JP3378327B2 - シート分離装置 - Google Patents

シート分離装置

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JP3378327B2
JP3378327B2 JP33807093A JP33807093A JP3378327B2 JP 3378327 B2 JP3378327 B2 JP 3378327B2 JP 33807093 A JP33807093 A JP 33807093A JP 33807093 A JP33807093 A JP 33807093A JP 3378327 B2 JP3378327 B2 JP 3378327B2
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    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
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    • B65H3/5253Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5261Retainers of the roller type, e.g. rollers
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やプ
リンタ等に適用され、原稿を1枚ずつ分離すシート分
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿テーブル上に複数枚の原稿を重ねて
セットし、フィードローラとこれに圧接するローラとの
協動により原稿を1枚ずつ分離して供給する自動原稿給
送装置は、一般によく知られている。
【0003】この種の自動原稿給送装置における大きな
問題の一つは、使用者の原稿セット状態によって分離性
能がばらつくということである。その具体例を示せば、
複数枚重ねた原稿を強く差し込んでその先端がフィード
ローラと、これに圧接するローラの間に入り込んでしま
い、2枚以上の原稿が同時に送られる、いわゆる重送が
発生し易いことが知られている。
【0004】そこで、そのような不具合を解決するため
の提案がいくつかなされているが、その一つとして、例
えば、特開昭63−123740号公報や特開平3−166128号公
報には、原稿セット時に、原稿先端の位置が一定位置に
揃うように原稿先端を突き当てるストッパを設けたもの
が開示されている。このようにすれば、原稿先端をフィ
ードローラとこれに圧接するローラの間に差し込むこと
もなく、また、先端の位置が揃うために、重送を防止す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−166128号公報記載の技術では、原稿給送時、常
にシャッタトルクリミッタが滑りながらストッパを上げ
るためのトルクを発生しており、すなわちこのことは、
常にシャッタトルクリミッタの発生するトルク分の負荷
をモータが背負っていることに等しい。そのため、高出
力,高価なモータが必要となり、また、トルクリミッタ
が動作中常に滑っているため、耐久性にも難がある。
【0006】本発明は、このような課題を解決し、安価
で耐久性に優れたシート分離装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、シート束からシートを1枚ずつ分離して
給送する分離搬送手段と、この分離搬送手段に対してシ
ートの給送方向上流側に配置され、シートに当接して前
記分離搬送手段にシートを搬送させる予備搬送手段と、
前記分離搬送手段を駆動させる正逆転可能な駆動手段
と、この駆動手段の回転を伝達する回転伝達系とを備
え、前記駆動手段を正転させた際に前記分離搬送手段を
駆動させてシートを分離・給送させるシート分離装置に
おいて、前記シート束の先端に当接する傾斜面を有し
前記シート束における前記予備搬送手段に当接した側
がシートの給送方向に突き出た状態になるように前記シ
ート束の先端を傾斜させて整合させるストッパ部を形成
し、装置本体に回動可能に設けたシャッタと、前記駆動
手段の逆転時にのみ前記回転伝達系に連結して前記駆動
手段から前記シャッタに駆動力を伝達する駆動伝達手段
とを備え、前記駆動手段を所定量逆転させることにより
前記シャッタを回動させて前記ストッパを前記シート
束の先端に当接可能な位置に移動させ、前記駆動手段を
正転させることによって前記回転伝達系と前記駆動伝達
手段との連結を解除して前記シャッタを回動前の状態に
戻し、前記ストッパと前記シート束との当接状態を解
除させることを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記駆動伝達手段から前記
シャッタに駆動力を伝達する際に、ある一定以上の駆動
力が前記シャッタに伝達されることを規制する駆動力規
制手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】このように構成したことで、駆動手段を逆転さ
せたときにのみシャッタを回動させることによりストッ
をシート束の先端に当接させ、正転させたときにシ
ート束の当接状態を解除させるようになり、さらに、正
転時には回転伝達系と駆動伝達手段との連結が解除され
るために、駆動伝達手段が駆動手段を正転させたときの
駆動負荷にならない。また、シート束をセットした時
に、シート束の先端において予備搬送手段に当接してい
る側が突出した状態となるため、予備搬送手段に当接し
たシートから順番に分離搬送手段側へ確実に搬送するこ
とができる。
【0010】また、駆動軸を規定量だけ逆方向に回転さ
せることで、ストッパが原稿テーブル上の所定位置に突
出するため、逆方向の回転量をそれほど正確に制御する
必要がなくなる。原稿ジャム解除等のメンテナンスのと
き、ストッパを原稿テーブルから引っ込めたい場合、シ
ャッタをある一定の力で押すことにより原稿テーブルか
ら引っ込めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0012】図1は第1実施例にかかるローラおよびギ
ヤの配置を示す側面図であり、1はフィードローラ、2
はリバースローラ、3はピックアップローラ、4はアイ
ドルギヤ、5は駆動軸、6は原稿テーブル、7はピック
アップブラケット、8はリバースローラブラケットを示
す。
【0013】図1に示すように、原稿テーブル6の上方
には、ピックアップブラケット7によって支持されたフ
ィードローラ1,アイドルギヤ4,ピックアップローラ
3がそれぞれ噛合した状態で配置されており、原稿テー
ブル6の下方には、リバースローラブラケット8に設置
されたリバースローラ2,駆動軸5に固定され、かつリ
バースローラ2に噛合する駆動ギヤ5aが配置されてい
る。リバースローラ2は原稿テーブル6に形成された孔
部6aより原稿テーブル6表面に露出し、かつフィード
ローラ1に当接する。
【0014】前記フィードローラ1は後述する駆動モー
タによって回転し、同時にアイドルギヤ4を介してフィ
ードローラ1と同方向にピックアップローラ3が回転す
る。さらにリバースローラ2は、原稿給送時において後
述する駆動モータの回転が駆動ギヤ5aを介して伝達さ
れ、フィードローラ1と同方向に回転する。そのため、
原稿テーブル6にセットされた複数枚の原稿は、まずピ
ックアップローラ3によって図中A方向に給送され、フ
ィードローラ1とリバースローラ2とのニップ部を通っ
て1枚ずつ分離給送される。
【0015】図2はフィードローラ近傍の構成を示す斜
視図、図3はリバースローラ近傍の構成を示す斜視図、
図4は自動原稿給送装置の外観を示す斜視図である。図
2において、9はフィードローラ駆動軸を示す。図2に
示すように、フィードローラ駆動軸およびピックアップ
ローラ3はU字型のピックアップブラケット7に設置さ
れている。また、図3において、10は一方向クラッチを
示し、この一方向クラッチ10は、動力入力部10a,動力
伝達部10b,動力出力部10cの3部材で構成されている。
11は動力出力部10cに立設したレバー、12はU字型のシ
ャッタ、13は、シャッタ12の両端部に形成され、かつピ
ックアップブラケット7の両側に配置されたV字型のス
トッパ部を示す。
【0016】図3に示すように、駆動軸5にはリバース
ブラケット8,一方向クラッチ10の動力出力部10c,動
力伝達部10b,動力入力部10aの順で設置されており、動
力出力部10cに立設したレバー11が一方のストッパ部13
のみに係合する。また、シャッタ12は装置本体に回動可
能に設置されている。
【0017】図5は第1実施例に係る駆動系を示す斜視
図であり、14は駆動モータ、15はフィードローラ駆動軸
9の一端に固定したフィードギヤ、16は駆動軸5の一端
に固定したリバースギヤを示す。図5に示すように、駆
動モータ14はフィードギヤ15に噛合しており、フィード
ギヤ15はリバースギヤ16に噛合している。そのため、駆
動モータ14の回転によりリバースギヤ16はフィードギヤ
15に連動し、フィードギヤ15に対して逆回転する。な
お、フィードローラ1(図1参照)はフィードローラ駆動
軸9より直接回転力を受け、またリバースローラ2(図
1参照)は駆動ギヤ5aを介して回転力を受けるため、フ
ィードローラ1とリバースローラ2は同方向に回転す
る。
【0018】図6は第1実施例にかかる一方向クラッチ
の構造を示す平面図であり、10dは動力入力部10aと動力
伝達部10bとの間に形成されたラチェット部、10eは動力
伝達部10bにおける動力出力部10c対向面より立設した突
起、10fは動力出力部10cにおける動力伝達部10b対向部
に形成した摺動面を示し、この摺動面10fは図6におい
て左側から右側に傾斜しており、さらにこの摺動面10f
には突起10eの先端が当接する。10gは摺動面10fの両側
に形成した係止部を示す。
【0019】前記した動力入力部10aは駆動軸5に固定
されており、動力伝達部10bは駆動軸5に軸方向および
周方向へ移動可能に嵌挿されており、動力出力部10cは
周方向へのみ移動可能に嵌挿されている。さらにラチェ
ット部10dは図に示すように右上がりの歯型同士が噛合
する構成となっている。
【0020】そこで、駆動軸5を図中B方向に回転させ
ると、ラチェット部10dが噛合して、動力伝達部10bが回
転し、突起10eが係止部10gに係合することにより動力出
力部10cも連動して図中B方向に回転する。駆動軸5を
図中C方向に回転させると、ラチェット部10dの噛合が
解除され、それと同時に動力伝達部10bは、突起10eが摺
動面10fを摺動しつつ軸方向に移動する。そのため、突
起10eを介して動力出力部10cに回転力が伝達されなくな
り、駆動軸5のみ回転するようになる。
【0021】ところで、ピックアップローラ3は、原稿
テーブル6に原稿がない状態では、図示しないソレノイ
ド等の動作により原稿テーブル6から離れて位置してお
り、原稿がセットされると、原稿がセンサ等により検出
され、フィードローラ1の軸を中心に回転し、図4に示
すように下降する。そして、最上部の原稿からフィード
ローラ1方向に搬送する。
【0022】図7はラチェット部が噛合したときの状態
を示す平面図、図8はラチェット部の噛合を解除したと
きの状態を示す平面図である。
【0023】駆動軸5を図中C方向に回転させると、図
8に示すようにラチェット部10dの噛合が解除され、駆
動ギヤ5aを介してリバースローラ2が原稿の給送方向
に対して逆方向に回転する。また、駆動軸5を図中B方
向に回転させると、図8に示すようにラチェット部10d
が噛合して、動力出力部10cに回転力が伝達され、レバ
ー11によってストッパ部13の一端が押圧され、シャッタ
12が回動してストッパ部13の他端が上昇する。
【0024】図9はレバーの動作を示す要部の側面図で
あり、6bは原稿テーブル6の表面上で、かつストッパ
部13の他端が対向する部分に形成した孔部を示す。原稿
給送時には前述のように動力出力部10cに回転力が伝達
されないため、ストッパ部13はシャッタ12の自重(また
はスプリングによる付勢)により、図9(a)に示すように
ストッパ部13は下降状態にあり、ストッパ部13の他端は
孔部6bの下方に位置する。
【0025】また、原稿給送時以外のときは、駆動軸5
を原稿給送時に対して所定量だけ逆回転させ、図9(b)
に示すようにシャッタ12を上昇させてストッパ部13の他
端を孔部6bに突出させる。この突出したストッパ部13
により、セットされた原稿Pの先端が揃うようになる。
このとき突出したストッパ部13の他端部は、給送方向に
傾斜しているため、原稿Pの先端は、上部の原稿が下部
の原稿よりも突き出た状態になる。
【0026】次に、第1実施例の一連の給紙動作につい
て説明する。
【0027】図10は第1実施例の一連の給紙動作の流れ
を示すフローチャートである。
【0028】装置本体に電源が投入されると(S1)、ま
ず原稿テーブル6上に原稿が有るか否かが判別され(S
2)。この判別は装置内に設けた検知センサ(図示せず)の
出力の有無によってなされ、出力がないときは((S2)の
NO)続けて出力の有無を監視する。出力があったときは
((S2)のYES)ピックアップローラ3を下降させ(S3)、
駆動モータ14を正転方向に回転を開始させ(S4)、原稿
の給紙を開始させる。
【0029】給紙動作が続けられ((S5)のYES)、やがて
原稿テーブル6上に原稿がなくなると、前記検知センサ
(図示せず)の出力がオフになり((S5)のNO)、その状態
を検知して駆動モータ14を停止させ(S6)、ピックアッ
プローラ3を上昇させる(S7)。さらに、駆動モータ14
を逆転方向に回転させ(S8)、シャッタ12を上昇させる
(S9)。この逆転動作はストッパ部13が原稿テーブル6
上に突出するまで続けられる((S9)のNO)。そしてスト
ッパ部13が原稿テーブル6上に突出した後((S9)のYE
S)、駆動モータ14を停止させ(S10)、次の原稿がセット
されるまで待機させる(S11)。
【0030】図11は本発明の第2実施例の要部を示す平
面図であり、17はスプリングによって構成したトルクリ
ミッタを示す。この第2実施例は、前記第1実施例にお
ける動力入力部10aを駆動軸5に周方向へのみ移動可能
に嵌挿させ、この動力入力部10aにトルクリミッタ17の
一端を固定し、さらに他端を駆動軸5に固定したもので
ある。なお、一方向クラッチが回転を伝達する方向とは
逆方向(図中D方向)に回転したときに、トルクリミッタ
17は、構成するスプリングが締まるように巻回されてい
る。
【0031】一方向クラッチが動力伝達部10bに回転を
伝達する方向(図中E方向)に回転したとき、駆動軸5か
ら一方向クラッチ10に対してある一定のトルクが伝達さ
れることで、シャッタ12が持ち上げられる。この場合、
シャッタ12が上昇している状態に保持する力はトルクリ
ミッタ17が発生するトルクに従うので、例えば、原稿テ
ーブル6上からシャッタ12のストッパ部13を、何らかの
手段でトルクリミッタ17が発生するトルク以上の力で押
せば、ストッパ部13は原稿テーブル6内に下がる。ま
た、トルクリミッタ17が発生するトルクにより、シャッ
タ12は原稿テーブル6に当接した状態で保持される。
【0032】また、一方向クラッチ10が図中E方向に回
転したときは、前述したようにスプリングの締まり方向
になるため、駆動軸5から一方向クラッチ10に対して前
記一定のトルク以上のトルクが伝達される。しかし、動
力入力部10aから動力伝達部10bに回転が伝達されないた
め、動力出力部10cに回転が伝達されない。
【0033】図12は第2実施例の一連の給紙動作の流れ
を示すフローチャートである。この第2実施例の給紙動
作は、図10に示す前記第1実施例の給紙動作における電
源投入(S1)からピックアップローラ上昇(S7)まで同じ
である。そしてピックアップローラ3を上昇させた後
(S7)、駆動モータ14を規定量だけ逆回転させることで
(S8)、ストッパ部13が原稿テーブル6上に突出し、ト
ルクリミッタ17の付勢によりストッパ部13が突出した状
態が保持され、その状態で次の原稿がセットされるまで
待機する(S9)。
【0034】このように構成された本実施例によれば、
駆動軸5に備えた一方向クラッチ10により、リバースロ
ーラ2を給紙方向に対して逆方向に回転させるために駆
動軸5を順方向に回転させるときは、駆動軸5のみ回転
する。また、シャッタ12を上昇させるために駆動軸5を
逆方向に回転させるときは、レバー11も同時に回動し
て、ストッパ部13を押圧する。このように、従来例のよ
うに、原稿給送時にシャッタ駆動系の負荷を駆動モータ
が背負うことがなく、さらにトルクリミッタ等を原稿給
送時に常時滑らせていないので、安価で耐久性に優れた
構成が実現できる。
【0035】特に、第2実施例の構成によれば、原稿給
送終了時の駆動モータ14の逆転時におけるシャッタ12が
上昇終了したか否かの検知手段が不要となり、駆動系の
制御が簡単になる。また、原稿ジャム解除等のメンテナ
ンスのとき、ストッパ部13を原稿テーブル6から引っ込
めたい場合、シャッタ12をある一定の力で押すことによ
り原稿テーブル6から引っ込めることが可能となり、メ
ンテナンス性が良くなる。
【0036】
【発明の効果】以上、説明した通りに構成された本発明
によれば、シート給送時にシャッタ駆動系の負荷を駆動
モータが背負うことがなく、さらにトルクリミッタ等を
シート給送時に常時滑らせていないので、安価で耐久性
に優れた構成が実現できる。また、シート束をセットし
た時に、シート束の先端において予備搬送手段に当接し
ている側が突出した状態となるため、予備搬送手段に当
接したシートから順番に分離搬送手段側へ確実に搬送す
ることができる。
【0037】また、シート給送終了時の駆動モータの逆
転時におけるシャッタの移動が終了したか否かの検知手
段が不要となり、駆動系の制御が簡単になる。また、テ
ーブルから引っ込めることが可能となり、メンテナンス
性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかるローラおよびギヤの配置を
示す側面図である。
【図2】フィードローラ近傍の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】リバースローラ近傍の構成を示す斜視図であ
る。
【図4】自動原稿給送装置の外観を示す斜視図である。
【図5】第1実施例にかかる駆動系を示す斜視図であ
る。
【図6】第1実施例にかかる一方向クラッチの構造を示
す平面図である。
【図7】ラチェット部が噛合したときの状態を示す平面
図である。
【図8】ラチェット部の噛合を解除したときの状態を示
す平面図である。
【図9】レバーの動作を示す要部の側面図である。
【図10】第1実施例の一連の給紙動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第2実施例の要部を示す平面図であ
る。
【図12】第2実施例の一連の給紙動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…フィードローラ、 2…リバースローラ、 3…ピ
ックアップローラ、 4…アイドルギヤ、 5…駆動
軸、 5a…駆動ギヤ、 6…原稿テーブル、 6a,6
b…孔部、 7…ピックアップブラケット、 8…リバ
ースローラブラケット、 9…フィードローラ駆動軸、
10…一方向クラッチ、 10a…動力入力部、 10b…動
力伝達部、 10c…動力出力部、 10d…ラチェット部、
10e…突起、 10f…摺動面、 10g…係止部、 11…
レバー、 12…U字型のシャッタ、13…ストッパ部、
14…駆動モータ、 15…フィードギヤ、 16…リバース
ギヤ、 17…トルクリミッタ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート束からシートを1枚ずつ分離して
    給送する分離搬送手段と、この分離搬送手段に対してシ
    ートの給送方向上流側に配置され、シートに当接して前
    記分離搬送手段にシートを搬送させる予備搬送手段と、
    前記分離搬送手段を駆動させる正逆転可能な駆動手段
    と、この駆動手段の回転を伝達する回転伝達系とを備
    え、前記駆動手段を正転させた際に前記分離搬送手段を
    駆動させてシートを分離・給送させるシート分離装置に
    おいて、 前記シート束の先端に当接する傾斜面を有しかつ前記シ
    ート束における前記予備搬送手段に当接した側がシート
    の給送方向に突き出た状態になるように前記シート束の
    先端を傾斜させて整合させるストッパ部を形成し、装置
    本体に回動可能に設けたシャッタと、前記駆動手段の逆
    転時にのみ前記回転伝達系に連結して前記駆動手段から
    前記シャッタに駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備
    え、 前記駆動手段を所定量逆転させることにより前記シャッ
    タを回動させて前記ストッパを前記シート束の先端に
    当接可能な位置に移動させ、前記駆動手段を正転させる
    ことによって前記回転伝達系と前記駆動伝達手段との連
    結を解除して前記シャッタを回動前の状態に戻し、前記
    ストッパと前記シート束との当接状態を解除させるこ
    とを特徴とするシート分離装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動伝達手段から前記シャッタに駆
    動力を伝達する際に、ある一定以上の駆動力が前記シャ
    ッタに伝達されることを規制する駆動力規制手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のシート分離装置。
JP33807093A 1993-12-28 1993-12-28 シート分離装置 Expired - Fee Related JP3378327B2 (ja)

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