JP4096597B2 - ディスク再生装置およびディスク再生装置の制御方法 - Google Patents

ディスク再生装置およびディスク再生装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVD(Digital Versatile Disc)を再生するディスク再生装置であって、特に、該装置を遠隔制御するリモートコントローラを備えるディスク再生装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像ソースや音声ソースの記憶媒体としてDVDがある。DVDは、吹き替え音声の言語や字幕の言語を選択できるようにするマルチ言語機能、再生映像のカメラアングルを切り替えるマルチアングル機能、ディスクを自動再生してメニュー画面に導くオートスタート機能など種々の機能を実現するためのフォーマットが規定されている。
このため、DVDプレーヤには、ユーザが再生コントロールを行うための操作キーとして、CD(Compact Disc)プレーヤやVHS(Video Home System)プレーヤと同様の「PLAY」、「STOP」、「PAUSE」、「SKIP」、「SLOW」、「SEARCH」、「VOLUME」などの操作キーに加えて、上述したDVD特有の機能の再生コントロールを行うための「TOP MENU」、「MENU」 「ANGLE」、「RETURN」、「ENTER」、「SUBTITLE(字幕)」、「 AUDIO」などの多くの操作キーを備えている。これら操作キーは、DVDプレーヤ本体やリモートコントローラに設けられるものである。
【0003】
ところで、DVDプレーヤに設けられた操作キーは常に使用できるものではないものもある。具体的に説明すると、複数のカメラアングルの映像が記憶されていなければ「ANGLE」キーの操作は無効なものとなるし、字幕が記憶されていなければ「SUBTITLE」キーの操作は無効なものとなる。かかる場合、プレーヤ側はその操作を無視するか、また、操作拒否表示を行うものがある。
また、DVDのフォーマットには、コンテンツ制作者の意図を反映するために、指定したユーザ操作をメディア単位または短時間の映像単位で不能化(禁止)する仕組みも用意されている。従って、ある映像シーンについて「SKIP」と「SEARCH」が禁止されていれば、プレーヤ側はその操作キーの操作を受け付けなくなる。これによって、その映像シーンは必ず再生されると共に、再生速度も一倍でしか再生されなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、DVDプレーヤは、再生するDVD等のディスク型記録媒体に応じて有効な操作キーが変わるだけでなく、DVD再生中のシーンに応じて有効な操作キーが時々刻々と変わっていく。
このため、特に操作に不慣れなユーザには何故操作が無効なのか、それが操作ミスなのかが判りにくく、何度も同じ操作をしてしまう事態が生じる。このことは、ユーザにとって不便であると同時に、リモートコントローラの電池を浪費させてしまう。
この対策として、有効な操作キーをリモートコントローラに表示しておく方法が考えられる。しかしながら、常に表示しておくと、リモートコントローラの消費電力低減に不利となるだけでなく、映像コンテンツの映像の邪魔となり、現実的でない。また、有効な操作キーを表示可能なリモートコントローラを新たに開発しなければならず、従来のリモートコントローラや汎用のリモートコントローラを使用できないといった問題もある。
【0005】
本発明は、上述された従来技術に介在する問題を解決するためになされたものであり、現在有効なユーザ操作を適切なタイミングでユーザに通知することができるディスク再生装置およびその制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、映像や音声のプレゼンテーションデータと、前記プレゼンテーションデータの再生制御に関するナビゲーションデータとが記憶されたディスクからデータを読み出して再生する再生手段と、複数の操作キーを備え、操作キーの操作に応じて操作信号を送信する操作装置と、前記操作信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した操作信号に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えるディスク再生装置において、前記制御手段は、前記ナビゲーションデータに基づき、再生中の前記プレゼンテーションデータに対する無効な操作キーの数を特定し、前記無効な操作キーの数が予め定めた数以上になったか否かを判別し、前記無効な操作キーの数前記予め定めた数以上になったと判別すると、有効な操作キーを示す映像を再生映像に含めるように前記再生手段を制御することを特徴としている。
【0014】
また、本発明は、映像や音声のプレゼンテーションデータと、前記プレゼンテーションデータの再生制御に関するナビゲーションデータとが記憶されたディスクからデータを読み出して再生する再生手段と、複数の操作キーを備え、操作キーの操作に応じて操作信号を送信するリモートコントローラと、前記操作信号を受信する受信手段と、前記リモートコントローラに所定の信号を送信する送信手段と、前記受信手段が受信した操作信号に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えるディスク再生装置において、前記制御手段は、前記ナビゲーションデータに基づき、再生中の前記プレゼンテーションデータに対する無効な操作キーの数を特定し、前記無効な操作キーの数が予め定めた数以上になったか否かを判別し、前記無効な操作キーの数前記予め定めた数以上になったと判別すると、有効な操作キーを示す操作特定信号を送信するように前記送信手段を制御し、前記リモートコントローラは、前記操作特定信号を受信する受信手段と、前記複数の操作キーの各々に対応する複数の発光手段と、前記受信手段が受信した操作特定信号に基づき、前記複数の発光手段の発光制御を行う発光制御手段とを有することを特徴としている。
【0017】
また、本発明は、映像や音声のプレゼンテーションデータと、前記プレゼンテーションデータの再生制御に関するナビゲーションデータとが記憶されたディスクからデータを読み出して再生する再生手段と、複数の操作キーを備え、操作キーの操作に応じて操作信号を送信する操作装置と、前記操作信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した操作信号に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えるディスク再生装置の制御方法において、前記制御手段が、前記ナビゲーションデータに基づき、再生中の前記プレゼンテーションデータに対する無効な操作キーの数を特定するステップと、前記無効な操作キーの数が予め定めた数以上になったか否かを判別し、前記無効な操作キーの数前記予め定めた数以上になったと判別すると、有効な操作キーを示す映像を再生映像に含めるように前記再生手段を制御するステップとを有することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。以下に示す実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
【0020】
(1) 第1実施形態
(1.1) 第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態に係るディスク再生装置1のブロック図である。
このディスク再生装置1は、DVDやCDなどの光ディスク2を再生する装置である。以下、本発明を説明する便宜上、DVDの再生を前提として説明する。
【0021】
CPU10は、このディスク再生装置1の各部との間で各種情報の授受を行うことにより、ディスク再生装置1の制御中枢として機能する。
システムメモリ11は、CPU10によって実行されるプログラムが記憶されるROMと、このROMから読み出したプログラムや再生制御に関するデータなどが一時的に記憶されるRAMから構成される。
【0022】
操作部12は、ディスク再生装置1本体に設けられた各操作キーの操作を検出し、操作信号をCPU10に送信する。受信部13は、リモートコントローラ(以下、リモコンという。)20から送信された操作信号を受信し、復調してCPU10に送信する。ここで、図2は、本実施形態で使用されるリモコン20の一例を示す図である。
【0023】
本実施形態のリモコン20は、従来のDVDプレーヤのリモコンと同様の操作キー(「PLAY」、「STOP」、「PAUSE」、「SKIP(前、後)」、「SLOW-SEARCH(FF、REW)」、「TOP MENU」、「MENU」、「ANGLE」、「CURSOR(上下左右)」、「RETURN」、「ENTER」、「SUBTITLE(字幕)」、「AUDIO(音声選択)」など)を備える。また、図示はしないが、リモコン20は、これら操作キーの操作を検出する検出部、検出部の検出結果に応じた操作信号を赤外線で送信する通信処理部、電源(電池)を備える。すなわち、本実施形態のディスク再生装置1で使用するリモコン20は、従来のリモコンと同一構成でよい。したがって、このリモコン20には、販売済みのリモコンや、各社のDVDプレーヤに対応可能な汎用のリモコンを適用することができる。
【0024】
ディスクドライブ部14は、CPU10の制御の下、DVDに記憶されたデータを読み出す。
システムプロセッサ部15は、CPU10の制御の下、ディスクドライブ部14が読み出したデータに復調処理、誤り訂正処理を施し、得られた再生データから映像データ、音声データ、副映像データを分離する。分離された映像データ、音声データおよび副映像データは、それぞれビデオデコーダ部16、オーディオデコーダ部17、副映像デコーダ部18に出力される。また、システムプロセッサ部15は、CPU10の制御の下、DVDのリードイン領域に記憶された情報や再生制御のためのデータをシステムメモリ11に格納する。また、副映像データは、再生時に付加的に使用される映像データ、具体的には、メニューや字幕の映像データである。
【0025】
データRAM19は、システムプロセッサ部15の再生データが一時的に記憶されるメモリである。
ビデオデコーダ部16、オーディオデコーダ部17および副映像デコーダ部18は、システムプロセッサ部15から供給された映像データ、音声データ、副映像データをそれぞれデコードして出力する。
【0026】
リモコン画像生成部21は、CPU10の制御の下、リモコン画像の映像データを生成して出力する。例えば、このリモコン画像生成部21は、CPU10によって生成されたリモコン画像のデータが格納される画像メモリ(VRAM)と、この画像メモリに格納された画像データに基づき映像データを出力する再生部とから構成される。なお、様々なリモコンに対応するため、リモコン画像は複数種類のリモコンのうち、ユーザによって選択されたリモコンの画像を選択的に表示するようにしてもよい。
【0027】
出力部22は、ビデオデコーダ部16、副映像デコーダ部18、リモコン画像生成部21から供給された映像データを合成し、NTSC(National Television System Committee)やPAL(Phase Alternating Line)のフォーマットにエンコードした後、ディジタルアナログ変換して映像信号を出力する。
また、出力部22は、オーディオデコーダ部17から供給された音声データをディジタルアナログ変換して音声信号を出力する。なお、ディジタルアナログ変換せずにディジタル信号のまま音声信号を出力してもよい。
【0028】
このようにして、ディスク再生装置1は、この装置1に接続された表示装置30とスピーカ40とに映像信号と音声信号をそれぞれ出力することにより、DVDに記憶された映像を表示させると共に、音声を外部に放音させるようになっている。
【0029】
ここで、上述したディスク再生装置1が、従来のDVDプレーヤと構成上大きく異なる点は、リモコン画像生成部21が設けられたことであり、処理上異なる点は、後段において詳述するが、リモコン20の各操作キーの有効または無効が判るようにリモコン画像を、再生映像にスーパインポーズさせる処理(以下、機能制限表示処理という。)を行うようにしたことである。
【0030】
以下、この機能制限表示処理を説明するため、まず、CPU10が、DVDに記憶されたデータのうち、この機能制限表示処理にて使用するデータを以下に説明する。
図3は、一般的なDVD(DVDビデオ)の論理データ構造を示す図である。この論理データ構造は、マイクロUDFおよびISO9660に従って、Volume and File structure(ボリュームおよびファイル構造)、VMG(ビデオマネージャ)、複数のVTS(ビデオタイトルセット)および他の記録領域を有している。
【0031】
VMGには、VTSを管理する情報、各タイトルの名前を示すメニューや各々のタイトルにアクセスするためのアクセステーブルなど、このDVD全体に関わる情報が記述される。機能制限表示処理においては、このVMG内のタイトルサーチポインタテーブル(TT SRPT)に記述されるユーザ操作コントロールが使用される。
また、VMGには、ビデオオブジェクトセット(VMGM VOBS)がオプションで記述される。ビデオオブジェクトセット(VMGM VOBS)には、このDVDのボリュームに関するメニューの映像データ、音声データおよび副映像データが格納される。
【0032】
VTSは、共通の属性(同じ仕様や同じ対応言語)を有する一または複数のビデオタイトルのまとまりであり、コントロールデータと、VOBS(ビデオオブジェクトセット)とから構成される。コントロールデータには、複数のセルを組み合わせた論理的区分であるプログラムチェインに関する様々な情報が記述される。機能制限表示処理においては、コントロールデータ内のPGCI(図示せず)に記述されるユーザ操作コントロール(PGCI UOP CTL)が使用される。
【0033】
VOBSには、メニュー用のビデオオブジェクトセットと、タイトルセット用のビデオオブジェクトセットがある。VOBSは、1つのビデオストリームに対応する複数のセルから構成され、各セルは、通常、複数のVOBU(ビデオオブジェクトユニット)から構成される。
VOBUは、1つのナビゲーションパックと、複数の映像データ、音声データおよび副映像データから構成される。以下、この映像データ、音声データおよび副映像データを総称してプレゼンテーションデータと称する。また、このプレゼンテーションデータ以外のデータ、すなわち、プレゼンテーションデータの再生制御に関するデータをナビゲーションデータと称する。
【0034】
ナビゲーションパックは、プレゼンテーションデータの属性と再生制御に関する情報であり、ビデオマネージャ情報(VMGI)、ビデオタイトルセット情報(VTSI)、再生制御情報(PCI)およびデータサーチ情報(VTS)の4種類がある。
【0035】
また、1つのVOBUの再生時間は、0.4秒以上であって1秒以下に定められている。0.4秒以上とするのはPCIバッファと称されるバッファメモリの記憶容量を低減するためであり、1秒以下とするのはMPEG(Moving Picture Exeperts Group)2で定められるデコード処理の許容遅延時間が1秒と定められているからである。したがって、ナビゲーションパックは、再生時に0.4秒から1秒に一回は検出されることとなる。機能制限表示処理においては、VOBUに記述されるユーザ操作コントロール(VOBU UOP CTL)が使用される。
【0036】
ここで、上述したタイトルサーチポインタテーブル(TT SRPT)、PGCIおよびVOBUに記述されるユーザ操作コントロール(UOP CTL)とは、複数のユーザ操作のそれぞれについてその操作が禁止されているか、許可されているかを記述したデータである。また、タイトルサーチポインタテーブル(TT SRPT)は、メディア(DVD)単位のユーザ操作コントロールが記述され、PGCIには、対応するVTS単位のユーザ操作コントロールが記述され、VOBUには、再生時、0.4秒から1秒単位のユーザ操作コントロールが記述される、といった区分けになされている。
【0037】
また、各ユーザ操作コントロールと実際のユーザ操作の関係を図4に示すように、タイトルサーチポインタテーブル(TT SRPT)にて禁止されているユーザ操作は、他のユーザ操作コントロールで許可されていても常に禁止される。また、サーチポインタテーブル(TT SRPT)にて許可されているユーザ操作は、残る2つのユーザ操作コントロールで許可されていればユーザ操作が許可される。
すなわち、DVDは、このフォーマットによって、メディア(DVD)単位、VTS単位、VOBU単位でユーザ操作の不能化(受付禁止)が定義されている。
【0038】
また、本実施形態のディスク再生装置1は、これらのユーザ操作コントロールに基づいて、CPU10が、現在のリモコン20および操作部12の操作キー毎の有効または無効を記述した操作キーテーブルTKを生成し、システムメモリ11に格納するように構成されている。ここで、図5は、操作キーテーブルTKの一例を示す図である。この操作キーテーブルTKにおいては、禁止されたユーザ操作に対応する操作キーには無効フラグ「1」が記述され、許可されたユーザ操作に対応する操作キーには有効フラグ「0」が記述される。
【0039】
(1.2) 第1実施形態の動作
次に、本実施形態の動作について説明する。上述したように、本実施形態に係るディスク再生装置1は、機能制限表示処理を行う点以外は、従来のDVDプレーヤとほぼ同様の動作である。このため、本実施形態では機能制限表示処理について詳細に説明し、通常の再生処理については詳細な説明を省略する。
【0040】
ディスク再生装置1の電源が投入されると、CPU10は、システムメモリ11に記憶されたプログラムを読み出してメインルーチンを実行する。図6は、メインルーチンを示すフローチャートである。なお、ステップS1の初期処理およびステップS3の再生処理は、従来のDVDプレーヤとほぼ同様の処理である。すなわち、CPU10は、DVDが装填されると、ディスクドライブ部14によりDVDの読み出し動作を開始し、Volume and File structure(ボリュームおよびファイル構造)やVMG(ビデオマネージャ)を読み出してシステムプロセッサ部15を介してデータRAM19にデータを格納する。また、CPU10は、データRAM19に格納したデータに基づき各ファイルの記録位置やサイズやその他の管理に必要な管理情報を抜き出しシステムメモリ11に保存する(ステップS1)。
【0041】
このステップS1の初期処理が終了すると、CPU10は、操作キーテーブルTKをシステムメモリ11に格納する(ステップS2)。この場合、CPU10は、タイトルサーチポインタテーブル(TT SRPT)のメディア(DVD)単位のユーザ操作コントロールに基づいて、各操作キーについて無効か有効かを判断することにより、操作キーテーブルTKにフラグ情報を記述する。なお、ここで、無効な操作キーと判断されたものについては、後述する操作キーテーブル更新処理においても更新されない。これは、前掲図4に示すように、このユーザ操作コントロールで禁止されたユーザ操作に対応する操作キーは、このメディア(DVD)で常に無効となるためである(図4参照)。
【0042】
次に、CPU10は、DVDに記憶されたプレゼンテーションデータの再生処理を行う(ステップS3)。このステップS3の再生処理は、従来のDVDプレーヤにおける再生処理とほぼ同様の処理であるが、さらに、操作キーテーブル更新処理と、リモコン画像表示処理をCPU10が実行する点が異なる。なお、従来のDVDプレーヤにおける再生処理とは、操作部12または受信部13を介して入力した操作信号に応じてDVDに記憶されたプレゼンテーションデータを各種の再生速度で再生する処理や、再生位置をスキップさせる処理や、DVDにオートスタートが設定されている場合は自動再生する処理や、メニュー画面表示処理や、電源オフ操作がなされた場合に電源をオフさせる処理などである。
【0043】
まず、操作キーテーブル更新処理について説明する。CPU10は、再生中に、対応するPGCIおよびVOBUに記述されるユーザ操作コントロールに基づいて、各操作キーについて無効か有効かを判断することにより、操作キーテーブルTKの内容を随時更新する処理を行う。この操作キーテーブル更新処理は、再生対象のVTSが切り替わってPGCIを検出する毎、および、ナビゲーションパックを検出する毎に実行してもよいが、CPU10の処理負担が大きくなり再生映像に影響を及ぼす場合などは処理の実行周期を適宜長くとるようにしてもよい。なお、この処理のプログラムは、メインプログラムに含めてもよく、また、独立したプログラムとしてシステムメモリ11に格納するようにしてもよい。
これにより、CPU10は、操作キーテーブルTKに、現時点におけるリモコン20および操作部12の各操作キーが有効か無効かを記述しておく。
【0044】
次に、リモコン画像表示処理について説明する。このリモコン画像表示処理は、上記再生処理において、操作部12または受信部13を介して操作信号を入力したことを検出する度に、CPU10が、従来と同様の操作信号に対応する再生制御処理を行った後、割り込み処理として実行する処理である。図7はこのリモコン画像表示処理を示すフローチャートである。
【0045】
まず、CPU10は、操作キーテーブルTKを参照することにより、検出した操作信号に対応する操作キーが無効な操作キーか否かを判断する(ステップS10)。このステップS10における判断結果が「NO」である場合、CPU10は、リモコン画像表示処理を終了する。
一方、ステップS10における判断結果が「YES」である場合、CPU10は、リモコン20の各操作キーを有効か無効かに応じて色分けしたリモコン画像を再生画像に含めるようにリモコン画像生成部21および出力部22を制御する(ステップS11)。
【0046】
すなわち、このステップS11の処理において、CPU10は、操作キーテーブルTKに従って、各操作キーを有効か無効かに応じて色分けしたリモコン画像をリモコン画像生成部21の画像メモリにマッピングする。図8は、この場合に生成されるリモコン画像の一例を示す図である。なお、この図は、無効な操作キーを黒く表記した場合を示している。
また、CPU10は、リモコン画像に対応する映像データを出力するようにリモコン画像生成部21に指示すると共に、出力部22をリモコン画像生成部21から供給される映像データを合成(スーパーインポーズ)するように制御する。この結果、出力部22からは、プレゼンテーションデータから生成された再生映像に上記リモコン画像をスーパインポーズさせた映像の映像信号が出力され、表示装置30にその映像が表示される。そして、CPU10は、所定期間経過(例えば、5秒程度)すると、リモコン画像の表示を中止させるべくリモコン画像生成部21および出力部22の制御を行った後、リモコン画像表示処理を終了する。
【0047】
このように、CPU10は、ユーザが操作部12またはリモコン20の無効な操作キーを操作した場合に、現在、有効な操作キーと無効な操作キーとを色分けしたリモコン画像を表示させる。したがって、このディスク再生装置1は、再生中に有効な操作キーが時々刻々と変化するDVDの場合であっても、現在有効な操作と無効な操作をユーザに通知することができる。
また、ユーザが無効な操作を行った場合にのみリモコン画像を一定期間だけ表示させるので、無効な操作を行ったことをユーザに通知でき、かつ、再生映像の邪魔になる場合も可能な限り回避することができる。このため、ユーザがリモコンの無効な操作キーを何度も操作してしまう場合を回避することができ、リモコンの電池の浪費を防止することができる。
【0048】
以上の記述から明らかなように、本実施形態によるディスク再生装置1を使用すれば、有効なユーザ操作を適切なタイミングでユーザに通知することができる。言い換えれば、再生中のDVDの現時点に用意されている機能(マルチ言語機能、マルチアングル機能など)をユーザが希望するタイミングで通知することができる。これにより、操作に不慣れなユーザであっても、DVDの各再生シーンに用意されている様々な機能を簡易に使いこなすことが可能になる。
【0049】
(2) 第2実施形態
第2実施形態に係るディスク再生装置が、第1実施形態に係るディスク再生装置と異なる点は、無効な操作キーの数が予め設定した値以上になった場合に、上記リモコン画像を表示する処理を行う点である。
すなわち、上述したリモコン画像表示処理に代えて、CPU10が、予め定めた割り込み周期で、操作キーテーブルTKに基づき無効な操作キーの数を求める処理と、その数が設定した値以上になったか否かを判断する処理と、無効な操作キーの数が設定した値以上になったと判断したときに、上記ステップS11のリモコン画像を表示する処理と、を行うようにすればよい。
【0050】
これにより、無効な操作キーの数が多くなった場合に、現在有効な操作キーと無効な操作キーをユーザに通知することができる。言い換えれば、操作可能なユーザ操作が少なく、操作ミスを起こしやすい状況になったタイミングで、操作可能なユーザ操作を通知することが可能となる。なお、無効な操作キーの数がいくつ以上になったときにリモコン画像を表示するかは、ユーザが任意の値を設定できるようにしてもよい。
【0051】
(3) 第3実施形態
第3実施形態に係るディスク再生装置が、第1実施形態に係るディスク再生装置と異なる点は、予め設定した操作キーが無効になった場合に、上記リモコン画像を表示する処理を行う点である。
すなわち、上述したリモコン画像表示処理に代えて、CPU10が、予め定めた割り込み周期で、操作キーテーブルTKから無効な操作キーを取得する処理と、その操作キーが予め設定した操作キーと一致するか否かを判断する処理と、一致すると判断したときに、上記ステップS11のリモコン画像を表示する処理と、を行うようにすればよい。
【0052】
これにより、例えば、頻繁に使用される操作キー、具体的には、「SKIP(前、後)」や「SEARCH(FF、REW)」を予め設定しておくことにより、これら操作キーが無効になったタイミングで、その操作キーが無効であることをユーザに通知する、といったことが可能となる。この結果、ユーザが無効な操作キーを操作する前に無効である旨を通知できるので、ユーザの操作ミス低減を図ることができる。また、操作ミスの低減によりリモコン20の電池の浪費をより回避することができる。なお、予め設定しておく操作キーは1つに限らず、複数でもよい。複数設定した場合は、その複数の操作キーが全て無効になったときにリモコン画像を表示するようにすれば、リモコン画像を頻繁に表示してしまう、といった事態を回避することができる。また、予め設定しておく操作キーを、ユーザが任意に設定できるようにしてもよいことは勿論である。
【0053】
(4) 補足
本願発明は、上述した実施形態に限らず種々の態様にて実施することができる。例えば、以下のような変形実施が可能である。
【0054】
(4.1)
上述の各実施形態では、ユーザが無効な操作などを行った場合などにリモコン画像を表示させる場合について述べたが、ユーザが何らかの操作を行った場合は常に上記リモコン画像を一定期間表示させるようにしてもよい。上述したように、リモコン画像は、無効な操作キーを通知する情報であると共に、現時点に用意されているDVDの各種機能をユーザに通知する情報としても利用できるので、ユーザが操作を行った場合、つまり、ユーザが再生画像を視聴していると予想される場面で有益な情報を提供することが可能となる。
【0055】
(4.2)
上述の各実施形態では、各操作キーを有効か無効かに応じて色分けしたリモコン画像を表示する場合について述べた。本発明はこれに限らず、文字で表記するなど、他の表現方法によって操作キーの有効または無効を示すようにしてもよく、また、リモコン画像に限定する必要もない。要は、有効なユーザ操作を示す映像を表示すればよい。
【0056】
さらに、有効な操作キーを示す映像を表示装置30に表示する方法に代えて、または、この方法に加えて、リモコン20に表示させるようにしてもよい。
すなわち、有効な操作キーを通知する場合は、CPU10が、各操作キーの有効、無効を示す操作特定信号を外部に送信させる処理を行う。さらに、リモコン20は、操作特定信号を受信する受信部と、複数の操作キーの各々に対応する発光ダイオードと、受信した操作特定信号に基づきこれら発光ダイオードを制御する発光制御部とを備えるようにする。これによって、リモコン20において、有効な操作キーに対応する発光ダイオードを発光させることによって、有効な操作キーをユーザに通知することができる。この場合も、リモコン20の電池の節約を図るべく、一定期間だけ、発光ダイオードを発光制御することが好ましい。なお、有効な操作キーを通知する場合は、上述したように、無効な操作キーが操作された場合、無効な操作キーの数が予め設定した値以上になった場合、予め設定した操作キーが全て無効になった場合である。
【0057】
(4.3)
また、上述の各実施形態では、DVDのフォーマットに定義されるユーザ操作コントロール(UOP CTL)の情報に基づき、ユーザ操作(操作キー)の無効、有効を判断する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ナビゲーションデータの、ユーザ操作コントロール(UOP CTL)以外の情報に基づいて、ユーザ操作の無効、有効を判断するようにしてもよい。具体的には、ナビゲーションデータに基づき、メニューの副映像データが記憶されているか否かや、複数のカメラアングルの映像データが格納されているか否かを検出することによって、「TOP MENU」、「MENU」、「ANGLE」の操作キーの有効、無効を判断することが可能である。
【0058】
(4.4)
また、上述の各実施形態では、DVD再生時においてのみ、操作キーの有効、無効を通知する場合について述べたが、CDなどのDVD以外の光ディスクの再生時においても、操作キーの有効、無効を通知するようにしてもよい。例えば、ディスク再生装置が通常備えるディスク判別機能、つまり、DVDビデオ、DVDオーディオ、ビデオCD、音楽CDのいずれかを判別する機能を利用して、予め記憶した各メディアの操作キーの有効、無効を示すリモコン画像の中から、対応するリモコン画像を表示するようにしてもよい。この場合、無効な操作キーが操作された場合などに一定期間表示すれば上記と同様の効果を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、現在有効なユーザ操作を適切なタイミングでユーザに通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るディスク再生装置のブロック図である。
【図2】 リモコンの一例を示す図である。
【図3】 一般的なDVD(DVDビデオ)の論理データ構造を示す図である。
【図4】 DVDに記述される各ユーザ操作コントロールと実際のユーザ操作の関係を示す図である。
【図5】 操作キーテーブルの一例を示す図である。
【図6】 メインルーチンを示すフローチャートである。
【図7】 リモコン画像表示処理を示すフローチャートである。
【図8】 リモコン画像表示処理で表示されるリモコン画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1……ディスク再生装置、2……光ディスク、
10……CPU、11……システムメモリ、
12……操作部、13……受信部、
14……ディスクドライブ部、15……システムプロセッサ部、
16……ビデオデコーダ部、17……オーディオデコーダ部、
18……副映像デコーダ部、19……データRAM、
20……リモートコントローラ、21……リモコン画像生成部、
22……出力部、30……表示装置、40……スピーカ。

Claims (3)

  1. 映像や音声のプレゼンテーションデータと、前記プレゼンテーションデータの再生制御に関するナビゲーションデータとが記憶されたディスクからデータを読み出して再生する再生手段と、
    複数の操作キーを備え、操作キーの操作に応じて操作信号を送信する操作装置と、
    前記操作信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した操作信号に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えるディスク再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記ナビゲーションデータに基づき、再生中の前記プレゼンテーションデータに対する無効な操作キーの数を特定し、前記無効な操作キーの数が予め定めた数以上になったか否かを判別し、前記無効な操作キーの数前記予め定めた数以上になったと判別すると、有効な操作キーを示す映像を再生映像に含めるように前記再生手段を制御することを特徴とするディスク再生装置。
  2. 映像や音声のプレゼンテーションデータと、前記プレゼンテーションデータの再生制御に関するナビゲーションデータとが記憶されたディスクからデータを読み出して再生する再生手段と、
    複数の操作キーを備え、操作キーの操作に応じて操作信号を送信するリモートコントローラと、
    前記操作信号を受信する受信手段と、
    前記リモートコントローラに所定の信号を送信する送信手段と、
    前記受信手段が受信した操作信号に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えるディスク再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記ナビゲーションデータに基づき、再生中の前記プレゼンテーションデータに対する無効な操作キーの数を特定し、前記無効な操作キーの数が予め定めた数以上になったか否かを判別し、前記無効な操作キーの数前記予め定めた数以上になったと判別すると、有効な操作キーを示す操作特定信号を送信するように前記送信手段を制御し、
    前記リモートコントローラは、
    前記操作特定信号を受信する受信手段と、
    前記複数の操作キーの各々に対応する複数の発光手段と、
    前記受信手段が受信した操作特定信号に基づき、前記複数の発光手段の発光制御を行う発光制御手段とを有することを特徴とするディスク再生装置。
  3. 映像や音声のプレゼンテーションデータと、前記プレゼンテーションデータの再生制御に関するナビゲーションデータとが記憶されたディスクからデータを読み出して再生する再生手段と、
    複数の操作キーを備え、操作キーの操作に応じて操作信号を送信する操作装置と、
    前記操作信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した操作信号に基づいて前記再生手段を制御する制御手段とを備えるディスク再生装置の制御方法において、
    前記制御手段が、
    前記ナビゲーションデータに基づき、再生中の前記プレゼンテーションデータに対する無効な操作キーの数を特定するステップと、
    前記無効な操作キーの数が予め定めた数以上になったか否かを判別し、前記無効な操作キーの数前記予め定めた数以上になったと判別すると、有効な操作キーを示す映像を再生映像に含めるように前記再生手段を制御するステップとを有することを特徴とするディスク再生装置の制御方法。
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