JP3397622B2 - 縦壁パネルの取付け構造およびベース金具 - Google Patents

縦壁パネルの取付け構造およびベース金具

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JP3397622B2 JP07216097A JP7216097A JP3397622B2 JP 3397622 B2 JP3397622 B2 JP 3397622B2 JP 07216097 A JP07216097 A JP 07216097A JP 7216097 A JP7216097 A JP 7216097A JP 3397622 B2 JP3397622 B2 JP 3397622B2
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保彦 近藤
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俊也 杉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量気泡コンクリ
ート(ALC)パネルやコンクリートパネル等を建築物
の基礎に取り付けて、縦壁を形成する際に使用する縦壁
パネルの取付け構造と、縦壁パネルの取付け用ベース金
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ALCパネル等の外壁パ
ネルを建築物躯体の基礎や梁に取り付けて、縦壁を構成
する縦壁構造には種々な構造があるが、耐震性の構造の
一種として、縦壁パネルが下端小口面の中心を支点とし
て、壁面に沿って若干揺動可能に取り付けられた、いわ
ゆるロッキング構造がある。
【0003】図5は、従来の縦壁パネルの取付け構造を
示す一部破断斜視図である。図6〜8は、従来の縦壁パ
ネルの取付け構造を示す断面図である。
【0004】該ロッキング構造では、例えば図5に示す
ように、布基礎10の上面から所望高さに水平に固着さ
れた定規アングル16の水平部に、円盤状の部材12を
配置し、該部材12に縦壁パネル1の下端部を支持させ
た状態で、縦壁パネル1裏面の中心線上に、ボルト14
でネジ止めされたイナズマ型金具13の下端部が前記定
規アングル16に溶接される。
【0005】また、縦壁パネル1の上端部には、縦壁パ
ネル1裏面の中心線上に断面T字状の自重受け金具7が
ボルト14でネジ止めされ、躯体の梁5の上面に所望出
幅で固着された定規アングル6に該自重受け金具7が固
着される。
【0006】しかし、上記のロッキング構造では、基礎
10の全長にわたって、定規アングル16を固着する必
要があり、前記イナズマ型金具13を縦壁パネル1にネ
ジ止めするためには、縦壁パネル1の長辺小口面から中
心に向かって穿孔し、アンカー金具15を埋設する必要
があるので、工賃と部品代がやや高くなる問題があっ
た。
【0007】前述の問題を解決するために、特願平8−
304618号では、図6に示すように、縦壁パネル1
の中心線位置の布基礎10に、アンカーナット4cを埋
設してからアンカー金具4のボルト部4aをネジ止めし
て、その上面部4bが、所望高さになるように高さを調
整しておく。一方、縦壁パネル1の下端小口面の中心に
穴1aを穿孔し、先端にプラスチック製で外面が曲面の
キャップ30が嵌め合わされているL字状の丸棒2の垂
直部2aを該穴1aに挿入する。該L字状の丸棒2と、
該丸棒2の水平部2bを挟んで支持する箱状の支持部材
3とにより、縦壁パネル1を支えて、設置する。そし
て、箱状の支持部材3の底面を前記アンカー金具4の上
面部4bに固着する。
【0008】この方法では、縦壁パネル1のハンドリン
グ中にL字状の丸棒2が脱落することがなく、また、前
記L字状の丸棒2の水平部2bを支点としてロッキング
可能であり、縦壁パネル1の高さ調整もできるが、前記
アンカーナット4cの埋設に手数がかかるばかりでな
く、部品代もやや高価になる問題がある。
【0009】また、前述のアンカー金具4を基礎10に
取り付けるかわりに、図7に示すように、先端部を水平
に折り曲げたアンカー筋11を、水平部11aが所望高
さになるように、予め基礎10に埋設しておき、水平部
11aの上部にフラットバー28を溶接固着する。そし
て、このフラットバー28に、前述と同様に支持部材3
を固着することにより、縦壁パネル1を立てて取り付け
る方法もある。さらに、図8に示すように、アンカー筋
11にベース金具9を固着して、フラットバー28を取
り付ける方法もある。
【0010】しかし、これらの方法では、前記アンカー
筋11の水平部11aの水準や、ベース金具9の上面の
水準が、一定の高さ精度になるように埋設することはか
なり難しく、その水準が高すぎる場合には、アンカー筋
11の水平部11aやベース金具9の高さを低くした
り、逆に低すぎるアンカー筋11には、水平部11aの
頂部やベース金具9に適当な厚さのライナーを取り付け
るなどの必要がある。フラットバー28を所望水準で水
平に固着するには熟練を要し、手数がかかる問題があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、縦壁パネル
を建築物の基礎に取り付けて、縦壁を形成する場合に、
縦壁パネルの取付けが容易で、部品代とその取付け工賃
が安価になる縦壁パネルの取付け構造と、縦壁パネルの
取付け用ベース金具を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の縦壁パネルの取
り付け構造では、下端小口面中心に穴を穿孔した縦壁パ
ネルを取り付ける構造において、前記穴の内径よりも小
さい外径の棒状部と、該棒状部を直立に固着した板状部
と、該棒状部の少なくとも先端部にかぶせた、前記穴の
内径より少し大きい外径の弾性体の鞘部とを有する縦壁
パネル用取付けベース金具を用意し、前記棒状部を前記
穴に挿入し、前記板状部を建築物の(例えば基礎の上
の)水平な部材に固着することにより、縦壁パネルは棒
状部の先端部を支点としてロッキング可能である
【0013】また、前記鞘部は、前記棒状部の全体にか
ぶせるか、あるいは前記棒状部のうち先端部にかぶせ
て、前記穴に挿入したときに、棒状部の基部と穴の内側
との間に空隙を設けてもよい。後者の場合は、基部のま
わりに弾性体の緩衝部を設けるのが好ましい。
【0014】また、前記棒状部の先端部から基部にかけ
て、直径が小さくなっていて、前記穴に挿入したとき、
棒状部の基部と穴の内側との間隔を大きくしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】下端小口面中心に穴を穿孔した縦
壁パネルを取り付ける構造において、前記穴の内径より
も小さい外径の棒状部と、該棒状部を直立に固着保持す
る板状部と、該棒状部の少なくとも先端部にかぶせた、
前記穴の内径より少し大きい外径の弾性体の鞘部とを有
する縦壁パネルの取付け用ベース金具の、前記棒状部を
前記穴に挿入し、前記板状部を建築物の基礎の上の水平
な部材に固着する。なお、棒状部はメッキした鉄製のも
のが経済的であり、その形状は丸棒でも管でもよいし、
先端部から基部にかけて直径を小さくしたものでもよ
い。
【0016】以上の構成により、棒状部と縦壁パネルの
穴との間に弾性体が介在したり、空隙があるので、縦壁
パネルは棒状部の先端部を支点としてロッキングが可能
である。
【0017】また、縦壁パネルのハンドリング中に、前
記ベース金具が脱落する恐れがない。また、棒状部が直
接パネル穴の内側に接触しないので、棒状部の表面のメ
ッキが剥離することがなく、錆の発生を防止して、錆に
よる縦壁パネル破壊の恐れもない。
【0018】さらに、該ベース金具は簡単な構造で、取
付けも容易なので、部品代と取付け工賃が安価である。
【0019】なお、前記ベース金具の鞘部は、適度な弾
性と耐食性がある軟質なプラスチックや合成ゴムなどが
使用でき、棒状部の外周全面を包んでもよいし、棒状部
の先端部のみ、あるいは該先端部と基部近辺の2箇所に
嵌め合わせて、棒状部が縦壁パネルの穴に接触しないよ
うにしてもよい。また、ベース金具の板状部裏面を、基
礎上面に固着された条材に溶接するために、ベース金具
の外形は条材幅よりもやや大きくしておく必要がある。
また、棒状部の先端部から基部にかけて、直径を小さく
しておけば、縦壁パネルの穴の下方部分の棒状部との空
隙が大きくなるので、棒状部の先端部を中心とするロッ
キングがいっそう容易になる。
【0020】そして、棒状部の板状部に近い基部には、
弾性体の緩衝部を設けて、縦壁パネルのロッキング運動
のとき、縦壁パネルの小口面穴の縁が該基部に強くぶつ
かるのを防止する。
【0021】以下、本発明の一実施例を図面によって説
明する。図1〜3はいずれも本発明のベース金具を使用
してALCパネル下端部を基礎に取り付けた状態を示す
一部破断斜視図であり、図4はベース金具の斜視図であ
る。
【0022】図1〜3のALCの縦壁パネル1はいずれ
も厚さ100mm、幅600mm、長さ3500mmで
ある。図4のベース金具9は、厚さ3.2mmで、40
mm×60mmの炭素鋼製板材9bの一方の端部近辺
に、直径16mm、長さ80mmの炭素鋼製丸棒部9a
の基部を直角に固着したものであり、全体がメッキ加工
されている。丸棒部9aの全長に、厚さ2mmのナイロ
ン製の細長い円筒状の鞘部9cを嵌めておく。板材9b
における丸棒部9aの位置は縦壁パネル1の厚さや小口
面穴1aの位置によって決められる。
【0023】次に、前記ベース金具9を使用して、縦壁
パネル1を建築物の基礎に取り付け、縦壁を構成する工
法について説明する。まず、図1のように布基礎10に
は、直径9mmで上端部が直角に折り曲げられたアンカ
ー筋11を、約600mm間隔で埋設しておくが、この
とき、アンカー筋11の折り曲げ部11aは布基礎10
の上面に露出させておく。そして、水糸(図示せず。)
をフラットバー18の裏面の高さに水平に張り、一対の
平行な丸棒部を有するU字状のスペーサー金具8を、一
方の丸棒部の最上部が前記水糸に当接する状態で、かつ
他方の丸棒部が前記アンカー筋11の折り曲げ部11a
に当接する状態に傾けたまま、該折り曲げ部11aに溶
接する。
【0024】そして、すべてのアンカー筋11の折り曲
げ部11aに、スペーサー金具8を固着したら、その上
に幅50mm、厚さ4mmのフラットバー18の裏面を
溶接すれば、該フラットバー18を水平に取り付けるこ
とができる。一方、布基礎10上に取り付ける縦壁パネ
ル1の下端小口面の中心に、直径20mm、深さ85m
mの穴1aを穿孔しておく。そして、縦壁パネルの穴1
aに、ベース金具9の鞘部9cをかぶせた棒状部9aを
挿入する。なお、縦壁パネル1の上端部には図示してい
ないが自重受け金具をネジ止めしてある。
【0025】次に、自重受け金具を取り付けた縦壁パネ
ル1を基礎10の上方から吊り込み、下端部のベース金
具9を、基礎上のフラットバー18に載せた状態で、上
端部の自重受け金具を、上階側の梁に固着された定規ア
ングルに当接させ、この自重受け金具の水平部の高さを
所定水準に位置決めして締め付ける。このとき、前記ス
ペーサー金具8が、ベース金具9の真下から水平方向に
ずれた位置のフラットバー18に固着されていた場合に
は、ベース金具9の当接する位置のフラットバー18の
裏面と、基礎10の上面との間に、図示していないライ
ナーを挿入しておく。
【0026】次に、縦壁パネル1の外面を垂直に位置決
めしてから、前記ベース金具9をフラットバー18に溶
接し、上階側の自重受け金具の垂直部と前記定規アング
ルの当接部などを溶接固着する。この作業を繰り返して
下段縦壁パネルを順次取り付けて、すべての下段縦壁パ
ネルを取り付けてから、布基礎10とフラットバー18
との間にモルタル19を充填し、このモルタル19の上
面と縦壁パネル1の下端部との間や、隣接する縦壁パネ
ルとの目地部には、バックアップ材26とシーリング材
27を充填すれば、縦壁パネル1の取付け作業は完了す
る。
【0027】図2と3はいずれもベース金具9の他の実
施例を説明する図であり、図2の縦壁パネル1には穴1
aの下端部に座繰りを設け、ここに合成ゴム製の鍔22
が嵌め込まれている。ベース金具9の棒状部9aの先端
部にはナイロン製のキャップ9cが嵌め合わされ、該棒
状部9aが基部に向かって直径が次第に小さくなってい
る以外は、前実施例と同様である。また、図3のベース
金具9の棒状部9aの先端部にはナイロン製キャップ9
cが嵌め合わされ、基部には合成ゴム製で、円筒状のス
リーブ23が嵌め合わされている以外は、前実施例と同
様である。
【0028】このような構造では、ベース金具9の棒状
部9aの外面と縦壁パネル1の穴1aとの間に空隙1b
が形成されるので、ロッキングが容易となる。すなわ
ち、縦壁パネル1は、ベース金具9の先端部9aに支え
られた状態でロッキングし、縦壁パネル1の小口面穴1
aの縁が棒状部9aの基部に近づいたり離れたりする。
このとき、鍔22やスリーブ23があるので、緩衝作用
が得られ、小口面穴1aの縁が棒状部9aの基部に強く
当たることはない。
【0029】なお、いずれのベース金具の寸法や、鞘部
の材質などは必要に応じ適宜選定すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のベ
ース金具は、板状部に直立に棒状部の基部を固着し、ベ
ース金具の棒状部の先端部から基部にかけて、または先
端部のみに前記縦壁パネルの穴の内径より少し大きい外
径の弾性体の鞘部を嵌め合わせたので、基礎上面に固着
された条材に板状部を直接溶接しても、前記棒状部と縦
壁パネルの穴との間に弾性体が介在したり、空隙がある
ので、縦壁パネルは板状部を支点として、ロッキングが
可能であり、耐震性の構造となる。
【0031】また、棒状部の先端部から基部にかけて、
直径を小さくしておけば、縦壁パネルの穴の下方と棒状
部との間の空隙が大きくなるので、ロッキングが一層容
易になる。
【0032】その上、ベース金具の棒状部が弾性体を介
して、縦壁パネルの穴にきつく嵌め込められているの
で、縦壁パネルのハンドリング中にこのベース金具が脱
落する恐れがない。さらに、棒状部が直接縦壁パネルの
穴の内側に接触しないので、表面のメッキが剥離するこ
とがなく、錆の発生を防止して、錆による縦壁パネル破
壊の恐れもない。
【0033】さらに、このベース金具は簡単な構造で、
取付けも容易なので、部品代と取付け工賃が安価であ
る。また、建築物の開口部の上下に、腰壁やまぐさ壁を
形成する縦壁パネルの下端部に、前述と同様にしてこの
ベース金具の棒状部を挿入し、板状部を開口フレームに
固着して縦壁パネルを取り付けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による縦壁パネルの取付け構造を示す一
部破断斜視図である。
【図2】本発明による縦壁パネルの取付け構造を示す一
部破断斜視図である。
【図3】本発明による縦壁パネルの取付け構造を示す一
部破断斜視図である。
【図4】本発明のベース金具の斜視図である。
【図5】従来の縦壁パネルの取付け構造を示す一部破断
斜視図である。
【図6】従来の縦壁パネルの取付け構造を示す断面図で
ある。
【図7】従来の縦壁パネルの取付け構造を示す断面図で
ある。
【図8】従来の縦壁パネルの取付け構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 縦壁パネル 2 L字状の丸棒 3 支持部材 4、15 アンカー金具 5 梁 6、16 定規アングル 7 自重受け金具 8 スペーサー金具 9 ベース金具 10 布基礎 11 アンカー筋 12 部材 13 イナズマ型金具 14 ボルト 18、28 フラットバー 19 モルタル 22 鍔 23 スリーブ 26 バックアップ材 27 シーリング材 30 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−260146(JP,A) 特開 昭63−265046(JP,A) 特公 平2−26024(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/56 - 2/70 E04B 2/88 - 2/96 E04F 13/08 - 13/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端小口面中心に穴を穿孔した縦壁パネ
    ルを取り付ける構造において、該穴の内径よりも小さい
    外径で、先端部から基部にかけて直径が小さくなってい
    て、前記穴に挿入したとき基部と穴の内側との間隔が大
    きい形状の棒状部と、該棒状部を直立に固着した板状部
    と、該棒状部の少なくとも先端部にかぶせられ、前記穴
    の内径より少し大きい外径の弾性体の鞘部とを有する縦
    壁パネル取付け用ベース金具の前記棒状部を前記穴に挿
    入し、前記板状部を建築物の水平な部材に固着すること
    により、縦壁パネルは棒状部の先端部を支点としてロッ
    キング可能であることを特徴とする縦壁パネルの取付け
    構造。
  2. 【請求項2】 前記鞘部を、前記棒状部の先端部から基
    部にかけてかぶせ、前記穴に挿入したとき、棒状部の基
    部と穴の内側との間に該鞘部による緩衝部を設けること
    を特徴とする請求項1に記載の縦壁パネルの取付け構
    造。
  3. 【請求項3】 前記鞘部を、前記棒状部のうち先端部に
    かぶせ、前記穴に挿入したとき、棒状部の基部と穴の内
    側との間に、弾性体の緩衝部を設けることを特徴とする
    請求項1に記載の縦壁パネルの取付け構造。
  4. 【請求項4】 下端小口面中心に穴を穿孔した縦壁パネ
    ルの取付け構造に使用され、該穴の内径よりも小さい外
    で、先端部から基部にかけて直径が小さくなってい
    て、前記穴に挿入したとき基部と穴の内側との間隔が大
    きい形状の棒状部と、該棒状部を直立に固着した板状部
    と、該棒状部の少なくとも先端部にかぶせられ、前記穴
    の内径より少し大きい外径の弾性体の鞘部とを有し、前
    記棒状部を前記穴に挿入し、前記板状部を建築物の水平
    な部材に固着するため取り付けられることを特徴とする
    縦壁パネルの取付け用ベース金具。
  5. 【請求項5】 前記鞘部を、前記棒状部の先端部から基
    部にかけてかぶせ、前記穴に挿入したとき、棒状部の基
    部と穴の内側との間に該鞘部による緩衝部を設けること
    を特徴とする請求項4に記載の縦壁パネルの取付け用ベ
    ース金具。
  6. 【請求項6】 前記鞘部を、前記棒状部のうち先端部に
    かぶせ、前記穴に挿入したとき、棒状部の基部と穴の内
    側との間に、弾性体の緩衝部を設けることを特徴とする
    請求項4に記載の縦壁パネルの取付け用ベース金具。
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