JP3377345B2 - 小型モータとその製造方法 - Google Patents
小型モータとその製造方法Info
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンパクトディスク
駆動用スピンドルモータなどに用いて好適なもので、特
に両持ち方式の軸受を有する小型モータの取り付け面と
出力軸の直角度を容易に高精度に得ることができるよう
にしたものに関する。
駆動用スピンドルモータなどに用いて好適なもので、特
に両持ち方式の軸受を有する小型モータの取り付け面と
出力軸の直角度を容易に高精度に得ることができるよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクなどの光メディア駆
動用スピンドルモータは、軸の振れをできるだけ少なく
すると共に、取り付け面に対するメディアチャックテー
ブルの水平度、すなわち出力軸の直角度が非常に高精度
に要求されているが、従来のケースとブラケットにそれ
ぞれ軸受を配したいわゆる両持ち方式であると、ケース
とブラケットの嵌合と軸受の同軸度を極めて高精度に追
い込む必要がある。これらの部材は通常コスト上からプ
レス加工されるため高精度が実現しにくく、実際には、
ケース、またはブラケットの一方のみに配した円筒型ホ
ルダに2個又は長手の1個の軸受を格納してなるいわゆ
る片持ち方式が多用されている。
動用スピンドルモータは、軸の振れをできるだけ少なく
すると共に、取り付け面に対するメディアチャックテー
ブルの水平度、すなわち出力軸の直角度が非常に高精度
に要求されているが、従来のケースとブラケットにそれ
ぞれ軸受を配したいわゆる両持ち方式であると、ケース
とブラケットの嵌合と軸受の同軸度を極めて高精度に追
い込む必要がある。これらの部材は通常コスト上からプ
レス加工されるため高精度が実現しにくく、実際には、
ケース、またはブラケットの一方のみに配した円筒型ホ
ルダに2個又は長手の1個の軸受を格納してなるいわゆ
る片持ち方式が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
の姿勢が低いもの、たとえば8ミリ程度以下のものが要
求されるようになると、前記片持ち方式では軸受間寸法
に対して出力軸の長さ、すなわちメディア取り付け寸法
の方が長くなってきて軸の傾きが出やすくなる。したが
って、モータの姿勢が低い偏平型になるほど再び両持ち
方式を採用せざるを得なくなるが、ケースとブラケット
の軸受同志の同軸度を極限まで追い込むか、もしくは軸
受と出力軸とのクリアランスを大にしないと、偏平型で
はほとんど組み付けすらできなくなってしまう。このた
め、直角度以外に致命的な欠点となる出力軸の振れが大
となってしまう問題がある。
の姿勢が低いもの、たとえば8ミリ程度以下のものが要
求されるようになると、前記片持ち方式では軸受間寸法
に対して出力軸の長さ、すなわちメディア取り付け寸法
の方が長くなってきて軸の傾きが出やすくなる。したが
って、モータの姿勢が低い偏平型になるほど再び両持ち
方式を採用せざるを得なくなるが、ケースとブラケット
の軸受同志の同軸度を極限まで追い込むか、もしくは軸
受と出力軸とのクリアランスを大にしないと、偏平型で
はほとんど組み付けすらできなくなってしまう。このた
め、直角度以外に致命的な欠点となる出力軸の振れが大
となってしまう問題がある。
【0004】
【発明の目的】この発明の目的は、上記のような問題点
を克服しようとするもので、両持ち方式の固定型の軸受
を採用しながらも調心が容易にできると共に、ハウジン
グの取り付け面に対する出力軸の直角度を高精度に得る
ことができ、軸受と出力軸のクリアランスを小にして、
出力軸の振れを少なくすることのできる小型モータとそ
の製造方法を提供しようとするものである。
を克服しようとするもので、両持ち方式の固定型の軸受
を採用しながらも調心が容易にできると共に、ハウジン
グの取り付け面に対する出力軸の直角度を高精度に得る
ことができ、軸受と出力軸のクリアランスを小にして、
出力軸の振れを少なくすることのできる小型モータとそ
の製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するに
は、請求項1に示す発明のように、それぞれ軸受けを配
したケースとブラケットを組みつけてハウジングを構成
し、このハウジングの少なくとも一端から出力軸を突き
出したロータを前記軸受けに回動自在に支承してなる小
型モータにおいて、一方の軸受けを外周にねじを形成し
た軸受けホルダに嵌着し、この軸受けホルダをハウジン
グに設けた螺着孔に螺合してハウジングに対し回動可能
とする回動可能手段を設け、この回動可能手段により軸
受けを回動させ出力軸の調心を行う構成で達成できる。
また、回動可能手段がハウジングに螺合されていること
を利用し、請求項2に示すように出力軸のスラスト量を
調整することも可能である。そして、請求項1に係る小
型モータの組み立て方法は、請求項2に示す発明のよう
に、それぞれ軸受けを配したケースとブラケットを組み
つけてハウジングを構成し、このハウジング内に格納し
たロータを前記軸受で回動自在に支承してなる小型モー
タの製造方法において、一方の軸受けをハウジングに対
して回動可能とする回動可能手段を設けた小型モータ
を、予め用意した、出力軸とハウジングに設けられた取
り付け面が直角となるよう、出力軸を支承する軸受け部
と取り付け面を保持するハウジング取り付け部を有する
治具に装着し、上記小型モーターへ通電することによっ
て内蔵したロータを回転させながら、前記回動可能手段
を回動させて調心および、またはスラスト量調整すると
ともに出力軸と取り付け面の直角度を出した後、前記回
動可能手段をハウジングに固定してなる小型モータの製
造方法で達成できる。
は、請求項1に示す発明のように、それぞれ軸受けを配
したケースとブラケットを組みつけてハウジングを構成
し、このハウジングの少なくとも一端から出力軸を突き
出したロータを前記軸受けに回動自在に支承してなる小
型モータにおいて、一方の軸受けを外周にねじを形成し
た軸受けホルダに嵌着し、この軸受けホルダをハウジン
グに設けた螺着孔に螺合してハウジングに対し回動可能
とする回動可能手段を設け、この回動可能手段により軸
受けを回動させ出力軸の調心を行う構成で達成できる。
また、回動可能手段がハウジングに螺合されていること
を利用し、請求項2に示すように出力軸のスラスト量を
調整することも可能である。そして、請求項1に係る小
型モータの組み立て方法は、請求項2に示す発明のよう
に、それぞれ軸受けを配したケースとブラケットを組み
つけてハウジングを構成し、このハウジング内に格納し
たロータを前記軸受で回動自在に支承してなる小型モー
タの製造方法において、一方の軸受けをハウジングに対
して回動可能とする回動可能手段を設けた小型モータ
を、予め用意した、出力軸とハウジングに設けられた取
り付け面が直角となるよう、出力軸を支承する軸受け部
と取り付け面を保持するハウジング取り付け部を有する
治具に装着し、上記小型モーターへ通電することによっ
て内蔵したロータを回転させながら、前記回動可能手段
を回動させて調心および、またはスラスト量調整すると
ともに出力軸と取り付け面の直角度を出した後、前記回
動可能手段をハウジングに固定してなる小型モータの製
造方法で達成できる。
【0006】
【作用】上記請求項1に示すような課題解決手段によれ
ば、一方の軸受を回動させることによって、同軸度が多
少悪化していてもブラケットに対して出力軸の調心、ス
ラスト量の調整ができる。上記請求項2に示すような製
造方法を採用すれば、ケースとブラケットの同軸度が多
少ラフになっていても、一方の軸受を回転させて調心す
ることにより同軸度を精度よく出し、スラスト量が調整
されたものが得られ、ハウジングの取付面と出力軸の直
角度も容易に得られる。
ば、一方の軸受を回動させることによって、同軸度が多
少悪化していてもブラケットに対して出力軸の調心、ス
ラスト量の調整ができる。上記請求項2に示すような製
造方法を採用すれば、ケースとブラケットの同軸度が多
少ラフになっていても、一方の軸受を回転させて調心す
ることにより同軸度を精度よく出し、スラスト量が調整
されたものが得られ、ハウジングの取付面と出力軸の直
角度も容易に得られる。
【0007】
【実施例】次にこの発明の実施例として面対向コアレス
偏平型スピンドルモータに採用した構成を図1に示す要
部断面図に基づいて説明する。同図において、1は上面
がキャビネット(図示せず)等に装着される取り付け面
1aとなっているブラケットで、中央に配したバーリン
グ孔1bに含油軸受2が嵌着され、その外方に取り付け
ねじ孔1c,1cが設けられている。このブラケット1
の外周は段部1dで板厚より薄く形成され、浅い有底円
筒状のケース3が開口縁3aを内側に加圧折曲げること
によって組み付けられハウジングHを構成している。
偏平型スピンドルモータに採用した構成を図1に示す要
部断面図に基づいて説明する。同図において、1は上面
がキャビネット(図示せず)等に装着される取り付け面
1aとなっているブラケットで、中央に配したバーリン
グ孔1bに含油軸受2が嵌着され、その外方に取り付け
ねじ孔1c,1cが設けられている。このブラケット1
の外周は段部1dで板厚より薄く形成され、浅い有底円
筒状のケース3が開口縁3aを内側に加圧折曲げること
によって組み付けられハウジングHを構成している。
【0008】前記ケース3の底部には、ねじ切りした軸
受ホルダ螺着孔3bが配され、ここに外周をわずかに小
径にねじ切りすると共に含油軸受2を嵌着した軸受ホル
ダ3cがわずかにゆるくねじこまれている。なお、含油
軸受2にはドライバ係止用溝2aが設けられている。こ
の軸受ホルダ螺着孔3b、含油軸受2および軸受けホル
ダ3で回動可能手段を構成している。図中、4、4はブ
ラシでブラシベース5を介して前記底部に基端で植設さ
れ、さらに、その外方にリング状のマグネット6が載置
される。Rは、複数個の空心コイルR1‥‥を合成樹脂
Jで出力軸7と共に一体成形されたコアレスロータであ
り、前記ブラケット1とマグネット6の内に空隙を介し
て配され、出力軸7を介して前記軸受同志に回動自在に
支承されるようになっている。このロータRには、さら
に円筒型コミュテータ8が配され、前記ブラシ4、4の
自由端が摺接されて電力を受けるようになっている。
受ホルダ螺着孔3bが配され、ここに外周をわずかに小
径にねじ切りすると共に含油軸受2を嵌着した軸受ホル
ダ3cがわずかにゆるくねじこまれている。なお、含油
軸受2にはドライバ係止用溝2aが設けられている。こ
の軸受ホルダ螺着孔3b、含油軸受2および軸受けホル
ダ3で回動可能手段を構成している。図中、4、4はブ
ラシでブラシベース5を介して前記底部に基端で植設さ
れ、さらに、その外方にリング状のマグネット6が載置
される。Rは、複数個の空心コイルR1‥‥を合成樹脂
Jで出力軸7と共に一体成形されたコアレスロータであ
り、前記ブラケット1とマグネット6の内に空隙を介し
て配され、出力軸7を介して前記軸受同志に回動自在に
支承されるようになっている。このロータRには、さら
に円筒型コミュテータ8が配され、前記ブラシ4、4の
自由端が摺接されて電力を受けるようになっている。
【0009】次に、このような構成の偏平型スピンドル
モータを完成させる製造方法について図2に示す要部断
面図に基づいて説明する。同図において、11はハウジ
ングHを構成するブラケット1の取付面1aと出力軸7
の直角度を出す装置の一部で、内部に出力軸を回動自在
に支承する軸受部11aを設けると共に、この軸受11
aに対して直角なハウジング取付部11bと保持用ネオ
ジマグネット11cが配されている。
モータを完成させる製造方法について図2に示す要部断
面図に基づいて説明する。同図において、11はハウジ
ングHを構成するブラケット1の取付面1aと出力軸7
の直角度を出す装置の一部で、内部に出力軸を回動自在
に支承する軸受部11aを設けると共に、この軸受11
aに対して直角なハウジング取付部11bと保持用ネオ
ジマグネット11cが配されている。
【0010】いま、この組み付け方法を説明すると、ロ
ータRをブラケット1と各部材を準備取付したケース3
とからなるハウジングHに格納して、ケース3の開口縁
3aを内側に折曲げて組み付けしたあと、出力軸7を装
置の一部11の軸受部11aに嵌入しながらブラケット
1の取付面1aをハウジング取付部11bに保持用ネオ
ジマグネット11cの吸着力を利用して仮保持させる。
その後、外部導出ターミナルTに低電圧を通電しながら
ロータRを回動させ、軸受ホルダ3cに嵌着させた軸受
2を溝2aを利用してドライバDで回動させると調心が
得られるところで急激に電流が低下するので、この位置
で軸受2の回動を止める。なお本モータではスラスト量
を最小にするために、ロック直前まで軸受2を回動させ
ておくようにしている。この動作位置関係の模式図は図
3に示すようなものとなる。すなわち、軸受ホルダ3c
が最初想像線で示すようにずれていても軸受ホルダ3c
を回動調整して調心が得られるようになる。このままの
状態を維持して、ねじ部分に嫌気性接着剤を流しこみ固
着し、押しピンPによって出力軸の先端を押すことによ
り取りはずして完成するようになっている。
ータRをブラケット1と各部材を準備取付したケース3
とからなるハウジングHに格納して、ケース3の開口縁
3aを内側に折曲げて組み付けしたあと、出力軸7を装
置の一部11の軸受部11aに嵌入しながらブラケット
1の取付面1aをハウジング取付部11bに保持用ネオ
ジマグネット11cの吸着力を利用して仮保持させる。
その後、外部導出ターミナルTに低電圧を通電しながら
ロータRを回動させ、軸受ホルダ3cに嵌着させた軸受
2を溝2aを利用してドライバDで回動させると調心が
得られるところで急激に電流が低下するので、この位置
で軸受2の回動を止める。なお本モータではスラスト量
を最小にするために、ロック直前まで軸受2を回動させ
ておくようにしている。この動作位置関係の模式図は図
3に示すようなものとなる。すなわち、軸受ホルダ3c
が最初想像線で示すようにずれていても軸受ホルダ3c
を回動調整して調心が得られるようになる。このままの
状態を維持して、ねじ部分に嫌気性接着剤を流しこみ固
着し、押しピンPによって出力軸の先端を押すことによ
り取りはずして完成するようになっている。
【0011】このような製造装置を使用した製造方法に
より、仮にブラケット1とケース3の同軸度がずれてい
ても調心が容易にでき、しかも同時にブラケット1の取
付面1aと出力軸7の直角度を極めて高精度に得ること
ができる。
より、仮にブラケット1とケース3の同軸度がずれてい
ても調心が容易にでき、しかも同時にブラケット1の取
付面1aと出力軸7の直角度を極めて高精度に得ること
ができる。
【0012】
【その他の実施例】上述の実施例では、ブラケット側を
取り付け面にしたものを示したが、ケースとブラケット
を逆に組み合わせて、ケース側を取り付け面にしたもの
でもよい。また、この発明の別の応用としては、図1の
想像線で示すように出力軸がハウジングの両端から突き
出ている両軸型モータに採用できる。
取り付け面にしたものを示したが、ケースとブラケット
を逆に組み合わせて、ケース側を取り付け面にしたもの
でもよい。また、この発明の別の応用としては、図1の
想像線で示すように出力軸がハウジングの両端から突き
出ている両軸型モータに採用できる。
【0013】
【発明の効果】この発明の両持ち方式の偏平型スピンド
ルモータとその製造方法は、上述のように軸受ホルダを
介してハウジングに組み付け後、回動できるようにした
ので、固定型の軸受を使用しながらも調心が容易にで
き、同時にハウジングの取付面に対する出力軸の直角度
も高精度に得ることができ、軸受と出力軸のクリアラン
スをできるだけ少にしたものでも調心が得られるため、
出力軸の振れの少ないものにすることもできる。しか
も、スラスト量もできるだけ0に近づけることも可能と
なるため光メディア用として高性能なスピンドルモータ
を提供できることになる。
ルモータとその製造方法は、上述のように軸受ホルダを
介してハウジングに組み付け後、回動できるようにした
ので、固定型の軸受を使用しながらも調心が容易にで
き、同時にハウジングの取付面に対する出力軸の直角度
も高精度に得ることができ、軸受と出力軸のクリアラン
スをできるだけ少にしたものでも調心が得られるため、
出力軸の振れの少ないものにすることもできる。しか
も、スラスト量もできるだけ0に近づけることも可能と
なるため光メディア用として高性能なスピンドルモータ
を提供できることになる。
【図1】本発明の偏平型スピンドルモータの1実施例の
一部拡大要部断面図である。
一部拡大要部断面図である。
【図2】同モータを製造する製造の要部断面図である。
【図3】同モータの調心を得る動作の位置関係の模式図
である。
である。
1 ブラケット
1a 取り付け面
2 軸受
3 ケース
3a 開口縁
H ハウジング
R ロータ
7 出力軸
11 製造装置の一部
11a 軸受部
11b ハウジング取り付け部
D ドライバ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02K 15/16
H02K 5/167
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ軸受けを配したケースとブラケ
ットを組みつけてハウジングを構成し、このハウジング
の少なくとも一端から出力軸を突き出したロータを前記
軸受けに回動自在に支承してなる小型モータにおいて、
一方の軸受けを外周にねじを形成した軸受けホルダに嵌
着し、この軸受けホルダをハウジングに設けた螺着孔に
螺合してハウジングに対し回動可能とする回動可能手段
を設け、この回動可能手段により軸受けを回動させ出力
軸の調心を行うことを特徴とする小型モータ。 - 【請求項2】 上記螺合により出力軸のスラスト量調整
を行うことを特徴とする請求項1記載の小型モータ。 - 【請求項3】 それぞれ軸受けを配したケースとブラケ
ットを組みつけてハウジングを構成し、このハウジング
内に格納したロータを前記軸受で回動自在に支承してな
る小型モータの製造方法において、一方の軸受けをハウ
ジングに対して回動可能とする回動可能手段を設けた小
型モータを、予め用意した、出力軸とハウジングに設け
られた取り付け面が直角となるよう、出力軸を支承する
軸受け部と取り付け面を保持するハウジング取り付け部
を有する治具に装着し、上記小型モーターへ通電するこ
とによって内蔵したロータを回転させながら、前記回動
可能手段を回動させて調心および、またはスラスト量調
整するとともに出力軸と取り付け面の直角度を出した
後、前記回動可能手段をハウジングに固定してなる小型
モータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22757195A JP3377345B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 小型モータとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22757195A JP3377345B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 小型モータとその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956125A JPH0956125A (ja) | 1997-02-25 |
JP3377345B2 true JP3377345B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=16863005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22757195A Expired - Fee Related JP3377345B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 小型モータとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3377345B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100369099B1 (ko) * | 2000-06-24 | 2003-01-24 | 삼성전기주식회사 | 휴대폰용 진동 모터의 회전자 |
CN114952284A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-08-30 | 中航力源液压股份有限公司 | 一种提高高速重载轴向柱塞泵运动平稳性的加工方法 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP22757195A patent/JP3377345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0956125A (ja) | 1997-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |