JP3407609B2 - ビデオデッキ、ビデオデッキ制御方法およびビデオデッキ制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

ビデオデッキ、ビデオデッキ制御方法およびビデオデッキ制御プログラムを記録した媒体

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JP3407609B2 JP20403897A JP20403897A JP3407609B2 JP 3407609 B2 JP3407609 B2 JP 3407609B2 JP 20403897 A JP20403897 A JP 20403897A JP 20403897 A JP20403897 A JP 20403897A JP 3407609 B2 JP3407609 B2 JP 3407609B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデッキ、ビ
デオデッキ制御方法およびビデオデッキ制御プログラム
を記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビのスポーツ中継などでは
決定的瞬間を放映した直後にリプレイとして瞬時に再放
映することがある。このようなリプレイを視聴者側で行
おうとする場合、特開昭63−20571号公報に開示
されるように二台のビデオデッキを使用し、視聴者が手
動で停止、巻き戻し、再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビデオ
デッキにおいては、手動で停止、巻き戻し、再生すると
いうように操作が煩雑であるという課題があった。本発
明は、上記課題にかんがみてなされたもので、簡易な操
作でリプレイを実現することが可能なビデオデッキ、ビ
デオデッキ制御方法およびビデオデッキ制御プログラム
を記録した媒体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、磁気テープに対する録
画、再生、巻き戻し機能を有するとともに所望の箇所に
マーキング信号を書き込み可能なVCRユニットと、こ
のVCRユニットにて入力画像を録画させるとともに所
定のリプレイ操作入力時に同録画を中断して所定時間だ
け巻き戻し、上記VCRユニットに対して上記マーキン
グ信号の書き込みを指示してから再生する一連の作業を
制御するリプレイ制御手段と、このリプレイ制御手段に
上記操作を指示するリプレイ操作入力手段とを具備する
構成としてある。
【0005】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、リプレイ制御手段がVCRユニットにて
入力画像を録画させてリプレイ操作入力を待機してお
り、リプレイ操作入力手段にてリプレイ操作を指示する
と、同リプレイ制御手段はVCRユニットに対して録画
を中断させるとともに所定時間だけの巻き戻しを指示
し、かつ、巻き戻し後に再生を指示する。すなわち、使
用者がリプレイ操作入力を行うと一連の作業が実行され
る。ここで、本ビデオデッキはVISSなどと呼ばれる
信号のマーキング機能を備えており、リプレイ操作入力
時にリプレイ制御手段はVCRユニットに対してマーキ
ング信号の書き込みを指示し、VCRユニットはマーキ
ング信号を書き込む。従って、リプレイ機能を終了させ
た後、再度、その画面を見たいと思うときにはこのよう
なマーキング機能を利用して容易に頭出しが可能とな
る。
【0006】このようなVCRユニットは、少なくとも
磁気テープに対する録画、再生、巻き戻し機能を有して
おれば足りるが、むろん、早送りを含めた各種の機能を
有するものであっても良い。その一例として、請求項2
にかかる発明は、請求項1に記載のビデオデッキにおい
て、上記VCRユニットは、チューナを有するととも
に、同チューナは上記リプレイ制御手段による録画中に
受信チャンネルを変更可能とした構成としてある。
【0007】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、VCRユニットがチューナを有してお
り、受信画像を入力画像として録画を実行する。この場
合、一般の録画の場合は誤操作防止のため受信チャンネ
ルを固定するが、リプレイ機能は現実の放映画面である
必要があるので、受信チャンネルの変更を可能としてい
る。また、他の機能としていわゆるピクチャーインピク
チャーなどと呼ばれる画面分割機能を備えるものもあ
り、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2
のいずれかに記載のビデオデッキにおいて、上記VCR
ユニットは、上記再生時に入力画像と再生画像とを画面
分割して表示する構成としてある。
【0008】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、リプレイの再生時にVCRユニットが入
力画像と再生画像とを画面分割して表示することにな
る。むろん、このような画面分割は、一方の画面の内部
に他方の画面を合わせて表示するものでもよいし、両画
面を同等に表示するものでも良い。また、画面分割の機
能はテレビ側の機能を利用するものであるなど、適宜変
形可能である。
【0009】一方、リプレイ制御手段は、上記VCRユ
ニットに対して録画、停止、巻き戻し、再生という一連
の作業を指示して制御できればよいが、むろん、これに
とどまらず、各種の変更も可能である。その一例とし
て、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載のビデオデッキにおいて、上記リプレイ制
御手段は、上記一連の作業後に再び録画を開始させる構
成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、リプレイの一連の作業後にリプレイ制御
手段が再び録画を開始させ、次のリプレイに備える。ま
た、このようにしてリプレイするか否かに関わらず録画
を実行するうえで、テープ長に応じた時間が経過すれば
テープ終端に至ってしまう。このような場合に好適な一
例として、請求項5にかかる発明は、請求項1請求項
のいずれかに記載のビデオデッキにおいて、上記リプ
レイ制御手段は、入力画像を録画中に上記磁気テープが
終端に至ったときに上記VCRユニットに対してテープ
始端まで巻き戻しを指示するとともに巻き戻し後に再び
録画を開始させる構成としてある。
【0011】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、入力画像を録画中に磁気テープが終端に
至ったときにはリプレイ制御手段がVCRユニットに対
してテープ始端まで巻き戻しを指示し、巻き戻し後に再
び録画を開始させてリプレイの操作入力を待機する。す
なわち、特に停止を指示しない限り、エンドレスで録画
を継続し、リプレイが可能となる。このようにVCRユ
ニットを制御してリプレイさせる手法は、必ずしも実体
のある装置に限定されず、その一例として、請求項6
かかる発明は、磁気テープに対する録画、再生、巻き戻
し機能を有するビデオデッキの制御方法であって、入力
画像を録画させるとともに所定のリプレイ操作入力時に
同録画を中断して所定時間だけ巻き戻してから再生させ
る構成としてある。
【0012】すなわち、必ずしも実体のある装置での作
業に限らず、その方法としても有効であることに相違は
ない。ところで、上述したようなリプレイを実現するビ
デオデッキは単独で存在する場合もあるし、その制御だ
けを独立させることもあるなど、発明の思想としては各
種の態様を含むものである。また、ハードウェアで実現
されたり、ソフトウェアで実現されるなど、適宜、変更
可能である。
【0013】発明の思想の具現化例としてリプレイを実
現するソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェ
アを記録した媒体上においても当然に存在し、利用され
るといわざるをえない。その一例として、請求項7にか
かる発明は、磁気テープに対する録画、再生、巻き戻し
機能を有するビデオデッキの制御プログラムを記録した
媒体であって、入力画像を録画させるとともに所定のリ
プレイ操作入力時に同録画を中断して所定時間だけ巻き
戻してから再生させる構成としてある。むろん、その媒
体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体で
あってもよいし、今後開発されるいかなる媒体において
も全く同様に考えることができる。また、一次複製品、
二次複製品などの複製段階については全く問う余地無く
同等である。その他、供給方法として通信回線を利用し
て行う場合でも本発明が利用されていることには変わり
ないし、半導体チップに書き込まれたようなものであっ
ても同様である。
【0014】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を媒体上に
記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形
態のものとしてあってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、簡易な構
成のまま、容易な操作によってもう一度見たいと思う映
像をリプレイすることが可能なビデオデッキを提供する
ことができる。さらに、その場でリプレイするだけでな
く後からでもリプレイ映像を容易に見つけることができ
るようになる。
【0016】また、請求項2にかかる発明によれば、自
由にチャンネル変更し、いつでもリプレイすることがで
きる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、リプレ
イ映像とリアルタイムの入力画像を同時に楽しむことが
できる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、リプ
レイしても使用者が再度リプレイ機能を指示する必要が
なくなり、より便利になる。
【0017】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
有限なテープ長を気にすることなく、ほぼ無限に録画待
機できる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、同
様に簡易な構成のまま容易にリプレイを楽しむことを可
能とさせるビデオデッキ制御方法を提供でき、請求項7
にかかる発明によれば、ビデオデッキ制御プログラムを
記録した媒体を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明のビデオデッキをク
レーム対応図により示しており、図2はより具体的なハ
ードウェア構成をブロック図により示している。
【0019】同図において、ビデオデッキ10は、チュ
ーナ11を備えており、同チューナ11によって一般の
地上波やCATV放送や衛星放送などを受信可能となっ
ている。ビデオヘッド群12はドラムヘッド12aやコ
ントロールヘッド12bなどの各種のビデオヘッドから
構成され、信号系回路13はこのビデオヘッド群12に
対する各種の信号処理を行う。例えば、ドラムヘッド1
2aにて映像の録画再生やハイファイ音声の録音再生な
どを実行するための信号処理を行い、コントロールヘッ
ド12bではコントロール信号の記録再生とともにVI
SS信号の書込読込を実行するための信号処理を行って
いる。なお、信号系回路13からの再生信号などはRF
コンバータ14に入力されており、テレビ20によって
受信可能なRF信号に変換可能となっている。
【0020】ビデオカセットは図示しないローディング
メカなどを介して所定位置に装填脱着可能となってお
り、ビデオテープを所定経路で走行させるビデオメカ部
15にはキャプスタンモータ15aやシリンダモータ1
5bやリールモータ15cなどとともにテープエンドセ
ンサ15dなどの各種のセンサが備えられ、早送りや巻
き戻し、録画、通常再生、特殊再生などを実行可能とな
っている。操作パネル16は各種の操作ボタンや表示パ
ネルなどを備えており、シスコン17は所定の制御プロ
グラムを実行することによって当該操作パネル16の操
作状況を監視して適宜各種の制御を実行している。例え
ば、チューナ11に対する選局指示であったり、ビデオ
メカ部15に対する走行指示とともに信号系回路13に
対する録画再生指示であったり、RFコンバータ14に
対する出力チャンネル指示などが該当する。
【0021】本実施形態においては、上述したような構
成において、少なくともビデオテープの録画、再生、巻
き戻しは実行可能であり、これらのハードウェア及びソ
フトウェアなどによってVCRユニットを構成してい
る。この場合、外部入力を録画するようにすればチュー
ナ11は不要であるし、映像と音声の再生信号を直に入
力するモニタなどを利用すればRFコンバータ14も不
要である。また、再生については少なくとも通常再生が
可能であれば良く、特殊再生が必須となるわけでもな
い。さらに、録画する方式も特に限定されるものではな
く、VHS方式、ベータ方式、8ミリ方式などの各種の
アナログ方式のものに採用可能であるほか、ディジタル
方式のものにおいても当然に採用可能である。また、本
実施形態においてはVISS信号の書込読込も実行可能
としているが後述するように必ずしも必要なものではな
い。
【0022】シスコン17はいわゆるタイマユニット1
7aを内蔵しており、タイマ関連の処理を実行するとと
もに外部のリモコン送信機18からのリモコン信号を受
信して操作パネル16と同様に操作指示を監視してい
る。リモコン送信機18には通常のチャンネル設定ボタ
ンや音量調整ボタンや走行指示ボタンなどとともにリプ
レイモード指示ボタン18aとリプレイボタン18bと
が備えられている。このリプレイモード指示ボタン18
aとリプレイボタン18bはリプレイモードにおいて使
用されるものであり、シスコン17は上記タイマユニッ
ト17aを介してこれらによるリプレイモードの指示を
入力すると、図3以下に示すリプレイモード制御を実行
する。
【0023】すなわち、本実施形態においては、これら
のリモコン送信機18とタイマユニット17aとによっ
てリプレイモードを指示することになり、リプレイ操作
入力手段を構成する。むろん、リプレイモードの操作を
入力するためには、これら以外にも各種の手法を採用可
能である。例えば、操作パネル16の操作ボタンであっ
てもよいし、登録された音声で指示する音声入力であっ
ても良いし、専用リモコンなどであっても構わない。
【0024】シスコン17が実行するリプレイモード制
御を図3に示している。ステップS100にて上記リプ
レイモード指示ボタン18aによる指示があるか否かを
判断し、指示がなければリプレイモード制御を開始する
ことなく終了する。一方、指示があった場合にはステッ
プS110にて録画を開始する。通常、録画中はチュー
ナ11の受信チャンネルを変更不可能とするが、このリ
プレイモード制御では受信チャンネルの変更を許容して
おり、操作パネル16あるいはリモコン送信機18から
のチャンネル操作によって受信チャンネルを変更可能と
なっている。
【0025】リプレイモード中は録画を実行しており、
ステップS115ではリプレイボタン18bが操作され
たか否かを判断する。リプレイボタン18bが押された
場合は、先ず、ステップS120にて録画を停止し、ス
テップS125にて30秒間分の巻き戻しを行い、ステ
ップS130にてVISS信号を書き込み、そして、ス
テップS135にて巻き戻した分だけの再生を行う。録
画中はチューナ11で受信したテレビ放送信号を信号系
回路13を介してビデオヘッド群12に出力していると
ともに、当該信号系回路13を介してテレビ放送信号は
RFコンバータ14に入力され、RF信号に変換されて
テレビ20に出力されている。しかし、このようにして
リプレイボタン18bが操作されると30秒前までビデ
オテープを巻き戻した後、再生を実行することになり、
テレビ20での受信画像はそれまでのテレビ放送からビ
デオ再生へと変化する。これにより、簡易に30秒前の
画像をリプレイで鑑賞することができる。
【0026】ところで、本実施形態の信号系回路13は
図4(a)〜(c)に示すような画面分割機能を有して
おり、テレビ放送画面とビデオ再生画面とを分割画面で
同時に再生可能となっている。そして、リプレイの場合
にはこの分割画面を利用してリアルタイムのテレビ放送
を表示しながらリプレイのビデオ再生を同時に表示す
る。むろん、分割態様は、各種のものを利用でき、図4
(b)に示すような対等な分割であっても良いし、図4
(c)に示すような親子画面であっても構わない。な
お、このような画面分割機能はビデオデッキ10の側に
備えておらず、テレビ20の側で備えている場合もある
ので、そのような場合にはテレビ20に対してテレビ放
送とビデオ再生の信号とを送出しておき、テレビ20の
側の操作で切り換えるようにしても良い。
【0027】リプレイの30秒の再生が終了すると、ス
テップS140にて再生を終了するとともに録画を再開
する。この場合のリプレイ時間である30秒は適宜変更
可能としてもよく、好みによって1分としたり、15秒
としたりするなどしてもよい。一方、リプレイの有無に
関わらず、ステップS145ではビデオメカ部15にお
けるテープエンドセンサ15dの検出状況を入力し、テ
ープ終端であるか否かを判断する。テープ終端でなけれ
ば何も処理しないが、テープエンドセンサ15dがテー
プ終端を検出している場合には、ステップS150にて
録画を停止するとともに、ステップS155にてテープ
の始端まで巻き戻し、ステップS160にて録画を再開
する。
【0028】そして、最後のステップS170ではリプ
レイモード指示ボタン18aが操作されているか否かを
検出し、操作されていない場合はステップS115以下
の制御を繰り返すし、操作されていればリプレイモード
終了と判断して当該リプレイモード制御を終了する。す
なわち、リプレイモード指示ボタン18aは一つのボタ
ンで開始と終了とを指示するようになっている。本実施
形態においては、このような制御を実行するシスコン1
7などがリプレイ制御手段を構成しているが、むろん制
御内容についてはこの例に限定されるものではなく、各
種の変更が可能である。例えば、上述したようなリプレ
イ時間の変更や画面分割の選択、VISSの書き込みな
ども適宜取捨選択可能である。また、ビデオテープに対
する書き込み可否の判断を行ったり、ビデオテープの所
定範囲の長さだけを使って繰り返し録画するようにして
も構わない。
【0029】次に上記構成からなる本実施形態の動作を
図5に示すタイミングチャートを参照しながら説明す
る。なお、リプレイモードを利用する前提として、ユー
ザはテレビ20においてビデオデッキ10からのRF信
号を受信してテレビ鑑賞するものとする。時刻T1にて
ユーザがリモコン送信機18のリプレイモード指示ボタ
ン18aを操作したとすると、シスコン17はステップ
S100にてタイマユニット17aを介して同操作を検
出し、録画を開始する。録画中であってもユーザは自由
に受信チャンネルを変更することもでき、シスコン17
はリプレイモード制御と並行して実施している通常の制
御によってチャンネル変更操作を検出し、チューナ11
に対して受信チャンネルの変更を指示する。
【0030】ユーザはテレビ鑑賞中、時刻T2において
その直前の画面をもう一度見たいと思ったら、すぐにリ
プレイボタン18bを押す。すると、シスコン17はリ
プレイモード制御の中のステップS115にて同リプレ
イ操作を検出するため、30秒分の巻き戻しが行われ、
時刻T3にて巻き戻しが完了したら続いて再生を開始す
る。このとき、シスコン17からの制御によって信号系
回路13は分割画面でテレビ放送とビデオ再生とを同時
に鑑賞できるようにしている。そして、30秒経過した
時刻T4から再び録画を開始する。
【0031】一方、このようにしてビデオテープには録
画が行われていくため、時刻T5となるとテープエンド
センサ15dがテープ終端を検出する。すると、シスコ
ンはステップS145にてテープ終端と判断し、ビデオ
メカ部15などに録画を停止して巻き戻しを指示する。
そして、時刻T6にて巻き戻しが完了すると、再び録画
を開始する。また、ユーザがテレビ鑑賞を終了したいと
思ったり、リプレイは必要でないと判断して時刻T7に
てリプレイモード指示ボタン18aを操作すると、シス
コン17はステップS170にて同操作を判断し、ステ
ップS175にて録画を終了させる。
【0032】なお、上述したようにステップS130で
はリプレイしたい画面に巻き戻した時点でVISS信号
を書き込んでいるため、リプレイモードを終了してから
再び見てみたいと思えばVISSの頭出しを使って再生
すればよい。このように、ビデオデッキ10はシスコン
17による制御のもとでチューナ11にて受信されたテ
レビ放送を信号系回路13やビデオヘッド群12やビデ
オメカ部15などによって録画可能であるとともに巻き
戻しや再生が可能となっており、リモコン送信機18の
リプレイモード指示ボタン18aによってリプレイモー
ドが指示されると、シスコン17はテレビ放送を録画さ
せ、リプレイボタン18bが操作されたときには録画停
止して30秒間の巻き戻しを行った後、再生を開始する
ため、ユーザはワンタッチでリプレイを楽しめるし、テ
ープの終端に至った場合にもシスコン17がテープ始端
まで巻き戻して録画を再開させるため、何ら煩わしい操
作などは不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオデッキのクレーム対応図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態にかかるビデオデッキのブ
ロック図である
【図3】本発明のビデオデッキのリプレイ操作を示すフ
ローチャートである。
【図4】リプレイ動作中の表示画面を説明する図であ
る。
【図5】入力操作とビデオデッキの作動の様子を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
10…ビデオデッキ 11…チューナ 12…ビデオヘッド群 13…信号系回路 14…RFコンバータ 15…ビデオメカ部 16…操作パネル 17…シスコン 17a…タイマユニット 18…リモコン送信機 18a…リプレイモード指示ボタン 18b…リプレイボタン

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに対する録画、再生、巻き戻
    し機能を有するとともに所望の箇所にマーキング信号を
    書き込み可能なVCRユニットと、 このVCRユニットにて入力画像を録画させるとともに
    所定のリプレイ操作入力時に同録画を中断して所定時間
    だけ巻き戻し、上記VCRユニットに対して上記マーキ
    ング信号の書き込みを指示してから再生する一連の作業
    を制御するリプレイ制御手段と、 このリプレイ制御手段に上記操作を指示するリプレイ操
    作入力手段とを具備することを特徴とするビデオデッ
    キ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のビデオデッキにお
    いて、 上記VCRユニットは、チューナを有するとともに、同
    チューナは上記リプレイ制御手段による録画中に受信チ
    ャンネルを変更可能としたことを特徴とするビデオデッ
    キ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のビデオデッキにおいて、 上記VCRユニットは、上記再生時に入力画像と再生画
    像とを画面分割して表示することを特徴とするビデオデ
    ッキ。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のビデオデッキにおいて、 上記リプレイ制御手段は、上記一連の作業後に再び録画
    を開始させることを特徴とするビデオデッキ。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のビデオデッキにおいて、 上記リプレイ制御手段は、入力画像を録画中に上記磁気
    テープが終端に至ったときに上記VCRユニットに対し
    てテープ始端まで巻き戻しを指示するとともに巻き戻し
    後に再び録画を開始させることを特徴とするビデオデッ
    キ。
  6. 【請求項6】 磁気テープに対する録画、再生、巻き戻
    し機能を有するとともに所望の箇所にマーキング信号を
    書き込み可能なビデオデッキの制御方法であって、 入力画像を録画させるとともに所定のリプレイ操作入力
    時に同録画を中断して所定時間だけ巻き戻し、上記マー
    キング信号の書き込みを指示してからてから再生させる
    ことを特徴とするビデオデッキ制御方法。
  7. 【請求項7】 磁気テープに対する録画、再生、巻き戻
    し機能を有するとともに所望の箇所にマーキング信号を
    書き込み可能なビデオデッキの制御プログラムを記録し
    た媒体であって、 入力画像を録画させるとともに所定のリプレイ操作入力
    時に同録画を中断して所定時間だけ巻き戻し、上記マー
    キング信号の書き込みを指示してからてから再生させる
    ことを特徴とするビデオデッキ制御プログラムを記録し
    た媒体。
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