JP2002016850A - 車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents

車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体

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JP2002016850A
JP2002016850A JP2000196167A JP2000196167A JP2002016850A JP 2002016850 A JP2002016850 A JP 2002016850A JP 2000196167 A JP2000196167 A JP 2000196167A JP 2000196167 A JP2000196167 A JP 2000196167A JP 2002016850 A JP2002016850 A JP 2002016850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図しない動作を防止することにより使い勝
手の優れた車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映
像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体を
提供する。 【解決手段】 メニュー検出部1は、前記表示画面に操
作のための情報が表示されるメニューモードであること
を検出する。メニュー解除部2は、状態検出回路14に
より車両が走行状態であることが検出された際に、前記
メニューモードを解除する。切り換え検出部3が、映像
の再生状態から前記メニューモードへの切り換えを検出
すると、位置記憶部4は、その時点での再生位置を記憶
する。再生再開部5は、メニュー解除部2によりメニュ
ーモードが解除されたときに、位置記憶部4に記憶され
ている位置からDVDの再生を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載し、映
像記録メディアに記録された映像を表示画面で再生する
ための車載用映像再生装置に関する技術の改良に関する
もので、特に、意図しない動作を防止することにより使
い勝手を改善したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の進展に伴い、DV
D(デジタルビデオディスク)などに記録された映画な
どの映像を再生する映像再生装置が知られ、これを小型
化して車載用とした車載用映像再生装置も普及しつつあ
る。このような車載用映像再生装置は、映像表示用に液
晶表示パネルなどの表示画面を備えているが、表示画面
を備えた電子機器のユーザインタフェースとしては、一
覧などのメニューから操作を選択するメニュー形式が一
般的である。
【0003】例えば、DVDビデオディスクには、タイ
トル・メニュー、ルート・メニュー、オーディオ・メニ
ュー、サブピクチャ・メニュー、アングル・メニュー、
PTT(Part of Title)・メニューと呼
ばれるコンテンツの収録が可能であり、例えば映画を記
録したディスクの場合、ユーザはメニュー操作によって
再生するシーンを選択したり、音声/字幕を切り換えた
りすることができる。このメニューの呼び出し・操作を
行うためには、メニューキーやタイトルキーなどと呼ば
れる所定のキーを用いる。
【0004】このようなメニュー画面については、ディ
スク内にメニュー用画像データを記録しておき、メニュ
ー操作されるとそのデータを再生することによって実現
されるが、そのメニュー画面の具体的内容はソフト毎に
まちまちであり、例えば動画を用いたものも有れば静止
画を用いたものも知られている。一例として、メニュー
キーを押すなどのメニュー換作を行うと、モニタ画面に
おいてDVDからの動画映像を背景画とし、その動画上
に操作メニューやその選択肢などの画像がオーバラップ
表示されるものがある。
【0005】このとき、メニュー上では現在選択されて
いる操作内容などの選択肢が反転表示等によりアクティ
ブ表示となり、ジョグキーなどの操作スイッチで所望の
選択肢が選択されている状態にし、エンター(入力)等
の操作で確定すると、その時点でアクティブ表示となっ
ている選択肢の内容が実行される。
【0006】ところで、テレビ受信やナビゲーションな
どで映像表示画面を共用するタイプの車載用映像機器で
は、安全性を考慮し、車両が走行状態か停車状態かを検
出する手段を設け、走行状態を検出した場合には動画の
表示を停止し、映像を固定の静止画でマスクしたり、再
生されている映像を静止画として表示する仕組みが用い
られる。これと同様に、上記のようなメニューを用いる
DVDビデオやビデオCD等の車載用映像再生装置にお
いても、走行時に動画表示を停止する仕組みが用いられ
る。この場合、映像に対するマスクを例えば固定の静止
画で行う場合は、表示画面上は画面がマスクされるが、
実際の動作としてはディスクに収録されている映像/音
声データの再生が継続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術では、意図しない動作が発生しやすく使
い勝手が悪いという問題点があった。すなわち、上記の
ような従来技術において、停止状態のときにメニューキ
ーやタイトルキーが押されてメニュー再生状態となって
いる間に車両が走行状態に移行した場合、表示画面の見
た目上はメニューに固定静止画によるマスクがかかり選
択肢の表示は見えなくなる。
【0008】しかし、実際の内部機能としてはメニュー
再生状態(メニューモードとも呼ぶ)であり、スイッチ
操作に応じて選択肢を切り換える処理は継続されるの
で、例えばジョグキーを繰作するとシーンの選択や音声
の切り換えなどの操作内容に関する選択肢が切り換わ
り、エンターにより実行される内容が変化する。この場
合、選択肢が切り換わったことは表示画面上ではユーザ
には見えないため、誤ったキー入力が行われる可能性が
高く、エンターしても再生状況が変わるなど意図しない
動作が発生する場合があった。
【0009】また、メニュー再生状態では映像と音声の
再生は一時停止の状態(ポーズ)となるので、走行が検
出されたときに静止画のマスクを一律に表示する従来技
術では、無音のメニュー表示状態で走行状態が検出され
るとその後の走行中も音声の再生が停止したままとな
り、車室内が無音のままになるという問題もあった。
【0010】次に、上記のような従来技術の具体例を示
す。ここで、図3は車載用DVDビデオ再生装置の従来
例を示す機能ブロック図である。また、図4はこの従来
例における処理手順を示すフローチャートであり、具体
的には、制御部106に設けられている中央処理回路の
動作手順を示す。
【0011】この例では、操作部107からのキー入力
をチェックして(ステップ401)入力が無い場合に
は、現在再生中の映像/音声をもとに、次に必要なセク
ターなどのデータを選択して(ステップ402)DVD
−ROMドライブ100からそのデータを読み出し、デ
コード機構101に送って再生(デコード)を行い(ス
テップ406)、デコードされた映像/音声はそれぞれ
表示部102及び音声出力部103から出力される。
【0012】一方、キー入力がある場合(ステップ40
1)、早送り/早戻し/音声切り替え/字幕切り替えな
どの各キー(操作)に対応して、次の再生に必要な次チ
ャプターや副音声などのデータを選択して(ステップ4
04)DVD−ROMドライブ100からそのデータを
読み出し、デコード機構101に送って再生(デコー
ド)を行う(ステップ406)。なお、キー入力がメニ
ューキーの場合は(ステップ403)、メニュー再生の
ためのデータが選択される(ステップ405)。
【0013】そして、車両の走行状態/停止状態の別を
状態検出回路104にて常時検出し、走行状態を検出し
た場合は(ステップ407)、現在再生中の映像/音声
に対して映像マスク部108で動画を隠す処理を行い
(ステップ408)、表示部102にて固定静止画とし
て表示する(ステップ409)。この場合、音声につい
ては、デコード機構101で再生が継続され、それによ
って得られた音声が音声出力部103で出力される。そ
の後、停止状態が検出された場合には、静止画によるマ
スクは中止され、デコード機構101で再生された映像
をそのまま表示部102に表示する。
【0014】このような従来例では、走行状態を検出し
て映像をマスクするか否かのみの制御であるため、メニ
ューが表示されている場合に走行状態が検出されると映
像がマスクされ、メニュー操作のキーの受け付けと処理
は行うが、その内容は表示されない状態となっていた。
このため、ユーザが意図しない再生状態の変化が発生す
る可能性があった。また、メニューが表示されていると
きはポーズによる無音状態となるが、そのときに走行状
態が検出されると、映像がマスクされるだけでなくその
後停車するまで無音状態が継続する問題があった。
【0015】なお、メニュー表示ボタンがオンの場合で
も走行中はディスク再生となる例は知られているが(特
開平9−161389)、これは走行中も「そのまま映
像を見る」(段落0009)ことが前提であり、上記の
ような従来技術の問題点を解決するものではなかった。
【0016】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、意図
しない動作を防止することにより使い勝手の優れた車載
用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制
御用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することで
ある。また、本発明の他の目的は、無音状態を防止する
ことにより快適に使用できる車載用映像再生装置及び方
法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記
録した記録媒体を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、車両に搭載し、映像記録メディ
アに記録された映像を表示画面で再生するための車載用
映像再生装置において、その車両の走行状態を検出する
走行状態検出手段と、前記走行状態検出手段により車両
が走行状態であることが検出されたときに、前記表示画
面をマスクする手段と、前記表示画面に操作のための情
報が表示されるメニューモードを検出するメニュー検出
手段と、前記走行状態検出手段により車両が走行状態で
あることが検出された際に、前記メニューモードを解除
するメニュー解除手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明を方法という見方か
ら捉えたもので、車両において、映像記録メディアに記
録された映像を表示画面で再生するための車載用映像再
生方法において、その車両の走行状態を検出するステッ
プと、車両が走行状態であることが検出されたときに、
前記表示画面をマスクするステップと、前記表示画面に
操作のための情報が表示されるメニューモードを検出す
るステップと、車両が走行状態であることが検出された
際に、前記メニューモードを解除するステップと、を含
むことを特徴とする。請求項1,3の発明では、メニュ
ーモードで走行状態を検出した場合には、映像をマスク
するだけでなくメニューモードを解除するので、ユーザ
の誤操作により予期せぬ動作が発生することが防止さ
れ、運転の安全性も一層向上する。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の車載用
映像再生装置において、前記映像の再生状態から前記メ
ニューモードへの切り換えを検出する切り換え検出手段
と、前記切り換え検出手段により前記切り換えが検出さ
れた際にその時点での再生位置を記憶する位置記憶手段
と、前記メニュー解除手段によりメニューモードが解除
されたときに、前記位置記憶手段に記憶されている再生
位置から前記再生を再開する手段と、を備えたことを特
徴とする。請求項4の発明は、請求項2の発明を方法と
いう見方から捉えたもので、請求項3記載の車載用映像
再生方法において、前記映像の再生状態から前記メニュ
ーモードへの切り換えを検出するステップと、前記切り
換えが検出された際にその時点での再生位置を記憶する
ステップと、前記メニューモードが解除されたときに、
記憶されている再生位置から前記再生を再開するステッ
プと、を含むことを特徴とする。請求項5の発明は、請
求項2,4の発明を、コンピュータのソフトウェアを記
録した機械可読型の記録媒体という見方から捉えたもの
で、コンピュータを用いて、車両において、映像記録メ
ディアに記録された映像を表示画面で再生するための車
載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録
媒体において、そのソフトウェアは前記コンピュータ
に、前記映像の再生状態から、前記表示画面に操作のた
めの情報が表示されるメニューモードへの切り換えを検
出させ、前記切り換えが検出された際にその時点での再
生位置を記憶させ、その車両の走行状態を検出させ、車
両が走行状態であることが検出されたときに、前記表示
画面をマスクさせ、前記メニューモードを検出させ、車
両が走行状態であることが検出された際に、前記メニュ
ーモードを解除させ、前記メニューモードが解除された
ときに、記憶されている再生位置から前記再生を再開さ
せることを特徴とする。請求項2,4,5の発明では、
メニューモードへの切り換え時に直前の再生位置を記憶
しておき、メニュー表示中に車が走り出したときは、メ
ニューモードを解除するだけでなく、切り換え前の再生
位置から再生が再開されるので、車室内の無音状態が防
止され快適に使用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以下
「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に
説明する。なお、本実施形態のうち情報処理に関する部
分は、ASICやDSPといった各種ICの他、コンピ
ュータをソフトウェアで制御することで実現される。こ
の場合のソフトウェアは、コンピュータのハードウェア
を物理的に活用することで本発明の作用効果を実現する
もので、また、従来技術との共通部分には従来技術も適
用される。
【0020】〔1.構成〕本実施形態は、車両に搭載
し、映像記録メディアであるDVDに記録された映像を
表示画面で再生するための車載用DVDビデオ再生装置
(本装置と呼ぶ)及びその上で実行される車載用映像再
生方法であり、車載用映像再生装置の制御用ソフトウェ
アを記録した記録媒体として把握することもできる。そ
して、本装置は、図1の機能ブロック図に示すように、
DVD−ROMドライブ10と、デコード機構11と、
映像マスク部18と、表示部12と、音声出力部13
と、制御部16と、操作部17と、を備えている。
【0021】また、制御部16は、状態検出回路14
と、中央処理回路15と、を備え、中央処理回路15
は、図示しない組み込みソフトウェアの作用により、さ
らに、メニュー検出部1と、メニュー解除部2と、切り
換え検出部3と、位置記憶部4と、再生再開部5と、の
役割を果たすように構成されている。
【0022】このうち、DVD−ROMドライブ10
は、DVDビデオディスクのデータの読み出しを行う部
分であり、スピンドルモータや光学ピックアップなどを
備えている。また、デコード機構11は、DVD−RO
Mドライブ10がDVDから読み出した映像/音声など
のデータをデコードするデコード機構であり、MPEG
処理用ICやソフトウェアなどを備えている。
【0023】また、表示部12は、デコード機構11に
よってデコードされた映像を出力する部分であり、バッ
クライト付液晶表示パネルなどによって実現される。ま
た、音声出力部103は、デコード機構11によってデ
コードされた音声を出力する部分であり、カーオーディ
オ用車載スピーカなどを用いることができる。また、操
作部17は、ユーザが再生操作などの指示や情報を入力
する部分であり、ジョグダイヤル・ジョイスティック・
ジョイパッド・押しボタンなどから適宜選択して構成さ
れる。
【0024】また、制御部16は本装置の全体を制御す
る部分であり、状態検出回路14は、車速パルスや、パ
ーキングブレーキの状態を示すパーキング情報などに基
づいて、車が走行状態か停止状態かを検出する走行状態
検出手段である。ここで、映像マスク部18は、映像の
マスキングを行う部分であり、具体的には、状態検出回
路14により車が走行状態であることが検出されたとき
に、表示部12に表示される表示画面を静止画などでマ
スクする手段であり、例えば中央処理回路15からデコ
ード機構11経由で送られる信号などによって制御され
る。また、中央処理回路15は、操作部17からの入力
や、状態検出回路14によって検出される走行/停止状
態に応じて再生内容を制御する部分であり、マイクロプ
ロセッサなどを備えている。
【0025】また、メニュー検出部1は、前記表示画面
に操作のための情報が表示されるメニューモードである
ことを検出するメニュー検出手段である。また、メニュ
ー解除部2は、状態検出回路14により車両が走行状態
であることが検出された際に、前記メニューモードを解
除するメニュー解除手段である。
【0026】また、切り換え検出部3は、映像の再生状
態から前記メニューモードへの切り換えを検出する切り
換え検出手段であり、位置記憶部4は、切り換え検出部
3によりメニューモードへの切り換えが検出された際
に、その時点での再生位置を記憶する位置記憶手段であ
る。また、再生再開部5は、メニュー解除部2によりメ
ニューモードが解除されたときに、位置記憶部4に記憶
されている再生位置からDVDの再生を再開する手段で
ある。
【0027】〔2.作用〕上記のように構成された本実
施形態は、次のように作用する。ここで、図2は、本実
施形態における処理手順を示すフローチャートである。
この手順では、まず、状態検出回路14により、車両が
走行状態か停止状態かを判断し(ステップ201)、停
止状態の場合は、基本的には従来技術と同様に、必要な
データを(ステップ203)DVD−ROMドライブ1
0から読み出して、デコード機構11に送って再生させ
(ステップ208)、表示部12と音声出力部13に映
像/音声を出力する(ステップ216)。このとき、映
像マスク部18については、映像をマスクしないように
制御が行われる。
【0028】また、停止状態でキー入力があり(ステッ
プ202)、メニューキーが入力されるとメニューモー
ドへ切り換えられるが(ステップ204)、この入力又
は切り換えを切り換え検出部3が検出し、位置記憶部4
が、現在再生中のデータ読み出し位置に関する情報をセ
ーブした上で(ステップ206)、メニューの再生が行
われる(ステップ207)。
【0029】一方、ステップ201において走行状態が
検出された場合、メニュー検出部1がメニュー再生中か
どうかを判断し(ステップ211)、メニューの再生中
でなければ、停止状態と同様に次の再生に必要なデータ
を順次(ステップ212)、DVD−ROMドライブ1
0から読み出し、デコード機構11で再生した後(ステ
ップ214)、映像に対して映像マスク部18でマスキ
ングを行い(ステップ215)、表示部12と音声出力
部13に映像/音声を出力する(ステップ216)。
【0030】また、走行状態が検出されたときに(ステ
ップ201)、メニュー再生中の場合(ステップ21
1)、メニュー解除部2がメニュー再生を解除すると共
に、再生再開部5は、メニュー再生に切り換えられる時
にセーブされた情報を復帰させることにより、メニュー
再生前の再生状態の続きをDVD−ROMドライブ10
から読み出し、再生させる(ステップ213)。この場
合、メニュー再生前のシーンは再生されるが、映像マス
ク部18にて静止画などでマスクされたうえで(ステッ
プ215)表示部12に表示され(ステップ216)、
車内では音声が音声出力部13から出力される。
【0031】以上のような処理が行なわれる結果、次の
ような従来との相違が生じる。まず、状態検出回路14
にて走行状態を検出した場合、メニュー再生状態は解除
(キャンセル)されるので、キーの入力は受け付けられ
なくなる。このため、メニュー再生時に車が発車して
も、誤操作により意図しない動作が発生することがな
い。
【0032】また、上記のようにメニュー再生がキャン
セルされる場合、メニュー再生に切り換えられる直前の
シーンから通常再生を行った上で、映像はマスクされる
ので、安全に音声だけを楽しみながら快適なドライブを
続けることができる。また、この前提として、メニュー
キーが入力されメニュー再生に切り換わるときは、直前
のシーンの位置がセーブされる(ステップ206)。
【0033】〔3.効果〕以上説明したように、本実施
形態では、状態検出回路14、メニュー検出部1及びメ
ニュー解除部2などの作用により、メニューモードで走
行状態を検出した場合には、映像をマスクするだけでな
くメニューモードを解除するので、ユーザの誤操作によ
り予期せぬ動作が発生することが防止され、運転の安全
性も一層向上する。
【0034】特に、本実施形態では、切り換え検出部
3、位置記憶部4及び再生再開部5などの作用により、
メニューモードへの切り換え時に直前の再生位置を記憶
しておき、メニュー表示中に車が走り出したときは、メ
ニューモードを解除するだけでなく、切り換え前の再生
位置から再生が再開されるので、車室内の無音状態が防
止され快適に使用することができる。
【0035】〔4.他の実施形態〕なお、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよう
な他の実施形態も含むものである。例えば、メニュー再
生中に走行状態が検出された場合、メニュー再生を解除
するだけでもよく、メニューへの切り換え直前の再生位
置から再生再開することは必須ではない。また、本発明
の適用対象は、DVDビデオには限定されず、ビデオC
DやDVDオーディオなど他のメディアに提供すること
も可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、意図し
ない動作を防止することにより使い勝手の優れた車載用
映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御
用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】本発明の実施形態における処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図3】従来の車載用映像再生装置の構成例を示す機能
ブロック図。
【図4】従来の車載用映像再生装置の構成例における処
理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…メニュー検出部 2…メニュー解除部 3…切り換え検出部 4…位置記憶部 5…再生再開部 10…DVD−ROMドライブ 11…デコード機構 12…表示部 13…音声出力部 14…状態検出回路 15…中央処理回路 16…制御部 17…操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載し、映像記録メディアに記録
    された映像を表示画面で再生するための車載用映像再生
    装置において、 その車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 前記走行状態検出手段により車両が走行状態であること
    が検出されたときに、前記表示画面をマスクする手段
    と、 前記表示画面に操作のための情報が表示されるメニュー
    モードを検出するメニュー検出手段と、 前記走行状態検出手段により車両が走行状態であること
    が検出された際に、前記メニューモードを解除するメニ
    ュー解除手段と、 を備えたことを特徴とする車載用映像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記映像の再生状態から前記メニューモ
    ードへの切り換えを検出する切り換え検出手段と、 前記切り換え検出手段により前記切り換えが検出された
    際にその時点での再生位置を記憶する位置記憶手段と、 前記メニュー解除手段によりメニューモードが解除され
    たときに、前記位置記憶手段に記憶されている再生位置
    から前記再生を再開する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載用映像再
    生装置。
  3. 【請求項3】 車両において、映像記録メディアに記録
    された映像を表示画面で再生するための車載用映像再生
    方法において、 その車両の走行状態を検出するステップと、 車両が走行状態であることが検出されたときに、前記表
    示画面をマスクするステップと、 前記表示画面に操作のための情報が表示されるメニュー
    モードを検出するステップと、 車両が走行状態であることが検出された際に、前記メニ
    ューモードを解除するステップと、 を含むことを特徴とする車載用映像再生方法。
  4. 【請求項4】 前記映像の再生状態から前記メニューモ
    ードへの切り換えを検出するステップと、 前記切り換えが検出された際にその時点での再生位置を
    記憶するステップと、 前記メニューモードが解除されたときに、記憶されてい
    る再生位置から前記再生を再開するステップと、 を含むことを特徴とする請求項3記載の車載用映像再生
    方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを用いて、車両において、
    映像記録メディアに記録された映像を表示画面で再生す
    るための車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記
    録した記録媒体において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 前記映像の再生状態から、前記表示画面に操作のための
    情報が表示されるメニューモードへの切り換えを検出さ
    せ、 前記切り換えが検出された際にその時点での再生位置を
    記憶させ、 その車両の走行状態を検出させ、 車両が走行状態であることが検出されたときに、前記表
    示画面をマスクさせ、前記メニューモードを検出させ、 車両が走行状態であることが検出された際に、前記メニ
    ューモードを解除させ、 前記メニューモードが解除されたときに、記憶されてい
    る再生位置から前記再生を再開させることを特徴とする
    車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記
    録媒体。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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