JP2001216599A - 追突防止装置 - Google Patents

追突防止装置

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JP2001216599A
JP2001216599A JP2000022410A JP2000022410A JP2001216599A JP 2001216599 A JP2001216599 A JP 2001216599A JP 2000022410 A JP2000022410 A JP 2000022410A JP 2000022410 A JP2000022410 A JP 2000022410A JP 2001216599 A JP2001216599 A JP 2001216599A
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JP
Japan
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vehicle
congestion
vics
warning signal
information
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JP2000022410A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakaya
聡 中屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Emergency Alarm Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載ナビゲーションにおける渋滞情報におい
て、道幅が狭くまたカーブの多い高速道路や上り坂の頂
上付近、さらに見通しの悪いカーブなどの先で渋滞が発
生している場合の危険を防止する。 【解決手段】 VICS受信機5が受信したVICS情
報を利用して自車の進路上の渋滞を検出し、自車位置検
出手段14が検出した自車位置と渋滞最後尾位置との間
に一定距離があるかどうかを車間距離検出手段15が検
出し、一定距離以内に接近した場合、警告信号発生手段
16が運転者に対し警告音または音声による渋滞通知を
行う。このとき自車の車速が一定値よりも大きい場合
は、ECU9に警告信号を送り、車両側ATギアを下げ
たり、ブレーキをかけて強制的に減速させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明は、自動車などの車
両に搭載される車載ナビゲーション装置を利用して、渋
滞時における車両の追突を防止する追突防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車載ナビゲーションにおける渋滞
情報などの道路情報は、VICS(道路交通情報通信シ
ステム)により得ることができる。これはFM電波や道
路上の任意の場所に設置された装置などから道路情報を
送信し、そのデータを車両側で受信することにより、車
載ナビゲーションの地図画面上に表示するシステムであ
り、車載ナビゲーションの地図画面上に渋滞箇所が表示
されるため、運転者には渋滞箇所が一目で把握できる。
またVICSの表示方法には、上記地図上に表示する方
法のほか、文字による道路情報や簡易図形による表示な
どがあり、主な地点までの旅行時間も表示できる。
【0003】図3は現在サービスが行なわれているVI
CS情報から地図画面上に渋滞箇所を表示させた画面で
あり、Mは自車位置であり、IはVICS情報による渋
滞区間を示すマークである。 VICS情報は、上記渋
滞情報のほか事故や工事などの情報も地図上に表示でき
る。運転者は、車載ナビゲーションの表示装置に表示さ
れた上記VICS情報を確認し、事故や工事または渋滞
箇所をさけて走行できるため、交通集中を分散すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、VICS情報の確認を行なうのは運転者で
あり、運転者は、VICSによる渋滞情報を常に注視し
ながら運転するわけではなく、また、進路前方における
およその渋滞箇所は把握しているが、道路状態まで把握
していない場合があり、見通しの悪いカーブの途中や上
り坂の頂上付近において突然、渋滞最後尾に接近するな
どの危険な面もあった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ものであり、自車の進路上において自車位置から目視で
きない地点で発生した渋滞箇所に一定距離以内に接近し
た場合は、運転者に対して注意を与えることで、追突な
どの危険を予測、回避させることのできる追突防止装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の追突防止装置は、自車位置を検出する自車
位置検出手段と、VICSから渋滞情報を受信するVI
CS受信手段と、前記検出された自車位置と前記受信し
た渋滞情報とから自車位置と渋滞の最後尾位置までの車
間距離を検出する車間距離検出手段と、前記検出した車
間距離が予め定めた値以下の場合には警告信号を発生す
る警告信号発生手段とを備えた構成を有する。この構成
により、首都高速または各主要都市における道路幅の狭
い高速道路または有料道路、上り坂の頂上付近、さらに
見通しの悪いカーブなどにおいて、自車の進路上の運転
者から目視困難な場所で渋滞が発生している場合、渋滞
の最後尾位置と自車位置との間に一定距離が確保されて
いない場合には、運転者に対し警告音または音声により
その旨を知らせることにより、追突の危険を未然に防止
できることとなる。
【0007】また、本発明の追突防止装置は、前記警告
信号を基に、自車両を減速させる制御手段を備えたもの
であり、検出した自車位置と渋滞最後尾位置との間に一
定距離が確保されていない場合には、車両側のAT(オ
ートマチック・トランスミッション)のギアの切り替
え、またはブレーキなどにより自車両を減速させること
により、追突の危険を未然に防止できることとなる。
【0008】また、本発明の追突防止装置は、前記制御
手段が、自車両の走行速度に応じて減速の割合を変化さ
せることを特徴とするものであり、検出した自車位置と
渋滞最後尾位置との間に一定距離が確保されていない場
合には、車両側のATのギアの切り替えまたはブレーキ
を、自車両の走行速度に応じて変えることにより、急激
な減速を防止できることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本実施の形態における追突防止装置
の構成を示しており、全体として既存の車載ナビゲーシ
ョン装置内に組み込むことができる。図1において、装
置本体1にはGPSアンテナ2を有するGPS受信機3
と、VICSアンテナ4を有するVICS受信機5と、
CD−ROM7を駆動するCD−ROMドライブ6と、
ディスプレイ8などがが車内LAN17を介して接続さ
れている。装置本体1は車両のトランクルームなどに配
置され、GPS受信機3、VICS受信機5、CD−R
OMドライブ6、ディスプレイ8などはダッシュボード
上に設置されている。CD−ROM7の代わりにDVD
−ROMを駆動するDVD−ROMドライブを使用して
もよい。また、ディスプレイ8は液晶表示装置が使用さ
れ、その前面にはタッチパネルや押しボタンなどの操作
部が設けられている。車内LAN17には、車両のエン
ジンやATなどの制御を行う制御手段であるECU(エ
レクトロニック・コントロール・ユニット)9も接続さ
れている。
【0010】装置本体1は、ECU9からの車速信号a
とジャイロセンサ10からの方位信号bを入力して信号
処理を行うセンサ信号処理部11と、CPU(セントラ
ル・プロセッシング・ユニット)12と、通信インター
フェイス13とを備えている。CPU12は、自車位置
検出手段14と、車間距離検出手段15と、警告信号発
生手段16とを備えている。通信インターフェイス13
は車内LAN17に接続されている。
【0011】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。GPS受信機3は、複数の衛星から送信される電波
をアンテナ2を通じて受信し演算することで自車の現在
地点(緯度・経度)を求める。VICS受信機5は、道
路上に設置されたビーコン装置から事故や工事、または
渋滞情報などの道路情報を受信する。自車位置検出手段
14は、GPS受信機3からの位置データを、ジャイロ
センサ10からの方位信号bおよびECU9からの車速
信号aを基に、センサ信号処理部11で求められた車両
の進行方向データおよび走行距離データにより補正し、
自車の正しい位置座標データを求める。一方、CD−R
OMドライブ6は、地図データや音声デークなどが記録
されたCD−ROM7から地図データや音声データを読
み出し、ディスプレイ8の画面上に表示するとともに、
内蔵スピーカから音声出力する。また、VICS受信機
5は、アンテナ4を通じて受信したVICSデータから
道路の工事や事故および渋滞情報を検出して、ディスプ
レイ8の画面上に表示された地図上に重ねて表示する。
【0012】自車位置検出手段14は、検出した自車位
置をディスプレイ8に表示された地図画面上に重ねて表
示する。また、車間距離検出手段15は、自車位置検出
手段14が検出した自車位置と、VICS受信機5が受
信した渋滞情報に含まれている位置情報から最後尾位置
を求め、自車位置と最後尾位置との間の距離を算出す
る。警告信号発生手段15は、算出された距離が予め定
めた一定距離以内にあるかどうかを判定し、一定距離以
内にある場合は、直ちに減速するように求める警告信号
を発生して、その旨のメッセージをディスプレイ8に表
示および音声出力する。警告信号発生手段16はまた、
ECU9からの車速信号aを基に、一定距離以内で、か
つ車速が一定値を超えている場合は、車速信号に応じた
警告信号をECU9に送り、ECU9は、その信号を受
け取ると、減速信号cを出力して、ATのギヤを車速信
号に応じて下げるか、またはブレーキをかけるか、また
はその両方を行わせる。この制御の結果、車間距離が一
定以上になるか、または車速が一定以下になると、警告
信号発生手段16が警告解除の信号を出力し、ECU9
は減速信号cをオフにする。
【0013】図2は本実施の形態における首都高速また
は道路幅の狭い高速道路および見通しの悪いカーブでの
渋滞警告の説明図である。図2(a)において、Mは自
車位置を示し、IはVICS情報における渋滞区間を示
し、Lは自車位置Mと渋滞区間Iの最後尾位置Iaまで
の距離を示している。まず見通しの悪いカーブの出口付
近で渋滞が発生している場合、自車位置Mの運転者から
は渋滞区間Iで発生している渋滞が確認できないため、
カーブに進入してから渋滞を確認するなど運転者に危険
が及ぶことがある。そこで、渋滞区間Iの最後尾位置I
aまでの間に安全のための一定距離が確保されていない
場合には、運転者に対し減速を促すためのメッセージと
警告音または音声を出力し、必要な場合には強制的い減
速させる。また、図2(b)に示すように、上り坂の頂
上付近において渋滞が発生している場合も同様に、自車
位置Mからは渋滞最後尾位置Ia付近の状況を把握でき
ないため、自車位置Mと渋滞最後尾位置Iaまでの間に
安全のための一定距離が確保されていない場合には、運
転者に対し減速を促すためのメッセージと警告音または
音声を出力し、必要な場合には強制的に減速させる。
【0014】このように、本実施の形態によれば、自車
位置Mと渋滞最後尾位置Iaまでの間に安全のための一
定距離が確保されていない場合には、運転者に対し減速
を促すためのメッセージと警告音または音声を出力し、
必要な場合には強制的に減速させるので、追突などの危
険を未然に回避または減少させることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、自車の進路前方上で渋滞が発生している場合、
その渋滞箇所が運転者の視界から確認できない場合にお
いて、運転者に対し警告音または音声によって、自車の
進路前方の渋滞を知らせることができるようにしたの
で、運転者は予め進路上の道路状況を把握することがで
き、運転に対する安心感を提供することができる。ま
た、必要な場合は強制的に減速させるので、危険の予測
と渋滞最後尾における事故発生を回避または抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における追突防止装置の概
略構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における自車位置と渋滞区
間との関係を示す摸式図
【図3】従来例におけるVICS情報を説明するための
模式図
【符号の説明】
1 装置本体 2 GPSアンテナ 3 GPS受信機 4 VICSアンテナ 5 VICS受信機 6 CD−ROMドライブ 7 CD−ROM 8 ディスプレイ 9 CPU 10 ジャイロセンサ 11 センサ信号処理部 12 CPU 13 通信インターフェイス 14 自車位置検出手段 15 車間距離検出手段 16 警告信号発生手段 17 車内LAN
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC18 5C086 AA54 BA22 BA30 DA08 FA02 FA06 5H180 AA01 BB02 BB04 BB13 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 LL07 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車位置を検出する自車位置検出手段
    と、VICSから渋滞情報を受信するVICS受信手段
    と、前記検出された自車位置と前記受信した渋滞情報と
    から自車位置と渋滞の最後尾位置までの車間距離を検出
    する車間距離検出手段と、前記検出した車間距離が予め
    定めた値以下の場合には警告信号を発生する警告信号発
    生手段とを備えた追突防止装置。
  2. 【請求項2】 前記警告信号を基に、自車両を減速させ
    る制御手段を備えた請求項1記載の追突防止装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、自車両の走行速度に応
    じて減速の割合を変化させることを特徴とする請求項2
    記載の追突防止装置。
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