JP3334987B2 - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP3334987B2
JP3334987B2 JP33572293A JP33572293A JP3334987B2 JP 3334987 B2 JP3334987 B2 JP 3334987B2 JP 33572293 A JP33572293 A JP 33572293A JP 33572293 A JP33572293 A JP 33572293A JP 3334987 B2 JP3334987 B2 JP 3334987B2
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広康 藤中
浩二 久山
省吾 濱本
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報機器あるいは、音響
機器等に使用される小型モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、小型モータは情報機器あるいは音
響機器等の小型化,薄型化に伴い、小型にて信頼性の高
いものが求められている。
【0003】以下に従来の小型モータについて説明す
る。図9において、101は中央部に113のメタルハ
ウジングをカシメ固定した取付ベースであり、そのメタ
ルハウジングにはロータのシャフト103を回転自在に
支承するメタル102を圧入固定し、前記シャフトの一
端にはディスクを吸着するクランプマグネット107が
接着固定されたサポートホイル104を介して、マグネ
ット106を保持したロータフレーム105を固定し、
前記シャフトの他端には止めリング108を保持してい
る。また、メタルハウジング外周にはコイル112を巻
装したコア111が接着固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、機器の小型化が進みモータに対する占有
面積の縮小化、さらに特性の高効率,高信頼性が求めら
れるようになってきた今日、第一に従来の構成のように
メタル開放部にロータの一部を接触させて支持した場
合、メタルが直接ロータを支持する形となるため、ロー
タの高さ精度は各部品の誤差が累積された形となるため
精度を確保することが難しい、またさらにメタルとロー
タとの間には摩耗が生ずるため信頼性を悪化させる原因
となることが問題となる。
【0005】第二に、上記の構成では取付ベースにメタ
ルハウジングがカシメ固定されているため取付ベースに
対する強度,精度を確保することが難しいという問題点
を有している。
【0006】さらに第三に従来のようにクランプマグネ
ットを、ターンテーブルに接着固定した場合、ターンテ
ーブルの材質等により十分な強度が得られない。あるい
は、温度変化,経時変化等により強度が劣化することが
問題となる。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、高強度,高精度,高信頼性で、しかも量産に適した
小型モータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型モータは、第一に中央部に円筒状の軸受
ボス部を一体に持つ取付ベースと、その取付ベースの軸
受ボス部にはロータのシャフトを回転自在に支承する軸
受を圧入固定し、前記シャフトの一端にはマグネットを
保持したロータフレームが固定されており、前記シャフ
トの他端には止めリングを保持し、前記ロータのスラス
ト方向の荷重を支持するよう前記取付ベースには底受を
固定したことを特徴とする。
【0009】第二に、固定子は中央部に円筒状の軸受ボ
ス部を一体に持つ取付ベースと、内径が多角形状に形成
し絶縁コーティングを行ったコアと、中央部付近の内径
を両端部の内径より大きく構成したメタルとからなり、
前記取付ベース円筒状の軸受ボス部内部に前記メタルを
圧入にて固定し、前記取付ベース円筒状の軸受ボス部外
部にコアを固定して構成したという特徴とを有してい
る。
【0010】第三にターンテーブルに圧入された、磁性
材料よりなるマグネットホルダーに、前記クランプマグ
ネット外周部を保持するような突起を設けた特徴を有し
ている。
【0011】
【作用】まず第一の構成により、ロータの高さ方向の支
持は底受で行っているため、高強度が得られるととも
に、組立行程にて底受けの位置を調整することにより、
部品精度によらない高い高さ精度を得ることが可能とな
る。また同時にロータは、シャフト先端一点で底受けに
支持されるため、摩耗が少なく、回転ムラの少ない高信
頼性の構造とすることができる。
【0012】また第二の構成により、コアと軸受とが直
接取付ベースに固定されるため、高強度の構成とするこ
とができ、さらに高精度の組立寸法、特に良好な軸垂精
度が得られる。また、コアと軸受の取り付け部をベース
に取り付ける行程が必要なくなるため組立行程が短縮さ
れ量産に適した構造とすることができる。
【0013】また第三の構成によって、クランプマグネ
ットが、マグネットホルダーによりターンテーブルに機
械的に固定されるため高強度の結合が得られるととも
に、温度変化,経時変化等による劣化が少ない高信頼性
の構造とすることができる。また同時にマグネットホル
ダーがバックヨークの役割を兼ねるため、高磁力を確保
することが可能で、小型にて十分な性能を安定して得ら
れる信頼性の高い構造とすることができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0015】図1において、1は中央部に円筒状の軸受
ボス部を一体に持つ取付ベースと、その取付ベースの軸
受ボス部にはロータのシャフト3を回転自在に支承する
軸受となるメタル2を圧入固定し、前記シャフトの一端
にはディスクを吸着するクランプマグネット7が接着固
定されたサポートホイル4を介して、マグネット6を保
持したロータフレーム5を固定し、前記シャフトの他端
には止めリング8を保持し、前記ロータのスラスト方向
の荷重を支持するよう前記取付ベースには底受10を固
定する構造となっている。また9はシャフトと底受の摩
耗を軽減するスラスト板であり、軸受ボス部外周にはコ
イル12を巻装したコア11が接着固定されている。
【0016】この構成により、ロータの高さについて高
精度が確保できると同時に摩耗が少ない構造とすること
ができる。
【0017】(実施例2) 図2は、取付ベースの円筒状の軸受ボス部を径違いにて
2段に構成した例である。そして、軸受は軸受ボス部の
小径部に、底受は軸受ボス部の大径部に固定し、軸受の
一部は軸受ボス部の大径部に突出し、底受と軸受との一
部が径方向で重なる。この構成により、外周部ではコア
の位置決めができると同時に、内周部はメタルと底受,
止めリングの干渉を防ぎ、この部分の高さを小さく納め
ることができる。
【0018】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0019】図3は、その固定子の構造である。固定子
は、円筒状の軸受ボス部を一体にて形成した取付ベース
13と、前記取付ベース円筒状の軸受ボス部内周部にメ
タル14を圧入にて固定し、前記取付ベース円筒状の軸
受ボス部外周部にコイル16を巻装したコア15を圧入
固定する構成をとる。このような構成により高強度の構
成とすることができ、さらに高精度の組立寸法が得られ
る。
【0020】(実施例4)図4は、内径が多角形状に形
成し絶縁コーティング19を行ったコア18を軸受17
に圧入固定した例である。このような構成をとることに
より、接着等の方法をとることなく、各部の寸法のバラ
ツキを吸収し圧入のみで十分な強度を得られ、軸受への
影響も少なくなっている。
【0021】(実施例5)図5は、軸受を中央部付近の
内径を両端部の内径より大きくしたメタルにより構成し
た例である。このようなメタルを用いることにより圧入
による内径の変化をおさえ、軸摩擦の少ない高性能な軸
受とすることができる。
【0022】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0023】図6はそのロータの構造である21のクラ
ンプマグネットは、磁性材料よりなるマグネットホルダ
ー22と同時にターンテーブル20に圧入することによ
り、マグネットホルダー外周部に設けられた爪状の弾性
体の突起により、前記ターンテーブルに機械的に固定さ
れる構造となっている。
【0024】クランプマグネットが、マグネットホルダ
ーによりターンテーブルに機械的に固定されるため、十
分な強度が得られる上に、温度変化,経時変化等による
劣化が少ない構造とすることができる。またマグネット
ホルダーは磁性材料により構成されるためクランプマグ
ネットと磁気回路を構成し、高磁力を確保することが可
能となり、小型にて十分な磁気クランプ力が得られる。
【0025】(実施例8)図8は、クランプマグネット
の外周部に段付きを設けた例である。この段付きによ
り、マグネットホルダーとターンテーブル間の結合をさ
らに強固なものとすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、機器の中にあっ
て小型化と信頼性の向上を達成すると同時に製造行程で
は行程の簡素化、あるいは組立行程での精度悪化を最小
限にとどめ、量産に適したモータを実現するためのいく
つかの構造を提供したもので、機器の要求に応じて選択
し採用することにより効果的に課題を解決することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における小型モータの断
面図
【図2】本発明の取付ベースを2段に形成したものの断
面図
【図3】本発明の第2の実施例における固定子の断面図
【図4】本発明のコアの説明図
【図5】本発明の軸受メタルを使用した固定子の断面図
【図6】本発明の第3の実施例におけるターンテーブル
の断面図
【図7】本発明のマグネットホルダーの説明図
【図8】本発明のクランプマグネットの説明図
【図9】従来の小型モータの断面図
【符号の説明】
1,13,101 取付ベース 2,14,102 メタル 3,103 シャフト 4,20,104 ターンテーブル 5,105 ロータフレーム 6,106 マグネット 7,21,107 クランプマグネット 8,108 止めリング 9 スラスト板 10 底受 11,15,18,111 コア 12,16,112 コイル 17 軸受部 19 絶縁コーティング 22 マグネットホルダー 23 弾性体突起 24 断付き部 113 メタルハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 麻野 耕一 審判官 相馬 多美子 審判官 須田 勝巳 (56)参考文献 特開 平3−268272(JP,A) 特開 平6−178490(JP,A) 実開 平5−88189(JP,U) 実公 昭12−14215(JP,Y1) 実公 昭35−3946(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/20 H02K 21/00 H02K 5/00 H02K 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に円筒状の軸受ボス部を一体に持
    つ取付ベースと、この取付ベースの軸受ボス部にはロー
    タのシャフトを回転自在に支承するメタルからなる軸受
    を圧入固定し、前記シャフトの一端にはマグネットを保
    持したロータフレームが固定してあり、前記シャフトの
    他端には止めリングを保持し、前記ロータのスラスト方
    向の荷重を支持するよう前記取付ベースに底受を固定し
    たモータにおいて、前記取付ベース円筒状の軸受ボス部
    は2つ以上の異なる内外径を持つ段付き構造で構成し、 前記軸受は前記軸受ボス部の小径部に、前記底受は前記
    軸受ボス部の大径部に固定し、前記軸受の一部は前記軸
    受ボス部の大径部に突出し、前記底受と前記軸受との一
    部が径方向で重なることを特徴とする小型モータ。
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