JPS60213195A - 遠方監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この発明は、親局と子局とを制御回線および表示回線に
より接続して構成された遠方監視制御装置に関する。

〔従来技術〕

一般に、この種遠方監視制御装置は、親局と子局とを制
御回線および表示向＠により接続して構成されており、
親局より制御データが制御回線を通して子局に送信され
、制御データが子局の呼び出し情報の場合には子局の機
器の状態を示した表示データが表示回線を通して親局に
返信されるとともに、制御データが制御情報の場合には
子局の該当の機器が所定制御されるようになっている。

ところで、前述の遠方監視制御装置では、子局がなんら
かの異常になった場合、核子局を再復帰させるだめの機
能が必要になる。

昔のリレ一式のものにおいては、子局側で記憶したリレ
ーの状態が誤まってそのまま残り正規の動作が行なえな
くなったり、または異常になったときは、その時点で子
局の論理を停止させ、これを検出した親局からのリセッ
ト信号により子局を復帰させている。

しかし、近年のサイクリック式のものにあっては、子局
自身が自己診断機能を備え、ウオッチドックタイマ−等
で一定時間堤上の異常を検知した場合に自動再起動を掛
けて自己復帰を行なうようにしているか、予測できない
状態、すなわちなんらかの原因で自己復帰できない状態
に陥った場合には再復帰のための手段かなく、その都度
子局。

すなわち現場に出向いて人為的にリセットまたはパワー
クリヤを行ない復帰させねばならない欠点がある。

ここで、前述の予測できない状態に陥った場合に遠方の
親局から再復帰をさせようとすると、再復帰のための専
用の信号が必要となるが、子局ではその論理回路が異常
になっているため、専用の信号にいわゆる通常の信号が
使用できない。

〔発明の目的〕

この発明は、前記の点に留置してなされたものであり、
子局がなんらかの原因で異常に陥り自己復帰できなくな
った場合、この異常を検知した親局からの操作により特
殊な専用信号を用いることなく当該子局を再起動させる
ことを目的とする。

〔発明の構成〕 この発明は、親局と子局とを制御回線および表示回線に
より接続してなる遠方監視制御装置において、前記子局
に、制御回線の断の検出により起動し一定時間のクリヤ
信号を形成して該クリヤ信号を当該子局のパワークリヤ
信号とするクリヤ信号作成回路を設け、前記子局の異常
を検出した親局により前記制御回線を強制的に断にし、
前記子局を前記パワークリヤ信号により再起動させるこ
とを特徴とする遠方監視制御装置である。

〔発明の効果〕

したがって、この発明の遠方監視制御装置によると、子
局か異常に陥った場合、親局においてこれが検知される
と該親局は制御回線を強制的に断にするため、前記子局
においては制御回線の断によりクリヤ信号作成回路か起
動し、クリヤ信号が出力されるとともに、これが当該子
局のパワークリヤ信号となり、子局が再起動されるもの
であり、現局からのパワークリヤ的な操作により子局の
再起動が行なえ、その都度現場の子局に出向く必要もな
く、しかも、親局において制御回線を断にするのみで子
局の再起動が実現でき、安価にして実施できるものであ
る。

〔実施例〕

つぎにこの発明を、その１実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。

図面において、ｔｌｌは親局、（２）は子局であり、親
局（１）と子局１２１とが、親局＋１１から子局（２１
に制御データを伝送する制御回線（３１および子局（２
１から親局１１）に表示データを伝送する表示回ｗＪ（
＋１により接続されている。

（６）は親局（１）の論理回路であり、親局ｆ１１から
の制御データが論理回路：５）から並−直列変換回路（
以下ＰＳ変換回路という）および変調回路を通して子局
）２１に送信されるとともに、子局１２１からの表示デ
ータが親局ｉｌｌ　ＹＣおいて徨調回路および直−並列
変換回路（以下ＳＰ変換回路という）を通して論理回路
（６）に取り込まれる。この親局（１）には子局１２）
の異常を検知した場合に操作される子局復帰用スイッチ
が設けられるとともに、該スイッチが接になったときに
一定時間動作するリレーが論理回路（６）に備えられて
おり、このリレーの常閉接点（６）が制御回線（３）に
直列に挿入されている。

（７）は子局１２）の論理回路であり、親局（１）から
制御回線（３）を介して送信されてきた制御データが律
調回路（８）およびＳＰ変換回路（９）（ｉ−通して論
理回路（７）に取り込まれる、ＯＱは前記受信された制
御データが制御情報の場合に当該子局１２＋の該当する
外部機器に制御信号を出力する制御出力回路、（１１；
は外部機器の状態等を論理回路（７）に入力する表示入
力回路であり、前記制御データが呼ひ出し情報の場合に
論理回路（７）は表示入力回路（１１１を介して外部機
器の状態を陸み取り、このデータをＰＳ変換回路１１２
）および変調同名１１３１全通して表示回線（４）上に
送出し、親局ｆｉ１に表示データを送信する。ここで、
前記彷調回・烙（８）には、制低回路（３□１からの受
信信号の断。

すなわち制御部回路（３１の回・４断を検出する機能が
イ笥らえれ、該回線断の検出により所定の接点を閉成し
て回線断信号を出力するようになっており、この構成は
従来と同様である。

Ｑ４１は復調回路（８）つ）らの回線断信号により起動
され所定時間表示入力回路（１１１に回線断表示イに号
を出力するタイマー回路であり、回線断表示１５号が出
力された場合、論理回路（７）は表示入力回路（１１１
を介してこれを読み込み、子局（２）からの表示データ
の所定の項目を用いて親局（１）に回線断を知らせる。

（ｉｌｌは前記得調回路（８）からの回線断信号により
起動され一定時間のパルス幅のクリヤ信号を出力するク
リヤ信号作成回路であり、このクリヤ信号は当該子局（
２１のパワークリヤ信号として論理回路（７）のクリヤ
端子に入力される、 そして、子局゛１２１がなんらかの原因、たとえは制御
渋滞等で異常に陥り自己復帰できなくなった場合、これ
が表示回線（４）を介して親局（１）において検出され
ると、親局（１）では子局復帰用スイッチが接操作され
、リレーが一定時間動作してその常閉接点（６）が開成
され、制御回線（３）が一定時間強制的に断の状態とな
る。

一方、子局１２１では、徨調回路（８）において前記制
御回線（３）の断が検出されると、回線断信号が出力さ
れルタめ、タイマー回路１１４１およびクリヤ信号作成
回路００がそれぞれ起動され、作成回路＃）より一定時
間幅のクリヤ信号が出力されることにより、これがパワ
ークリヤ信号となり、論理回路（７）のパワークリヤ、
すなわち子局］２１の再起動が掛けられる、 さらに、作成１回路（ｌωからのクリヤ信号により論理
回路（７）か正常に復帰すると、表示入力回路（１１１
を弁して読み込んだ各種データが表示データとして表示
回線１４）上に送出され、親局１１）がこれを受信する
ことにより、子局１２）の正常復帰が確しされることに
なる。

したかつて、前記実施例によると、子局）２１の異常時
、親局（１１から子局１２）のパワークリヤ的な操作を
して子局（２）を再起動させることができるとともに、
子局１２＋が正常にｆｆ！したか否かのチェックか行な
え、その都度現場に出向いて子局１２）のリセット操作
を行なう必要がなく、従来欠点を解消できるものであり
、しかも、親局（１）におけるパワークリヤ的な操作の
手段として、制御回線（３）の回線断を活用し強制的に
制御回線（３）を断にすることにより行なえるため、専
用の信号も不要となり、安価にして実施できる利点があ
る、

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の遠方監視制御装置の１実施例のブロッ
ク図である、 ＋１１・・親局、（２）子局、（３）・・・制御回線、
１４１・・・表示回線、（Ｉω　クリヤ信号作成回路。 代理人　弁理士　藤　１）龍太部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　親局と子局とを制御回線および表示回線により接続
   してなる遠方監視制御装置において、前記子局に、制御
   回線の断の検出により起動し一定時間のクリヤ信号を形
   成して該クリヤ信号を当該子局のパワークリヤ信号とす
   るクリヤ信号作成回路を設け、前記子局の異常を検出し
   た親局により前記制御回線を強制的に断にし、前記子局
   を前記パワークリヤ信号により再起動させることを特徴
   とする遠方監視制御装置。