JP3386960B2 - 板材の積載方法及びその積載装置 - Google Patents

板材の積載方法及びその積載装置

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JP3386960B2 JP26050296A JP26050296A JP3386960B2 JP 3386960 B2 JP3386960 B2 JP 3386960B2 JP 26050296 A JP26050296 A JP 26050296A JP 26050296 A JP26050296 A JP 26050296A JP 3386960 B2 JP3386960 B2 JP 3386960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板材の積載方法
及びその積載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一枚又は複数枚の板材1を移
送してストッカー部3に積み重ねてストックする板材の
積載方法及びその装置が知られている。その一例を図2
4に示す。同図において、搬送部2には、搬送方向Aに
固定された固定レール4と搬送方向Aに対して移動可能
な移動バー5とが設けられ、この移動バー5を固定レー
ル4に対して上下移動させるシリンダ13が移動バー5
の下面側に取付けられており、移動バー5の上昇によっ
て固定レール4上に載置した板材1を移動バー5上に移
し変えることができるものである。このシリンダ13は
一対のプーリ60,60間に架け渡された無端状のタイ
ミングベルト71の上面に固定されており、下側のサー
ボモータ52によってタイミングベルト71を回転させ
ることによって、シリンダ13が横方向に移動して板材
1を乗せた移動バー5をストッカー部3に搬送できるよ
うにしてある。
【0003】一方、ストッカー部3は、門柱フレーム2
5’の天井に板材1の搬送方向Aに沿ってリニアレール
72が配設されており、リニアレール72より下方に一
対の可動部73A,73Bが吊り下げられている。各可
動部73A,73Bは上側のサーボモータ52’により
リニアレール72に沿って図の矢印方向に往復移動自在
とされ、各可動部73A,73Bの下面側に上下用シリ
ンダ50を介して昇降プレート74が夫々取付けられて
おり、各昇降プレート74にはチャッキング用シリンダ
51が複数配設されている。これらシリンダ51のう
ち、昇降プレート74の両端に位置するシリンダ51に
は移動バー5上で搬送されてくる板材1の両端1a,1
bをチャッキングするためのチャック53が設けられ、
昇降プレート74の中央に位置するシリンダ51の下端
には、チャック53による板材1のチャッキング解除後
に板材1を積載部9に移動させるセンターバー75が設
けられている。
【0004】次に、上記積載装置を用いた従来の板材の
積載方法の一例を説明する。
【0005】ストッカー部3の左側(右側も同様)に位
置する搬送部2では、シリンダ13により移動バー5を
固定レール4に対して上昇させて、固定レール4上に載
置された板材1を移動バー5上に移し変えると共に、下
側のサーボモータ52により該シリンダ13を右方向に
移動させて、板材1を乗せた移動バー5をストッカー部
3に移動させる。
【0006】一方、ストッカー部3では、一対の可動部
73A,73Bを上下用シリンダ50により同時に下降
させ、左側の搬送部2の移動バー5より搬送される板材
1を左側の可動部73Aのチャック53にてチャッキン
グする。その後、両可動部73A,73Bを上昇させ、
上側のサーボモータ52’により両可動部73A,73
Bを右側に移動させ、板材1をチャッキングしている可
動部73Aが積載部9の上方にきたとき、上下用シリン
ダ50により両可動部73A,73Bを同時に下降さ
せ、可動部73Aによる板材1のチャッキングを解除し
て板材1を積載部9に積載すると同時に、左側の可動部
73Aのチャック53でストッカー部3の右隣の搬送部
2上の板材1をチャッキングする。その後、上下用シリ
ンダ50により両可動部73A,73Bを同時に上昇さ
せ、再び左側に移動させて上記一連の動作を繰り返す。
これにより、左右両側の搬送部2から交互にストッカー
部3に板材1を移送でき、短時間で効率良くストッカー
部3に積載していくことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の板材
の積載装置では、ストッカー部3において上下用シリン
ダ50,51、チャック53、センターバー75、昇降
プレート74等を備えた可動部73A,73Bがリニア
レール72より下に吊り下げられており、このため、門
柱フレーム25’の高さが高くなり、設備が大掛りなも
のとなる。そのうえ可動部73A,73Bをリニアレー
ル72に沿って移動させながら、板材1を持ち上げて積
載していく方法を採っているために、可動部73A,7
3Bが振動し易く、これに伴い板材1の積載精度が悪く
なるという問題がある。また、リニアレール72及び可
動部73A,73Bが板材1の上方に配置されるため、
油等が板材1上に落下することがあり、殊に可動部73
A,73Bの振動等により油等の異物混入により不良が
一層発生し易いという問題がある。またチャック53の
動作は上下動作と水平移動動作との組み合わせであるた
めに、チャック53の制御が複雑となり、また可動部7
3Aにチャック53を取付けた際の寸法誤差等に起因し
て、チャック53の上下の動きにばらつきが生じ易くな
り、板材のチャッキング動作を確実に行なうことができ
なくなるという問題があり、このため、従来ではチャッ
ク53の上下の動きに高い精度が要求されていた。さら
に上下用シリンダ50により可動部73A(73B)を
上下移動させて板材をチャック53にて保持したり、保
持を解除する必要があるために、チャック53の上下動
作に時間がかかり、板材の搬送→チャッキング→積載を
1サイクルとしたときのサイクルアップが難しくなると
いう問題もある。
【0008】本発明は、上記点に鑑みてなされたもの
で、ストッカー部の高さを低くして装置全体の低背化を
図ることができ、板材保持手段の上下動作を無くしてサ
イクルアップを容易にすると共に、板材保持手段の制御
を簡略化できる構造でありながら、板材の保持動作を確
実に行なうことができ、しかも、板材の積載精度が良
く、さらに油等の異物混入による不良発生を防止できる
板材の積載方法及びその積載装置を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、搬送部2から搬送される板材1を積載部
9に積み重ねてストックする板材の積載方法において、
上記搬送部2を構成する搬送方向Aに固定された固定レ
ール4と搬送方向Aに移動可能な移動バー5とを相対的
に上下移動させて上記固定レール4上に載置された板材
1を移動バー5上に移し変え、板材1を乗せた移動バー
5を搬送方向Aに駆動して板材1をストッカー部3に設
けられる積載部9の上方位置まで搬送し、その後、板材
1の端部を仮保持する板材保持手段8により板材1をそ
の搬送面Cと略同一平面上で受け取って仮保持し、移動
バー5を搬送部2に復帰させた後に積載部9を上昇させ
、板材保持手段8により板材1の両端を挟んで仮保持
した状態で、板材1の略中央部を上方から押さえて積載
部9の上面に当接させて位置決めし、その後、上記板材
保持手段8による板材1の仮保持を解除して板材1を上
記積載部9に積載した後に、積載部9を下降させること
を特徴としている。従って、板材保持手段8の上下動作
が不要となり、上下に大きなスペースを確保しなくて済
み、しかも板材1は振動し難く、板材1の積載精度が良
好となるうえに、従来のような可動部をリニアレールに
沿って移動させるものと比較して、板材1の搬送→仮保
持→積載を1サイクルとしたときのサイクルアップが容
易となる。また板材保持手段8は上下移動しないのでそ
の制御が簡易であると共に、板材1の保持動作を確実に
行なうことができる。
【0010】また、上記移動バー5により板材1をスト
ッカー部3に設けられる積載部9の上方位置まで搬送
し、板材保持手段8により上記移動バー5により搬送さ
れた板材1をその搬送面Cと略同一面上で受け取って仮
保持し、移動バー5を搬送部2に復帰させた後に積載部
9を上昇させることで、板材保持手段8は板材1を受け
取った位置で板材1の仮保持を解除すればよいので、板
材1の仮保持から積載までの時間を短縮できると共に、
上下に大きなスペースを確保しなくて済むので、ストッ
カー部3の高さを低くすることが可能となる。
【0011】また、上記ストッカー部3に搬送された板
材1の両端1a,1bを挟んで仮保持した状態で、板材
1の略中央部1cを上方から押さえて積載部9の上面に
当接させて位置決めするので、移動バー5からハンドリ
ング機構11への板材1の移し替えをスムーズにできる
と共に、板材1を積載部9の上面に移動するに先立って
板材1の略中央部1cを積載部9の上面に当接させるこ
とで板材1が位置決めされ、積載精度が良くなる。
【0012】ここで、上記板材保持手段8により板材1
をその搬送面Cと略同一平面上で受け取って仮保持した
後に、積載部9に積載された板材1の面が搬送面Cと略
一致する高さになるまで積載部9を上昇させ、その後、
上記板材保持手段8による板材1の仮保持を解除して板
材1を上記積載部9に積載するのが好ましく、この場
合、積載部9に積載された板材1の面が搬送面Cと略一
致する高さになるまで積載部9を上昇させるという簡単
な動作で、板材保持手段8で仮保持されている板材1を
積載部9の上面に簡単に積載することができる。
【0013】また、上記固定レール4に対して移動バー
5を上昇させて板材1を固定レール4上から移動バー5
上に移し替えた後に、板材1を乗せた移動バー5を上昇
した面上でストッカー部3まで駆動するのが好ましく、
この場合、移動バー5の駆動制御が容易となる。
【0014】また、上記搬送部2をストッカー部3を挟
んで少なくとも両側に複数設け、各搬送部2から板材1
を交互にストッカー部3に搬送するのが好ましく、この
場合、各搬送部2から板材1を短時間で効率良く積載し
ていくことが可能となる。
【0015】また、本発明に係る板材の積載装置は、板
材1を搬送する搬送部2と、この搬送部2に隣接配置さ
れて搬送される板材1を積み重ねてストックするストッ
カー部3とを備えた板材の積載装置において、上記搬送
部2は、搬送方向Aに固定された固定レール4と、搬送
方向Aに対して移動可能な移動バー5と、固定レール4
と移動バー5とを相対的に上下移動させて固定レール4
上に載置された板材1を移動バー5上に移し替えるため
の第1の駆動部6と、板材1を乗せた移動バー5をスト
ッカー部3へ駆動させるための第2の駆動部7とを備
え、上記ストッカー部3は、上記移動バー5により搬送
される板材1をその搬送面Cと略同一面上で受け取って
仮保持する板材保持手段8と、板材1を積み重ねてスト
ックする積載部9と、移動バー5を搬送部2に復帰させ
た後に積載部9を上昇させ、板材保持手段8による板材
1の仮保持を解除して板材1をその搬送面Cと略一致す
る高さで積載部9に積載した後に積載部9を下降させる
積載部昇降手段10とを備えると共に、上記板材保持手
段8は、移動バー5により搬送される板材1の両端1
a,1bを挟んで仮保持するハンドリング機構11と、
該ハンドリング機構11にて仮保持された板材1の略中
央部1cを押さえて積載部9の上面に当接させて 位置決
めする板材位置決め手段12とを備えたことを特徴とし
ており、このように構成することで、搬送される板材1
の上方には従来のようなリニアレール及び可動部が設け
られず、油等の異物が板材1の上に落下する心配がな
く、しかも板材1を仮保持する板材保持手段8は、板材
1をその搬送面Cと略同一面上で受け取って仮保持する
ものであるから、上下に大きなスペースを設ける必要が
なくなり、これに伴いストッカー部3の高さを低くする
ことが可能となり、そのうえ移動バー5で搬送される板
材1はその搬送面Cと略同一面上で仮保持と積載とが行
なわれるので、従来のような可動部に設けたチャック1
9をリニアレールに沿って移動させる構造と比較して、
サイクルアップが容易となる。
【0016】また、上記板材保持手段8は、移動バー5
により搬送される板材1の両端1a,1bを挟んで仮保
持するハンドリング機構11と、該ハンドリング機構1
1にて仮保持された板材1の略中央部1cを押さえて積
載部9の上面に当接させて位置決めする板材位置決め手
段12とを備えているので、移動バー5からハンドリン
グ機構11への板材1の移し替えをスムーズにできると
共に、板材1を積載部9の上面に移動するに先立って板
材1の略中央部1cを板材位置決め手段12により積載
部9の上面に位置決めすることで板材1のずれ動きもな
くなり、積載精度が良好となる。
【0017】ここで、上記第1の駆動部6は固定レール
4に対して移動バー5を上昇させると共に、第2の駆動
部7は移動バー5を上昇した面上でストッカー部3へ移
動させるのが好ましく、この場合、第1の駆動部6と第
2の駆動部7の制御が容易となる。
【0018】また上記ハンドリング機構11は、板材1
の搬送面C上で且つ搬送方向Aと交差する方向Bに複数
配置されるのが好ましく、この場合、移動バー5からハ
ンドリング機構11への板材1の受け渡しをよりスムー
ズに行なうことができる。
【0019】また、上記第1の駆動部6は移動バー5又
は固定レール4のいずれかに取付けられるシリンダ13
と、該シリンダ13により駆動されて移動バー5を固定
レール4に対して相対的に上下移動させるシャフト15
とから成り、第2の駆動部7は搬送部2からストッカー
部3に向けて延びたボールネジ16と、第1の駆動部6
と一体に設けられて該ボールネジ16に螺合するナット
17と、該ボールネジ16を回転駆動してナット17を
第1の駆動部6と共にボールネジ16に沿って移動させ
るサーボモータ18とから成り、ストッカー部3の板材
保持手段8は、板材1の両端1a,1bを移動バー5上
で挟んで仮保持するチャック19から成り、積載部9及
び積載部昇降手段10は、板材1を積載して上下移動す
るリフター20から成るのが好ましく、この場合、第1
の駆動部6と第2の駆動部7の制御が容易となり、しか
も第2の駆動部7においてはサーボモータ18、ボール
ネジ16等を用いて第1の駆動部6及び移動バー5をス
トッカー部3に向けて駆動させるシステムを採用したこ
とで、駆動部の構造を簡素化できると共に、板材1の振
動を防止でき、一方、ストッカー部3においては、移動
バー5からチャック19への板材1の受け渡し、及びチ
ャック19からリフター20への板材1の受け渡しをス
ムーズに行なうことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。
【0021】本実施形態の板材の積載装置は、図1、図
2に示すように、板材1を積み重ねてストックするスト
ッカー部3の左隣に、板材1を搬送するための搬送部2
を板材1の搬送方向に複数並べて配置した場合を例示す
る。
【0022】先ず、搬送部2は、搬送方向Aに対して固
定された固定レール4と、搬送方向Aに対して移動可能
な移動バー5と、固定レール4と移動バー5とを相対的
に上下移動させて固定レール4上に載置された板材1を
移動バー5上に移し変える第1の駆動部6と、板材1を
乗せた移動バー5を搬送部2から板材保持手段による受
け取り位置まで移動させる第2の駆動部7とを備えてい
る。この実施形態では、板材保持手段8による受け取り
位置は積載部9の上方位置である。なお、板材保持手段
8による受け取り位置は積載部9の上方位置に限定され
るものではない。
【0023】ここで、固定レール4及び移動バー5は、
板材1をその搬送方向Aに等間隔をあけて複数枚(本実
施形態では3枚)並べて載置できる長さを有している。
また、固定レール4は複数の平行レール4aから成り、
本実施形態では搬送方向Aだけでなく上下方向にも固定
されている。一方、移動バー5は固定レール4を構成す
る平行レール4a相互間に配置される複数の平行レール
5aと、平行レール5aをその下面側で連結する連結フ
レーム5bとから成り、この移動バー5の幅寸法D
(図2)は板材1の幅寸法D2 よりも狭く設定されて
いる。これにより板材1を移動バー5上に乗せた状態で
移動バー5の幅方向の両端が板材1の幅方向の両端1
a,1bよりも内側寄りに位置することとなり、後述す
るチャック19にて板材1の両端1a,1bを挟持する
際に移動バー5が妨げとならず、尚且つチャック19で
板材1を挟持した状態で移動バー5のみを下降させて搬
送部2に復帰させることができるものである。
【0024】また第1の駆動部6は、移動バー5の下面
側に配置される例えばエアー式の上下用シリンダ13
と、上下用シリンダ13から突出するシャフト15と、
ガイドシャフト21を進退自在にガイドするガイドホル
ダー22とから成り、これら上下用シリンダ13とガイ
ドホルダー22は基台部23に支持されている。そし
て、上下用シリンダ13のシャフト15と、ガイドシャ
フト21とが移動バー5の連結フレーム5bに連結され
ており、上下用シリンダ13のシャフト15によって移
動バー5は固定レール4に対して相対的に上下移動でき
る構造となっている。なお、移動バー5の上下の移動量
は上限リミットスイッチ30と下限リミットスイッチ3
1とで規制される。
【0025】また第2の駆動部7は、移動バー5を固定
レール4に対して相対的に上昇させた面上で、板材1を
搬送方向Aへ水平移動させるものであり、本実施形態で
は、搬送部2からストッカー部3に向けて水平に延びた
ボールネジ16と、上記第1の駆動部6における基台部
23の下面に一体に取付けられて該ボールネジ16に螺
合するナット17と、該ボールネジ16を回転駆動して
ナット17を第1の駆動部6と共にボールネジ16に沿
って移動させるエンコーダー24付きサーボモータ18
とで構成されており、このサーボモータ18によって移
動バー5の横方向の移動ピッチは板材1を1枚ずつスト
ッカー部3に移送できるピッチに設定されている。
【0026】一方、ストッカー部3は、門柱フレーム2
5の天井に支持された板材保持手段8と、板材保持手段
8の下方に配設されて板材1を積載する積載部9とこの
積載部9を上下移動させる積載部昇降手段10とを備え
ている。
【0027】先ず、板材保持手段8は、上記移動バー5
により搬送される板材1をその搬送面Cと略同一面上で
受け取って保持するためのものであり、板材1の両端1
a,1bを挟持するハンドリング機構11と、ハンドリ
ング機構11で挟持された板材1の略中央部1cを押さ
えて積載部9の上面に当接させて位置決めする板材位置
決め手段12とで構成される。
【0028】ハンドリング機構11は、本実施形態で
は、板材1の搬送面C上で且つ搬送方向Aと交差する方
向Bに配置された左右二対のチャック19から成る。各
対のチャック19は、上下2つのチャック片19a,1
9bを開閉駆動させる駆動部と、各チャック片19a,
19bを水平方向に回転駆動させるロータリーシリンダ
26等を備えており、ロータリーシリンダ26は取付金
具を介して門柱フレーム25に支持されている。なお、
各チャック19には、板材1をチャッキングしたかどう
かを検出するチャック確認センサー27(図8)が設け
られている。
【0029】また、板材位置決め手段12は、門柱フレ
ーム25に取付けたエアー式の上下用シリンダ14と、
板材1の搬送方向Aと交差する方向Bに水平に延びたセ
ンターバー28とから成り、上下用シリンダ14にてセ
ンターバー28を下降させてチャック19にて挟持され
た板材1の略中央部1cを積載部9の上面に当接させて
位置決めできるようになっている。なお、センターバー
28の上下の移動量は上下用シリンダ14に設けた上限
リミットスイッチ30と下限リミットスイッチ31とで
規制される。
【0030】また、積載部9及び積載部昇降手段10
は、板材1を積み重ねて上下移動させるための例えば油
圧式のリフター20により構成される。このリフター2
0は、リフター20の上面或いはリフター20上に板材
1が積載されている場合は最上層の板材1の上面(以
下、「積載面20a」という。)を板材1の下面近傍ま
で上昇させ、且つ、チャック19による板材1の保持が
解除された板材1をその搬送面Cと略一致する高さで積
載部9の上面に積載した後に積載部9を下降させるもの
であり、このリフター20の上下の移動量は例えば積載
面20aが板材1の搬送面Cと略一致する高さになるま
で上昇したことを検出するための透過型上限センサー3
2と、積載面20aが板材1の搬送面Cよりも下方位置
に下降したことを検出するための透過型下限センサー3
3とで規制される。
【0031】次に、搬送部2とストッカー部3の動作を
図3の制御フローと、図4〜図20の動作図とに基づき
説明する。
【0032】先ず、固定レール4上に搬送方向Aに間隔
をあけて一枚又は複数の板材1を載置した後、図3のス
テップnにおいて、第1の駆動部6の上下用シリンダ
13により移動バー5を固定レール4に対して上昇させ
る。このとき、固定レール4上に載置された板材1は移
動バー5上に移し変えられる(図4の状態)。移動バー
5が所定の位置まで上昇すると上限リミットスイッチ3
0がONになり、移動バー5はその上昇位置で停止す
る。この移動バー5の上昇状態は後述するチャック19
により板材1が保持されるまで継続される。
【0033】次いで、図3のステップnに移行して第
2の駆動部7を駆動させると、サーボモータ18により
ボールネジ16が一方向に回転駆動し、ボールネジ16
に螺合したナット17がボールネジ16に沿ってストッ
カー部3に向けて移動し、これに連動してナット17に
一体に取付けられた第1の駆動部6及び移動バー5がチ
ャック19による受け取り位置である積載部9の上方位
置に向かって水平移動することとなる(図5、図6の状
態)。このとき、第2の駆動部7のサーボモータ18は
移動バー5に乗せた複数の板材1のうち先頭の1枚の板
材1のみがストッカー部3に挿入されるような移動ピッ
チでボールネジ16を回転制御する。
【0034】次いで、ストッカー部3内に移動バー5上
の先頭の板材1が挿入されると、図3のステップn
移行して、ハンドリング機構11としてのチャック19
がこの板材1の両端1a,1bを挟持する。つまり、板
材1の搬送方向Aと交差する方向Bの両側に夫々配置さ
れた一対のチャック19は最初は開いたままの状態にあ
り、且つチャック片19a,19b間の隙間は移動バー
5にて搬送される板材1の搬送面Cと略同一面上にあ
り、従って、板材1の両端1a,1bはチャック片19
a,19b間の隙間に自動的に挿入され、その後、チャ
ック19のロータリーシリンダ26が作動して両チャッ
ク片19a,19bが板材1の両端1a,1bを挟持し
て板材1を保持する(図7、図8の状態)。このとき、
チャック確認センサー27がONとなり、チャック19
による板材1の挟持状態が確認される。
【0035】その後、図3のステップnに移行して、
第1の駆動部6の上下用シリンダ13が移動バー5を若
干下降させることにより、チャック19にて挟持状態で
保持された板材1から移動バー5が離反して下降し、ま
たこれと同時に移動バー5上に残っている他の2枚の板
材1は固定レール4上に移し変えられる(図9、図10
の状態)。そして、移動バー5が所定位置に下降すると
上下用シリンダ13に設けた下限リミットスイッチ31
がONとなり、移動バー5はその位置で停止し、次いで
図3のステップnに移行して、第2の駆動部7のサー
ボモータ18がボールネジ16が逆方向に回転駆動させ
て、移動バー5を下降状態のままで搬送部2に向けて左
側に移動させ、最終的に移動バー5は固定レール4の下
方位置に復帰する(図11、図12の状態)。このよう
に移動バー5を一旦下降させた後に横方向に移動させる
ことにより、チャック19にて挟持された板材1の下面
に移動バー5の上面が擦れるのを防止でき、さらに移動
バー5上に残っている他の板材1を固定レール4上の正
確な位置に載置できるものである。
【0036】一方、ストッカー部3においては、上記の
ようにチャック19による板材1の保持が行なわれ、且
つ移動バー5が搬送部2に復帰した後に、図3のステッ
プnに移行して、油圧式のリフター20が上昇し、リ
フター20の積載面20aをチャック19で挟持されて
いる板材1の下面より若干低い位置まで上昇させる(図
13、図14の状態)。このとき、透過型上限センサー
32がONとなり、リフター20の上昇が停止する。
【0037】次いで、図3のステップnに移行して、
門柱フレーム25の天井に取付けたエアー式の上下用シ
リンダ14によりセンターバー28を下降させ、チャッ
ク19にて両端が挟持されている板材1の略中央部1c
を移動バー5が上方から押さえて積載面20aに当接さ
せて位置決めする(図15、図16の状態)。センター
バー28が所定位置まで下降すると上下用シリンダ14
に設けた下限リミットスイッチ31がONとなり、セン
ターバー28の下降が停止する。
【0038】次いで、図3のステップnからステップ
に順次移行して、チャック19のロータリーシリン
ダ26がチャック19による板材1の両端1a,1b部
の挟持を解除すると共に、チャック19を水平方向に略
90°水平回転させ、これにより、板材1は積載面20
aに移し変えられる(図17、図18の状態)。このと
き、板材1の略中央部1cはセンターバー28にて積載
面20aに位置決めされているため、チャック19のチ
ャッキング解除による板材1のずれ動きが発生せず、積
載精度がきわめて良くなる。なお、チャック19による
板材1の解除はチャック確認センサー27により確認さ
れる。
【0039】その後、図3のステップn10に移行し
て、リフター20は下降し、透過型下限センサー33に
よって所定位置で停止する。また、上下用シリンダ14
によってセンターバー28が上昇し、センターバー28
は上限リミットスイッチ30によって所定位置で停止す
る。さらに、チャック19のロータリーシリンダ26が
チャック19を水平方向に90°回転させて板材1の搬
送経路に面した位置に戻す(図19、図20の状態)。
その後、図3のステップnに戻り、上記一連の動作を
繰り返すことにより、板材1を1枚ずつ順次ストッカー
部3に積載してストックできるものである。
【0040】上記構成によれば、ストッカー部3におい
て、ハンドリング機構11は板材1の両端1a,1bを
挟持する一対のチャック19で構成され、しかもこのチ
ャック19は水平回転するのみで、上下移動はせず、ま
た、板材位置決め手段12は板材1の略中央部1cを上
方から押さえるセンターバー28とこれを上下移動させ
るための上下用シリンダ14とで構成されており、且つ
この上下用シリンダ14は、センターバー28を昇降さ
せるだけでよいので小型のものを用いることができ、門
柱フレーム25の上方への突出寸法を小さく抑えること
ができるものであり、従って、従来のように門柱フレー
ムの天井側にリニアレールを設置し、リニアレールの下
方に可動部を吊り下げた構造と比較して、門柱フレーム
25の高さを低くすることができ、装置全体の低背化及
び軽量化を図ることができる。
【0041】一方、搬送部2においては、第1の駆動部
6が固定レール4に対して移動バー5を上昇させ、その
後第2の駆動部7が移動バー5を上昇した面上でストッ
カー部3へ移動させるものであるから、第1の駆動部6
と第2の駆動部7の制御が容易である。しかも移動バー
5の移動のみで板材1を積載部9の上方に移送できると
共に、ストッカー部3において、ハンドリング機構11
を構成するチャック19は、板材1の搬送面C上で且つ
搬送方向Aと交差する方向Bに一対配置されているの
で、移動バー5上の板材1をその搬送面Cと同一面上で
チャック19にて挟持できるものであり、その後、スト
ッカー部3のリフター20を上昇させてリフター20の
積載面20aを板材1の搬送面Cと略一致する高さまで
上昇させて、板材1を積載面20aに移し変える方式を
採用しているので、板材1が振動し難く、移動バー5か
らチャック19への板材1の受け渡しをスムーズに行な
えるようになる。この結果、従来のような可動部をリニ
アレールに沿って移動させるものと比較して、板材1の
搬送→保持→積載を1サイクルとしたときのサイクルア
ップが容易になるという利点がある。
【0042】また、板材1をチャック19から積載面2
0aに積載するに先立って板材1の略中央部1cをセン
ターバー28により積載面20aに当接させて板材1を
位置決めしているので、板材1のずれ動きもなく、板材
1の積載精度が良好となる。そのうえ、搬送される板材
1の上方には従来のようなリニアレールや可動部が存在
していないので、油等の異物が板材1の上に落下する心
配もなく、異物混入による板材1の不良発生を防止でき
るという利点もある。
【0043】また、本実施形態では搬送部2の第2の駆
動部7をサーボモータ18、ボールネジ16等で構成
し、ボールネジ16の回転により第1の駆動部6及び移
動バー5をストッカー部3に向けて駆動させるシステム
を採用したから、従来のようなタイミングベルトで移動
バーを駆動させる方式と比較して、第2の駆動部7の構
造を簡素化できると共に、板材1の振動を防止でき、重
い板材1であっても搬送性能が良くなるという利点があ
る。
【0044】さらに、搬送部2は1つの固定レール4と
移動バー5と第1の駆動部6と第2の駆動部7を1ブロ
ックとして単体で独立しているため、複数の搬送部2を
板材1の搬送方向Aに沿って隣接配置することができ、
板材1の搬送枚数を増加させることができる。つまり、
1つの搬送部2から隣接する一方の搬送部2(或いはス
トッカー部3)に1枚の板材1が移送されると、該搬送
部2にはストッカー部3とは反対側に配設される別の搬
送部2の移動バー5(図6、図7、図9の仮想線で示
す)から板材1が順次移送されてくるので、多数の板材
1を途切れることなく複数の搬送部2を介してストッカ
ー部3に1枚ずつ順次移送できるという利点もある。
【0045】なお、上記実施形態では、第1の駆動部6
の上下用シリンダ13を移動バー5に取付けて固定レー
ル4に対して移動バー5を上下移動させたが、これに限
らず、固定レール4にも別の上下用シリンダを取付け
て、移動バー5と固定レール4の両方を相対的に上下移
動させるようにしてもよく、この場合、固定レール4か
ら移動バー5への板材1の移し変えのスピードアップを
図ることができる。このことは以下の実施形態において
も同様である。
【0046】本発明の実施形態の他例を図21〜図23
に示す。この実施形態では、板材1を積み重ねてストッ
クするストッカー部3を挟んでその両側に搬送部2を隣
接配置したものである。ここで図23では、ストッカー
部3の右隣の搬送部2を搬送部(1)、左隣の搬送部
2’を搬送部(2)で示している。なお、搬送部2,
2’とストッカー部3の各動作は上記実施形態と同様で
あり、詳細な説明は省略する。
【0047】先ず、右隣の搬送部2は、図23のステッ
プSにおいて、板材1を乗せた移動バー5を左側に移
動させてストッカー部3に移送し、ステップS→S
に移行して、チャック19による板材1のチャッキング
と移動バー5の下降とが行なわれた後に、ステップS
14に移行して移動バー5を右側に移動して搬送部2に
復帰させる。その後、ストッカー部3において保持→積
載動作(油圧式のリフター20が上昇し(ステップS
15)、センターバー28が下降し(ステップ
16)、チャック19による板材1のチャッキングが
解除されると共に、チャック19が水平回転して板材1
の搬送経路から後退し(ステップS17,S18)、そ
の後、ステップS19に移行して、リフター20が下降
し、センターバー28が上昇し、チャック19が回転し
て元の位置に復帰する動作)が行なわれ、その後、左隣
の搬送部2’から板材1を乗せた移動バー5を右側に移
動し(S11→S12)、ストッカー部3における保持
→積載動作(S〜S)が行なわれるので、ストッカ
ー部3に対しては、右隣の搬送部2からの板材1の移送
と、左隣の搬送部2’からの板材1の移送とが交互に繰
り返されることとなり、多数の板材1を交互にストッカ
ー部3に移送してストックできることとなり、短時間で
効率良く板材1を積載していくことができ、板材1の積
載効率を一層向上させることができるものである。な
お、ストッカー部3の両側に搬送部2を配置するだけで
なく、ストッカー部3の周囲に3つ以上の搬送部2を放
射状に配置するようにしてもよいものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1の発明は、搬送部から搬送される板材を積載部に積
み重ねてストックする板材の積載方法において、上記搬
送部を構成する搬送方向に固定された固定レールと搬送
方向に移動可能な移動バーとを相対的に上下移動させて
上記固定レール上に載置された板材を移動バー上に移し
変え、板材を乗せた移動バーを搬送方向に駆動して板材
を板材保持手段による受け取り位置まで搬送し、その
後、板材の端部を仮保持する板材保持手段により板材を
その搬送面と略同一平面上で受け取って仮保持し、その
後、上記板材保持手段による板材の仮保持を解除して板
材を上記積載部に積載した後に、積載部を下降させるよ
うにしたから、移動バーの板材を板材保持手段による受
け取り位置まで搬送するだけで、板材保持手段を上下移
動させることなく、板材を板材保持手段により仮保持で
きるようになる。従って、従来のような可動部に設けた
チャックをリニアレールに沿って移動させる方式と比較
して、板材の搬送→仮保持→積載を1サイクルとしたと
きのサイクルアップが容易となる。しかも、板材保持手
段は上下移動しないのでその制御が簡易であると共に、
板材の搬送面上で板材保持手段による板材の保持動作を
確実に行なうことができるので、板材保持手段の動きの
精度を高める必要がなくなる。そのうえ板材保持手段は
上下動作しないので、板材が振動し難く、板材の積載精
度が良好となる。
【0049】また、移動バーにより板材をストッカー部
に設けられる積載部の上方位置まで搬送し、板材保持手
段により上記移動バーにより搬送された板材をその搬送
面と略同一面上で受け取って仮保持し、移動バーを搬送
部に復帰させた後に積載部を上昇させるものであるか
ら、板材保持手段は板材を受け取った位置で板材の仮保
持を解除すればよいので、サイクルアップが一層容易と
なると共に、上下に大きなスペースを確保しなくて済む
ので、ストッカー部の高さを低くして低背化を図ること
ができる。さらに、ストッカー部に搬送された板材の両
端を挟んで仮保持 した状態で、板材の略中央部を上方か
ら押さえて積載部の上面に当接させて位置決めするもの
であるから、板材を積載部の上面に移動する際の板材の
ずれ動きがなくなり、積載精度が良くなる。
【0050】また請求項2の発明は、請求項1の板材保
持手段により板材をその搬送面と略同一平面上で受け取
って仮保持した後に、積載部に積載された板材の面が搬
送面と略一致する高さになるまで積載部を上昇させ、そ
の後、上記板材保持手段による板材の仮保持を解除して
板材を上記積載部に積載するものであるから、請求項1
記載の効果に加えて、積載部に積載された板材の面が搬
送面と略一致する高さになるまで積載部を上昇させると
いう簡単な動作で、板材保持手段で仮保持されている板
材を積載部の上面に簡単に積載することができる。
【0051】請求項3の発明は、請求項1の固定レール
に対して移動バーを上昇させて板材を固定レール上から
移動バー上に移し替えた後に、板材を乗せた移動バーを
上昇した面上でストッカー部まで駆動することにより、
請求項1記載の効果に加えて、移動バーの駆動制御が容
易となり、また移動バーから板材保持手段への板材の受
け渡しをスムーズに行なうことができ、サイクルアップ
が一層容易となる。
【0052】請求項4の発明は、請求項1の搬送部をス
トッカー部を挟んで少なくとも両側に複数設け、各搬送
部から板材を交互にストッカー部に搬送するものである
から、請求項1記載の効果に加えて、各搬送部から板材
を短時間で効率良く移送して積載していくことが可能と
なり、板材の積載効率を大幅に向上させることができる
ものである。
【0053】また請求項5の発明は、板材を搬送する搬
送部と、この搬送部に隣接配置されて搬送される板材を
積み重ねてストックするストッカー部とを備えた板材の
積載装置において、上記搬送部は、搬送方向に固定され
た固定レールと、搬送方向に対して移動可能な移動バー
と、固定レールと移動バーとを相対的に上下移動させて
固定レール上に載置された板材を移動バー上に移し替え
るための第1の駆動部と、板材を乗せた移動バーをスト
ッカー部へ駆動させるための第2の駆動部とを備え、上
記ストッカー部は、上記移動バーにより搬送される板材
をその搬送面と略同一面上で受け取って仮保持する板材
保持手段と、板材を積み重ねてストックする積載部と、
移動バーを搬送部に復帰させた後に積載部を上昇させ、
板材保持手段による板材の仮保持を解除して板材をその
搬送面と略一致する高さで積載部に積載した後に積載部
を下降させる積載部昇降手段とを備えたものであるか
ら、搬送される板材の上方には従来のようなリニアレー
ル及び可動部が設けられず、油等の異物が板材の上に落
下する心配がなく、しかも板材を仮保持する板材保持手
段は、板材をその搬送面と略同一面上で受け取って仮保
持するものであるから、上下に大きなスペースを設ける
必要がなくなり、これに伴いストッカー部の高さを低く
することが可能となり、積載装置全体の低背化及び軽量
化を実現できると共に、板材を搬送部からストッカー部
に搬送して積載面に移し替えるまで、板材が振動し難
く、板材の積載精度が良好となる。そのうえ、移動バー
を搬送部からストッカー部にかけて駆動するだけで移動
バー上に乗せた板材をストッカー部に移送して積載でき
るので、従来のような可動部に設けたチャックをリニア
レールに沿って移動させる構造と比較して、板材の搬送
→仮保持→積載を1サイクルとしたときのサイクルアッ
プが容易となる。
【0054】また板材保持手段が、移動バーにより搬送
される板材の両端を挟んで仮保持するハンドリング機構
と、該ハンドリング機構にて仮保持された板材の略中央
部を押さえて積載部の上面に当接させて位置決めする板
材位置決め手段とを備えているので、移動バーからハン
ドリング機構への板材の移し替えをスムーズにできると
共に、板材を積載部の上面に移動するに先立って板材の
略中央部を板材位置決め手段により積載部の上面に位置
決めすることで板材のずれ動きもなくなり、積載精度が
良好となる。
【0055】請求項6の発明は、請求項5記載の第1の
駆動部が固定レールに対して移動バーを上昇させると共
に、第2の駆動部が移動バーを上昇した面上でストッカ
ー部へ移動させるものであるから、請求項5記載の効果
に加えて、第1の駆動部と第2の駆動部の制御が容易と
なり、しかも移動バーから板材保持手段への板材の受け
渡しをスムーズに行なえるものである。
【0056】請求項7の発明は、請求項5のハンドリン
グ機構が、板材の搬送面上で且つ搬送方向と交差する方
向に複数配置されて成るので、請求項5記載の効果に加
えて、移動バーからハンドリング機構への板材の受け渡
しをよりスムーズに行なうことができ、ハンドリング機
構による板材の挟持性能が向上する。
【0057】請求項8の発明は、請求項5の第1の駆動
部が移動バー又は固定レールのいずれかに取付けられる
シリンダと、該シリンダにより駆動されて移動バーを固
定レールに対して相対的に上下移動させるシャフトとか
ら成り、第2の駆動部が搬送部からストッカー部に向け
て延びたボールネジと、第1の駆動部と一体に設けられ
て該ボールネジに螺合するナットと、該ボールネジを回
転駆動してナットを第1の駆動部と共にボールネジに沿
って移動させるサーボモータとから成り、ストッカー部
の板材保持手段が、板材の両端を移動バー上で挟んで仮
保持するチャックから成り、積載部及び積載部昇降手段
が、板材を積載して上下移動するリフターから成るの
で、請求項5記載の効果に加えて、第1の駆動部と第2
の駆動部の制御が容易となり、しかも第2の駆動部にお
いてはサーボモータ、ボールネジ等を用いて第1の駆動
部及び移動バーをストッカー部に向けて駆動させるシス
テムを採用したから、従来のようなタイミングベルトで
移動バーを駆動させる方式と比較して、駆動部の構造を
簡素化できると共に、板材の振動を防止でき、重い板材
などであってもスムーズに搬送できる。さらに、ストッ
カー部においては、移動バーからチャックへの板材の受
け渡し、及びチャックからリフターへの板材の受け渡し
をスムーズに行なうことができるので、サイクルアップ
が一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の板材の積載装置の正面図
である。
【図2】同上の搬送部とストッカー部の平面図である。
【図3】同上の搬送部とストッカー部の動作を説明する
フローチャートである。
【図4】同上の移動バーが上昇した時の動作説明図であ
る。
【図5】図6の右側面図である。
【図6】同上の移動バーが右移動した時の動作説明図で
ある。
【図7】同上のチャックが板材をチャッキングした時の
動作説明図である。
【図8】図7の右側面図である。
【図9】同上の移動バーが下降した時の動作説明図であ
る。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】同上の移動バーが左移動した時の動作説明図
である。
【図12】図11の右側面図である。
【図13】同上のリフターが上昇した時の動作説明図で
ある。
【図14】図13の右側面図である。
【図15】同上のセンターバーが下降した時の動作説明
図である。
【図16】図15の右側面図である。
【図17】同上のチャックがチャッキングを解除して水
平回転した時の動作説明図である。
【図18】図17の右側面図である。
【図19】同上のリフターとセンターバーとチャックの
復帰時の動作説明図である。
【図20】図19の右側面図である。
【図21】本発明の実施形態の他例を示す正面図であ
る。
【図22】図21の平面図である。
【図23】同上の左右の搬送部とストッカー部の動作を
説明するフローチャートである。
【図24】従来の板材の積載装置の側面図である。
【符号の説明】
1 板材 1a,1b 両端 1c 略中央部 2 搬送部 3 ストッカー部 4 固定レール 5 移動バー 6 第1の駆動部 7 第2の駆動部 8 板材保持手段 9 積載部 10 積載部昇降手段 11 ハンドリング機構 12 板材位置決め手段 13 シリンダ 15 シャフト 16 ボールネジ 17 ナット 18 サーボモータ 19 チャック 20 リフター A 搬送方向 B 搬送方向と交差する方向 C 搬送面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−88749(JP,A) 特開 平6−305570(JP,A) 特開 平6−171814(JP,A) 特開 昭63−235219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 57/03 B65G 47/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送部から搬送される板材を積載部に積
    み重ねてストックする板材の積載方法において、上記搬
    送部を構成する搬送方向に固定された固定レールと搬送
    方向に移動可能な移動バーとを相対的に上下移動させて
    上記固定レール上に載置された板材を移動バー上に移し
    変え、板材を乗せた移動バーを搬送方向に駆動して板材
    ストッカー部に設けられる積載部の上方位置まで搬送
    し、その後、板材の両端を仮保持する板材保持手段によ
    り板材をその搬送面と略同一平面上で受け取って仮保持
    し、移動バーを搬送部に復帰させた後に積載部を上昇さ
    せて、板材保持手段により板材の両端を挟んで仮保持し
    た状態で、板材の略中央部を上方から押さえて積載部の
    上面に当接させて位置決めし、その後、上記板材保持手
    段による板材の仮保持を解除して板材を上記積載部に積
    載した後に、積載部を下降させることを特徴とする板材
    の積載方法。
  2. 【請求項2】 板材保持手段により板材をその搬送面と
    略同一平面上で受け取って仮保持した後に、積載部に積
    載された板材の面が搬送面と略一致する高さになるまで
    積載部を上昇させ、その後、上記板材保持手段による板
    材の仮保持を解除して板材を上記積載部に積載すること
    を特徴とする請求項1記載の板材の積載方法。
  3. 【請求項3】 固定レールに対して移動バーを上昇させ
    て板材を固定レール上から移動バー上に移し替えた後
    に、板材を乗せた移動バーをその上昇した面上でストッ
    カー部まで駆動することを特徴とする請求項1記載の板
    材の積載方法。
  4. 【請求項4】 搬送部をストッカー部を挟んで少なくと
    も両側に複数設け、各搬送部から板材を交互にストッカ
    ー部に搬送することを特徴とする請求項1記載の板材の
    積載方法。
  5. 【請求項5】 板材を搬送する搬送部と、この搬送部に
    隣接配置されて搬送される板材を積み重ねてストックす
    るストッカー部とを備えた板材の積載装置において、上
    記搬送部は、搬送方向に固定された固定レールと、搬送
    方向に対して移動可能な移動バーと、固定レールと移動
    バーとを相対的に上下移動させて固定 レール上に載置さ
    れた板材を移動バー上に移し替えるための第1の駆動部
    と、板材を乗せた移動バーをストッカー部へ駆動させる
    ための第2の駆動部とを備え、上記ストッカー部は、上
    記移動バーにより搬送される板材をその搬送面と略同一
    面上で受け取って仮保持する板材保持手段と、板材を積
    み重ねてストックする積載部と、移動バーを搬送部に復
    帰させた後に積載部を上昇させ、板材保持手段による板
    材の仮保持を解除して板材をその搬送面と略一致する高
    さで積載部に積載した後に積載部を下降させる積載部昇
    降手段とを備えると共に、上記板材保持手段は、移動バ
    ーにより搬送される板材の両端を挟んで仮保持するハン
    ドリング機構と、該ハンドリング機構にて仮保持された
    板材の略中央部を押さえて積載部の上面に当接させて位
    置決めする板材位置決め手段とを備えたことを特徴とす
    る板材の積載装置。
  6. 【請求項6】 第1の駆動部は固定レールに対して移動
    バーを上昇させると共に、第2の駆動部は移動バーを上
    昇した面上でストッカー部へ移動させることを特徴とす
    る請求項5記載の板材の積載装置。
  7. 【請求項7】 ハンドリング機構は、板材の搬送面上で
    且つ搬送方向と交差する方向に複数配置されて成ること
    を特徴とする請求項5記載の板材の積載装置。
  8. 【請求項8】 第1の駆動部は移動バー又は固定レール
    のいずれかに取付けられるシリンダと、該シリンダによ
    り駆動されて移動バーを固定レールに対して相対的に上
    下移動させるシャフトとから成り、第2の駆動部は搬送
    部からストッカー部に向けて延びたボールネジと、第1
    の駆動部と一体に設けられて該ボールネジに螺合するナ
    ットと、該ボールネジを回転駆動してナットを第1の駆
    動部と共にボールネジに沿って移動させるサーボモータ
    とから成り、ストッカー部の板材保持手段は、板材の両
    端を移動バー上で挟んで仮保持するチャックから成り、
    積載部及び積載部昇降手段は、板材を積載して上下移動
    するリフターから成ることを特徴とする請求項5記載の
    板材の積載装置。
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