JP5095424B2 - 壁パネルの取付構造及び取付方法 - Google Patents

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本技術は主にRC造、SRC造の建物の梁、柱、スラブ、壁等、躯体側のコンクリート部分への壁パネルの取付構造及び取付方法に関する。本発明はPC板、ALC板、押出成形板等、コンクリート系の壁パネルに好適に適用できる。
スラブコンクリート床上部に例えばALC壁パネルを取付ける一般的な例を図3の(a)、(b)で説明する。図3は、従来例に係る壁パネルの下部と躯体との接続部を示す図であり、(a)が断面図で(b)が内観図である。本例では、壁パネルとしてALCの壁パネルを用いた例を説明する。図3に示すようにスラブコンクリート床18の上部にはコンクリートの立ち上がり部19があり、同部には下地アングル21を取付けるための埋込アングル20が設けられている。下地アングル21は埋込アングル20に溶接されることによりコンクリートの立ち上がり部19に固定されている。壁パネル17は、ボルト22、アンカー鋼棒23、イナズマ金物24より構成される取付ファスナーにより、下地アングル21に取付固定される。尚、25はライナー、26はシーリング材である。
上記の技術と同様の技術は、非特許文献1にも掲載されている。また、躯体コンクリートに壁パネルを取り付ける際に高さを調整できる技術がある(例えば、特許文献1を参照)。また、風圧力が作用しない間仕切壁パネルを躯体コンクリートに取付金物を露出させずに取り付ける技術もある(例えば、特許文献2を参照)。
日本建築学会、「建築工事標準仕様書・同解説JASS21ALCパネル工事2005」42頁「解説図3.3 鉄筋コンクリート造におけるロッキング構法の取付け例」
特開平11−124937 特開2005−48492
建物のスラブコンクリート床上部に壁パネルを取り付ける場合、一般的には図3や非特許文献1のように壁パネルを取り付けるための下地アングル、取付ファスナー等の金物類がパネルの表側、あるいは裏側のどちらかに露出する。
このため、金物類が仕上げ工事の障害となる場合があり、仕上げ表面からなお金物類が突出して見栄えが悪い場合もある。
また、前記壁パネルから金物類が突出していると、身体の一部を引っかけて怪我をする恐れがあるため、さらなる安全性の向上も求められている。
本発明の第1の目的は、壁パネルの表側、裏側のどちら側にも壁パネル取付用の金物類を露出させないことである。
次に、特許文献1の技術は嵩上げ金具の高さが嵩上げ金具の形状で決まり、高さの微調整がしづらいという問題があった。
本発明の第2の目的は、壁パネルの高さ(躯体コンクリートからの離れ寸法)を容易に精度良く調整することである。
また、特許文献1の技術は取付金物の形状が複雑であり、なおかつ部品点数も多いため経済上不利になりやすいという問題があった。
本発明の第3の目的は、取付金物の形状を単純化し、なおかつ部品点数を少なくすることでローコストで経済的な取付工法を提供することである。
さらに、特許文献2では、コンクリート釘を打ち込んだ際、コンクリート部にクラック、欠け等の欠陥が発生しやすいためコンクリート釘の長手方向に直交する方向の力に対する信頼性が低い、コンクリート釘に繰り返し剪断荷重がかかった場合の金属疲労破壊に対する信頼性が不明、コンクリート釘自体の剪断耐力が小さい、等の理由により、このままでは風圧力が作用する外壁パネルには使用し難いという問題があった。また、この技術は躯体コンクリートからの壁パネルの高さの調整が殆どできないという問題もあった。
本発明の第4の目的は、外壁のように風圧力等の大きな水平力が作用する部位にも使用可能な高耐剪断力の取付構造を提供することである。
つまり、本発明の目的は、壁パネルの表側、裏側のどちら側にも壁パネル取付用の金物類を露出させることなく、壁パネルを容易に確実、かつ精度良く、ローコストで、しかも高耐剪断力で、建物の躯体側のコンクリートに取り付けることである。
前記目的を達成するための本発明は次の手段を有する。
(1)
壁パネルをスラブコンクリート床に取り付けてなる建物への壁パネルの取付構造であって、前記壁パネルの小口から前記壁パネルの面内方向に向かって設けられた長孔部に棒状部材が挿入され、前記スラブコンクリート床に対して、鉛直面と水平面を具備するL形部を有するL形基礎部材が配設され、前記棒状部材と前記L形基礎部材との間には、ライナーが設置される通し部材が配設されることを特徴とする壁パネルの取付構造。
(2)
前記通し部材は鉛直面と水平面を有するL形部を有するL形通し部材であり、前記L形基礎部材の鉛直面と前記L形通し部材の鉛直面とを固定することで高さを確定することを特徴とする(1)に記載の壁パネルの取付構造。
(3)
前記通し部材は平面形状の板状通し部材であり、前記板状通し部材は、鉛直面と水平面を有するL形部を有する台座部材の水平面に固定され、前記L形基礎部材の鉛直面と前記台座部材の鉛直面とを固定することで高さを確定することを特徴とする(1)に記載の壁パネルの取付構造。
(4)
前記棒状部材の前記壁パネルに挿入されていない側の端部は、前記ライナーを設置する部材の設置面に対して固定される平面形状部を有することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の壁パネルの取付構造。
(5)
建物への壁パネルの取付方法であって、前記壁パネルの小口から前記壁パネルの面内方向に向かって設けられた長孔部に棒状部材を挿入する段階と、L形部を有するL形基礎部材を、前記スラブコンクリート床の上部に固定する段階と、L形部を有するL形通し部材を、前記L形基礎部材に固定する段階と、前記L形通し部材に、ライナーを設置し前記棒状部材を載置する段階と、を有することを特徴とする壁パネルの取付方法。
(6)
建物への壁パネルの取付方法であって、前記壁パネルの小口から前記壁パネルの面内方向に向かって設けられた長孔部に棒状部材を挿入する段階と、L形部を有するL形基礎部材を、前記スラブコンクリート床の上部に固定する段階と、L形部を有する台座部材を、前記L形基礎部材に固定する段階と、平面形状部を有する板状通し部材を、前記台座部材に固定する段階と、前記板状通し部材に、ライナーを設置し前記棒状部材を載置する段階と、を有することを特徴とする壁パネルの取付方法。
上記構成及び方法によれば、壁パネルの表側、裏側のどちら側にも壁パネル取付用の金物類を露出させない。このため、外観及び内観においていずれも、壁パネルの意匠性を向上させることができる。また、通し部材を用いることで、ライナーを挿入しやすくなり、作業性が向上する。更に、外壁のように風圧力等の大きな水平力が作用する部位にも好適である。また、取付金物(L形基礎部材、通し部材等)は部品点数の少ない比較的単純な形状のもので構成されているため、経済的である。
したがって、壁パネルの表側、裏側のどちら側にも壁パネル取付用の金物類を露出させることなく、壁パネルを容易に確実、かつ精度良く、しかも高耐剪断力で建物の躯体側のコンクリートに取り付けることができる。
図を用いて本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、壁パネルの取付部の構造として、以下の説明においては壁パネルの下部構造のみを例示して説明する。図示しないが、壁パネルの側部や上部のうちの1箇所以上に、壁パネルの面外方向の力に対する何らかの拘束手段を設けることとする。また、本実施形態の取付構造を壁パネルの側面に適用した場合には、もう一方の側部、上部、下部のうちの1箇所以上に、壁パネルの面外方向の力に対する何らかの拘束手段を設けることとする。
〔第1実施形態〕
第1実施形態の構成を、図を用いて説明する。図1は第1実施形態における躯体コンクリートへの壁パネルの取付け説明図であり、(a)は下部立断面図、(b)は下部平断面図、(c)は下部内観図である。
図1に示すように、本実施形態の建物への壁パネル下部の取付構造は、壁パネル1とスラブコンクリート床3とを固定する構造である。
壁パネル1には、壁パネル1の下部の小口から面内方向に長孔部2が設けられる。長孔部2には、棒状部材4が、スラブコンクリート床3側に突出させるように挿入される。棒状部材4は、壁パネル1に挿入される棒状部4aと、棒状部4aの壁パネル1に挿入されない側の端部に形成される平面形状部4bとから構成される。
スラブコンクリート床3には、壁パネル1と対向する部分に後施工アンカー5が埋設され、後施工アンカー5には長ボルト(床上棒状部材)6が壁パネル1側に突出するように螺合固定される。尚、後施工アンカーのタイプとしてはナット部を有するタイプのものとボルト部を有するタイプのものとが有る。本実施形態においては、後施工アンカーはナット部を有するタイプであることを前提として記述しているが、後施工アンカーとしてはボルト部を有するタイプを使用することも有りうる。本実施形態においては、螺合手段として長ボルト6、及びナット10を使用しているが六角ボルト等を使用しても良い。また、後施工アンカーとしてボルト部を有するタイプを使用する場合には長ボルト6は省略することが出来る。長ボルト6、及びナット10の周囲には、スラブコンクリート床3と一体的に立ち上がり部9が形成される。立ち上がり部9は後詰めのモルタル等を用いることができ、立ち上がり部9は、壁パネル1の取付け前に形成しても、取付け後に形成してもよい。
また、長ボルト6の壁パネル1側には、ナット10が螺合しており、L形基礎部材14を固定する。L形基礎部材14は、直角に折れ曲がって構成されたL形部を有する。L形基礎部材14は、長ボルト6とナット10とにその一部が挟持される水平面14aと、水平面から鉛直上方に立ち上がる鉛直面14bとを有する。
L形基礎部材14の鉛直面14bには、L形部を有するL形通し部材12を有する。本実施形態で用いられる通し部材12は、水平面12aと、水平面12aから下方に向かって鉛直方向に延びる鉛直面12bとが形成される。L形通し部材12の水平面14aは棒状部材4の平面形状部4bと溶接固定され、L形通し部材12の鉛直面12bはL形基礎部材14の鉛直面14bと溶接固定される。
壁パネル1と通し部材12との間には、ライナー13が設置される。本実施形態においては、L形通し部材12の上部平面がライナー13の設置面となる。ライナー13を設置することによって、パネル高さ調整の他、パネル下部と通し部材12との間に隙間を設けられる。このため、地震時等により二点で支持されたパネルがロッキング(回転)する際、パネル下部の角が通し部材12と接触しパネル角部が欠けるのを防止することができる。このように、通し部材12とライナー13を介して設置される壁パネル1のスラブコンクリート床3側への動きが拘束される。尚、図1(a)に示すように、壁パネル1と立ち上がり部9との間にはシーリング材11が設けられる。
次に、壁パネル1の取付方法について説明する。
まず、壁パネル1の小口から壁パネル1の面内方向に向かって設けられた長孔部2に棒状部材4を挿入する。一方、スラブコンクリート床3には、壁パネル1との間に立ち上がり部9が形成される。
次に、スラブコンクリート床3にL形基礎部材14の水平面14aが、長ボルト6及びナット10を用いて固定される。
次に、通し部材12の鉛直面12bが、スラブコンクリート床3側にレベル調整して配設され、L形基礎部材14の鉛直面14bに対して溶接固定される。
次に、図1(b)に示すように、通し部材12上の所定の位置にライナー13を設置する。ライナー13の位置は、本実施形態のようにパネル幅の中央部付近の1箇所、あるいは壁パネル1のパネル幅方向の両側端部に近い2箇所が好ましい。尚、ここで、L形通し部材12に、棒状部材4を載置した後、L形通し部材12に、ライナー13を設置するという順番でもよい。
次に、棒状部材4を取り付けた壁パネル1をライナー13上に設置し、壁パネル1の水平方向位置が決まった段階で、平面形状部4bを通し部材12に溶接固定する。尚、ライナー13を通し部材12上に設置しない場合は、平面形状部4bと壁パネル1との間にライナー13を挿入することとしてもよい。
以上のように、本実施形態においては、L形通し部材12がスラブコンクリート床3に配設されたL形基礎部材14に固定される。この場合、L形通し部材12を上下方向の任意の所望の位置に容易に精度よく固定することができる。
本実施形態においては、通し部材12を設けるため、棒状部材4に水平方向の位置の誤差(位置ずれ)が有ったとしても、平面形状部4bを通し部材12の水平面12aに確実に溶接固定することができる。
また、本実施形態においては、壁パネル1と通し部材12との間の広いスペースにライナー13を設置するため、作業性が良い。
また、本実施形態において高さを微調整する際、通し部材12と壁パネル1との間の任意の位置に直接バール等を挿入し壁パネル1を浮かせることができ、高さ微調整用の重ねライナー13を容易に挿入することができて作業効率が良い。
また、本実施形態の構成においては、ライナー13は、パネル1取り付けに先んじて通し部材12上に設置していたが、これに限るものではない。例えば、ライナー13をパネル1下部に釘、ボンド等で予め取り付けておいたパネル1をライナー13、並びに平面形状部4b及びライナー13を介して通し部材12上に設置してもよい。
〔第2実施形態〕
第2実施形態の構成を、図を用いて説明する。図2は第2実施形態における躯体コンクリートへの壁パネルの取付け説明図であり、(a)は下部立断面図、(b)は下部平断面図、(c)は下部内観図である。
前述の実施形態の構成においては、通し部材12の形状はL形状のものを使用したが、これに限るものではない。本実施形態においては、図2に示すように、例えばフラットバーのような平面形状の板状通し部材15でもよい。
板状通し部材15を用いる場合、板状通し部材15とL形基礎部材14との間に、直角に折れ曲がって構成されたL形部を有する台座部材7を介在させて固定してもよい。ここで、台座部材7は、水平面7aと鉛直面7bとを有する。尚、本実施形態においては、板状通し部材15の上部平面がライナー13の設置面となる。
このような構成により、台座部材7の水平面7aの上面は、板状通し部材15の下面と溶接固定される。また、台座部材7の鉛直面7bは、L形基礎部材14の鉛直面14bと溶接固定される。なお、台座部材7の鉛直面7bと、L形基礎部材14の鉛直面14bに穴あけしておけば、ボルト及びナットによる固定、また、溶接固定と併用することも可能である。
上記構成による、壁パネル1の取付方法を説明する。
まず、壁パネル1の小口から壁パネル1の面内方向に向かって設けられた長孔部2に棒状部材4を挿入する。次に、L形部を有するL形基礎部材14を、スラブコンクリート床3の上部に固定する。そして、L形部を有する台座部材7を、L形基礎部材14に溶接固定する。そして、板状通し部材15を、台座部材7に固定する。板状通し部材15に、ライナー13を設置した後、板状通し部材15に、壁パネル1と一体となった棒状部材4の平面形状部4bを溶接固定する。尚、ここで、板状通し部材15に、棒状部材4を載置した後、板状通し部材15に、ライナー13を設置するという順番でもよい。
〔他の実施形態〕
前述の各実施形態は必ずしも独立したものではない。即ち、第1実施形態のL形基礎部材14に第2実施形態の台座部材7を固定し、台座部材7に第2実施形態の板状通し部材15を固定してもよい。また、第2実施形態の板状通し部材15を、L形通し部材12としてもよい。
本発明はRC造、SRC造以外のコンクリート躯体、例えばS造の建物のスラブコンクリート部分にも応用することができる。
第1実施形態における躯体コンクリートへの壁パネルの取付け説明図。 第2実施形態における躯体コンクリートへの壁パネルの取付け説明図。 従来例に係る壁パネルの下部と躯体との接続部を示す図。
符号の説明
1…壁パネル、2…長孔部、3…スラブコンクリート床、4…棒状部材、4a…棒状部、4b…平面形状部、5…後施工アンカー、6…長ボルト、7…台座部材、7a…水平面、7b…鉛直面、9…立ち上がり部、10…ナット、11…シーリング材、12…L形通し部材、12a…水平面、12b…鉛直面、13…ライナー、14…L形基礎部材、14a…水平面、14b…鉛直面、15…板状通し部材、17…壁パネル、18…スラブコンクリート床、19…立ち上がり部、20…埋込アングル、21…下地アングル、22…ボルト、23…アンカー鋼棒、24…イナズマ金物、25…ライナー、26…シーリング材

Claims (6)

  1. 壁パネルをスラブコンクリート床に取り付けてなる建物への壁パネルの取付構造であって、
    前記壁パネルの小口から前記壁パネルの面内方向に向かって設けられた長孔部に棒状部材が挿入され、
    前記スラブコンクリート床に対して、鉛直面と水平面を具備するL形部を有するL形基礎部材が配設され、
    前記棒状部材と前記L形基礎部材との間には、ライナーが設置される通し部材が配設されることを特徴とする壁パネルの取付構造。
  2. 前記通し部材は鉛直面と水平面を有するL形部を有するL形通し部材であり、
    前記L形基礎部材の鉛直面と前記L形通し部材の鉛直面とを固定することで高さを確定することを特徴とする請求項1に記載の壁パネルの取付構造。
  3. 前記通し部材は平面形状の板状通し部材であり、
    前記板状通し部材は、鉛直面と水平面を有するL形部を有する台座部材の水平面に固定され、
    前記L形基礎部材の鉛直面と前記台座部材の鉛直面とを固定することで高さを確定することを特徴とする請求項1に記載の壁パネルの取付構造。
  4. 前記棒状部材の前記壁パネルに挿入されていない側の端部は、前記ライナーを設置する部材の設置面に対して固定される平面形状部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の壁パネルの取付構造。
  5. 建物への壁パネルの取付方法であって、
    前記壁パネルの小口から前記壁パネルの面内方向に向かって設けられた長孔部に棒状部材を挿入する段階と、
    L形部を有するL形基礎部材を、前記スラブコンクリート床の上部に固定する段階と、
    L形部を有するL形通し部材を、前記L形基礎部材に固定する段階と、
    前記L形通し部材に、ライナーを設置し前記棒状部材を載置する段階と、
    を有することを特徴とする壁パネルの取付方法。
  6. 建物への壁パネルの取付方法であって、
    前記壁パネルの小口から前記壁パネルの面内方向に向かって設けられた長孔部に棒状部材を挿入する段階と、
    L形部を有するL形基礎部材を、前記スラブコンクリート床の上部に固定する段階と、
    L形部を有する台座部材を、前記L形基礎部材に固定する段階と、
    平面形状部を有する板状通し部材を、前記台座部材に固定する段階と、
    前記板状通し部材に、ライナーを設置し前記棒状部材を載置する段階と、
    を有することを特徴とする壁パネルの取付方法。
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