JPS62186119A - 遠隔制御型燃焼制御装置 - Google Patents

遠隔制御型燃焼制御装置

Info

Publication number
JPS62186119A
JPS62186119A JP61025721A JP2572186A JPS62186119A JP S62186119 A JPS62186119 A JP S62186119A JP 61025721 A JP61025721 A JP 61025721A JP 2572186 A JP2572186 A JP 2572186A JP S62186119 A JPS62186119 A JP S62186119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
data
base unit
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61025721A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0332686B2 (ja
Inventor
Takeshi Sakata
武司 坂田
Yutaka Sasaki
裕 佐々木
Noriya Shirohige
白髭 憲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
Priority to JP61025721A priority Critical patent/JPS62186119A/ja
Publication of JPS62186119A publication Critical patent/JPS62186119A/ja
Publication of JPH0332686B2 publication Critical patent/JPH0332686B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/24Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
    • F23N5/242Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements using electronic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2223/00Signal processing; Details thereof
    • F23N2223/38Remote control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、燃焼機器の近くにあってこれを直接に制御す
る固定のベースユニットと、このベースユニットにデー
タ転送兼電源ラインを介して接続し、離れた所から該燃
焼機器を制御するためのリモートユニットとから成る遠
隔制御型の燃焼制御装置に関し、特に上記データ転送兼
電源ラインが主として短絡で代表される異常を生じた場
合、当該データ転送兼電源ラインへのベースユニット側
からの電源供給を速やかに遮断するように改良した遠隔
制御型燃焼制御装置に関する。
〈従来の技術〉 昨今、給湯機等の各種燃焼機器の制御装置として、リモ
ートユニットを有する遠隔制御型燃焼制御装置が用いら
れるようになってきた。
そのシステム構成を示すと第4図示のようになり、当該
給湯機等の燃焼機器(図示せず)を直接に制御するベー
スユニット10と、ベースユニツ)とは離れた位置に設
置されるリモートユニット30−1.30−2.、、、
.3O−n(n=1.2.、、、、)とが一般に二本の
データ転送兼電源ライン20にて連絡されていて、この
二本の線路間には電源電位Eoが与えられている。
これを換言すれば、この種のシステムでは電源ライン2
0を利用してベースユニットIOとリモートユニット3
0−1.30−2.、、、、、.30−nとの間でのデ
ータ信号の転送が行なわれるようになっており、そのモ
ードには原則として第5図示のようなキャリア重畳(ち
ょうじよう)方式が採られる。
すなわち、データ信号が第5図の上段に示すようなもの
として例示すると、下段に示されるように直流電源線路
EOに対し、データ信号に応じた周波数成分ないしキャ
リアが重畳されるようになっており、例えばマイクロコ
ンピュータが発するデータ信号が論理値にして低レベル
゛L″である期間、所定の周波数のキャリア信号が直流
電源線路20に重畳される。ただし、電源は交流の場合
もあり、そのときにも電源周波数と異なる周波数を用い
ることで、この重畳方式は同様に採用することができる
これに対し、データ信号に同期させて電源電位Eoをオ
ン−オフする方式もあるが、これはそのための比較的大
型な電源線路スイッチング回路が必要となり、余り望ま
しい方式ではない。
いづれにしても、一般にこのようにして相互に転送され
るデータ信号は、ベースユニット10が複数のリモート
ユニット3O−i(isl、2,3.、、、、 、n)
を順次走査しながら、常に一定周期で双方向に送受信さ
れる態様となる。
しかるに、上記のようなシステム構成に沿った従来の遠
隔制御型燃焼制御装置に関する限り、データ転送兼電源
ラインにもっとも起こり得る事故、そしてまた重大な結
果を招き易い事故として、短絡で代表される異常が生じ
た場合、これを検出して当該データ転送兼電源ラインへ
の電源供給を遮断するための安全構成を施したような公
知例は認めることができない。
もっとも、燃焼制御装置に限ったことではなく、より一
般的にベースユニットとリモートユニットの間のデータ
送受信系として考えられたものなら、特開昭80−10
897号公報に開示された装置がある。
この公報に開示された装置は、ベースユニット内に設け
られているマイクロコンピュータ自身がデータ転送兼電
源ラインのデータ異常を検出するようになっており、あ
る特定のリモートユニットの発するデータ異常を検出し
た場合、対応するドライバ回路を介してリレーを動作さ
せることにより、そのリモートユニットへの電源供給を
断つようになっている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記した従来例による装置は、そもそもデータを監視す
るもので、データ転送周期等に異常が生じた場合に電源
供給を停止することはできても、データ転送兼電源ライ
ン自体が短絡事故を起こ°したとき等にはこれを検出す
ることができない。
また、当該異常を検出するものがベースユニ・ント内に
設けられているマイクロコンピュータ自身であるため、
これに異常が生じた場合には例えデータ異常に関してで
さえ、検出機能を示すことは全く不可能になり、したが
って合せて電源短絡事故が発生すると、重大かつ極めて
危険な状態が具現し得るという致命的な欠点を持ってい
る。
本発明はこうした点にかんがみて成されたもので、デー
タ転送兼電源ラインに短絡で代表される事故が発生した
場合、これを検出して速やかに当該データ転送兼電源ラ
インへの電源供給を遮断でき、かつまたベースユニット
やリモートユニ・ントに内蔵されているマイクロコンピ
ュータに異常が生じたとしても、これとは無関係に短絡
事故を検出できる遠隔制御型燃焼制御装置を提供せんと
するものである。
〈聞題点を解決するための手段〉 本発明は上記目的を達成するため、次のような構成の遠
隔制御型燃焼制御装置を提供する。
燃焼機器を直接に制御するベースユニットと。
離れた所から該燃焼機器を制御するための一つ以上のリ
モートユニットとをデータ転送兼電源ラインを介して相
互に連結すると共に、該データ転送ラインに載せるデー
タを作成し、送受信させるためのマイクロコンピュータ
を上記ベースユニットおよびリモートユニットの各々に
備えて成る遠隔制御型燃焼制御装置であって; 上記ベースユニットおよびリモートユニー/ ト内には
、 それぞれ自身のユニット内の北記マイクロコンピュータ
の作成したデジタルパルス列による送信データを」二記
データ転送兼電源ラインに重畏するに適当な転送波形に
変換する送信回路と、該データ転送兼電源ラインを介し
て送られてくる転送波形および自身の上記送信回路の出
力する転送波形をデジタルパルス列に復調して受信デー
タを作成し、該受信データを自身のユニー/ )内のマ
イクロコンピュータに与える受信回路とを設ける一方: 上記ベースユニー/ )にはさらに、 該ベースユニットの上記送信回路に与えられる上記送信
データと、該送信回路が上記データ転送兼電源ラインに
送出した転送波形を復調した該ベースユニットの受信回
路の出力する受信データとを比較し、該送信データと該
受信データとの間に相違が認められたときに電源遮断信
号を出力する電源監視回路と、 該電源監視回路からの電源遮断信号に応答し、上記リモ
ートユニットへの上記転送兼電源ラインを介しての電源
供給を遮断する電源遮断回路とを設けたこと; を特徴とする遠隔制御型燃焼制御装置。
〈作用および効果〉 本発明の遠隔制御型燃焼制御装置においては、まずベー
スユニット内に、当該ベースユニット内のマイクロコン
ピュータとは別個独立な/\−ドウエアとしての送信回
路および受信回路が設けられている。
送信回路はマイクロコンピュータが出力するデジタルパ
ルス列による送信データを例えば先に第5図に即して示
したような転送に適当な波形に変換する。
受信回路は、逆にデータ転送兼電源ライン中に転送され
る転送波形を受け、これを送信データに準するデジタル
パルス列に復調し、これを受信データとしてマイクロコ
ンピュータに与える。
受信回路は、さらに、当該ベースユニット内の送信回路
の出力する転送波形をもモニタできるようになっている
したがって、データ転送兼電源ラインが正常に機能し、
ベースユニットからリモートユニットへのデータ転送が
正常に行なわれているときには、ベースユニット内の送
信回路に与えられるマイクロコンピュータからの送信デ
ータと、同じベースユニット内の受信回路が出力する受
信データとは、送受信回路間の転送時間を無視すれば(
実際上、極めて小さくできる)、時間的にも同一ないし
相似のパルス波形列となる。
しかし、データ転送兼電源ラインに短絡で代表される事
故が発生すると、マイクロコンピュータが出力した送信
データは、確かに送信回路を介して転送に適当な転送波
形として出力されても、線路短絡があれば、受信回路で
はこの転送波形を受けることができないから、当然に受
信回路の出力する受信データと上記送信データとは時間
的にも形態的にも異なるものとなる。一般にはこのとき
、受信データは単なる一定電位ないし一定論理の連続と
なる。
したがって、ある時点においての両データ信号の相違は
公知既存の回路技術をしても容易に判定できるから、上
記要旨構成中に述べられているように、ベースユニット
のマイクロコンピュータが送信するときにのみ、こうし
た判定をなす電源監視回路を設ければ、これから電源遮
断信号を発することができる。
この電源遮断信号に基づき、電源遮断回路はベースユニ
ットの電源回路からのリモートユニットへの電源供給を
遮断する。
電源遮断回路の具体的な回路構成自体は、これも公知既
存の電子回路技術により、当業者であれば極めて容易に
実現可能であり、都合の良い信号形態の電源遮断信号に
応答して確実にデータ転送兼電源ラインを解放(電源遮
断)することは間違いなくできるので、結局1本発明に
よれば、データ転送兼電源ラインに短絡事故が生じた場
合、速やかに当該データ転送兼電源ラインへの電源供給
を断ち、安全を確保することができる。
さらに、送信回路、受信回路、電源監視回路、電源遮断
回路は、それぞれベースユニー/ ト内蔵のマイクロコ
ンピュータとは別個なハードウェアであるので、当該マ
イクロコンピュータに暴走等の事故が生じても、データ
転送兼電源ラインの短絡・バ故は確実にこれを検出する
ことができる。
また付随的な効果であるが、電源監視回路は送信データ
と受信データとを監視しているため、当該送受信回路系
の故障をも検出することができる。
〈実 施 例〉 第1図には、本発明によるデータ転送兼電源ラインの異
常検出機能を有する遠隔制御型燃焼制御装置の一実施例
における燃焼制御用ベースユニットlOと、このベース
ユニット10に当該データ転送兼電源ライン20を介し
て各接続した複数のリモートユニット30−1.30−
2.、、、.3O−n(n=1.2.、、、、)の内部
概略構成が示されており、各リモートユニット3O−i
(i=1.2.、、、、、n)は全て同じ構成で良い。
まず静的な構成としては、ベースユニット10内には商
用電源A、C,に接続した電源回路12があり、当該電
源回路12からは一般に複数の正負直流電圧端子対Vl
 、 Gl ; 、、、、、、 ; Vn 、 Gnが
引き出されている。もっとも実際には接地側端子Gl 
; 、、、、、、 ; Gnは共通となることが多い。
図示実施例では、この中、本発明の動作に係る端子対は
Vl 、 Glであるとし、これによりリモートユニッ
トおよびベースユニット内の後述の送信、受信回路13
.14が稼動するものとして置く。
ただし、各ハードウェア部分13.14は別な電源端子
対から電源を採っていても、後述の所から顕かなように
、本発明の要旨は満足することができる。
電源回路12のVl 、 Gl端子は、電源遮断回路1
6を介した後、データ転送兼電源ライン2oに電源電位
Vl’ 、Gl’ を与え、したがってこの二本の線路
から成るデータ転送兼電源ライン20により、各リモー
トユニット30−1が稼動する。
ベースユニー)10内には、図示しない燃焼機器の各種
燃焼動作を制御すると共に、各リモートユニットとの間
でデータのやりとりを行なうマイクロコンピュータ11
が備えられており、これはリモートユニー/ )への送
信データ17を出力する。この送信データ17は、後に
示されるように、一般にデジタルパルス列の形態を採っ
ている。
当該送信データ17は、本発明により設けられている送
信回路13に与えられ、ここで先に第5図に示して説明
したような変調動作が行なわれ、当該送信データ17を
データ転送兼電源ライン20に載せるに適当な転送波形
とされる。
一方、データ転送兼電源ライン20中の転送波形は受信
回路14でモニタされており、したがって当該受信回路
の入力には、いづれかのリモートユニット30−iがデ
ータ転送兼電源ライン20に出力した上記と同様な転送
波形が与えられる外、ベースユニット内の送信回路13
自身が出力した転送波形も入力される。
受信回路14はこうした入力波形を復調し、もとのデジ
タルパルス列より成る受信データ19とした後、これを
マイクロコンピュータ11に与える。
しかるに、図示はしていないが、上記のマイクロコンピ
ュータ11、送信回路13.受信回路14は、それぞれ
のリモートユニッ)30−i中にも設けられているもの
である。そのためにベースユニットとリモートユニット
との間でのデータの送受信が可能となるのである。
ベースユニット独自にさらに備えられているものは、電
源監視回路15である。これは、マイクロコンピュータ
11が出力する送信データ17と、当該マイクロコンピ
ュータ11が送信モードにあるときに送信回路13から
受信回路14を介してマイクロコンピュータ11に帰還
される受信データ19とを比較するもので、両データ相
互の間に時間的な相関、すなわち同一性ないし相似性が
なくなった場合、電源遮断信号Ssを発する。
ただし、ベースユニツ)10内のマイクロコンピュータ
Uが受信モードにあるときには、当然、マイクロコンピ
ュータ11からの送信データ17は出力されておらず、
一方、受信回路14の出力にはあるリモートユニット3
0−iから送られてきた転送波形を復調した結果として
のパルスが受信データ19として生ずるから、両データ
には相違が出る。このときには1[源監視回路15から
電源遮断信号Ssが出力されては具合が悪いので、上記
電源監視回路15による判定は、ベースユニット内蔵の
マイクロコンピュータllが送信モードにあるときに限
る必要がある。
そのための手段自体は公知既存の回路技術をしても様々
あり、どれを採用しても差支えないが、この実施例では
マイクロコンピュータ11から送信イネーブル信号18
を出力させるようにし、これによって送信回路13を選
択稼動させると共に、当該送信イネーブル信号18が有
意に出力されて−いるときに限り、電源監視回路15に
よる送受信両データの比較判定を行なわせるようにして
いる。
またこの実施例では、本発明要旨とは関係がないが、通
常この種のマイクロコンピュータに備えられているパワ
ーオンリセット回路の出力Psを利用し、故障修復後、
マイクロコンピュータ11の再スタートに伴うパワーオ
ンリセットにより、電源監視回路15を初期状態に戻し
、電源遮断回路16を電源供給モードに付けるようにし
ている。
以下、第2図における各部の波形図をも参照して説明す
ると、ペースユニツ1−10内のマイクロコンピュータ
11は、部分■や■°で示されるように、自身に与えら
れている送信タイミングにおいて送信回路13に送信デ
ータ16を送出すると共に、送信回路13に送信イネー
ブル信号18を与える。
これらイネーブル信号18と共に送信データ17を受け
た送信回路13では、例えば先に第5図に即して説明し
た転送モードにより、当該送信データ16を電源ライン
を兼ねたデータ転送兼電源ライン20に載せる。そのた
め、このときのデータ転送兼電源ライン20の転送波形
は、第2図の部分■や■。
で示されるようなものとなる。
この転送波形は、同じベースユニット内の受信回路14
でもモニタされ、したがってこの受信回路14の復調出
力は、第2図に部分■や■°で示されるように、送信デ
ータ17に等測的に等しい、ないし時間的な相関を持っ
た受信データ18となる。
データ転送兼電源ライン20に関しては、各リモートコ
ントロールユニット30−iは全て並列であり、上記の
ベースユニット10内の送信回路出力による転送波形は
全てのリモートユニッ)30−iに入力されるが、ここ
であるリモートユニッ)30−iのみがこの送信データ
17を受ける状態に付けられているものとすると、ベー
スユニット内受信回路14と同様の構成で良い当該リモ
ートユニツ) 30−i内の受信回路は、上記データ転
送兼電源ライン中のデータ信号成分としてのキャリアを
抽出し、第2図中に部分■や■゛で示されるように、ベ
ースユニット内受信データ17と等価な受信データを得
て、これを自身のマイクロコンピュータに入カスる。
ベースユニット10側から送られてきた送信データ17
に対し、リモートユニッ)30−iでは、当該送信デー
タ17に応じてベースユニッ)10へ送り返す所定の送
信データを作成し、ベースユニット内送信回路13と同
様の構成で良い送信回路から例えば第2図中、部分■や
■゛で示されるように予定のパターンの転送波形をデー
タ転送兼電源ライン20に送出する。
ベースユニットlO内の受信回路14は、第2図中の部
分■や(Φ°で示されるように、このデータを受信デー
タ19として検出してマイクロコンピュータ11に入力
させる。
このような動作をデータを更新しながら一番目からn番
目までのリモートユニッ)30−iに関して繰返し行な
っていくことにより、図示のシステムは動作する。もち
ろん、n番目からは一番目に戻る。
このようなデータ転送動作だけであるなら、それは通常
の、ないし正常な動作状態であり、従来においてもこの
ようなシーケンスが取られていた。
これに対して、本発明は特に以下説明するように、第2
図中、矢印Sで示されるように、データ転送兼電源ライ
ン20に短絡事故が発生したときに、ベースユニット側
からの送信タイミングにおいて次のような安全機能を呈
する。
ベースユニットlO内のマイクロ、コンピュータ11か
ら第2図中、部分■°°で示されるように、送信データ
が送信回路13に与えられ、かつ送信イネーブル信号1
8が送信回路13および電源監視回路15に与えられた
ときに、すでにデータ転送兼電源ライン20に短絡事故
が発生していると、本来ならば仮想線の部分(ゆで示さ
れるように、ベースユニット10内の受信回路14の出
力にも相補的な受信データパルスが生ずるはずであるが
、受信回路14の出力は何の変化も生じない状態が生ず
る。
したがって、判定に必要な時間Tdを経過した後(実際
にはこれはほとんど考えに入れなくても良い)、電源監
視回路15の出力には電源遮断信号Ssが生じ、ために
電源遮断回路16が稼動して、データ転送兼電源ライン
20への電源v1°、G1°の供給を断つ。
なお、このように本発明装置の安全機能が生じた後、事
故復旧してマイクロコンピュータ11を再稼動させたと
きには、電源監視回路15および電源遮断回路1Bを初
期状態に復帰させると望ましい。
そのためには、先に少し述べたように、通常この種のマ
イクロコンピュータに備えられているパワーオンリセッ
ト回路の出力Psを利用し、故障修W?ft、マイクロ
コンピュータ11の再スタートに伴うパワーオンリセッ
トにより、電源監視回路15を初期状態に戻し、電源遮
断回路1Bを電源供給モードに付けるのが合理的である
そこで、本書においては、こうした付随構成をも含めて
、限定的ではないが電源監視回路15と電源遮断回路1
Bの一構成例をwS3図(A)、(B)にそれぞれ示し
て置く。
第3図(A)に示されるように、本例における電源監視
回路15は、送信データ17と受信データ18とを両入
力に受ける排他的論理和回路151を有し、その出力を
送信イネーブル信号18との間でナントゲート152に
よりナンド処理している。
したがってまず、このナントゲート152の出力は、先
に第2図中にあって部分■°“および■で示した事故状
態下における電源遮断信号を構成する。
しかし、これは直接、当該電源監視回路出力とされるの
ではなく、パワーオンリセット信号Psとの間でそれら
が発生する度に論理値を反転させるフリップフロップ1
53と、さらにドライバ154を介した後に所期の電源
遮断信号Ssとして出力される。
一方、電源遮断信号Ssを受ける電源遮断回路16は、
図示の例ではもっとも簡単な構成であって、ベースが接
地に落ちているときに導通するトランジスタ161をデ
ータ転送兼電源ライン20のホット側に直列に挿入する
ものとなっており、電源遮断信号Ssは抵抗162を介
してこのトランジスタ181のベースに与えられている
このようにして、データ転送兼電源ライン20に短Af
5事故が発生していない場合には、電源監視回路15内
のドライバ154の出力は等測的に接地に落ち、したが
って電源遮断回路中のトランジスタ161は自身による
電圧降下分を供給電圧Vlから差し引いた電圧v1“を
データ転送兼電源ライン20に供1合している。
しかし、送信データ17と受信データ19との間に相違
が生ずると、フリップフロップ153が反転し、ドライ
バ出力を有意電位に引き上げ、電源遮断回路16内のト
ランジスタ!61を非導通とし、データ転送兼電源ライ
ン20への電源供給を停止する。。
その後、パワーオンリセット信号Psが与えられれば、
フリップフロップ153は再び反転し、ドライバ出力を
接地に落とすことにより、自動的にデータ転送兼電源ラ
イン20への電源供給再開が果たされる。
なお、電源監視回路の排他的論理和ゲート151の出力
に備えられているキャパシタ155は送信データ17と
受信データ19とのタイムラグを殺す役目をしている・ 以上のように、本発明によれば、データ転送兼電源ライ
ン20の短絡に代表される事故は完全に検出することが
でき、しかもマイクロコンピュータ11が例え異常状態
にあってもこれに無関係に当該事故を検出することがで
きる。しかし、図示実施例に沿った構成の場合には、そ
れのみならず、送信回路13や受信回路14の異常をも
合せて検出することができる。どちらか一方が故障すれ
ば、例えマイクロコンピュータ11の送信タイミングに
あっても送信データ17と受信データ19との間には相
関性が失われるからである。
なお、上記説明においてはリモートユニットは複数ある
ものとしてきたが、本発明の作用から顕かなように、少
なくとも一つ以上のリモートユニットを有する燃焼制御
装置であれば、本発明を有効に適用することができる。
データの転送モードについても、上記実施例では第5図
に示されたモードにしたがう場合を示したが、他の転送
モードであっても構わない。
また、図示の場合には送信回路13および受信回路14
は電源遮断回路teの出力以降の点から電源を供給され
るようになっており、したがって異常検出に伴ってこれ
らへの電源も遮断されるが、これは本発明要旨上は必須
ではない、しかし望ましいことに変わりはないので1例
えば送信回路13や受信回路14の電源をベースユニッ
ト内電源回路12の他の電源端子対Vi 、 Giから
採るようにしたときには、これらの間にも電源遮断回路
を挿入しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の望ましい一実施例の遠隔制御型燃焼制
御装置の要部の回路構成図、第2図は第1図示の回路に
おける要部信号波形図、第3図は本発明に用いることの
できる電源監視回路および電源遮断回路の回路構成例の
説明図、第4図はこの種遠隔制御型燃焼制御装置の従来
からのシステム構成例の説明図、第5図はデータ信号と
その転送モード例の説明図、である。 図中、lOはベースユニット、11はマイクロコンピュ
ータ、13は送信回路、14は受信回路、15は電源監
視回路、16は電源遮断回路、17は送信データ、1日
は送信イネーブル信号、19は受信データ、20はデー
タ転送兼電源ライン、30はリモートユニット、Ssは
電源遮断信号、である。 第5図 デ′−タ4号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃焼機器を直接に制御するベースユニットと、離れた所
    から該燃焼機器を制御するための一つ以上のリモートユ
    ニットとをデータ転送兼電源ラインを介して相互に連結
    すると共に、該データ転送ラインに載せるデータを作成
    し、送受信させるためのマイクロコンピュータを上記ベ
    ースユニットおよびリモートユニットの各々に備えて成
    る遠隔制御型燃焼制御装置であって; 上記ベースユニットおよびリモートユニット内には、 それぞれ自身のユニット内の上記マイクロコンピュータ
    の作成したデジタルパルス列による送信データを上記デ
    ータ転送兼電源ラインに重畳するに適当な転送波形に変
    換する送信回路と、 該データ転送兼電源ラインを介して送られてくる転送波
    形および自身の上記送信回路の出力する転送波形をデジ
    タルパルス列に復調して受信データを作成し、該受信デ
    ータを自身のユニット内のマイクロコンピュータに与え
    る受信回路とを設ける一方; 上記ベースユニットにはさらに、 該ベースユニットの上記送信回路に与えられる上記送信
    データと、該送信回路が上記データ転送兼電源ラインに
    送出した転送波形を復調した該ベースユニットの受信回
    路の出力する受信データとを比較し、該送信データと該
    受信データとの間に相違が認められたときに電源遮断信
    号を出力する電源監視回路と、 該電源監視回路からの電源遮断信号に応答し、上記リモ
    ートユニットへの上記転送兼電源ラインを介しての電源
    供給を遮断する電源遮断回路とを設けたこと; を特徴とする遠隔制御型燃焼制御装置。
JP61025721A 1986-02-10 1986-02-10 遠隔制御型燃焼制御装置 Granted JPS62186119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61025721A JPS62186119A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 遠隔制御型燃焼制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61025721A JPS62186119A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 遠隔制御型燃焼制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62186119A true JPS62186119A (ja) 1987-08-14
JPH0332686B2 JPH0332686B2 (ja) 1991-05-14

Family

ID=12173662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61025721A Granted JPS62186119A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 遠隔制御型燃焼制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62186119A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0332686B2 (ja) 1991-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62226271A (ja) Posル−プ自動切換装置
JPS62186119A (ja) 遠隔制御型燃焼制御装置
JP3570823B2 (ja) 多重伝送装置
JPS60213195A (ja) 遠方監視制御装置
JP3497855B2 (ja) 2重系装置
JP3392938B2 (ja) 2重系装置
JP3472891B2 (ja) 制御通信システム
JP2591110B2 (ja) 信号切替方式
JP2003248633A (ja) 耐障害性環境でバイナリ信号の状態を符号化/復号する方法
JPH0210935A (ja) 信号伝送装置
JPS58225738A (ja) 分散形伝送システム
JP3404926B2 (ja) 警報処理ユニット
JPS61164355A (ja) エレベ−タの故障通報装置
JPH01221952A (ja) マルチドロップ方式の伝送回路
JPH0744789A (ja) 線路異常監視装置
JPS59224938A (ja) ネツトワ−クシステム
JPH0328009B2 (ja)
JPH03208429A (ja) 時分割多重通信システム
JPS58119024A (ja) バス診断装置
JPS6258172A (ja) 信号伝送線の短絡検出方法
JPS62186118A (ja) 遠隔制御型燃焼制御装置
JPH0746290A (ja) 状態検出回路
JPS57111621A (en) Bus monitoring system
JPH063919B2 (ja) 負荷制御システム
JPS6149863B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees