしたい人等が夫々の意志でアナログ/デイジタ
ル像形成装置を使用しようとする。しかし実施例のOAシ
ステムのように極めてローカルな構成においては一度に
同時にアナログ/デイジタル像形成装置51を使用する事
はできない。そこで、予め優先順位を設定しておき、優
先順位の高い使用要求がある場合には現在実行中のジヨ
ブを一旦中断して、優先順位の高いものにジヨブを譲る
事とする。この優先順位はOAシステムの目的及び性格に
よつて決定されるべきものであるが一例としての優先順
位を示せば以下の通りである。
(1)リーダ (2)パーソナルコンピユータ/ワードプロセツサ (3)データベース (4)オフライン複写 尚、優先順位は(1)から(4)の順序で低くなる。
あるユーザがオフライン複写装置で10枚のコピーをとる
場合において、もし5枚目のコピーサイクル中にもう一
方のユーザがリーダ52を用いてオフライン複写要求を出
力すると、オフライン複写装置が5枚目のコピーを作成
中の場合はその5枚目のコピーサイクルが終了してから
リーダ52からの画像信号を受け入れる態勢に入る。この
場合の動作は外見上従来の割込コピーキーの操作による
コピー割込動作と同様になる。即ち、優先処理部63は5
枚目のコピーが動作中であることを検出するとそのコピ
ーサイクルが完了するまでを知らせるために、リーダ52
にウエイト信号を出力する。従つてその間はリーダ52に
よるオンライン複写は不可であり、リーダ52の表示部に
はウエイト時間として例えば“30秒間お待ち下さい”と
か“少々お待ち下さい”という表示がされる。こうして
オフライン複写装置の5枚目のコピーサイクルが完了す
ると優先処理部63はリーダ52にウエイト解除信号を送
る。従つてもう一方のユーザは原稿をリーダ52にセツト
しておけば自動的に読取スキヤニングが開始され、読取
画像データが送られる。もしアナログ/デイジタル像形
成装置51の制御部62内に原稿画像1枚分のページメモリ
を備えておけばリーダ52にウエイトタイムを送る必要は
なくなる。リーダ52は直ちに読取スキヤンを開始して該
読み取つた画像データをアナログ/デイジタル像形成装
置51のページメモリに送り込むことが可能であり、オフ
ライン複写装置は現在実行中のコピーサイクルが完了し
た時点でページメモリに貯えられた画像データのはき出
しを開始する。しかし現在の所A41枚分のページメモリ
は16本/mmの解像力を有するためには2Mバイト分必要と
なりコストが高くなる。従つてアナログ/デイジタル像
形成装置51のコストを安くするためにはラインメモリと
して2行分程度のメモリバツフアとしてもつ方が有利で
ある。この場合は先にも述べたようにオフラインのコピ
ーサイクルが完了するまではリーダ52は読取スキヤニン
グを行う事はできない。同様にしてオフライン複写装置
の動作が完了するまでリーダ52に“待ち”の信号を出し
ておき、この“待ち”の信号がアナログ/デイジタル像
形成装置51からリーダ52に送られた時は読取スキヤンを
しないで、この信号が解除された時に読取スキヤンを開
始する。こうして、もしリーダ52がページメモリをもた
ないならば、同一原稿について10枚のオンライン複写を
行うときは10回分の読取スキヤンをしながらその画像信
号をアナログ/デイジタル像形成装置51に伝送する必要
がある。また、もしリーダ52がページメモリをもつなら
ば、リーダ52は1回読取スキヤンを行うだけであとは何
枚分でもユーザがセツトしたオンラインプリント枚数分
の画像データを送る事ができる。アナログ/デイジタル
像形成装置51はリーダ52から要求のあつた枚数の画像プ
リントが完了した時点で再びオフライン複写モードに入
る。即ち、前回やり残した第6枚目からの複写動作を再
開する。同様の優先処理はパーソナルコンピユータ又は
ワードプロセツサと別の装置間でも生じる。近年、パー
ソナルコンピユータにワードプロセツサの機能を付加し
たいわゆるパーソナルコンピユータ/ワードプロセツサ
なるものが多いが、この場合にもパーソナルコンピユー
タ又はワードプロセツサと同等の優先順位を設定してお
き、これら同順位の機器間で処理要求が競合するときは
要求発生の早いもの順とすることができる。また、優先
順位の高いリーダ52によつてアナログ/デイジタル像形
成装置51が使用されている場合はパーソナルコンピユー
タ/ワードプロセツサに対して“待ち”の信号が入る。
そしてリーダ52のオンライン複写が終わつた時点で例え
ばパーソナルコンピユータからの画像情報がオンライン
プリントされる。こうして、もしオフライン複写中にリ
ーダ52、パーソナルコンピユータ/ワードプロセツサ5
3、データベース54と一度に3ケ所からの処理要求が入
つた場合は、優先順位の高いものから順々に処理され、
これらのプリント作業が完了してから最後にオフライン
複写が再開される。
第2図は実施例のアナログ/デイジタル像形成装置51の
光学系/機構部の断面図である。この複写装置51の機能
は、大きく給紙搬送系、露光系、光学系、書き込みヘツ
ド(プリンタヘツド)、ドラム廻り、それに電気制御系
よりなつている。
第2図により、まずオフライン複写動作の詳細を説明し
よう。オフライン複写をしようとするオペレータは原稿
台カバー1を開けてオリジナル(原稿)をセツトする。
縮小又は拡大する場合は図示しない操作部より変倍キー
によつて必要に応じた変倍率をセツトする。さらにオフ
ライン複写枚数、濃度のオート/マニユアル選択、オフ
ライン複写モード、片面又は両面の選択をそれぞれのキ
ーによつて行う。今は両面複写の例で話しを進めよう。
片面/両面選択キーを両面モードに選択してコピースタ
ートキーをONする。すると原稿露光用のハロゲンランプ
3が点灯し、感光体ドラム20が回転し、帯電コロナ13が
付勢される。ハロゲンランプ3と第1ミラー4は同一動
作をするようになつており、原稿面を副走査方向(図の
右方向)に読取スキヤンして行く。反射光は第1ミラー
4、第2ミラー5、第3ミラー6、それにズームレンズ
11を通つて第4ミラー7、第5ミラー8、第6ミラー9
による光軸上を通し、感光体ドラム20の面上に結像され
る。感光体ドラム20面上の結像(潜像)は更にイレース
ランプ/書込ヘツド15によつて、用紙(転写紙)サイズ
に応じて、潜像の乗つていない部分の表面電位が除去さ
れる。現像器17ではトナーが電位の乗つている領域に付
着して潜像は顕像化される。一方、選択された上カセツ
ト22又は下カセツト24より給紙された転写紙はレジスト
ローラ30で待機している。所定のタイミングでレジスト
ローラ30が回転し、感光体ドラム20面上の像と位置合わ
せが行なわれて、転写コロナ14の付勢によつて感光体ド
ラム20面上の像は転写紙に転写される。次に紙分離ロー
ラ31によつて転写紙は感光体ドラム20と分離され、紙搬
送ベルト32によつて定着部(定着ヒータローラ)33へ運
ばれる。ここで熱と圧力を加えられ、トナーは融着す
る。次に紙ガイド板34は、両面モードであるから両面排
紙ローラ37に導き、両面排紙台38に一旦運ばれる。ここ
に運ばれた紙は重力によつて自然に下方に滑つて中間カ
セツトガイドローラ39にくわえ込まれ、中間カセツト26
にストツクされる。なお両面排紙台38に紙がストツクさ
れる事はない。1枚毎に滑り落ちて行く。このようにし
て、セツトした枚数分、表面コピーされた紙は中間カセ
ツト26に貯えられていく。一方、転写終了した感光体ド
ラム20面上の像はクリーナ19で感光体ドラム20の面の清
浄が行なわれ、感光体ドラム20の面に付着されていた残
トナーは除去される。さらに除電ランプ18が照射され、
感光体ドラム20面上の残留電位の除去が行なわれる。次
に帯電コロナ13によつて新たに帯電され、所定の表面電
位が感光体ドラム20面上にのつて、次に新たな画像(潜
像)が形成される。こうして片面のコピーが終了した
時、オペレータはオリジナルを変えて次のコピー動作
(裏面コピー)行う。オリジナルをセツトして新たにコ
ピースタートキーをオンすると、裏面のコピー動作が開
始する。所定のタイミングで中間カセツト26より中間カ
セツト給紙ローラ25が回転して給紙される。中間カセツ
ト紙ガイド板29によつて紙は反転してレジストローラ30
にくわえ込まれる。画像の先端合わせを行うため、所定
のタイミングでスタート信号があるまで待機している。
画像の先端を合わせるために所定のタイミングによつて
レジストローラ30が回転し、感光体ドラム20面上に形成
された画像の転写が行なわれる。この時、所定のタイミ
ングで転写コロナ14が付勢され裏面に画像が転写され
る。紙分離ローラ31で感光体ドラム20と分離され、紙搬
送ベルト32で定着部33に運ばれる。ここでトナーは融着
される。次に紙ガイド板ガイドローラ40にくわえ込まれ
る。紙ガイド板34は今度は排紙台36に導くようにガイド
され、両面コピーされた転写紙は排紙台36にストツクさ
れる。このようにして両面コピーのプロセスが完了す
る。通常の片面のみのコピーの場合はガイド板は排紙台
36に導いている。又、裏面のみのコピーの時上カセツト
22又は下カセツト24から給紙された紙は、紙搬送系のみ
付勢されて白紙の状態で中間カセツト26に移送される。
この時作像系の動作は一切行なわないで、上カセツト22
又は下カセツト24の給紙カセツトから紙を給紙して、中
間カセツト26に紙を搬送する系のみが動作する。
コピー品質を良くするために自動露光機能がついてい
る。これは感光体ドラム20面上にのる表面電位を一定に
制御して原稿濃度に関係なく、常に良好な濃度を得る事
が可能なようにコントロールするものである。オフライ
ン複写の開始前にまず表面電位のモニタが行なわれる。
これは、標準(白色)反射板10で反射した光を感光体ド
ラム20面上に照射してこれを表面電位センサ16でモニタ
して適正な値になるようにまず帯電コロナ13のコロナ電
圧のコントロールを行う。オフライン複写動作の場合、
ユーザがオートモードを選択すると、光学系は原稿モニ
タのためにプリ読取スキヤンを行い、原稿濃度のモニタ
を行つてコロナ電圧、バイアス値の設定を行う。このプ
リ読取スキヤン動作が面倒な場合はリアルタイムで逐次
原稿濃度をモニタしながら、適正濃度になる様、現像バ
イアスの値をコントロールする。連続コピーの場合(同
一原稿から複数枚のコピーをとること)は2枚目のコピ
ーからコロナ電圧、ランプ光量をコントロールして適正
濃度にする事ができる。又、原稿濃度を原稿面にあてた
反射光をサンプリングして適正濃度と原稿サイズの検知
を行うこともある。この場合は露光ランプ3の光量コン
トロールを行う。以上、オフライン複写装置の使用につ
いて述べた。
次に第2図、第3図(a),(b)によりオンラインプ
リントを説明しよう。イレースランプ/書込ヘツド15は
第3図(a)に示すようにLEDをアレイ状に並べたLEDア
レイ74を含み、LEDは16本/mmの密度で配列されている。
基板上にはLEDのためのドライバー・データ転送回路
(シフトレジスタ)73がLEDと対になるように配置され
ており、同図(b)の短焦点レンズアレイ75と組合わせ
ることにより、イレースランプとしても、またオンライ
ン画像データの書込ヘツドとしても使用される。即ち、
イレースランプ/書込ヘツド15はオフライン複写装置に
おいては作像領域以外の領域を消去するためのイレース
ランプとして使用し、またオンラインプリンタにおいて
は書込ヘツドとして使用するわけである。
次に、アナログ/デイジタル像形成装置51のシステム動
作について述べる。第4図には4つのコントローラ(CP
U)を用いて本装置を構成する例を示した。コントロー
ラ81は装置の動作シーケンスコントロールを行い、主に
メカニカルな部分の制御を行う。コントローラ82は光学
系のサーボ制御及び操作パネル、表示部の制御を行う。
コントローラ83は書込ヘツド15の制御を行う。リーダ5
2、データベース54、パーソナルコンピユータ53等から
入力された画像情報はコントローラ83で処理され、プリ
ントされる。リーダ52の読取画像情報はその中間調の再
現を良好に行うために適当な画像処理が施され、かつ画
像データの転送を効率良く行うために画像圧縮が行われ
る。そこで、コントローラ83は圧縮された転送データの
伸長を行つて後、第3図(b)の書込ヘツド15により画
像を感光体ドラム20に書き込む。コントローラ84は他の
OA機器とのLANインタフエースを行い、ここでは一例と
してRS232Cによつてインタフエースされる。他にGPIBを
採用してもよい。第4図のコントローラ81〜84はそれぞ
れがROM,RAMを内蔵した1チツプCPUを含み、例えばイン
テル社の8051、NECの87AD等が使用されるが、それぞれ
外部にI/O素子、必要に応じてメモリを備えている。
前述した如くコントローラ81は実施例装置51のメカニカ
ルな部分のコントロールを行う。従つて、図示しない
が、コントローラ81にはI/O素子(ポート)が複数個接
続され、コントローラ81のCPU本体にはA/Dコンバータが
8チヤンネルあり、原稿濃度のパターン認識、定着ヒー
ターの温度コントロール、露光ランプの光量制御用の光
入力、それに感光体ドラム20の表面電位を検出したアナ
ログ信号がA/Dチヤンネルに入力される。また制御シー
ケンスのタイミングを進めるために感光体ドラム20の回
転を検出したドラムクロツクが入力され、コントローラ
81はこのクロツクパルスをカウントしてシーケンスを進
める。さらに交流入力のゼロクロスポイントを検知した
ゼロクロスパルスが入力され、このゼロクロスパルスを
利用して交流電力のスイツチングを行い、例えば露光ラ
ンプ3の位相制御による電力制御を行う。
コントローラ82は実施例装置51の原稿読取スキヤン用モ
ータのコントロール、感光体ドラム20及び搬送系駆動用
メインモータのコントロール、変倍比を変えるズームレ
ンズ移動用のパルスモータ、操作/表示部のキー入力部
及びデイスプレイのコントロールを行う。
コントローラ83はプリンタヘツド15のコントロールを行
う。前述した如く、実施例ではLEDアレイ74を書込ヘツ
ド15として使用している。またコントローラ83は入力画
像データのバツフアメモリとして2ラインバツフアを備
えている。解像度を16本/mmとした場合に、A4サイズの
主走査(横)方向2ライン分の画像データをバツフアリ
ングするため、1行分で6.4Kバイト、合計13Kバイトの
バツフアメモリをもつている。
コントローラ84は外部接続機器52〜54とのインタフエー
スをコントロールする。第1図示のようにしてRS232Cイ
ンタフエース41の1つづつで連鎖接続のLANを構成して
もよいし、またRS323Cインタフエースを複数個備えて各
接続機器52〜54と並列接続するようにしてもよい。RS32
3Cインタフエース41としてはCPUに適当なI/Oチツプ(例
えばI/Oコントローラ8255又は8251)を接続してある。
第5図(a),(b)は実施例のオフライン複写/オフ
ラインプリントの優先制御手順を示すフローチヤートで
ある。ここではオフライン複写実行中にリーダ52からの
オンラインプリント要求があり、このために優先処理部
63はオフライン複写動作を一時中断してリーダ52からの
画像データをオンラインプリントする場合の制御手順が
示されている。ステツプS61では割込要求があるか否か
を判別する。割込要求はRS323Cの所定のプロトコールに
従つた伝送メツセージを解読することにより優先処理部
63で認識される。優先処理部63は伝送メツセージを解読
することによりこれがリーダ52からの割込要求と判断す
るとステツプS62に進む。リーダ52からのオンラインプ
リント要求はオフライン複写よりも優先順位が高い。ス
テツプS62では現在オフライン複写実行中か否かを判断
し、オフライン複写実行中でなければステツプS67にジ
ヤンプする。またオフライン複写実行中であればステツ
プS63に進み、現在オフライン複写の実行途中であるこ
とからオフライン複写動作の1サイクルが完了しないと
リーダ52からの要求を受け入れられないため、リーダ52
にウエイト(待ち)信号を出力して画像データがまだ送
られないようにする。ステツプS64では現在実行中のオ
フライン複写に係る制御データ、即ち、残りのオフライ
ン複写枚数、変倍率、濃度等をメモリの所定エリアに待
避する。ステツプS65では実行中の作像プロセスが完了
するまで、引続きオフライン複写動作を続ける。ステツ
プS66では作像プロセスが終了したか否かをテストす
る。終了していなければステツプS65に戻る。また終了
したときはステツプS67に進み、現在実行中のオフライ
ン複写動作が終了して、リーダ52からのオンラインデー
タのプリントアウト動作に入る事をデイスプレイに表示
する。ステツプS68ではリーダ52に発していたウエイト
信号を解除するメツセージを送る。ステツプS69ではリ
ーダ52より画像データの入力を開始する。2ラインバツ
フアは本例においては2行分であるが、必要に応じて増
やしても良いし、又全然なくても良い。バツフア容量は
多い程各装置間のデータ転送スピードの速度差を吸収で
きる。ステツプS70ではプリンタヘツド15を介して感光
体ドラム20面上への潜像書込が開始される。ステツプS7
1では作動系が動作開始され、プリントアウトされた用
紙が排紙台36にストツクされて行く。ステツプS72では
必要枚数がプリントされたか否かをテストし、まだ完了
していなければステツプS69に戻る。また必要枚数がプ
リントされたときはステツプS73に進み、リーダ52から
のオンライン出力が完了した事をデイスプレイに表示す
る。引き続きステツプS74では中断しておいたオフライ
ン複写の残コピーがあるか否かをチエツクし、なければ
この動作フローから出て行く。また残コピーがあるとき
ステツプS75に進み、オンラインプリントを開始するに
当つて待避しておいた制御データをオフライン複写のた
めに戻す。ステツプS76ではリーダ52に割り込まれたた
め、再び残つたオフライン複写動作に入る事を表示す
る。ステツプS77では残りの枚数について作像プロセス
を実行する。ステツプS78では残りのオフライン複写が
全て終了したか否かをチエツクし、終了していなければ
ステツプS77に戻る。また終了していればフローを抜け
る。
第5図(a),(b)の例ではオフライン複写中にリー
ダ52からの割り込みを要求された例だが、同時にパーソ
ナルコンピユータ/ワードプロセツサ53、データベース
54から割り込まれた場合も同様であり、優先順位に基づ
いて順次プリントアウトされる。しかもこの優先順位は
優先処理部63のメモリ内に記憶されており、実施例装置
51のコンソールキーによりこの優先順位を変更すること
が可能である。また場合によつては外部接続機器52〜54
からの特別のメッセージによりこの優先順位を変更する
ことが可能である。
[他の実施例] 尚、実施例装置51本体内にページメモリ(2Mバイト、16
本/mmA4)を数頁分もつていれば、オフライン複写動作
中はこのジヨブが完了するまでは割り込みプリント動作
には入らないでもプリントアウトするデータをページメ
モリに入力しておくことができる。そしてオフライン複
写が終了した時点でページメモリにあるデータのはき出
しを行えばよい。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明によれば、現在情報を出力中で
あっても、より優先度の高い装置より出力要求が生じた
場合には、現在の出力を中断して、この要求された出力
を実行することができるので、効率の良い情報出力が可
能となる。
また、本発明によれば、複数の装置からの出力要求を優
先順位に基づいて処理することが可能となるので、各装
置のユーザにとって、利用しやすい、効率の高い情報出
力が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のアナログ/デイジタル像形成装置51を
含むOAシステムのブロツク構成図、 第2図は実施例のアナログ/デイジタル像形成装置51の
光学系/構成部の断面図、 第3図(a)はイレースランプ/書込ヘツド15の正面
図、 第3図(b)はイレースランプ/書込ヘツド15の取付配
置図、 第4図は実施例のアナログ/デイジタル像形成装置51を
構成する各コントローラ(CPU)の接続図、 第5図は(a),(b)は実施例のオフライン複写/オ
ンラインプリントの優先制御手順を示すフローチヤート
である。 図中、51……アナログ/デイジタル像形成装置、52……
画像読取装置(リーダ)、53……ワードプロセツサ/パ
ーソナルコンピユータ、54……データベース、41……RS
232Cインタフエースである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の装置より出力要求及び出力すべき情
    報を受信する受信手段と、 該受信手段により受信した出力すべき情報を出力する出
    力手段と、 前記複数の装置に対して出力の優先度を設定する設定手
    段と、 該設定手段に設定された優先度に基づいて、前記出力手
    段の情報出力中に前記受信手段が新たな出力要求を受信
    した場合に、該出力要求を送信した装置の優先度を判定
    する判定手段と、 該判定手段により、前記出力要求を送信した装置が現在
    出力中の情報を送信している装置よりも高い優先度を有
    すると判定された場合には、現在出力中の情報について
    1記録媒体単位の出力を終了した後に、現在の出力を中
    断させ、当該高い優先度を有する装置からの情報を出力
    するように前記出力手段を制御する制御手段と、 前記出力要求を送出した装置に対して出力の待機を指示
    し、前記判定手段により、前記出力要求を送信した装置
    が現在出力中の情報を送信している装置よりも高い優先
    度を有すると判定された場合には、前記1記録媒体単位
    の出力の終了後の該指示を解除する指示手段と を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】自装置にて情報を入力する入力手段を有
    し、前記複数の装置として、自装置を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記入力手段は、読み取り画像を入力する
    手段であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記設定手段は、自装置以外の前記複数の
    装置に、自装置より高い優先度を設定することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記設定手段は、自装置以外の前記複数の
    装置から前記優先度を設定可能であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記設定手段は、前記高い優先度を有する
    装置からの情報の出力終了後に、中断した出力を再開さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報
    処理装置。
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