JP3389944B2 - ショットキバリア半導体装置の製造方法 - Google Patents

ショットキバリア半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はショットキバリア形
抵抗性フィールドプレートを備えた半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すようにショットキバリア形抵
抗性フィールドプレートを備えたショットキバリアダイ
オードが知られている。図1において、GaAsのn+
形半導体領域1とGaAsのn形半導体領域(エピタキ
シャル成長層)2とから成る半導体基体3の上面には、
Ti層4とAl層5とから成るショットキバリア電極6
が設けられ、更に、ショットキバリア電極6を囲むよう
に、シート抵抗の相対的に小さい第1の部分7とシート
抵抗が第1の部分7よりも大きい第2の部分8とシート
抵抗が第2の部分8よりも大きい第3の部分9とを有す
るTi酸化物層から成るショットキバリア形抵抗性フィ
ールドプレート10と、絶縁層(シリコン酸化膜)11
と、金属(チタン)フィールドプレート12と、アルミ
ニウムから成る接続電極層13とが設けられている。ま
た、半導体基体3の下面には金とゲルマニウムとニッケ
ルの合金層と金層とから成るオーミック電極層14が設
けられている。図1の半導体装置には、半導体領域2に
対して絶縁層11を介在しない形のショットキバリア形
抵抗性フィールドプレート10を有するので、整流障壁
の周辺部における電界の集中を大幅に低減することがで
きる。即ち、ショットキバリア電極6とn形半導体領域
2との間に逆耐圧が印加された時には、ショットキバリ
ア電極6とn形半導体領域2との間にショットキバリア
に基づく空乏層及びショットキバリア抵抗性フィールド
プレート10とn形半導体領域2との間のショットキバ
リアに基づく空乏層が発生し、これらが連続して一体化
する。ここで、ショットキバリア形抵抗性フィールドプ
レート10の抵抗値がショットキバリア電極6から素子
外周部に向って3段階に増加していることから、フィー
ルドプレート10にはこの内周側から外周側に向って電
位が徐々に変化する電位勾配が生じる。この結果、ショ
ットキバリア電極6の周辺近傍のn形半導体領域2に電
界が集中し難いような空乏層の広がりが得られ、周辺耐
圧が向上する。また、n形半導体領域2に対して絶縁層
11を介して対向する金属フィールドプレート12が設
けられているので、高速転流時即ち順方向バイアスから
逆方向バイアスに高速に切り換えた時においては、この
金属フィールドプレート12が上記の電界集中をショッ
トキバリア形抵抗性フィールドプレート10に代って良
好に緩和するように働き、高速転流時において周辺耐圧
が低下することを防止する。なお、ショットキバリア形
抵抗性フィールドプレート10と絶縁層11を介した金
属フィールドプレート12との作用効果は、例えば特開
平2−28375号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、3段階にシ
ート抵抗が変化する抵抗性フィールドプレート10を容
易に形成するために、抵抗性フィールドプレート10を
Ti層4に連続するように形成したTi層の酸化によっ
て形成する。即ち、図4に示すようにAl層5aをTi
層4aの上面全部を覆うように形成し、図5に示すよう
にAl層5aの外周部を環状にエッチングで除去してマ
スクとして機能するAl層5bを残し、Ti層4aの露
出した部分を熱酸化させて抵抗性フィールドプレートと
してのTi酸化物層4bを形成する。また、図6に示す
ようにAl層5bの外周部分を更にエッチングで除去し
て新しいマスクとしてのAl層5cを形成し、Ti層4
aの新たに露出した部分を熱酸化させると同時に図5の
抵抗性フィールドプレートとしてのTi酸化物層4bの
酸化の程度を強める。図3〜図6の工程は、後述する本
発明に係わる実施例と同一であるが、従来は図6の工程
の後に、図2に示すようにAl層5cの中央部分を露出
させ、抵抗性フィールドプレートとしてのTi酸化物層
4bの外周部分を露出させ、その他の領域を覆うように
絶縁層11を設け、しかる後、この絶縁層11で覆われ
ていない抵抗性フィールドプレートとしてのTi酸化物
層4bの外周部分を熱酸化させて図1の第3の部分9を
得た。これにより、図2の抵抗性フィールドプレートと
してのTi酸化物層4bの絶縁層11で覆われた部分は
図1の第2の部分8となり、図2の4cで示す部分は図
1の第1の部分7となり、シート抵抗が内周側から外周
側に3段階に順に高くなっている第1、第2及び第3の
部分7、8、9から成る抵抗性フィールドプレート10
が得られる。しかし、図2に示す工程の後に、図1に示
す金属フィールドプレート12及び接続電極層13を設
けるためのエッチング工程があるために、図1に示す第
3の部分9もエッチングされてこの厚さが減少し、且つ
この厚さの減少にバラツキがあり、所望のフィールドプ
レート効果即ち所望の耐圧特性が得られないことがあ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、シート抵抗が複
数段階に変化しているショットキバリア形抵抗性フィー
ルドプレートを有する半導体装置を良好に形成すること
ができる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、半導体基体の一方の主
面上にショットキバリアを形成することが可能な金属か
ら成る第1の金属層を形成する工程と、前記第1の金属
層を覆うように配置された第2の金属層を形成する工程
と、前記第2の金属層の中央部分を環状に囲む周辺部分
を一回のエッチングで除去するか又は複数回に分けてエ
ッチングで除去して前記第1の金属層を露出させ、前記
第1の金属層の前記一回のエッチング又は前記複数回の
内の最初のエッチングによって露出された部分に対して
酸化処理を施してショットキバリア形抵抗性フィールド
プレート用金属酸化物層を形成し、前記複数回のエッチ
ングを行う場合には、第2回目以降のエッチングによっ
て新たに露出した第1の金属層の部分と既に形成されて
いる前記ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート
用金属酸化物層とに酸化処理を施して複数段階にシート
抵抗が変化するショットキバリア形抵抗性フィールドプ
レート用金属酸化物層を形成する工程と、前記第2の金
属層の周辺部分と前記ショットキバリア形抵抗性フィー
ルドプレート用金属酸化物層の全表面とを被覆するよう
に絶縁層を形成する工程と、前記第2の金属層の中央部
分と前記絶縁層の上に第3の金属層を形成する工程と、
前記第3の金属層をエッチングして前記第2の金属層の
中央部分に接触し、前記第2の金属層の周辺部分と前記
ショットキバリア形フィールドプレート用金属酸化物層
の内周側部分とに前記絶縁層を介して対向するように金
属フィールドプレートを形成する工程と、前記絶縁層の
前記金属フィールドプレートから離れた位置の環状部分
を除去して前記ショットキバリア形抵抗性フィールドプ
レート用金属酸化物層の周辺部を露出させる工程と、前
記ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート用金属
酸化物層の前記周辺部分に対して酸化処理を施してその
シート抵抗を高める工程とを備えていることを特徴とす
るショットキバリア半導体装置の製造方法に係わるもの
である。なお、請求項2に示すように、接続電極層を設
ける工程を付加することができる。
【0006】
【発明の効果】請求項1の発明では金属フィールドプレ
ートを所定パターンにエッチングで形成した後、また、
請求項2の発明では接続電極層を所定パターンにエッチ
ングで形成した後に、絶縁層の外周部分を除去して抵抗
性フィールドプレート用金属酸化物層の外周部分を露出
させ、この酸化を強めるので、抵抗性フィールドプレー
ト用金属酸化物層の厚みの低減を防いで、所望のフィー
ルドプレート効果を良好に得ることができ、半導体装置
の製造歩留りを向上させることができる。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、図3〜図11を参照して
本発明の実施形態及び実施例を説明する。なお、図3〜
図11において図1と実質的に同一の部分には同一の符
号が付されている。また、半導体基体3及びTi層4、
4aは斜線を省いて示されている。
【0008】本実施例で製造するショットキバリアダイ
オード(半導体装置)は、図11に示すものであり、図
1の抵抗性フィールドプレート10の第3の部分9の厚
みが少し厚い第3の部分9aを有する他は図1と実質的
に同一に構成されている。即ち、本実施例は図11の第
3の部分9aの形成方法において従来の方法と相違し、
その他は従来と実質的に同一なものである。以下、ショ
ットキバリアダイオードの製造方法を詳しく説明する。
【0009】まず、図3に示すGaAsのn+ 形半導体
領域1の上にエピタキシャル成長法によって高抵抗のG
aAsのn形半導体領域2を形成した3−5族化合物半
導体から成る半導体基体3を用意する。
【0010】次に、半導体基体3の一方の主面上に、真
空蒸着法によって図4に示すように第1の金属層として
厚さ約50オングストローム即ち0.005μmのチタ
ン(Ti)層4aを形成し、連続してこの上に厚さ約2
μmの第2の金属層としてアルミニウム(Al)層5a
を形成する。また、半導体基体3の下面にAuとGeと
Niの合金とAuとを連続して真空蒸着してオーミック
電極層14を形成する。
【0011】次に、レジストマスク(図示せず)を形成
して図4のAl層5aの外周部分即ち素子周辺部分を周
知のエッチング液(例えば水酸化ナトリウム溶液)によ
るエッチングによって環状に除去し、図5に示すマスク
として機能するAl層5bを残し、このAl層5bをマ
スクとして空気中(酸化性雰囲気中)で300℃、30
分間の熱処理をTi層4aに施す。これにより、Ti層
4aのAl層5bで覆われていない露出部分が熱酸化さ
れて酸化の程度の低い金属酸化物層としてのTi酸化物
層4bが図5に示すように得られる。このTi酸化物層
4bは全てがTiO2 にならない酸素不足のTi酸化物
から成り、TiO2 層のシート抵抗よりも低いシート抵
抗を有するものである。また、Ti酸化物層4bはショ
ットキバリア形抵抗性フィールドプレートとして機能す
る。なお、図5において、Al層5bはTi層4aより
も厚く形成され、且つTiよりも酸化されにくいので、
マスクとして機能し、この下にはTi層4aが残存す
る。
【0012】次に、レジストマスク(図示せず)を形成
してAl層5bの外周部分を周知のエッチングで除去
し、図6に示すように図5よりも面積が狭いAl層5c
を残存させる。次に、このAl層5cをマスクとしてT
i層4aの新しく露出した部分及び図5に示すTi酸化
物層4bを空気中(酸化性雰囲気中)で220℃、15
分間熱処理する。この図6の工程での熱処理温度は図5
の工程の熱処理温度よりも低く設定する。この結果、T
i層4aの新たに露出した部分は図6に示す第2のTi
酸化物層4cとなる。なお、図5のTi酸化物層4bも
酸化され、シート抵抗値がTi酸化物層4bよりも幾ら
か高い第1のTi酸化物層4b′となる。従って、図6
の第1のTi酸化物層4b′のシート抵抗及び抵抗率は
第2のTi酸化物層4cのシート抵抗及び抵抗率よりも
高くなる。第2のTi酸化物層4cは第1のTi酸化物
層4b′と同様に完全なTiO2 ではなくて酸素不足の
Ti酸化物から成り、ショットキバリア形フィールドプ
レートとして機能する。なお、図6のAl層5cは図1
1のAl層5に相当し、Ti層4aは図11のTi層4
に相当する。
【0013】次に、Al層5c及び第1及び第2のTi
酸化物層4b′、4cの上面全部に周知のプラズマCV
D又は光CVD法によってシリコン酸化膜から成る絶縁
層を形成し、これを選択的にエッチングすることによっ
てAl層5cの中央部分を露出させ、図7に示すように
Al層5cの外周部分と第1及び第2のTi酸化物層4
b′、4cの全部を覆う絶縁層11aを形成する。な
お、絶縁層11aをエッチングによって所定パターンと
せずにマスクを使用してシリコン酸化物を選択的に蒸着
させることによって得ることもできる。
【0014】次に、Al層5c及び絶縁層11aの上面
全体に、第3の金属層としてのTi層と第4の金属層と
してのAl層とを連続的に真空蒸着した後に、レジスト
マスク(図示せず)を使用してこれ等の外周部分をエッ
チングで除去して図8のTi層から成る金属フィールド
プレート12とAl層13aとを形成する。なお、Ti
層のエッチングにはフッ化水素液を使用し、Al層のエ
ッチングには水酸化ナトリウム液を使用する。図8にお
いて金属フィールドプレート12とAl層13aの外側
の破線の部分はこれ等のエッチングによる除去部分を示
す。
【0015】次に、レジストマスク(図示せず)を使用
して図8のAl層13aの外周部分をエッチングで除去
して図9に示す所定パターンの接続電極層13を形成す
る。
【0016】次に、レジストマスク(図示せず)を使用
して図9の絶縁層11aの外周部分をエッチングして図
10に示すように第1のTi酸化物層4b′の外周部分
を絶縁層11から露出させる。
【0017】次に、絶縁層11をマスクとして第1のT
i酸化物層4b′の露出部分に対して空気中(酸化性雰
囲気中)で240℃、60分間熱処理を施し、図11に
示す抵抗性フィールドプレート10の第3の部分9aを
形成する。この第3の部分9aは第1のTi酸化物層4
b′の酸化の程度を強くしたTi酸化物層である。これ
により、第2のTi酸化物層4cが抵抗性フィールドプ
レート10の第1の部分7となり、第2のTi酸化物層
4b′の残部が第2の部分8となる。図11の第1、第
2及び第3の部分7、8、9aのシート抵抗及び抵抗率
は図1の第1、第2及び第3の部分7、8,9と同様に
この順番に段階的に高くなる。従って、図11のショッ
トキバリアダイオードにおいても図1のショットキバリ
アダイオードと同様に耐圧特性が向上する。
【0018】本実施例によれば、金属フィールドプレー
ト12及び接続電極層13をエッチングで所定パターン
に形成した後に、ショットキバリア形抵抗性フィールド
プレート10の第3の部分9aの形成部分を絶縁層11
から露出させるので、金属フィールドプレート12及び
接続電極層13のエッチングによって第3の部分9aが
エッチングされない。従って、耐圧特性に影響の大きい
ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート10の厚
み及び抵抗値の精度を向上させることができ、所望の耐
圧特性を高い歩留りで得ることができる。なお、抵抗性
フィールドプレート(第1のフィールドプレート)10
と金属フィールドプレート(第2のフィールドプレー
ト)12との組み合せ効果も図1のショットキバリアダ
イオードと同様に得ることができる。また、ショットキ
バリア電極6に接続された抵抗性フィールドプレート1
0を容易に形成することができる。
【0019】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 抵抗性フィールドプレート10のシート抵抗を
2段に変化させること、又は4段以上に変化させること
もできる。 (2) 抵抗性フィールドプレート10の最外周部分に
金属製の等電位リングを付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のショットキバリアダイオードを示す断面
図である。
【図2】図1のショットキバリアダイオードの製造工程
の1つを説明するための断面図である。
【図3】実施例の半導体基体を示す断面図である。
【図4】図3の半導体基体にTi層とAl層を形成した
ものを示す断面図である。
【図5】図4のAl層の外周部分を除去してTi層の外
周部分を酸化したものを示す断面図である。
【図6】図5のAl層の外周部分を除去して熱酸化処理
を施し、第1及び第2のTi酸化物層を形成したものを
示す断面図である。
【図7】図6に示すものの上に絶縁層を設けたものを示
す断面図である。
【図8】図7に示すものの上に金属フィールドプレート
とAl層とを設けたものを示す断面図である。
【図9】図8のAl層を所定パターンにエッチングした
ものを示す断面図である。
【図10】図9の絶縁層の外周部分を除去したものを示
す断面図である。
【図11】本実施例の完成したショットキバリアダイオ
ードを示す断面図である。
【符号の説明】
3 半導体基体 4 第1の金属層 5 第2の金属層 6 ショットキバリア電極 7、8、9a 第1、第2及び第3の部分 10 抵抗性フィールドプレート 11 絶縁層 12 金属フィールドプレート 13 接続電極層

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体の一方の主面上にショットキ
    バリアを形成することが可能な金属から成る第1の金属
    層を形成する工程と、 前記第1の金属層を覆うように配置された第2の金属層
    を形成する工程と、 前記第2の金属層の中央部分を環状に囲む周辺部分を一
    回のエッチングで除去するか又は複数回に分けてエッチ
    ングで除去して前記第1の金属層を露出させ、前記第1
    の金属層の前記一回のエッチング又は前記複数回の内の
    最初のエッチングによって露出された部分に対して酸化
    処理を施してショットキバリア形抵抗性フィールドプレ
    ート用金属酸化物層を形成し、前記複数回のエッチング
    を行う場合には、第2回目以降のエッチングによって新
    たに露出された第1の金属層の部分と既に形成されてい
    る前記ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート用
    金属酸化物層とに酸化処理を施して複数段階にシート抵
    抗が変化するショットキバリア形抵抗性フィールドプレ
    ート用金属酸化物層を形成する工程と、 前記第2の金属層の周辺部分と前記ショットキバリア形
    抵抗性フィールドプレート用金属酸化物層の全表面とを
    被覆するように絶縁層を形成する工程と、 前記第2の金属層の中央部分と前記絶縁層の上に第3の
    金属層を形成する工程と、 前記第3の金属層をエッチングして前記第2の金属層の
    中央部分に接触し、前記第2の金属層の周辺部分と前記
    ショットキバリア形フィールドプレート用金属酸化物層
    の内周側部分とに前記絶縁層を介して対向するように金
    属フィールドプレートを形成する工程と、 前記絶縁層の前記金属フィールドプレートから離れた位
    置の環状部分を除去して前記ショットキバリア形抵抗性
    フィールドプレート用金属酸化物層の周辺部分を露出さ
    せる工程と、 前記ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート用金
    属酸化物層の前記周辺部分に対して酸化処理を施してそ
    のシート抵抗を高める工程とを備えていることを特徴と
    するショットキバリア半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基体の一方の主面上にショットキ
    バリアを形成することが可能な金属から成る第1の金属
    層を形成する工程と、 前記第1の金属層を覆うように配置された第2の金属層
    を形成する工程と、 前記第2の金属層の中央部分を環状に囲む周辺部分を一
    回のエッチングで除去するか又は複数回に分けてエッチ
    ングで除去して前記第1の金属層を露出させ、前記第1
    の金属層の前記一回のエッチング又は前記複数回の内の
    最初のエッチングによって露出された部分に対して酸化
    処理を施してショットキバリア形抵抗性フィールドプレ
    ート用金属酸化物層を形成し、前記複数回のエッチング
    を行う場合には、第2回目以降のエッチングによって新
    たに露出された第1の金属層の部分と既に形成されてい
    る前記ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート用
    金属酸化物層とに酸化処理を施して複数段階にシート抵
    抗が変化するショットキバリア形抵抗性フィールドプレ
    ート用金属酸化物層を形成する工程と、 前記第2の金属層の周辺部分と前記ショットキバリア形
    抵抗性フィールドプレート用金属酸化物層の全表面とを
    被覆するように絶縁層を形成する工程と、 前記第2の金属層の中央部分と前記絶縁層の上に第3の
    金属層を形成する工程と、 前記第3の金属層の上に接続電極用の第4の金属層を形
    成する工程と、 前記第3及び第4の金属層をエッチングして、前記第3
    の金属層が前記第2の金属層の中央部分に接触し、前記
    第2の金属層の周辺部分と前記ショットキバリア形フィ
    ールドプレート用金属酸化物層の内周側部分とに前記絶
    縁層を介して対向するように金属フィールドプレートを
    形成する工程と、 前記第4の金属層の周辺部分をエッチングして所定パタ
    ーンの接続電極層を形成する工程と、 前記絶縁層の前記金属フィールドプレートから離れた位
    置の環状部分を除去して前記ショットキバリア形抵抗性
    フィールドプレート用金属酸化物層の周辺部分を露出さ
    せる工程と、 前記ショットキバリア形抵抗性フィールドプレート用金
    属酸化物層の前記周辺部分に対して酸化処理を施してそ
    のシート抵抗を高める工程とを備えていることを特徴と
    するショットキバリア半導体装置の製造方法。
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