JP3379568B2 - オートトラッキング装置 - Google Patents

オートトラッキング装置

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JP3379568B2 JP18340897A JP18340897A JP3379568B2 JP 3379568 B2 JP3379568 B2 JP 3379568B2 JP 18340897 A JP18340897 A JP 18340897A JP 18340897 A JP18340897 A JP 18340897A JP 3379568 B2 JP3379568 B2 JP 3379568B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
のオートトラッキング装置に関する。 【0002】 【従来の技術】普及型のVTR(ビデオテープレコー
ダ)は、再生動作中にマニュアルトラッキングを行わせ
るマニュアルキーとともに、再生を開始した時点で自動
的にトラッキングモードに移行させるオートトラッキン
グ装置を備えている。この種のVTRは、回転ヘッドで
抽出された映像再生信号からビデオエンベロープを検出
するビデオエンベロープ検出部と、キャプスタン駆動部
を介してキャプスタンモータの速度および位相を制御す
るとともに、ドラムモータ駆動部を介してドラムモータ
の速度および位相を制御するサーボ回路と、磁気テープ
上に記録されているトラックをトレースする回転ヘッド
を切り換えて高いレベルの映像再生信号を出力させる切
換スイッチ等を備えている。このVTRは、マイクロコ
ンピュータ(マイコン)により、前記マニュアルキーが
具備するアップ・ダウンボタンの操作で送出されてくる
操作信号に応じたトラッキング値をサーボ回路に与えて
マニュアルトラッキング調整を行う一方、前記ビデオエ
ンベロープ検出信号を受けてサーボ回路に送出するトラ
ッキング値を増減し、オートトラッキング調整を行うよ
うになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
トラッキング装置は、再生動作中にマニュアルトラッキ
ングを行う必要がある場合、マニュアルキーを操作する
とトラッキング調整がなされる。一方、このマニュアル
トラッキングでは、所望の再生画像に調整されないと
き、一旦動作を停止させて再び再生操作を行うと、前述
のようにオートトラッキングモードに移行するので、適
正トラッキングに向かわせることができるものである。
また、機種によっては、オートトラッキングモードから
マニュアルトラッキングに変更する際、一旦動作を停止
させてから再び操作を要するものもある。このように、
マニュアルトラッキングまたはオートトラッキングに変
える場合は、一度、停止操作をした後で再生操作を行わ
ねばならないので、キー操作の回数が多くなり、煩瑣で
使い勝手も悪いものであった。 【0004】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、簡単なキー操作により迅速にオートトラッキング
モードへ移行させることのできるオートトラッキング装
置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオートトラッキング装置は、回転ヘッドに
より磁気テープから検出された再生信号のレベルを最適
にするトラッキング調整を自動的に行うオートトラッキ
ングモードを有したオートトラッキング装置において、
キー入力部から入力されるキー信号または前記回転ヘッ
ドから入力される再生信号に基づいてマニュアルトラッ
キングモードまたは前記オートトラッキングモードの制
御を含む装置全体の制御を行う制御部を有し、前記制御
部は、前記キー入力部の再生キーからの再生指令信号を
受けたとき、前記磁気テープの記録情報が再生中か否か
を判別し、判別結果が再生中であるときに、その再生動
作を継続したまま前記オートトラッキングモードに移行
させ、判別結果が再生中でないとき、前記再生指令信
号を無効として、前記磁気テープに記録された情報を再
生する再生モードに移行させる制御機能を兼ね備えてい
ことを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係るオートトラッキング装置を示す電気的ブロック線図
である。このオートトラッキング装置を内蔵するVTR
は、装置本体1側に回転ヘッド2、磁気テープの走行機
構およびローディング機構等を搭載したメカ機構部と、
これら機構部をコントロールするサーボ回路等の電子回
路部3を配設している。そして、リモートコントロール
スイッチ(リモコン)や本体キーに設けたキー操作部6
または回転ヘッド2より送出されてくる再生信号に基づ
いて、マニュアルトラッキングもしくはオートトラッキ
ングモードに移行させる制御を行う制御部10を備えて
構成されている。回転ヘッド2は、抽出した映像再生信
号をビデオエンベロープ検出部5に与えており、このビ
デオエンベロープ検出部5が映像再生信号からビデオエ
ンベロープを検出して、ビデオエンベロープ検出信号を
制御部10に送出する構成となっている。 【0007】前記電子回路部3は、制御部10と双方向
性に接続されるとともに、出力が映像信号処理部4に接
続されている。この電子回路部3は、回転ヘッド2が磁
気テープをトレースして得たコントロール信号を制御部
10に送出する。一方、制御部10から出力される回転
ヘッド2の切換信号や他の制御信号をサーボ回路側に伝
送するようになっている。キー操作部6は、アップ・ダ
ウンキー7、再生キー8、マニュアルトラッキングキー
9等の一般機能キーを備えており、出力が制御部10に
接続されている。本発明の要旨は、再生キー8が、通常
の再生動作を指令するのに加えて、再生中に動作を停止
させないでオートトラッキングモードに移行させる機能
兼備している構成にある。前記制御部10は、CO
U、ROM、RAM等からなるマイコンであって、装置
全体の動作制御を行うとともに、再生キー8からの再生
指令信号を受けたとき、磁気テープの記録情報を再生中
であるか否かを判別し、再生中であるときは、その再生
動作を継続したままオートトラッキングモードに移行さ
せ、再生中でないときは再生指令信号を無効として再生
モードに移行させる制御を行う機能を兼備している。し
たがって、このオートトラッキング装置では、新たな構
成を付設することなく、制御部の制御プログラムを変更
するだけで、再生キー8にオートトラッキングモード設
定の機能を兼備させたものである。 【0008】このVTRは、ユーザーが再生動作を開始
してから、トラッキング異常によって映像が乱れている
とき、マニュアルキー9およびアップまたはダウンボタ
ン6を操作すると、この操作信号に応じて制御部10が
サーボ回路に所定量のトラッキング値を送出し、マニュ
アルのトラッキング調整を開始させる。これにより、磁
気テープ上に記録されているトラックをトレースする2
つの回転ヘッド2が適宜切り換えられ、高いレベルの映
像再生信号が出力される。このマニュアルのトラッキン
グ調整は、ユーザーがテレビ画面を見ながら押しボタン
操作によりトラッキング値を増減し、映像の乱れがなく
なって最適の状態になるまで行われる。一方、このよう
なマニュアルキー9の操作によってマニュアルトラッキ
ング調整を行う必要なく、単に再生キー8を押圧するだ
けでオートトラッキング調整を行うことが可能である。 【0009】次に、このオートトラッキング動作につい
て、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。ま
ず、ユーザーが再生キー8を押圧して「再生」の入力操
作を行うと(ステップS11)、マイコンは再生動作中
か否かを判断する(ステップS12)。このとき、再生
中でなければ、オートトラッキング指令の機能を有する
再生キー8からの入力信号を「無効」とし(ステップS
13)、通常の再生動作を開始させる(ステップS1
4)。これにより、磁気テープに記録された情報の再生
が行われて、ステップS11に戻り再生キー8の入力操
作がなされることを待機する。一方、再生キー8の操作
時に再生動作中であると、マイコンは直ちにオートトラ
ッキングモードに移行させる(ステップS15)。 【0010】このオートトラッキングモードにおいて
は、制御部10がサーボ回路に対して初期トラッキング
値を指定する。そして、回転ヘッド2から映像再生信号
が出力されると、ビデオエンベロープ検出部5より送出
されるビデオエンベロープ検出信号のレベルに基づい
て、制御部10が初期トラッキング値とは所定量異なる
トラッキング値を指定してサーボ回路に送出する。この
ようなトラッキング値を増減する動作を繰り返すことに
より、映像再生信号のレベルが最大となる最適トラッキ
ングが得られてサーボ系も安定してくると、その最適ト
ラッキング値に固定する。すると、各回転ヘッド2が自
身のトラックを正確にトレースするようトラッキング制
御されてゆくものである。このように、再生動作中に再
生キー8の入力操作がなされると、自動的にトラッキン
グ調整がなされるので、一旦動作を停止させて再び再生
操作を行う必要がなくなる。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、再生キ
ーからの再生指令信号を受けたとき、再生中でなければ
直ぐに再生モードへ移行させ、再生動作中のときはその
再生動作を継続したままオートトラッキングモードに移
行させるので、従来のように一旦動作を停止させて再び
再生操作を行う必要なく自動的にトラッキング調整がな
されるから、面倒なキー操作が軽減されて操作性が格段
に向上する効果がある。また、ハードウァアとしての構
成を新たに設けることなく、既存の制御部の制御プログ
ラムを変更するだけでよいので、コストアップを招かな
い利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るオートトラッキング
装置を示す電気的ブロック線図である。 【図2】オートトラッキング動作を説明するためのフロ
ーチャートである。 【符号の説明】 2 回転ヘッド 8 再生キー 10 制御部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転ヘッドにより磁気テープから検出さ
    れた再生信号のレベルを最適にするトラッキング調整を
    自動的に行うオートトラッキングモードを有したオート
    トラッキング装置において、キー入力部から入力されるキー信号または前記回転ヘッ
    ドから入力される再生信号に基づいてマニュアルトラッ
    キングモードまたは前記オートトラッキングモードの制
    御を含む装置全体の制御を行う制御部を有し、 前記制御部は、 前記キー入力部の 再生キーからの再生指令信号を受けた
    とき、前記磁気テープの記録情報が再生中か否かを判別
    し、判別結果が再生中であるときに、その再生動作を継
    続したまま前記オートトラッキングモードに移行させ、
    判別結果が再生中でないとき、前記再生指令信号を無
    効として、前記磁気テープに記録された情報を再生する
    再生モードに移行させる制御機能を兼ね備えていること
    を特徴とするオートトラッキング装置。
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