JP4651160B2 - 車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載し、映像記録メディアに記録された映像を表示画面で再生するための車載用映像再生装置に関する技術の改良に関するもので、特に、意図しない動作を防止することにより使い勝手を改善したものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル技術の進展に伴い、DVD(デジタルビデオディスク)などに記録された映画などの映像を再生する映像再生装置が知られ、これを小型化して車載用とした車載用映像再生装置も普及しつつある。このような車載用映像再生装置は、映像表示用に液晶表示パネルなどの表示画面を備えているが、表示画面を備えた電子機器のユーザインタフェースとしては、一覧などのメニューから操作を選択するメニュー形式が一般的である。
【0003】
例えば、DVDビデオディスクには、タイトル・メニュー、ルート・メニュー、オーディオ・メニュー、サブピクチャ・メニュー、アングル・メニュー、PTT(Part of Title)・メニューと呼ばれるコンテンツの収録が可能であり、例えば映画を記録したディスクの場合、ユーザはメニュー操作によって再生するシーンを選択したり、音声/字幕を切り換えたりすることができる。このメニューの呼び出し・操作を行うためには、メニューキーやタイトルキーなどと呼ばれる所定のキーを用いる。
【0004】
このようなメニュー画面については、ディスク内にメニュー用画像データを記録しておき、メニュー操作されるとそのデータを再生することによって実現されるが、そのメニュー画面の具体的内容はソフト毎にまちまちであり、例えば動画を用いたものも有れば静止画を用いたものも知られている。一例として、メニューキーを押すなどのメニュー換作を行うと、モニタ画面においてDVDからの動画映像を背景画とし、その動画上に操作メニューやその選択肢などの画像がオーバラップ表示されるものがある。
【0005】
このとき、メニュー上では現在選択されている操作内容などの選択肢が反転表示等によりアクティブ表示となり、ジョグキーなどの操作スイッチで所望の選択肢が選択されている状態にし、エンター(入力)等の操作で確定すると、その時点でアクティブ表示となっている選択肢の内容が実行される。
【0006】
ところで、テレビ受信やナビゲーションなどで映像表示画面を共用するタイプの車載用映像機器では、安全性を考慮し、車両が走行状態か停車状態かを検出する手段を設け、走行状態を検出した場合には動画の表示を停止し、映像を固定の静止画でマスクしたり、再生されている映像を静止画として表示する仕組みが用いられる。これと同様に、上記のようなメニューを用いるDVDビデオやビデオCD等の車載用映像再生装置においても、走行時に動画表示を停止する仕組みが用いられる。この場合、映像に対するマスクを例えば固定の静止画で行う場合は、表示画面上は画面がマスクされるが、実際の動作としてはディスクに収録されている映像/音声データの再生が継続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術では、意図しない動作が発生しやすく使い勝手が悪いという問題点があった。すなわち、上記のような従来技術において、停止状態のときにメニューキーやタイトルキーが押されてメニュー再生状態となっている間に車両が走行状態に移行した場合、表示画面の見た目上はメニューに固定静止画によるマスクがかかり選択肢の表示は見えなくなる。
【0008】
しかし、実際の内部機能としてはメニュー再生状態(メニューモードとも呼ぶ)であり、スイッチ操作に応じて選択肢を切り換える処理は継続されるので、例えばジョグキーを繰作するとシーンの選択や音声の切り換えなどの操作内容に関する選択肢が切り換わり、エンターにより実行される内容が変化する。この場合、選択肢が切り換わったことは表示画面上ではユーザには見えないため、誤ったキー入力が行われる可能性が高く、エンターしても再生状況が変わるなど意図しない動作が発生する場合があった。
【0009】
また、メニュー再生状態では映像と音声の再生は一時停止の状態(ポーズ)となるので、走行が検出されたときに静止画のマスクを一律に表示する従来技術では、無音のメニュー表示状態で走行状態が検出されるとその後の走行中も音声の再生が停止したままとなり、車室内が無音のままになるという問題もあった。
【0010】
次に、上記のような従来技術の具体例を示す。ここで、図3は車載用DVDビデオ再生装置の従来例を示す機能ブロック図である。また、図4はこの従来例における処理手順を示すフローチャートであり、具体的には、制御部106に設けられている中央処理回路の動作手順を示す。
【0011】
この例では、操作部107からのキー入力をチェックして(ステップ401)入力が無い場合には、現在再生中の映像/音声をもとに、次に必要なセクターなどのデータを選択して(ステップ402)DVD−ROMドライブ100からそのデータを読み出し、デコード機構101に送って再生(デコード)を行い(ステップ406)、デコードされた映像/音声はそれぞれ表示部102及び音声出力部103から出力される。
【0012】
一方、キー入力がある場合(ステップ401)、早送り/早戻し/音声切り替え/字幕切り替えなどの各キー(操作)に対応して、次の再生に必要な次チャプターや副音声などのデータを選択して(ステップ404)DVD−ROMドライブ100からそのデータを読み出し、デコード機構101に送って再生(デコード)を行う(ステップ406)。なお、キー入力がメニューキーの場合は(ステップ403)、メニュー再生のためのデータが選択される(ステップ405)。
【0013】
そして、車両の走行状態/停止状態の別を状態検出回路104にて常時検出し、走行状態を検出した場合は(ステップ407)、現在再生中の映像/音声に対して映像マスク部108で動画を隠す処理を行い(ステップ408)、表示部102にて固定静止画として表示する(ステップ409)。この場合、音声については、デコード機構101で再生が継続され、それによって得られた音声が音声出力部103で出力される。その後、停止状態が検出された場合には、静止画によるマスクは中止され、デコード機構101で再生された映像をそのまま表示部102に表示する。
【0014】
このような従来例では、走行状態を検出して映像をマスクするか否かのみの制御であるため、メニューが表示されている場合に走行状態が検出されると映像がマスクされ、メニュー操作のキーの受け付けと処理は行うが、その内容は表示されない状態となっていた。このため、ユーザが意図しない再生状態の変化が発生する可能性があった。また、メニューが表示されているときはポーズによる無音状態となるが、そのときに走行状態が検出されると、映像がマスクされるだけでなくその後停車するまで無音状態が継続する問題があった。
【0015】
なお、メニュー表示ボタンがオンの場合でも走行中はディスク再生となる例は知られているが(特開平9−161389)、これは走行中も「そのまま映像を見る」(段落0009)ことが前提であり、上記のような従来技術の問題点を解決するものではなかった。
【0016】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、意図しない動作を防止することにより使い勝手の優れた車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することである。また、本発明の他の目的は、無音状態を防止することにより快適に使用できる車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の車載用映像再生装置は、記録メディアに記録された映像を表示する表示手段と、音声を再生する音声出力手段とその車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記表示画面をマスクする手段と、前記表示手段に操作のための情報が表示されるメニューモードにおいてメニューが再生中であるかを検出するメニュー検出手段と、前記メニューモードを解除するメニュー解除手段と、前記映像及び音声の再生状態から前記メニューモードへの切り換えを検出する切り換え検出手段と、を備えたことを特徴とする車載用映像再生装置において、次の構成を備えたことを特徴とする。
(1) 前記切り換え検出手段により前記メニューモードへの切り換えが検出された際にその時点での映像及び音声の再生位置を記憶する位置記憶手段。
(2) 前記メニュー解除手段によりメニューモードが解除されたときに、前記位置記憶手段に記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を開始する再生再開手段を備える。
(3) 前記走行状態検出手段により車両が走行状態であり、かつ、前記メニュー検出手段により前記メニューが再生中であることが検出されなかった場合は、記録メディアからの映像と音声を前記表示手段と音声出力手段に出力すると共に、前記マスクする手段により表示画面に出力される映像をマスクする。
(4) 前記走行状態検出手段により車両が走行状態であり、かつ、前記メニュー検出手段により前記メニューが再生中であることが検出された場合は、前記メニュー解除手段によりメニューモードを解除してメニューの再生を停止すると共に、前記再生再開手段により前記位置記憶手段に記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を再開し、前記マスクする手段により表示画面に出力される映像をマスクする。
また、前記のような車載用映像再生方法及び車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体も本発明の一態様である。
【0018】
本発明によれば、メニューモードで走行状態を検出した場合には、映像をマスクするだけでなくメニューモードを解除するので、ユーザの誤操作により予期せぬ動作が発生することが防止され、運転の安全性も一層向上する。さらに、メニューモードへの切り換え時に直前の再生位置を記憶しておき、メニュー表示中に車が走り出したときは、メニューモードを解除するだけでなく、切り換え前の再生位置から再生が再開されるので、車室内の無音状態が防止され快適に使用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態のうち情報処理に関する部分は、ASICやDSPといった各種ICの他、コンピュータをソフトウェアで制御することで実現される。この場合のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に活用することで本発明の作用効果を実現するもので、また、従来技術との共通部分には従来技術も適用される。
【0020】
〔1.構成〕
本実施形態は、車両に搭載し、映像記録メディアであるDVDに記録された映像を表示画面で再生するための車載用DVDビデオ再生装置(本装置と呼ぶ)及びその上で実行される車載用映像再生方法であり、車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体として把握することもできる。そして、本装置は、図1の機能ブロック図に示すように、DVD−ROMドライブ10と、デコード機構11と、映像マスク部18と、表示部12と、音声出力部13と、制御部16と、操作部17と、を備えている。
【0021】
また、制御部16は、状態検出回路14と、中央処理回路15と、を備え、中央処理回路15は、図示しない組み込みソフトウェアの作用により、さらに、メニュー検出部1と、メニュー解除部2と、切り換え検出部3と、位置記憶部4と、再生再開部5と、の役割を果たすように構成されている。
【0022】
このうち、DVD−ROMドライブ10は、DVDビデオディスクのデータの読み出しを行う部分であり、スピンドルモータや光学ピックアップなどを備えている。また、デコード機構11は、DVD−ROMドライブ10がDVDから読み出した映像/音声などのデータをデコードするデコード機構であり、MPEG処理用ICやソフトウェアなどを備えている。
【0023】
また、表示部12は、デコード機構11によってデコードされた映像を出力する部分であり、バックライト付液晶表示パネルなどによって実現される。また、音声出力部103は、デコード機構11によってデコードされた音声を出力する部分であり、カーオーディオ用車載スピーカなどを用いることができる。また、操作部17は、ユーザが再生操作などの指示や情報を入力する部分であり、ジョグダイヤル・ジョイスティック・ジョイパッド・押しボタンなどから適宜選択して構成される。
【0024】
また、制御部16は本装置の全体を制御する部分であり、状態検出回路14は、車速パルスや、パーキングブレーキの状態を示すパーキング情報などに基づいて、車が走行状態か停止状態かを検出する走行状態検出手段である。ここで、映像マスク部18は、映像のマスキングを行う部分であり、具体的には、状態検出回路14により車が走行状態であることが検出されたときに、表示部12に表示される表示画面を静止画などでマスクする手段であり、例えば中央処理回路15からデコード機構11経由で送られる信号などによって制御される。また、中央処理回路15は、操作部17からの入力や、状態検出回路14によって検出される走行/停止状態に応じて再生内容を制御する部分であり、マイクロプロセッサなどを備えている。
【0025】
また、メニュー検出部1は、前記表示画面に操作のための情報が表示されるメニューモードであることを検出するメニュー検出手段である。また、メニュー解除部2は、状態検出回路14により車両が走行状態であることが検出された際に、前記メニューモードを解除するメニュー解除手段である。
【0026】
また、切り換え検出部3は、映像の再生状態から前記メニューモードへの切り換えを検出する切り換え検出手段であり、位置記憶部4は、切り換え検出部3によりメニューモードへの切り換えが検出された際に、その時点での再生位置を記憶する位置記憶手段である。また、再生再開部5は、メニュー解除部2によりメニューモードが解除されたときに、位置記憶部4に記憶されている再生位置からDVDの再生を再開する手段である。
【0027】
〔2.作用〕
上記のように構成された本実施形態は、次のように作用する。ここで、図2は、本実施形態における処理手順を示すフローチャートである。この手順では、まず、状態検出回路14により、車両が走行状態か停止状態かを判断し(ステップ201)、停止状態の場合は、基本的には従来技術と同様に、必要なデータを(ステップ203)DVD−ROMドライブ10から読み出して、デコード機構11に送って再生させ(ステップ208)、表示部12と音声出力部13に映像/音声を出力する(ステップ216)。このとき、映像マスク部18については、映像をマスクしないように制御が行われる。
【0028】
また、停止状態でキー入力があり(ステップ202)、メニューキーが入力されるとメニューモードへ切り換えられるが(ステップ204)、この入力又は切り換えを切り換え検出部3が検出し、位置記憶部4が、現在再生中のデータ読み出し位置に関する情報をセーブした上で(ステップ206)、メニューの再生が行われる(ステップ207)。
【0029】
一方、ステップ201において走行状態が検出された場合、メニュー検出部1がメニュー再生中かどうかを判断し(ステップ211)、メニューの再生中でなければ、停止状態と同様に次の再生に必要なデータを順次(ステップ212)、DVD−ROMドライブ10から読み出し、デコード機構11で再生した後(ステップ214)、映像に対して映像マスク部18でマスキングを行い(ステップ215)、表示部12と音声出力部13に映像/音声を出力する(ステップ216)。
【0030】
また、走行状態が検出されたときに(ステップ201)、メニュー再生中の場合(ステップ211)、メニュー解除部2がメニュー再生を解除すると共に、再生再開部5は、メニュー再生に切り換えられる時にセーブされた情報を復帰させることにより、メニュー再生前の再生状態の続きをDVD−ROMドライブ10から読み出し、再生させる(ステップ213)。この場合、メニュー再生前のシーンは再生されるが、映像マスク部18にて静止画などでマスクされたうえで(ステップ215)表示部12に表示され(ステップ216)、車内では音声が音声出力部13から出力される。
【0031】
以上のような処理が行なわれる結果、次のような従来との相違が生じる。まず、状態検出回路14にて走行状態を検出した場合、メニュー再生状態は解除(キャンセル)されるので、キーの入力は受け付けられなくなる。このため、メニュー再生時に車が発車しても、誤操作により意図しない動作が発生することがない。
【0032】
また、上記のようにメニュー再生がキャンセルされる場合、メニュー再生に切り換えられる直前のシーンから通常再生を行った上で、映像はマスクされるので、安全に音声だけを楽しみながら快適なドライブを続けることができる。また、この前提として、メニューキーが入力されメニュー再生に切り換わるときは、直前のシーンの位置がセーブされる(ステップ206)。
【0033】
〔3.効果〕
以上説明したように、本実施形態では、状態検出回路14、メニュー検出部1及びメニュー解除部2などの作用により、メニューモードで走行状態を検出した場合には、映像をマスクするだけでなくメニューモードを解除するので、ユーザの誤操作により予期せぬ動作が発生することが防止され、運転の安全性も一層向上する。
【0034】
特に、本実施形態では、切り換え検出部3、位置記憶部4及び再生再開部5などの作用により、メニューモードへの切り換え時に直前の再生位置を記憶しておき、メニュー表示中に車が走り出したときは、メニューモードを解除するだけでなく、切り換え前の再生位置から再生が再開されるので、車室内の無音状態が防止され快適に使用することができる。
【0035】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、メニュー再生中に走行状態が検出された場合、メニュー再生を解除するだけでもよく、メニューへの切り換え直前の再生位置から再生再開することは必須ではない。また、本発明の適用対象は、DVDビデオには限定されず、ビデオCDやDVDオーディオなど他のメディアに提供することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、意図しない動作を防止することにより使い勝手の優れた車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。
【図3】従来の車載用映像再生装置の構成例を示す機能ブロック図。
【図4】従来の車載用映像再生装置の構成例における処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…メニュー検出部
2…メニュー解除部
3…切り換え検出部
4…位置記憶部
5…再生再開部
10…DVD−ROMドライブ
11…デコード機構
12…表示部
13…音声出力部
14…状態検出回路
15…中央処理回路
16…制御部
17…操作部
Claims (3)
- 記録メディアに記録された映像を表示する表示手段と、音声を再生する音声出力手段と
その車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
前記表示画面をマスクする手段と、
前記表示手段に操作のための情報が表示されるメニューモードにおいてメニューが再生中であるかを検出するメニュー検出手段と、
前記メニューモードを解除するメニュー解除手段と、
前記映像及び音声の再生状態から前記メニューモードへの切り換えを検出する切り換え検出手段と、
を備えたことを特徴とする車載用映像再生装置において、
前記切り換え検出手段により前記メニューモードへの切り換えが検出された際にその時点での映像及び音声の再生位置を記憶する位置記憶手段と、
前記メニュー解除手段によりメニューモードが解除されたときに、前記位置記憶手段に記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を開始する再生再開手段を備え、
前記走行状態検出手段により車両が走行状態であり、かつ、前記メニュー検出手段により前記メニューが再生中であることが検出されなかった場合は、記録メディアからの映像と音声を前記表示手段と音声出力手段に出力すると共に、前記マスクする手段により表示画面に出力される映像をマスクし、
前記走行状態検出手段により車両が走行状態であり、かつ、前記メニュー検出手段により前記メニューが再生中であることが検出された場合は、前記メニュー解除手段によりメニューモードを解除してメニューの再生を停止すると共に、前記再生再開手段により前記位置記憶手段に記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を再開し、前記マスクする手段により表示画面に出力される映像をマスクするものであることを特徴とする車載用映像再生装置。 - 記録メディアに記録された映像を表示手段に表示する表示ステップと、音声を音声出力手段により再生する音声出力ステップと
その車両の走行状態を検出する走行状態検出ステップと、
前記表示画面をマスクするステップと、
前記表示画面に操作のための情報が表示されるメニューモードにおいてメニューが再生中であるかを検出するメニュー検出ステップと、
前記メニューモードを解除するメニュー解除ステップと、
前記映像及び音声の再生状態から前記メニューモードへの切り換えを検出する切り換え検出ステップと、
を備えたことを特徴とする車載用映像再生方法において、
前記切り換え検出ステップにおいて前記メニューモードへの切り換えが検出された際にその時点での映像及び音声の再生位置を記憶する位置記憶ステップと、
前記メニュー解除ステップにおいてメニューモードが解除されたときに、前記位置記憶ステップに記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を開始する再生再開ステップを備え、
前記走行状態検出ステップにおいて車両が走行状態であり、かつ、前記メニュー検出ステップにおいて前記メニューが再生中であることが検出されなかった場合は、記録メディアからの映像と音声を前記表示画面と音声出力手段に出力すると共に、前記表示画面に出力される映像をマスクし、
前記走行状態検出ステップにおいて車両が走行状態であり、かつ、前記メニュー検出ステップにおいて前記メニューが再生中であることが検出された場合は、前記メニューモードを解除してメニューの再生を停止すると共に、前記位置記憶ステップに記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を再開し、前記表示画面に出力される映像をマスクするものであることを特徴とする車載用映像再生方法。 - コンピュータを用いて、車両において、映像記録メディアに記録された映像を表示画面で再生するための車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体において、
そのソフトウェアは前記コンピュータに、
記録メディアに記録された映像を表示手段に表示すると共に、音声を音声出力手段により再生させ、
その車両の走行状態を検出させ、
前記表示画面をマスクさせ、
前記表示画面に操作のための情報が表示されるメニューモードにおいてメニューが再生中であるかを検出させ、
前記メニューモードを解除させ、
前記映像及び音声の再生状態から前記メニューモードへの切り換えを検出させ、
前記前記メニューモードへの切り換えが検出された際にその時点での映像及び音声の再生位置を記憶させ、
メニューモードが解除されたときに、前記位置記憶ステップに記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を開始させ、
前記車両が走行状態であり、かつ、前記メニューが再生中であることが検出されなかった場合は、記録メディアからの映像と音声を前記表示画面と音声出力手段に出力させると共に、前記表示画面に出力される映像をマスクさせ、
前記車両が走行状態であり、かつ、前記メニューが再生中であることが検出された場合は、前記メニューモードを解除してメニューの再生を停止させると共に、前記記憶されている再生位置から映像及び音声の再生を再開し、前記表示画面に出力される映像をマスクさせることを特徴とする車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体。
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