JP3376512B2 - スライド式電子部品 - Google Patents

スライド式電子部品

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はスライド式電子部品
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ケース内に摺動型物をスライド自
在に収納し、且つ該摺動型物をその中立点から弾発手段
の弾発力に抗して一方の方向にスライド移動させると一
方のスイッチがオンし、手を離すと前記弾発手段によっ
て元の中立点に自動復帰し、一方該摺動型物を手動によ
って中立点から他方向に向けてスライド移動させるとク
リック感覚を生じて他のスイッチがオンして手を離して
もその位置に保持され、また該位置から摺動型物を手動
によって中立点に戻す際もクリック感覚を生じる構造の
スライド式電子部品がある。 【0003】ここで図7はこのような機能を有するスラ
イド式電子部品を示す概略側断面図である。同図に示す
ようにこのスライド式電子部品は、上ケース80内にス
ライド自在に摺動型物83を収納し、摺動型物83に取
り付けた摺動子85を下ケース87上に取り付けたフレ
キシブル基板89上のスイッチパターンに摺接せしめて
構成されている。またこの摺動型物83はコイルバネ9
1によって付勢されている。また摺動型物83の一端に
は板バネ93を取り付け、上ケース80の下面には突起
部95を設けている。 【0004】そして摺動型物83のレバー84を矢印a
方向にスライド移動すると、摺動子85がスイッチパタ
ーン上を摺接しその接続状態を切り替える。該レバー8
4から手を離すと摺動型物83は自動復帰し、板バネ9
3の弾接部97が突起部95に衝突して図示の中立状態
に停止する。 【0005】この状態から更にレバー84を矢印b方向
にスライド移動すると、クリック感覚を生じながら板バ
ネ93の弾接部97が突起部95を乗り越え、乗り越え
た位置に弾接部97が保持される。このとき摺動子85
がスイッチパターン上を摺接しその接続状態が切り替わ
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記スラ
イド式電子部品にあっては以下のような問題点があっ
た。 上記スライド式電子部品においては、摺動型物83を
矢印a方向にスライド移動して手を離したときに、摺動
型物83の復帰力が強すぎて、板バネ93の弾接部97
が突起部95を乗り越えて中立点に留まらない恐れがあ
った。この不都合を無くすためには、コイルスプリング
91の弾発力を弱くすれば良い。しかしながらこのよう
に構成すると、摺動型物83を矢印a方向に押圧すると
きの押圧力が弱くなってしまい、その操作感覚が悪くな
ってしまうという不都合があった。また板バネ93の弾
接部97が突起部95の左側に係合した状態から、図示
する中立点位置に復帰するように摺動型物83を矢印a
方向にスライド移動させたとき、該復帰させようとする
力が余って図示の中立点位置よりもさらに矢印a方向に
摺動型物83が移動してしまい、確実に中立点に停止し
ない恐れもあった。 【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、摺動型物を付勢する弾発部材の弾発力
を所定の強さに保持しつつ、該摺動型物を何れの方向に
スライドしたときでもこれを中立点に確実に停止させる
ことができるスライド式電子部品を提供することにあ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、ケースと、該ケース内にその中立点から両
方向に向けてスライド自在に収納される摺動型物と、該
摺動型物のスライド位置に応じてその電気的出力を変化
する機能部と、前記摺動型物を一方のスライド方向に向
かって付勢する弾発手段とを具備するとともに、前記ケ
ースまたは摺動型物の何れか一方には凸状の弾接部を設
けた板バネを固定し、他方には突起部を設けて前記摺動
型物が中立点に位置する際に板バネの弾接部をこの突起
部の一方の傾斜面に当接させて前記弾発手段の弾発力に
抗して係止させるとともに、さらに摺動型物を弾発手段
の弾発方向に向けて移動することでクリック感覚を生じ
ながら弾発手段の弾接部が突起部を乗り越える構造の
ライド式電子部品において、前記ケースまたは摺動型物
に設けた突起部の、前記摺動型物が中立点に位置する際
前記板バネの弾接部が当接する傾斜面側の近傍に、
起部の高さよりも低い高さの凸部を設け、前記弾発手段
の付勢力によって前記摺動型物が中立点に自動復帰して
きた際に前記弾接部が前記凸部を乗り越えることで弾接
部が突起部の傾斜面に当接する前にその付勢力を弱める
ことを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるスライド式スイッチを示す分解斜視図である。同
図に示すようにこのスライド式スイッチは、下ケース1
0と上ケース20の間に、摺動型物40と、板バネ70
と、フレキシブル基板80と、コイルスプリング90と
を収納して構成されている。以下各構成部品について説
明する。 【0010】下ケース10は合成樹脂板を下記する摺動
型物40のスライド方向に向けて上に凸となるようにそ
の全体を円弧状に湾曲させて構成されている。 【0011】該下ケース10の上面中央には、平面状に
カットした板バネ取付面11が設けられ、その側部には
矩形状の貫通孔13が設けられている。また該下ケース
10の周囲の所定位置には、5つの取付孔15が設けら
れている。 【0012】また前記板バネ取付面11内には、2つの
バネ固定用突起17が突設され、また該下ケース10の
側部には、2つの基板固定用突起19が突設されてい
る。 【0013】次に板バネ70は弾性金属板によって形成
され、平板状の基部71の1辺から弾発片73を突出し
て構成されている。基部71には2つの固定用孔75が
設けられており、また弾発片73の先端には、上方向に
向かって略円弧状に凸となるように折り曲げられてなる
弾接部77が設けられている。 【0014】次にフレキシブル基板80は、合成樹脂シ
ートの上面に3本のスイッチパターン81,83,85
を印刷し、且つ前記2つの基板固定用突起19に対向す
る位置にそれぞれ固定用孔87を設けて構成されてい
る。なおスイッチパターン81は長く形成され、他の2
本のスイッチパターン83,85は短くてスイッチパタ
ーン81の両端部近傍にそれぞれ平行に形成されてい
る。なお前記各スイッチパターン81,83,85には
それぞれ図示しない回路パターンが接続されており、い
ずれもフレキシブル基板80の引出部89に引き出され
ている。 【0015】次に摺動型物40は合成樹脂製であり、前
記下ケース10の湾曲面に合わせてこれと同様に湾曲す
る板状の型物本体41と、該型物本体41の上面中央か
ら突出するレバー43とを具備して構成されている。 【0016】図2は摺動型物40を裏面側から示す斜視
図である。両図に示すように、型物本体41の中央両側
部からは、それぞれバネ取付部45と、摺動子取付部4
7とが突出して設けられている。 【0017】ここでバネ取付部45は、型物本体41の
側部から突出する支持部49と、該支持部49先端に摺
動型物40の長手方向に沿って延びるバネ挿入部51と
によって構成されている。 【0018】一方摺動子取付部47は、型物本体41の
側部から突出する支持部53と、該支持部53先端に設
けられる略平板状で矩形状の取付部55とによって構成
されている。取付部55の裏面には、小突起57が突出
している。 【0019】そしてこの取付部55の裏面には弾性金属
板製の摺動子59が取り付けられる。この摺動子59は
平板状の基部62の1辺から2本の摺動片63を突出
し、これらを裏面側に折り曲げて構成されている。そし
てこの摺動子59はその基部62を前記取付部55の裏
面に当接して、該基部62に設けた取付孔61を貫通し
た小突起57の先端を熱カシメすることによって固定さ
れる。 【0020】一方図2に示すように型物本体41の裏面
には、前記板バネ70の弾接部77を係合する突起部6
5と凸部67とが波状に設けられている。 【0021】ここで図4はこれら突起部65と凸部67
の部分拡大側断面図である。同図に示すように突起部6
5は板バネ70の弾接部77がこの突起部65を乗り越
える際にクリック感覚を生ずるように、その高さを高く
形成している。 【0022】また凸部67は突起部65の高さに比べて
その高さが低く形成されており、結果として該突起部6
5と凸部67の間に凹部69が形成されている。 【0023】ここで突起部65の両側の傾斜面65a,
65bはいずれも急勾配に形成されており、また凸部6
7の凹部69側の傾斜面67aは前記傾斜面65a,6
5bに比べてややなだらかな勾配に形成され、さらにそ
の反対側の傾斜面67bはさらになだらかな勾配に形成
されている。 【0024】次に図1に示す上ケース20は合成樹脂板
全体を前記下ケース10と同様に円弧状に湾曲させて構
成されており、その中央には前記摺動型物40のレバー
43を挿通する挿通孔21が設けられている。 【0025】ここで図3は上ケース20を裏面側から示
す斜視図である。同図に示すように上ケース20の裏面
には、その中央に前記摺動型物40の型物本体41をス
ライド自在に収納する凹部23が設けられており、その
両側にはそれぞれ前記摺動型物40のバネ取付部45及
びコイルスプリング90を収納する凹部25と、前記摺
動型物40の摺動子取付部47をスライド自在に収納す
る凹部27とを設けている。またその周囲からは5つの
小突起29が突出している。 【0026】そしてこのスライド式スイッチを組み立て
るには、図1に示すように、下ケース10の板バネ取付
面11の上に板バネ70の基部71を載置し、固定用孔
75を貫通するバネ固定用突起17の先端を熱カシメし
て固定する。同時に下ケース10の上にフレキシブル基
板80を載置し、その固定用孔87を貫通する基板固定
用突起19の先端を熱カシメして固定する。 【0027】次に摺動型物40の摺動子取付部47に摺
動子59(図2参照)を取り付け、且つバネ取付部45
にコイルスプリング90を装着した後、これを上ケース
20の凹部23,25,27(図3参照)内に収納し、
レバー43を挿通孔21から突出する。 【0028】そして下ケース10の5つの取付孔15
(図1参照)に挿通した上ケース20の5つの小突起2
9(図3参照)の先端を熱カシメすれば、このスライド
式スイッチが完成する。 【0029】なおこのとき摺動型物40の摺動子取付部
47と、摺動子59と、フレキシブル基板80によって
スイッチ機能部が構成されている。 【0030】つぎにこのスライド式スイッチの動作を説
明する。図5はこのスライド式スイッチをその略中央で
切断した概略側断面図である。同図に示す状態は、摺動
型物40がその中立点にある状態を示している。このと
き板バネ70の弾接部77は、突起部65と凸部67の
間の凹部69内に弾接している。 【0031】またこのとき摺動子59の2本の摺動片6
3(図2参照)の内の一方は、図1に示すスイッチパタ
ーン81の中央に当接しているが、他方は他のスイッチ
パターン83,85のいずれにも当接していないので、
スイッチはオフ状態である。 【0032】そして図示の状態からレバー43を操作し
て矢印A方向に移動すると、摺動型物40はコイルバネ
90(図1参照)の弾発力に抗しながらスライド移動
し、型物本体41の一端部41aが上ケース20の一端
面23aに当接する。このとき摺動子59(図2参照)
は2本のスイッチパターン81,83(図1参照)間を
オンする。 【0033】このとき板バネ70の弾接部77は図4に
示すように、凹部69から凸部67を乗り越えて、同図
のP位置に位置する。なお凸部67はその高さが低く、
しかもその傾斜面67aはそれほど急勾配でもないの
で、クリック感覚は生じない。 【0034】次に図5に戻ってレバー43から手を離す
と、摺動型物40はコイルバネ90の弾発力によって矢
印B方向に自動復帰する。このとき板バネ70の弾接部
77は凸部67を乗り越えなければならないので、その
分コイルバネ90による弾発復帰力に対して抵抗が生
じ、このため該弾接部77は突起部65を乗り越えるこ
とはなく、確実に凹部69内に係合して停止する。 【0035】このとき傾斜面67bはなだらかなので、
弾接部77に対する抵抗は当初小さく徐々に大きくな
り、その移動はスムーズに行なわれる。 【0036】つまり本実施形態においては、突起部65
の直前に凸部67を設けることによって、板バネ70の
弾接部77との間で所定の抵抗を生じさせてコイルバネ
90による弾発復帰力を弱め、これによって該弾接部7
7が突起部65を乗り越えてしまうことを確実に防止し
ている。 【0037】次に中立点に停止した摺動型物40のレバ
ー43を図5に示す矢印B方向に指で操作すれば、板バ
ネ70の弾接部77は高さの高い突起部65を乗り越え
てその反対側の凹部に係合する。なお手を離してもこの
位置に停止する。この突起部65は高く、しかもその傾
斜面65a,65bは急勾配なので、クリック感覚が生
じる。このとき摺動子59は2本のスイッチパターン8
1,85(図1参照)間をオンする。 【0038】次に摺動型物40のレバー43を矢印A方
向に指で操作すれば、板バネ70の弾接部77は、突起
部65を再び乗り越えて凹部69に係合する。この時も
同様にクリック感覚が生じる。 【0039】またこのときレバー43を移動させる力が
強すぎると、摺動型物40が中立点を超えてさらにA方
向に移動しようとするが、本発明の場合は、板バネ70
の弾接部77が突起部65を乗り越えた際に凸部67に
当接してその移動が阻害されるため、確実に中立点に停
止させることができる。 【0040】なお上記各動作の際に板バネ70の弾発片
73は下方向に向かって揺動するが、下ケース10には
貫通孔13が設けられているので、揺動した弾発片73
は該貫通孔13内に入り込んで逃げることができる。従
ってこのスライド式スイッチの厚みを該揺動のために厚
くする必要もなく薄型化が図れる。 【0041】図6は本発明の参考例を示す要部側断面図
である。この図は図4と同一部分の断面を示している。
即ちこの参考例のように、突起部65の直前の位置に、
凸部67を設ける代わりに、凹部68を設けても良い。 【0042】このように構成しても、前記コイルバネ9
0の付勢力によって摺動型物40が矢印B方向(図5参
照)に自動復帰してきた際に突起部65に対して深い谷
となっている凹部68に係合することによって該摺動型
物40を中立点に確実に停止させることができる。 【0043】また逆に弾接部77が図示するQ位置から
摺動型物40を矢印A方向(図5参照)に指で操作すれ
ば、板バネ70の弾接部77は、クリック感覚を生じな
がら突起部65を乗り越えて凹部68に係合するが、こ
のとき板バネ70の弾接部77は該凹部68に係合する
ことで矢印A方向への移動が阻害され、確実に中立点で
停止する。 【0044】以上本発明の実施形態を説明したが、本発
明はこれらに限定されず、例えば以下のような変形が可
能である。 弾発手段はコイルバネ以外のものを用いても良い。 【0045】スイッチパターンと摺動子からなるスイ
ッチ用の機能部の代わりに他の構造のスイッチ用の機能
部を用いても良く、また抵抗体パターン等の他の摺接パ
ターンを用いた可変抵抗器用の機能部を用いても良いな
ど、種々の変形が可能である。要は摺動型物のスライド
位置に応じてその電気的出力を変化する機能部であれ
ば、どのような構造のものでも良い。 【0046】上記実施形態では板バネを下ケースに取
り付け且つ摺動型物に突起部を設けた例を示したが、本
発明はこれに限定されず、板バネを上ケースに取り付け
且つ突起部を摺動型物に取り付けても良く、また板バネ
を摺動型物に取り付け且つ突起部を下ケースまたは上ケ
ースに取り付けても良い。 上記実施形態においては、板バネの弾接部と突起部と
の当接点を摺動型物の幅方向の略中央に設けると共に、
その両側にスライド式スイッチの機能部と弾発部材とを
それぞれ配置したので、スライド式電子部品のスライド
方向の長さ寸法を短くできるが、本発明は必ずしもこの
配置に限定されるものではない。 【0047】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 たとえ摺動型物を弾発する弾発手段の弾発力を所定の
強い強さに設定していても、摺動型物が該弾発力によっ
て中立位置に自動復帰する際に、板バネの弾接部がケー
スの突起部を乗り越える恐れはなく、摺動型物を確実に
中立点位置に一旦停止させることができる。 逆に板バネの弾接部がケースの突起部を乗り越えた位
置から中立点位置に復帰させる場合でも、摺動型物を確
実に該中立点位置で一旦停止させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態にかかるスライド式スイッ
チを示す分解斜視図である。 【図2】摺動型物40を裏面側から示す斜視図である。 【図3】上ケース20を裏面側から示す斜視図である。 【図4】突起部65と凸部67の部分拡大側断面図であ
る。 【図5】スライド式スイッチをその略中央で切断した概
略側断面図である。 【図6】本発明の参考例を示す要部側断面図である。 【図7】従来のスライド式電子部品を示す概略側断面図
である。 【符号の説明】 10 下ケース 20 上ケース 40 摺動型物 65 突起部 67 凸部 68 凹部 70 板バネ 77 弾接部 80 フレキシブル基板 81,83,85 スイッチパターン 90 コイルスプリング(弾発手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−57215(JP,A) 実開 昭55−179002(JP,U) 実開 昭62−150830(JP,U) 実開 昭60−26147(JP,U) 実公 平4−55389(JP,Y2) 実公 平4−55263(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 15/10 H01C 10/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケースと、該ケース内にその中立点から
    両方向に向けてスライド自在に収納される摺動型物と、
    該摺動型物のスライド位置に応じてその電気的出力を変
    化する機能部と、前記摺動型物を一方のスライド方向に
    向かって付勢する弾発手段とを具備するとともに、 前記ケースまたは摺動型物の何れか一方には凸状の弾接
    部を設けた板バネを固定し、他方には突起部を設けて
    記摺動型物が中立点に位置する際に板バネの弾接部をこ
    の突起部の一方の傾斜面に当接させて前記弾発手段の弾
    発力に抗して係止させるとともに、さらに摺動型物を弾
    発手段の弾発方向に向けて移動することでクリック感覚
    を生じながら弾発手段の弾接部が突起部を乗り越える構
    造のスライド式電子部品において、 前記ケースまたは摺動型物に設けた突起部の、前記摺動
    型物が中立点に位置する際に前記板バネの弾接部が当接
    する傾斜面側の近傍に、突起部の高さよりも低い高さの
    凸部を設け、前記弾発手段の付勢力によって前記摺動型
    物が中立点に自動復帰してきた際に前記弾接部が前記凸
    部を乗り越えることで弾接部が突起部の傾斜面に当接す
    る前にその付勢力を弱めることを特徴とするスライド式
    電子部品。
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