JP3412929B2 - 淡色調味液の製造法 - Google Patents

淡色調味液の製造法

Info

Publication number
JP3412929B2
JP3412929B2 JP26475494A JP26475494A JP3412929B2 JP 3412929 B2 JP3412929 B2 JP 3412929B2 JP 26475494 A JP26475494 A JP 26475494A JP 26475494 A JP26475494 A JP 26475494A JP 3412929 B2 JP3412929 B2 JP 3412929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gluten
koji
soybeans
seasoning liquid
wheat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26475494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08116918A (ja
Inventor
貞男 長田
繁 遠藤
圭一 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP26475494A priority Critical patent/JP3412929B2/ja
Priority to US08/540,828 priority patent/US5665407A/en
Priority to EP95116720A priority patent/EP0711509B1/en
Priority to DE69502570T priority patent/DE69502570T2/de
Publication of JPH08116918A publication Critical patent/JPH08116918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3412929B2 publication Critical patent/JP3412929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/50Soya sauce
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L11/00Pulses, i.e. fruits of leguminous plants, for production of food; Products from legumes; Preparation or treatment thereof
    • A23L11/50Fermented pulses or legumes; Fermentation of pulses or legumes based on the addition of microorganisms

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は調味液の製造法、特に淡
色で褐変速度が遅く、香気に優れ、こくがあって旨味を
有する調味液の製造法に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に淡色の醤油である淡口醤油は、澱
粉質原料として小麦を、蛋白質原料として大豆類を用い
て製造している。然しながら、澱粉質原料を蛋白質原料
より若干多くして仕込んだり、また着色を抑える目的で
食塩濃度を高めて仕込むため、従来の淡口醤油は旨味よ
り塩辛さを感じるものとなっていた。 【0003】また、従来の淡口醤油はその褐変速度が非
常に速くて不安定であり、しかも淡色とするために醸造
期間を短くし、更には得た醤油を脱色するなどの方法が
採用されているので、その香味は満足できるものではな
いという欠点があった。 【0004】而して、淡色で褐変速度の遅い醤油を得る
方法としては、例えば特公昭57−48188号公報に
澱粉質原料としてトーモロコシ、モロコシ、キビの少な
くとも一種にグルテンを10〜30%(重量)併用する
ことにより、淡色で褐変速度の遅い、香味に優れた醤油
を製造する方法が提示されている。 【0005】然しながら、この方法は、イ)小麦以外の
澱粉質原料を使うために小麦から生じる特有の香気が感
じられない、ロ)トーモロコシ、モロコシ、キビ等はグ
ルタミン酸含量が少なく、醤油中のグルタミン酸含量が
低く旨味に乏しい、ハ)醤油の色がそれ程淡色化されて
いないという欠点があった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】斯かる実状に於て、本
発明者は上記の如き問題を解消し、JAS色番で35番
以上の淡色(以下本明細書に於て「淡色」とはJAS色
番で35番以上のものを意味する)で褐変速度が遅く、
香気に優れ、こくがあって旨味を有する調味液を提供す
ることを目的として種々研究を重ねた結果、製麹・醸造
原料として乾燥グルテンに蒸気を直接添加して成型され
たグルテンに大豆類を特定割合で配合した混合物又は特
定配合比より成る乾燥グルテン及び小麦に蒸気を直接添
加して成型された混合物に大豆類を特定割合で配合した
混合物を用いれば、極めて良い結果が得られることを見
い出し、本発明を完成した。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は乾燥
グルテン25〜100%及び小麦75〜0%とから成る
原料に蒸気を直接添加して含水率を12〜18%の範囲
内に調整して成型された原料を90〜70%と、大豆類
を10〜30%配合した混合原料を用い、以下常法によ
り製麹・醸造することを特徴とする淡色調味液の製造法
である。 【0008】本発明に於て、澱粉質原料として用いる小
麦は、小麦粒でも小麦粉でもよいが、特に小麦粒を製粉
し、皮部を除去したものが好ましい。 【0009】本発明に用いられる乾燥グルテンとして
は、例えば小麦グルテン、コーングルテン等が挙げられ
るが、特に小麦グルテンを用いるのが好ましい。乾燥グ
ルテンとしては、バイタルグルテン粉末又は乾麩等が挙
げられる。 【0010】因に、水を十分に含んだウェットグルテン
は粘着性の強いガム質様の性質を有しており、特にバイ
タルグルテン粉末は、ほとんど熱変性を受けていないた
め、このバイタルグルテン粉末に水を加えるとその性状
が顕著であり、板粒状の乾麩でさえも熱変性が不十分な
ため、水を加えるとかなりの粘着性を示す。そのため、
これらのグルテン乾燥物に加水したり、加水した脱脂大
豆にグルテン乾燥物を添加して蒸熱処理したりすると、
完全に塊状のブロックが形成し、崩壊機にてこれを崩そ
うとしても粘弾性があるため、塊は全く崩れない。ま
た、これを他の原料と共に製麹すると、更に大きな塊状
となり、麹の腐敗を起こし易い。 【0011】これらの乾燥グルテン又は乾燥グルテンと
小麦は、熱処理して蛋白質を十分に変性させる必要があ
るが、この熱処理の方法として、水を加えずに蒸気を直
接添加して含水率を12〜18%の範囲内に調整し、ペ
レットミル等で一旦成型した後、ゲージ圧1.0kg/cm
2以上の高圧蒸煮缶にて2分間以上処理する方法、ある
いは、乾燥グルテン単独又は乾燥グルテンと小麦の混合
物をエクストルーダーにて110℃以上の温度で押し出
し成型する方法が望ましい。 【0012】因に、この様に熱処理されたグルテンは完
全に失活しており、粘着性も生じず、蛋白質の熱変性も
十分であり、これを適宜粉砕し、これを盛り込み水分3
5〜50%になるように加水して製麹に供しても何等作
業上の支障もなく、むしろグルテンの膨潤性があるため
堆積性に優れ、通風製麹には非常に好適なものとなる。
更に、熱処理された大豆類と混合する場合も同様の優れ
た製麹効果を示す。また、斯くして得られた麹は、グル
テンの使用割合が高まるほどプロテアーゼ活性、グルタ
ミナーゼ活性が高くなる。 【0013】本発明に於て、蛋白質原料として用いる大
豆類としては、例えば脱脂大豆、丸大豆、割砕大豆等が
挙げられ、これらは加水又は水浸漬した後蒸煮処理し、
あるいは前記のグルテンや小麦粉と共にエクストルーダ
ーにて110℃以上の温度で押し出し成型等を行なって
蛋白質を十分に変性させる。 【0014】本発明に於ては、上記の如きグルテンと小
麦の配合割合を、両者の合計使用量中、乾燥グルテンを
25〜100%、小麦を75〜0%とし、かつ大豆類の
配合割合を、全使用原料中の10〜30%とすることが
本発明の目的を達成する上で極めて重要である。 【0015】すなわち、まず、乾燥グルテンと小麦の配
合については、乾燥グルテンのみを用い小麦を用いなく
てもよいが、小麦を用いる場合にはこれを75%以下と
し、乾燥グルテンを25%以上配合することが必要であ
る。因に、乾燥グルテンがこれより少ない場合には、得
られる調味液は淡色ではあるが、旨味が不足がちにな
り、本発明の目的を達し得ない。 【0016】次に、大豆類の配合については、全使用原
料中、換言すれば、乾燥グルテン及び大豆類から成る混
合原料中又は乾燥グルテン、小麦及び大豆類から成る混
合原料中、大豆類を10〜30%配合することが必要で
ある。因に、大豆類が30%より多い場合には、得られ
る調味液は旨味は強いが、大豆類に由来する赤みが強調
されるばかりでなく、褐変速度が速くなると共に、香味
も劣ったものとなり、また10%より少ない場合には、
淡色ではあるが旨味が不足がちとなり、本発明の目的を
達し得ない。 【0017】而して、例えば本発明方法により醤油を製
造する場合は、上記混合原料を用い、製麹して得られた
麹を常法通り食塩水と共に仕込み、10〜30℃で2〜
5ケ月間通常の諸味管理を行なって発酵熟成させ、圧搾
を行ない醤油を得る。また、調味液を製造する場合は水
又は食塩水と共に仕込み、20〜60℃で3日から5ケ
月間通常の管理を行って分解熟成させ、濾過又は圧搾を
行い調味液を得る。この様にして得られた醤油や調味液
は、淡色で褐変速度も遅く、かつ、非常に旨味があり、
香りが優れたものである。 【0018】 【実施例】以下実施例を挙げて本発明を更に説明する。 【0019】実施例1 バイタルグルテン粉末1800gに直接蒸気を添加し、
含水率12.1%でペレットミルにて直径4mmの円筒形
になるように成型した後、ゲージ圧力2kg/cm 2 の飽和
蒸気にて3分間蒸煮処理し、これを粉砕して粉砕物を得
た。一方、脱脂大豆200gに240mlの水を加え、ゲ
ージ圧1.0kg/cm2 の飽和蒸気にて10分間処理して
蒸煮大豆を得た。この蒸煮大豆と前記で得た粉砕物とを
混合し、更に水分が45%となるように加水し、種麹を
接種した後、25〜35℃にて43時間製麹し麹を得
た。この麹を23%濃度の食塩水3600mlと共に仕込
み、15〜30℃にて4ケ月醸造させ圧搾し、火入れ前
調味液を得た。この調味液を食塩水にて全窒素(TN)
1.2%となるように調製し、60℃にて3時間火入れ
処理を行なった。得られた調味液製品は極めて淡色で褐
変速度も遅く、しかも旨味が強くて香気に優れるもので
あった。 【0020】実施例2 バイタルグルテン粉末350gと小麦粉1050gを混
合したものに直接蒸気を添加し、含水率17.5%でペ
レットミルにて直径4mmの円筒形になるように成型した
後、ゲージ圧力1.5kg/cm2 の飽和蒸気にて10分間
蒸煮処理した後、これを粉砕して粉砕物を得た。一方、
脱脂大豆600gに720mlの水を加え、ゲージ圧力
1.5kg/cm2 の飽和蒸気にて10分間蒸煮処理して蒸
煮大豆を得た。この蒸煮大豆と前記粉砕物とを混合し、
更に水分が45%となるように加水し、種麹を接種した
後、25〜35℃にて43時間製麹し麹を得た。この麹
を23%濃度の食塩水3400mlと共に仕込み、15〜
30℃にて4ケ月醸造させ圧搾し、火入れ前調味液を得
た。この調味液を食塩水にて全窒素(TN)1.2%と
なるように調製し、60℃にて3時間火入れ処理を行な
った。得られた調味液製品は淡色で旨味が強く、しかも
香気に優れたものであった。 【0021】実施例3 バイタルグルテン粉末500gと小麦の全粒粉1500
gを混合したものに直接蒸気を添加し、含水率13.5
%でペレットミルにて直径4mmの円筒形になるように成
型した後、ゲージ圧力1.0kg/cm2 の飽和蒸気にて1
0分間蒸煮処理し、これを粉砕して、粉砕物を得た。一
方、脱脂大豆300gに360mlの水を加え、ゲージ圧
力2.0kg/cm2 の飽和水蒸気にて5分間処理して蒸煮
大豆を得た。この蒸煮大豆と前記で得た粉砕物とを混合
し、更に水分が50%となるように加水し、種麹を接種
した後、25〜35℃にて43時間製麹し麹を得た。こ
の麹を23%濃度の食塩水3800mlと共に仕込み、3
0℃にて1ケ月醸造させ圧搾し、火入れ前調味液を得
た。この調味液を食塩水にて全窒素(TN)1.2%と
なるように調製し、60℃にて3時間火入れ処理を行な
った。得られた調味液製品は淡色で褐変速度も遅く、し
かも旨味が強くて香気に優れたものであった。 【0022】 【0023】実施例4 乾麩800gと小麦粉800gを混合したものに直接蒸
気を添加し、含水率16.3%でペレットミルにて直径
4mmの円筒形になるように成型した後、ゲージ圧力1.
8kg/cm2の飽和蒸気にて5分間蒸煮処理した後、これ
を粉砕して粉砕物を得た。一方、脱脂大豆400gに4
80mlの水を加え、ゲージ圧力2.0kg/cm2の飽和蒸
気にて5分間処理して蒸煮大豆を得た。この蒸煮大豆と
前記の粉砕物とを混合し、更に水分が40%となるよう
に加水し、種麹を接種した後、25〜35℃にて43時
間製麹し麹を得た。この麹を23%濃度の食塩水330
0mlと共に仕込み、15〜30℃にて4ケ月醸造させ圧
搾し、火入れ前調味液を得た。この調味液を食塩水にて
全窒素(TN)1.2%となるように調製し、60℃に
て3時間火入れ処理を行なった。得られた調味液製品は
淡色で旨味が強く、しかも香気に優れたものであった。 【0024】比較例1 小麦の全粒粉1000gに直接蒸気を添加し、含水率1
2.1%でペレットミルにて直径4mmの円筒形になるよ
うに成型した後、ゲージ圧力2.0kg/cm2 の飽和蒸気
にて3分間蒸煮処理した後、これを粉砕して粉砕物を得
た。一方、脱脂大豆1000gに1200mlの水を加
え、ゲージ圧力1.8kg/cm2 の飽和蒸気にて5分間処
理して蒸煮大豆を得た。この蒸煮大豆と前記の粉砕物と
を混合し、水分が45%となるように加水し、種麹を接
種した後、25〜35℃にて43時間製麹し麹を得た。
この麹を23%濃度の食塩水4000mlと共に仕込み、
15〜30℃にて4ケ月醸造させ圧搾し、火入れ前調味
液を得た。この調味液を食塩水にて全窒素(TN)1.
2%となるように調製し、60℃にて3時間火入れ処理
を行なった。得られた調味液製品はやや濃色で旨味が少
なく、しかも香気に劣るものであった。 【0025】試験例1 実施例1〜4及び比較例1で得られた火入れ前調味液に
ついて全窒素(TN)含量、単位窒素当たりのグルタミ
ン酸量(Glu/TN)を測定し、また調味液製品につ
いて、JAS色番及び褐変速度を測定した。その結果は
表1に示した通りであった。尚、褐変速度は、分光光度
計(日立製作所製)を用い、調味液製品を更に85℃で
4時間加熱処理したときの波長530nmにおけるOD値
より火入れ前のOD値(波長530nm)を減じて得た値
(ΔOD)で示し、このΔODが小であるほど褐変速度
が遅いことを意味し、0.1以下が好ましい。ここでO
D値の測定は調味液製品を10倍希釈後、液層10mmの
セルを用いて行なった。 【0026】 【表1】 【0027】試験例2 表2及び表3に記載の原料配合の各原料を前記実施例2
に記載した方法に準じて熱処理して得た蒸煮大豆と、熱
処理グルテン又は/及び熱処理小麦粉とを混合し、これ
に盛り込み水分が42.5%となるように加水し、更に
種麹を添加混合し、25〜35℃にて43時間製麹し
た。この様にして得られた各麹を23%濃度の食塩水2
000mlと共に仕込み、15〜25℃で4ケ月発酵熟成
させた後、圧搾し火入れ前調味液を得た。この調味液の
全窒素(TN)含量、単位窒素当たりのグルタミン酸量
(Glu/TN)を測定し、その結果を表2及び表3に
示す。更に、食塩濃度17%、全窒素(TN)1.2%
に調製し、60℃にて3時間火入れを行なったときの各
調味液製品のJAS色番(色番は淡色程大)、褐変速度
を測定した結果を表2及び表3に示す。また、調味液製
品の官能検査(味、香り)については、試験No.19
を対照品として、これとの比較におけるパネラー20名
による官能検査結果を平均値で示した。尚、官能検査の
評点並びに総合評価は表4に示した基準に従った。 【0028】 【表2】 【0029】 【表3】【0030】 【表4】 【0031】表2及び表3から、使用原料の合計重量に
占める大豆類の重量割合を30%以下とし、かつ乾燥グ
ルテンと小麦の合計重量に占める乾燥グルテンの重量割
合を25%以上とすることで従来になく色沢が淡く、褐
変速度が遅く、しかも旨味が強く、香味とも極めて優れ
た調味液製品が得られることがわかる。 【0032】 【発明の効果】本発明によれば、色彩が極めて淡い(J
AS色番で35番以上)と共に、褐変速度も遅く、色沢
に安定で、かつ非常に旨味のある、しかも香気に優れた
調味液製品を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭41−10184(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/238 A23L 1/221

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 乾燥グルテン25〜100%及び小麦7
    5〜0%とから成る原料に蒸気を直接添加して含水率を
    12〜18%の範囲内に調整して成型された原料を90
    〜70%と、大豆類を10〜30%配合した混合原料を
    用い、以下常法により製麹・醸造することを特徴とする
    淡色調味液の製造法。
JP26475494A 1994-10-28 1994-10-28 淡色調味液の製造法 Expired - Lifetime JP3412929B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26475494A JP3412929B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 淡色調味液の製造法
US08/540,828 US5665407A (en) 1994-10-28 1995-10-11 Process for the production of light-colored seasoning liquors
EP95116720A EP0711509B1 (en) 1994-10-28 1995-10-24 Process for the production of light-colored seasoning liquors
DE69502570T DE69502570T2 (de) 1994-10-28 1995-10-24 Verfahren zur Herstellung einer schwach gefärbten Würze

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26475494A JP3412929B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 淡色調味液の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08116918A JPH08116918A (ja) 1996-05-14
JP3412929B2 true JP3412929B2 (ja) 2003-06-03

Family

ID=17407727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26475494A Expired - Lifetime JP3412929B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 淡色調味液の製造法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5665407A (ja)
EP (1) EP0711509B1 (ja)
JP (1) JP3412929B2 (ja)
DE (1) DE69502570T2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19632452C1 (de) * 1996-08-12 1998-02-19 Cpc International Inc Würzsauce, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
JP3497975B2 (ja) * 1997-09-17 2004-02-16 キッコーマン株式会社 調味液の製造方法
TW589383B (en) * 1998-04-30 2004-06-01 Ajinomoto Kk Method for producing hydrolyzed protein
JP4022021B2 (ja) 1998-06-01 2007-12-12 日清製粉株式会社 淡色調味液の製造法
CN1143627C (zh) * 2000-01-27 2004-03-31 日清制粉株式会社 生产浅色调味液的方法
EP1541038A4 (en) * 2002-07-24 2006-04-19 Peace Beans Co Ltd PROCESSED SOYBEAN MATERIAL AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
JP2006197896A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Nisshin Flour Milling Inc 淡色調味液の製造方法
KR100879378B1 (ko) * 2007-04-03 2009-01-20 씨제이제일제당 (주) 농후감과 감칠맛이 증가된 식품
CN102308974A (zh) * 2011-09-15 2012-01-11 常熟吉成生物工程技术有限公司 木桶酿造酱油的方法
US11503849B2 (en) * 2018-09-10 2022-11-22 Sakura Nakaya Alimentos Ltda Soy sauce production equipment and process
JP7288335B2 (ja) * 2019-04-09 2023-06-07 株式会社ニップン パスタ様小麦麹、パスタ様小麦麹を使用した調味料及びそれらの製造方法
CN111920031B (zh) * 2020-08-25 2024-01-30 好记食品酿造股份有限公司 一种高谷氨酸含量富硒酱油的酿造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843636B1 (ja) * 1969-07-29 1973-12-19
JPS5138496A (en) * 1974-09-24 1976-03-31 Kikkoman Shoyu Co Ltd Tanshokunoshoyu no seizoho
JPS5356394A (en) * 1976-10-28 1978-05-22 Fukushima Hiroo Liquid flavoring and process for preparing same
US4180599A (en) * 1978-08-25 1979-12-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Crosslinking photoinitiators of acrylic benzophenonetetracarboxylates
JPS5748188A (en) * 1980-08-04 1982-03-19 Toshiba Kiki Kk Automatic vending machine
JP2619298B2 (ja) * 1990-04-17 1997-06-11 フンドーキン醤油 株式会社 無塩濃厚粉末調味料の製造法
ES2082567T5 (es) * 1993-08-21 2000-01-16 Nestle Sa Produccion de un condimento.

Also Published As

Publication number Publication date
DE69502570D1 (de) 1998-06-25
US5665407A (en) 1997-09-09
EP0711509B1 (en) 1998-05-20
EP0711509A1 (en) 1996-05-15
DE69502570T2 (de) 1998-10-01
JPH08116918A (ja) 1996-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3412929B2 (ja) 淡色調味液の製造法
JPH02410A (ja) こんにゃくを利用した加工食品及びその製造方法
CN113208049B (zh) 辣条麻辣风味配制方法
JPH0560888B2 (ja)
JP3378383B2 (ja) 醸造原料の製造法
KR100623940B1 (ko) 담색 조미액의 제조법
JP4022021B2 (ja) 淡色調味液の製造法
DE3308375A1 (de) Mischung fuer semmelknoedel und verfahren zu ihrer herstellung
US4006254A (en) Protein supplemented, flavored instant grits
KR20000030414A (ko) 홍삼 냉면과 홍삼 육수
JPS6137059A (ja) フスマ加工品を主材とする食物繊維強化剤
KR100362250B1 (ko) 등겨장의 제조방법
CN102599462B (zh) 一种利用挤压技术制备的炸洋葱风味香精
JP2656141B2 (ja) 組織状大豆蛋白食品の製造方法
JPH0728682B2 (ja) 麺類の製造方法と麺類製造用プレミツクス粉
JPH0614740A (ja) 発酵調味料用発酵処理物の製造法、及び発酵調味料の製造法
KR100370642B1 (ko) 등겨고추장의 제조방법
JP3468961B2 (ja) 練り餡の製造方法
JPS6049467B2 (ja) 即席粥状食品
JPS58183068A (ja) レバ−栄養食品
WO2023223433A1 (ja) 大豆を原料とする人造米の製造方法
JPH0998734A (ja) 茶の風味を有するスナック及びその製造方法
JP2899918B2 (ja) 醤油用加工原料の製造法
KR20190035154A (ko) 분말화된 메주가루를 이용한 고추장 제조방법, 및 이에 따라 제조된 고추장
JPS6135820B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term