JP3379648B2 - 吹き付けに安定な水性の泡体、その生成および使用方法 - Google Patents

吹き付けに安定な水性の泡体、その生成および使用方法

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JP3379648B2 JP50779394A JP50779394A JP3379648B2 JP 3379648 B2 JP3379648 B2 JP 3379648B2 JP 50779394 A JP50779394 A JP 50779394A JP 50779394 A JP50779394 A JP 50779394A JP 3379648 B2 JP3379648 B2 JP 3379648B2
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Description

【発明の詳細な説明】 硬化することができるポリマーを含む泡化した水性配
合物を多くの基材に被覆し、この被覆体中に発泡構造を
持続させようとするとき、泡体は、多様な方法、たとえ
ばガス状の反応生成物を分離する成分の化学反応による
か、または適切な膨張剤を加えるか、さらにまたは配合
物に不活性ガス、特に空気を加える機械的な泡化によっ
て、生成することができる。
機械により泡化すると、その場で発生させたガスによ
る泡体よりも、一般に微細な発泡構造が得られるので、
−少なくとも、発泡構造の微細性が問題となる場合は−
機械的に生成した泡体を使用することが望まれる。しか
し機械的に生成した泡体の場合に、望ましくない現象と
して、生成した気泡が安定性を有しない、すなわち気泡
は、たとえば、生成して使用するまでの間に、少なくと
も部分的に分解または除去されて変化し、および/また
は特に吹き付け装置で使用するとき発泡構造は大部分が
失われるので、市販の吹き付け装置(特に吹き付けピス
トル)で泡体を基材に被覆することが事実上できない。
このような安定性のない泡体は、生成するときにもまた
泡化装置から出たときにも、多くの場合膨張し、これに
よって気泡の崩壊がおきる。
本発明者は、後に記載する成分を使用することによっ
て、極めて微細でかつ安定な水性の泡体を得、この泡体
は、生成した後使用するまでの間も、また通常の吹き付
け装置(特に吹き付けピストル)で泡体の形として使用
するときも安定であることができ、さらに乾燥した後も
発泡構造を実質的に保持することを見出した。
本発明は、次に規定する水性の泡体、ならびにその生
成および使用の方法に関する。
従って、本発明の第1の対象は、対応する水性配合物
(W)を機械的に泡化して生成した、吹き付けに安定な
水性の泡体(S)であって、この泡体(S)の液相が、 (A)(U)イオノマー性ポリウレタン、またはイオノ
マー性ポリウレタンの混合物、および場合によっては (P)さらに少なくとも(U)とともに硬化する
ことができる1種以上のポリマー からなる硬化することができるポリマー系、ならびに (B)少なくとも1種の気泡安定剤 を含み、かつ泡体(S)の11の重量が、20℃、常圧にお
いて400〜700gの範囲である、水性の泡体(S)であ
る。
ポリウレタン(U)として考慮されるものは、一般に
通常のイオノマー性ポリウレタン、特に水に分散するこ
とができるもの、好ましくはジメチロールアルカンカル
ボン酸、およびジオール、特にマクロジオールをイソシ
アネート、および場合によってはジアミノ化合物で、置
換して得ることができるものである。
ジイソシアネートとして考慮されるものは、一般に通
常のジイソシアネート、好ましくは少なくとも一部分が
脂肪族であるもの、特に(非環式または/および少なく
とも部分的に環化した脂肪族の)脂肪族または/および
芳香族のジイソシアネートである。
ジイソシアネートは、2つのイソシアネート基を結合
した炭化水素残基に、有利には炭素原子6〜15個を含
む。
非環式脂肪族ジイソシアネートとして考慮されるもの
は、たとえばヘキサメチレンジイソシアネートまたはト
リメチルヘキシレン−1,6−ジイソシアネート(特に、
2,2,4−トリメチルヘキシレン−1,6−ジイソシアネート
および2,4,4−トリメチルヘキシレン−1,6−ジイソシア
ネート)である。環式ジイソシアネートとして考慮され
るものは、有利には単環および二環式のジイソシアネー
ト、たとえば、2,4−または2,6−トルイレンジイソシア
ネート、m−フェニレンジイソシアネート、キシレンジ
イソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、およびジシクロヘキシルメタン−4,
4′−、−4,2′−または−2,2′−ジイソシアネートの
各シクロヘキシル残基が、場合によっては、さらにメチ
ル基を含むものもよい、および1,3−シクロヘキシレン
ジイソシアネート、メチル置換された1,3−シクロヘキ
シレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシアネ
ートである。
前述のジイソシアネートのうち、(非環式および/ま
たは環式の)脂肪族が優れている。
本発明の優れた実施態様によれば、非環式および環化
脂肪族ジイソシアネートを使用し、環化脂肪族ジイソシ
アネート対非環式ジイソシアネートの分子比は有利には
0.8:1〜3.5:1、特に1:1〜3.2:1のものである。
ジオールとして考慮されるものは、一般に周知のジオ
ール、たとえば水中に分散することができるポリウレタ
ンの生成に使用するもの、好ましくはマクロジオール、
特にポリエーテルジオール、ポリエステルジオールまた
はポリエステルエーテルジオール、なかでもポリアルキ
レングリコール、特にポリプロピレングリコール、ポリ
ブチレングリコール、および混合したポリプロピレン−
および−ブチレングリコールがある。ポリブチレングリ
コールは、好ましくは、酸素を結合したブチレン−1,2
−、−1,3−、−2,3−または−1,4−基を含むものであ
る。ポリプロピレングリコールおよびポリブチレングリ
コール、または対応する混合したポリエーテルジオール
は、対応する環式酸化物(特にオキシランまたはテトラ
ヒドロフラン)を、水または出発ジオール、特に炭素原
子2〜6個を含む、たとえばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチル
グリコールまたはヘキサメチレンジオールに付加した生
成物が好ましい。なかでもポリプロピレングリコールが
優れている。
マクロジオールの平均分子量wは、300〜5000の範
囲が有利である。ジオールの適切な選択によってポリウ
レタンの性質に影響を与える。好ましいジオールの群
は、低分子量のマクロジオール、なかでも平均分子量
wが500〜1800、特に800〜1500の範囲のポリエーテルジ
オールである。他の優れたジオールの群は、より高分子
量のマクロジオール、なかでも平均分子量wが1000〜
5000、好ましくは、1200〜4000、特に1500〜3500の範囲
のポリエーテルジオールである。2つの分子量の差は、
有利には200〜3000、特に400〜2200の範囲である。
マクロジオールの2つのカテゴリーを使用するに当っ
て、低分子量対高分子量の重量比は、有利には1:0.4〜
1:4、特に1:0.7〜1:3の範囲である。
イオノマー性ポリウレタンの生成に使用するジメチロ
ールアルカンカルボン酸とし考慮されるものは、一般に
周知のカルボン酸、たとえばカルボキシ基を含むイオノ
マー性ポリウレタンの生成において、カルボキシ基を含
むジオールとして使用されるもの、特にα,α−ジメチ
ロールアルカンカルボン酸である。これらは、特に次式
に対応する。
(式中、Rは水素またはC1〜8アルキルを意味す
る。) Rは水素またはC1〜4アルキル、特に水素またはメ
チルが好ましい。
すべての非イオノゲン性ジオール、特にマクロジオー
ル対カルボキシ基含有ジオールのモル比は、有利には1:
0.2〜1:2、特に1:0.3〜1:1.2の範囲である。
全体として使用したジオール化合物(マクロジオール
およびカルボキシ基含有ジオール)のモルに対して、イ
ソシアネート化合物は0.9〜3モルを使用することが有
利である。ジオールとイソシアネートを、イソシアネー
ト末端のオリゴウレタンに換え、次にジアミノ化合物で
分子鎖を延長するとき、全体のジオール化合物対イソシ
アネート化合物のモル比は有利には1:1.05〜1:2.5、好
ましくは1:1.2〜1:2.2の範囲である。イソシアネート化
合物とジオール化合物の重付加は、周知の方法、たとえ
ば(特に非プロトン性有機溶剤、たとえばメチルエチル
ケトン、シクロヘキサノンのようなジアルキルケトン、
または酢酸エチルエステルもしくは酢酸エトキシエチル
エステルのような脂肪族カルボン酸エステル、これらは
場合によっては、芳香族溶剤たとえばトルエンまたはキ
シレンで希釈することができるが、有利には芳香族溶剤
を全く使用しないで)溶剤の存在または不存在におい
て、(たとえば40℃から還流温度までの)高温におい
て、また所望の場合には、適切な触媒、たとえばオクタ
ン酸−II−すずまたはジブチルジラウリン酸すずの存在
において行うことができる。しかし、溶剤も触媒も存在
させずに行うことが好ましい。温度は有利には70〜90
℃、特に75〜85℃の範囲に保つ。
ジイソシアネートのジオールによる置換は、できるだ
け完全に行うことが目的に適するが、このときイソシア
ネートで置換されていないアルコール性水酸基が(最初
に使用したジオールに対して)多くとも5当量%、有利
には多くとも2当量%存在しても許容することができ
る。
もしイオノマー性オリゴウレタンまたはポリウレタン
の分子鎖を、ジアミノ化合物で延長するのであれば、そ
の前に、所望であれば、カルボキシ基を少なくとも部分
的に塩の形に換えることができる。塩を生成するには、
通常の一価カチオンたとえばアルカリ金属イオン(Li+,
K+または特にNa+)、二置換された環式アンモニウム
(たとえばモルホリニウム)、または特に三置換された
アンモニウムが適している。特にアルキル残基が炭素原
子1〜4個を含む水溶性トリアルキルアミンの塩を生成
する場合に有利である。トリアルキルアミンのなかで
も、特にトリエチルアミンが好ましい。
カチオンの生成には、多くの塩基、特に多くの第三ア
ミンを使用することが有利であり、このときプレポリマ
ー中のカルボキシ基の少なくとも90当量%が塩の形で存
在し、特に滴定可能なカルボキシ基の多くとも98当量%
の塩の形で存在するものを使用する。特に、多くの塩
基、たとえばトリアルキルアミンを、最終生成物のポリ
ウレアウレタン(U)の30%水性配合物のpH値が、少な
くとも7、有利には7〜9、特に7〜8.5になるような
量を加える。
もし分子鎖を延長するのであれば、そのためのジアミ
ノ化合物として、周知のジアミノ化合物、特に非環式ま
たは環化飽和脂肪族ジアミンであって脂肪族残基に炭素
原子2〜10個を有するもの、またはヒドラジンが適して
いる。たとえばシクロヘキシレンジアミン、イソホロン
ジアミン、エチレンジアミン、プロピレン−1,2−また
は−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ならび
に2,2,4−および/または2,4,4−トリメチルヘキシレン
−1,6−ジアミン、なかでも炭素原子2〜6個を有する
低分子量の非環式ジアミン、特にプロピレン−1,2−ま
たは−1,3−ジアミン、およびイソホロンジアミンが優
れており、あるいはヒドラジンも特に水和物として使用
する。
ジイソシアネート末端のオリゴウレタンをジアミノ化
合物で置換するには、水性媒質中で、場合によっては、
他のジイソシアネートを存在させて、有利に達成するこ
とができる。ジアミノ化合物は、存在するイソシアネー
ト基をできるだけ完全に置換するような量で使用するこ
とが有利である。特にジアミノ化合物で分子鎖を延長す
るには、最終生成物中に実質的にイソシアネート基を滴
定できなくなって、この生成物が第一アミノ基を示す
か、または特に生成物中に第一アミノ基が滴定できなく
なるかによって、制御することが有利である。ジアミノ
化合物による置換は、前述のように水性媒質中で、有利
には温度10〜35℃の範囲で達成することができる。この
分子鎖の延長は、有利には理論量の80〜99%まで、特に
88〜97%まで達成することができる。
所望であれば、分子鎖を延長するために、ジアミノ化
合物の代りに、特に単なるジオール、たとえば前述のよ
うなC2〜6アルカンジオールを使用するか、またはジ
アミノ化合物によって、およびジオールによって分子鎖
を延長することができる。(U)として、イオノマー性
ポリウレアウレタンが優れており、これは前述のよう
に、ポリエーテルジオール、式(I)のジメチロールカ
ルボン酸、ジイソシアネートおよびジアミノ化合物から
得ることができる。
ポリウレタン(U)は、基材の上に固着させた後、
(後述のように、特に乾燥した後に)熱処理すると、エ
ラストマー性ポリウレタンの特性を示す。
所望であれば、イオノマー性ポリウレタン(U)は、
他の分散することができるか、または分散された、少な
くとも(U)とともに硬化することができるポリマー
(P)を配合することができる。ここで硬化とは、泡が
基材の上で乾燥して達成された特に物理的な固着を意味
する。(P)としては、特に分散することができるか、
または分散された非イオノマー性ポリウレアウレタン、
(メタ)アクリル(コ)ポリマーおよび/またはブタジ
エン(コ)ポリマー(たとえばブタジエン/アクリルニ
トリル)が適している。分散することができる非イオノ
マー性ポリウレアウレタンとしては、周知のポリウレタ
ン、特に前述のマクロジオール、ジイソシアネート、お
よび場合によっては分子鎖延長剤から得られるようなも
の、が適しており、水酸基または/およびアミノ基を末
端に有するものが有利である。(メタ)アクリル(コ)
ポリマーとしては、周知の分散可能な製品が適してお
り、特に革の下塗り、または革の積層のための配合剤と
して使用できるもの、たとえば(メタ)アクリル酸アル
キルエステルの(共)重合物であって、エステルを生成
するアルキル残基が、場合によっては部分的に水酸基で
置換されているものである;置換されていないアルキル
残基は、たとえば炭素原子1〜12個を含み、水酸基で置
換されているものは、たとえば炭素原子2〜4個を含
む;場合によっては、重合して入った非イオノゲン性コ
モノマー、たとえばエチレン、アクリルニトリルまたは
場合によってはN−メチロール化したアクリルアミド、
および/またはアニオン性コモノマー、たとえば(メ
タ)アクリル酸および/またはイタコン酸が存在するこ
とができる。また場合によっては、(メタ)アクリル
(コ)ポリマーが、少量の付加したアルキルシロキサン
またはシリコーンの部分を含むこともできる。
特に、泡化すべき配合物(W)、または本発明の泡体
(S)において、(U)として、イオノマー性ポリウレ
アウレタンを使用し、特に、前述のように、マクロジオ
ールは、高分子量と低分子量のマクロジオールの混合物
とし、かつ前述のように、ジアミノ化合物で、イソシア
ネート末端を有するオリゴウレタンの分子鎖を延長する
ことによって生成したものを使用する。
ポリマー系(A)において、他のポリマー(P)が存
在するとき、(P)の量は(A)に対して、有利には5
〜70重量%、好ましくは5〜60重量%、特に10〜50重量
%とする。また(U)の量は、(A)に対して、有利に
は30〜100重量%、好ましくは40〜100重量%、特に50〜
100重量%とする。
気泡安定剤(B)としては、周知の化合物、たとえば
水溶性の脂肪酸アミド、炭化水素スルホネート、または
石鹸のような化合物(脂肪酸塩)であって、たとえば親
油性残基に炭素原子12〜24個を有するもの;特に炭化水
素残基に炭素原子12〜22個を有するアルカンスルホネー
ト、全体の炭化水素残基に炭素原子14〜24個を有するア
ルキルベンゼンスルホネート、または炭素原子12〜24個
を有する脂肪酸の脂肪酸アミドまたは石鹸のような脂肪
酸塩である。水溶性の脂肪酸アミドは、モノ−またはジ
−(C2〜3−アルカノール)−アミンが好ましい。石
鹸のような脂肪酸塩は、たとえばアルカリ金属塩、アミ
ン塩または置換されていないアンモニウム塩であること
ができる。脂肪酸として考慮されるものは、一般に周知
の化合物、たとえばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ベ
ヘン酸またはアラキン酸、あるいはさらに工業的な脂肪
酸、たとえばココナッツ脂肪酸、牛脂脂肪酸、大豆脂肪
酸または工業的なオレイン酸、およびこれらの水素添加
生成物である。特に炭素原子16〜24個を有する高分子量
の飽和脂肪酸、なかでもステアリン酸および水素添加さ
れた牛脂脂肪酸の、置換されていないアンモニウム塩が
有利である。気泡安定剤は、泡化する条件でも、また使
用する条件でも、分解しないものが目的に適している。
アンモニウム塩として考慮されるものは、分解温度が≧
90℃、有利には≧100℃であるものが目的に適してい
る。弱アニオン性の安定剤(B1)、特にカルボン酸の塩
またはアミドは、所望によって強アニオン性の界面活性
剤、(B2)、特に前述のスルホネートまたは脂肪族アル
コールサルフェート、有利にはこれらの塩(前述のアル
カリ金属−またはアンモニウム塩)の形で組み合わせ、
(B1)/(B2)の重量比を95/5〜50/50、有利には85/15
〜65/35とすることができる。
泡体(S)は特定の使用目的に応じて、便宜上、次の
添加物を含むことができる。
(C)少なくとも1種の着色剤、 (D)少なくとも1種の流動化剤および/または湿潤
剤、 (E)少なくと1種の粘着防止剤(E1)および/または
軟化剤(E2)、 (F)少なくとも1種の不透明化剤および/または (G)少なくとも1種の紫外線吸収剤または/および少
なくとも1種の酸化防止剤。
本発明の泡配合物は、気泡に好ましくない影響を与え
る揮発性の高い添加物、特に使用温度またはこれより低
い温度で激しく揮発または沸騰するような溶剤は考慮し
ないことが有利であり、これらを含まないことが目的に
適する。(U)または(P)の生成による非揮発性の溶
剤の少量が存在することは差し支えない。その量は
(A)に対して好ましくは5重量%、特に2重量%を超
えないことが必要である。
着色剤(C)としては、任意の適切な着色剤を使用す
ることができ、ポリウレタンの着色剤(特に顔料)につ
いては、便宜上、分散性着色剤または特に顔料を分散剤
の助けによって、分散できる量で使用することができ
る。顔料は、通常の増粘剤によってペースト状にするこ
とができる、たとえば場合によっては、変性した炭水化
物、たとえば変性セルロース(特にヒドロキシエチル−
またはヒドロキシメチル−セルロース)を基剤とするも
のを使用する;蛋白質のような増粘剤(たとえばカゼイ
ン)の使用は考慮しないことが好ましい。その理由は気
泡の挙動に悪い影響を与えるからである。配合物(W)
中の着色剤(C)の含量は、たとえば≦15重量%とし、
着色剤または顔料、および基材、さらに所望の効果にそ
れぞれ応じて変えることができる;顔料の含量が≦10重
量%、特に0.1〜8重量%の範囲で、極めて良好な着色
効果を達成することができる。市販の水性顔料ペースト
は、少量の消泡剤(たとえば純顔料に対して約5重量%
以下)を含むことがある。しかし全体の配合物(W)ま
たは泡体(S)の中の消泡剤の量を少なくして、泡体
(S)に対して実質的に妨害する影響を及ぼさないよう
にする。
流動化剤または湿潤剤(D)は、一般に界面活性特性
を有する通常の物質、特にポリウレタンの積層に使用す
るような湿潤剤または溶解促進剤の特性を有するもの、
なかでも、たとえば(消泡剤を含まない)アミノ官能性
ポリシロキサン、ペルフルオロアルキル界面活性剤(た
とえば、ホスフェート、サルフェートおよびカルボキシ
レートのようなアニオン活性を有するもの、もしくはア
ルカノールアミドのような非イオノゲン性を有するも
の)、または非イオノゲン性溶解促進剤〔たとえばモノ
−またはジ−エチレングリコール−モノ(C1〜6アル
キル)エーテル、特に−モノ(C3〜4アルキル)エー
テル〕が適している。このような流動化剤または湿潤剤
を使用するとき、その量は、配合物(W)に対して、有
利には0.05〜2重量%、特に0.1〜1重量%とする。
粘着防止剤(E1)としては、有利には軟化点が45〜13
0℃、特に48〜105℃の周知の製品、たとえばワックス
(たとえば鉱物性ワックス、合成ワックスまたは/およ
びエステルワックス、たとえばモンタンワックス、カル
ナウバワックス、地ろうもしくは蜂ワックス)、油脂
(たとえば沸点が250℃を超える鉱油)、また場合によ
っては、変性した動物もしくは植物の油脂、または対応
する代用品(合成油)または(非発泡性の)ポリシロキ
サンを使用することができるが、なかでも油が優れてい
る。これらのワックス、油脂、およびポリシロキサン
は、場合によっては適当な乳化剤、たとえば非イオノゲ
ン性の乳化剤、特に高級脂肪酸のソルビタンモノエステ
ル、たとえばソルビタン−モノオレイン酸エステルまた
は−モノステアリン酸エステル、ヒドロキシエチル化し
た脂肪族アルコール、ヒドロキシエチル化したアルキル
フェノールおよび/またはヒドロキシエチル化したソル
ビタン−モノ−または−ジ−高級脂肪酸エステルによっ
て、および/または(特に油脂は)スルホン化によって
分散させることができる;脂肪酸および脂肪族アルコー
ルは炭素原子12〜24個を有するものが有利であり、アル
キル化したフェノールはアルキル残基が1〜2個で、各
アルキル残基が炭素原子3〜12個、特に4〜9個を有す
るものが有利である;ヒドロキシエチル化の程度は、界
面活性剤が親水性またはO/W型乳化性を示すものが有利
である。場合によっては、アニオン活性界面活性剤、特
に前述の非イオノゲン性界面活性剤または場合によって
は、ヒドロキシエチル化していない遊離体のカルボキシ
メチル化生成物またはサルフェート化生成物を使用する
ことができる。
場合によっては、ポリウレタンに軟化剤(E2)を加え
ることもできる。これは、たとえばA.K.Doolittleの“T
he Technology of Solvents and Plasticizers",J.Wile
y and Sons Ltd.発行、Plasticizers、特にSofteners、
なかでも第16章;あるいはDr.E.Karstenの“Lackrohsto
ff−Tabellen",第7版、Curt R.Vincentz Verlag発行、
第34章のWeichmacherに定義し、かつ記述してある。軟
化剤としては、特に多塩基性酸(フタル酸、アジピン酸
またはセバチン酸)の、場合によってはヒドロキシアル
キル化した脂肪族アルコール(たとえば炭素原子1〜20
個を有するもの)、(C1〜12アルキル)−フェノール
もしくはベンジルアルコールとのエステル、またはエポ
キシ化した脂肪酸(たとえば炭素原子16〜22個を有する
工業的な不飽和脂肪酸)のアルキルエステルを挙げるこ
とができる。前述の軟化剤および粘着防止剤は、通常の
濃度で、たとえば使用するポリウレタン(U)、特にポ
リウレアウレタンに対して1〜50重量%、特に2〜30重
量%の量を加えることができる。
ポリマー系(A)の100重量部に対して、粘着防止剤
および軟化剤(E)は、有利には0〜20重量部、特に2
〜15重量部を加える。
不透明化剤(F)として考慮されるものは、一般に通
常の物質、特に合成物質、なかでもポリウレタン合成物
質の不透明化剤および顔料に使用する種類および量を使
用する。不透明化剤として考慮されるものは、たとえば
ワックスまたはシリケート含有物質、たとえばマイクロ
ワックス、酸性白土、無定形けい酸およびカオリンを挙
げることができる。これらは、濃厚母剤(マスター・バ
ッチ)として(たとえばコロイド粉砕機で)バインダ、
特にポリウレタンに練り込むか、または、この形で使用
することが、目的に適している。
紫外線吸収剤および/または酸化防止剤(G)として
は、通常の物質を使用することができる。これらは、使
用する各ポリマーに既に含まれていることがある。紫外
線吸収剤および/または酸化防止剤(G)は配合物
(W)に加えない方がよい。
本発明の他の面として、本発明の配合物に湿潤剤、た
とえばポリイソシアネートまたはポリアジリジンを、そ
れぞれ使用時の(部分)湿潤化に適した量で加えること
ができる。なかでもN−置換ポリアジリジン、特に1,1,
1−トリ−〔β−(エチレンアジリジノ)−プロピオニ
ルオキシ〕−プロパンを挙げておく。前述の多価湿潤剤
を使用することによって、仕上げの柔軟性、延伸性およ
び復元性を所望のように変えることができる。しかし湿
潤剤は加えない方が有利である。
成分の種類および量を適切に選ぶことによって、泡体
(S)の特性は、被覆すべき基材に関しても、泡体また
は/およびこれによって形成される被覆体の物理的特性
に関しても、影響を受ける。
油またはワックス、特にパラフィンワックスを、たと
えば成分(E)または(F)に加えることによって、
(トンネル型乾燥炉内で空気に触れて)泡体の表面に空
気動力学的な作用を受ける乾燥において、またはたとえ
ば65〜80℃の比較的高い温度において、割れ目が生じる
ことを防止する。これには、配合物(W)に対して、濃
度を≦6重量%とすれば十分である。
本発明の泡体(S)は、対応する水性の配合物(W)
を機械的に泡化して生成し、この配合物(W)は、必須
の成分(A)および(B)、ならびに場合によっては、
さらに添加剤〔(C),(D),(E),(F)および
/または(G)、および/または場合によってはさらに
前述のような適切な添加剤〕を含む。
泡化すべき配合物(W)の生成は、使用する各成分の
生成および/または配合によって得られる水性配合物の
形で直接使用して、単に混合することが有利であり、ま
た作用物質を混合した後に、必要であれば水の含量を調
整することができる。ポリマー(U)および(P)は、
たとえば濃厚な水性の配合物の形で使用することがで
き、その乾燥物質の含量は、(各ポリマーの水中での分
散性に応じて)たとえば10〜60重量%、好ましくは12〜
50重量%とする。
気泡安定剤(B)は、所望の時間内に、泡体の所望の
微細性および堅牢性の点で、所望の安定性を達成するよ
うに選んだポリマー系(A)との関係において、有効な
量を使用することが目的に適している。成分の種類およ
び配合物(W)中の含量によって、気泡安定剤(B)の
有効かつ最適の濃度は変化し、(B)の濃度は、一般に
広い範囲、たとえば≦15重量%で変動する。(U)およ
び場合によっては(P)によって、たとえば(B)の濃
度が0.1重量%または0.2重量%でも、比較的安定な泡体
を生成する。配合物(W)の全量に対して(B)の濃度
は、2〜15重量%とすることが有利である。しかし、こ
れより少量の(B)でも、有効な泡体を得ることでき、
(B)の濃度は、配合物(W)の全量に対して1〜8重
量%、特に≦5重量%でもよい。
特定の泡立て機で、泡体(S)に所望の微細性を与え
る配合物(W)の適切な性質は、泡立て機の特性による
他、(W)の粘度(特にFordbecher粘度)によって制御
することができる。Fordbecher No.4で測定した(W)
のFordbecher粘度は、有利には18〜50秒、好ましくは18
〜35秒、特に20〜32秒、なかでも25〜30秒の範囲とす
る。もしFordbecher粘度が所望の値より高いときは、そ
れに対応して〔全量(W)に対して好ましくは5%以下
の〕水で配合物を希釈することができる;また粘度が低
すぎるときは、適切な増粘剤、たとえばポリウレタン、
ポリアミドまたはカゼインを基剤とするものを加えて、
配合物を前述の粘度に調整する。
配合物(W)を泡化するには、市販の適当な泡立て機
によって行うことができる。それには、混合するとき、
できるだけ濃密、かつ均質で微細な渦を形成し、これに
よって(W)のなかに空気を微細に分散させて、気泡の
所望な微細性を達成するものを使用する。泡立て機から
出るとき、圧力の低下ができるだけ少ないことが、気泡
の微細性を得るために好ましい。
本発明の泡体(S)は、20℃、常圧において、11の重
量が480〜700g、たとえば480〜680g、好ましくは480〜6
40g、特に500〜600gの範囲であることが有利である。
本発明の泡体(S)は、気泡の大きさが、場合によっ
ては、個々の気泡が流れて集まり、たとえば200〜1000
μm、または100〜500μmの範囲と比較的大きいことが
あるかも知れないが、実質的に500μm未満、たとえば
0.1〜200μm、特に0.2〜100μmの範囲が有利である。
本発明の泡体(S)は、安定性を有するので、生成し
た後長時間保存しても、発泡構造を実質的に保持して、
−場合によっては低い加圧(たとえば≧0.1bar、特に0.
1〜1bar)において−抵抗なく注ぐことができる。本発
明の泡体の安定性は、注ぐときに形成される円錐によっ
て、すなわち泡体(S)を、丸い管状の開口を通して同
一の泡体(S)の被覆の上に注ぐとき、この泡体の被覆
体上に円錐形の深みを形成することによって、知ること
ができる。本発明の泡体(S)は、安定性を有するの
で、0.6barの加圧で、直径1cmの丸い管の開口を通し
て、高さ10cmから、少なくとも厚さ20cmの同一の泡体
(S)の被覆体上に泡体を連続的に注ぐとき、この泡体
の被覆体上に、深さが少なくとも0.3cm、有利には0.4〜
2cm、特に0.5〜1.5cmの円錐形の深みを形成し、これは
注下を止めた後、好ましくは長くとも5秒以内、たとえ
ば0.2〜5秒以内に−巨視的に見て−再び平坦になる。
泡体(S)は、0.1〜1barの範囲の加圧の作用により、
直径0.5〜3cm、特に0.6〜2cmの管の開口を通して、中断
することなく流して注ぐ。
水性配合物(W)を本発明の泡体(S)に泡化するに
は、対応する微細な気泡を生成することができる、混合
機(M)、特に同軸の回転部/静止部を有する混合機が
適している。この混合機は、混合機頭部の回転部に結合
した内方の円筒形部分(撹拌部)が、(好ましくは角張
った)ピンを半径方向に固着し、かつ混合機頭部の静止
部に結合した円筒形部分(容器)が同様に(好ましくは
角張った)ピンを内壁に半径方向に固着する。これによ
って混合機を作動させるとき、回転ピンが静止ピンの間
に入り、水性配合物(W)および空気を混合機頭部の一
端に導入すると、混合機頭部内で有効に気泡が生成し、
混合機頭部の他端から、実質的に膨張していない泡体
(S)が出てくる。ピンの形、長さおよび太さととも
に、混合機の体積および予じめ設定した回転速度、水性
配合物(W)の供給速度、および供給する空気の圧力を
選択することにより、配合物(W)を最適に微細な泡体
とし、吹き付けたときに、発泡構造を持続する安定な泡
体(S)を得ることができる。水性配合物(W)の選択
とともに、パラメーターを適切に選択することにより、
最小の空気加圧、たとえば≦5bar、有利には0.1〜1.5ba
r、特に0.2〜0.9barで、最適な泡体(S)を生成するこ
とができる。
このようにして、特に空気加圧を≦1barとすると、本
発明の泡体(S)は、気泡を生成するとき、空気の僅か
な加圧の大部分が使われてしまうので、気泡は実質的に
膨張することなく、混合機から出る。また気泡内に僅か
な加圧が存在している限りは、発泡構造が高い安定性を
有するので、気泡が変化する望ましくない現象をおこす
ことがない。
本発明の水性の泡体(S)は、その時どきに使用する
イオノマー性ポリウレタン(U)から生成することがで
きる被覆体、特に発泡構造を有する熱可塑性の被覆体を
形成するのに適している。被覆用の基材としては、一般
に任意の通常の硬質の基材、あるいは延伸性、および/
または可撓性を有する基材が適している。硬質の基材と
しては、たとえば石材および石のような材料、金属、木
材および合成物質を挙げることができる。可撓性および
/または延伸性を有する基材としては、たとえば繊維材
料(たとえば、織物、編物、毛布またはフェルトまたは
−裏側の被覆にも−またじゅうたんおよびベロア)、
紙、圧搾紙、厚紙、合成材料および革を挙げることがで
きる。本発明の泡体(S)は、特に著しい延伸性および
屈曲性、および特に優れた復元性を有する被覆を生成す
るので、可撓性および/または延伸性を有する基材に被
覆するのに特に適しており、それ故これらに対して特に
優先的に使用される。なかでも、可撓性、延伸性および
復元性の要求が特に高い基材、たとえば合成レザーおよ
び特に鞣し革(たとえばクッション、靴、衣服、カバ
ン、財布および流行のアクセサリー)に優先的に使用さ
れる。革は任意に鞣すことができ、場合によっては着色
し、および/またはクリームを塗ることができる。
この泡体の使用は、泡体の被覆に通常使用される使用
方法によって極めて簡単に行うことができる。たとえば
ワイパー、もしくはローラーを使用して被覆するか、ま
たは有利には被覆に適した吹き付けピストルを使用す
る。この吹き付けピストルには、空気を導入するもの
と、導入しないものがあって、たとえばエアレスもしく
はエアミックス吹き付けピストル、または有利には低圧
ピストル(特にいわゆるHVLP−高容積低圧力−ピスト
ル)を使用する。空気導入型吹き付けピストルでは、空
気は実質的に泡体を送るためのみに作用する。また驚く
べきことに、(特に前述のような)空気導入を吹き付け
ピストルに行なわないでも、同様な気泡の形を保持し
て、基材を被覆し、泡体を基材に固着させることができ
る。吹き付けまたはローラー・ワイパー(ローラー塗装
機)は泡体の被覆に特に適している。
本発明の泡体(S)を、低圧ピストル、特にHVLPピス
トルに使用するには、たとえば1〜2.5mm、特に1.5〜2m
mのノズル/ニードルが適している。本発明の泡体
(S)を使用するHVLPピストルによる吹き付け方法は、
エアレスまたはエアミックス・ピストルによるよりも、
噴霧となって損失する量が少ない特徴がある。エアレス
またはエアミックス・ピストルを使用するときは、たと
えばノズルの口径が0.1〜1mm、特に0.3〜0.6mmのものが
適している。ローラー・ワイパー(ローラー塗装機)を
使用するときに注意すべきことは、多様な厚さの泡体の
膜を均一にローラーの上に付けるように、ワイパーの距
離を正確に(微細)調整するための装置と硬いワイパー
を装備することである。ローラーからのワイパーの距離
は、たとえば0.1〜0.4mm、好ましくは0.15〜0.22mmの範
囲とする。ローラー・ワイパーを利用するときに、泡体
を連続的に供給することが重要であり、これは、導入分
配装置によって制御することができ、また良好に注ぐこ
とができる本発明の泡体(S)によって極めて良好に行
うことができる。
本発明の泡体(S)は、ポリマー系(A)の被覆量
を、特に革の上では、5〜70g/m2、好ましくは7〜60g/
m2の範囲とすることが有利である。この泡体に関して、
(S)の被覆量は、特に革の上では、50〜300g/m2、好
ましくは80〜300g/m2、特に80〜280g/m2、なかでも80〜
250g/m2の範囲とすることが有利である。基材の種類に
よって、好ましい被覆量は異なり、たとえば裂き革の仕
上げには200〜250g(S)/m2、エナメル加工革には100
〜150g(S)/m2、粒起革には80〜120g(S)/m2とす
る。また使用技術によっても、最適の被覆量は変化し、
たとえばHVLPピストルでは80〜200g/m2が優れている
が、エアレスおよびエアミックス・ピストルでは120〜2
50g/m2の範囲が優れている。ローラー・ワイパーを使用
するときは極めて均一な高さの泡体の膜を達成すること
ができる。
基材の革は、場合によっては、下地を予め被覆するこ
とができる。たとえば基材および/または所望の効果に
応じて、粘着塗り、注入塗り、または単なる下塗りを行
う。下地には、通常の、好ましくは含水配合物を使用す
ることができ、これは少なくとも対応するポリマー、た
とえば場合によってはイオノマー性ポリウレアウレタ
ン、(コ)ポリアクリレートまたは/および(コ)ポリ
ブタジエンを含む。粘着塗りにはポリウレタンを使用す
ることが好ましく、特にヒドロキシ末端を有するポリウ
レタンであって、ポリエステルポリオール、短い分子鎖
のジオール、および芳香族、場合によっては脂肪族のジ
イソシアネートから合成したものを使用する。この下塗
り配合物は、通常の方法で基材に被覆して乾燥すること
ができる。
本発明の泡体(S)で被覆した基材、特に革は、通常
の方法で乾燥することができ、トンネル型乾燥炉内で行
うことが目的に適している。本発明の泡体(S)を積層
した革を乾燥するには、温度を≦80℃、好ましくは55〜
75℃の範囲とし、トンネル型乾燥炉内で行う。この乾燥
炉の長さは革の種類によって異なる(たとえば10〜20m
で、10〜15mのみの逆行も含む)。乾燥した層は、所望
であればそのまま曲げまたは/および型押しを行う。曲
げの温度は、≦75℃、有利には40〜70℃、特に50〜70℃
の範囲とし、型押しの温度は≦95℃、好ましくは50〜90
℃、特に50〜75℃の範囲とする。圧力は、任意に、たと
えば≦260bar、有利には≦250barとすることができる。
本発明の泡体(S)の被覆は、大量の被覆に対応し、
かつ多数回反復することができるので有利である;たと
えば2回または3回も重ねて泡体(S)を被覆すること
ができる。一般に、泡体(S)は1回のみの被覆で十分
であるが、所望の効果および基材の革に応じて、2回被
覆する。
しかし本発明の被覆体は、特殊な被覆にも適応して、
発泡構造を実質的に害わない。特に泡化したり、または
泡化しなかったりすることができる水性基質の被覆に適
している。特殊な着色効果には、たとえば顔料およびバ
インダを分散させた形で含む、泡化しない水性分散体で
着色することができる。これには、一般に周知の着色配
合剤を使用することが適している。顔料としては、たと
えば、さきに着色剤(C)のなかで挙げたものを使用す
ることができる。バインダとしては、周知のポリマーで
あって、さきに「増粘剤」として挙げたもの、または後
に記載する最終仕上げに使用するものも考慮することが
できる。この着色は、泡体(S)を被覆して乾燥した材
料の上にたとえば1回または重ねて2回吹き付けして有
利に行うことができる。
泡体(S)、および場合によっては少なくとも1回の
中間被覆(たとえば付加的な着色被覆)を行った基材
に、少なくとも1回の仕上げ被覆をすることが有利であ
る。仕上げ被覆は、通常の方法で、これより前に行って
乾燥した被覆の上に、通常の製品を使用して行うことが
できる。
たとえば、最終仕上げ(特に最終ラッカー)を、カゼ
イン基質、セルロースアセトブチレート基質、ポリウレ
タン基質、ニトロセルロース基質またはエポキシ樹脂基
質を基質として行うことができ、(なかでもポリウレタ
ン基質、ニトロセルロース基質およびエポキシ樹脂基質
を基質とするものが優れている)、たとえば所望の効果
に応じて、透明なもの、不透明なもの、または/および
着色剤(特に顔料)を含むものを使用することができ
る。最終被覆体は、通常の方法(たとえばトンネル型乾
燥炉)で乾燥することができる。そして最後に−所望の
物品の形象に応じて−たとえば、曲げ、型押しおよび/
または柔軟化を行うことができる。本発明の微細な泡体
の仕上げによって、特に美しい型押しの形を達成するこ
とができる。
最終の曲げ、および/または型押しのためには、やや
高い温度、たとえば60〜120℃を使用することができ
る;圧力は任意の通常の範囲、たとえば60〜260barの間
で変えることができる。
さきに革について述べたのと同様に、他の基材、たと
えば合成レザーまたは前述の他の材料にも被覆すること
ができる。
本発明によって、優れた可撓性および延伸性、および
特に良好な復元性を有するので、付着力が極めて強く、
かつ裂け難くて被覆力および堅牢性が高い泡化した被覆
体を作成することができる。本発明の泡化した配合物
(S)は、従来の泡化しない下塗り配合物より、少量の
下塗り配合物を使用して最適の下塗りを得るので、基材
に負荷する重量が少なく、これに対応して乾燥エネルギ
ーを節減することができる。本発明の泡化した被覆体
は、たとえばニトロセルロース、ポリウレアウレタン、
エポキシ樹脂、セルロースアセトブチレートまたはカゼ
イン、特に前述のようなものを基質とする任意の最終ラ
ッカーのための下塗りとして−場合によっては、泡化し
てあるか、または泡化していない着色被覆を中間に設
け、−使用するのに適している。本発明の泡体を下塗り
として使用して形成した被覆体、特に革の被覆体は、軟
かくて、ふっくらしており、型押しを極めて良好に行う
ことができるので、優れている。
次の実施例において、部は重量部を、%は重量%を表
す;温度は摂氏で示す。使用したトリメチルヘキサメチ
レンジイソシアネートは、2,2,4−および2,4,4−トリメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート−1,6の当量混合
物である。「F.C.」はFord Cup(すなわちFordbecher)
の略、「C.I.」はColour Indexの略である。(L2),
(L3)および(L6)において使用した希釈することがで
きる有機ニトロセルロースラッカーは、ニトロセルロー
スを有機溶剤系〔ブチルアセテート30部、メチルエチル
ケトン15部、キシレン25部、C2〜4アルコール15部お
よび高沸点のブチルグリコールアセテート15部〕に溶解
したものである。次の配合物および製品を使用した: 下塗り配合物(V1)〜(V4) (V1)下記を含む水性ポリアクリル分散体 20% ポリアクリレート浸透性バインダ (アクリル酸6部、ブチルアクリレート52部、およびエ
チルアクリレート38部からなるポリアクリル酸エステル
17%、ならびにアルキルベンゼンスルホネート3%)、 20% ブチルグリコール、 60% 水。
(V2)下記を含む水性ポリウレタン分散体 22% w 2000のポリプロピレングリコール1モル、
トルイレンジイソシアネート2.1モルおよびエチレンジ
アミン0.95モルからなるポリウレアウレタン、 13% ブチルグリコール、 65% 水。
(V3)下記を含む水性ポリウレタン分散体 22% w 2000のポリプロピレングリコール1モル、
トルイレンジイソシアネート2.3モル、トリエチルアミ
ン0.45モルおよびジメチロールプロピオン酸0.5モル、
からなるポリウレタン、 78% 水。
ポリウレタン(U1)〜(U3) (U1)下記成分からなる、オリゴウレタンの分子鎖延長
によるポリウレアウレタン: w 1000のポリプロピレングリコール0.6モル、w 200
0のポリプロピレングリコール0.4モル、イソホロンジイ
ソシアネート1.8モル、トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート0.3モル、1,1−ジメチロールプロピオン酸
0.6モルおよびヒドラジン水和物0.93モルとともにトリ
エチルアミン0.56モル。
(U2)下記成分からなる、オリゴウレタンの分子鎖延長
によるポリウレアウレタン: w 2000のポリプロピレングリコール0.8モル、w 100
0のポリプロピレングリコール0.2モル、イソホロンジイ
ソシアネート2.2モル、1,1−ジメチロールプロピオン酸
0.6モルおよびヒドラジン水和物0.94モルとともにトリ
エチルアミン0.58モル。
(U3)下記成分からなる、オリゴウレタンの分子鎖延長
によるポリウレアウレタン: w 2000のポリプロピレングリコール0.8モル、w 100
0のポリプロピレングリコール0.2モル、イソホロンジイ
ソシアネート2.2モル、1,1−ジメチロールプロピオン酸
0.6モルおよびプロピレン−1,2−ジアミン0.95モルとと
もにトリエチルアミン0.59モル。
アクリルポリマー(P1)〜(P4) (P1)下記成分からなるアクリルポリマーの39%水性分
散体: 15% エチルアクリレート 22% ブチルアクリレート 2% アクリル酸。
(P2)下記成分からなるアクリルポリマーの39%水性分
散体: 19% 2−エチルヘキシルアクリレート 18% ブチルアクリレート 2% アクリル酸。
(P3)下記成分からなるアクリルポリマーの39%水性分
散体: 30% ブチルアクリレート 7% アクリルニトリル 2% アクリル酸。
(P4)下記成分からなるアクリルポリマーの41.2%水性
分散体: 25% ブチルアクリレート 14% アクリルニトリル 1.2% メタクリルアミド 2% アクリル酸。
流動化剤 (D1)Firma 3Mの商品名「Fluorad FC 170C」(ふっ素
化されたアルキルポリオキシエチレンエタール95%、水
5%)。
ポリウレタン配合物(A1)〜(A9) (A1)(U1)56部および(U2)44部からなる混合物の30
%水性分散体。
(A2)(U1)56部(30%水性分散体として使用)および
(P1)のアクリルポリマー活性物質44部〔(P1)の水性
分散体として使用〕からなる混合物の32%水性分散体。
(A3)(U1)56部(30%水性分散体として使用)および
(P2)のアクリルポリマー活性物質44部〔(P2)の水性
分散体として使用〕からなる混合物の32%水性分散体。
(A4)(U1)56部(30%水性分散体として使用)および
(P3)のアクリルポリマー活性物質44部〔(P3)の水性
分散体として使用〕からなる混合物の32%水性分散体。
(A5)(U1)56部(30%水性分散体として使用)および
(P4)のアクリルポリマー活性物質44部〔(P4)の水性
分散体として使用〕からなる混合物の32%水性分散体。
(A6)(U1)40部および(U3)32部からなる混合物の36
%水性分散体。
(A7)(U1)の41%水性分散体。
(A8)無定形けい酸2%で不透明化した(U2)の32%水
性分散体。
(A9)(U2)の32%水性分散体。
粘着防止剤(E11)および(E12) (E11)レザー・オイル(天然油)32%およびポリアク
リレート乳濁液3.2%の水性配合物。
(E12)レザー・オイル(天然油)32%、ポリアクリレ
ート乳濁液3.2%およびポリジメチルシロキサン0.02%
の水性配合物。
配合物(W1)〜(W9) (W1)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 73.1部 (A6) 16.7部 脱イオン水 1.2部 (D1) 7.2部 ステアリン酸アンモニウム 1.8部 ラウリルスルホン酸ナトリウム。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W2)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 19部 顔料配合物(Cx) 73.1部 (A6) 18.8部 脱イオン水 1.2部 (D1) 4.7部 ステアリン酸アンモニウム 1.8部 ラウリルスルホン酸ナトリウム。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W3)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 76.1部 (A7) 14.3部 脱イオン水 0.8部 (D1) 6.6部 ステアリン酸アンモニウム 1.8部 ラウリルスルホン酸ナトリウム。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W4)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 19部 顔料配合物(Cx) 76.1部 (A7) 16.3部 脱イオン水 0.8部 (D1) 4.6部 ステアリン酸アンモニウム 1.8部 ラウリルスルホン酸ナトリウム。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W5)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 200部 顔料配合物(Cx) 75部 (E11) 675部 (W1) 200部 (A9) 125部 (A8)。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W6)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 200部 顔料配合物(Cx) 75部 (E12) 675部 (W1) 200部 (A9) 125部 (A8)。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W7)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 200部 顔料配合物(Cx) 75部 (E11) 700部 (W1) 200部 (P2) 100部 (A8)。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W8)次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 200部 顔料配合物(Cx) 75部 (E11) 1000部 (W3)。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W9)(W9.1)〜(W9.5)の配合物 次に列記する成分を混合して得た水性配合物: 190部 顔料配合物(Cx) 1000部 (A1) X部 ステアンリン酸アンモニウム。
粘度 F.C.4=25〜30秒。
(W9.1) X=2.58; (W9.2) X=23.80; (W9.3) X=59.50; (W9.4) X=66; (W9.5) X=95.20。
使用した顔料配合物(Cx)は、顔料配合物190部中に、
次の顔料(C)を含み、ヒドロキシエチルセルロースで
ペースト化した顔料配合物である。
(C1) 40部 C.I. 顔料 白6、 (C2) 30部 C.I. 顔料 黄34、 (C3) 17部 C.I. 顔料 青15:1、 (C4) 12部 C.I. 顔料 黒7、 (C5) 8部 C.I. 顔料 紫19、 (C6) 30部 C.I. 顔料 黄42、 (C7) 40部 C.I. 顔料 赤101、 (C8) 16部 C.I. 顔料 赤170、 (C9) 31部 C.I. 顔料 赤104、 (C10) 40部 C.I. 顔料 赤146。
配合物(W9の2)〜(W9の5) これらの配合物は、(A1)の代りに、等量の(A2),
(A3),(A4)または(A5)を、それぞれ使用したこと
の他はポリウレタン配合物(W9)〔特に、(W9.1)〜
(W9.5)〕に対応する。
ラッカー配合物(L1)〜(L6) (L1) 90部 SiO2で不透明化した20%ニトロセルロース水性乳濁液、 50部 無色の14%ニトロセルロース水性乳濁液、 100部 水。
(L2) 100部 有機溶剤で希釈可能な無色の15%ニトロセルロースラッカー、 150部 ブチルアセテート。
(L3) 100部 有機溶剤で希釈可能な無色の15%ニトロセルロースラッカー、 20部 SiO2で不透明化した、有機溶剤で希釈可能な15%ニトロセルロ
ースラッカー、 200部 ブチルアセテート。
(L4) 100部 SiO2で不透明化した20%水性ニトロセルロース乳濁液、 100部 水、 1.5部 ポリアジリジンをベースとする湿潤剤、 5部 ポリシロキサン(固着剤)。
(L5) 200部 w 2000のポリカプロラクトンジオール1モル、4,4′−ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート2モルおよび1,2−プロピレンジアミン0.95
モルからなるポリウレアウレタン、 200部 ブチルアセテート。
(L6) 20部 w 2000のポリカプロラクトンジオール1モル、イソホロンジ
イソシアネート2モルおよびイソホロンジアミン0.95モルからなるポリウレアウ
レタン、 80部 有機溶剤で希釈可能な無色の15%ニトロセルロースラッカー、 100部 ブチルアセテート、 10部 アミノ官能性ポリシロキサン、 100部 メトキシプロピルアセテート、 300部 メチルエチルケトン。
泡体(S2.1)〜(S9.5.3)の生成 円筒形の混合機頭部のなかに、回転部と静止部があ
り、これらが相互に向かい合った円筒の壁に、四角形の
ピンを平行して真直な列をなすように設けてあり、かつ
次の規格を有する回転部/静止部型混合機を使用した: 歯の高さ 1.2cm、 歯の密度 2・cm-2、 混合機の中央の直径 12cm、 歯の長さ対頭部の体積の比 1:45。
回転部のピンが回転して静止部のピンの間に入り、配
合物(W2)〜(W9.5.3)が、加圧0.4barにおいて、注ぐ
ことができる微細で安定した泡体となり、これらの泡体
は、(20℃、常圧において測定した)11当りの重量が次
の通りであった: (W2)よりの泡体(S2.1)550g/l。
(W2)よりの泡体(S2.2)640g/l。
(W4)よりの泡体(S4.1)550g/l。
(W4)よりの泡体(S4.2)600g/l。
(W4)よりの泡体(S4.3)640g/l。
(W5)よりの泡体(S5)60g/l。
(W6)よりの泡体(S6)550g/l。
(W7)よりの泡体(S7)550g/l。
(W8)よりの泡体(S8)640g/l。
(W9.1)〜(W9.5)よりの泡体(S9.1.1)〜(S9.5.1)
500g/l。
(W9.1)〜(W9.5)よりの泡体(S9.1.2)〜(S9.5.2)
550g/l。
(W9.1)〜(W9.5)よりの泡体(S9.1.3)〜(S9.5.3)
600g/l。
配合物(W9)と同様な方法で、対応する配合物(W9の
2)〜(W9の5)を、前記混合機を使用して、それぞれ
泡体(S9の2)〜(S9の5)を生成した。このときステ
アリン酸アンモニウムの含量が増加すると、気泡の安定
性が向上した。
使用例A 鞣した牛の裂き革に、下塗り配合物(V1)を被覆量40
g/m2として、エアレス吹き付けピストルまたはローラー
・ワイパーによって被覆して、トンネル型乾燥炉内で乾
燥し、80℃、100barで曲げを行った。その後、泡体(S
2.1)〔C=(C1)〕をローラー・ワイパーによって、
被覆量250g/m2として被覆し、(長さ15m、入口温度55
℃、逆行乾燥を含む)トンネル型乾燥炉内で乾燥した。
乾燥した泡体の層に、中間ラッカー(L1)を被覆量20g/
m2として、吹き付けピストルで被覆し、次に90℃、250b
arで3秒間、型押しを行った。その後、最終ラッカー
(L2)を、各回の被覆量25g/m2として、重ねて2回吹き
付け、トンネル型乾燥炉内で乾燥し、次に80℃、75bar
で曲げを行った。柔軟で、白色の美しく型押しされた革
を得た。
同様な方法で、豚の裂き革を被覆して仕上げた。
使用例B 鞣して黄色に着色した(家具クッション用)牛の粒起
革に、下塗り配合物(V2)を被覆量40g/m2として、通常
のエア吹き付けピストル(またはローラー塗装機)によ
って被覆し、トンネル型乾燥炉内で乾燥した。その後、
泡体(S5)〔(C)=(C2)〕を、被覆量120g/m2とし
て、HVLP吹き付けピストルによって被覆し、(長さ15
m、入口温度60℃、逆行乾燥も含む)トンネル型乾燥炉
内で乾燥し、80℃、200barで型押し、または70℃、40ba
rで曲げを行った。この型押しまたは曲げた泡体の被覆
の上に、最終ラッカー(L3)を各回の被覆量30g/m2とし
て、重ねて2回吹き付けた後、トンネル型乾燥炉内で乾
燥した。次に6時間柔軟化および伸張を行った。均一に
仕上げられた濃黄色の柔軟な革を得た。
使用例C 鞣して褐色に着色した(自動車のクッション用)牛の
粒起革に、下塗り配合物(V3)を被覆量40g/m2として、
通常のエア吹き付けピストルまたは網目スクリーンによ
って被覆し、トンネル型乾燥炉内で乾燥した。次に泡体
(S6)〔(C)=(C7)〕を被覆量150g/m2として、HVL
P吹き付けピストルで被覆し、(長さ15m、入口温度60
℃、逆行乾燥を含む)トンネル型乾燥炉内で乾燥した。
乾燥した泡体の層に、最終ラッカー(L4)を各回の被覆
量40g/m2として、重ねて2回吹き付けた、トンネル型乾
燥炉内で乾燥し、次に80℃、200barで3秒間型押しを行
った後、4時間柔軟化および伸張を行った。美しく型押
しされた濃褐色の柔軟な革を得た。
使用例D 鞣してエナメル加工した暗赤色の(衣服用)羊革に、
下塗り配合物(V4)を被覆量30g/m2として、ローラー・
ワイパー(ローラー塗装機)によって被覆し、トンネル
型乾燥炉内で乾燥した。その後、泡体(S7)〔(C)=
(C5)〕を被覆量150g/m2として、HVLP吹き付けピスト
ルで被覆し、(長さ15m、入口温度60℃、逆行乾燥も含
む)トンネル型乾燥炉内で乾燥した。乾燥した泡体の層
に、最終ラッカー(L6)を、各回の被覆量20g/m2とし
て、重ねて2回吹き付け、トンネル型乾燥炉内で乾燥
し、次に80℃、200barで3秒間の型押し、または70℃、
40barで曲げを行い、次に4時間柔軟化および伸張を行
った。軟かくて美しいブドウ酒のような濃赤色の革を得
た。
上記使用例A〜Dにおいて、使用したラッカー配合物
の代りに、ラッカー配合物(L1)〜(L6)の他のものを
使用することができる。
上記使用例A〜Dにおいて、泡化した各配合物(S2.
1),(S5),(S6)および(S7)と同様な方法で、泡
化した配合物(S2.1)〜(S9.5.3)の他のものを、対応
する色の革に使用する。また同様に、配合物(S2.1)〜
(S9.5.3)の代りに、それぞれ配合物(S9の2)〜(S9
の5)を使用する。いずれの場合も極めて美しく、柔か
い、対応する色の革を得、型押しの結果が特に美しい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒューベル,ハルトムート ドイツ連邦共和国,デー―70174 フェ ルバッハ 4,フリードリッヒシュトラ ーセ 23 (72)発明者 クノフ,ハンス ドイツ連邦共和国,デー―70567 シュ トュットガルト 80,バイルシュテッテ ルベク 6 (72)発明者 ピッシェル,トーマス ドイツ連邦共和国,デー―72581 デッ ティンゲン,グフェールベク 7 (72)発明者 ロイッシュ,トーマス ドイツ連邦共和国,デー―72555 メッ ツィンゲン/ノイハウゼン,ブリュネン シュトラーセ 2 (72)発明者 バルター,ベルナー ドイツ連邦共和国,デー―70599 シュ トュットガルト 70,サルバイベク 14 (56)参考文献 特開 平5−311128(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 9/30 WPI/L(QUESTEL)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対応する水性配合物(W)を機械的に泡化
    して生成した、吹き付けに安定な水性の泡体(S)であ
    って、この泡体(S)の液相が、 (A)(U)イオノマー性ポリウレタン、またはイオノ
    マー性ポリウレタンの混合物、および場合によっては (P)さらに、少なくとも(U)とともに硬化すること
    ができる1種以上のポリマー からなる硬化することができるポリマー系、ならびに (B)少なくとも1種の気泡安定剤 を含み、かつ泡体(S)の11の重量が、20℃、常圧にお
    いて400〜700gの範囲である、水性の泡体(S)。
  2. 【請求項2】付加的に、 (C)少なくとも1種の着色剤、 (D)少なくとも1種の流動化剤および/または潤滑
    剤、 (E)少なくとも1種の粘着防止剤および/または軟化
    剤、 (F)少なくとも1種の不透明化剤および/または (G)少なくとも1種の紫外線吸収剤または/および少
    なくとも1種の酸化防止剤 を含む、請求項1に記載の水性の泡体(S)。
  3. 【請求項3】水性配合物(W)を空気と混合して得られ
    た、請求項1または2に記載の水性の泡体(S)。
  4. 【請求項4】0.1〜1barの範囲の加圧の作用下に、直径
    0.5〜3cmの開口を通して、連続した流れで容易に注下可
    能である、請求項1に記載の水性の泡体(S)。
  5. 【請求項5】ポリウレタン(U)の含有量が泡体(S)
    の重量に対して41重量%以下である、請求項1に記載の
    水性の泡体(S)。
  6. 【請求項6】イオノマー性ポリウレタン(U)がマクロ
    ジオールから誘導された鎖を含む、請求項1に記載の水
    性の泡体(S)。
  7. 【請求項7】マクロジオールがポリエーテルマクロジオ
    ールである、請求項6に記載の水性の泡体(S)。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の泡体(S)を生成する方
    法であって、水性配合物(W)を混合機(M)内で空気
    と混合することを特徴とする、生成方法。
  9. 【請求項9】混合機(M)が回転部/静止部型混合機で
    あり、回転部と結合した混合機頭部のフラスコ状部分に
    ピンを半径方向に固着してあり、かつ静止部と結合した
    混合機頭部の円筒状部分に同様にピンを半径方向に固着
    してあって、水性配合物(W)と空気を混合機頭部に導
    入して、この混合機を運転するとき、有効な泡化がお
    き、かつ実質的に膨張していない微細な泡体(S)を、
    混合機から取り出す、請求項8に記載の生成方法。
  10. 【請求項10】もともと、水性の合成樹脂配合物で被覆
    することができる基材に被覆するために、請求項1〜7
    のいずれかに記載の泡体(S)を使用する方法。
  11. 【請求項11】場合によっては、予じめ下地を被覆した
    革に被覆するために使用する、請求項10に記載の使用方
    法。
  12. 【請求項12】被覆した基材を、温度≦80℃で乾燥す
    る、請求項10または11に記載の使用方法。
  13. 【請求項13】被覆して乾燥した材料に、場合によって
    は少なくとも1回の中間被覆を行った後に、少なくとも
    1回の最終被覆を行う、請求項10〜12のいずれかに記載
    の使用方法。
  14. 【請求項14】基材に泡体(S)を被覆した泡体被覆体
    が、乾燥した後に、使用した泡体(S)に対応する発泡
    構造を有する、請求項10〜13のいずれかに記載の使用方
    法。
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