JP3404926B2 - 警報処理ユニット - Google Patents

警報処理ユニット

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JP3404926B2
JP3404926B2 JP26285394A JP26285394A JP3404926B2 JP 3404926 B2 JP3404926 B2 JP 3404926B2 JP 26285394 A JP26285394 A JP 26285394A JP 26285394 A JP26285394 A JP 26285394A JP 3404926 B2 JP3404926 B2 JP 3404926B2
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幸司 平田
仁 藤木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自火報、防排煙などの
防災システムの火災受信機の信号処理部として使用され
る自己保持機能を備えた警報処理ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】この種の防災システムは、図2に示した
ように、火災受信機10より複数の監視回線L1〜Ln
を導出し、その各々の監視回線L1〜Lnに防災センサ
ーS、防排煙機器T、各種の警報機器(不図示)を接続
しており、防災センサーSや、各種の警報機器からは発
報信号や警報信号などの諸警報信号を受信して、監視回
線L1〜Lnに接続した防排煙機器Tや、火災受信機1
0に接続した警報装置11や表示装置12を作動するよ
うになっている。また、このような防災システムでは、
火災受信機10から監視回線L1〜Lnの状況を定期的
に監視しており、防排煙機器Tに異常が生じたり、監視
回線L1〜Lnに短絡や断線などの異常を生じたときに
は、その監視回線L1〜Lnから監視信号を受信処理し
て、警報装置11や表示装置12を作動し、異常を報知
するようになっている。 【0003】図3は、このような防災システムの火災受
信機の内部に組み込まれる警報処理ユニット(警報処理
部)の要部構成を簡略化して示したものである。 【0004】監視回線L1〜Lnから諸警報信号や監視
信号が返信されると、監視すべき項目毎に設けたスイッ
チング手段23が作動し、その接点23aが閉じられる
と、対応したホトカプラPCが駆動して、信号処理部2
0に入力される。信号処理部20では、ホトカプラPC
の駆動によって、予め準備されたプログラムやハード構
成に従って、出力回路21を作動する。すると、出力回
路21は対応したリレー22を駆動して、その接点信号
22aを閉じて警報装置24や表示装置(不図示)を作
動し、警報が発せられて必要な異常表示が行われるよう
になっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した警報処理ユニットでは、信号処理部20が監視回
線から諸警報信号や監視信号を受けた後、対応したスイ
チング手段23をオフにして復旧操作を行うと、重要な
諸警報信号を受けていても、異常の発生が分からなくな
ってしまい、例えば、管理者が目を離しているうちに諸
警報信号を復旧された場合には、その発生したことが分
からなくなるなどの問題を生じていた。 【0006】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、監視信号や諸警報信号を受信処理する信号処理
部に自己保持機能を有する保持ユニットを取り付けある
いは取り外し出来る構成にすることにより、信号処理部
に自己保持機能を持たせたり、自己保持機能を持たない
状態(自己保持解除)に容易に切替えができる新規な構
成の警報処理ユニットを提供することを目的としてい
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1において提案される本発明は、防災システム
における火災受信機に組み込まれ、監視回線から監視信
号、諸警報信号を受けてホトカプラを駆動し、その入力
を信号処理部に取込み、出力回路を通じて、所定の警報
装置や表示装置を作動する構成とした警報処理ユニット
の改良であって、上記警報処理ユニットは、監視回線か
ら監視信号、緒警報信号を受けたときにスイッチング手
段を作動してホトカプラを駆動する信号処理部を含んだ
信号処理ユニットと、スイッチング手段が作動した後
は、そのスイッチング手段が復旧された後も、対応して
設けたホトカプラを駆動状態に保持する保持ユニットと
を備えた構成となっている。 【0008】また、上記警報処理ユニットは、監視回線
などから監視信号、諸警報信号を受けたときにスイッチ
ング手段を作動してホトカプラを駆動する信号処理部を
含んだ信号処理ユニットに接続端子を設け、他方の保持
ユニットには対応した接続端子を設けており、これらの
接続端子は着脱可能に接続できる構成となっている。 【0009】 【作用】請求項1に記載した本発明による警報処理ユニ
ットは、信号処理ユニットのホトカプラを駆動状態に保
持する保持ユニットを備えて構成されているので、スイ
ッチング手段が作動した後は、そのスイッチング手段が
復旧された後も、対応して設けられたホトカプラを駆動
状態に保持することができる。 【0010】また上記警報処理ユニットは、信号処理ユ
ニットと保持ユニットとがコネクタによって着脱可能と
なっているので、コネクタを取り外し、接続すれば、信
号処理ユニットに保持機能を持たせたり、保持機能なし
の状態にして使用できる。 【0011】 【実施例】本発明による警報処理ユニットの一実施例の
構成を図1に示す。この警報処理ユニットAは、ホトカ
プラPCと、抵抗Ra、Rbと、ダイオードDと、スイ
ッチング手段23と、CPUで構成された信号処理部4
とで構成される信号処理ユニット1と、トランジスタ3
1、32及び抵抗R1〜R4を図示のように接続して構
成される保持ユニット3とを組み合わせて構成されてい
る。 【0012】監視回線からの諸警報信号や監視信号によ
り、監視すべき項目毎に設けられたスイッチング手段2
3が作動し、その接点23aを閉じると、ホトカプラP
C、抵抗Ra、Rb及びダイオードDに電流が流れると
ともに、抵抗R1及びR2にも電流が流れる。これによ
って、トランジスタ31のベース端子の電圧は、Vdd
レベルから抵抗R1及びR2の分圧比で決まる値へと変
化する。このとき、抵抗R1、R2が適切な値であれ
ば、トランジスタ31がオン状態となり、エミッタ、コ
レクタ間に大きな電流が流れる。次に、この電流の作用
によって、トランジスタ32のベース端子の電圧は、G
NDレベルから抵抗R3及びR4の分圧比で決まる値へ
と変化し、抵抗R3、R4が適切な値であれば、トラン
ジスタ32がオン状態となる。 【0013】このようにして、一旦、トランジスタ32
がオン状態となれば、スイッチング手段23の接点23
aが開かれるなどして、その後に復旧されても、トラン
ジスタ32が抵抗R1、R2に電流を流し続けるために
トランジスタ31はオン状態を維持するとともに、トラ
ンジスタ31に流れる電流の作用により、トランジスタ
32のオン状態も維持される。 【0014】即ち、一度、スイッチング手段23が閉じ
ると、保持ユニット3のトランジスタ31及び32はオ
ン状態を維持し続ける。従って、スイッチング手段23
が復旧された後であっても、抵抗R1、R2には電流が
流れ、電圧降下を生じているため、抵抗R2に接続され
たホトカプラPC及び抵抗Ra、Rbにも電流が流れ続
け、信号処理部4には、ホトカプラPCからの警報信号
が入力され続ける。ここで、トランジスタ31、32の
ベース端子の初期状態、即ち、スイッチング手段23が
作動する前の入力電圧値は、それぞれVddレベル、G
NDレベルであるため、トランジスタ31には、PNP
形のトランジスタを用い、トランジスタ32には、NP
N形のトランジスタを用いる。 【0015】以上の説明により理解される通り、本発明
の警報処理ユニットAによれば、スイッチング手段23
が復旧された後も、保持ユニット3がフォトカプラPC
を駆動状態に保持する。 【0016】さらに、この警報処理ユニットAから、保
持ユニット3のみを分離して、取り出すことが可能であ
り、保持ユニット3を取り除いた後の信号処理ユニット
1は、図3に示した従来例と同一の警報処理ユニットと
して機能する。従って、保持ユニット3と、信号処理ユ
ニット1の対応部分、3箇所C1、C2、C3に対応し
て接続端子TA,TBを設けて、これらの接続端子T
A,TBを、コネクタ(不図示)によって着脱可能とす
れば、信号処理ユニット1に保持ユニットを接続した状
態では請求項1に記載した本発明による警報処理ユニッ
トとして、また接続を外した状態では従来の警報処理ユ
ニットとして使用することができる。 【0017】 【発明の効果】以上の説明より理解されるように、請求
項1において提案された本発明によれば、防災システム
における監視及び諸警報信号が容易に自己保持及び自己
保持解除信号として切り替えることが出来るため、警報
信号の用途にあわせた柔軟な対応が可能になる。また、
信号処理ユニットと保持ユニットとを脱着させて自己保
持機能を持たせたり、持たせなく出来るため、あらかじ
め自己保持機能付と従来の自己保持機能なしの信号処理
回路をそれぞれ2種類つくるのに比べてコストが低減出
来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による警報処理システムの一実施例の構
成を示した図である。 【図2】防災システムの構成を示した図である。 【図3】従来の警報処理システムの構成を示した図であ
る。 【符号の説明】 A ・・・警報処理ユニット 1 ・・・信号処理ユニット 10 ・・・火災受信機 23 ・・・スイッチング手段 PC ・・・ホトカプラ 3 ・・・保持ユニット 4 ・・・信号処理部 C1,C2,C3・・・接続端子 31,32 ・・・トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−108492(JP,A) 特開 平6−96376(JP,A) 特開 平6−290386(JP,A) 実開 昭58−15296(JP,U) 実開 昭54−108681(JP,U) 実開 昭56−168888(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 25/01

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】防災システムにおける火災受信機に組み込
    まれ、監視回線から監視信号、諸警報信号を受けてホト
    カプラを駆動し、その入力を信号処理部に取込み、出力
    回路を通じて、所定の警報装置や表示装置を作動する構
    成とした警報処理ユニットにおいて、 上記警報処理ユニットは、 監視回線から監視信号、諸警報信号を受けたときにスイ
    ッチング手段を作動してホトカプラを駆動する信号処理
    部を含んだ信号処理ユニットと、 スイッチング手段が作動した後は、そのスイッチング手
    段が復旧された後も、対応して設けたホトカプラを駆動
    状態に保持する保持ユニットとを備え、 上記信号処理ユニットに接続端子を設け、 この接続端子に、上記保持ユニットに設けた接続端子を
    コネクタによって着脱可能に接続した構成とした警報処
    理ユニット。
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