JP2006294164A - ディスク記録装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 第1記録部に記録されたコンテンツを、複数のディスク記録媒体に連続して記録する場合に、あるディスク記録媒体の最後に記録されたデータを、次位のディスク記録媒体の最初にも再度記録する。
【解決手段】 システム制御回路110は、ハードディスク装置140のコンテンツのデータを連続して読出して、複数のDVD172に順次に記録する場合に、複数DVD172のうちのあるDVD172にコンテンツの一部データを記録した結果、当該DVD172において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知すると、次位のDVD172において、FULL状態となった先のDVD172の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いて当該コンテンツの残りデータをハードディスク装置140から連続して読出して記録する。
【選択図】 図1
【解決手段】 システム制御回路110は、ハードディスク装置140のコンテンツのデータを連続して読出して、複数のDVD172に順次に記録する場合に、複数DVD172のうちのあるDVD172にコンテンツの一部データを記録した結果、当該DVD172において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知すると、次位のDVD172において、FULL状態となった先のDVD172の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いて当該コンテンツの残りデータをハードディスク装置140から連続して読出して記録する。
【選択図】 図1
Description
この発明はディスク記録装置および方法に関し、特に、一方のディスク記録媒体の情報を他のディスク記録媒体に記録するディスク記録装置および方法に関する。
近年、HDD(Hard disk drive)を内蔵した録画装置が提供されている。HDDは大容量であるので、HDDに多量の番組などを録画しておき、後日HDDに記録されたシリーズの番組データを、分割しながら、分割後の各番組データを複数のDVD(digital versatile disc)に記録(保存)するという、いわゆる分割ダビングが行なわれていた。
分割ダビングにおいて、1シリーズの番組データが、複数枚のDVDわたって記録される場合、1枚目のDVDから2枚目のDVDに記録する時点で、番組データが分割されてしまう。そのため、ユーザお気に入りのシーンが、1枚目のDVDの最後の記録データと、2枚目のDVDの先頭の記録データとに2分されることがある。したがって再生する場合には、1枚目のDVDを再生した場合にはお気に入りシーンの途中で不意に映像表示が終了し、2枚目のDVDの再生を開始した場合にはお気に入りシーンの途中から映像が表示開始されることになり、ユーザの当該番組データに対する興味が減退する要因ともなり得る。
そこで、このような分割ダビング時の不都合を解消する対策が望まれていた。つまり、上述のようなお気に入りの場面を十分に楽しむことができるように、1枚目のDVDの最後に再生されていた映像を2枚目のDVDの先頭部分でも再度、再生する機能の提供が望まれていた。
このような分割ダビングに関する技術が、たとえば特許文献1に提案されている。特許文献1ではHDDに記録されたコンテンツを、当該コンテンツのデータ量がDVDのデータ記録可能容量を超える場合でも、当該コンテンツをHDDから複数のDVDに分割しながら記録するための手順が示されている。
特開2004−005855号公報
特許文献1には、HDDのコンテンツ(映像)データを、異なるDVD間で重複または欠落することなく、連続して複数枚のDVDに記録する手順が示されてはいるが、上述した要望を満たすための構成は何ら提案されていない。
したがって、HDDに記録されたコンテンツを、複数のDVDに連続して記録する場合に、あるDVDの最後に記録されたデータを、次位のDVDの最初にも再度記録する機能を有するディスク記録装置の提供が求められる。しかしながら、このようなダビングにおいては限られたサイズの記録領域に多量のデータを効率的に記録するというのが一般的な目的ゆえに、メーカなどが、あるDVDの最後に記録されたデータを、次位のDVDの最初にも再度記録する機能を提供するとの動機付けがされるのは困難であった。
それゆえに、この発明の目的は、第1記録部に記録されたコンテンツを、第2記録部の複数のディスク記録媒体に連続して記録する場合に、あるディスク記録媒体の最後に記録されたデータを、次位のディスク記録媒体の最初にも再度記録するディスク記録装置および方法を提供することである。
この発明のある局面に従うディスク記録装置は、コンテンツが格納される第1記録部と、複数のディスク記録媒体を有する第2記録部と、第1記録部のコンテンツの任意位置のデータから連続して読出して、第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録するための制御手段と、制御手段により、複数のディスク記録媒体のうちのあるディスク記録媒体にコンテンツの一部データを記録した結果、当該あるディスク記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知する検知手段とを備える。
制御手段は、検知手段によるFULL状態の検知に応じて、次位のディスク記録媒体において、あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いてコンテンツの残りデータを第1記録部から連続して読出して記録する再記録手段を含む。
したがって、制御手段により第1記録部に記録されたコンテンツを、第2記録部の複数のディスク記録媒体に連続して記録する場合に、検知手段により、あるディスク記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知すると、当該ディスク記録媒体の最後に記録されたデータは、再記録手段により次位のディスク記録媒体の最初にも再度記録される。
それゆえに、先に記録したあるディスク記録媒体のデータを再生し、続いて次位のディスク記録媒体を再生開始すると、先のディスク記録媒体の最後に再生された所定量データと同一のデータを、次位のディスク記録媒体のデータ再生時に最初に再度再生することができる。その結果、ユーザがお気に入りのシーンデータが先のディスク記録媒体と次位のディスク記録媒体にまたがって記録されるとしても、先のディスク記録媒体の最後に再生されたお気に入りシーンを、次位のディスク記録媒体の最初の再生シーンとして再度楽しむことができて、ユーザのコンテンツに対する興味低下を防止できる。
好ましくは、所定量データは、外部からの入力データに基づき決定される。
好ましくは、所定量データを次位のディスク記録媒体に再度記録するか否かは、外部からの指示に基づき決定される。
好ましくは、再記録手段は、あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを第1記録部から再度読出して、次位のディスク記録媒体に最初に記録する。
好ましくは、コンテンツの第1記録部における記録開始位置と、記録終了位置と、記録開始位置から記録終了位置にわたって周期的に記録されたタイムスタンプが指示する当該コンテンツの全記録期間の長さデータとを含む管理情報を格納する管理情報記録部をさらに備える。そして、再記録手段は、検知手段によりFULL状態が検知された際に第1記録部から読出されたタイムスタンプ、および管理情報の記録開始位置、記録終了位置ならびに全記録期間の長さデータに基づき、FULL状態が検知されたときの第1記録部からのデータの読出位置を算出する読出位置算出手段を有する。入力データに対応の記録期間の長さ、読出位置算出手段により算出された読出位置、および管理情報の全記録期間の長さ、記録開始位置ならびに記録終了位置に基づき、次位のディスク記録媒体において、所定量データを最初に再度記録し続いてコンテンツの残りデータを記録するための、第1記録部におけるデータ読出開始位置を特定する。
好ましくは、第1記録部のコンテンツの任意位置のデータは、コンテンツの再生中に再生が中断された時点で読出されたデータ、または、コンテンツの先頭データである。したがって、コンテンツの先頭データからでも、また途中データからでも、複数ディスク記録媒体に分割しながら記録することができる。
好ましくは、第1記録部はハードディスク装置である。
この発明の他の局面に従うディスク記録方法は、コンテンツが格納される第1記録部と、複数のディスク記録媒体を有する第2記録部と、第1記録部のコンテンツの任意位置のデータから連続して読出して、第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録するための制御手段とを備えるディスク記録装置におけるディスク記録方法であって、制御手段により、複数のディスク記録媒体のうちのあるディスク記録媒体にコンテンツの一部データを記録した結果、当該ある記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知する検知ステップと、検知ステップによるFULL状態の検知に応じて、制御手段により、次位のディスク記録媒体において、あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いてコンテンツの残りデータを第1記録部から連続して読出して記録する再記録ステップとを含む。
本発明によれば、第1記録部のコンテンツを分割しながら、第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録する場合には、先に記録したあるディスク記録媒体のデータを再生し、続いて次位のディスク記録媒体を再生開始すると、先のディスク記録媒体の最後に再生された所定量データと同一のデータを、次位のディスク記録媒体のデータ再生時に最初に再度再生することができる。その結果、ユーザがお気に入りのシーンデータが先のディスク記録媒体と次位のディスク記録媒体にまたがって記録されるとしても、先のディスク記録媒体の最後に再生されたお気に入りシーンを、次位のディスク記録媒体の最初の再生シーンとして再度楽しむことができて、ユーザのコンテンツに対する興味低下を防止できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係るディスク記録再生装置100の構成が示される。ディスク記録再生装置100は、外部にリモコン(リモートコントローラの略)120、TV(Television)放送信号を受信するためのアンテナ190、スピーカ401および表示部402が接続される。
ディスク記録再生装置100は、当該装置を集中的に管理および制御するためのマイクロコンピュータなどからなるシステム制御回路110、システム制御回路110から与えられた映像および音声データ(MPEG(motion picture experts group)に従ってコード化された映像および音声データ)をデコードして出力するMPEGデコーダ154、MPEGデコーダ154から与えられた映像データと、OSD(on screen display)画像生成回路114から与えられたOSDのための画像データとを合成して出力する合成回路158、合成回路158から与えられた映像および音声データをアナログの映像および音声信号に変換して出力するD/A(digital/analog)変換部160、D/A変換部160から与えられた映像信号を所定処理して表示部402に表示させるための映像出力部168、D/A変換部160から与えられた音声信号を増幅など所定処理してスピーカ401を介して外部に出力するための音声出力部113を備える。
OSD画像生成回路114は、システム制御回路110からOSD画像のためのデジタルデータが与えられる場合には、与えられるデジタルデータに基づいて、文字や絵などの画像データを生成し、生成した画像データを合成回路158に与える。合成回路158は、OSD画像生成回路114から画像データが与えられる場合には、当該画像データとMPEGデコーダ154から入力する映像データとを合成して合成したデータを出力するが、与えられない場合には、MPEGデコーダ154から入力する映像データをそのままD/A変換部160に出力する。合成回路158から合成された映像データが表示部402に表示される場合には、映像は文字や絵などの画像が重畳されて表示される。合成回路158は与えられる音声データはそのまま出力する。
さらにディスク記録再生装置100は、リモコン120から送信された赤外線変調されたリモコンコードを受信して、復調し、リモコンコードをシステム制御回路110に出力する受光部124、ユーザにより操作されて、操作により入力したデータをシステム制御回路110に出力する操作部122、時間を計測して時間データをシステム制御回路110に出力する計時回路126およびシステム制御回路110から与えられるデータに基づき操作結果、動作状態などの各種情報を表示するための液晶などからなる表示部128を備える。
さらにディスク記録再生装置100は、外部からDVD172が着脱自在に装着されて、装着されたDVD172について情報を書込または読出するためのDVD駆動装置170、ディスク144およびディスク144の情報を読み書きするためのヘッド142を有するハードディスク装置140を備える。さらにディスク記録再生装置100は、外部入力部132を備える。外部入力部132は図示のない外部の装置から与えられる映像信号または音声信号を入力してA/D変換部134に出力する。
さらにディスク記録再生装置100は、アンテナ190を介して受信するTV放送信号(映像信号と音声信号とを含む)から、システム制御回路110により指示されるチャンネルのTV放送信号を抽出して出力するチューナ130、チューナ130から与えられる放送信号または外部入力部132から与えられるコンテンツ信号をデジタルデータに変換して出力するA/D変換部134、およびA/D変換部134から与えられたデータをエンコードしてシステム制御回路110に出力するMPEGエンコーダ152を備える。
システム制御回路110は、メモリ112を内蔵する。メモリ112には、後述するダビング終了位置データEP、読出開始位置データRE、レジュームポイントデータRP、戻り量データDDおよびフラグFLが格納される。
図2(A)および(B)には、ディスク144に記録される情報の内容例が模式的に示される。図2(A)を参照してディスク144は領域E1およびE2を含む。領域E2には1つ以上のファイルデータ146が格納される。ファイルデータ146は、TV放送信号による番組データまたは外部入力部132を介して外部装置から入力したコンテンツデータに対応する。
ファイルデータ146が放送番組データである場合、放送番組データは、アンテナ190、チューナ130、A/D変換部134、MPEGエンコーダ152、システム制御回路110およびハードディスク装置140を介して領域E2に格納される。また、ファイルデータ146が外部装置から与えられるコンテンツデータである場合には、当該コンテンツデータは外部入力部132、A/D変換部134、MPEGエンコーダ152、システム制御回路110およびハードディスク装置140を介して、領域E2に格納される。
領域E1には、領域E2に格納された1つ以上のファイルデータ146を管理するためのファイル管理情報145が格納される。ファイル管理情報145は図2(B)に示されるように、ファイルデータ146のそれぞれに対応して、当該ファイルデータ146が示す情報(番組またはコンテンツ)のタイトル147、先頭位置データ148、終了位置データ149および総タイムスタンプ情報150が格納される。
ファイルデータ146がアンテナ190を介して受信したテレビ放送の番組データである場合には、タイトル147はEPG(電子プログラムガイド)データに基づいて得られる。先頭位置データ148と終了位置データ149は、対応のファイルデータ146の領域E2における先頭位置と最終位置のアドレスを示す。
総タイムスタンプ情報150は、ディスク144にファイルデータ146の先頭位置データ148から終了位置データ149までの領域に記録された当該ファイルデータにかかる時間を示す。ハードディスク装置140はシステム制御回路110の制御のもとに、ファイルデータ146を領域E2に記録するとき、計時回路126からの時間情報を用いてタイムスタンプ情報も同時に記録する。タイムスタンプ情報は、周知のように、ファイルデータ146を構成する映像データと音声データの同期をとるために記録される。具体的には、タイムスタンプ情報は、ファイルデータ146の記録時に、先頭位置データ148が示すアドレスから終了位置データ149が示すアドレスの領域にわたって、ファイルデータ146のデータとともに更新されながら周期的に書込まれる。あるタイムスタンプ情報は、先頭位置データ148のアドレスを記録開始時間とした場合に、当該タイムスタンプ情報が書込まれた位置に対応して記録されたデータ(映像データまたは音データ)の記録時間を示している。したがって、総タイプスタンプ情報150は、先頭位置データ148を記録開始時間とし、終了位置データ149を記録終了時間とした場合の両者の差分(記録期間の長さ)に相当する値を示す。
図3には、本発明の実施の形態に係るディスク記録再生装置100の機能構成が示される。図3の各部は、プログラムとして予めメモリ112などに準備されて、システム制御回路110の図示のないCPUなどにより各プログラムが読出されて、読出されたプログラムが実行されることにより、各部の機能が実行される。
図3のシステムは、システム制御回路110に対応する制御部50、制御部50により制御されるファイル選択部51、データ読出部52、フォーマット変換部53、ファイナライズ部54、レジュームポイント管理部55、アドレス変換部56、データ書込部57および指示入力部58を有する。
ファイル選択部51は指示入力部58から与えられる指示に基づき、領域E2に格納されたファイルデータ146のうちから、1つのファイルデータ146を選択する。データ読出部52はヘッド142の制御機能を含み、ファイル選択部51によって選択されたファイルデータ146を領域E2から読出す。フォーマット変換部53は、ディスク144とDVD172の間でデータの転送が行なわれる場合に、必要に応じてデータのフォーマットの変換を行なう。ファイナライズ部54は、DVD駆動装置170を介してDVD172にデータを書込んだ場合に、当該DVD172について必要に応じてファイナライズ処理を行なう。レジュームポイント管理部55は、指示入力部58から所定指示が与えられた時点でヘッド142により読出されたデータとともに、または当該データの読出し直前に読出されたタイムスタンプ情報を用いて、メモリ112のレジュームポイントデータRPを更新する。
アドレス変換部56は、タイムスタンプ情報に相当のディスク144のアドレスを算出して、算出したアドレスを用いて、メモリ112のデータを更新する。
データ書込部57は、DVD駆動装置170を制御して、DVD172にデータの書込を行なわせる。指示入力部58は、受光部124を介して受信したリモコンコードに基づく指示、または操作部122を介して入力された指示を受付ける。
図4にはリモコン120の操作面が示される。リモコン120には、ディスク記録再生装置100の電源をオン/オフするためのスイッチ21、記録または再生対象の媒体をDVD駆動装置170のDVD172に指定するために操作されるスイッチ22、記録または再生対象の媒体をハードディスク装置140のディスク144に指定するために操作されるスイッチ23、テレビ放送のチャンネルなど各種情報を入力するためのテンキー24、録画の開始を指示するために操作されるスイッチ25、再生を指示するために操作されるスイッチ26、録画動作または再生動作(早送り、巻戻しを含む)の停止を指示するために操作されるスイッチ27、再生モードにおける早送りおよび巻戻しを指示するために操作されるスイッチ28および29、ダビングキー30、複数の方向指示キー32および入力情報の決定を指示するために操作される決定キー33を含む。さらにリモコン120は、これらスイッチやキーの操作に従うリモコンコードを発生する部分(図示せず)を内蔵しており、当該部分はリモコンコードを発光部31を介して赤外線変調して出力する。
ダビングキー30は、ハードディスク装置140のディスク144に記録されたファイルデータ146を、DVD駆動装置170のDVD172に移動またはコピー(以下、ダビングという)するのを指示するために操作される。
図5には、ダビングキー30が操作された場合の表示部402における表示画面例が示される。ダビングキー30が操作されると、対応のリモコンコードは発光部31から送信されて受光部124により受信される。システム制御回路110は、受光部124から受信リモコンコードを入力すると、入力したリモコンコードに基づき、デジタルデータをOSD画像生成回路114に出力する。したがって、表示部402には当該デジタルデータに基づく図5の画面が表示される。
図5の画面によりユーザが所望するダビングの条件が入力される。具体的には、図5の画面には、オーバラップを許可(ON)するか禁止(OFF)するかの指定を入力するためのアイコン35、オーバラップの時間を秒単位で入力するためのアイコン36、およびアイコン37が表示される。アイコン37は‘移動’または‘コピー’のいずれかが選択的に指定される。‘移動’が選択されると、ダビング処理によりDVD172にダビングされたファイルデータ146は、ダビング終了後にはディスク144から削除されることが指示される。‘コピー’が選択されるとダビング終了後もそのままディスク144に残して置くことが指示される。ユーザは所望に応じてアイコン37の選択をすればよい。
アイコン35と37のデータ入力は例えばリモコン120の方向指示キー32を操作することで選択でき、またデータ36は、リモコン120のテンキー24を操作することで入力できる。これら選択または入力した内容は、決定キー33が操作されることにより指示入力部58により受付される。このように、ユーザの所望に応じてオーバラップをするか否か、オーバラップの時間などを指定できるので、ユーザの所望するような態様のダビングが可能となり、使い勝手に優れる。
図6には選択されたファイルデータ146の全てのデータ(斜線で示すデータ)を4枚のDVD172(図中では、DISC1〜DISC4で示す)にダビングする手順が示される。本実施の形態では、ディスク144のファイルデータ146を、DVD172にダビングをするために専用のダビングキー30が設けられる。ダビングキー30が操作されると、ファイルデータ146はディスク144から読出されて連続してDISC1〜DISC4に、この順番で記録される。ダビングの途中において、たとえばDISC1がFULL状態(DISC1はファイルデータ146を記録可能な領域を有さない状態)となりデータの記録ができなくなったときには、一旦ダビングは停止される。そして、FULL状態のDISC1がDVD駆動装置170から取外されて新たな(データ記録可能な領域を有している)DISC2がDVD駆動装置170に装着されると、新たなDISC2を用いてダビングが再開される。このようにして以降、DISC3およびDISC4にも連続的にデータがダビングされる。
図6では、図5のアイコン35と36でオーバラップの許可と時間が指定されていた場合の手順が示される。ダビング再開時に、装着された新たなDVD172(次位のDVD172という)に最初に記録するデータのディスク144におけるアドレスはダビング開始位置である読出開始位置データREで指示される。また、ダビング再開時に直前にFULL状態となり取外されたDVD172(先のDVD172という)に最後に記録されたデータのディスク144におけるアドレスはダビング終了位置データEPで指示される。そしてダビング終了位置データEPと読出開始位置データREとの差分は、アイコン36で指定された時間に対応の戻り量データDDで指示される。
このように図6のダビングにおいては、次位のDVD172の最初には、戻り量データDDで示されるデータ量に相当の先のDVD172の最後に記録されたデータが、再度記録される、言換えるとオーバラップして記録される。
図7では、図5のアイコン35で上述のオーバラップの禁止が指定されていた場合、またはアイコン36でオーバラップの時間が0と指定されていた場合の手順が示される。この場合のダビングにおいては、先のDVD172のダビング終了位置データEPと次位のDVD172の読出開始位置データREとは一致するので、次位のDVD172には、先のDVD172に記録された一部データ(戻り量データDDで示されるデータ)が再度記録されることはない。
このように、ユーザは図5の画面で所望するデータを入力することで、図6のオーバラップを伴うダビングを実行させるか、または図7のオーバラップはないダビングを実行させるかを選択的に指定できる。
図6と図7では、ファイルデータ146の先頭(先頭位置データ148が示すアドレス)からダビングを開始しているが、ダビングの開始位置は先頭に限定されない。たとえば、選択されたファイルデータ146についてリモコン120のスイッチ26が操作されて再生されている途中で、ユーザがその途中データからのダビングを所望した場合には、スイッチ27を操作して再生を停止させて、その後にダビングキー30を操作する。このダビングキー30の操作に応じて、再生が停止した時点で読出されたデータのアドレス以降のデータについてダビングが開始される。この場合のダビングの手順は図8に模式的に示される。図8では、再生の停止がされダビングキー30が操作された時点T1で読出されていたデータのアドレスがDISC1にダビングするための読出開始位置REとなる。
図6に示した手順を図9と図10のフローチャートに従い説明する。図9と図10のフローチャートに従うプログラムはメモリ112に予め格納されており、当該プログラムをシステム制御回路110の図示のないCPUが読出し実行する。
まず、リモコン120のスイッチ21が押下されて、ディスク記録再生装置100の電源がオンされると、システム制御回路110は、初期化処理を行なう(ステップS(以下、単にSと略す)1)。この初期化処理において、システム制御回路110は、メモリ112の各変数の初期化を行なう。なお、フラグFLは“0”に初期化される。
次に、ユーザはDVD駆動装置170にダビングのためのDVD172を装着する(S3)。その後、ダビング対象のファイルデータ146の選択とともに、読出開始位置データREがセットされる(S5)。
具体的には、ユーザはリモコン120を操作してファイルデータ146のタイトル一覧を要求するので、システム制御回路110は、ハードディスク装置140を制御し、領域E1のファイル管理情報145の1つ以上のタイトル147を読出し、読出したタイトル147を、OSD画像生成回路114を用いて、表示部402にタイトル一覧を表示する。ユーザは、表示されたタイトル一覧から、ダビングを所望するファイルデータ146のタイトル147を方向指示キー32を用いて選択し、選択したタイトル147を決定キー33を操作して決定する。この決定の指示は、指示入力部58を介して受付けされて、制御部50に与えられる。制御部50は領域E1の管理情報145から、当該指定されたタイトル147に対応の先頭位置データ148を読出して、読出した先頭位置データ148をメモリ112の読出開始位置データREにセットする。これにより、読出開始位置データREは先頭位置データ148を指示する。
次に、制御部50は、指示入力部58からの入力情報に基づき、ユーザによりダビングキー30が操作されたか否かを判断する(S7)。ダビングキー30が操作されない(S7でNO)、すなわち指示入力部58からダビング指示が入力されない場合には、制御部50は、ダビング以外の他の処理(S11)に移行する。他の処理の説明は略す。
一方、ダビングキー30が操作されて(S7でYES)指示入力部58がダビング指示を入力すると(S8)、制御部50は指示入力部58から当該ダビング指示を入力して、図5の画面を表示部402に表示する。ユーザはアイコン35と36に所望のデータを入力するので、制御部50は、指示入力部58から入力されたこれらデータを受付ける。そして、データ35および36の値に基づき、戻りデータ量DDの値を決定する(S9)。つまり、アドレス変換部56は、データ36で指示されるオーバラップの時間を所定手順でタイムスタンプ情報に応じた値に換算し、換算したタイムスタンプ情報の値を相当するアドレス値に変換する。そして、変換されたアドレス値を用いてメモリ112の戻りデータ量DDを更新する。
次に、図10の手順に従いダビングが開始される(S10)。まず、制御部50は、メモリ112のフラグFLの値が“1”であるかを判断する(S30)。現時点では、“0”であるから、制御部50は、データ読出部52に対して、読出開始位置データREのアドレスからのデータの読出を指示する。これにより、データ読出部52は、ハードディスク装置140を制御してディスク144の読出開始位置データREが指示するアドレスからファイルデータ146を読出す(S37)。
読出されたデータは、フォーマット変換部53により、DVD172のためのフォーマットに変換されて、その後、データ書込部57に与えられるので、データ書込部57は与えられるデータを、DVD駆動装置170を介してDVD172(たとえばDISC1)に書込む(S41)。
その後、制御部50は、DVD172に対するダビングが終了したか否かを検知する(S43)。ダビング終了の検知は、ユーザが停止スイッチ27を操作したこと、DVD172がFULL状態になったこと、データ読出部52によって当該ファイルデータ146の終了位置データ149で示すアドレスのデータの読出が完了したこと(すなわち選択されたファイルデータ146のダビングが終了したこと)に基づき判定される。
DVD172がFULL状態になったことは、DVD駆動装置170がDVD172のリードインエリアに予め記録されている当該DVD172の記録可能データ容量と、当該DVD172に記録されたデータ量とを比較することにより検知される。
ファイルデータ146の終了位置データ149で示すアドレスのデータの読出が完了したことは、ファイルデータ146の最後に記録されたEOF(end of file)マークが読出されたことに従い検知される。
S43で終了が検知されなければ(S43でNO)、S37に戻り、S37〜S41の処理が繰返される。一方、終了が検知されると(S43でYES)、現在のDVD172(DISC1)についてファイナライズ部54によりファイナライズ処理がなされる(S45)。制御部50は、DVD172の交換が必要か否かを判定する(S47)。S43で、ファイルデータ146のダビングが終了したと検知されている場合には、制御部50は、ディスク交換は必要ないと判定して、OSD画像生成回路114を介して表示部402に‘ダビング終了’のメッセージが表示される(S49)。当該メッセージを確認することでユーザはダビングが終了したことを知る。
一方、S43で、ファイルデータ146のダビングが終了したと検知されていない場合には、制御部50はダビングを継続させるためにディスク交換の必要があると判断して(S47でYES)、OSD画像生成回路114を介して表示部402に‘ディスクを交換してください’のメッセージを表示する(S51)。当該メッセージを確認することでユーザはDVD駆動装置170から先のDVD172(DISC1)を取外し、次位のDVD172(DISC2)を装着する。
以上の図10のダビング処理が終了すると、図9のS13に移行する。図9のS13では、制御部50は、フラグFLに0をセットし(S13)、選択されたファイルデータ146のダビングを終了するか否かを判定する(S15)。すなわち全データのダビングが完了したか否か、すなわち指定されたファイルデータ146のEOFマークが読出されたか否かが判定される。EOFマークが読出されていれば、一連のダビング処理は終了する(S15でYES)。
一方、EOFマークが未だ読出されておらず全データのダビングが完了していなければ(S15でNO)、S51で表示されたメッセージを確認したユーザによりDVD駆動装置170に装着された次位のDVD172(DISC2)についてダビングを継続するために、ダビング終了位置データEPを更新する(S17)。つまり、アドレス変換部56は、直前のダビング処理においてディスク144から最後に読出されたタイムスタンプ情報を用いて相当するアドレスを算出して、算出したアドレスを用いてメモリ112のダビング終了位置データEPを更新する。このアドレスの算出手順について説明する。
ディスク144から読出されたタイムスタンプ情報は、当該ファイルデータ146の先頭位置データ148が指示するアドレスから再生開始した場合の、再生開始時点からの経過時間を指示する。また、当該ファイルデータ146の先頭位置データ148と終了位置データ149の差分は、当該ファイルデータ146の総タイムスタンプ情報150に相当する。したがって、任意のタイミングで読出されたタイムスタンプ情報に相当のアドレス値Xは後述の式(1)で算出できるので、算出したアドレス値Xを用いてダビング終了位置データEPを更新する。ただし、式(1)における変数A1は先頭位置データ148の値を、変数A2は終了位置データ149の値を、変数A3は総タイムスタンプ情報の値を、変数A4は読出されたタイムスタンプ情報の値を、それぞれ示す。
(A2-A1):(X−A1)=A3:A4・・・(式1)。これにより、ダビング終了位置データEPは、先のDVD172に最後に記録されたデータのディスク144におけるアドレスを指示することになる。
その後、制御部50は、DVD駆動装置170からの指示に基づきディスクの交換が完了しているか否かを判断する(S19)。交換がされていないと判断すると(S19でNO)、ダビングを継続できないので一連の処理を終了するが、交換がされていると判断すると(S19でYES)次位のDVD172についてダビングを継続することを指示するためにフラグFLに1をセットして(S21)、ユーザによりダビングキー30が操作されるか否かを判断する(S7)。操作された場合には、S8とS9の処理が同様に行なわれて、S10(図10)の処理に移行する。
図10のダビング処理では、現時点ではフラグFLは‘1’にセットされていると判定されるので(S30でYES)、S33の処理に移行する。
S33では、メモリ112の読出位置データREは、(ダビング終了位置データEP−戻り量データDD)の値により更新される。これにより、次位のDVD172(DISC2)に記録されるデータは、ディスク144の更新後の読出位置データREが指示するアドレス以降に記録されたデータとなる。その結果、先のDVD172(DISC1)と次位のDVD172(DISC2)の両方に図6のように戻り量データDDに相当の同じデータが記録される。このように読出位置データREは上述の(式1)などを用いて簡単に算出できるので、ダビング時に余分な負荷をかけることはない。
その後は、S15で、選択されたファイルデータ164の全データについてダビングが終了したと判定されるまで、次位のDVD172(DISC3)、更なる次位のDVD172(DISC4)について同様にダビング処理が行なわれる。
以上は、ダビング対象のファイルデータ146をタイトル一覧から選択する場合(当該ファイルデータ146の先頭データからダビングを開始する場合)の手順であるが、図8のように再生中のファイルデータ146のタイミングT1のアドレス以降に記録されているデータをダビングする場合には、図9のフローチャートの一部は、図11のように変更される。
図11では、図9の変更された部分のみが示される。まず、S1とS3の処理が前述と同様に行なわれて、所望のファイルデータ146が再生される(S4a)。再生は、再生終了となるまで、たとえばEOFマークが検出されるまで継続される(S4b)。
再生中のタイミングT1(図8参照)において停止のスイッチ27が操作されると(S4cでYES)、レジュームポイント管理部55は指示入力部58の再生停止指示に基づき、スイッチ27が操作された時点(タイミングT1)で、またはその直前にディスク144から読出されたタイムスタンプ情報を用いてメモリ112のレジュームポイントRPを更新する。そして、アドレス変換部56は、更新されたレジュームポイントRPが示すタイムスタンプ情報に相当のアドレスを算出して、算出したアドレスを用いてメモリ122の読出開始位置データREを更新する(S5b)。レジュームポイントRPに相当のアドレスは、レジュームポイントRPの値を変数A4とし、かつ当該アドレス値を変数Xとして前述の(式1)を用いて算出することができる。その後は、図9のS7以降と同様の処理が行なわれる。これにより、図8で示したように、タイミングT1にける読出開始アドレスREを算出できるのでファイルデータ146のユーザが所望する途中データからでもダビングを開始することができる。
なお、上述したダビング処理終了後は、図5のアイコン37で‘移動’が選択されていた場合には、制御部50はダビングされたファイルデータ146はディスク144から消去し、‘コピー’が選択されていた場合には消去しない。
また戻り量データDDはユーザが任意に設定できるとしているが、システム側が固定値として有しているとしてもよい。
ここでは、図7のS39のフォーマット変換とS45のファイナライズ処理を実行しているが、これら処理は必要とされる場合にのみ、たとえばユーザの指示に応じて実行されるようにしてもよい。
また、ここでは、DVD172毎に図5の画面を表示する処理(S9)を実行しているが、1枚目のDVD172についてのみS9の処理を実行して、2枚目以降のDVD172についてはS9の処理をスキップするようにしてもよい。また、アイコン37は最初に
図5の画面が表示されるときにのみ提示されるものとする。
図5の画面が表示されるときにのみ提示されるものとする。
図12にはシステムの全体の外観が示される。ディスク記録再生装置100は前面部には、DVD172を挿入するためのディスク挿入口171、操作部122、受光部124、および表示部128を備える。ディスク記録再生装置100には、ケーブル403を介してテレビジョン受像機400が接続される。テレビジョン受像機400は、スピーカ401と表示部402を備える。ディスク記録再生装置100とテレビジョン受像機400とはケーブル403に代替して無線で接続されるとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
30 ダビングキー、100 ディスク記録再生装置、110 システム制御回路、112 メモリ、140 ハードディスク装置、145 ファイル管理情報、146 ファイルデータ、147 タイトル、148 先頭位置データ、149 終了位置データ、150 総タイムスタンプ情報、170 DVD駆動装置、RE 読出位置データ、EP ダビング終了位置データ、RP レジュームポイント、DD 戻り量データ、FL フラグ。
Claims (11)
- コンテンツが格納されるハードディスク装置である第1記録部と、
複数のディスク記録媒体を有する第2記録部と、
前記第1記録部のコンテンツの任意位置のデータから連続して読出して、前記第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録するための制御手段と、
前記制御手段により、前記複数のディスク記録媒体のうちのあるディスク記録媒体に前記コンテンツの一部データを記録した結果、当該あるディスク記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知する検知手段と、
前記コンテンツの前記第1記録部における記録開始位置と、記録終了位置と、前記記録開始位置から前記記録終了位置にわたって周期的に記録されたタイムスタンプが指示する当該コンテンツの全記録期間の長さデータとを含む管理情報を格納する管理情報記録部とを備えて、
前記制御手段は、
前記検知手段による前記FULL状態の検知に応じて、次位の前記ディスク記録媒体において、前記あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いて前記コンテンツの残りデータを前記第1記録部から連続して読出して記録する再記録手段を含み、
前記所定量データは、外部からの入力データに基づき決定され、かつ、前記所定量データを前記次位のディスク記録媒体に再度記録するか否かは、外部からの指示に基づき決定され、
前記再記録手段は、
前記検知手段により前記FULL状態が検知された際に前記第1記録部から読出された前記タイムスタンプ、および前記管理情報の前記記録開始位置、前記記録終了位置ならびに前記全記録期間の長さデータに基づき、前記FULL状態が検知されたときの前記第1記録部からのデータの読出位置を算出する読出位置算出手段を有し、
前記あるディスク記録媒体の最後に記録された前記所定量データを前記第1記録部から再度読出して、前記次位のディスク記録媒体に最初に記録し、
前記次位のディスク記録媒体において、前記所定量データを最初に再度記録し続いて前記コンテンツの残りデータを記録するための、前記第1記録部におけるデータ読出開始位置を、前記入力データに対応の記録期間の長さ、前記読出位置算出手段により算出された前記読出位置、および前記管理情報の前記全記録期間の長さ、前記記録開始位置ならびに前記記録終了位置に基づき特定し、
前記第1記録部のコンテンツの前記任意位置のデータは、前記コンテンツの再生中に再生が中断された時点で読出されたデータ、または、前記コンテンツの先頭データである、ディスク記録装置。 - コンテンツが格納される第1記録部と、
複数のディスク記録媒体を有する第2記録部と、
前記第1記録部のコンテンツの任意位置のデータから連続して読出して、前記第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録するための制御手段と、
前記制御手段により、前記複数のディスク記録媒体のうちのあるディスク記録媒体に前記コンテンツの一部データを記録した結果、当該あるディスク記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知する検知手段とを備えて、
前記制御手段は、
前記検知手段による前記FULL状態の検知に応じて、次位の前記ディスク記録媒体において、前記あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いて前記コンテンツの残りデータを前記第1記録部から連続して読出して記録する再記録手段を含む、ディスク記録装置。 - 前記所定量データは、外部からの入力データに基づき決定される、請求項2に記載のディスク記録装置。
- 前記所定量データを前記次位のディスク記録媒体に再度記録するか否かは、外部からの指示に基づき決定される、請求項2または3に記載のディスク記録装置。
- 前記再記録手段は、
前記あるディスク記録媒体の最後に記録された前記所定量データを前記第1記録部から再度読出して、前記次位のディスク記録媒体に最初に記録することを特徴とする、請求項2から4のいずれか1項に記載のディスク記録装置。 - 前記コンテンツの前記第1記録部における記録開始位置と、記録終了位置と、前記記録開始位置から前記記録終了位置にわたって周期的に記録されたタイムスタンプが指示する当該コンテンツの全記録期間の長さデータとを含む管理情報を格納する管理情報記録部をさらに備えて、
前記再記録手段は、
前記検知手段により前記FULL状態が検知された際に前記第1記録部から読出された前記タイムスタンプ、および前記管理情報の前記記録開始位置、前記記録終了位置ならびに前記全記録期間の長さデータに基づき、前記FULL状態が検知されたときの前記第1記録部からのデータの読出位置を算出する読出位置算出手段を有し、
前記入力データに対応の記録期間の長さ、前記読出位置算出手段により算出された前記読出位置、および前記管理情報の前記全記録期間の長さ、前記記録開始位置ならびに前記記録終了位置に基づき、前記次位のディスク記録媒体において、前記所定量データを最初に再度記録し続いて前記コンテンツの残りデータを記録するための、前記第1記録部におけるデータ読出開始位置を特定する、請求項2から5のいずれか1項に記載のディスク記録装置。 - 前記第1記録部のコンテンツの前記任意位置のデータは、前記コンテンツの再生中に再生が中断された時点で読出されたデータである、請求項2から6のいずれか1項に記載のディスク記録装置。
- 前記第1記録部のコンテンツの前記任意位置のデータは、前記コンテンツの先頭データである、請求項2から6のいずれか1項に記載のディスク記録装置。
- 前記第1記録部は、ハードディスク装置である、請求項2から8のいずれか1項に記載のディスク記録装置。
- コンテンツが格納されるハードディスク装置である第1記録部と、
複数のディスク記録媒体を有する第2記録部と、
前記第1記録部のコンテンツの任意位置のデータから連続して読出して、前記第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録するための制御手段と、
前記コンテンツの前記第1記録部における記録開始位置と、記録終了位置と、前記記録開始位置から前記記録終了位置にわたって周期的に記録されたタイムスタンプが指示する当該コンテンツの全記録期間の長さデータとを含む管理情報を格納する管理情報記録部とを備えるディスク記録装置におけるディスク記録方法であって、
前記制御手段により前記複数のディスク記録媒体のうちのあるディスク記録媒体に前記コンテンツの一部データを記録した結果、当該あるディスク記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知する検知ステップと、
前記検知ステップによる前記FULL状態の検知に応じて、次位の前記ディスク記録媒体において、前記あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いて前記コンテンツの残りデータを前記第1記録部から連続して読出して記録する再記録ステップとを含み、
前記再記録ステップは、
前記検知ステップにより前記FULL状態が検知された際に前記第1記録部から読出された前記タイムスタンプ、および前記管理情報の前記記録開始位置、前記記録終了位置ならびに前記全記録期間の長さデータに基づき、前記FULL状態が検知されたときの前記第1記録部からのデータの読出位置を算出する読出位置算出ステップと、
前記次位のディスク記録媒体において、前記第1記録部から読出される前記所定量データを最初に再度記録し続いて前記コンテンツの残りデータを記録するための、前記第1記録部におけるデータ読出開始位置を、前記入力データに対応の記録期間の長さ、前記読出位置算出ステップにおいて算出された前記読出位置、および前記管理情報の前記全記録期間の長さ、前記記録開始位置ならびに前記記録終了位置に基づき特定する読出開始位置特定ステップとを含み、
前記所定量データは、外部からの入力データに基づき決定され、かつ、前記所定量データを前記次位のディスク記録媒体に再度記録するか否かは、外部からの指示に基づき決定され、
前記第1記録部のコンテンツの前記任意位置のデータは、前記コンテンツの再生中に再生が中断された時点で読出されたデータ、または、前記コンテンツの先頭データである、ディスク記録方法。 - コンテンツが格納される第1記録部と、
複数のディスク記録媒体を有する第2記録部と、
前記第1記録部のコンテンツの任意位置のデータから連続して読出して、前記第2記録部の複数のディスク記録媒体に順次に記録するための制御手段とを備えるディスク記録装置におけるディスク記録方法であって、
前記制御手段により、前記複数のディスク記録媒体のうちのあるディスク記録媒体に前記コンテンツの一部データを記録した結果、当該あるディスク記録媒体において残りデータを記録するための領域がないFULL状態になったことを検知する検知ステップと、
前記検知ステップによる前記FULL状態の検知に応じて、前記制御手段により、次位の前記ディスク記録媒体において、前記あるディスク記録媒体の最後に記録された所定量データを最初に再度記録し、続いて前記コンテンツの残りデータを前記第1記録部から連続して読出して記録する再記録ステップとを含む、ディスク記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005115741A JP2006294164A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | ディスク記録装置および方法 |
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JP2005115741A JP2006294164A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | ディスク記録装置および方法 |
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JP2006294164A true JP2006294164A (ja) | 2006-10-26 |
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JP2005115741A Withdrawn JP2006294164A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | ディスク記録装置および方法 |
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JP (1) | JP2006294164A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008301259A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 映像記録装置及び映像記録方法 |
-
2005
- 2005-04-13 JP JP2005115741A patent/JP2006294164A/ja not_active Withdrawn
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