JP2005071419A - Dvd再生装置およびディスク再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広告タイトルの再生終了後に本編タイトルの再生に移行する手順が記録されているディスクの場合にも、直ちに本編タイトルの再生を開始する。
【解決手段】本編再生手順により示されるビデオタイトルを本編再生手順により示される順序に従って再生する再生制御手段20を備えた構成において、DVD7に記録された複数のビデオタイトルのうちから再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを検出する最長タイトル検出手段21を備え、再生制御手段20は、本編タイトルを優先して再生する指示である本編優先指示が入力されたときには、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも、最長タイトルの再生を最初に行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のビデオタイトルが記録されるとともに本編再生となるときに再生するビデオタイトルと再生の順序とを示す本編再生手順が記述されたディスクの本編再生を行うときには、本編再生手順により示されるビデオタイトルを本編再生手順により示される順序に従って再生するDVD再生装置およびディスク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDにおいては、複数のビデオタイトルが記録されている場合、再生するビデオタイトルの順序を指定することができるようになっている。また、ディスクがローディングされた後においては、そのときどきの動作状態に応じて、受け付けを行う操作の種類と、受け付けを行うことなく無視する操作の種類とを記述することができるようになっている。このため、広告タイトルと本編タイトルとが記録され、本編再生時では、広告タイトルの再生の後に本編タイトルの再生を行うように指定するディスクがローディングされた場合、DVD再生装置は、ユーザによって本編再生の指示が入力されたときには、ディスクに記述された指定に従って、先ず広告タイトルの再生を行う。そして、広告タイトルの再生が終了した後に本編タイトルの再生を行うようになっている。また、所定のキー操作を行ってタイトルサーチを選択した場合、画面には、ディスクに記録されている全てのビデオタイトルの先頭の画像等がサムネイル表示されるようになっている。そして、サムネイル画像が表示された状態において、サムネイル画像の1つを選択すると、選択されたサムネイル画像に対応するビデオタイトルから再生が開始されるようになっている(第1の従来技術とする)。
【0003】
また、光ディスクをローディングして再生するとき、光ディスクに設定されているオープニング画面やメニュー画面を表示することなく、本編の映像音声情報を直ちに再生することを可能にする技術が本願出願人により提案されている(第2の従来技術とする)。すなわち、この技術においては、セットアップメニューの設定において、『いきなり再生』という再生方法を選択することができるようになっている。そして、この『いきなり再生』を選択した場合では、光ディスクがローディングされた後に再生キーを操作すると、光ディスクに設定されているオープニング画面やメニュー画面を表示することなく、最初のビデオタイトルに含まれる最初のチャプタから再生を開始するようになっている。従って、『いきなり再生』を選択したときには、所望する本編の映像音声情報を、オープニング画面やメニュー画面の表示が終了するまで待つことなく、直ちに再生させることができるので、所望する本編の映像音声情報が再生されるまで、いらいらしながら待つという煩わしさが解消されることになる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また以下に示す技術が提案されている(第3の従来技術とする)。すなわち、この技術においては、チューナによって受信された映像信号を、CM識別子の有無に応じて、コマーシャルメッセージの映像信号(CM映像信号)と番組本編の映像信号(本編映像信号)とに区別して記録媒体に記録している。そして、記録した映像信号を再生するときには、以下に示す方法でもって再生を行うようになっている。すなわち、記録した映像信号の単位において、この単位に含まれる全てのCM映像信号の再生が終了したときには、本編映像信号の再生を許可するが、全てのCM映像信号の再生が終了しないうちは、本編映像信号の再生を許可しないようになっている。このため、CM映像信号と本編映像信号とを含む放送を記録して再生するときにも、CM映像信号をユーザに必ず見て貰うことができるようになっている。また、CM映像信号の再生を行ったことを示すフラグは、以後では、保存されるようになっている。このため、一度、CM映像信号の全ての再生を行うと、2回目以後の再生時では、CM映像信号を再生することなく、本編映像信号の再生のみを行わせることができるようになっている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−87748号公報
【特許文献2】
特開2002−314912号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら第1の従来技術を用いた場合には、以下に示す問題を生じていた。すなわち、再生しようとしてローディングしたDVDが、広告タイトルと本編タイトルとが記録され、本編再生を行うときには、広告タイトルの再生の後に本編タイトルの再生を行うように指定するディスクである場合、本編タイトルの再生を指示したときにも、広告の再生が終了しないうちは、本編タイトルの再生が開始されない。このような事態は、このDVDを1回目に再生するときでは、再生される広告に新鮮さがあるため、広告の再生は煩わしくはない。しかし、同じDVDを再びローディングして再生するときでは、広告の新鮮さがないので、広告の再生が煩わしく感じられる。このようなときでは、広告タイトルの再生を早送りすると煩わしさを軽減することができるが、広告再生時の早送り操作が禁止となっているディスクの場合では、回避の方法がない。このため、煩わしいと感じながら、広告の再生が終って本編タイトルの再生が開始されるのを待たなければならない。
【0007】
また、タイトルサーチの画面を表示した状態において、サムネイル画像から、再生させたいビデオタイトルを選択する場合にあっても、付録映像の数が多くて、ビデオタイトルの総数が多くなるようなときでは、どのサムネイル画像が本編タイトルを示しているのか分からなくなって、タイトルサーチ画面を表示させるときにも、本編タイトルから再生を開始させることが難しくなっている。
【0008】
第2の従来技術は、上記した第1の従来技術を解消する技術となっているが、例えば、DVDに記録された複数のビデオタイトルの記録順序が、広告タイトル、広告タイトル、本編タイトルとなっているような場合では、『いきなり再生』を選択して再生を開始した場合であっても、本編タイトルを最初に再生させることができず、広告タイトルの再生が終了して、本編タイトルの再生が開始されるのを待たなければならなかった。
【0009】
第3の従来技術は、CM識別子を有するCM映像信号とCM識別子の無い本編映像信号とからなる放送を受信して記録した後、再生を行うときの技術となっている。このため、広告タイトルの再生が終了した後になって本編タイトルが再生されるように、再生の手順が記述されたDVDを再生するときに、広告タイトルの再生が終了して本編タイトルが再生されるのを待つという煩わしさを解消しようとする観点から見るときには、適用することが困難な技術となっている。
【0010】
本発明は上記課題を解決するため創案されたものであって、その目的は、広告タイトルの再生が終了して後、本編タイトルの再生に移行する手順が記録されているDVDの場合にも、直ちに本編タイトルの再生を開始させることのでき、且つ、広告タイトルの再生を少なくとも1回は行わせることのでき、且つ、本編タイトルを最初に再生させる指示を入力したにもかかわらず、本編タイトルが再生されないことをユーザに納得させることのでき、且つ、本編タイトルを最初に再生させるための操作を簡単化することのでき、且つ、広告タイトルが再生される可能性を高めることのできるDVD再生装置を提供することにある。
【0011】
また本発明の目的は、本編タイトルを優先して再生する指示である本編優先指示が入力されたときには、再生時間が最も長いビデオタイトルの再生を最初に行うことにより、広告タイトルの再生が終了して後、本編タイトルの再生に移行する手順が記録されているディスクの場合にも、直ちに本編タイトルの再生を開始させることのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0012】
また上記目的に加え、広告タイトルの再生を少なくとも1回は行わせることのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0013】
また上記目的に加え、本編タイトルを最初に再生させる指示を入力したにもかかわらず、本編タイトルが再生されないことをユーザに納得させることのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0014】
また上記目的に加え、本編タイトルを最初に再生させるための操作を簡単化することのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0015】
また上記目的に加え、リモートコントローラのキースイッチの増加を招くことなく、本編タイトルを最初に再生させる操作を入力することのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係るDVD再生装置は、複数のビデオタイトルが記録されるとともに本編再生となるときに再生するビデオタイトルと再生の順序とを示す本編再生手順が記述されたDVDの本編再生を行うときには、本編再生手順により示されるビデオタイトルを本編再生手順により示される順序に従って再生する再生制御手段を備えたDVD再生装置に適用している。そして、リモートコントローラに設けられた本編サーチキーと、DVDに記録された複数のビデオタイトルのうちから再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを検出する最長タイトル検出手段とを備えている。そして、再生制御手段は、本編再生手順において最長タイトルより先に再生することを指示されたビデオタイトルを広告タイトルとみなすとともに、広告タイトルの再生を開始したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、且つ、本編サーチキーが操作されたときには、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも最長タイトルの再生を最初に行うとともに本編タイトルの再生を終了すると広告タイトルの再生に移行し、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されていない場合には、禁止された操作であることを示す表示を行うようになっている。
【0017】
すなわち、ディスクに記録された複数のビデオタイトルのうち、再生時間が最も長い最長タイトルは本編タイトルである。従って、本編サーチキーを操作するのみで、最初に本編タイトルが再生される。また、広告タイトルを少なくとも1回は再生して、ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶させない限りは、本編タイトルは最初に再生されない。また、本編タイトルを最初に再生しないときには、本編優先指示の入力が禁止された操作となっていることが知らされる。また、本編タイトルの再生が終了しても停止に移行しないときでは、広告タイトルが再生される。
【0018】
また本発明に係るディスク再生装置は、複数のビデオタイトルが記録されるとともに本編再生となるときに再生するビデオタイトルと再生の順序とを示す本編再生手順が記述されたディスクの本編再生を行うときには、本編再生手順により示されるビデオタイトルを本編再生手順により示される順序に従って再生する再生制御手段を備えたディスク再生装置に適用している。そして、ディスクに記録された複数のビデオタイトルのうちから再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを検出する最長タイトル検出手段を備え、再生制御手段は、本編タイトルを優先して再生する指示である本編優先指示が入力されたときには、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも、最長タイトルの再生を最初に行うようになっている。
【0019】
すなわち、ディスクに記録された複数のビデオタイトルのうち、再生時間が最も長い最長タイトルは本編タイトルである。従って、本編優先指示を入力するときでは、最初に本編タイトルが再生される。
【0020】
また上記構成に加え、再生制御手段は、本編再生手順において最長タイトルより先に再生することを指示されたビデオタイトルを広告タイトルとみなすとともに、広告タイトルの再生を開始したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、且つ、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には最長タイトルの再生を開始する。すなわち、広告タイトルを少なくとも1回は再生して、ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶させない限りは、本編タイトルは最初に再生されない。
【0021】
また上記構成に加え、再生制御手段は、本編再生手順において最長タイトルより先に再生することを指示されたビデオタイトルを広告タイトルとみなすとともに、広告タイトルの再生を完了したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、且つ、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には最長タイトルの再生を開始する。すなわち、広告タイトルを少なくとも1回は再生して、ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶させない限りは、本編タイトルは最初に再生されない。
【0022】
また上記構成に加え、再生制御手段は、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されていない場合には、禁止された操作であることを示す表示を行う。すなわち、本編優先指示の入力が禁止された操作となっていることが知らされる。
【0023】
また上記構成に加え、リモートコントローラに設けられた本編サーチキーを備え、再生制御手段は、本編サーチキーが操作されたときには本編優先指示が入力されたとみなすようになっている。すなわち、本編サーチキーを操作するのみで、本編タイトルを最初に再生させることができる。
【0024】
また上記構成に加え、サーチキーの操作によって呼び出されるモードであり、タイトルサーチモードやチャプタサーチモード等を含むサーチモードの1つのモードとして本編サーチモードが設けられ、再生制御手段は、本編サーチモードに移行したことを示す画面が表示された状態において所定のキー操作が行われたときには本編優先指示が入力されたとみなすようになっている。すなわち、サーチキーは既に設けられたキースイッチとなっている。従って、本編サーチモードに移行したことを示す画面が表示された状態において操作する所定のキーを、既に設けられたキースイッチとする場合では、キースイッチを追加して設ける必要がない。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るディスク再生装置の第1の実施形態の電気的構成を示すブロック線図であり、具体的にはDVD再生装置を示している。
【0026】
図において、ピックアップ9は、CLVとなるように、スピンドルモータ8によって回転駆動されるDVD(ディスク)7からデータを読み取る。そして、読み取ったデータを示す信号を信号処理部2に出力する。サーボ制御部1は、信号処理部2から出力されるトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号とに基づいて、ピックアップ9のトラッキングとフォーカシングとのサーボ制御を行う。また、信号処理部2から出力されるクロックに基づいて、スピンドルモータ8の回転速度を制御する。
【0027】
信号処理部2は、ピックアップ9より出力される信号から、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号とを生成してサーボ制御部1に出力する。また、同期検出部11を用いて、ピックアップ9より出力される信号からクロックを生成してサーボ制御部1に出力する。また、生成したクロックを用いてデジタルデータを取り出す。そして後、復調部12を用いて、同期検出部11により取り出されたデータを、符号化前のデータに復調する。次いで、エラー訂正部13を用いて、復調されたデータのエラー訂正を行った後、デコーダ部3に出力する。
【0028】
デコーダ部3は、信号処理部2から出力されるデータのうち、映像信号を示すデータについては、映像信号デコーダ15を用いて伸長した後、アナログの映像信号に変換してテレビ受像機31に出力する。また、信号処理部2から出力されるデータのうち、音声信号を示すデータについては、音声信号デコーダ16を用いて伸長した後、アナログの音声信号に変換してテレビ受像機31に出力する。また、オンスクリーンディスプレイ部17を用いて、必要となる情報を表示するための文字等を示す信号を映像信号に重畳する。また、信号処理部2から出力されるデータから各種の管理情報(後に詳述する)を取り出してマイクロコンピュータ4に出力する。
【0029】
入力部5は、装置本体の前面パネルに設けられた複数のキースイッチ(図示を省略)や、リモートコントローラ6から送信される赤外線信号を受光する受光ユニット(図示を省略)等を備えており、ユーザからの指示が入力される。そして、入力されたユーザからの指示をマイクロコンピュータ4に送出する。リモートコントローラ6には、数字キーや各種の指示のためのキースイッチが設けられている。また、図2に示したように、カーソルの移動等のための4つの方向キー63、選択項目が決定されたことを入力するための決定キー64、複数のサーチモード(後に詳述する)のうち、どのサーチモードを使用するのかを選択するためのサーチキー61、および、本編サーチキー(このキースイッチの用途については後述する)62を備えている。
【0030】
マイクロコンピュータ4は、DVD再生装置としての主要動作を制御するためのブロックとなっており、信号処理部2の動作、および、デコーダ部3の動作を制御する。このため、機能の一部として、再生制御手段20、最長タイトル検出手段21を構成する。また、不揮発性メモリにより構成されるメモリエリアの一部を用いて再生済情報エリア22を形成している。
【0031】
ここで、DVD7に記録されたデータについて、図4を参照しつつ説明すると、DVD7には、複数のビデオタイトル72〜77が記録されるとともに、管理情報71が記録されている。そして、管理情報71のうちには、ディスクをその他のディスクから識別するためのディスク識別子、記録されたビデオタイトルの総数を示すタイトル数、ビデオタイトル72〜77のそれぞれの再生時間、および、メニュー画面の表示時において本編再生が選択されたとき、等に、複数のビデオタイトル72〜77をどのような順序で再生するのかを示す本編再生手順、等の情報が含まれている。
【0032】
なお、以下における説明では、本編再生手順により示される再生の順序は、広告タイトル72、広告タイトル73、本編タイトル74、付録映像タイトル75、付録映像タイトル76、付録映像タイトル77の順になっているとする。
【0033】
図1を参照した説明に戻ると、最長タイトル検出手段21は、管理情報71に記録されたビデオタイトル72〜77の再生時間に基づき、DVD7に記録された複数のビデオタイトル72〜77のうち、再生時間が最も長いビデオタイトル(以下では、最長タイトルと称する)を検出する(このときでは、本編タイトル74が最長タイトルとして検出される)。
【0034】
再生制御手段20は、メニュー画面が表示された状態において本編再生が選択された時、等のように、本編再生となったときには、複数のビデオタイトル72〜77を、本編再生手順により示された順序で再生するための制御を行う。一方、リモートコントローラ6を用いて入力されたユーザの指示が、本編タイトル74を優先して再生する本編優先指示である場合、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも、最長タイトルの再生を最初に行う。
【0035】
なお、本編優先指示が入力されたとき、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも、最長タイトルの再生を最初に行うのは、広告タイトル72,73が少なくとも1回は再生されていることが判明している場合となっている。そして、広告タイトル72,73が少なくとも1回は再生されていることが判明しない場合、本編優先指示の入力は、禁止された操作であることを示す表示を行う(後に詳述する)。また、第1の実施形態では、再生制御手段20は、本編サーチキー62が操作されると、本編優先指示が入力されたと判定するようになっている。
【0036】
また、再生制御手段20は、本編再生手順において、最長タイトル(本編タイトル74)より先に再生することを指示されたビデオタイトル72,73を広告タイトルとみなす。そして、広告タイトル72,73の再生を開始したとき(例えば、本編再生手順に従ってビデオタイトルの再生を開始したとき、等)では、DVD7を識別するディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶することによって、このときローディングされているDVD7の広告タイトルが、1回は再生されたことを装置内部に記憶する。
【0037】
また、再生制御手段20は、本編優先指示が入力されたとき、DVD7のディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されている場合には、広告タイトル72,73が、少なくとも1回は再生されているとして、最長タイトルである本編タイトル74の再生を開始する。しかし、DVD7のディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されていないときには、広告タイトル72,73の再生が1回も行われていないことから、広告タイトル72,73を飛び越して本編タイトル74を再生する制御は行わない。
【0038】
すなわち、再生制御手段20は、本編優先指示が入力されたときには、本編タイトル74を最初に再生するように制御を行うが、この制御は、常に行われるようになっている制御ではなく、広告タイトル72,73が1回は再生されていることが確認された場合の動作となっている。そして、広告タイトル72,73が少なくとも1回は再生されたことが確認されなかった場合には、本編優先指示の入力を、禁止された操作の入力として取り扱うようになっている。つまり、広告タイトル72,73については、少なくとも1回は再生されることを保証するようになっている。
【0039】
再生済情報エリア22は、図3に示したように、DVDを識別するためのディスク識別子を記憶するエリアが複数個(本実施形態では100個)設けられたメモリエリアとなっている。そして、広告タイトルが記録されているDVD7に関して、本編再生手順に従ってDVD7を再生した場合、DVD7の広告タイトルが再生されたとして、DVD7のディスク識別子が記憶される。
【0040】
なお、再生済情報エリア22におけるディスク識別子の記憶の方法は、記憶のための空きエリアが無くなった場合、記憶された時刻が最も古いディスク識別子を消去して得られた空きエリアに、新しいディスク識別子を記憶するようにしている。このため、記憶する必要のあるディスク識別子の数が少ないほど、古い時刻に記憶されたディスク識別子も消去されることなく、保存されることになる。このため、広告タイトルが記録されていないDVD7については、本編再生手順に従った再生を行う場合にも、ディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶しないようになっている。これは、広告タイトルが記録されていない場合には、広告タイトルが少なくとも1回は再生されることを保証する必要がないので、ディスク識別子を記憶する必要がないからである。
【0041】
図5は、本編優先指示が入力されたときの実施形態の主要動作を示すフローチャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
【0042】
DVD7をトレイ(図示を省略)に載置して、ローディングすると(ステップS1)、再生制御手段20は、DVD7から管理情報71を読み取る。すなわち、DVD7のディスク識別子、記録されたビデオタイトルの数、ビデオタイトルのそれぞれの再生時間、およひ、本編再生手順を読み取る(ステップS2,S3)。そして、ビデオタイトルのそれぞれの再生時間から、再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを、本編タイトルとして検出する(ステップS4)。
【0043】
上記状態において、本編サーチキー62が操作されると、再生制御手段20は、取得したディスク識別子が、再生済情報エリア22に記憶されているかどうかを調べる(ステップS5,S6)。そして、取得したディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されている場合には、広告タイトル72、73は、以前において少なくとも1回は再生されたことがあるため、広告タイトル72、73を飛び越した再生を行っても良いとして、最長タイトル(本編タイトル74)の再生を開始する(ステップS7,S9)。そして後、再生制御手段20は、本編タイトル74の再生が終了すると、広告タイトル72、73の再生を開始する(ステップS10)。このため、広告タイトル72、73が再生される可能性が高くなっている。
【0044】
一方、本編サーチキー62が操作されたことから、取得したディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されているかどうかを調べたとき、取得したディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されていなかった場合、再生制御手段20は、DVD7の広告タイトル72、73が、まだ1回も再生されておらず、広告タイトル72、73を飛び越して本編タイトル74を再生することは禁止されているとみなす。このため、再生制御手段20は、本編サーチキー62の操作は、禁止された操作であることを示すため、禁止マークをテレビ受像機31の画面に表示する制御を行う(ステップS7,S8)。
【0045】
以上が本編サーチキー62が操作された場合の動作であるが、DVD7がローディングされた後(ステップS1〜S4)、ステップS5において、本編サーチキー62とは異なるキースイッチが操作された場合、動作は、ステップS5からステップS11に移行して、操作されたキースイッチに対応する動作が実行される。
【0046】
図6は、ステップS11により示された『その他の処理』を示すフローチャートとなっている。必要に応じて同図を参照しつつ、本編サーチキー62とは異なるキースイッチが操作された場合の動作について説明する。
【0047】
操作されたキースイッチが、例えば、メニュー表示キーであり、次いで、本編再生を指示するキー操作が入力された場合、動作は、ステップS21からステップS22に移行する。このため、広告タイトル(本編再生手順において本編タイトルより先に再生することが指示されたビデオタイトル)があるかどうかが調べられる。そして、広告タイトル72、73がある場合、再生制御手段20は、広告タイトル72から再生を開始する(ステップS23)。また、再生制御手段20は、広告タイトル72の再生を開始した時点で、取得したディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されているかどうかを調べ、記憶されていない場合には、取得したディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶する(ステップS24〜S26)。そして後、再生制御手段20は、本編再生手順に従ったビデオタイトルの再生を継続する(ステップS27)。従って、以後では、広告タイトル72の再生が継続され、次いで、広告タイトル73が再生される。そして、広告タイトル73の再生が終了したときには、本編タイトル74の再生が開始される。
【0048】
なお、取得したディスク識別子が、既に再生済情報エリア22に記憶されていた場合では、動作は、ステップS25からステップS27に移行し、本編再生手順に従ったビデオタイトルの再生が継続される。すなわち、広告タイトル72の再生が継続され、次いで、広告タイトル73が再生される。そして、広告タイトル73の再生が終了したときには、本編タイトル74の再生が開始される。
【0049】
また、なお、DVD7が、広告タイトルが記録されていないディスクである場合、動作は、ステップS22からステップS28に移行するので、再生制御手段20は、本編再生手順に従ったビデオタイトルの再生を行うように制御する。また、ステップS21の判定において、本編再生の指示でないことが判明したときには、入力された指示に対応する動作が実行される(ステップS29)。
【0050】
以上で第1の実施形態についての説明を終了し、以下に、第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、電気的構成として示す場合には、図1に示す構成と同一となる。そして、第1の実施形態との構成における差異は、再生制御手段20の構成とリモートコントローラ6の構成のみとなっている。このため、第2の実施形態の構成については、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。
【0051】
第2の実施形態においては、リモートコントローラ6のキースイッチの増加を抑制し、従来技術におけるリモートコントローラとの併用を可能にするため、リモートコントローラ6に設けられていた本編サーチキー62が省略されている。このため、本編優先指示の入力方法については、以下に示す方法が採用されている。
【0052】
すなわち、サーチキー61によって呼び出されるモードには、5つのモードが用意されている。そのうちの4つのモードは、第1の実施形態においても用意されていたモードであり、複数のビデオタイトル72〜77のうちから、再生させるビデオタイトルの指示を可能にするタイトルサーチモード、複数のチャプタのうちから、再生させるチャプタの指示を可能にするチャプタサーチモード、時間によって再生位置を指示するタイムサーチモード、ビデオタイトルに予め付与した目印であるマーカを用いて、再生位置を指示するマーカサーチモードの4つのとなっている。そして、残る1つのモードは、本編優先指示を入力するための本編サーチモードとなっている。
【0053】
すなわち、サーチキー61を操作すると、操作する毎に、サーチモードが、タイトルサーチモード、チャプタサーチモード、タイムサーチモード、マーカサーチモード、本編サーチモードと移行する(この後には、再びタイトルサーチモードに移行する)。そして、本編サーチモードとなったときには、図7に示したように、テレビ受像機31の画面に、本編タイトル74が直ちに再生されることを示すメッセージが表示される。また、エリア311には、本編タイトル74の最初の画像が縮小表示される。そして、この画面が表示されている状態において決定キー64を操作すると、本編優先指示が入力されたとみなされる。なお、本編優先指示が入力された場合の動作は、第1の実施形態と同一であるので、詳細な説明を省略する。
【0054】
一方、ディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶する場合の動作について説明すると、第1の実施形態では、広告タイトル72の再生を開始した時点で、広告タイトル72、73が再生されたものとみなして、ディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶していたが、本実施形態では、広告タイトル72、73の再生が完了した時点(本編タイトル74の再生が開始された時点もよい)で、ディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶するようになっている。
【0055】
すなわち、図8のフローチャート(図6に示すステップと同じ動作となるステップには、図6における符号と同一符号を付与している)に示したように、第2の実施形態においては、ステップS31,S32によって、広告タイトル72、73を最後まで再生する。そして後、動作がステップS24に移行し、ローディングされているDVD7のディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶されているかどうかを調べるようになっている。そして、記憶されていない場合には、ローディングされているDVD7のディスク識別子を再生済情報エリア22に記憶する(ステップS24〜S26)。そして後、本編タイトル74の再生を行う(ステップS33)。
【0056】
ここで、第1の実施形態におけるディスク識別子の記憶方法を用いた場合の問題を説明する。いま、DVD7においては、本編再生手順を含む管理情報71によって、広告タイトル72、73の再生中では早送りや停止が禁止され、広告タイトル72、73の再生を確実なものとするように設定されているとする。しかし、このようなときであっても、トレイオープンの指示を入力する、電源キーを操作して電源オフにする、等の方法を用いるときには、広告タイトル72、73の再生を途中で中断することができる。
【0057】
そして、上記した方法により広告タイトル72、73の再生を中断したときでも、第1の実施形態では、広告タイトル72、73が再生されたものとして、ディスク識別子が再生済情報エリア22に記憶される。従って、広告タイトル72、73が一度も再生されなくなると恐れがある。しかし、第2の実施形態を用いる場合(図8に示した記憶方法を用いる場合)では、上記した不都合は解消され、広告タイトル72、73が、少なくとも1回は再生されることが確実に保証される。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、本編サーチキーを操作するのみで、最初に本編タイトルが再生されるようになっている。また、広告タイトルを少なくとも1回は再生して、ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶させない限りは、本編タイトルは最初に再生されない。また、本編タイトルを最初に再生しないときには、本編優先指示の入力が禁止された操作となっていることが知らされる。また、本編タイトルの再生が終了しても停止に移行しないときでは、広告タイトルが再生される。このため、広告タイトルの再生が終了して後、本編タイトルの再生に移行する手順が記録されているDVDの場合にも、直ちに本編タイトルの再生を開始させることができ、且つ、広告タイトルの再生を少なくとも1回は行わせることができ、且つ、本編タイトルを最初に再生させる指示を入力したにもかかわらず、本編タイトルが再生されないことをユーザに納得させることができ、且つ、本編タイトルを最初に再生させるための操作を簡単化することができ、且つ、広告タイトルが再生される可能性を高めることができる。
【0059】
また本発明に係るディスク再生装置は、ディスクに記録された複数のビデオタイトルのうちから再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを検出するとともに、本編タイトルを優先して再生する指示である本編優先指示が入力されたときには、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも、最長タイトルの再生を最初に行うようになっている。このため、広告タイトルの再生が終了して後、本編タイトルの再生に移行する手順が記録されているディスクの場合にも、直ちに本編タイトルの再生を開始させることができる。また、タイトルサーチモードが設けられていて、記録された複数のビデオタイトルから任意のビデオタイトルの再生を開始させることができる場合において、ビデオタイトル数が多いため、どのビデオタイトルが本編タイトルとなっているのかが分からないときであっても、間違いなく、最初に本編タイトルの再生を開始させることができる、という効果も併せて得られる。且つ、広告タイトルを再生しないので、トータルの再生時間が少なくなって、バッテリ駆動の場合には、バッテリの消費電力を少なくすることもできる。
【0060】
また、さらに、広告タイトルの再生を開始したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には最長タイトルの再生を開始する。従って、広告タイトルを少なくとも1回は再生して、ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶させない限りは、本編タイトルは最初に再生されないので、広告タイトルの再生を、少なくとも1回は行わせることができる。
【0061】
また、さらに、広告タイトルの再生を完了したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、且つ、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には最長タイトルの再生を開始する。従って、広告タイトルを少なくとも1回は再生して、ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶させない限りは、本編タイトルは最初に再生されないので、広告タイトルの最後までの再生を、少なくとも1回は行わせることができる。
【0062】
また、さらに、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されていない場合には、禁止された操作であることを示す表示を行う。従って、本編優先指示の入力が禁止された操作となっていることが知らされるので、本編タイトルを最初に再生させる指示を入力したにもかかわらず、本編タイトルが再生されないことをユーザに納得させることができる。
【0063】
また、さらに、リモートコントローラに設けられた本編サーチキーを備え、再生制御手段は、本編サーチキーが操作されたときには本編優先指示が入力されたとみなすようになっている。従って、本編サーチキーを操作するのみで、本編タイトルを最初に再生させることができるので、本編タイトルを最初に再生させるための操作を簡単化することができる。
【0064】
また、さらに、サーチキーの操作によって呼び出されるサーチモードの1つのモードとして本編サーチモードが設けられ、本編サーチモードに移行したことを示す画面が表示された状態において所定のキー操作が行われたときには本編優先指示が入力されたとみなすようになっている。すなわち、サーチキーは既に設けられたキースイッチとなっている。従って、本編サーチモードに移行したことを示す画面が表示された状態において操作する所定のキーを、既に設けられたキースイッチとする場合では、キースイッチを追加して設ける必要がない。このため、リモートコントローラのキースイッチの増加を招くことなく、本編タイトルを最初に再生させる操作を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク再生装置の実施形態の電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】リモートコントローラに設けられたキースイッチを示す説明図である。
【図3】再生済情報エリアを示す説明図である。
【図4】DVDに記録された管理情報とビデオタイトルとを示す説明図である。
【図5】本編優先指示が入力されたときの実施形態の主要動作を示すフローチャートである。
【図6】ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶するときの第1の実施形態の主要動作を示すフローチャートである。
【図7】本編サーチモードとなったときに表示される画面を示す説明図である。
【図8】ディスク識別子を再生済情報エリアに記憶するときの第2の実施形態の主要動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
6 リモートコントローラ
7 DVD(ディスク)
20 再生制御手段
21 最長タイトル検出手段
22 再生済情報エリア
61 サーチキー
62 本編サーチキー
72,73 広告タイトル
74 本編タイトル

Claims (7)

  1. 複数のビデオタイトルが記録されるとともに本編再生となるときに再生するビデオタイトルと再生の順序とを示す本編再生手順が記述されたDVDの本編再生を行うときには、本編再生手順により示されるビデオタイトルを本編再生手順により示される順序に従って再生する再生制御手段を備えたDVD再生装置において、
    リモートコントローラに設けられた本編サーチキーと、
    DVDに記録された複数のビデオタイトルのうちから再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを検出する最長タイトル検出手段とを備え、
    再生制御手段は、
    本編再生手順において最長タイトルより先に再生することを指示されたビデオタイトルを広告タイトルとみなすとともに、広告タイトルの再生を開始したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、
    且つ、本編サーチキーが操作されたときには、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも最長タイトルの再生を最初に行うとともに本編タイトルの再生を終了すると広告タイトルの再生に移行し、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されていない場合には、禁止された操作であることを示す表示を行うことを特徴とするDVD再生装置。
  2. 複数のビデオタイトルが記録されるとともに本編再生となるときに再生するビデオタイトルと再生の順序とを示す本編再生手順が記述されたディスクの本編再生を行うときには、本編再生手順により示されるビデオタイトルを本編再生手順により示される順序に従って再生する再生制御手段を備えたディスク再生装置において、
    ディスクに記録された複数のビデオタイトルのうちから再生時間が最も長いビデオタイトルである最長タイトルを検出する最長タイトル検出手段を備え、
    再生制御手段は、本編タイトルを優先して再生する指示である本編優先指示が入力されたときには、本編再生手順において最初に再生することが示されているビデオタイトルが最長タイトルとはなっていないときにも、最長タイトルの再生を最初に行うことを特徴とするディスク再生装置。
  3. 再生制御手段は、
    本編再生手順において最長タイトルより先に再生することを指示されたビデオタイトルを広告タイトルとみなすとともに、広告タイトルの再生を開始したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、
    且つ、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には最長タイトルの再生を開始することを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
  4. 再生制御手段は、
    本編再生手順において最長タイトルより先に再生することを指示されたビデオタイトルを広告タイトルとみなすとともに、広告タイトルの再生を完了したときにはディスクを識別するディスク識別子を再生済情報エリアに記憶し、
    且つ、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されている場合には最長タイトルの再生を開始することを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
  5. 再生制御手段は、本編優先指示が入力されたとき、ローディングされているディスクのディスク識別子が再生済情報エリアに記憶されていない場合には、禁止された操作であることを示す表示を行うことを特徴とする請求項3または請求項4記載のディスク再生装置。
  6. リモートコントローラに設けられた本編サーチキーを備え、
    再生制御手段は、本編サーチキーが操作されたときには本編優先指示が入力されたとみなすことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかに記載のディスク再生装置。
  7. サーチキーの操作によって呼び出されるモードであり、タイトルサーチモードやチャプタサーチモード等を含むサーチモードの1つのモードとして本編サーチモードが設けられ、
    再生制御手段は、本編サーチモードに移行したことを示す画面が表示された状態において所定のキー操作が行われたときには本編優先指示が入力されたとみなすことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかに記載のディスク再生装置。
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