JP3316648B2 - ディジタル式両面複写機 - Google Patents

ディジタル式両面複写機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル式両面複写機
に関し、詳しくは、両面複写処理を行なう際に、所謂電
子RDH(リサイクル・ドキュメント・ハンドラ)によ
り、複数枚からなる原稿を頁順に1部ずつ複写を繰り返
し最終的に複数部複写する場合に、複写方式を選択する
ことで、複写時間の短縮化を促進するようにしたディジ
タル式両面複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機に要求される機能は多様化
してきており、特に、使用者の作業能率の向上を図るた
めに、複写処理の自動化・高速化に対する要求が強まる
と共に、省資源・ファイリングスペース等の面から、1
枚の記録紙の表裏両面に複写を行う所謂両面複写に対す
る要求が強くなってきている。
【0003】そこで、複写処理の自動化・高速化要求に
応えるべく、従来の複写機として、自動原稿搬送装置
(以下、ADFと言う。)を備えて複数枚の原稿を順次
自動的に供給・排出させることで、使用者が一枚一枚原
稿を供給・排出する作業を排除するようにしたもの、更
に、原稿の片面を複写したあとその裏面を複写すべく原
稿を反転させる原稿反転機構を設けた自動両面原稿搬送
装置(RADF)と、片面に複写し終えた記録紙をスタ
ックさせずに直ちに反転させて裏面を複写すべく再び画
像形成部に搬送する記録紙反転機構を備えた記録紙搬送
装置(ノンスタックADU)とを備え、両面複写にも対
応可能にしたものが知られている。
【0004】また、最近では、複数枚の原稿からなる原
稿群を複数部複写する方法として、頁整理を行いつつ原
稿1頁毎に1部ずつ複写を行い、複写を終えた原稿を、
リサイクル機構を備えた自動原稿搬送装置(上記ADF
或いはRADF)によって再び読取り部にリサイクルさ
せ、複写動作を複数回繰り返すことで要求複写部数に仕
上げて行く所謂リサイクル・ドキュメント・ハンドラ
(RDH)が、複写機本体の構成簡略化の面で有望視さ
れ、従来のように1枚の原稿に対して連続的に複数枚複
写して、該複写の終了した複数枚の記録紙を1枚ずつ複
数の記録紙排出トレイにそれぞれ排出していくことで、
最終的に頁整理を行いつつ複数部仕上げていく装置(所
謂ソーター)にとって変わり、積極的に採用されつつあ
る。
【0005】つまり、従来のソーターにあっては、複数
の記録紙排出トレイを設置する必要があるためスペース
を多く必要とし、またその数(即ち頁整理可能な複写部
数)に限りがあると共に、少ない複写部数で複写する場
合には全く使用されない部分が存在し、なお且つ記録紙
搬送機構そのものが極度に複雑化する等の欠点があり効
率的でない。一方、前記RDHにあっては、複写部数に
制限がなく、また使用されない無駄な部分が全く存在せ
ず、しかも記録紙搬送機構が簡略化でき、以って複写機
本体の簡略化・小型化、延いては製品コストの低減を図
ることができるという効果を有するためである。
【0006】ところで、最近では、高度な画像処理の要
求から、原稿を光学走査して、その光学像をラインイメ
ージセンサなどの光電変換素子で受光して電気信号に変
換し、更に、この電気信号をディジタル化(画像データ
化)する一方、原稿種別を画像データから自動判別し
て、該判別結果に応じてディジタル画像信号に変倍処
理、フィルタ処理、γ補正処理などの各種画像処理を施
した後、該画像処理が施された画像信号に基づいて変調
されたレーザによって感光体上に静電潜像を形成するよ
う構成したディジタル式複写機が提案され、更に当該デ
ィジタル式複写機に前記画像データを記憶する記憶回路
を備え、読み取られた複数の原稿の画像のデータを前記
記憶回路に記憶させ、該画像データに基づいて複写を行
なうことができる記憶回路付ディジタル式複写機が開発
されている。
【0007】このものは、従来のディジタル式複写機
が、原稿読取り、画像判別、画像処理、画像形成からな
る一連の動作をリアルタイムに、つまり原稿1枚に対し
て複数枚複写する場合に、同じ原稿を複写枚数と同じ回
数だけ読み取って、該読取り動作毎に画像処理及び画像
形成動作を繰り返していたのに対し、画像データを記憶
しておくことにより、当該記憶した画像データに基づい
て画像形成動作のみを実行することができるため、前記
複写枚数毎に行なわれる画像読取り等の動作を省略する
ことができ、大幅な高速処理を可能にすることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような多様化要求に応えるべく、前述のRADF、ノン
スタックADU、及び電子RDH(電子RDHとは、前
述のRDHに対し、記憶回路付ディジタル式複写機を採
用することで、複数枚の原稿群を画像データとして記憶
し、該画像データに基づいて、頁整理を行いつつ原稿1
頁毎に1部ずつ複写を繰り返して要求複写部数に仕上げ
て行くようにしたものである。)の各機能を備えた記憶
回路付ディジタル式両面複写機にあっても、後述するよ
うな問題がある。
【0009】つまり、原稿を一枚の記録紙に複写する場
合には、以下の4種類の複写モードが存在する。 片面原稿→片面複写(以下、1−1モードと言う。) 両面原稿→片面複写(以下、2─1モードと言う。) 片面原稿→両面複写(以下、1─2モードと言う。) 両面原稿→両面複写(以下、2─2モードと言う。) ところが、従来は前記電子RDHにより複写を行う際
に、これら複写モードの違い、複写部数或いは原稿頁数
に拘わらず、同一の方法、即ち複数枚の原稿をそれぞれ
複数部複写する際に、1部目は原稿読取り、画像判別、
画像処理、画像形成からなる一連の動作をリアルタイム
に行ない、残りの部数については、前記1部目の複写時
に原稿を画像データとして記憶しておき、該記憶した画
像データに基づいて複写を行なうリアルタイム複写方式
か、或いは、予め複数枚の原稿を画像データとして全て
記憶し、その後記憶した画像データに基づいて全部数の
複写を行なうメモリ複写方式か、の何れか一方の複写方
式で複写するようにしていたため、複写効率を最大に高
めているといは言えなかった。
【0010】つまり、前記各複写モードのうち、1─1
モード、2─1モード、即ち記録紙の片面にのみ複写を
行なう片面複写モードに関しては、記録紙は片面にプリ
ントした後直ちに排出トレイに排出されるため、1部目
については前記一連の動作をリアルタイムで行なって、
残りの部数については1部目の複写時に記憶した画像デ
ータに基づいて複写を行えば、即ち、前述のリアルタイ
ム複写方式で複写を行なえば、残りの部数についての読
取り動作を省略することができるので、複写時間を最短
化することができ、最も効率的である。
【0011】しかしながら、1−2モード、2−2モー
ド、即ち記録紙の両面に複写を行なう両面複写モードに
おいては、前記リアルタイム複写方式で1部目を複写す
る際に、前記ノンスタックADUが、記録紙の片面に複
写を行なった後、当該記録紙を蓄えることなく直ちに反
転させて再び画像形成部に搬送し、当該記録紙の裏面に
複写を行う構成であるため、記録紙が反転されて再び画
像形成部に戻って来るまでの間、裏面原稿(或いは次の
原稿)を複写することができない。つまり記録紙搬送経
路上には、単一の記録紙しか配置することができなかっ
た。したがって、この待ち時間の存在により、複写効率
が極めて悪かった。
【0012】そこで、両面複写モードでは、該待ち時間
をなくすために、片面複写モードにおける前記リアルタ
イム複写方式に変えて、前記メモリ複写方式により、例
えば、予め全原稿を記憶し、その後記憶した画像データ
を表面毎(奇数頁毎)或いは裏面毎(偶数頁毎)にメモ
リから取り出して、1、3、5、・・の奇数頁を先に連
続的に複写するようにして、1頁目を複写した記録紙が
再び画像形成部に戻って来るまでの間に、3、5・・頁
目の複写を行い、その後次々とこれらの記録紙を反転さ
せて、対応する記録紙の裏面に2、4、6、・・の偶数
頁を連続的に複写する方法により、記録紙搬送経路上に
同時に複数枚の記録紙を短いピッチで配置可能にして、
これにより複写所要時間の短縮を図ることが有効であ
る。
【0013】また、両面複写モードにおいて、このよう
な方法を採用したとしても、複写部数や原稿頁数によっ
ては、原稿読取りと同時に複写が進行する前述のリアル
タイ ム複写方式の方が複写所要時間が少ない場合が存在
することがあるため、複写部数や原稿頁数に拘わらず前
記メモリ複写方式に固定して複写を行なうだけでは、完
全に複写所要時間の短縮化が図られているとは言えず、
さらに改良の余地が残されている。
【0014】本発明は、上記の実情に鑑み、前記RAD
F、前記ノンスタックADU、及び電子RDHの各機能
を備えた記憶回路付ディジタル式両面複写機において、
記録紙の表裏両面に複写を行う場合に、複写モード、複
写部数或いは原稿頁数をも考慮して、複写方式として最
も効率的な複写方式を選択することで、最短時間で複写
を完了させることができるようにしたディジタル式両面
複写機を提供することを目的とする
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、発明にかか
ディジタル式両面複写機は、原稿画像を読み取り
像データを得る画像読取り装置と、読み取られた前記画
像データを記憶する画像記憶部が設けられ、画像データ
に基づいて記録紙上に複写する画像形成装置と、記録紙
を前記画像形成装置に順次搬送して片面表面に複写した
後、紙面を反転させて再度前記画像形成装置に搬送し、
裏面に複写した後に記録紙を排出する記録紙搬送・反転
手段と、前記画像読取り装置で読み取った画像データを
リアルタイムに前記画像形成装置に出力して、画像デ
ータに基づい記録紙上に複写するリアルタイム画像形
成機能と;前記画像読取り装置で読み取られた画像デー
タを前記画像記憶部に記憶した後に、画像記憶部から
み出した画像データを前記画像形成装置に出力して、
画像データに基づい記録紙上に複写するメモリ画像形
成機能と;を制御する制御装置と、を備えたディジタル
式両面複写機において、記録紙の片面のみに複写を行う
片面複写モードと、記録紙の両面に複写を行う両面複写
モードと、を設け、前記制御装置は、前記両面複写モー
ドの場合であって、且つ、複数部数を複写する場合に、
1部目を前記リアルタイム画像形成機能により複写を行
い、残りの部数を前記メモリ画像形成機能により複写を
行うリアルタイム複写方式における複写所要時間と、予
め原稿を画像データとして全て 記憶し、該記憶した画像
データに基づいて複写を行うメモリ複写方式における複
写所要時間と、を比較し、複写所要時間の少ない方の複
写方式を選択するように構成した。
【0016】なお、前記制御装置は、前記複写部数に加
えて原稿頁数をも考慮して、前記した複写方式を選択す
るようにしてもよい。
【0017】
【作用】かかる構成の発明にかかるディジタル式両面
複写機では、両面複写モードの場合であって、且つ、複
写部数が複数ある場合に、1部目を前記リアルタイム画
像形成機能により複写を行い、残りの部数を前記メモリ
画像形成機能により複写を行うリアルタイム複写方式に
おける複写所要時間と、予め原稿を画像データとして全
て記憶し、該記憶した画像データに基づいて複写を行う
メモリ複写方式における複写所要時間と、を比較し、複
写所要時間の少ない方の複写方式を選択するようにし
た。これにより、複写に要する時間の短縮をより一層促
進し、以って使用者の作業能率の向上及びディジタル式
両面複写機の消費電力の削減を一層促進する。
【0018】なお、前記制御装置は、前記複写部数に加
えて原稿頁数をも考慮して前記した複写方式を選択する
ようにすれば、略完全に複写に要する時間を最短化する
ことができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付の図面に基
づいて説明する。尚、本実施例では、白黒ディジタル式
両面複写機に適用される場合について説明する。図1
は、本実施例の白黒ディジタル式両面複写機におけるハ
ードウェアの全体構成を示す図である。
【0020】この図1において、白黒ディジタル式両面
複写機1は、画像読取り装置Aと、画像処理装置B(図
示省略)と、画像形成装置Cと、記録紙搬送装置Dと、
記録紙反転排紙切換装置Eと、記録紙反転・搬送装置F
と、自動両面原稿搬送装置Gと、更に当該白黒ディジタ
ル式両面複写機1に内装され、使用者の指示(複写部
数、前述の複写モード、或いは拡大・縮小等)に従い前
記各装置の動作を制御する制御装置Hと、を含んで構成
される。なお、前記記録紙搬送装置D、前記記録紙反転
排紙切換装置E、及び前記記録紙反転・搬送装置Fが
発明にかかる記録紙搬送・反転手段を構成し、前記制御
装置Hが複写方式選択手段を構成する。なお、制御装置
Hは、白黒ディジタル式両面複写機1と別に図示してい
るが、実際には白黒ディジタル式両面複写機1に内装さ
れる。
【0021】画像読取り装置Aにおいて、原稿は、プラ
テンガラス(原稿台ガラス)10上に置かれ、スライドレ
ール11上を移動するキャリッジ12に設けられたハロゲン
光源13によって照明される。一対のミラー21、22が設け
られる可動ミラーユニット20は、前記スライドレール11
上を移動し、前記キャリッジ12に設けられているミラー
17との組み合わせで、プラテンガラス10上の原稿からの
反射光(光学像)を、レンズ読み取りユニット30へ導出
する。
【0022】前記レンズ読み取りユニット30は、結像レ
ンズ31及びCCDラインセンサ32から構成される。前記
ミラー17、21、22により伝達された原稿上の画像に対応
する光画像は、前記結像レンズ31により収束され、CC
Dラインセンサ32の受光面に結像され、該CCDライン
センサ32によりライン状の光学像が順次電気信号(輝度
信号)に光電変換される。
【0023】前記画像読取り装置Aで読み取られた原稿
画像の画像信号(画像データ)は、後述する画像処理装
置Bにおいて、濃度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ
補正などの各種画像処理が施された後、画像形成装置C
に出力される。画像形成装置Cは、電子写真技術を用い
たレーザプリンタにより、入力された画像信号に応じて
記録紙上に画像形成(複写)を行う。
【0024】つまり、画像形成装置Cでは、図示しない
半導体レーザで発生されるレーザビームを、画像信号に
基づいて変調する。そして、かかるレーザビームを駆動
モータ41により回転されるポリゴンミラー42で回転走査
させ、図示しないfθレンズを経て、反射ミラー43によ
り光路を曲げて、感光体ドラム51の表面上に投射させ、
一様に帯電された感光体ドラム51上に静電潜像を形成す
る。
【0025】更に、この感光体ドラム51を一様に帯電さ
せるための帯電器52、現像器53、転写極54、分離極55、
クリーニング装置56、定着装置60が備えられており、感
光体ドラム51上に形成された静電潜像が前記現像器53に
よってトナー像に現像され、該トナー像を感光体ドラム
51を通過する記録紙上に静電力によって吸着させて後
に、熱ロール61、62を含んで構成される定着装置60に当
該記録紙を搬送し、ここで熱と圧力によって当該記録紙
上に吸着されていたトナー像が溶融され、記録紙上に定
着される。このようにして、原稿の複写物が得られるよ
うになっている。
【0026】ところで、記録紙は各サイズ毎にカセット
81、82にストックされており、記録紙サイズの指示に従
って対応するカセット81、82から記録紙が取り出され、
複数の搬送ローラや搬送ベルトを含んで構成される記録
紙搬送装置Dによって前記画像形成装置Cに向け搬送さ
れる。そして、前述のようにして画像形成装置Cにおい
て表面に複写が行なわれた記録紙は、その後記録紙反転
排紙切換装置Eに搬送され、記録紙反転排紙切換装置E
では制御装置Hからの信号に基づいて、片面複写モード
(1−1、2−1モード)の場合にはそのまま記録紙排
出トレイ90に排出されるように、一方、両面複写モード
(前述の1−2、2−2モード)の場合には続けて裏面
に複写を行なうように記録紙反転・搬送装置F側に、複
写モードに応じて搬送経路を切り換える。
【0027】そして、搬送経路が記録紙反転・搬送装置
F側に切り換えられると、記録紙反転・搬送装置Fの途
中に介装されるスタックさせずに記録紙の紙面を反転さ
せる記録紙反転装置70により、記録紙は反転され、記録
紙反転・搬送装置Fを介して、再び感光体ドラム51の上
流側の記録紙搬送装置Dに供給される。なお、記録紙反
転装置70は、図に示すように、ローラ71、72を介して記
録紙を一旦図中a方向に所定量搬送し、その後該ローラ
71、72を反転させることにより、記録紙をスタックさせ
ずに反転し、図中b方向に搬送するようになっている。
【0028】また、本実施例にかかる白黒ディジタル式
両面複写機1には、前記プラテンガラス10上に読み取り
原稿を自動搬送する両面原稿対応の自動両面原稿搬送装
置(RADF)Gが設置されており、該自動両面原稿搬
送装置Gは原稿群を載置する原稿載置部91と、該原稿群
から1枚の原稿を分離して送り出す給紙部92と、該給紙
部92から給送された原稿を搬送する中間搬送部93と、該
中間搬送部93で搬送された原稿をプラテンガラス10上の
所定位置に搬送する搬送装置95と、該搬送装置95により
前記所定位置から前記搬送方向と逆方向に搬送された原
稿を表裏反転させて再度搬送装置95に給紙する反転装置
94と、読取り後の原稿を表裏反転させて又は表裏そのま
まに原稿排紙トレイ(排紙スタック部)97に排出、又
は、原稿載置台に戻す排紙反転部96(排紙装置)と、か
ら構成されている。
【0029】つぎに、前記画像読取り装置A、画像処理
装置B、画像形成装置Cからなる上記白黒ディジタル式
両面複写機1の回路構成を、図2のブロック図に従って
説明する。まず、画像読取り装置Aにおいて、前記CC
Dラインセンサ32から出力されるアナログ画像信号は、
A/D変換器101 によってディジタル画像信号(画像デ
ータ )に変換されて、インターフェース102 を介して
画像処理装置Bに出力される。
【0030】画像処理装置Bに入力されたディジタル画
像信号(輝度情報)は、まず、濃度変換部103 によって
濃度情報に変換される。そして、使用者の変倍指定に従
った変倍処理が、拡大・縮小処理部104 で行われる。ま
た、画像判別処理部105 においては、前記濃度変換部10
3 で変換された濃度情報に基づいて文字画・写真画の判
別を行い、該判別結果に基づいてフィルタ処理部106 に
おけるフィルタ特性を設定し、フィルタ処理部106 で
は、前記設定に従って空間フィルタ処理を行う。
【0031】ここで、拡大・縮小の指定に応じて、フィ
ルタ処理と変倍処理とを入れ換えて行わせるために、一
対のデータセレクタ107 、108 が設けられている。前記
フィルタ処理と変倍処理との入れ換えは、縮小処理時の
画像に見られる網点画のモアレを防止するために行われ
る。一方、EE処理部109 は、本スキャン前のプリスキ
ャンで得られた画像情報から原稿画像の特徴を得るため
に、ヒストグラムデータを得る。そして、図示しない画
像処理系のCPUは、前記ヒストグラムデータに基づい
て適正なγ補正データをγ補正処理部110 に提供する。
【0032】フィルタ処理・変倍処理が施された画像デ
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理部110 で後述する
画像形成装置115 の特性に応じたγ補正処理が施された
後、画像領域処理部111 に出力される。前記画像領域処
理部111 では、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消
し、折り目消しなどの領域加工も行う。上記のようにし
て画像形成に必要な全ての画像処理が施され、画像形成
装置115 への最終出力状態となった画像データ(濃度情
報)は、インターフェース112を介して画像形成装置C
に出力される。
【0033】この画像形成装置Cは、原稿の読取りに対
してリアルタイムに記録紙上への画像形成を行うリアル
タイム画像形成機能の他に、入力された画像データを複
数記憶保持(メモリ)しておき、該記憶された画像デー
タを後から任意に読み出して画像形成を行わせるメモリ
画像形成機能を有している。そのため、画像形成装置C
には、画像データを書き換え可能に記憶する画像記憶部
113 (画像データ記憶手段)が設けられる一方、前記リ
アルタイム画像形成機能と、メモリ画像形成機能とを切
り換えるためのデータセレクタ114 が設けられている。
なお、該データセレクタ114 には、制御装置Hからの制
御信号が入力されて、該制御信号に基づいてデータセレ
クタ114 は、前記画像形成装置Cにおける前記リアルタ
イム画像形成機能とメモリ画像形成機能とを選択的に切
り換える。
【0034】ここで、図3に従って前記画像記憶部113
の構成を説明する。図3に示すように、画像記憶部113
には、実際に画像データを記憶するための記憶回路116
の他に、画像処理装置Bで画像処理が施された画像デー
タを圧縮処理して前記記憶回路26に記憶させるための圧
縮処理部117 、記憶回路116 から読み出した画像データ
を伸長処理して画像処理装置Bにおける出力状態の画像
データに復元するための伸長処理部118 、更に、記憶回
路116 への画像データの書き込み(記憶)及び記憶回路
116 からの画像データの読み出しを制御するために、書
き込み制御回路119 、読み出し制御回路120 が設けられ
ている。
【0035】前記画像処理装置Bからは、処理済みの画
像データのみが出力され、前記圧縮処理部117 では、一
定の圧縮圧縮方式を用いて前記画像データに圧縮処理を
施し、この圧縮処理が施された画像データのみが前記記
憶回路116 に記憶される。そして、記憶回路116 から読
み出された画像データは、伸長処理部118 において前記
圧縮処理部117 における圧縮処理に対応する一定の伸長
処理が施され、画像処理装置Bの出力時における状態の
画像データに復元される。
【0036】なお、前記図3に示した記憶回路116 はペ
ージ単位に区分構成され、A4原稿サイズを単位として
画像データが記憶されるようになっており、A4両面原
稿を例えば30枚記憶できるだけの容量を備えている。そ
して、かかる記憶回路116 からは、順番を入れ換えての
読み出しが可能であると共に、任意に選択された複数の
画像データを連続して読み出すことも可能で、例えばA
4サイズ原稿の連続的に2枚読み出してA3サイズに展
開して出力することも可能となっている。
【0037】一方、本実施例では、画像判別結果に応じ
て特性を変化させる画像処理を含め画像形成装置115 に
出力する段階で処理済みであることが要求される画像処
理を全て終了した画像データ、換言すれば、画像形成装
置115 に出力される直前の画像データを、前記画像記憶
部23に記憶させる構成としている。更に、画像判別結果
に応じた画像処理が既に施されているから、適切な圧縮
率で一定の圧縮処理を全画像領域に施すことができ、か
かる圧縮処理においても画像判別情報などを付加した
り、画像判別による区分毎に画像データを記憶させるな
どの処理を行わせる必要がなく、画像データのみを原稿
毎に一括して記憶させることができる。従って、記憶さ
せた画像データの読み出し及び伸長処理を、簡易かつ高
速に行わせることができる。なお、前記記憶させた画像
データは、所期の画像形成を行わせた後でも、保存させ
ておくことが可能であるから、長期的に保存させておい
て、原稿のない状態での複写作業も可能となる。この場
合、記憶回路に光磁気ディスクのような記憶装置を用い
ると、着脱自在なディスクに画像データを保存できるか
ら、複数の画像を任意に必要なときに複写できることに
なる。
【0038】つぎに、マイクロコンピュータ等を含んで
構成される制御装置Hが行う、前述の複写モード、複写
部数或いは原稿頁数に応じた複写方式の選択制御につい
て説明する。つまり、制御装置Hは複写方式選択手段と
しての機能を備える。制御装置Hは、電子RDHにより
複写を行う際に、使用者により前述の4つの複写モード
のうち1−1、2−1モード、即ち片面複写モードが指
示されると、複写部数に無関係に、1目は前記リアル
タイム画像形成機能により複写を行い、その後の残りの
部数に関しては、1目の画像形成時に画像記憶部113
に記憶させた画像データに基づいてメモリ画像形成機能
により複写を行なうように前記各装置に指示する。これ
により、2目からの原稿読み取り動作を省略して、画
像記憶部113から高速で出力される画像データに基づい
て最短時間で効率よく複写を行なわせ
【0039】その一方で、前述の4つの複写モードのう
1−2、2−2モード、即ち両面複写モードが指示さ
れている場合には、制御装置Hは、使用者により設定さ
れた複写部数を最短時間で複写することができる複写方
式を選択し、前記各装置に指示する。すなわち、制御装
置Hは、設定されている複写部数を複写する際に、1部
目を前記リアルタイム画像形成機能により複写を行い、
残りの部数を前記メモリ画像形成機能により複写を行な
うリアルタイム複写方式における複写所要時間と、予め
原稿を画像データとして全て記憶し、その記憶した画像
データに基づいて、記録紙の表面に1、3、5、・・の
表面原稿(奇数頁)毎に連続的に複写し、記録紙反転後
に対応する記録紙の裏面に2、4、6、・・の裏面原稿
(偶数頁)毎に連続的に複写を行うメモリ複写方式にお
ける複写所要時間と、を比較し、複写所要時間の少ない
方の複写方式を選択する。
【0040】ここで、図4、図5に基づいて、両面原稿
2枚を、それぞれ2部ずつ複写する場合について、前記
リアルタイム複写方式により複写する場合と、前記メモ
リ複写方式により複写する場合と、の複写所要時間を比
較することにする。リアルタイム複写方式では、図4
(A)に示すように、1部目をリアルタイム画像形成機
能により複写を行うので、記録紙の片面に原稿1の表面
を複写した後、当該記録紙の紙面を反転させて後にその
記録紙の裏面に原稿1の裏面の複写を行なうため、原稿
1の表面の複写のみを終えた記録紙が反転されて再び感
光体ドラム51に戻って来るまでの間、原稿1の裏面を複
写することができないために、両面記録1回につき記録
紙搬送待ち時間T1 が必要となる。したがって、2 枚の
両面原稿をそれぞれ1部ずつ複写し終えるのは、図中A
の時点となる。
【0041】その後、2部目を複写するに当たり、1部
目の複写時に画像記憶部113 に記憶させた画像データに
基づいて複写を行ない、原稿1の表面、原稿2の表面を
連続して複写するが、このときも、該原稿1の表面を複
写した記録紙が反転されて再び感光ドラム51に戻ってく
るまでの記録紙搬送待ち時間T1 が存在するので、2部
目の複写が終了するのは、図中Bの時点となる。
【0042】一方、図5(B)に示すように(なお、図
5(A)は、リアルタイム複写方式で1部複写する場合
を示している。)、全原稿を先に読み取ってから複写を
開始するメモリ複写方式により、各原稿を1部ずつ複写
する場合には、原稿の読み取りが終了するまでの原稿読
み取り時間T2 が原稿頁数分だけ存在し(T2 ×4)、
その後、記憶した画像データに基づいて、前記リアルタ
イム複写方式の2部目と同様にして、原稿1の表面、原
稿2の表面を連続して複写するが、このとき、該原稿1
の表面を複写した記録紙が反転されて再び感光ドラム51
に戻ってくるまでの記録紙搬送待ち時間T1 が存在する
ので、複写が終了するのは、図中Cの時点となる。した
がって、両面原稿2枚をそれぞれ1部ずつ複写するに
は、リアルタイム複写方式の複写所要時間の方が、メモ
リ複写方式の複写所要時間に較べ、短くなる。
【0043】ところが、メモリ複写方式において、2部
複写する場合には、図4(B)に示すように、各原稿の
表面(奇数頁)のみを順番に2部づつ先に複写し、その
後裏面(偶数頁)をこれに対応させて複写するようにす
ると、原稿1の表面を複写した最先の記録紙が反転され
て再び感光ドラム51に戻ってくるまでの記録紙搬送待ち
時間T1 の間に、原稿2の表面、原稿1の表面、原稿2
の表面を複写することが可能となるため、記録紙搬送経
路上に短いピッチで記録紙を配置することができるよう
になる。これにより、最終的に2部複写が完了する時点
は、図中Dとなる。したがって、2部複写するには、メ
モリ複写方式の複写所要時間の方が、リアルタイム複写
方式の複写所要時間に較べ、短縮されることになる。
【0044】上記のようにして、制御装置Hでは、両面
複写モードが指定されると、複写部数に応じて変化する
各複写方式の複写所要時間を比較し、複写所要時間が短
い方の複写方式を選択するようになっている。このよう
に、複写部数に応じて複写所要時間の短縮化が図れる複
写方式を選択することで、複写効率を略最大にすること
が可能となり、以って使用者の作業能率の向上、ディジ
タル式両面複写機の消費電力の削減等を図ることができ
る。
【0045】なお、ここでは、両面原稿2枚をそれぞれ
2部ずつ複写する場合に代表させて説明し、2部目で複
写所要時間が反転するものとして説明したが、これに限
るものではなく、原稿読取り時間や記録紙搬送速度等が
異なれば、複写所要時間が反転する部数が異なってくる
のは勿論である。ところで、原稿頁数(n)が多くなる
につれて、前記リアルタイム複写方式における1部目の
複写完了時間の増大量(T1 ×n)と、前記メモリ複写
方式の原稿読取り時間の増大量(T2 ×n、T1 >T2
)との差が大きくなるので、原稿頁数によっても、リ
アルタイム複写方式とメモリ複写方式とで複写所要時間
が反転する場合が存在することになる。つまり、3枚の
両面原稿を1部ずつ複写する場合には、図6(A)に示
すように、リアルタイム複写方式では、図中Eの時点で
複写が終了するが、メモリ複写方式では、図6(B)に
示すように、図中Fの時点で複写が終了するようになる
ので、メモリ複写方式の方がリアルタイム複写方式に較
べ、複写所要時間を短縮することができる。したがっ
て、図5で既に説明したように、2枚の両面原稿を1部
複写する場合の複写所要時間を短縮できる複写方式がリ
アルタイム複写方式であったのに対して、3枚の両面原
稿を1部ずつ複写する場合には、複写所要時間を短縮で
きる複写方式はメモリ複写方式となる。
【0046】よって、原稿頁数をも考慮して複写所要時
間を最短化できる複写方式を選択するようにすることも
できる。つまり、複写所要時間の短縮化をより完璧に進
める場合、複写部数と原稿頁数との組合せで、最短化さ
れる複写方式を予め調べておいて選択するようにするこ
ともできる。なお、原稿頁数の制御装置Hへの指示は、
使用者が制御装置Hにセットするようにしても良いし、
原稿頁数を検出する原稿頁数検出手段を別個に設けるよ
うにしても良い。
【0047】なお、本実施例では、原稿両面原稿(
2−2モード)の場合について説明してきたが、勿論
片面原稿(前記1−2モード)の場合でも同様である。
また、複写順序に関して、原稿の表面から裏面へと順に
複写するようにして説明したがこれに限るものではな
く、原稿の裏面から表面へと複写するものであっても良
いし、本実施例のように原稿群の1頁目から複写を開始
せずに、原稿群の最終頁から複写を開始するものにも適
用できることは勿論である。
【0048】また、本実施例では、白黒ディジタル式両
面複写機を例としたが、例えばカラー原稿をレッドR、
ブルーB、グリーンGの3原色に分解して読み取り、か
かるカラー画像データを、イエローY、マゼンタM、シ
アンC、ブラックBKの濃度信号に変換し、各色毎に潜
像形成、現像を行ってカラー画像を形成するカラーディ
ジタル式両面複写機に適用することも勿論可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、発明にかかる
ィジタル式両面複写機によれば、原稿 画像を読み取り、
画像データを得る画像読取り装置と、読み取られた前記
画像データを記憶する画像記憶部が設けられ、画像デー
タに基づいて記録紙上に複写する画像形成装置と、記録
紙を前記画像形成装置に順次搬送して片面表面に複写し
た後、紙面を反転させて再度前記画像形成装置に搬送
し、裏面に複写した後に記録紙を排出する記録紙搬送・
反転手段と、前記画像読取り装置で読み取った画像デー
タをリアルタイムに前記画像形成装置に出力して、該画
像データに基づいて記録紙上に複写するリアルタイム画
像形成機能と;前記画像読取り装置で読み取られた画像
データを前記画像記憶部に記憶した後に、画像記憶部か
ら読み出した画像データを前記画像形成装置に出力し
て、該画像データに基づいて記録紙上に複写するメモリ
画像形成機能と;を制御する制御装置と、を備えたディ
ジタル式両面複写機において、記録紙の片面のみに複写
を行う片面複写モードと、記録紙の両面に複写を行う両
面複写モードと、を設け、前記制御装置は、前記両面複
写モードの場合であって、且つ、複数部数を複写する場
合に、1部目を前記リアルタイム画像形成機能により複
写を行い、残りの部数を前記メモリ画像形成機能により
複写を行うリアルタイム複写方式における複写所要時間
と、予め原稿を画像データとして全て記憶し、該記憶し
た画像データに基づいて複写を行うメモリ複写方式にお
ける複写所要時間と、を比較し、複写所要時間の少ない
方の複写方式を選択するので、複写に要する時間の短縮
を図ることができ、以って使用者の作業能率の向上及び
ディジタル式両面複写機の消費電力の削減をより一層促
進することができる。
【0050】また、前記制御装置が、前記複写部数に加
えて原稿頁数をも考慮して、前記した複写方式を選択す
るようにすれば、略完全に複写に要する時間を最短化す
ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる白黒ディジタル式両
面複写機の全体構成図。
【図2】同上の回路構成を示すブロック図。
【図3】同上の画像記憶部を示すブロック図。
【図4】(A)は、リアルタイム複写方式で両面原稿2
枚を2部ずつ複写する場合の複写所要時間を説明するタ
イムチャート。(B)は、メモリ複写方式で両面原稿2
枚を2部ずつ複写する場合の複写所要時間を説明するタ
イムチャート。
【図5】(A)は、リアルタイム複写方式で両面原稿2
枚を1部ずつ複写する場合の複写所要時間を説明するタ
イムチャート。(B)は、メモリ複写方式で両面原稿2
枚を1部ずつ複写する場合の複写所要時間を説明するタ
イムチャート。
【図6】原稿頁数が増えた場合における、リアルタイム
複写方式とメモリ複写方式との複写所要時間を比較した
タイムチャート。
【符号の説明】 1 白黒ディジタル式両面複写機 A 画像読取装置 B 画像処理装置 C 画像形成装置 D 記録紙搬送装置 E 記録紙反転排紙切換装置 F 記録紙反転・搬送装置 G 自動両面原稿搬送装置 H 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−55656(JP,A) 特開 平5−199380(JP,A) 実開 平4−34065(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207 G03G 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読み取り画像データを得る
    像読取り装置と、読み取られた前記画像データを記憶する画像記憶部が設
    けられ、画像データに基づいて記録紙上に複写する画像
    形成装置と、 記録紙を前記画像形成装置に順次搬送して片面表面に複
    写した後、紙面を反転させて再度前記画像形成装置に搬
    送し、裏面に複写した後に記録紙を排出する記録紙搬送
    ・反転手段と、 前記画像読取り装置で読み取った画像データをリアルタ
    イムに前記画像形成装置に出力して、画像データに基
    づい記録紙上に複写するリアルタイム画像形成機能
    と;前記画像読取り装置で読み取られた画像データを前
    記画像記憶部に記憶した後に、画像記憶部から読み出し
    た画像データを前記画像形成装置に出力して、画像デ
    ータに基づいて記録紙上に複写するメモリ画像形成機能
    と;を制御する制御装置と、を備えたディジタル式両面複写機において、 記録紙の片面のみに複写を行う片面複写モードと、記録
    紙の両面に複写を行う両面複写モードと、を設け、 前記制御装置は、前記両面複写モードの場合であって、
    且つ、複数部数を複写する場合に、1部目を前記リアル
    タイム画像形成機能により複写を行い、残りの部数を前
    記メモリ画像形成機能により複写を行うリアルタイム複
    写方式における複写所要時間と、予め原稿を画像データ
    として全て記憶し、該記憶した画像データに基づいて複
    写を行うメモリ複写方式における複写所要時間と、を比
    較し、複写所要時間の少ない方の複写方式を選択する
    とを特徴とするディジタル式両面複写機。
  2. 【請求項2】前記制御装置は、前記複写部数に加えて原
    稿頁数をも考慮して、前記した複写方式を選択すること
    を特徴とする請求項1に記載のディジタル式両面複写
    機。
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