JP3401026B2 - 自動車間通信による走行制御装置 - Google Patents

自動車間通信による走行制御装置

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JP3401026B2
JP3401026B2 JP6416492A JP6416492A JP3401026B2 JP 3401026 B2 JP3401026 B2 JP 3401026B2 JP 6416492 A JP6416492 A JP 6416492A JP 6416492 A JP6416492 A JP 6416492A JP 3401026 B2 JP3401026 B2 JP 3401026B2
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潤市 石井
美江 岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の予防安全技術
に係わり、特に車車間の情報通信により前方の交通状況
を把握し、該情報により車両内に存在する各種装置を制
御し、さらに必要な情報を後続車に送信し、走行の安全
性を確保する車両用走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車を運転する際には、運転車が、
視覚、聴覚等を使って走行状況を認識して、走行戦略を
立てている。
【0003】例えば、前方に凍結路面が存在する場合に
は、運転車は、視覚や体感温度等により、その存在を認
識し、ブレーキによる減速等により、凍結路面でのスリ
ップ等の危険状況を回避している。
【0004】また、先行車が、急ブレーキをかけた場
合、ストップランプの点燈を視覚にて認識し、衝突を回
避すべく、自車も急ブレーキをかけることになる。
【0005】このように、各種の交通情報は、刻々と変
化し、予め知らされることがないため、人間の五感を利
用して、臨機応変かつ迅速に危険の回避を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように車両の運
転は、人間の感覚を利用して行われているが、疲労時や
夜間等には人間の能力を十分発揮できないことがあり、
この様な場合にも各種交通状況を正確に把握すること
が、安全な走行を確保するうえで必要である。
【0007】しかし、運転経験の少なさや、加齢による
運転技術の低下により、必ずしも迅速な危険回避操作が
行えない場合があるのも、経験的事実の示すところであ
る。
【0008】そこで、自車両の前方の各種の交通情報
を、予め把握でき、該情報に応じて、車両内に設けられ
た各種の装置の制御を行う、安全走行のための装置の提
供が期待されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、車車間の通
信手段を用いて、安全走行に必要な情報を得ることによ
って、安全走行を支援する装置を提供するものであり、
以下のような手段が考えられる。
【0010】前方に存在する他車からの情報を受信する
手段と、前方車および自車の情報を処理した結果を、後
方に存在する他車へ送信する手段と、自車内に存在する
各種コントローラと接続された走行情報処理手段とから
なる構成が考えられる。
【0011】また、自車内に蓄えられている地図情報
に、前方車から送信された地図情報を付加する、地図付
加データ記憶手段を有する構成としてもよい。
【0012】さらに、付加された地図情報が示す位置か
ら所定距離内に、自車位置が存在する時、自車の駆動・
制動手段を起動させる走行制御手段を有する構成として
もよい。
【0013】また、自車の急ブレーキの情報を、最も高
い優先順位で、後方に存在する他車へ送信する構成も考
えられる。
【0014】この場合、急ブレーキ時は、割込み処理に
より、情報を後方に存在する他車へ送信する構成にすれ
ばよい。
【0015】またこの場合、他車情報が欠落している場
合には、情報として利用しない構成とすることも考えら
れる。
【0016】さらに、各種道路情報を後方に存在する他
車に送信する際、車の台数をインクリメントしながら、
情報を送信する構成も考えられる。
【0017】この場合、自車位置検出手段を有する車両
の場合、車の台数に加え、その車両の位置情報を送信す
る構成としてもよい。
【0018】また、スリップ路面の情報を送信する構成
も考えられる。
【0019】さらに、自車がスリップ路面の情報を受信
したとき、該路面が存在する箇所から所定距離内に侵入
したとき、警告手段、あるいは、減速手段を駆動する構
成も考えられる。
【0020】また、所定時間内の平均速度が、所定値よ
り小さい場合には、渋滞とみなし、該渋滞情報を後方に
存在する他車へ送信する構成も考えられる。
【0021】さらに、渋滞を検知した場合、予め決定さ
れている渋滞走行時のギア位置に変速機のシフトギア設
定する構成も考えられる。
【0022】なお、情報送受信媒体として光を使用した
場合、送・受光部を自動車の方向指示器の内部、あるい
は、前照燈内に設置した構成が考えられる。
【0023】
【作用】本装置を搭載する車両は、先行車からの情報を
利用するものでありかつ、後続車に情報の利用を提供す
るものでもある。
【0024】なお、本装置は、前方に存在する他車から
の情報を受信する手段と、前方車および自車の情報を処
理した結果を、後方に存在する他車へ送信する手段と、
自車内に存在する各種コントローラと接続された、走行
情報処理手段を有して構成される。
【0025】自車と他車の間で送受信される情報として
は、前方車の位置情報、急ブレーキの情報、スリップ路
面の存在、および、所定時間内の平均速度が所定値より
小さい場合に判断された「渋滞」であるという情報等が
ある。
【0026】これらの情報を送信する際には、適当な優
先順位を決めて送信される。
【0027】例えば、車車間の衝突を回避するため、急
ブレーキの情報は、最も高い優先順位をつけられ送信さ
れる。
【0028】このためには、急ブレーキ時には、割込み
処理を行うことにより、該情報が送信されるようになっ
ている構成にしておけばよい。
【0029】さらに、渋滞情報を送信する際等には、該
情報に、車両の台数をインクリメントして得られた車両
台数の情報と自車位置の情報を付加することにより、後
続車にとって、より有益な情報が提供されることにな
る。
【0030】また、上記各種の情報を得ることにより、
自車両内では、例えば以下に示すような安全のための走
行制御が行われる。
【0031】例えば、スリップ路面の存在点から所定距
離以内に自車が侵入した場合には、警告手段の駆動によ
り、運転車に注意を喚起したり、減速のための制御が行
われる。
【0032】また、渋滞情報を受信した場合には、渋滞
走行に適したギア設定(例えば、低スロットル開度で、
セコンドギアを設定する)を行う制御が行われる。
【0033】なお、情報の送受信の媒体としては、例え
ば光が用いられ、光を用いた場合、送受光部を、車両の
方向指示器の内部や、前照燈内に設置する構成が、考え
られる。
【0034】このように、先行車を、各種交通情報をセ
ンシングする、自車両のための一種のセンサと考え、セ
ンシングされた情報に応じて、自車両内に存在する各種
装置の制御を行うことにより、安全走行のための走行制
御装置を提供できることになる。
【0035】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示し、これについ
て説明する。
【0036】本実施例は、自動車間通信手段10、走行
情報処理部20、地図付加データ記憶部30、走行制御
部40、車内コントローラ通信部50を有して構成され
る走行制御コントローラ100からなっている。
【0037】また、図2に示すように、走行制御コント
ローラ100は車内通信回線60を介して各種コントロ
ーラ(ブレーキ制御コントローラ52等)と接続されて
いる。 以下、走行制御コントローラ100の構成要素
について説明する。
【0038】自動車用通信手段10は、自車と他車の間
の情報通信のための手段であり、送信部12および受信
部13を有して構成される。
【0039】通信媒体としては、例えば赤外線等の光や
ミリ波等の電波が使用される。
【0040】走行情報処理部20は、他車からの入力情
報を処理し、さらに該情報を加工し、自車両のデータを
も付加した情報を作成するための手段であり、CPU、
RAM、各種TTL等の電子デバイスにて構成される。
【0041】また、該情報は、送信部12を使用して、
後続車に伝えられる。
【0042】さらに、走行情報処理部20は、ドライバ
の警告のためインストメンタルパネル内に設けられた表
示、音声指示等の装置と連結されており、所定時には、
該装置を起動させ、運転者に注意を喚起せしめる構成と
しても良い。
【0043】地図付加データ記憶部30は、走行情報処
理部20にて処理された情報内に、位置情報が含まれて
いる場合に、該情報を記憶しておき、さらに、走行情報
処理部20が該情報をアクセスすることができるように
する手段であり、CPU、RAM、各種TTL等の電子
デバイスにて構成される。
【0044】車内コントローラ通信部50は、車内通信
回線60を介して、走行制御コントローラ100と各種
コントローラとの間でデータを送受信するための手段で
あり、通信用IC等の電子デバイスにて構成される。
【0045】また、車内通信回線60は、光ファイバ等
を使用した車内ローカルエリアネットワーク(LAN)
を利用するものや、直接各種コントローラ(図2に示す
ブレーキ制御コントローラ52等)に、必要に応じて配
線数を決め、配線する構成としてもよい。
【0046】走行制御部40は、走行情報処理部20か
ら送られた情報に基づき、車内コントローラ通信部50
および車内通信回線60を介して、車内の各種コントロ
ーラと信号を送受信する手段であり、CPU、RAM、
各種TTL等の電子デバイスにて構成される。
【0047】なお、図2に示されるように、各種コント
ローラとしては、ブレーキ制御コントローラ52、エン
ジン制御コントローラ53、変速機制御コントローラ5
4、自車位置評定コントローラ55等がある。
【0048】ブレーキ制御コントローラ52はブレーキ
を自動的に制御する手段であり、例えばアンチブレーキ
システム(以下「ABS」と記す)を有する構成が考え
られる。
【0049】エンジン制御コントローラ53は、スロッ
トル開度、空燃費、点火時期等を制御し、例えば出力ト
ルクを制御する手段であり、CPU、RAM、各種TT
L等の電子デバイスにて構成される。
【0050】変速機制御コントローラ54は、変速機の
ギアシフト等の制御を行う手段であり、CPU、RA
M、各種TTL等の電子デバイスにて構成される。
【0051】自車位置評定コントローラ55は、自車位
置評定のためのナビゲーションシステムであり光ファイ
バジャイロ、GPS等を有して構成される。
【0052】なおこの他、例えば後輪操舵の制御を行う
コントローラ等を有しておれば、さらに安全のための走
行制御が可能となる。
【0053】なお、本実施例では主として、スリップ路
面の情報、急ブレーキの情報、渋滞状況の情報が車車間
通信される場合に限定して、以下説明する。
【0054】もちろん、送受される情報は、これに限ら
れたものではなく、例えば道路の勾配等の情報や山岳路
におけるカーブ路に関する情報は、走行戦略を立てるう
えで極めて有益なものとなる。
【0055】ここで、若干道路勾配の情報のセンシング
について説明しておく。
【0056】例えば、車両に搭載されているオートマチ
ックトランスミッション(以下「AT」と記す)の出力
特性により、AT出力軸トルクを推定でき、これから走
行抵抗および空力抵抗のトルクを減じることにより、道
路の勾配により生じたトルクを算出し、勾配の程度を推
定することができ、この様な機能は、変速機制御コント
ローラ54内に、演算処理用のCPU、トルクセンサ等
を設けておくことにより実現でき、該情報は車内通信回
線60を介して、走行制御コントローラ100内に設け
られた自動車間通信手段10の送信部12を使用して、
他車両に送信される。もちろん、かかる情報は、他車か
ら受信することも、自車が他車へ送信することも可能で
ある。
【0057】また、自車位置評定コントローラ55内に
設けられたジャイロが出力する角速度情報を、車内通信
回線60を介して、走行制御コントローラ100内に設
けられた自動車間通信手段10の送信部12を使用し
て、他車両に送信することにより、走行情報制御部20
が所定値以上の角速度を検出したとき、急カーブ路が存
在すると判断することにより、カーブ路の存在のセンシ
ングが可能となる。もちろん、かかる情報は、他車から
受信することも、自車が他車へ送信することもできる。
【0058】さて、図3はスリップ路面検出時の、他車
への該情報送信のためのデータ構成を示す。
【0059】各データは「区切り」と記載された、デリ
ミタにて区切られており、優先順位、スリップ路面の検
出情報、該情報の発生位置、何台前が検出したかを示す
情報から構成されており、該データを1セットとして、
スリップ情報が送受信される。
【0060】また優先順位は、各種ある送受信情報の中
で、送受信の優先順位を付加したものである。
【0061】例えば、急ブレーキの情報に優先順位
「1」、スリップ路面の情報に優先順位「2」、渋滞状
況の情報に優先順位「3」を付加するものとする。
【0062】この場合、急ブレーキの情報は、優先順位
が「1」のため、他の情報の送受信よりも先に、送受信
されることを意味する。
【0063】急ブレーキの情報は、衝突回避のため、高
い優先順度が付加されるべきであり、また、この場合、
走行情報処理部20は、ソフトウエアによる割込み処理
により、他の情報に基づく処理よりも、早く所定の処理
を行う構成にすることにより実現される。
【0064】急ブレーキの情報を、いち早く後続車に、
知らしめることにより、より効果的に予防安全に寄与す
る走行制御装置を提供できる。
【0065】ところで、図3(a)は、スリップ路面を
検出した車が、後続車に送信するデータの構成を示した
ものである。
【0066】データ最後の「区切り」の前に配置されて
いる、「1台前」とのデータは、自車両の1台前の車両
がスリップを検出したことを示す。
【0067】この時、スリップを検出した車両が、自車
位置評価コントローラ55を有している場合には、該コ
ントローラからスリップ路面検出時の自車位置をアクセ
スし、走行情報処理部20で位置座標をデータに付加す
る。
【0068】なお、位置座標は、ある点を原点とした時
の位置座標x,yや、地球の緯度・経度等である。
【0069】ところで図3(a)に示すデータを受信し
た、後続車両は、「1台前」なるデータをインクリメン
トして「2台前」なるデータを新たに作成し、該部分の
みデータを更新し、さらに後続車に該データを送信する
(図3(b)参照)。
【0070】図3(c)は、11台後方に存在する車両
が、後続車に送信するデータである。 また、スリップ
路面を検出した車両が、自車位置評価コントローラ55
を有していない場合に、後続車に送信されるデータ構成
は、図3(d)のようになる。
【0071】スリップ路面の発生位置が、正確に分かな
い場合でも、「何台前」という、大まかな情報が、得ら
れるので走行情報処理部20は、自車両がスリップ路面
に近づく相当前から、警告手段を駆動することによっ
て、運転者に注意を喚起せしめれる。
【0072】図4(a)、(b)にそれぞれ急ブレーキ
の情報、渋滞状況の情報の送受信データの構造を示す。
【0073】急ブレーキの情報に関するデータは「区切
り」と記載された、デリミタにて区切られており、優先
順位、急ブレーキの有無の情報、該情報の発生位置、何
台前が検出したかを示す情報からなっており、該情報が
1セットとして、送受信される。
【0074】渋滞状況の情報に関するデータは、原則と
して、「区切り」と記載された、デリミタにて区切られ
ており、優先順位、急ブレーキの有無の情報、該情報の
発生位置、何台前が検出したかを示す情報からなってお
り、該情報を1セットデータが、送受信される。
【0075】しかしながら渋滞が、間欠的に発生する場
合もあるため、渋滞を一定時間ごとに検出し、図4
(b)に示すデータ構成にて、該データを送受信しても
よい。
【0076】なお、渋滞か否かを判断する方法として、
例えば、所定時間の平均速度が、所定値より小さな場合
に、これを渋滞と判断する方法が考えられる。
【0077】このための手段は、例えば、車速度セン
サ、プログラマブルタイマ、CPU、RAM、各種TT
L等の電子デバイスを用いて実現できる。
【0078】かかる情報を表示や音声にて運転者に伝え
ることにより、運転者はどの程度の渋滞かを把握できる
ことにより、運転による疲労感を減ずることができる。
【0079】図5は、急ブレーキの情報、スリップ路面
の情報、渋滞状況の情報を送信する場合のデータ構成例
を示したものであるが、データ構成はこれに限られるも
のではない。
【0080】比較的緊急度の低い、渋滞状況の情報のみ
を、他の情報と分けて、比較的長い一定周期で送信する
こと等も考えられる。
【0081】図6は、走行情報処理部20で行われる各
種の処理を説明するための、工程図である。
【0082】図6(a)は、一定時間周期で行われる処
理の工程図である。
【0083】本処理においてはまず自動車間通信手段1
0内の受信部13にて、情報の受信が行われる(ステッ
プ100)。
【0084】つぎに、受信された情報の中に、スリップ
路面が存在していたか否かを示す、路面スリップ情報を
検索する(ステップ110)。
【0085】該情報により、前方にスリップ路面が存在
しないと判断されればステップ120へと進むが、スリ
ップ路面が存在すると判断された時には所定の処理を行
う。
【0086】なお、自車両によるスリップ路面の検出、
および、受信情報内にスリップ路面情報が存在する場合
に行う所定の処理については、後に図7、8を参照して
詳細に説明する。
【0087】次に、受信データ内に渋滞状況の情報が含
まれていた場合、所定の処理を行う。(ステップ12
0)。
【0088】なお、自車両による渋滞状況の検出、およ
び、受信情報内に渋滞情報が存在する場合に行う所定の
処理については、後に図9を参照して詳細に説明する次
に、ステップ130では、自車がスリップ路面、渋滞状
況を検出した時にはその旨の情報、発生位置情報、およ
び発生台数等の情報(前述のインクリメント処理を行っ
ている)をデータとして、他車に送信する。送信データ
の構成は、例えば、図4に示すものである。
【0089】かかる送信の後に、再び一定時間処理を開
始する。
【0090】図6(b)に急ブレーキ情報を受信したと
きの、割込み処理について説明する。 まず、前方に存
在する車両から、急ブレーキ情報を検出し、図4に示す
データを構成する、何台前に該情報が発生したかを示す
データをインクリメントする(ステップ200)。
【0091】すなわち、情報受信時の「n台前」なるデ
ータを、「(n+1)台前」として、データの更新を行
う。
【0092】次に、走行情報処理部20は、車内に設け
られた各種の警告手段により、運転者に注意を喚起せし
める(ステップ210)。
【0093】ここで、警告手段としては、例えばチャイ
ム等の警報、音声による指示、表示装置への表示等が考
えられる。
【0094】さらに、ステップ210では、走行情報処
理部20の指令により、走行制御部40が、ブレーキ制
御コントローラ52、変速機コントローラ54等を制御
することにより、ABSによるブレーキングやギアシフ
トダウンを行う。
【0095】次に、ステップ200にて更新されたデー
タを、他車に送信し、割込み処理を終了する(ステップ
230)。
【0096】かかる処理により、高速道路等における、
いわゆる玉突衝突の発生回数の低減を図ることが可能と
なる。
【0097】図7(a)にて、自車両によるスリップ路
面の検出の動作説明を行う。
【0098】スリップ路面検出方法の1例としてABS
システムを利用した方法を説明する。 なお、ABSの
制御回路は、ブレーキ制御コントローラ52内に設けら
れているとする。
【0099】一般に、ABSにおいては、ブレーキ操作
が行われ、車輪がロックし始めると、ブレーキ油圧を低
下させ車輪のロックを防止するが、この制御が行われ始
めた時点をABS制御回路の信号により、検出する(ス
テップ300)。
【0100】この時、車速が所定値以下である場合には
スリップ路面が存在すると判断する(ステップ31
0)。
【0101】次に、スリップ路面の情報は車内通信回線
60、車内コントローラ通信部50を介して走行情報処
理部20へ送信され、スリップ路面の検出は終了する
(ステップ320)。
【0102】また、自車がスリップ路面の情報を検出し
た際、走行情報処理部20にて行われる処理の一例を図
7(b)にて、説明する。
【0103】スリップ路面検出の情報が、走行情報処理
部20に伝送された場合、スリップ路面検出時の自車位
置のデータを、自車位置評定コントローラ55から呼び
出す(ステップ400)。
【0104】自車位置データをアクセスすると、かかる
データを発生位置データとして、図3(a)に示すよう
なデータを作成し(ステップ410)、該データを他車
へ送信し(ステップ420)、走行情報処理部20によ
る処理は終了する。
【0105】次に、他車からスリップ路面情報を受信し
たときの処理について図8を参照して説明する。
【0106】まずステップ500にて、スリップ路面情
報の受信し、さらにスリップ場所が特定されている場合
には、地図付加情報を作成する。
【0107】かかる地図付加情報は、地図付加データ記
憶部30に格納される。
【0108】受信されたデータにて、受信前に記憶され
ている最新の路面スリップ情報を更新する(ステップ5
10)。
【0109】次に、ステップ520では、スリップ路面
発生場所から、所定距離内に車両が侵入した場合には、
運転手に警告をせしめ、および、所定の処理を行う。
【0110】スリップ路面発生場所から、所定距離内に
車両が侵入したか否かは、走行情報処理部20が、自車
位評定コントローラ55より得られる自車位置データと
地図付加データ記憶部30に格納されている位置データ
により判断する。
【0111】運転手に警告をせしめる手段としては、例
えばチャイム等の警報、音声による指示、表示装置への
表示等が考えられる。
【0112】また所定の処理とは、例えば、走行情報処
理部20の指令により、走行制御部40が、ブレーキ制
御コントローラ52、変速機制御コントローラ53に信
号を送り、ブレーキングによる車両の減速や、ギアシフ
トダウン等により、運転者の安全運転を補助することで
ある。
【0113】かかる処理によって、運転者の安全運転を
補助することが可能となる。
【0114】なお、更新された路面スリップ情報は、図
6(a)ステップ130で示すように、他車に送信され
る。
【0115】図9は、渋滞情報の送受信と、渋滞情報の
検出、自車内での必要な処理のフローを示したものであ
る。
【0116】まず、ステップ600にて、渋滞情報の受
信および不要情報の排除を行う。
【0117】渋滞に関する情報は、路面スリップ情報と
は異なり、時間経過とともに、その新鮮さを失いやすい
ものであるため、例えば一定時間ごとに、古いデータか
ら廃棄していく等の方法により、順次新しい渋滞情報を
取り込んでいく必要がある。
【0118】該情報は、例えば走行情報処理部20内の
RAMに記憶される。
【0119】次に、新たな渋滞データを他車に送信する
ために、自車が渋滞に巻き込まれているか否かの判断を
行う(ステップ610)。
【0120】渋滞であるか否かの判断としては、前述し
たように、例えば、所定時間内の平均時速が、所定値以
下であるとき、「渋滞」と判断する方法が考えられる。
【0121】次に、ステップ610で得られた情報をも
ふまえて。図4(b)に示すような渋滞データを作成す
る(ステップ620)。
【0122】次に、ステップ610にて自車がすでに渋
滞に巻き込まれていると、判断したときに、走行制御部
40は、自車内コントローラの制御を行い、渋滞に即し
た走行を行なうようにする(ステップ630)。
【0123】例えば、変速機制御コントローラ54に
て、ギアシフトをセカンドギアに設定すること等が考え
られる。
【0124】なお、作成された渋滞データは、図6
(a)ステップ130で示すように、他車に送信される
図10に、地図付加データ記憶部30に記憶される、地
図付加データのデータ構成を示す。
【0125】図10(a)は、スリップ路面の発生した
位置に関する情報を、地図付加データ記憶部30に記憶
する際のデータ構成の一例を示す。
【0126】スリップ路面の発生位置座標x,yおよび
スリップ路面の存在を示すデータから構成されている。
【0127】図10(b)は、渋滞に関する情報を、地
図付加データ記憶部30に記憶する際のデータ構成の一
例を示す。
【0128】最初に渋滞情報を受信した車両の位置を、
渋滞情報の発生位置として、その位置座標x,y、渋滞
の存在を示すデータ、および車車間通信により送信され
てくる図4(b)に示すデータから判断される、渋滞し
ている車の台数のデータ、から構成されている。
【0129】なお、図10にて示したのは、地図付加デ
ータ記憶部30に記憶されるデータ構成の一例を示した
ものであり、記憶されるデータの構成は、この例に限ら
れるものでない。
【0130】また、図11は、自車位置評定コントロー
ラ55にて制御される、いわゆるナビゲーションシステ
ム搭載車両に、本発明にかかる装置を接続した場合の一
例である。
【0131】本実施例は、表示部1000、自位置評定
コントローラ55および地図付加データ記憶部30を有
して構成される。
【0132】地図付加データ記憶部30には、スリップ
路面情報の発生位置、渋滞情報の位置情報等が、記憶さ
れている。
【0133】自車位置評定コントローラ55は、ナビゲ
ーションシステム(図示せず)と接続されており、ナビ
ゲーションシステムからは、自車位置、地図情報等が送
信されてくる。
【0134】また、表示部1000は、自車位置評定コ
ントローラ55と接続されており、例えばCRT、液晶
ディスプレイ等により構成される。
【0135】自車位置評定コントローラ55は、地図付
加データ記憶部30に記憶されているスリップ路面情報
の発生位置、渋滞情報の位置情報等を読み込み、これ
を、表示部100に表示する。
【0136】表示部1000に表示される地図に関する
情報、自車位置情報は、ナビゲーションシステムから自
車位置評定部55へ送られ、表示部1000にて表示さ
れる。 図11では、スリップ路面情報の発生位置に
「スリップ注意」、渋滞箇所に「渋滞」の表示を行な
い、運転者に安全運転を喚起せしめている。
【0137】以上の実施例によれば、先行車の収集情報
(前述のように、スリップ路面、急ブレーキ、渋滞情報
等)を、前もって自車両が受信し、それに応じた各種の
走行制御を行なうことにより、予防安全に寄与する走行
制御装置を提供することが可能となる。
【0138】また、自車両も、各種情報を他車に送信す
ることにより、他車両も同様の安全走行を確保できるこ
とになる。
【0139】図12は、自動車間通信手段10の構成例
を示したものである。
【0140】本構成は、光を通信媒体とした例である。
【0141】本実施例は、信号送信部102、信号変調
部104、通信制御部106、信号受信部108、信号
復調部110、変復調信号発生部112を有して構成さ
れる。 信号送信部102は、例えば近赤外線を発振す
る半導体レーザダイオードにて構成される。
【0142】信号送信部102には、波長選択性を持つ
フィルタや、集光のためのレンズ系等を設けても良い。
【0143】もちろん超音波や、ミリ波、マイクロ波等
の電波等を用いても良い。
【0144】信号変調部104、信号復調部110、変
復調信号発生部112は、信号間の相互干渉を低減する
ための、振幅変調、周波数変調、位相変調、その他M系
列等の符号化変調の変復調を行なう手段であり、ミキ
サ、ダイオード、トランジスタ、各種TTL等の電子デ
バイスにて構成される。
【0145】通信制御部106は、送受信のタイミン
グ、変復調タイミング等を制御するための手段であり、
CPU、RAM、各種TTL等の電子デバイスにて構成
される。 図13、14は本装置の送受信部を、車両に
装着した場合の装着例について示した図である。
【0146】車車間の通信を光を媒体として行なう場合
の、受光部(信号受信部)と発光部(信号送信部)は、
車両の前後に存在する方向指示器1005(図13参
照)、前照燈1006(図14参照)、バックランプ
(図示せず)等に装着すれば良い。 例えば、前方車か
らの信号を受け取るべく、受光部は車両の前方部に配置
された方向指示器1005、前照燈1006等に装着す
る構成が考えられる。
【0147】また、発光部は、後続車に信号を伝送すべ
く、車両の後方部に設置された方向指示器1005、バ
ックランプ等に装着する構成が考えられる。
【0148】図14は車両を前方から見て右側に設けら
れた、前照燈1006および方向指示器1005の拡大
図である。
【0149】例えば図14に示すA,B,C,D,E部
が発光部、受光部の装着場所である。 前方に存在する
車両からの送信信号を受信するため、発光部、および受
光部を、レンズ系を用いる等の方法により、指向性をも
たせてもよい。
【0150】また、CおよびDの受信信号の論理AND
をとること等により、指向特性の変更を行なうことも可
能である。
【0151】図15は、山の陰にスリップ路面が存在す
る場合の一シーンにおける、本装置の動作例を示すもの
である。
【0152】(a)車がスリップ路面を検出し、後続の
(b)車に車車間通信により、図3に示すような路面ス
リップ情報を送信し、該情報を受信した(b)車は、さ
らに、自車である(c)車に情報を送信し、(c)車は
該情報を受信する。
【0153】これにより、(c)車がスリップ路面位置
から所定距離内に侵入した時、車速度の減速、ギアシフ
トの変更等により、予め安全のための制御が、行なわれ
ることになる。
【0154】図16は、今まで個別に説明してきた機能
を実現するために、車両内に設けられた具体的なハード
ウエア構成例を示す。
【0155】本構成例は、信号送信部102、信号変調
部104、信号復調部110、変復調信号発生部11
2、信号受信部108、通信制御部106、ROM20
2、RAM204、CPU200、アドレス・データバ
ス220、LAN用回路501、車内LAN1070、
ナビゲーション用コントロールユニット1010、AT
用(自動変速機)コントロールユニット1020、エン
ジンコントロールユニット1030、電子スロットルコ
ントロールユニット1040、ブレーキ制御用コントロ
ールユニット1050を有して構成される。
【0156】信号送信部102、信号変調部104、信
号復調部110、変復調信号発生部112、信号受信部
108、および通信制御部106は、図1にて示される
自動車間通信手段10を構成する。
【0157】構成要素の機能の具体的な説明は、図12
にて説明した通りであるROM202、RAM204、
およびCPU200は、図1にて示される走行情報処理
部20、走行制御部40、地図付加データ記憶部30を
構成する。
【0158】アドレスデータバス220、LAN用回路
501は、車内コントローラ通信部50を構成する。
【0159】車内LAN1070は、車内通信回線60
の役割を担っている。
【0160】ナビゲーション用コントロールユニット1
010、AT用(自動変速機)コントロールユニット1
020、エンジンコントロールユニット1030、電子
スロットルコントロールユニット1040、ブレーキ制
御用コントロールユニット1050は、走行制御コント
ローラ100にて制御される各種コントローラである。
なお、エンジンコントロールユニット1030は、前
述のように、例えばマイクロコンピュータを用いて点火
時期等の制御を行なう手段であり、交通状況のセンシン
グの後に、補正された点火時期にて点火を行ない、エン
ジン出力トルクを増減するとともに、電子スロットルコ
ントロールユニット1040を用いて、スロットル開度
をモータにて制御することにより、空気量を制御するこ
とができるため、トルクの制御範囲が広がる。
【0161】ただし、出力トルクの急激な変化に対応す
るには、燃料噴射量等の制御が有効である。
【0162】以上より、図16にて示される構成にて、
本発明にかかる自動車間通信による走行制御装置を実現
することができる。
【0163】本発明の実施例によれば、自車両前方の交
通状況を把握することが可能となり、走行戦略を立てや
すくなるとともに、予防安全のために、車内の各種コン
トローラの制御を自動的に行なうことが可能となり、走
行中の安全性の向上を図ることができる装置を提供する
ことができるようになる。
【0164】
【発明の効果】本発明によれば、車車間通信により、自
車両前方の交通状況を把握することが可能であり、ま
た、該交通状況に即した車内の各種コントローラの制御
を行なうことができるため、予防安全に寄与する走行制
御装置を供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図による説明図。
【図2】本発明の実施例のブロック図による説明図。
【図3】路面スリップ情報のデータ構成の説明図。
【図4】急ブレーキ情報および渋滞情報のデータ構成の
説明図。
【図5】通信情報全体のデータ構成の説明図。
【図6】本発明の情報処理例の説明図。
【図7】スリップ路面発生時の情報処理例の説明図。
【図8】スリップ路面発生時の情報処理例の説明図。
【図9】渋滞情報発生時の情報処理例の説明図。
【図10】地図付加データ構成の説明図。
【図11】地図付加データの表示例の説明図。
【図12】送受信部の構成例の説明図。
【図13】本装置の取付け位置の説明図。
【図14】本装置の取付け位置の説明図。
【図15】ある走行シーンにおける本装置の動作説明
図。
【図16】本装置のハードウエア構成例の説明図。
【符号の説明】
10…自動車間通信手段、12…送信部、13…受信
部、20…走行情報処理部、30…地図付加データ記憶
部、40…走行制御部、50…車内コントローラ通信
部、52…ブレーキ制御コントローラ、53…エンジン
制御コントローラ、54…変速機制御コントローラ、5
5…自車位置評定コントローラ、60…車内通信回線、
100…走行制御コントローラ、102…信号送信部、
104…信号変調部、106…通信制御部、108…信
号受信部、110…信号復調部、112…変復調信号発
生部、200…CPU、202…ROM、204…RA
M、220…アドレス・データバス、501…LAN用
回路、1000…表示部、1005…方向指示器、10
06…前照燈、1010…ナビゲーション用コントロー
ルユニット、1020…AT用コントロールユニット、
1030…エンジンコントロールユニット、1040…
電子スロットルコントロールユニット、1050…ブレ
ーキ制御用コントローラ、1070…車内LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 博 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平5−262164(JP,A) 特開 平5−134036(JP,A) 特開 平4−299800(JP,A) 特開 昭59−33598(JP,A) 特開 昭56−162200(JP,A) 実開 平5−92770(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 G08G 1/09 G08G 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方に存在する他車からの情報を受信する
    手段と、 前方車および自車の情報を処理した結果を、後方に存在
    する他車へ送信する手段と、 自車内に存在する各種コントローラと接続された、走行
    情報処理手段とからなる自動車間通信による走行制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、自車内に蓄えられてい
    る地図情報に、前方車から送信された情報を付加する、
    地図付加データ記憶手段を有することを特徴とする自動
    車間通信による走行制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記走行情報処理手段
    は、自車の急ブレーキの情報を、最も高い優先順度で、
    後方に存在する他車へ送信することを特徴とする自動車
    間通信による走行制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記走行情報処理手段
    は、急ブレーキ時は、割込み処理により情報を後方に存
    在する他車へ送信することを特徴とする自動車間通信に
    よる走行制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記受信する手段がス
    リップ路面の情報を受信したとき、該路面が存在する箇
    所から所定距離内に侵入したとき、警告手段、あるい
    は、減速手段を駆動する手段を有することを特徴とする
    自動車間通信による走行制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記走行情報処理手段
    は、所定時間内の平均速度が、所定値より小さい場合に
    は、渋滞とみなし、該渋滞情報を後方に存在する他車へ
    送信させることを特徴とする自動車間通信による走行制
    御装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、渋滞を検知した場合、
    変速機のシフトギアを所定の位置に設定する手段を有す
    ることを特徴とする自動車間通信による走行制御装置。
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