JP3384779B2 - 集積回路構造およびその形成方法 - Google Patents

集積回路構造およびその形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、強誘電
体に関し、特に、ビットラインを形成する前にアニール
され、メモリセルのサイズを減少させるために能動領域
上に形成される強誘電体キャパシタに関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体は、不揮発性メモリデバイスで
の利用のために積極的に研究され、高誘電体材料は、D
RAM(ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ)デ
バイスでの利用のために積極的に研究されている。この
ようなデバイスにおいては、SrBi2Ta29 (SB
T),Pb(Zr,Ti)O3 (lead zirco
nate titanate),またはそれらの同類体
のような強誘電体材料、あるいは(Ba,Sr)TiO
3 (KST)のような高誘電体材料よりなる薄膜を、2
電極間に付着することによって、キャパシタが作製され
る。電極は、貴金属(Ir,Pt,Ru,Pd,A
u)、または貴金属酸化物(RuO2 ,IrO 2 など)
のいずれでもよい。完成されたデバイスにおいては、一
方の電極は、転送デバイスへ接続され、他方の電極は、
共通の基準プレートまたはドライブラインとして働く。
【0003】さらに、特に、図1は、n+ 拡散領域11
を有するn型基板10,絶縁層12,および絶縁層12
内のポリシリコン・プラグ13を示す。さらに、図1に
示される構造は、バリア層14,上部電極および下部電
極15,強誘電体16,および絶縁体17を含む。
【0004】図2は、ビットライン20,ワードライン
21,タングステン・プラグ22,および強誘電体25
の両側の上部電極23と下部電極24とを示す。タング
ステン・プラグ22は、局部的な相互接続部26によっ
て上部電極23へ接続される。
【0005】このような通常のデバイスを形成するとき
に生じる問題の1つは、強誘電体の適正層を形成するた
めに必要とされる高温アニールである。一般的に、この
アニールは、酸化雰囲気下で700〜850℃の温度を
必要とする。貴金属電極または貴金属酸化物電極は、酸
素に対して良好な拡散バリアではないために、このアニ
ールの際に、電極へ接続されたあらゆる導電体は酸化さ
れる傾向を有する。従って、このような従来の構造は、
製造することが非常に困難で、高温アニールに関連した
高い欠陥率を有する。
【0006】例えば、図1に示される構造に関して、導
電体13は、強誘電体16の下にあり、強誘電体16が
形成される前に形成されなければならない。従って、強
誘電体のアニールの際に、導電体13は酸化され、この
導電体の酸化は、電極15と導電体13との間の導電率
を減少させ、デバイス性能を低下させ、欠陥率を増大さ
せる。
【0007】強誘電体25がアニールされた後に、図2
に示される局部的な相互接続部26は、上部電極23上
に設けられ、形成されるが、強誘電体キャパシタ25
は、デバイス21上に形成されず、その結果セルサイズ
が大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】後により詳細に説明す
るように、この発明は、強誘電体キャパシタの電極への
導電パスの酸化を避け、さらに、小さいセルサイズを与
える方法で強誘電体を形成することにより、前述の問題
を克服する。
【0009】従って、この発明の目的は、構造と、少な
くとも1つのトランジスタ構造を形成すること,トラン
ジスタ構造上に少なくとも1つの強誘電体キャパシタを
形成すること,強誘電体キャパシタをアニールするこ
と,およびトランジスタ構造と強誘電体キャパシタとの
間に少なくとも1つのコンタクト・ラインを形成するこ
とを含む、集積回路構造を形成する方法とを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】強誘電体キャパシタの形
成は、トランジスタ構造上に絶縁体を付着する工程,絶
縁体上に下部電極を付着する工程,下部電極上に強誘電
体材料を付着する工程,および強誘電体材料上に上部電
極を付着する工程を含む。強誘電体材料を付着する前
に、強誘電体材料および上部電極にリセスを形成するた
めに、トランジスタ構造上の下部電極の一部分が除去さ
れる。
【0011】コンタクト・ライン開口が、強誘電体キャ
パシタを通り抜けて形成される。また、コンタクト・ラ
インから強誘電体材料および上部電極を絶縁し、下部電
極をコンタクト・ラインに電気的に接続させるために、
下部電極上のコンタクト・ライン開口内に絶縁スペーサ
が形成される。さらに、強誘電体キャパシタ上に、絶縁
体が形成される。強誘電体材料は、SrBi2Ta29
(SBT),Pb(Zr,Ti)O3 (PZT),また
はそれらの同類体、または(Ba,Sr)TiO3 (K
ST)のような高誘電体材料からなる。
【0012】コンタクトプラグは、トランジスタの拡散
領域と強誘電体キャパシタの下部電極とを電気的に接続
する。
【0013】この発明は、ビットライン材料の付着の前
に、強誘電体材料をアニールするために、強誘電体材料
のアニールの際に、ビットラインが酸化されないという
点で、従来技術の項目で説明した従来の構造の問題を受
けない。
【0014】さらに、この発明は、強誘電体キャパシタ
がトランジスタ構造の直上に形成される構造を作製す
る。この構造は、非常にスペースの無駄がなく、集積回
路デバイス全体のサイズを減少する。
【0015】
【発明の実施の形態】前述した問題、すなわち従来の強
誘電体キャパシタおよび高誘電体キャパシタのアニール
の際に相互接続パスを酸化する問題のために、この発明
は、キャパシタの両電極へ電気的接続を形成する前に、
強誘電体キャパシタを形成し、アニールする処理順序を
含む。第2に、この発明は、記憶密度を増大するため
に、セルサイズを最小にするような方法でキャパシタを
作製する。
【0016】さらに、特に、この発明は、両電極への電
気的接続を形成する前に、キャパシタ構造を完成し、お
よびメモリセル・サイズを最小にするように、キャパシ
タを能動領域上に形成する方法を用いて、メモリデバイ
ス内に強誘電体キャパシタを形成する。
【0017】図3に示すように、集積回路トランジスタ
構造は、周知の通常のエッチング方法および付着方法を
用いて基板31に形成された、浅いトレンチ分離(ST
I)領域30を含む。例えば、テトラエチルオルトシリ
ケート(tetraethylorthosilica
te)(TEOS)の低温化学気相成長法(CVD)を
用いて、浅いトレンチ分離材を形成できる。
【0018】さらに、基板31は、当業者に周知の通常
の方法を用いて、基板31内へ不純物を注入または導入
することにより形成される拡散領域32を含む。
【0019】また、図3は、ゲート酸化物層34,ゲー
ト導電体層35,窒化物キャップ36を含むゲート・ス
タック33を示す。これらゲート酸化物層,ゲート導電
体層,窒化物キャップは、当業者に周知の通常の付着方
法およびパターニング方法を用いて、付着され、パター
ニングされる。さらに、絶縁スペーサ37が、通常の付
着方法および除去方法(例えば、反応性イオンエッチン
グ(RIE)のような)を用いて、ゲート・スタック3
3に隣接して形成される。
【0020】図4に示すように、図3に示したゲート・
スタック構造上に、一連の平坦な層が形成される。特
に、例えば、低温化学気相成長法(CVD)を用いて、
例えば、テトラエチルオルトシリケート(TEOS),
ホウ素リンシリケートガラス(boron phosp
horous silicate glass)(BP
SG),または他の同様な絶縁体からなる絶縁層40を
形成する。絶縁層40は、ゲート・スタック33上に、
500〜3000Åの、好ましくは1000Åの厚さを
有するように形成される。
【0021】次に、窒化シリコン層のようなさらに薄い
絶縁層、またはTiO2 ,ZrO2,Al23のような
他の絶縁層が、例えば、CVDを用いて付着される。C
VDは、絶縁体層40上に、平坦な薄い絶縁層41を形
成する。また、薄い絶縁層41を、例えば、化学機械研
磨(CMP)を用いて平坦化することもできる。薄い絶
縁層41は、100〜1000Åの、好ましくは200
Åの厚さを有するように形成される。
【0022】次に、下部電極42が、物理気相成長法
(PVD)または化学気相成長法(CVD)のような通
常の付着方法を用いて、絶縁層41上に付着される。下
部電極42は、Pt,Ru,Ag,Pd,RuO2 ,I
rO2 のようなあらゆる適切な導電体からなり、400
〜4000Åの、好ましくは2000Åの厚さを有する
ように形成される。
【0023】図5において、下部電極42は、リソグラ
フィおよびエッチングを用いて、ゲート導電体スタック
上の領域で層41を露出するようにパターニングされ
る。エッチングを、反応性イオンエッチングまたはイオ
ンビームスパッタリングのどちらかによって行うことが
できる。下部電極の領域42は、ゲート・スタック構造
上に延びるくらい大きいことが好ましいが、ビットライ
ンが接続する領域までは延びない。
【0024】SrBi2Ta29 (SBT),Pb(Z
r,Ti)O3 ,またはそれらの同類体のような強誘電
体50が、有機金属化学気相成長法(MOCVD),物
理気相成長法(PVD),または化学液相成長法(CS
D)によりコンフォーマルに付着される。この場合、M
OCVDが好適な付着方法である。強誘電体50は、パ
ターニングされない下部電極42の領域上、および下部
電極42のパターニングによって露出された薄い絶縁層
41の領域上に形成される。
【0025】次に、上部電極51が、下部電極42につ
いて前述したような周知の方法を用いて、強誘電体材料
50上に付着される。次に、窒化シリコンまたは酸化シ
リコンのような他の薄い絶縁層52が、最初の薄い絶縁
層41と同様の方法で付着される。
【0026】下部電極42の一部分の除去は、下部電極
が除去された領域に沿って、続いて形成される各層にリ
セス(recess)を持たせる。絶縁層52上のこの
リセスは、酸化シリコンのような他の絶縁体53で充填
される。構造全体は、通常の平坦化方法、例えば、化学
機械研磨(CMP)を用いて平坦化される。同様に、絶
縁体53は、前述したような任意の通常の絶縁材料から
なる。リセスは、多数の役割を果たす。第1に、リセス
は、強誘電体キャパシタ50の表面積を増大する。第2
に、リセスは、下部電極42が、中央プラグ71(図7
に示し、後により詳細に説明する)に接続しないように
する。
【0027】次に、強誘電体キャパシタ構造は、前述し
たように、酸化雰囲気下で、600〜850℃の、好ま
しくは約750℃の高温でアニールされる。この発明
が、従来の構造/装置と基本的に異なる理由の1つは、
強誘電体キャパシタがアニールされる時点で、キャパシ
タ電極への導電パスが、まだ形成されていないことであ
る。後に詳細に説明するように、上部電極および下部電
極への種々のコンタクトは、アニール処理後に形成され
る(例えば、図7参照)。
【0028】図6に示すように、開口60が、通常のリ
ソグラフィを用いるマスキング方法、および反応性イオ
ンエッチングのようなエッチング方法を用いて、絶縁層
53,52,上部電極51,および強誘電体50を経て
形成される。次に、サイドウォール・スペーサ61が、
前述したような絶縁材料を付着し、エッチングすること
によって、開口60の壁に沿って形成される。サイドウ
ォール・スペーサ61は、好ましくは酸化シリコンまた
は窒化シリコンで形成され、約50〜500Åの、より
好ましくは約150Åの厚さを有することができる。
【0029】例えば、サイドウォール・スペーサ61
を、低温酸化シリコンを付着し、酸化シリコンを異方的
にエッチ・バックすることにより形成することができ
る。酸化シリコンを、約650〜900℃の温度でテト
ラエトキシシラン(TEOS)を用いる化学気相成長
法、または200〜600℃の温度でプラズマ励起化学
気相成長法(PECVD)を用いて形成することができ
る。異方性エッチングを、低圧反応性イオンエッチャー
で行うことができる。このようなエッチングは、垂直の
表面を除去するよりも、非常に高い速度(例えば、10
0倍)で水平の表面を除去し、エッチング処理後に、サ
イドウォール・スペーサを残留させる。
【0030】図7に示すように、開口60は、例えば、
ハードマスクを用いる通常のマスキング方法およびエッ
チング方法を用いて、トランジスタ構造の拡散領域32
(図3)まで下へ延ばされる。次に、金属(例えば、タ
ングステン),金属合金,ドープされたアモルファスシ
リコンまたは多結晶シリコン,あるいは同様な導電体の
ような導電材料で、開口60は充填される。次に、構造
は、通常の平坦化方法を用いて平坦化される。
【0031】導電材料は、下側にトランジスタ構造を備
えるビットライン・コンタクトのような電気的コンタク
ト70,71を形成する。導電パス(例えば、“プラ
グ”)70,71は、スペーサ61によって、上部電極
51から絶縁される。外側のプラグ70は、下部電極4
2と接触している。しかし、中央のコンタクト71は、
上部電極51および下部電極42の両方から分離されて
いる。
【0032】誘電体層73が、プラズマ励起化学気相成
長法のような通常の方法により付着される。誘電体層7
3の厚さは、500〜3000Åであり、1000Åが
好ましい。
【0033】コンタクト開口は、層73内をリソグラフ
ィおよび反応性イオンエッチングを用いてパターニング
され、W,Al,WSix ,ドープされたポリシリコン
などのような導電材料75で充填されている。ある応用
の特定の要求により、導電体75と導電体71の間に、
ライナー材料77を付着してもよく、付着しなくともよ
い。ビットライン79が、Al,W,WSix ,または
Cuのような金属層を付着し、リソグラフィおよび反応
性イオンエッチングを用いてパターニングすることによ
り形成される。当業者に既知であるように、追加レベル
の金属配線を、ビットライン上に通常の方法を用いて配
置し、構造を完成することができる。
【0034】図8は、この発明のフローチャート表示で
ある。まず、図3に示されるトランジスタ構造が、形成
される(工程801)。次に、絶縁層40,41が、形
成される(工程802)。次に、下部電極42が、付着
され(工程803)、エッチングされる(工程80
4)。強誘電体50が、エッチングされた下部電極上に
付着される(工程805)。上部電極51が、付着され
(工程806)、絶縁体52,53が、付着される(工
程807)。
【0035】次に、構造は、強誘電体キャパシタをアニ
ールするために加熱される(工程808)。次に、コン
タクトのための開口の上部分60が、形成され(工程8
09)、スペーサ61が、コンタクト開口の上部に形成
される(工程810)。図7に示すように、コンタクト
開口の残りの部分が、形成され(工程811)、導電材
料70,71が、開口内に付着される(工程812)。
【0036】この発明は、強誘電体材料50のアニール
の際に、コンタクト70,71が酸化されないという点
で、従来技術の項目で説明した従来の構造の問題を受け
ない。なぜならば、ビットライン材料70の付着前に、
強誘電体材料50をアニールするためである。
【0037】さらに、この発明の方法は、強誘電体キャ
パシタ42,50,51がトランジスタ構造の直上に形
成される構造を作製する(図7)。また、この発明は、
キャパシタ50を直接経るプラグ70,71を形成す
る。従って、この構造は、非常にスペースの無駄がな
く、集積回路デバイス全体のサイズを減少する。別の利
点は、キャパシタの形成後に、アレイ領域およびサポー
ト領域は、互いに完全に平坦であることである。
【0038】この発明を、好適な実施例について説明し
てきたが、この発明を、特許請求の範囲の主旨および範
囲内で変更して実施することができることを、当業者は
理解できるであろう。
【0039】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1) 集積回路構造を形成する方法において、少なく
とも1つのトランジスタ構造を形成する工程と、前記ト
ランジスタ構造上に、少なくとも1つの強誘電体キャパ
シタを形成する工程と、前記強誘電体キャパシタをアニ
ールする工程と、前記トランジスタ構造と前記強誘電体
キャパシタとの間に、少なくとも1つの導電コンタクト
を形成する工程と、を含むことを特徴とする方法。 (2) 前記強誘電体キャパシタを形成する工程は、前
記トランジスタ構造上に絶縁体を付着する工程と、前記
絶縁体上に下部電極を付着する工程と、前記下部電極上
に強誘電体材料を付着する工程と、前記強誘電体材料上
に上部電極を付着する工程と、を含むことを特徴とする
上記(1)に記載の方法。 (3) 前記強誘電体材料を付着する工程の前に、前記
強誘電体材料および前記上部電極にリセスを形成するよ
うに、前記トランジスタ構造上の前記下部電極の一部分
を除去する工程をさらに含むことを特徴とする上記
(2)に記載の方法。 (4) 前記強誘電体キャパシタを通り抜ける導電コン
タクト開口を形成する工程と、前記導電コンタクトから
前記強誘電体材料および前記上部電極を絶縁し、前記下
部電極を前記導電コンタクトへ接続させるために、前記
下部電極上の前記導電コンタクト開口内に絶縁スペーサ
を形成する工程とをさらに含むことを特徴とする上記
(2)に記載の方法。 (5) 前記強誘電体キャパシタ上に絶縁体を形成する
工程をさらに含むことを特徴とする上記(1)に記載の
方法。 (6) 前記強誘電体材料は、SrBi2Ta29 (S
BT)およびPb(Zr,Ti)O3 (PZT)のうち
の一種からなることを特徴とする上記(2)に記載の方
法。 (7) 前記導電コンタクトを形成する工程は、前記ト
ランジスタ構造の拡散領域および前記強誘電体キャパシ
タの下部電極に電気的に接続することを特徴とする上記
(1)に記載の方法。 (8) 少なくとも1つのトランジスタ構造と、前記ト
ランジスタ構造上の少なくとも1つの強誘電体キャパシ
タと、前記トランジスタ構造と前記強誘電体キャパシタ
との間の少なくとも1つの導電コンタクトとを備え、前
記強誘電体キャパシタは、前記導電コンタクトが形成さ
れる前にアニールされることを特徴とする構造。 (9) 前記強誘電体キャパシタは、前記トランジスタ
構造上の絶縁体と、前記絶縁体上の下部電極と、前記下
部電極上の強誘電体材料と、前記強誘電体材料上上部電
極と、を備えることを特徴とする上記(8)に記載の集
積回路構造。 (10) 前記強誘電体材料および前記上部電極にリセ
スをさらに備えることを特徴とする上記(9)に記載の
集積回路構造。 (11) 前記強誘電体キャパシタを通り抜ける導電コ
ンタクト開口と、前記絶縁スペーサは、前記導電コンタ
クトから、前記強誘電体材料および前記上部電極を絶縁
する、前記下部電極上の前記導電コンタクト開口内の絶
縁スペーサとをさらに備え、前記下部電極は、前記導電
コンタクトに接続することを特徴とする上記(9)に記
載の集積回路構造。 (12) 前記強誘電体材料は、SrBi2Ta29
(SBT)およびPb(Zr,Ti)O3 (PZT)の
うちの一種からなることを特徴とする上記(9)に記載
の集積回路構造。 (13) 前記導電コンタクトは、前記トランジスタ構
造の拡散領域および前記強誘電体キャパシタの下部電極
に電気的に接続することを特徴とする上記(8)に記載
の集積回路構造。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の強誘電体キャパシタ構造の概略図であ
る。
【図2】従来の強誘電体キャパシタ構造の概略図であ
る。
【図3】この発明により部分的に完成された強誘電体キ
ャパシタ構造の概略図である。
【図4】この発明により部分的に完成された強誘電体キ
ャパシタ構造の概略図である。
【図5】この発明により部分的に完成された強誘電体キ
ャパシタ構造の概略図である。
【図6】この発明により部分的に完成された強誘電体キ
ャパシタ構造の概略図である。
【図7】この発明による強誘電体キャパシタ構造の概略
図である。
【図8】この発明の好適な形成方法を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10,31 基板 11,32 拡散領域 12,40,53 絶縁体層 13 ポリシリコン・プラグ 14 バリア層 15 電極 16,25,50 強誘電体 17 絶縁体 20,71 ビットライン 21 ワードライン 22 タングステン・プラグ 23,51 上部電極 24,42 下部電極 26 相互接続部 30 浅い分離トレンチ 33 ゲート・スタック 34 ゲート酸化物 35 ゲート導電体 37 絶縁スペーサ 41 薄い絶縁層 52 薄い絶縁膜 60 開口 61 サイドウォール・スペーサ 70 コンタクト 73 誘電体層 75 導電材料 77 ライナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド・イー・コテッキ アメリカ合衆国 12533 ニューヨーク 州 ホープウェル ジャンクション シ ルバン レイク ロード 37 (72)発明者 ジャック・エイ・マンデルマン アメリカ合衆国 12582 ニューヨーク 州 ストームヴィル ジャミー レーン 5 (56)参考文献 特開 平10−209392(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/105

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路構造を形成する方法において、 少なくとも1つのトランジスタ構造を形成する工程と、 前記トランジスタ構造上に絶縁体を付着する工程と、 前記絶縁体上に下部電極を付着し、前記下部電極上に強
    誘電体材料を付着し、前記強誘電体材料上に上部電極を
    付着して、前記トランジスタ構造上に、少なくとも1つ
    の強誘電体キャパシタを形成する工程と、 前記強誘電体キャパシタをアニールする工程と、 前記トランジスタ構造と前記強誘電体キャパシタとの間
    に、少なくとも1つの導電コンタクトを形成する工程と
    を含み、 前記強誘電体材料を付着する前に、前記強誘電体材料お
    よび前記上部電極にリセスを形成するように、前記トラ
    ンジスタ構造上の前記下部電極の一部分を除去すること
    を含む集積回路構造を形成する方法。
  2. 【請求項2】集積回路構造を形成する方法において、 少なくとも1つのトランジスタ構造を形成する工程と、 前記トランジスタ構造上に絶縁体を付着する工程と、 前記絶縁体上に下部電極を付着し、前記下部電極上に強
    誘電体材料を付着し、前記強誘電体材料上に上部電極を
    付着して、前記トランジスタ構造上に、少なくとも1つ
    の強誘電体キャパシタを形成する工程と、 前記強誘電体キャパシタをアニールする工程と、 前記トランジスタ構造と前記強誘電体キャパシタとの間
    に、少なくとも1つの導電コンタクトを形成する工程と
    を含み、 前記導電コンタクトを形成する工程は、前記強誘電体キ
    ャパシタを通り抜ける導電コンタクト開口を形成する工
    程と、前記導電コンタクトと前記上部電極とを絶縁し、
    前記下部電極を前記導電コンタクトへ接続させるため
    に、前記下部電極よりも上の前記導電コンタクト開口の
    領域に絶縁スペーサを形成する工程とを含む集積回路構
    造を形成する方法
  3. 【請求項3】少なくとも1つのトランジスタ構造と、 前記トランジスタ構造上の絶縁体と、 前記絶縁体上の下部電極、前記下部電極上の強誘電体材
    料、および前記強誘電体材料上の上部電極を含む、前記
    トランジスタ構造上の少なくとも1つの強誘電体キャパ
    シタと、 前記トランジスタ構造と前記強誘電体キャパシタとの間
    の少なくとも1つの導電コンタクトとを備え、 前記強誘電体キャパシタは、前記導電コンタクトが形成
    される前にアニールされ、 前記強誘電体材料および前記上部電極にリセスを備える
    集積回路構造。
  4. 【請求項4】少なくとも1つのトランジスタ構造と、 前記トランジスタ構造上の絶縁体と、 前記絶縁体上の下部電極、前記下部電極上の強誘電体材
    料、および前記強誘電体材料上の上部電極を含む、前記
    トランジスタ構造上の少なくとも1つの強誘電体キャパ
    シタと、 前記強誘電体キャパシタを通り抜ける導電コンタクト開
    口と、 前記導電コンタクト開口内に設けられた導電コンタクト
    と、 前記導電コンタクトと前記上部電極とを絶縁するために
    前記下部電極よりも上の前記導電コンタクト開口の領域
    に形成された絶縁スペーサとを備え、 前記強誘電体キャパシタは、前記導電コンタクトが形成
    される前にアニールされ、 前記下部電極は、前記導電コンタクトに接続される集積
    回路構造。
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