JPH05114196A - 映像信号再生装置 - Google Patents
映像信号再生装置Info
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- JPH05114196A JPH05114196A JP3272987A JP27298791A JPH05114196A JP H05114196 A JPH05114196 A JP H05114196A JP 3272987 A JP3272987 A JP 3272987A JP 27298791 A JP27298791 A JP 27298791A JP H05114196 A JPH05114196 A JP H05114196A
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- Japan
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- vtr
- circuit
- deck
- vtr deck
- video signal
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Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長時間の映像ソフトを複数の磁気テープに分
けて記録し、この映像ソフトを、人手を介することな
く、自動的に、かつ連続的に再生することができるよう
にする。 【構成】 第1の制御回路12によって制御される第1
のVTRデッキ11と、第2の制御回路22によって制
御される第2のVTRデッキ21と、総合指令回路4
と、再生回路32とを備え、第1のVTRデッキ11で
再生中のテープ14の所定位置を検知すると、総合指令
回路4が第2のVTRデッキ21を起動させるととも
に、再生回路32への入力を第2のVTRデッキ21か
らの信号に切換える一方、第1のVTRデッキ11に対
して巻き戻しを指令する。
けて記録し、この映像ソフトを、人手を介することな
く、自動的に、かつ連続的に再生することができるよう
にする。 【構成】 第1の制御回路12によって制御される第1
のVTRデッキ11と、第2の制御回路22によって制
御される第2のVTRデッキ21と、総合指令回路4
と、再生回路32とを備え、第1のVTRデッキ11で
再生中のテープ14の所定位置を検知すると、総合指令
回路4が第2のVTRデッキ21を起動させるととも
に、再生回路32への入力を第2のVTRデッキ21か
らの信号に切換える一方、第1のVTRデッキ11に対
して巻き戻しを指令する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダ(以下、VTRと称す)等に適用される映像信号再生
装置に関するものである。
ダ(以下、VTRと称す)等に適用される映像信号再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像記録再生機器および映像ソー
スの充実に伴い、これらを背景画面に利用しようとする
もの(BGV=Back Ground Videoと
称される)が増加してきた。ところが、映像機器のうち
でも長時間の映像ソースを収録できる磁気テープを使用
する装置、すなわちVTRにおいては、テープの巻き戻
しに数分程度の時間が必要であり、このため、この巻き
戻し時間中は映像の送出が途切れるという不具合があっ
た。
スの充実に伴い、これらを背景画面に利用しようとする
もの(BGV=Back Ground Videoと
称される)が増加してきた。ところが、映像機器のうち
でも長時間の映像ソースを収録できる磁気テープを使用
する装置、すなわちVTRにおいては、テープの巻き戻
しに数分程度の時間が必要であり、このため、この巻き
戻し時間中は映像の送出が途切れるという不具合があっ
た。
【0003】一方、円盤状媒体を用いるビデオディスク
装置では上述の巻き戻しに対応する時間は数秒程度であ
って、この期間の映像欠落はほとんど問題にならないけ
れども、VTRに比べ記録可能時間が短いため、長時間
の映像ソースを放映しようとする場合は、ディスクを頻
繁に入れ替えしなければならないという問題点があっ
た。
装置では上述の巻き戻しに対応する時間は数秒程度であ
って、この期間の映像欠落はほとんど問題にならないけ
れども、VTRに比べ記録可能時間が短いため、長時間
の映像ソースを放映しようとする場合は、ディスクを頻
繁に入れ替えしなければならないという問題点があっ
た。
【0004】したがって、従来は長時間の映像ソースを
連続して再生しようとする場合には、たとえば2台のV
TR装置を用意して、これらを交互に運転することによ
り上述の映像欠落期間をカバーする方法が採られてき
た。図7は従来のVTRを2台用いて交互に運転し、長
時間の映像ソースを再生する場合の構成例を示す。図7
において、1は第1のVTR、2は第2のVTRであ
り、11は第1のVTRデッキ、12は第1のVTR1
の制御回路、13は第1のVTR1の再生回路、21は
第2のVTRデッキ、22は第2のVTR2の制御回
路、23は第2のVTR2の再生回路である。また、3
は再生出力の切換え用スイッチ回路である。
連続して再生しようとする場合には、たとえば2台のV
TR装置を用意して、これらを交互に運転することによ
り上述の映像欠落期間をカバーする方法が採られてき
た。図7は従来のVTRを2台用いて交互に運転し、長
時間の映像ソースを再生する場合の構成例を示す。図7
において、1は第1のVTR、2は第2のVTRであ
り、11は第1のVTRデッキ、12は第1のVTR1
の制御回路、13は第1のVTR1の再生回路、21は
第2のVTRデッキ、22は第2のVTR2の制御回
路、23は第2のVTR2の再生回路である。また、3
は再生出力の切換え用スイッチ回路である。
【0005】つぎに、上記図7の動作について説明す
る。第1のVTR1に装着された磁気テープ14が終端
に達すると、外部制御回路もしくは操作者がこれを検知
し、第2のVTR2を起動するとともに、スイッチ3を
切換えて表示装置(図示せず)に第2のVTR2の再生
出力を出力する。さらに、第1のVTR1に対して巻戻
しを指令する。
る。第1のVTR1に装着された磁気テープ14が終端
に達すると、外部制御回路もしくは操作者がこれを検知
し、第2のVTR2を起動するとともに、スイッチ3を
切換えて表示装置(図示せず)に第2のVTR2の再生
出力を出力する。さらに、第1のVTR1に対して巻戻
しを指令する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号再生装
置は以上のように構成されており、長時間の映像ソース
を連続して再生しようとする場合、2台のVTRを交互
操作するために人手を要するか、あるいは制御のために
何らかの外部装置を必要とし、また、常にどちらか一方
の再生回路は使用されていないという無駄もあった。
置は以上のように構成されており、長時間の映像ソース
を連続して再生しようとする場合、2台のVTRを交互
操作するために人手を要するか、あるいは制御のために
何らかの外部装置を必要とし、また、常にどちらか一方
の再生回路は使用されていないという無駄もあった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、長時間にわたる映像ソフトの再
生を、人手を介することなく、自動的に、かつ連続的に
行なうことができる映像信号再生装置を提供することを
目的とする。
ためになされたもので、長時間にわたる映像ソフトの再
生を、人手を介することなく、自動的に、かつ連続的に
行なうことができる映像信号再生装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
再生装置は、第1の制御回路によって制御される第1の
VTRデッキと、第2の制御回路によって制御される第
2のVTRデッキと、上記第1および第2の制御回路に
指令を与える総合指令回路と、再生回路と、スイッチ回
路とを備え、一方のVTRデッキで再生中のテープの所
定位置を一方の制御回路が検出した際、総合指令回路か
らの指令を受けたスイッチ回路を介して一方のVTRデ
ッキからの再生出力を上記他方のVTRデッキからの再
生出力に切換えて再生回路の入力とするように構成した
ことを特徴とする。
再生装置は、第1の制御回路によって制御される第1の
VTRデッキと、第2の制御回路によって制御される第
2のVTRデッキと、上記第1および第2の制御回路に
指令を与える総合指令回路と、再生回路と、スイッチ回
路とを備え、一方のVTRデッキで再生中のテープの所
定位置を一方の制御回路が検出した際、総合指令回路か
らの指令を受けたスイッチ回路を介して一方のVTRデ
ッキからの再生出力を上記他方のVTRデッキからの再
生出力に切換えて再生回路の入力とするように構成した
ことを特徴とする。
【0009】上記第1および第2のVTRデッキに装着
されるテープが、映像信号を記録する斜行トラックのほ
かにテープ走行方向に沿った複数のリニアトラックを有
し、その複数のリニアトラックの1つに映像信号の始端
および終端を示す信号が予め記録されているものである
か、もしくは複数のリニアトラックの1つに時間基準と
なる信号が予め、あるいは映像信号と同時に記録されて
いるものである。
されるテープが、映像信号を記録する斜行トラックのほ
かにテープ走行方向に沿った複数のリニアトラックを有
し、その複数のリニアトラックの1つに映像信号の始端
および終端を示す信号が予め記録されているものである
か、もしくは複数のリニアトラックの1つに時間基準と
なる信号が予め、あるいは映像信号と同時に記録されて
いるものである。
【0010】また、上記各構成要素が、一つの筐体に一
体に収納されていることが好ましい。
体に収納されていることが好ましい。
【0011】
【作用】この発明によれば、第1のVTRデッキに装着
された磁気テープの所定位置、たとえば終端を第1の制
御回路によって検知して総合指令回路に伝え、総合指令
回路はこの情報により第2の制御回路に対して第2のV
TRデッキの起動を命ずるとともに、第1の制御回路に
対して磁気テープの巻戻しを命ずる。さらに、総合指令
回路はスイッチ回路に対して再生信号処理回路への入力
を第1のVTRデッキからの再生信号に切換えるよう命
ずる。
された磁気テープの所定位置、たとえば終端を第1の制
御回路によって検知して総合指令回路に伝え、総合指令
回路はこの情報により第2の制御回路に対して第2のV
TRデッキの起動を命ずるとともに、第1の制御回路に
対して磁気テープの巻戻しを命ずる。さらに、総合指令
回路はスイッチ回路に対して再生信号処理回路への入力
を第1のVTRデッキからの再生信号に切換えるよう命
ずる。
【0012】第2のVTRデッキに装着された磁気テー
プが終端に達した場合も上記と同様であり、第1と第2
とを読み替えることによって同様の動作を行なう。
プが終端に達した場合も上記と同様であり、第1と第2
とを読み替えることによって同様の動作を行なう。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図にもとづいて
説明する。図1はこの発明による映像信号再生装置の構
成を示すブロック図である。
説明する。図1はこの発明による映像信号再生装置の構
成を示すブロック図である。
【0014】図1において、11は第1のVTRデッ
キ、12は第1のVTRデッキ11を制御する第1の制
御回路、21は第2のVTRデッキ、22は第2のVT
Rデッキ12を制御する第2の制御回路である。31は
再生出力切換用のスイッチ回路、32は再生回路、4は
総合指令回路であり、磁気テープ14(24)が終端に
達した際、この総合指令回路4からの指令により、第1
のVTRデッキ11からの再生出力と第2のVTRデッ
キ21からの再生出力とが上記スイッチ回路31を介し
て切り換えられて再生回路32に入力されるようになっ
ている。上記各構成要素は同一の筺体(図示せず)に一
体に収納されている。
キ、12は第1のVTRデッキ11を制御する第1の制
御回路、21は第2のVTRデッキ、22は第2のVT
Rデッキ12を制御する第2の制御回路である。31は
再生出力切換用のスイッチ回路、32は再生回路、4は
総合指令回路であり、磁気テープ14(24)が終端に
達した際、この総合指令回路4からの指令により、第1
のVTRデッキ11からの再生出力と第2のVTRデッ
キ21からの再生出力とが上記スイッチ回路31を介し
て切り換えられて再生回路32に入力されるようになっ
ている。上記各構成要素は同一の筺体(図示せず)に一
体に収納されている。
【0015】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。第1のVTRデッキ11に装着された磁気テープ1
4が終端に達すると、第1の制御回路12がこれを検知
して総合指令回路4に伝える。総合指令回路4はこの情
報により第2の制御回路22に対して第2のVTRデッ
キ21の起動を命ずるとともに、スイッチ回路31に対
して再生回路32への入力を第1のVTRデッキ11か
らの再生信号から第2のVTRデッキからの再生信号に
切換えるよう命ずる。さらに、第1の制御回路に対して
磁気テープ14の巻戻しを命じ、第1のVTRデッキ1
1に装着されたテープ14を始端まで巻戻す。
る。第1のVTRデッキ11に装着された磁気テープ1
4が終端に達すると、第1の制御回路12がこれを検知
して総合指令回路4に伝える。総合指令回路4はこの情
報により第2の制御回路22に対して第2のVTRデッ
キ21の起動を命ずるとともに、スイッチ回路31に対
して再生回路32への入力を第1のVTRデッキ11か
らの再生信号から第2のVTRデッキからの再生信号に
切換えるよう命ずる。さらに、第1の制御回路に対して
磁気テープ14の巻戻しを命じ、第1のVTRデッキ1
1に装着されたテープ14を始端まで巻戻す。
【0016】第2のVTRデッキ21に装着された磁気
テープ24が終端に達した場合もこれと同様であり、第
2の制御回路22が検知した終端検知信号により第1の
VTRデッキ11を起動させるとともに、スイッチ31
を切換え、さらに第2のVTRデッキ21に装着された
テープ24の巻戻しを行なう。
テープ24が終端に達した場合もこれと同様であり、第
2の制御回路22が検知した終端検知信号により第1の
VTRデッキ11を起動させるとともに、スイッチ31
を切換え、さらに第2のVTRデッキ21に装着された
テープ24の巻戻しを行なう。
【0017】より長時間の映像ソフトを再生する場合、
第3あるいは第4の磁気テープに掛け替える必要が生じ
るが、テープの巻戻し時間は通常再生時間の数十分の一
以下であるため、たとえば第1の磁気テープ14の巻戻
し終了後、第2の磁気テープ24を再生しながら第1の
VTRデッキ11からテープ14を取り出して第3の磁
気テープに掛け替えることも容易である。
第3あるいは第4の磁気テープに掛け替える必要が生じ
るが、テープの巻戻し時間は通常再生時間の数十分の一
以下であるため、たとえば第1の磁気テープ14の巻戻
し終了後、第2の磁気テープ24を再生しながら第1の
VTRデッキ11からテープ14を取り出して第3の磁
気テープに掛け替えることも容易である。
【0018】図2および図3はこの発明の他の実施例を
示し、同図において、15,16はそれぞれ第1の磁気
テープ14のリニアトラック14Aの一部に記録された
映像ソフトの始端および終端を示す信号、25,26は
それぞれ第2の磁気テープ24のリニアトラック24A
の一部に記録された映像ソフトの始端および終端を示す
信号であり、これらの信号を検出することにより、第1
のVTRデッキ11と第2のVTRデッキ21とを交互
に運転して再生するようにしたものである。
示し、同図において、15,16はそれぞれ第1の磁気
テープ14のリニアトラック14Aの一部に記録された
映像ソフトの始端および終端を示す信号、25,26は
それぞれ第2の磁気テープ24のリニアトラック24A
の一部に記録された映像ソフトの始端および終端を示す
信号であり、これらの信号を検出することにより、第1
のVTRデッキ11と第2のVTRデッキ21とを交互
に運転して再生するようにしたものである。
【0019】つぎに、上記図2および図3に示す実施例
のものの動作について説明する。第1のVTRデッキ1
1に装着された磁気テープ14がその中に記録された映
像ソフトの終端に達すると、第1の制御回路12が終端
検知信号16を検知して総合指令回路4に伝える。総合
指令回路4はこの情報により第2の制御回路22に対し
て第2のVTRデッキ21の起動を命ずるとともに、ス
イッチ回路31に対して再生回路32への入力を第1の
VTRデッキ11からの再生信号から第2のVTRデッ
キ21からの再生信号に切換えるよう命ずる。さらに、
第1の制御回路に対して磁気テープ14の巻戻しを命
じ、第1のVTRデッキ11に装着されたテープ14を
その映像ソフトの始端まで巻戻す。
のものの動作について説明する。第1のVTRデッキ1
1に装着された磁気テープ14がその中に記録された映
像ソフトの終端に達すると、第1の制御回路12が終端
検知信号16を検知して総合指令回路4に伝える。総合
指令回路4はこの情報により第2の制御回路22に対し
て第2のVTRデッキ21の起動を命ずるとともに、ス
イッチ回路31に対して再生回路32への入力を第1の
VTRデッキ11からの再生信号から第2のVTRデッ
キ21からの再生信号に切換えるよう命ずる。さらに、
第1の制御回路に対して磁気テープ14の巻戻しを命
じ、第1のVTRデッキ11に装着されたテープ14を
その映像ソフトの始端まで巻戻す。
【0020】第2のVTRデッキ21に装着された磁気
テープ24がその中に記録された映像ソフトの終端に達
した場合もこれと同様であり、第2の制御回路22が検
知した終端検知信号26により第1のVTRデッキ11
を起動させるとともにスイッチ31を切換え、さらに第
2のVTRデッキ21に装着されたテープの巻戻しを行
なう。
テープ24がその中に記録された映像ソフトの終端に達
した場合もこれと同様であり、第2の制御回路22が検
知した終端検知信号26により第1のVTRデッキ11
を起動させるとともにスイッチ31を切換え、さらに第
2のVTRデッキ21に装着されたテープの巻戻しを行
なう。
【0021】上記図1に示す実施例のように、磁気テー
プ14(24)の終端を検出するものでは、VTRデッ
キ11,21の運転の切換えを自動で行なわせる場合
に、映像ソフトがテープの終端まで記録されていないと
きは、映像ソフト終了後テープ終端を検出するまでのあ
いだ雑音が出力されてしまう。これに対し、この実施例
では、映像ソフトの始端および終端を検出するので、上
記のように雑音が出力されるおそれがない。
プ14(24)の終端を検出するものでは、VTRデッ
キ11,21の運転の切換えを自動で行なわせる場合
に、映像ソフトがテープの終端まで記録されていないと
きは、映像ソフト終了後テープ終端を検出するまでのあ
いだ雑音が出力されてしまう。これに対し、この実施例
では、映像ソフトの始端および終端を検出するので、上
記のように雑音が出力されるおそれがない。
【0022】図4はこの発明に用いる磁気テープのトラ
ックパターンの他の実施例を示す模式図である。同図に
おいて、15a,16aはそれぞれ第1の磁気テープ1
4に記録された映像ソフトの始端および終端を示す信
号、15b,16bは上記始端および終端信号の予告信
号、25a,26aはそれぞれ第2の磁気テープ24に
記録された映像ソフトの始端および終端を示す信号、2
5b,26bは上記始端および終端信号の予告信号であ
る。一般に、VTRは回転ヘッドを用いているため、回
転起動およびテープ走行の安定に多少の時間を要する
が、第1の磁気テープ14の終端予告信号16bを検知
して第2のVTRデッキ21を始端予告信号25aの位
置から起動させる、あるいは第2の磁気テープ24の終
端予告信号26bを検知して第1のVTRデッキ11を
始端予告信号15aの位置から起動させることにより、
回転起動時の再生不安定を回避できる。
ックパターンの他の実施例を示す模式図である。同図に
おいて、15a,16aはそれぞれ第1の磁気テープ1
4に記録された映像ソフトの始端および終端を示す信
号、15b,16bは上記始端および終端信号の予告信
号、25a,26aはそれぞれ第2の磁気テープ24に
記録された映像ソフトの始端および終端を示す信号、2
5b,26bは上記始端および終端信号の予告信号であ
る。一般に、VTRは回転ヘッドを用いているため、回
転起動およびテープ走行の安定に多少の時間を要する
が、第1の磁気テープ14の終端予告信号16bを検知
して第2のVTRデッキ21を始端予告信号25aの位
置から起動させる、あるいは第2の磁気テープ24の終
端予告信号26bを検知して第1のVTRデッキ11を
始端予告信号15aの位置から起動させることにより、
回転起動時の再生不安定を回避できる。
【0023】図5および図6はこの発明のさらに他の実
施例を示すものである。図5および図6において、35
は第1の磁気テープに記録された時間基準となる信号、
45は第2の磁気テープ14に記録された時間基準とな
る信号、41、42はそれぞれ総合指令回路4のなかに
記憶された映像ソフトの第1および第2の磁気テープ1
4,24における終端番地、43、44は上記終端番地
41,42から演算された終端予告番地である。
施例を示すものである。図5および図6において、35
は第1の磁気テープに記録された時間基準となる信号、
45は第2の磁気テープ14に記録された時間基準とな
る信号、41、42はそれぞれ総合指令回路4のなかに
記憶された映像ソフトの第1および第2の磁気テープ1
4,24における終端番地、43、44は上記終端番地
41,42から演算された終端予告番地である。
【0024】つぎに、この図5および図6に示す実施例
の動作につい説明する。総合指令回路4は、入力された
第1および第2の磁気テープ14,24の各終端番地4
1,42から磁気テープの起動、調走に必要な数秒ない
し数十秒の時間を予め演算して終端予告番地43,44
として記憶しておく。第1の制御回路12が第1の終端
予告番地43を検出すると、総合指令回路4はこの情報
により第2の制御回路22に対して第2のVTRデッキ
21の起動、調走を命ずる。ついで、第1の制御回路1
2が第1の終端番地41を検出すると、スイッチ回路3
1に対して再生回路32への入力を第1のVTRデッキ
11からの再生信号から第2のVTRデッキ21からの
再生信号に切換えるよう命じ、さらに、第1の制御回路
12に対して磁気テープ14の巻戻しを命じて第1のV
TRデッキ11に装着されたテープ14をその映像ソフ
トの始端まで巻戻す。
の動作につい説明する。総合指令回路4は、入力された
第1および第2の磁気テープ14,24の各終端番地4
1,42から磁気テープの起動、調走に必要な数秒ない
し数十秒の時間を予め演算して終端予告番地43,44
として記憶しておく。第1の制御回路12が第1の終端
予告番地43を検出すると、総合指令回路4はこの情報
により第2の制御回路22に対して第2のVTRデッキ
21の起動、調走を命ずる。ついで、第1の制御回路1
2が第1の終端番地41を検出すると、スイッチ回路3
1に対して再生回路32への入力を第1のVTRデッキ
11からの再生信号から第2のVTRデッキ21からの
再生信号に切換えるよう命じ、さらに、第1の制御回路
12に対して磁気テープ14の巻戻しを命じて第1のV
TRデッキ11に装着されたテープ14をその映像ソフ
トの始端まで巻戻す。
【0025】第2のVTRデッキ21に装着された磁気
テープ24がその中に記録された映像ソフトの終端に達
した場合もこれと同様であり、第2の制御回路22が検
知した終端予告信号44により第1のVTRデッキ11
を始動させ、終端信号42とともにスイッチ回路31を
切換え、さらに第2のVTRデッキ21に装着されたテ
ープ24の巻戻しを行なう。
テープ24がその中に記録された映像ソフトの終端に達
した場合もこれと同様であり、第2の制御回路22が検
知した終端予告信号44により第1のVTRデッキ11
を始動させ、終端信号42とともにスイッチ回路31を
切換え、さらに第2のVTRデッキ21に装着されたテ
ープ24の巻戻しを行なう。
【0026】ところで、VTRデッキ11,21の運転
の切換えを自動的に行なう場合、VTRが定常走行に達
するまでの時間が必ずしも一定ではないことから、第1
のVTRデッキ11から第2のVTRデッキ21に切換
える際に再生信号が不連続となる傾向にある。ところ
が、上記の例のように、VTRデッキ11,21を調走
運転して再生するようにすることにより、再生信号が不
連続となるのが防止される。
の切換えを自動的に行なう場合、VTRが定常走行に達
するまでの時間が必ずしも一定ではないことから、第1
のVTRデッキ11から第2のVTRデッキ21に切換
える際に再生信号が不連続となる傾向にある。ところ
が、上記の例のように、VTRデッキ11,21を調走
運転して再生するようにすることにより、再生信号が不
連続となるのが防止される。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の制御回路によって制御される第1のVTRデッキと、
第2の制御回路によって制御される第2のVTRデッキ
と、上記第1および第2の制御回路に指令を与える総合
指令回路と、再生回路と、上記総合指令回路からの指令
により上記第1のVTRデッキからの再生出力と上記第
2のVTRデッキからの再生出力とを切換えて再生回路
の入力とするスイッチ回路とを有するように構成したの
で、上記第1と第2のVTRデッキを交互に運転して長
時間の映像ソフトを、人手を要することなく、自動的
に、かつ連続的に再生することが可能となるという効果
を奏する。さらに、再生回路を複数個用いる必要がな
く、装置を簡便化できる効果を有し、特に信号処理回路
が複雑となるHDTVやEDTVなどに有効に適用する
ことができる。
の制御回路によって制御される第1のVTRデッキと、
第2の制御回路によって制御される第2のVTRデッキ
と、上記第1および第2の制御回路に指令を与える総合
指令回路と、再生回路と、上記総合指令回路からの指令
により上記第1のVTRデッキからの再生出力と上記第
2のVTRデッキからの再生出力とを切換えて再生回路
の入力とするスイッチ回路とを有するように構成したの
で、上記第1と第2のVTRデッキを交互に運転して長
時間の映像ソフトを、人手を要することなく、自動的
に、かつ連続的に再生することが可能となるという効果
を奏する。さらに、再生回路を複数個用いる必要がな
く、装置を簡便化できる効果を有し、特に信号処理回路
が複雑となるHDTVやEDTVなどに有効に適用する
ことができる。
【0028】また、磁気テープのリニアトラックの一部
に映像信号の始端および終端を示す信号を予め記録して
おけば、映像信号がテープの終端まで記録されていない
ときであっても、映像信号の再生終了後でテープ終端を
検出するまでのあいだに雑音が出力されるおそれをなく
することができる。さらに、複数のリニアトラックの一
部に時間基準となる信号を予め、あるいは映像信号と同
時に記録しておけば、2台のVTRデッキを切換える際
に、その2台のVTRデッキを調走運転させることが可
能で、再生信号が不連続となることを防止できる。
に映像信号の始端および終端を示す信号を予め記録して
おけば、映像信号がテープの終端まで記録されていない
ときであっても、映像信号の再生終了後でテープ終端を
検出するまでのあいだに雑音が出力されるおそれをなく
することができる。さらに、複数のリニアトラックの一
部に時間基準となる信号を予め、あるいは映像信号と同
時に記録しておけば、2台のVTRデッキを切換える際
に、その2台のVTRデッキを調走運転させることが可
能で、再生信号が不連続となることを防止できる。
【図1】この発明の一実施例による映像信号再生装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例による映像信号再生装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のものに用いる磁気テープのトラックパタ
ーンの一例を示す模式図である。
ーンの一例を示す模式図である。
【図4】この発明の他の実施例による磁気テープのトラ
ックパターンの他の例を示す模式図である。
ックパターンの他の例を示す模式図である。
【図5】この発明のさらに他の実施例による映像信号再
生装置の構成を示すブロック図である。
生装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5のものに用いる磁気テープのトラックパタ
ーンの一例を示す模式図である。
ーンの一例を示す模式図である。
【図7】従来のVTRを2台用いて交互に運転し、長時
間の映像ソースを再生する場合の構成図である。
間の映像ソースを再生する場合の構成図である。
4 総合指令回路 11 第1のVTRデッキ 12 第1の制御回路 14 第1の磁気テープ 21 第2のVTRデッキ 22 第2の制御回路 24 第2の磁気テープ 31 スイッチ回路 32 再生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】つぎに、この図5および図6に示す実施例
の動作につい説明する。総合指令回路4は、入力された
第1および第2の磁気テープ14,24の各終端番地4
1,42から磁気テープの起動、調相に必要な数秒ない
し数十秒の時間を予め演算して終端予告番地43,44
として記憶しておく。第1の制御回路12が第1の終端
予告番地43を検出すると、総合指令回路4はこの情報
により第2の制御回路22に対して第2のVTRデッキ
21の起動、調相を命ずる。ついで、第1の制御回路1
2が第1の終端番地41を検出すると、スイッチ回路3
1に対して再生回路32への入力を第1のVTRデッキ
11からの再生信号から第2のVTRデッキ21からの
再生信号に切換えるよう命じ、さらに、第1の制御回路
12に対して磁気テープ14の巻戻しを命じて第1のV
TRデッキ11に装着されたテープ14をその映像ソフ
トの始端まで巻戻す。
の動作につい説明する。総合指令回路4は、入力された
第1および第2の磁気テープ14,24の各終端番地4
1,42から磁気テープの起動、調相に必要な数秒ない
し数十秒の時間を予め演算して終端予告番地43,44
として記憶しておく。第1の制御回路12が第1の終端
予告番地43を検出すると、総合指令回路4はこの情報
により第2の制御回路22に対して第2のVTRデッキ
21の起動、調相を命ずる。ついで、第1の制御回路1
2が第1の終端番地41を検出すると、スイッチ回路3
1に対して再生回路32への入力を第1のVTRデッキ
11からの再生信号から第2のVTRデッキ21からの
再生信号に切換えるよう命じ、さらに、第1の制御回路
12に対して磁気テープ14の巻戻しを命じて第1のV
TRデッキ11に装着されたテープ14をその映像ソフ
トの始端まで巻戻す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ところで、VTRデッキ11,21の運転
の切換えを自動的に行なう場合、VTRが定常走行に達
するまでの時間が必ずしも一定ではないことから、第1
のVTRデッキ11から第2のVTRデッキ21に切換
える際に再生信号が不連続となる傾向にある。ところ
が、上記の例のように、VTRデッキ11,21を調相
運転して再生するようにすることにより、再生信号が不
連続となるのが防止される。
の切換えを自動的に行なう場合、VTRが定常走行に達
するまでの時間が必ずしも一定ではないことから、第1
のVTRデッキ11から第2のVTRデッキ21に切換
える際に再生信号が不連続となる傾向にある。ところ
が、上記の例のように、VTRデッキ11,21を調相
運転して再生するようにすることにより、再生信号が不
連続となるのが防止される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、磁気テープのリニアトラックの一部
に映像信号の始端および終端を示す信号を予め記録して
おけば、映像信号がテープの終端まで記録されていない
ときであっても、映像信号の再生終了後でテープ終端を
検出するまでのあいだに雑音が出力されるおそれをなく
することができる。さらに、複数のリニアトラックの一
部に時間基準となる信号を予め、あるいは映像信号と同
時に記録しておけば、2台のVTRデッキを切換える際
に、その2台のVTRデッキを調相運転させることが可
能で、再生信号が不連続となることを防止できる。
に映像信号の始端および終端を示す信号を予め記録して
おけば、映像信号がテープの終端まで記録されていない
ときであっても、映像信号の再生終了後でテープ終端を
検出するまでのあいだに雑音が出力されるおそれをなく
することができる。さらに、複数のリニアトラックの一
部に時間基準となる信号を予め、あるいは映像信号と同
時に記録しておけば、2台のVTRデッキを切換える際
に、その2台のVTRデッキを調相運転させることが可
能で、再生信号が不連続となることを防止できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の制御回路によって制御される第1
のVTRデッキと、第2の制御回路によって制御される
第2のVTRデッキと、上記第1および第2の制御回路
に指令を与える総合指令回路と、再生回路と、スイッチ
回路とを備え、一方のVTRデッキで再生中のテープの
所定位置を一方の制御回路が検出した際、総合指令回路
からの指令を受けたスイッチ回路を介して一方のVTR
デッキからの再生出力を上記他方のVTRデッキからの
再生出力に切換えて再生回路の入力とするように構成し
たことを特徴とする映像信号再生装置。 - 【請求項2】 上記第1および第2のVTRデッキに装
着されるテープが、映像信号を記録する斜行トラックの
ほかにテープ走行方向に沿った複数のリニアトラックを
有し、その複数のリニアトラックの1つに映像信号の始
端および終端を示す信号が予め記録されている請求項1
の映像信号再生装置。 - 【請求項3】 上記第1および第2のVTRデッキに装
着されるテープが、映像信号を記録する斜行トラックの
ほかにテープ走行方向に沿った複数のリニアトラックを
有し、その複数のリニアトラックの1つに時間基準とな
る信号が予め、あるいは映像信号と同時に記録されてい
る請求項1の映像信号再生装置。 - 【請求項4】 上記各構成要素が、一つの筐体に一体に
収納されている請求項1,2または3の映像信号再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272987A JPH05114196A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 映像信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272987A JPH05114196A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 映像信号再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05114196A true JPH05114196A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17521570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3272987A Pending JPH05114196A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 映像信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05114196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6373798B1 (en) | 1998-06-02 | 2002-04-16 | Nippon Columbia Co., Ltd | Recording device which can continuously record information data onto plurality of information media |
US7603023B2 (en) | 2003-12-08 | 2009-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus and recording method capable of recording series of content data on different recording media |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP3272987A patent/JPH05114196A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6373798B1 (en) | 1998-06-02 | 2002-04-16 | Nippon Columbia Co., Ltd | Recording device which can continuously record information data onto plurality of information media |
US7603023B2 (en) | 2003-12-08 | 2009-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus and recording method capable of recording series of content data on different recording media |
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