JPH0950595A - 速度制御システム - Google Patents

速度制御システム

Info

Publication number
JPH0950595A
JPH0950595A JP19977795A JP19977795A JPH0950595A JP H0950595 A JPH0950595 A JP H0950595A JP 19977795 A JP19977795 A JP 19977795A JP 19977795 A JP19977795 A JP 19977795A JP H0950595 A JPH0950595 A JP H0950595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
traveling
vehicle
speed limit
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19977795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ogawa
秀夫 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP19977795A priority Critical patent/JPH0950595A/ja
Publication of JPH0950595A publication Critical patent/JPH0950595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 速度の出し過ぎに起因した事故の発生を未然
に防止する速度制御システムを得る。 【解決手段】 道路3沿いに設置される交通情報発信手
段5と、車両7毎に搭載される走行速度制御手段6とを
備え、交通情報発信手段5は、走行する各車両7に対し
てその道路3区間内の制限速度情報を含む電波9を発信
する。走行速度制御手段6は、前記電波9を受信する受
信部10と、車両7の走行速度を検出する速度センサ部
11と、受信した制限速度情報の速度と検出した車両7
の走行速度とを比較し、走行速度が制限速度を超えてい
るとき、走行速度を制限速度以下に減速させる制御回路
部13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピードオーバに
起因した自動車事故の発生を未然に防止する新規に開発
された速度制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両は、アンチロックブレーキシ
ステムやトラクションコントロールシステムのような技
術の採用によって走行安定性が高められるとともに、急
制動時の車体の不測の振る舞いが低減されるようになっ
ている。また、旧来より採用されてきた車輪ブレーキの
他に、排気ブレーキや流体式リターダなどの補助ブレー
キを装備することで、制動能力自体を高めるとともに、
降坂時の加速を防止する補助ブレーキの自動制御作用に
より、運転者の負担軽減を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、車両の
走行安定性や制動性、操作性などは年々向上している
が、一方、スピードオーバに起因した事故の発生も増加
している。安全な走行速度は道路幅寸法や、カーブの曲
率、路面の摩擦係数、車両の通行量、交差路における見
通し(視界)の良否、天候、運転者の運転技量度など様
々の因子の相関によって決まり、どれか一つの因子が変
っただけでも変動する可能性が大であるが、運転者がこ
の情況変化に気付かないことがある。
【0004】また道路には、安全な通行を確保するた
め、前述の様々な要因を考慮して制限速度(法定速度)
が道路標識などによって表示されているが、この法定速
度は、一つの街道でも前述の各因子の相関により、ある
いは他の道路との合流などによって途中で変更される。
特に、制限速度が頻繁に変更されるような場合、標識の
設置位置の不備や運転者の不注意などによる標識内容の
見落としから減速を怠り、事故を招くこともある。
【0005】何れにしても、運転者の視認能力に頼る標
識などによって制限速度を示唆するだけでは、速度の出
し過ぎに起因する事故の発生を未然に防止することは、
極めて難しいと言わざるを得ない。本発明は上記状況に
鑑みなされたもので、不特定多数の車両の走行速度を一
括して制限速度内に制御することができる速度制御シス
テムを提供し、速度の出し過ぎに起因した事故の発生を
未然に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
の本発明に係る速度制御システムは、交通情報発信手段
が道路方向に制限速度情報を含む電波を発信し、車両に
搭載される走行速度制御手段が、少なくとも前記電波を
受信する受信部と、車両の走行速度を検出する速度セン
サ部と、前記受信部の受信した制限速度情報の速度と前
記車両の走行速度とを比較し、前記走行速度が前記制限
速度情報の速度を超えているとき該走行速度を制限速度
情報の速度以内に減速させる制御回路部とを備えて構成
されることを特徴とする。また、上記速度制御システム
において、前記制限速度情報の速度以内への走行速度の
減速は、補助ブレーキの制御によって行われることを特
徴としてもよい。さらに、前記走行速度制御手段は、走
行する車両が前記制限速度情報の速度を超えているとき
警告する速度超過警報手段を有することを特徴としても
よい。
【0007】本発明の上記構成によれば、制限速度が頻
繁に変更されるような場合も、車両に搭載された走行速
度制御手段が制限速度情報を逐次検知するとともに、車
両の走行速度をこの制限速度情報の速度と比較し、走行
速度が制限速度情報の速度を超えているときには、その
旨を運転者に警報すると同時に、走行速度を自動的に減
速する。しかも、制限速度情報は、道路沿いに設置され
た交通情報発信手段から電波を利用して不特定多数の車
両へ送信されるため、各車両を同一の情報で同時に制御
できる。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明に係る速度制御システムの
好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1乃至図3は本発明に係る速度制御システムの一実施形
態を示したもので、図1はその速度制御システムの概略
構成を示す斜視図、図2は速度制御システムの構成要素
である走行速度制御手段を示すブロック図、図3は走行
速度制御手段の動作を示すフローチャートである。
【0009】この速度制御システムは、道路3沿いの路
肩などに立設され、特定間隔に設置した柱4上に装備さ
れる交通情報発信手段5と、各車両7に搭載される走行
速度制御手段6とから大別構成される。交通情報発信手
段5は、道路3上を走行する各車両7に対してその路面
の制限速度情報を含む交通情報を電波9発信するもの
で、不図示の発信制御部、信号変調部、および発信機等
から構成される。なお、発信制御部をCPU、ROM、
各種センサ類で構成し、例えば赤外線放射温度計で路面
温度を計測し、赤外線反射比率計で路面水分を計測し、
CPUはこれら計測結果から路面凍結状況に応じた適切
な制限速度を算出し、発信機はこの制限速度を出力する
構成としたり、中央指令室からの遠隔操作に従って単に
発信機が制限速度情報を発信する構成とすることもでき
る。
【0010】一方、前記走行速度制御手段6は、前記交
通情報発信手段5の発信した電波9を受信する受信部1
0と、車両7の走行速度を検出する速度センサ部11
と、制限速度を超えた際に警告音の報知やランプの点灯
によって運転者に警告を喚起させるための速度超過警報
手段12と、前記受信部10の受信した電波9と前記速
度センサ部11の出力とに基づいて路面の制限速度情報
の速度と走行中の車両7の走行速度とを比較し、走行速
度が制限速度を超えたときは、その旨を前記速度超過警
報手段12に出力すると同時に、走行速度を制限速度以
内に減速させる制御回路部13とを備えて構成される。
【0011】車両7は、図2に示すように、駆動輪14
を回転駆動するプロペラシャフト15と、エンジン16
の出力を変速伝達するトランスミッション17との間
に、補助ブレーキとして流体式リターダ18を装備した
もので、流体式リターダ18はリターダ制御装置19に
よりその動作が制御され、リターダ制御装置19は前記
制御回路部13により制御される。
【0012】すなわち、この実施形態の特長的構成は、
制限速度に基づいて走行速度を減速させる制御回路部1
3が、リターダ制御装置19を介して流体式リターダ1
8を制御することにある。さらに詳述すると、前記制御
回路部13は、図3に示すように、交通情報発信手段5
からの電波9を受信部10で受信して制御処理を開始す
ると、速度センサ部11で検出された車両7の走行速度
と受信部10で受信した制限速度情報の速度とを常時比
較し、走行速度が制限速度以上か否かを判断する(ステ
ップ101)。走行速度が制限速度を超えている場合に
は、前記リターダ制御装置19を介して流体式リターダ
18を作動させ、走行速度を制限速度以内に減速させる
とともに(ステップ102)、制限速度内まで減速され
たか否かを監視し(ステップ103)、制限速度以内ま
で減速されたら前記流体式リターダ18の動作を解除し
て(ステップ104)、制御処理を終了する。
【0013】このような速度制御システムによれば、道
路3上の制限速度が頻繁に変るような場合でも、各車両
7に搭載された走行速度制御手段6は、運転者に負担を
かけることなくこの制限速度を逐次検出し、しかも確実
に検出する。そして、別途検出された車両の走行速度と
この制限速度とを比較し、走行速度が制限速度を超えて
いるときには、その旨を運転者に警報するとともに、自
動的に制限速度まで減速する。
【0014】しかも、制限速度を含む交通情報は、電波
を利用して各車両へ送られ、不特定多数の車両に対して
同一の情報を同時に送出できる。従って、不特定多数の
車両を制限速度以内に一括して制御することができ、例
えば路面状況に適応しないスピードで走行する車両を排
除して速度の出し過ぎに起因した事故の発生を未然に防
止することができる。
【0015】なお、制御回路部13が車両7の走行速度
を減速させるために使用する手段としては、この実施形
態の流体式リターダ18に限るものでなく、排気ブレー
キ等の流体式リターダ装置以外の補助ブレーキ装置を用
いて減速を図るようにしてもよい。また、主ブレーキで
ある車輪ブレーキの動作を制御することで制限速度への
減速を図るようにしてもよいし、さらにはエンジン16
への燃料の供給をカットすることで減速を図るようにし
てもよい。
【0016】
【発明の効果】以上記載のとおり、本発明の速度制御シ
ステムによれば、道路上の制限速度が頻繁に変るような
場合でも、車両に搭載された走行速度制御手段は、制限
速度を逐次検出し、かつ車両の走行速度と比較し、この
走行速度が制限速度を超えているときには、その旨を運
転者に報知すると同時に、走行速度を自動的に制限速度
まで減速する。また、制限速度情報は、電波を利用して
各車両へ送られるため、不特定多数の車両に対して同一
の情報を同時に送出できる。従って、不特定多数の車両
を一括して制限速度以下に制御できるので、路面状況等
に応じて設定された法定速度以上で走行する車両を無く
してスピードの出し過ぎに起因した事故の発生を未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る速度制御システムの一実施形態の
概略構成を示す斜視図である。
【図2】走行速度制御手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】走行速度制御手段の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
3 道路 4 柱 5 交通情報発信手段 6 走行速度制御手段 7 車両 10 受信部 11 速度センサ部 12 速度超過警報手段 13 制御回路部 16 エンジン 18 補助ブレーキ(流体式リターダ) 19 リターダ制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通情報発信手段が道路方向に制限速度
    情報を含む電波を発信し、 車両に搭載される走行速度制御手段が、少なくとも前記
    電波を受信する受信部と、車両の走行速度を検出する速
    度センサ部と、前記受信部の受信した制限速度情報の速
    度と前記車両の走行速度とを比較し、前記走行速度が前
    記制限速度情報の速度を超えているとき該走行速度を制
    限速度情報の速度以内に減速させる制御回路部とを備え
    て構成されることを特徴とする速度制御システム。
  2. 【請求項2】 前記制限速度情報の速度以内への走行速
    度の減速は、補助ブレーキの制御によって行われること
    を特徴とする請求項1記載の速度制御システム。
  3. 【請求項3】 前記走行速度制御手段は、走行する車両
    が前記制限速度情報の速度を超えているとき警告する速
    度超過警報手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の速度制御システム。
JP19977795A 1995-08-04 1995-08-04 速度制御システム Pending JPH0950595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19977795A JPH0950595A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 速度制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19977795A JPH0950595A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 速度制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0950595A true JPH0950595A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16413450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19977795A Pending JPH0950595A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 速度制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0950595A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11245684A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Mitsubishi Motors Corp 車間距離制御装置
JP2000020899A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Mitsubishi Motors Corp 車両走行制御装置
KR100331633B1 (ko) * 1999-12-14 2002-04-09 이계안 무선 통신을 이용한 차량 속도 제어 장치 및 그 방법
JP2004152286A (ja) * 1998-08-27 2004-05-27 Hiroyuki Maeda 車両の作動装置
KR100598797B1 (ko) * 1999-12-24 2006-07-10 현대자동차주식회사 무선 신호 처리가 가능한 유효 영역 제공 장치
US7383121B2 (en) 2003-12-17 2008-06-03 Sony Corporation Optical communication equipment and vehicle control method
JP2012068694A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Nec Commun Syst Ltd 交通情報認識システムおよび交通情報認識方法
CN103077623A (zh) * 2012-12-28 2013-05-01 华南理工大学 一种道路限速语音提示装置
WO2016092825A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 株式会社デンソー 車両用表示制御装置及び車両用表示制御方法
KR102504047B1 (ko) * 2022-08-22 2023-02-28 마스코리아 주식회사 실시간 도로 노면 위험도 판단에 따른 차량 속도 가변 단속 시스템

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11245684A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Mitsubishi Motors Corp 車間距離制御装置
JP2000020899A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Mitsubishi Motors Corp 車両走行制御装置
JP2004152286A (ja) * 1998-08-27 2004-05-27 Hiroyuki Maeda 車両の作動装置
KR100331633B1 (ko) * 1999-12-14 2002-04-09 이계안 무선 통신을 이용한 차량 속도 제어 장치 및 그 방법
KR100598797B1 (ko) * 1999-12-24 2006-07-10 현대자동차주식회사 무선 신호 처리가 가능한 유효 영역 제공 장치
US7383121B2 (en) 2003-12-17 2008-06-03 Sony Corporation Optical communication equipment and vehicle control method
JP2012068694A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Nec Commun Syst Ltd 交通情報認識システムおよび交通情報認識方法
CN103077623A (zh) * 2012-12-28 2013-05-01 华南理工大学 一种道路限速语音提示装置
WO2016092825A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 株式会社デンソー 車両用表示制御装置及び車両用表示制御方法
KR102504047B1 (ko) * 2022-08-22 2023-02-28 마스코리아 주식회사 실시간 도로 노면 위험도 판단에 따른 차량 속도 가변 단속 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3305321B2 (ja) 陸上車両用のナビゲーション装置
JP3401026B2 (ja) 自動車間通信による走行制御装置
KR100793869B1 (ko) 차량의 차간거리 제어 시스템
CN101767539B (zh) 一种汽车巡航控制方法及巡航装置
US5091726A (en) Vehicle anti-collision system
KR930004579B1 (ko) 완속 주행장치
EP2934938B1 (en) Method and arrangement for determining the speed behaviour of a leading vehicle
US20090261963A1 (en) Vehicle Deceleration Warning System
CN100559211C (zh) 用于提高机动车的行驶安全性和/或舒适性的方法
JP2008521664A (ja) 車両の運転安定性及び/又は快適性を向上させる方法
JP2000127798A (ja) 車両速度の制限方法および装置
JPH0950595A (ja) 速度制御システム
US7107138B2 (en) Automotive speed control disable switch
US20120072087A1 (en) Systems and devices for conveying a moving status of a motorized vehicle
JPH05225496A (ja) 自動車速度管理システム
JPH06278584A (ja) 車両用衝突防止自動制動制御方法及び装置
JP7498018B2 (ja) 車両制御装置
JPH09288797A (ja) 車両用速度制御装置
JPH1142956A (ja) 車両走行制御装置
KR100203488B1 (ko) 차량 자동 주행 시스템
KR19990040173A (ko) 노면상태 경고장치
JPS6251770B2 (ja)
KR100231533B1 (ko) 차량의 고속주행시 사고방지장치
KR100387496B1 (ko) 차량 속도 제어방법 및 시스템
JPS6022480Y2 (ja) 交通流安全制御装置