JP3401668B2 - 押釦スイッチ付き回転式電子部品 - Google Patents

押釦スイッチ付き回転式電子部品

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JP3401668B2
JP3401668B2 JP16700498A JP16700498A JP3401668B2 JP 3401668 B2 JP3401668 B2 JP 3401668B2 JP 16700498 A JP16700498 A JP 16700498A JP 16700498 A JP16700498 A JP 16700498A JP 3401668 B2 JP3401668 B2 JP 3401668B2
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眞一 山口
和雄 小金平
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/008Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式スイッチ等
の回転式電子部品に押釦スイッチの機能を設けた押釦ス
イッチ付き回転式電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式スイッチの回転つまみを回
転することによってそのスイッチの切り換えを行なうと
共に、該回転つまみを回転しないで半径方向に押し込む
ことで別の押釦スイッチをオンオフする構造の押釦スイ
ッチ付き回転式電子部品が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで回転つまみを
押し込むことで別の押釦スイッチをオンオフさせる際
は、回転式電子部品全体を他の部材に対してスライドさ
せる必要があるが、そのために以下のような問題点があ
った。
【0004】回転式電子部品全体を他の部材に対して
スライドさせる機構が複雑で部品点数が多くなり、また
その組み立ても煩雑で製造コストが高くなっていた。
【0005】回転式電子部品全体を他の部材に対して
押し込んでスライドさせた際に、回転式電子部品が前後
方向又は左右方向にガタつく恐れがあった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、回転式電子部品全体を他の部材に対し
てスライドさせる機構が簡単で部品点数が少なく、その
組み立ても容易で製造コストの低減化が図れる押釦スイ
ッチ付き回転式電子部品を提供することにある。
【0007】また本発明の目的は、構造が簡単であるに
もかかわらず、回転式電子部品全体を他の部材に対して
押し込んでスライドさせた際にガタを生じる恐れのない
押釦スイッチ付き回転式電子部品を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本願発明は、回転つまみを回転することでその電気的
出力を変化せしめる回転式電子部品を基台上に取り付け
るとともに、該基台を取付台に上下動自在に取り付け、
回転つまみをその半径方向に押圧することで回転式電子
部品全体を取付台に対して下降させることで基台と取付
台の間に設けたスイッチ接点をオンオフする構造の押釦
スイッチ付き回転式電子部品において、前記基台と取付
台には、基台を取付台に対して前記上下動自在となる方
向に向けて下降させることでスナップイン係合して基台
の取付台からの上方向への抜けを防止するスナップイン
機構を設けたことを特徴とする。また前記スナップイン
機構は、基台又は取付台に上下方向に延びるとともにそ
の所定位置に係止部を設けてなる弾性部材を設け、一方
基台又は取付台の前記弾性部材を設けない側の部材の該
弾性部材に対向する位置に係止片を設け、前記基台の面
を取付台の面に当接させた状態で基台を取付台に対して
下降させることで前記係止片が前記弾性部材の係止部を
押圧して弾性部材を撓めながら係止部を乗り越えて基台
の取付台からの上方向への離脱を防止するように構成さ
れていることを特徴とする。また前記スナップイン機構
は、前記基台又は取付台に上下方向に向かって延びる弾
性ガイド部材を設け、一方前記基台又は取付台の前記弾
性ガイド部材を設けない側の部材に該弾性ガイド部材を
上下動自在に挿入するガイド溝を設け、また前記弾性ガ
イド部材には抜け防止部を設け、ガイド溝に弾性ガイド
部材を挿入してその抜け防止部を前記ガイド溝の端部に
おいて係止することで基台の取付台からの抜けを防止す
ると同時に基台を取付台に対して上下動自在保持する
ように構成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願の第一,第二発明の実
施形態をそれぞれ図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】〔第一発明〕図1は本願第一発明の一実施
形態にかかる押釦スイッチ付き回転式電子部品の分解斜
視図であり、図2は該押釦スイッチ付き回転式電子部品
を図1の反対側から見た分解斜視図である。
【0011】両図に示すようにこの押釦スイッチ付き回
転式電子部品は、回転つまみ20とフレキシブル基板3
0と基台40とクリック板60とからなる回転式電子部
品10と、該回転式電子部品の基台40を取り付ける取
付台70と、スイッチ板90とを具備して構成されてい
る。以下各構成部品について説明する。
【0012】回転つまみ20は合成樹脂を円板状に成形
して構成されており、その中央に貫通孔21を設け、そ
の一方の面に金属板製の摺動子23を固定し、他方の面
の貫通孔21の周囲にリング状に凹凸25を設けて構成
されている。
【0013】フレキシブル基板30は略円形に形成され
た回路パターン形成部31の外周から引出部33を引き
出して構成されており、回路パターン形成部31の中央
には貫通孔35が設けられ、貫通孔35の周囲の一方の
面上にはリング状に所望のパターン(可変抵抗器用の抵
抗体パターンでもスイッチ用のスイッチパターンでも良
い)37が設けられている。また引出部33の所定位置
には小孔39が設けられている。
【0014】基台40は合成樹脂を板状に成形すること
で構成されており、その上部に半円板形状の基板取付部
41を設け、その一方の面の中央に軸支突起43を設
け、また該面の下方には小突起45を設けている。なお
軸支突起43は回転つまみ20の貫通孔21に回転自在
に挿入される円柱状の部分の先端部分に横断面小判型に
形成した部分(この先端部分に下記するクリック板60
の嵌合孔61が嵌合して固定される)を設けて構成され
ている。
【0015】一方基台40の反対側の面の上端中央部か
らは舌片状の板部47を突出して設け、該板部47中に
円形の貫通するガイド部49を設けている。
【0016】また基台40の板部47の下方には、略舌
片状に突出する係止片51が設けられ、その下にはさら
に略舌片状に突出する係合部53が設けられている。係
合部53の幅は下記する取付台70に設けた孔79の幅
とほぼ同一(孔79の幅よりも若干小さい寸法)に形成
されている。
【0017】また基台40の係合部53の左右両側に
は、それぞれその先端が外向きにL字状に折れ曲げられ
てなる係合片55,55が突設されている。また基台4
0の下端片中央には押圧部57が突設されている。
【0018】次にクリック板60は弾性金属板を略円板
状に加工して構成されており、その中央に前記軸支突起
43先端の小判形状部分を嵌合する嵌合孔61を設け、
その外周近傍に円弧状のスリットを設けることで円弧状
の2つのアーム63,63を形成し、各アーム63,6
3の中央に一方の面側に突出するように湾曲してなる弾
発部65,65を設けて構成されている。
【0019】そしてこの回転式電子部品10を組み立て
るには、まず基台40の軸支突起43と小突起45とを
それぞれフレキシブル基板30の貫通孔35と小孔39
に挿入して小突起45を熱カシメすることで基板取付部
41にフレキシブル基板30の回路パターン形成部31
を取り付ける。
【0020】次に軸支突起43を回転つまみ20の貫通
孔21とクリック板60の嵌合孔61に挿入し、軸支突
起43の先端を熱カシメする。これによって回転式電子
部品10が完成する。
【0021】次に取付台70は、平板状の本体部71
と、該本体部71の下端辺を直角に折り曲げてなる底部
73と、本体部71の1側辺を直角に折り曲げてなる側
板部76とを一体に成形することで構成されている。
【0022】本体部71の上端辺中央には凹部75が設
けられ、その内部には上方向に向かって垂直に延びる円
柱状の突部77が設けられている。
【0023】凹部75の真下には、上下方向に延びる長
方形状の貫通する孔79が設けられ、その内部にはその
下端面から棒状の弾性部材81を上方向に向かって突出
している。弾性部材81の上端には爪形状の係止部83
が設けられている。
【0024】貫通孔79の両側にも、上下方向に延びる
貫通孔85,85が設けられており、該貫通孔85,8
5のそれぞれの内側面には、上下方向に延びるレール8
7,87が設けられている。
【0025】また底部73の所定位置には2つの小突起
89,89が設けられている。
【0026】次にスイッチ板90は、フレキシブル基板
91に設けたスイッチ接点の上に弾性金属板製のクリッ
ク板93を取り付けて構成されている。
【0027】この押釦スイッチ付き回転式電子部品を組
み立てるには、図3(a),(b)に示すように、まず
取付台70の底部73にスイッチ板90を載置してスイ
ッチ板90の取付孔95,95(図1,2参照)に挿入
した小突起89,89を熱カシメすることで固定する。
【0028】次に前記組み立てられた回転式電子部品1
0の基台40の外側の面を取付台70の本体部71の面
に当接する。その際、板部47を突部77の上方に位置
せしめ、係止片51と係合部53とを孔79内に挿入し
(係止部83は係止片51と係合部53の間に位置す
る)、係合片55,55を貫通孔85,85内のレール
87,87の上部に挿入する。
【0029】そして図3に示す状態から回転式電子部品
10を下方向に押圧して矢印A方向にスライド移動させ
れば、係合片55,55の先端のL字状に屈曲する部分
がレール87,87に係合すると共に係止片51が係止
部83を押圧して弾性部材81を矢印B方向に撓めなが
ら該係止部83の下側にスナップイン係合され、そのと
き同時に突部77がガイド部49内に挿入され、図4
(a),(b)に示す状態になる。なおこの係止片51
と弾性部材81とによってスナップイン機構が構成され
ている。また押圧部57はクリック板93の上に位置す
る。
【0030】つまり本実施形態によれば、回転式電子部
品10を取付台70にスナップイン係合させるだけで、
ワンタッチで容易に押釦スイッチ付き回転式電子部品を
組み立てることができる。なおこの押釦スイッチ付き回
転式電子部品を組み立てた後は、係止片51と係止部8
3の係合によって回転式電子部品10が取付台70から
外れる恐れはなくなる。
【0031】そして回転つまみ20を回転すれば、摺動
子23がフレキシブル基板30のパターン37上を摺動
してその電気的出力(例えば抵抗値の出力やオンオフ状
態の出力)が変化する。なお回転つまみ20の回転時に
はクリック板60の弾発部65,65が回転つまみ20
の凹凸25に係合離脱してクリック感覚を生じる。
【0032】次にこの回転つまみ20を真下方向(半径
方向)、即ち図4(b)に示す矢印A方向に押圧する
と、回転式電子部品10全体が取付台70に対して真下
にスライド移動して押圧部57がクリック板93を押圧
してスイッチ板90のスイッチ接点をオンする。
【0033】ところで本実施形態においては、回転式電
子部品10が取付台70に対してがたつくことはない。
以下その理由を説明する。
【0034】なおここで前記突部77とガイド部49の
係合する機構を上下動ガイド機構と言い、係合片55,
55とレール87,87の係合する機構を前後動規制機
構と言い、係合部53を孔79に挿入した機構を幅方向
移動規制機構と言う。
【0035】即ち本実施形態においては前記突部77と
ガイド部49からなる上下動ガイド機構によって回転式
電子部品10が図4(b)の左右方向(幅方向、即ち矢
印D方向)と紙面手前奥方向(基台40が取付台70か
ら離れる方向、即ち矢印E方向)へのガタを防止してい
る。また係合片55,55とレール87,87からなる
前後動規制機構によって図の紙面手前奥方向(矢印E方
向)へのガタを防止している。また幅方向移動規制機構
を構成する係合部53の横幅を孔79の横幅とほぼ同一
に形成したので、係合部53の左右両側辺と孔79の左
右両側辺との当接によって図4(b)の左右方向(矢印
D方向)へのガタを防止している。
【0036】つまり取付台70に対して回転式電子部品
10は直交する左右方向と紙面手前奥方向について移動
できないように規制しているので、全ての方向のガタを
防止できる。
【0037】なお上記実施形態では取付台70に突部7
7を設け、基台40にガイド部49を設けたが、逆に取
付台70にガイド部を設け、基台40に突部を設けて上
下動ガイド機構を構成しても良い。
【0038】また上記実施形態では取付台70にレール
87,87を設け、基台40に係合片55,55を設け
たが、逆に取付台70に係合片を設け、基台40にレー
ルを設けて前後動規制機構を構成しても良い。
【0039】また上記実施形態では取付台70に孔79
を設け、基台40に係合部53を設けたが、逆に取付台
70に係合部を設け、基台40に孔を設けて幅方向移動
規制機構を構成しても良い。
【0040】また上記実施形態では取付台70に貫通す
る孔79を設けたが、貫通孔の代わりに、上下方向に延
びる長方形状(長方形状でなくても、上下方向に延びる
左右の辺が平行になっている形状ならばどのような形状
でも良い)の貫通しない凹部を設けても良い。
【0041】また上記実施形態では取付台70に弾性部
材81を設け、基台40に係止片51を設けたが、逆に
取付台70に係止片を設け、基台40に弾性部材を設け
てスナップイン機構を構成しても良い。
【0042】また上記実施形態では取付台70にスイッ
チ板90を取り付け、基台40に押圧部57を設けた
が、逆に取付台70に押圧部を設け、基台40にスイッ
チ板を取り付けてもよい。
【0043】なお回転式電子部品10の内部構造はこの
実施形態に限定されず、要は回転つまみを回転すること
でその電気的出力を変化せしめる回転式電子部品であれ
ばどのような構造の回転式電子部品でも良い。
【0044】〔第二発明〕図5は本願第二発明の一実施
形態にかかる押釦スイッチ付き回転式電子部品の分解斜
視図であり、図6は回転式電子部品100を図5の反対
側から見た斜視図である。
【0045】図5に示すようにこの押釦スイッチ付き回
転式電子部品の場合、回転式電子部品100と、取付台
170と、スイッチ板190とによって構成されてい
る。以下各構成部品について説明する。
【0046】回転式電子部品100は基台140の一方
の面上に、所望のパターンを設けたフレキシブル基板1
30を取り付け、その上に図示しない摺動子を取り付け
た回転つまみ120を基台140に設けた軸支突起14
4に回動自在に軸支せしめた後に軸支突起144先端を
熱カシメすることによって構成されている。そして回転
つまみ120を回転することでフレキシブル基板130
の電気的出力を変化せしめる点は上記実施形態と同様で
ある。
【0047】基台140の下端辺はL字状に折り曲げら
れて底部144を形成し、その下面中央には突起状の押
圧部157を設けている。また基台140の上端辺中央
からは舌片状のガイド突起145が突出している。
【0048】また基台140の両側辺には、下方向に向
かって平行に突出して延びる2本の棒状の弾性ガイド部
材141,141が設けられている。弾性ガイド部材1
41,141の下端には外方向に向けて突出するように
抜け防止爪(抜け防止部)143,143が設けられて
いる。
【0049】次に取付台170は、平板状の本体部17
1と、該本体部171の下端辺を直角に折り曲げてなる
底部173と、本体部171の1側辺を直角に折り曲げ
てなる側板部176とを一体に成形することで構成され
ている。
【0050】本体部171の中央には上下方向に帯状の
凹部175が設けられており、その下端は開口177と
なっている。本体部171の両側辺には、L字状に折れ
曲がって上下方向に延びるガイド部材179によって上
下方向に延びるガイド溝181,181が形成されてい
る。ガイド溝181,181の下端は何れも底部173
を突き抜けて貫通孔183,183(図では一方のみ示
している)となっている。
【0051】スイッチ板190はフレキシブル基板に設
けたスイッチ接点の上に弾性金属板製のクリック板19
1を取り付けて構成されている。
【0052】この押釦スイッチ付き回転式電子部品の組
み立ては、スイッチ板190を取付台170の底部17
3上に取り付け、一方組み立てられた回転式電子部品1
00の2本の弾性ガイド部材141,141を、取付台
170の2つのガイド溝181,181に挿入して行
き、スナップイン係合するだけで良い。即ち弾性ガイド
部材141,141をガイド溝181,181に挿入し
て行くと、2つの抜け防止爪143,143がガイド溝
181,181のそれぞれ内側面によって内側に接近す
るように撓められ、さらに挿入していくことでガイド溝
181,181下端の貫通孔183,183から抜け防
止爪143,143を突出させることで両弾性ガイド部
材141,141を元の幅に弾性復帰させてスナップイ
ン係合する。これによってスナップイン機構となる。
【0053】そのとき押圧部157はクリック板191
の上に位置する。またガイド突起145は凹部175内
に位置する。
【0054】つまり本実施形態によれば、回転式電子部
品100を取付台170にスナップイン係合させるだけ
で、ワンタッチで容易に回転式電子部品100を取付台
170に対して上下動自在保持するように押釦スイッチ
付き回転式電子部品を組み立てることができる。なおこ
の押釦スイッチ付き回転式電子部品を組み立てた後は、
抜け防止爪143,143と貫通孔183,183との
係合によって回転式電子部品100が取付台170から
外れる恐れはなくなる。
【0055】そして回転つまみ120を回転すれば、図
示しない摺動子がフレキシブル基板130のパターン上
を摺動してその電気的出力を変化する。
【0056】次に回転つまみ120を真下方向(半径方
向)に押圧すると、回転式電子部品100全体が取付台
170に対して真下にスライド移動して押圧部157が
クリック板191を押圧してスイッチ板190のスイッ
チ接点をオンする。
【0057】なお上記実施形態では基台140に弾性ガ
イド部材141,141を設け、取付台170にガイド
溝181,181を設けたが、逆に基台140にガイド
溝を設け、取付台170に弾性ガイド部材を設けても良
い。
【0058】なお回転式電子部品10の内部構造は種々
の変更が可能であることは前記第一発明の場合と同様で
ある。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 回転式電子部品全体を取付台に対してスライド自在に
保持させる機構が簡単である。
【0060】押釦スイッチ付き回転式電子部品を構成
する部品点数を少なくできる。
【0061】組み立てが容易で製造コストの低減化が
図れる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一発明の一実施形態にかかる押釦スイッ
チ付き回転式電子部品の分解斜視図である。
【図2】押釦スイッチ付き回転式電子部品を図1の反対
側から見た分解斜視図である。
【図3】図3(a),(b)は押釦スイッチ付き回転式
電子部品の組み立て工程を示す概略側断面図である。
【図4】図4(a),(b)は組み立てた押釦スイッチ
付き回転式電子部品の概略側断面図である。
【図5】本願第二発明の一実施形態にかかる押釦スイッ
チ付き回転式電子部品の分解斜視図である。
【図6】回転式電子部品100を図5の反対側から見た
斜視図である。
【符号の説明】
10 回転式電子部品 20 回転つまみ 40 基台 57 押圧部 70 取付台 90 スイッチ板 51 係止片(スナップイン機構) 81 弾性部材(スナップイン機構) 83 係止部(スナップイン機構) 49 ガイド部(上下動ガイド機構) 77 突部(上下動ガイド機構) 55 係合片(前後動規制機構) 87 レール(前後動規制機構) 53 係合部(幅方向移動規制機構) 79 孔(幅方向移動規制機構) 100 回転式電子部品 120 回転つまみ 140 基台 141 弾性ガイド部材 143 抜け防止爪(抜け防止部) 157 押圧部 170 取付台 181 ガイド溝 190 スイッチ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−185764(JP,A) 特開 平10−83736(JP,A) 実開 昭61−13433(JP,U) 実開 平5−55432(JP,U) 実開 平6−28957(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 25/06 H01H 25/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転つまみを回転することでその電気的
    出力を変化せしめる回転式電子部品を基台上に取り付け
    るとともに、該基台を取付台に上下動自在に取り付け、
    回転つまみをその半径方向に押圧することで回転式電子
    部品全体を取付台に対して下降させることで基台と取付
    台の間に設けたスイッチ接点をオンオフする構造の押釦
    スイッチ付き回転式電子部品において、 前記基台と取付台には、基台を取付台に対して前記上下
    動自在となる方向に向けて下降させることでスナップイ
    ン係合して基台の取付台からの上方向への抜けを防止す
    るスナップイン機構を設けたことを特徴とする押釦スイ
    ッチ付き回転式電子部品。
  2. 【請求項2】 前記スナップイン機構は、基台又は取付
    台に上下方向に延びるとともにその所定位置に係止部を
    設けてなる弾性部材を設け、一方基台又は取付台の前記
    弾性部材を設けない側の部材の該弾性部材に対向する位
    置に係止片を設け、前記基台の面を取付台の面に当接さ
    せた状態で基台を取付台に対して下降させることで前記
    係止片が前記弾性部材の係止部を押圧して弾性部材を撓
    めながら係止部を乗り越えて基台の取付台からの上方向
    への離脱を防止するように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の押釦スイッチ付き回転式電子部品。
  3. 【請求項3】 前記スナップイン機構は、前記基台又は
    取付台に上下方向に向かって延びる弾性ガイド部材を設
    け、一方前記基台又は取付台の前記弾性ガイド部材を設
    けない側の部材に該弾性ガイド部材を上下動自在に挿入
    するガイド溝を設け、また前記弾性ガイド部材には抜け
    防止部を設け、ガイド溝に弾性ガイド部材を挿入してそ
    の抜け防止部を前記ガイド溝の端部において係止するこ
    とで基台の取付台からの抜けを防止すると同時に基台を
    取付台に対して上下動自在保持するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ付き
    回転式電子部品。
JP16700498A 1998-06-15 1998-06-15 押釦スイッチ付き回転式電子部品 Expired - Fee Related JP3401668B2 (ja)

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