JP2002101371A - 記録再生装置、記録再生方法およびビデオデッキ - Google Patents

記録再生装置、記録再生方法およびビデオデッキ

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JP2002101371A
JP2002101371A JP2000286485A JP2000286485A JP2002101371A JP 2002101371 A JP2002101371 A JP 2002101371A JP 2000286485 A JP2000286485 A JP 2000286485A JP 2000286485 A JP2000286485 A JP 2000286485A JP 2002101371 A JP2002101371 A JP 2002101371A
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Toru Okamura
徹 岡村
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオユニットからテレビジョンの出力して
いる再生出力を、再度、DVDユニットからの再生出力
に切り替えた場合、DVDユニットで再生している再生
出力は途切れたものとなってしまう。 【解決手段】 利用者がDVDプレイヤー40にてDV
Dを再生し視聴している際に、操作パネル12あるいは
リモコン装置RCUのDVD/ビデオ切替ボタンを操作
して、HiFiビデオデッキ30側に切り替えた場合、
DVDプレイヤー40での再生動作を一時停止させるた
め、利用者が再度DVDを視聴するときに、出力が途切
れることなく、継続して視聴することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置、記
録再生方法およびビデオデッキに関し、特に、同一筐体
内に同時に再生出力可能な磁気信号再生部とデジタル信
号再生部とを有するとともに、何れか一方の再生出力を
所定の出力装置に出力する記録再生装置、記録再生方法
およびビデオデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のビデオデッキとして、同
一筐体内に磁気信号再生部としてビデオユニットが構成
されるとともに、デジタル信号再生部としてDVDユニ
ットが構成され、何れか一方の再生出力を接続されたテ
レビジョンに出力して視聴可能とするものが知られてい
る。かかるビデオデッキでは、ビデオユニットとDVD
ユニットでの各再生動作は再生出力の切り替えには依存
していない。すなわち、DVDユニットの再生出力をテ
レビジョンで視聴している際に、当該テレビジョンへの
再生出力をビデオユニットからのものに切り替えても、
DVDユニットでの再生動作は継続している。また、こ
のような異なるソースからの再生出力の切り替えを制御
する技術として、特開平3−277079号公報に開示
されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビデオ
デッキにおいて、前者では、ビデオユニットからテレビ
ジョンの出力している再生出力を、再度、DVDユニッ
トからの再生出力に切り替えた場合、DVDユニットで
再生している再生出力は途切れたものとなってしまう。
従って、利用者は、DVDユニットにて再生動作を行な
っている際に、ビデオユニットに切り替えたい場合、そ
の都度、DVDユニットの再生動作を一時停止しなけれ
ばならなかった。また、一時停止を行わなかった場合、
再度、DVDユニットに切り替えたときに再生ポイント
を戻す必要があった。後者では、異なるソースからの再
生出力の切り替えを制御する技術を開示しているもの
の、同公報ではDVDユニットとビデオユニットとの切
り替えについては何等示唆していない。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、デジタル信号再生部であるDVDユニットにて
出力装置であるテレビジョンに再生出力を出力している
際に、テレビジョンへの出力を磁気信号再生部であるビ
デオユニットの再生出力に切り替えたときに、DVDユ
ニットの再生出力が途切れてしまうことを防止すること
が可能な記録再生装置、記録再生方法およびビデオデッ
キの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、同一筐体内に同時に再生
出力可能な磁気信号再生部とデジタル信号再生部とを有
するとともに、何れか一方の再生出力を所定の出力装置
に出力する記録再生装置であって、上記デジタル信号再
生部にて上記出力装置に再生出力を行なっている際に、
当該出力装置への再生出力を上記磁気信号再生部に切り
替える切替動作を検知する切替動作検知手段と、上記切
替動作検知手段にて再生出力の切り替えが検知される
と、デジタル信号再生部での再生動作を一時停止させる
再生動作制御手段とを具備する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、同一筐体内に同時に再生出力可能な磁気
信号再生部とデジタル信号再生部とを有するとともに、
何れか一方の再生出力を所定の出力装置に出力可能な記
録再生装置を提供する。ここで、本発明は、デジタル信
号再生部での再生出力を出力装置に出力しているとき
に、この出力が磁気記録信号再生部での再生出力に切り
替えられた場合に、デジタル信号再生部での再生動作を
一時停止にする機能を実現するものである。かかる機能
を実現するために、本記録再生装置は切替動作検知手段
と、再生動作制御手段とを有する構成となっている。
【0007】この構成にて、切替動作検知手段は、デジ
タル信号再生部での再生出力を出力装置に再生出力を行
なっている際に、当該出力装置への再生出力を上記磁気
信号再生部に切り替える切替動作を検知し、再生動作制
御手段は、切替動作検知手段にて再生出力の切り替えが
検知されると、デジタル信号再生部での再生動作を一時
停止させる。このように、切替動作検知手段にて切替動
作が検知された場合に、再生動作制御手段にてデジタル
信号再生部での再生動作を自動的に一時停止にすること
によって、この切替動作以降、再度、出力装置への出力
をデジタル信号再生部の再生出力に切り替えた場合に、
デジタル信号再生部の再生出力が途切れてしまうことを
防止する。
【0008】このように、磁気信号再生部への切替動作
があった時点で、デジタル信号再生部の再生動作を一時
停止することによって、再生動作の再開時にこの一時停
止時点の再生出力を出力可能にしている。一方、磁気信
号再生部から再度デジタル信号再生部に切り替えられた
時に、一時停止した箇所より少し前の再生出力から再生
動作が再開されると、利用者に好適である。そこで、請
求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の記録再生
装置において、上記再生動作制御手段は、再生動作を一
時停止させるにあたり、所定間隔により再生ポイントを
後退させる構成としてある。上記のように構成した請求
項2にかかる発明においては、再生動作制御手段にて再
生動作を一時停止させるにあたり、所定間隔により再生
ポイントを後退させる。そして、この所定間隔にて後退
させた再生ポイントにて一時停止し、デジタル信号再生
部での再生出力が再開する時に、この後退させた再生ポ
イントでの再生動作を可能にする。これにより、利用者
は、切替動作を行なった以前の再生出力を確認すること
が可能になる。
【0009】デジタル信号再生部の再生出力から磁気信
号再生部の再生出力に切り替えられたときに、デジタル
信号再生部の再生出力がブランクの場合は、デジタル信
号再生部の再生動作を一時停止させることなく、停止に
してしまっても構わない。そこで、請求項3にかかる発
明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の
記録再生装置において、上記再生動作制御手段は、上記
デジタル信号再生部の再生出力に含まれる映像信号を検
出する映像信号検出手段を備え、再生動作を一時停止さ
せるに際して、同映像信号検出手段にて映像信号が検出
されない場合は、再生動作を停止させる構成としてあ
る。上記のように構成した請求項3にかかる発明におい
ては、再生動作制御手段にデジタル信号再生部の再生出
力に含まれる映像信号を検出する映像信号検出手段を備
えさせる。そして、切替動作検知手段が切替動作を検知
した場合、再生動作制御手段は、再生動作を一時停止さ
せるに際して、この映像信号検出手段での映像信号の検
出の有無を判別して、映像信号が検出されない場合には
再生動作を一時停止させることなく停止させるようにす
る。
【0010】デジタル信号再生部での再生動作が再開さ
れるにあたり、自動的に再生動作に移行すると便利であ
る。そこで、請求項4にかかる発明は、上記請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の記録再生装置において、上
記切替動作検知手段は、上記磁気信号再生部からの上記
出力装置への再生出力を上記デジタル信号再生部からの
上記出力装置への再生出力に切り替える切替動作を検知
することが可能であるとともに、上記再生動作制御手段
は、この切替動作の検知に伴ない、一時停止を解除して
再生動作を再開させる構成としてある。上記のように構
成した請求項4にかかる発明においては、切替動作検知
手段にて磁気信号再生部からの上記出力装置への再生出
力を上記デジタル信号再生部からの上記出力装置への再
生出力に切り替える切替動作を検知可能にする。そし
て、再生動作制御手段は、この切替動作の検知に伴な
い、一時停止を解除して再生動作を自動的に再開させ
る。
【0011】再生動作が自動的に再開されたときに、例
えば、音量が大きい場面であったりすると、意図しない
音量が突然出力されてしまうこととなり、好適でない。
そこで、請求項5にかかる発明は、上記請求項4に記載
の記録再生装置において、上記再生動作制御手段は、再
生動作を再開させるに際して、音声出力をミュート状態
にする構成としてある。上記のように構成した請求項5
にかかる発明においては、再生動作制御手段にて再生動
作を再開させるに際して音声出力をミュート状態にす
る。
【0012】また、同一筐体内に同時に再生出力可能な
磁気信号再生部とデジタル信号再生部とを有するととも
に、何れか一方の再生出力を所定の出力装置に出力する
手法は必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、
その方法としても機能することは容易に理解できる。こ
のため、請求項6にかかる発明は、同一筐体内に同時に
再生出力可能な磁気信号再生部とデジタル信号再生部と
を有するとともに、何れか一方の再生出力を所定の出力
装置に出力する記録再生方法であって、上記デジタル信
号再生部にて上記出力装置に再生出力を行なっている際
に、当該出力装置への再生出力を上記磁気信号再生部に
切り替える切替動作を検知する切替動作検知工程と、上
記切替動作検知工程にて再生出力の切り替えが検知され
ると、デジタル信号再生部での再生動作を一時停止させ
る再生動作制御工程とを具備する構成としてある。すな
わち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法とし
ても有効であることに相違はない。
【0013】上述した記録再生装置を適用したビデオデ
ッキの具体的態様として、請求項7にかかる発明は、同
一筐体内に同時に再生出力可能なDVDユニットとビデ
オユニットが一体に収容され、何れか一方の再生出力を
接続されたテレビジョンに対して出力するビデオデッキ
であって、上記DVDユニットにて上記テレビジョンに
再生出力を行なっている際に、当該テレビジョンへの再
生出力を上記ビデオユニットに切り替える切替動作を実
施する操作パネルと、上記操作パネルにて実施された切
替動作を検知可能であるとともに、この切替動作が検知
された場合に、上記DVDユニットでの再生動作を一時
停止させる制御処理が実行可能なマイコンとを具備する
構成としてある。このように、具体的構成としてのビデ
オデッキにおいても本発明が利用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、デジタル
信号再生部にて出力装置に再生出力を出力している際
に、出力装置への出力を磁気信号再生部の再生出力に切
り替えたとき、デジタル信号再生部の再生動作を一時停
止させることによって、再度、デジタル信号再生部での
再生出力に切り替えても、当該デジタル信号再生部の再
生出力を途切れないようにすることが可能な記録再生装
置を提供することができる。また、請求項2にかかる発
明によれば、再度、デジタル信号再生部の再生出力に切
り替えた場合、前回視聴していた状況を確認しつつ、今
回の視聴に移行することが可能になる。さらに、請求項
3にかかる発明によれば、デジタル信号再生部で再生動
作が終了している場合は、一時停止することなく、停止
状態にしてしまうことができる。
【0015】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
デジタル信号再生部での再生出力を再開した時に、自動
的に再生動作を開始することが可能になる。さらに、請
求項5にかかる発明によれば、意図しない音量が出力さ
れることを防止することが可能になる。さらに、請求項
6にかかる発明によれば、デジタル信号再生部にて出力
装置に再生出力を出力している際に、出力装置への出力
を磁気信号再生部の再生出力に切り替えたとき、デジタ
ル信号再生部の再生動作を一時停止させることによっ
て、再度、デジタル信号再生部での再生出力に切り替え
ても、当該デジタル信号再生部の再生出力を途切れない
ようにすることが可能な記録再生方法を提供することが
できる。さらに、請求項7にかかる発明によれば、DV
Dユニットにてテレビジョンにに再生出力を出力してい
る際に、テレビジョンへの出力をビデオユニットの再生
出力に切り替えたとき、DVDユニットの再生動作を一
時停止させることによって、再度、DVDユニットでの
再生出力に切り替えても、当該DVDユニットの再生出
力を途切れないようにすることが可能なビデオデッキを
提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるDVDとHiFiビデオデッキとの一体型に構成さ
れたDVD内蔵ビデオデッキの外観を斜視図により示し
ている。同図において、DVD内蔵ビデオデッキ10
は、それぞれが同一筐体11内に個別にHiFiビデオ
デッキ30と、DVDプレイヤー40とが配設されてい
る。そして、筐体11の前面には操作部12が配設さ
れ、利用者は適宜この操作部12を操作して、DVDプ
レイヤー40にてDVDあるいはCDを再生したり、H
iFiビデオデッキ30にてビデオテープを再生したり
録画したりする。また、操作部12には赤外線の明滅信
号を受光する受光部12aが設置されており、リモコン
装置RCUによって上述した操作パネル12と同様な操
作を実行可能になっている。
【0017】図2は、上記DVD内蔵ビデオデッキ10
に内蔵されているHiFiビデオデッキ30の概略内部
構成を示した内部構成図である。同図において、HiF
iビデオデッキ30には、所定のプログラム実行環境を
有するマイコン31が備えられており、このマイコン3
1には、IICバス32を介してチューナ33およびH
iFiプロセスIC34が接続されている。マイコン3
1は、このIICバス32を介して、上述した操作パネ
ル12あるいはリモコン装置RCUでの操作指示を取得
可能になっている。チューナ33は、マイコン31から
指示された受信周波数に基づいて対応するテレビジョン
放送をアンテナ33aにて受信し、所定の信号処理を施
してHiFiプロセスIC34に中間周波信号を出力す
る。
【0018】また、HiFiプロセスIC34では、チ
ューナ33から入力された中間周波信号に基づき、テー
プメカ35にてビデオテープに記録するための記録用音
声信号と記録用映像信号とを生成するとともに、この生
成した記録用音声信号および記録用映像信号に基づいた
ビデオ信号A1および音声信号A2とE−E回路を介し
て図示しない出力端子に供給する。また、このHiFi
プロセスIC34は、テープメカ35にてビデオテープ
を再生して得られた記録用音声信号および記録用映像信
号に基づいて上記出力端子に供給するためのビデオ信号
A1と音声信号A2とを生成する。テープメカ35に
は、ビデオテープを走行させるためのテープ駆動機構や
ビデオテープの走行状況を検出するための各種センサな
どとともに、ビデオテープに対して、上記HiFiプロ
セスIC34にて再生された記録用音声信号と記録用映
像信号とをビデオテープに記録再生したり、当該ビデオ
テープに記録されている音声信号や映像信号の消去など
を行う各種ヘッドが備えられている。
【0019】図3は、上記DVD内蔵ビデオデッキ10
に内蔵されているDVDプレイヤー40の概略内部構成
を示した構成図である。同図において、DVDプレイヤ
ー40は、光記録媒体であるDVDにデジタル記録され
た動画情報,音声情報をデータ・ビット・ストリームと
して読み出すCDドライブ41と、読み出されたデータ
・ビット・ストリームから圧縮変換前の動画情報と音声
情報とを復元して動画と音声を再生しビデオ信号B1お
よび音声信号B2を図示しない出力端子に供給するデコ
ーダ42と、本DVDプレイヤー40全体の動作を制御
するシスコン43と、上記デコーダ42にて再生された
動画に対してスクランブル処理を施すスクランブル回路
44と、所定のユーザ設定情報を格納するEEPROM
45とから構成されている。このシスコン43には操作
パネル12あるいはリモコン装置RCUでの操作指示を
入力する図示しないポートが配設されている。
【0020】このCDドライブ41は、フォーカスサー
ボ等に対して制御信号を送出することにより光ピックア
ップ41aを所定位置に駆動させるサーボ信号処理部4
1bと、光ピックアップ41aからの読み取り信号を増
幅して所定の制御信号を生成するRFアンプ41cと、
増幅された信号の中から記録されているデジタルデータ
を復元してデータ・ビット・ストリームに変換して出力
するCD信号処理部41dとから構成されており、シス
コン43による制御のもとでこれらが相互に作動し、D
VDに記録されたデータ・ビット・ストリームをデコー
ダ42に出力可能となっている。デコーダ42はデータ
・ビット・ストリームをビデオ成分とオーディオ成分と
に分離するとともにMPEG復調し、上記ビデオ信号B
1と音声信号B2とに復元しつつそれらを同期させて出
力する。シスコン43の内部には、演算処理の主体とな
るCPUとともに、所定の制御プログラムが記録された
ROMや、ワークエリアなどとして利用されるRAMが
備えられているとともに、外部機器を制御するための制
御回路が備えられている。
【0021】上記構成において、DVD内蔵ビデオデッ
キ10は、DVDプレイヤー40にてDVDの再生動作
を行なっている最中に、HiFiビデオデッキ30にて
ビデオテープの再生動作を行なうことが可能になってい
る。しかし、当該DVD内蔵ビデオデッキ10に接続さ
れている図示しないディスプレイでは、当然に、DVD
の再生出力、あるいは、ビデオテープの再生出力の何れ
か一方の再生出力のみを視聴可能になっているととも
に、OSD表示による設定では、何れか一方の操作が実
施可能になっている。すなわち、利用者は、操作パネル
12あるいはリモコン装置RCUに配設されている図示
しない、DVD/ビデオ切替スイッチを押し下げて、適
宜視聴したいソースがディスプレイに表示されるように
操作することになるし、何れか一方について、操作パネ
ル12やリモコン装置RCUから各種設定操作を行なう
場合に、適宜DVD/ビデオ切替スイッチを押し下げ
て、設定操作を行いたいソースがディスプレイに表示さ
れるようにする。
【0022】DVDプレイヤー40からのDVDの再生
出力を視聴している際に、HiFiビデオデッキ30か
らのビデオテープの再生出力を視聴したり、あるいは、
HiFiビデオデッキ30にて予約録画等の設定操作を
行なったりする場合がある。かかる場合、利用者はDV
D/ビデオ切替スイッチを押し下げて、ビデオテープの
再生出力に切り替える。本実施形態は、このように、D
VDの再生出力を視聴している際に、ビデオテープの再
生出力を視聴したり、あるいは、HiFiビデオデッキ
30にて予約録画等の設定操作を行なったりする場合
に、利用者が操作パネル12あるいはリモコン装置RC
UにてDVD/ビデオ切替スイッチを押し下げて、ビデ
オテープの再生出力に切り替え場合に、DVDの再生動
作を一時停止させて、再度、利用者がDVDの再生出力
を視聴するにあたって、出力が途切れないようにする技
術を開示するものである。
【0023】図4は、DVDプレイヤー40にてDVD
を再生出力中であって、当該DVDを視聴している際
に、HiFiビデオデッキ30からのビデオテープの再
生出力を視聴するためや、HiFiビデオデッキ30に
て予約録画等の設定操作を行なったりするために、DV
D/ビデオ切替ボタンにて再生出力をHiFiビデオデ
ッキ30に切り替えた場合に、DVDプレイヤー40で
の再生動作を一時停止する機能を実現可能な概略構成を
示した構成図である。同図においては、HiFiビデオ
デッキ30と、DVDプレイヤー40とは所定の通信バ
ス50にて接続されている構成を示している。
【0024】また、上述したHiFiプロセスIC34
とデコーダ42から出力されたビデオ信号A1,B1あ
るいは音声信号A2,B2は、DVDプレイヤー40と
HiFiビデオデッキ30の共用部分である外部出力部
60に供給されている。ここで、当該外部出力部60
は、アウトプットセレクター回路61と、ジャック部6
2とを備えており、アウトプットセレクター回路61に
供給されたビデオ信号A1,B1および音声信号A2,
B2について、ジャック部12に供給するソースを適宜
切り替え可能になっている。この切り替えは、操作パネ
ル12あるいはリモコン装置RCUにおけるDVD/ビ
デオ切替ボタンの押し下げ操作に基づいて行なわれ、ア
ウトプットセレクター回路61は接続するシスコン43
からこのDVD/ビデオ切替ボタンの操作を入力可能に
なっている。
【0025】ここで、同外部出力部60にはD/Aコン
バータ63が配設されている。すなわち、デコーダ42
から出力されるビデオ信号B1,音声信号B2は、デジ
タル信号にて形成されているので、このD/Aコンバー
タ63にてデジタル信号をアナログ信号に変換してアウ
トプットセレクター回路61に出力するようになってい
る。そして、このD/Aコンバータ63から出力された
アナログ信号状態のビデオ信号B1あるいは音声信号B
2は、ジャック部62に出力し、このジャック部62に
接続される図示しないディスプレイやスピーカで視聴可
能になっている。
【0026】かかる構成において、DVDプレイヤー4
0にてDVDが再生出力して視聴している際に、HiF
iビデオデッキ30でのビデオテープの再生出力を視聴
したり、HiFiビデオデッキ30側にて各種設定を行
なうために、操作パネル12あるいはリモコン装置RC
UのDVD/ビデオ切替ボタンが押し下げられたとき
に、DVDプレイヤー40での再生動作を一時停止させ
る際の概略動作を説明する。DVDプレイヤー40のシ
スコン43は、アウトプットセレクター回路61に接続
していることは上述したとおりであり、この接続によ
り、シスコン43は、アウトプットセレクター回路61
がジャック部62に出力している側を判別可能になって
いる。
【0027】これによって、DVDプレイヤー40は、
DVDを再生中の状況で、利用者がDVDを視聴してい
るか否かを判別することが可能になる。かかる状況に
て、利用者がDVD/ビデオ切替ボタンを押し下げ操作
して、HiFiビデオデッキ30側に切り替えると、上
述したように、アウトプットセレクター回路61は、こ
の操作をシスコン43を介して入力し、ジャック部62
に出力するビデオ信号および音声信号を、ビデオ信号B
1からビデオ信号A1に切り替えるとともに、音声信号
B2から音声信号B1に切り替える。そして、シスコン
43は、CDドライブ41を制御して再生動作を一時停
止させる。このようにして、DVDプレイヤー40にお
けるDVDの再生動作の一時停止制御処理が実行される
ことになる。
【0028】図5は、DVDプレイヤー40にて実行さ
れる上述した再生動作の一時停止制御処理の処理内容を
示したフローチャートである。同図において、最初に、
操作パネル12あるいはリモコン装置RCUにてDVD
/ビデオ切替ボタンの操作が行なわれたか否かを判別す
る(ステップS100)。DVD/ビデオ切替ボタンの
操作が行なわれたことを検出すると、次に、DVDの再
生動作を行なっているか否かを判別するとともに(ステ
ップS105)、現在、アウトプットセレクター回路6
1がジャック部62に出力しているビデオ信号および音
声信号がDVDプレイヤー40のものであるか、HiF
iビデオデッキ30のものであるかを判別する(ステッ
プS110)。
【0029】そして、DVDプレイヤー40にて再生さ
れているDVDのビデオ信号B1および音声信号B2が
ジャック部62に出力されていれば、利用者がDVDを
視聴中であると判断して、DVDプレイヤー40の再生
動作を一時停止する(ステップS115)。そして、ア
ウトプットセレクター回路61に、DVD/ビデオ切替
ボタンの操作に基づいて、出力切替信号を出力する(ス
テップS120)。この出力切替信号を入力したアウト
プットセレクター回路61は、ジャック部62への出力
をHiFiビデオデッキ30側からのビデオ信号A1お
よび音声信号A2に切り替える。
【0030】上述した実施形態においては、ステップS
115にて、ステップS100〜S110の判別処理が
終了した時点での再生ポイントにおいてDVDプレイヤ
ー40の再生動作を一時停止している。このとき、この
再生ポイントを所定間隔後退させてからDVDプレイヤ
ー40の再生動作を一時停止させても良い。かかる場
合、再度、DVDの再生を試みるときに、利用者は、H
iFiビデオデッキ30側に切り替えた時点での映像や
音声の記憶を反復しつつ、再生動作を再開することが可
能になる。
【0031】ここで、再度、DVDを視聴したい場合、
利用者は、DVD/ビデオ切替ボタンを操作して、DV
Dプレイヤー40側に切り替え、操作パネル12あるい
はリモコン装置RCUの再生ボタンあるいは一時停止解
除ボタンを押し下げて、一時停止しているDVDプレイ
ヤー40の再生動作を再開させて、DVDを視聴するよ
うにしても良いし、シスコン43にて再開制御処理を実
行することによって、自動的に再生動作を再開するよう
にしても良い。
【0032】図6は、上述した一時停止処理にて一時停
止されたDVDプレイヤー40でのDVDの再生動作を
自動的に再開する際に、シスコン43にて実行される再
生動作の再開制御処理の処理内容を示したフローチャー
トである。同図において、最初に、操作パネル12ある
いはリモコン装置RCUにてDVD/ビデオ切替ボタン
の操作が行なわれたか否かを判別する(ステップS20
0)。DVD/ビデオ切替ボタンの操作が行なわれたこ
とを検出すると、次に、ビデオテープの再生動作を行な
っているか否かを判別するとともに(ステップS20
5)、DVDプレイヤー40の再生動作が一時停止状態
であるか否かを判別する(ステップS210)。
【0033】そして、DVDプレイヤー40の再生動作
が一時停止状態であると判別されれば、ステップS20
0にて入力したDVD/ビデオ切替ボタンの操作に基づ
いて、アウトプットセレクター回路61に出力切替信号
を出力する(ステップS215)。そして、アウトプッ
トセレクター回路61にてビデオ信号A1,音声信号A
2からビデオ信号B1,音声信号B2への切り替えが完
了したか否かを判別し(ステップS220)、完了すれ
ば、DVDプレイヤー40の一時停止状態を解除する
(ステップS225)。これによって、利用者はDVD
の視聴を再開することが可能になる。
【0034】このように、利用者がDVDプレイヤー4
0にてDVDを再生し視聴している際に、操作パネル1
2あるいはリモコン装置RCUのDVD/ビデオ切替ボ
タンを操作して、HiFiビデオデッキ30側に切り替
えた場合、DVDプレイヤー40での再生動作を一時停
止させるため、利用者が再度DVDを視聴するときに、
出力が途切れることなく、継続して視聴することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるDVDとHiFi
ビデオデッキとの一体型に構成されたDVD内蔵ビデオ
デッキの外観斜視を示した外観斜視図である。
【図2】DVD内蔵ビデオデッキに内蔵されているHi
Fiビデオデッキの概略内部構成を示した内部構成図で
ある。
【図3】DVD内蔵ビデオデッキに内蔵されているDV
Dプレイヤーの概略内部構成を示した構成図である。
【図4】DVDプレイヤーとHiFiビデオデッキとの
接続を示した接続構成図である。
【図5】再生動作の一時停止制御処理の処理内容を示し
たフローチャートである。
【図6】再生動作の再開制御処理の処理内容を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
30…HiFiビデオデッキ 31…マイコン 32…IICバス 33…チューナ 34…HiFiプロセスIC 35…テープメカ 40…DVDプレイヤー 41…CDドライブ 42…デコーダ 43…シスコン 44…スクランブル回路 45…EEPROM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一筐体内に同時に再生出力可能な磁気
    信号再生部とデジタル信号再生部とを有するとともに、
    何れか一方の再生出力を所定の出力装置に出力する記録
    再生装置であって、 上記デジタル信号再生部にて上記出力装置に再生出力を
    行なっている際に、当該出力装置への再生出力を上記磁
    気信号再生部に切り替える切替動作を検知する切替動作
    検知手段と、 上記切替動作検知手段にて再生出力の切り替えが検知さ
    れると、デジタル信号再生部での再生動作を一時停止さ
    せる再生動作制御手段とを具備することを特徴とする記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の記録再生装置にお
    いて、 上記再生動作制御手段は、再生動作を一時停止させるに
    あたり、所定間隔により再生ポイントを後退させること
    を特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の記録再生装置において、 上記再生動作制御手段は、上記デジタル信号再生部の再
    生出力に含まれる映像信号を検出する映像信号検出手段
    を備え、再生動作を一時停止させるに際して、同映像信
    号検出手段にて映像信号が検出されない場合は、再生動
    作を停止させることを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の記録再生装置において、 上記切替動作検知手段は、上記磁気信号再生部からの上
    記出力装置への再生出力を上記デジタル信号再生部から
    の上記出力装置への再生出力に切り替える切替動作を検
    知することが可能であるとともに、上記再生動作制御手
    段は、この切替動作の検知に伴ない、一時停止を解除し
    て再生動作を再開させることを特徴とする記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の記録再生装置にお
    いて、 上記再生動作制御手段は、再生動作を再開させるに際し
    て、音声出力をミュート状態にすることを特徴とする記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 同一筐体内に同時に再生出力可能な磁気
    信号再生部とデジタル信号再生部とを有するとともに、
    何れか一方の再生出力を所定の出力装置に出力する記録
    再生方法であって、 上記デジタル信号再生部にて上記出力装置に再生出力を
    行なっている際に、当該出力装置への再生出力を上記磁
    気信号再生部に切り替える切替動作を検知する切替動作
    検知工程と、 上記切替動作検知工程にて再生出力の切り替えが検知さ
    れると、デジタル信号再生部での再生動作を一時停止さ
    せる再生動作制御工程とを具備することを特徴とする記
    録再生方法。
  7. 【請求項7】 同一筐体内に同時に再生出力可能なDV
    Dユニットとビデオユニットが一体に収容され、何れか
    一方の再生出力を接続されたテレビジョンに対して出力
    するビデオデッキであって、 上記DVDユニットにて上記テレビジョンに再生出力を
    行なっている際に、当該テレビジョンへの再生出力を上
    記ビデオユニットに切り替える切替動作を実施する操作
    パネルと、 上記操作パネルにて実施された切替動作を検知可能であ
    るとともに、この切替動作が検知された場合に、上記D
    VDユニットでの再生動作を一時停止させる制御処理が
    実行可能なマイコンとを具備することを特徴とするビデ
    オデッキ。
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