JP3376148B2 - 画像読み取り機能を有する記録装置 - Google Patents

画像読み取り機能を有する記録装置

Info

Publication number
JP3376148B2
JP3376148B2 JP03235095A JP3235095A JP3376148B2 JP 3376148 B2 JP3376148 B2 JP 3376148B2 JP 03235095 A JP03235095 A JP 03235095A JP 3235095 A JP3235095 A JP 3235095A JP 3376148 B2 JP3376148 B2 JP 3376148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
ink
quality
recording head
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03235095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08224896A (ja
Inventor
武史 岩崎
博行 井上
朗 木田
隆司 野島
英明 川上
壮一 平松
仁志 中村
秀樹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP03235095A priority Critical patent/JP3376148B2/ja
Priority to US08/602,458 priority patent/US5877783A/en
Priority to DE69629861T priority patent/DE69629861T2/de
Priority to EP96102485A priority patent/EP0729261B1/en
Publication of JPH08224896A publication Critical patent/JPH08224896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3376148B2 publication Critical patent/JP3376148B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/0461Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa part of the apparatus being used in common for reading and reproducing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、画像等の情報を
被記録材上に形成する記録装置に関し、特に文字や画像
情報を読み取って電気信号に変換する画像読み取り装置
を搭載することができる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置は、文字、画像等に関する情報
を基に紙、布、プラスチックシート等の被記録材上に文
字や画像を形成するための記録素子を複数備えた記録手
段を備え、これを制御手段による制御下で駆動させて記
録動作を実施する。この記録装置は、使用する記録手段
の記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット
式、感熱式、レーザビーム式等に分類される。
【0003】これらの記録装置の中で、被記録材の搬送
方向(副走査方向)と直交する方向に主走査する記録方
式を採るシリアルタイプの記録装置においては、被記録
材を所定の記録位置にセットした後、被記録材表面に沿
って移動するキャリッジ上に搭載した記録手段(記録ヘ
ッド)によって画像記録を行い(主走査)、1行分の記
録を終了した後に所定量の紙送りを行い(副走査)、そ
の後に次の行の画像を記録(主走査)するという動作を
繰り返すことにより、被記録材全域に画像が記録され
る。
【0004】他方、被記録材を搬送方向に送る副走査の
みで記録を行うラインタイプの記録装置においては、被
記録材を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の
記録を行った後、所定量の紙送り(ピッチ送り)を行
い、続いて次の行の記録を一括して行うという動作を繰
り返すことにより被記録材全域に画像が記録される。
【0005】上記のように記録装置には種々の方式のも
のがあるが、なかでもインクジェット式の装置(インク
ジェット記録装置)、すなわち記録手段(記録ヘッド)
から被記録材にインクを吐出して記録を行うものは、
(1)記録手段のコンパクト化が容易である、(2)高
精細な画像を高速で記録することができる、(3)普通
紙に特別の処理を必要とせずに記録することができる、
(4)ランニングコストが安い、(5)ノンインパクト
方式であるため騒音が少ない、(6)多色のインクを使
用して画像を記録することが容易である、等の優れた利
点を有していることから、最近さまざま応用形態が提案
されている。
【0006】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)を有
する装置おいては、エッチング、蒸着、スパッタリング
等の半導体製造プロセスを経て、基板上に成膜された電
気熱変換体、電極、液路壁、天板等を形成することによ
り、高密度の液路配置(吐出口配置)を有するものを容
易に製造することができ、一層のコンパクト化を図るこ
とができるという利点があることから盛んに応用されて
いる。
【0007】上記インクジェット記録装置においては、
記録ヘッドとして一般に微細な吐出口を配列したものが
用いられているので、吐出口近傍にインク滴や異物が付
着した場合や、吐出口内への気泡や塵埃の混入が生じた
場合、あるいはインク溶剤の蒸発に伴う増粘や固着等に
よってインクが吐出または記録に適さない状態となる場
合には、良好な画像を形成可能な状態に回復あるいは維
持するために、記録ヘッドに対し以下のような品位保持
動作を行う。
【0008】例えば、記録装置の電源を切る場合や長時
間記録が行われない場合には、吐出口からインク溶剤が
蒸発するのを防ぐために、ゴム等のシール性の高い材質
でできたキャップで記録ヘッド表面を密閉する動作(キ
ャッピング動作)を行う。
【0009】さらには、記録装置本体に電源を投入して
イニシャライズが行われた直後や、所定の記録位置にセ
ットされた被記録材に記録を開始する直前、あるいは所
定量以上のインクの吐出を行った後に次の記録を開始す
る直前等には、あらかじめ記録ヘッドの表面をワイピン
グ部材で拭き、吐出口周りに付着した異物やインクを除
去する動作(ワイピング動作)を行う。
【0010】さらには、上記のようなキャッピング動作
やワイピング動作を行っても良好な画像を得られない場
合、例えば吐出口内へ気泡や塵埃の混入が生じたり、何
らかの原因でキャッピング動作をしない状態で記録ヘッ
ドを放置したため吐出口内のインクが増粘や固着を起こ
した場合には、上記のキャッピング動作を行った後にキ
ャップと連結されたポンプを介してヘッド表面に負圧を
与え、吐出口から強制的にインクを吸引する動作(吸引
回復動作)を行う。
【0011】この他に、記録ヘッドに対して直接行う動
作ではないが、吸引回復動作の直後等、キャップ内に多
量のインクが残っている状態でキャッピング動作を行う
と、吐出口内部にインクが逆流して記録ヘッドにダメー
ジを与える場合があり、これを防ぐため、キャッピング
動作を行わない状態でキャップ内から強制的にインクを
吸引する動作(空吸引動作)も品位保持動作の1つとし
て行われる。
【0012】ところで、上述した種々の記録装置の小型
化の技術、複合化の技術を組み合せることにより、1つ
の装置で複数の機能を果たすことのできる製品が近年多
く開発されている。なかでも画像情報をフォトセンサで
検知して電気信号に変換する画像読み取り装置(スキャ
ナ)を小型化し、これを例えば記録ヘッドが搭載されて
いたキャリッジに搭載可能な形状とすることによって、
画像情報の取込みを可能にした記録装置が多く提案され
ている(特公平1-20832号公報、特公平2-21711号公報、
特公平2-21712号公報)。これら画像読み取り機能を有
する記録装置はインクジェット記録装置ではないが、こ
のようなスキャナ搭載可能なインクジェット記録装置と
しては、記録ヘッドを搭載するキャリッジがスキャナ搭
載手段を兼ねるシリアルタイプのものや、被記録材に一
括して1行分の記録を行うラインヘッドとスキャナを搭
載するキャリッジが別体に設けられたラインタイプのも
のが考えられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スキャナ搭載可能な記録装置には、以下のような問題が
ある。
【0014】スキャナ搭載可能な記録装置においては、
上述したような種々の品位保持動作は、スキャナによる
画像読み取りを行う過程においても行われる。一例を挙
げると、図8に示すように、スキャナ搭載可能なシリア
ルタイプのインクジェット記録装置におけるイニシャラ
イズ動作のルーチンでは、電源を投入したときにキャリ
ッジに搭載されていたものが記録ヘッドであっても、ス
キャナであっても、吸引回復動作、空吸引動作、ワイピ
ング動作、キャッピング動作の全てが自動的に行われ
る。このように、従来のスキャナ搭載可能な記録装置に
おいては、スキャナによる読み取り動作が行われる際に
必要のない品位保持動作が行われてしまうため、読み取
りに余分な時間を費やしてしまうという問題点がある。
さらには、上記のようなシリアルタイプの記録装置にお
いては、スキャナは記録ヘッドと同様にキャリッジ上に
搭載されるため、キャッピング動作やワイピング動作に
よってスキャナの表面にキャップやワイピング部材に付
着していたインクが飛散し、正常な読み取り動作が行え
ないという重大なトラブルが発生するおそれがある。
【0015】本発明の目的は、キャリッジに画像読み取
り装置(スキャナ)が搭載された際には必要のない品位
保持動作を行わないように制御することができ、読み取
りに余分な時間を費やすことのない、画像読み取り装置
へのインクの飛散を防止することのできる画像読み取り
機能を有する記録装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読み取り機
能を有する記録装置は、画像情報を電気信号に変換する
画像読み取り手段を用いた画像読み取りと、被記録材に
画像を形成する記録手段を用いた画像記録と、を行い得
る画像読み取り機能を有する記録装置であって、 前記記
録手段を搭載可能であるとともに、該記録手段に代えて
前記画像読取り手段を搭載可能である搭載手段と、前記
搭載手段に前記画像読み取り手段が搭載されたことを検
知する検知手段と、前記記録手段による被記録材への記
録の画像品位を保持するための品位保持手段と、前記画
像読み取り手段による読み取り動作および前記記録手段
による記録動作および前記品位保持手段による品位保持
動作を制御する制御手段と、を有し、記検知手段によ
る検知結果が前記搭載手段に前記画像読み取り手段が搭
載されているものである場合には、前記制御手段は前記
品位保持手段による品位保持動作を行わないことを特徴
とする。
【0017】この場合、記録手段が、インクを微細な孔
より吐出させるインクジェット方式を用いた記録ヘッド
であってもよい。
【0018】さらに、記録ヘッドは、インク吐出のため
のエネルギーを発生する電気熱変換体を有するものであ
ってもよい。
【0019】さらに、記録ヘッドは、電気熱変換体によ
って印加される熱エネルギーにより、インクに生じる膜
沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させるものであ
ってもよい。
【0020】上述の画像読み取り機能を有する記録装置
において、非記録時に記録ヘッドの吐出面を密閉する密
閉手段をさらに有し、品位保持手段による品位保持動作
、密閉手段によって記録ヘッドの吐出面を密閉させる
ことであってもよい。この場合、品位保持手段による
位保持動作、密閉手段内のインクを強制的に吸引させ
ることであってもよい。
【0021】さらに、品位保持手段による品位保持動作
、記録ヘッドの吐出面に付着したインクを拭き取る動
作であってもよい。
【0022】さらに、品位保持動作は、記録ヘッドから
強制的にインクを吸引する動作であってもよい。
【0023】また、上述の画像読み取り機能を有する記
録装置において、搭載手段は、被記録材が搬送される方
向と直交する方向に対して往復移動可能なキャリッジで
あってもよい。この場合、キャリッジは、画像を形成す
る際には記録ヘッドを記録ヘッドを搭載し、画像を読み
取る際には画像読み取り手段を搭載するものであっても
よい。
【0024】
【作用】本発明の画像読み取り機能を有する記録装置で
は、制御手段によって搭載手段に記録手段が搭載された
際にのみ該記録手段に対して回復手段による品位保持動
作が行われ、搭載手段に画像読み取り手段が搭載された
際には品位保持動作を行われないよう制御される。この
ように、本発明では、搭載手段に画像読み取り手段が搭
載された際に、画像読み取り手段に対して回復手段によ
る品位保持動作が行われることはないので、従来のよう
に画像読み取りの際に不必要な品位保持動作が行われて
読み取りに余分な時間がかかるといった問題は生じな
い。また、このように画像読み取り手段に対しての品位
保持動作を行われないようにすることによって、画像読
み取り手段にインクが飛散することを防止することがで
きる。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0026】まず、インクジェット記録装置の概要につ
いて説明する。
【0027】図2は、インクジェット記録装置の記録部
概略構成図、図3は図2に示すインクジェット記録装置
のギア部の拡大図である。
【0028】図2および図3において、インクジェット
記録装置は、被記録材4を送るためのピックアップロー
ラ26、フィードローラ5およびピンチローラ27と、
被記録材4に記録を行う手段である記録ヘッド1と、記
録ヘッド1が搭載されるキャリッジ2と、フレーム19
に両端が固定され、被記録材4の搬送方向と直交する方
向およびその面に平行な方向にキャリッジ2を摺動可能
に支持するガイドシャフト3およびガイドレール24
と、キャリッジ2を直線方向に往復移動させるためのキ
ャリッジ駆動ベルト20、キャリッジ駆動モータ17お
よび駆動プーリ18と、圧板25およびベース21とを
備えている。
【0029】記録ヘッド1は、インクタンクと一体ある
いは分離可能に構成されている。この記録ヘッド1は、
交換可能なインクジェット記録ヘッドであって、電気熱
交換体を備え、これに所定の電圧を印加して熱エネルギ
ーを発生させて膜沸騰による気泡の成長、収縮を生じさ
せ、これによる圧力変化を利用して吐出口よりインクを
吐出するものである。記録ヘッド1の所定の移動位置に
は、記録ヘッド1のワイピング部材であるワイパー16
と、キャッピング部材であるキャップ10が設けられて
いる。
【0030】ピンチローラ27は、バネ(不図示)によ
り付勢することによりフィードローラ5に押し付けら
れ、被記録材4の搬送を行う。フィードローラ5の一端
は、トリガーギア22とLFギア23が軸支され、さら
に搬送モータ(不図示)に連結されている。さらに、こ
のLFギア23からの動力をトリガーギア22を介して
不図示の回復装置に伝えるためにポンプギア12が設け
られている。
【0031】以下、上記インクジェット記録装置におけ
る被記録材4への印字動作について説明する。
【0032】印字前、被記録材4は圧板25上に置かれ
る。このとき、ピックアップローラ26はピックアップ
ローラ26が装着されている軸に設けられているリリー
スカム(不図示)により圧板25から離れた状態にあ
る。
【0033】被記録材4がセットされて、フィードロー
ラ5の駆動がギア(不図示)を介してピックアップロー
ラ26およびリリースカムに伝達されると、リリースカ
ムが圧板25から離れて圧板25が上昇し、ピックアッ
プローラ26と被記録材4が接する。すると、ピックア
ップローラ26の回転に伴って被記録材4が記録ヘッド
1のインク吐出面と対向する位置に搬送される。
【0034】被記録材4が所定の記録位置まで搬送され
ると、キャリッジ駆動モータが駆動してキャリッジ駆動
ベルト20が回転する。これにより、キャリッジ2がキ
ャリッジガイド軸3およびガイドレール24に沿って直
線方向に往復移動される。そして、キャリッジ2に搭載
された記録ヘッド1から画像信号に応じてインクが吐出
され、被記録材4に画像信号に応じた画像(文字等も含
む)が記録される。
【0035】記録ヘッド1のインク吐出部に紙紛やゴミ
等の異物が付着したり、あるいは吐出部分のインクが乾
燥して増粘または固着したりした場合には、吐出口に目
詰まりが発生して吐出不良(不吐出を含む)を起こすこ
とがある。この目詰まりによる吐出不良を防止するた
め、回復装置(不図示)による次のような処理が行われ
る。非記録時には記録ヘッド1のインク吐出口をキャッ
プ10で密閉させ(キャッピング動作)、必要に応じて
ポンプ(不図示)等の吸引手段を用いてキャップ10を
通じて吐出口から増粘インク等を吸引する(吸引回復動
作)。これによって、吐出口を常に正常な状態としてい
る。なお、キャッピング動作は、記録ヘッド1を記録領
域外に設けられたキャッピング位置へ移動させ、該キャ
ッピング位置でキャップ10とインク吐出部を当接させ
ることによって行われる。
【0036】上記キャップ10の当接動作を行うための
駆動力は、モータ(不図示)からLFギア23およびポ
ンプギア12を介して伝達されている。ただし、通常時
はLFギア23とポンプギア12は噛み合い状態にない
ため、キャッピング時にはトリガーギア22がキャリッ
ジ2により押し込まれてLFギア23とトリガーギア2
2とが当接されるようになっている。トリガーギア22
がLFギア23に当接されることによって、トリガーギ
ア22を介してポンプギア12に駆動が伝達される(図
示せぬ形状によりトリガーギア22とポンプギア12は
運動する)。このように、キャリッジ2を押し込むこと
によって駆動の切り換えが行われる。
【0037】また、記録ヘッド1のインク吐出口の近傍
にインクが付着していると、吐出されるインクの方向が
乱れたり、インク吐出そのものが困難になることがあ
る。このような場合には、キャリッジ2をワイパー16
方向ヘ移動し、ワイパー16により記録ヘッド1の吐出
面を拭き取る動作(ワイピング動作)を行う。
【0038】この他に、吸引回復動作などの直後で、キ
ャップ10内に多量のインクが残っている状態のままで
キャッピング動作を行うと、記録ヘッド1の吐出口内に
インクが逆流して記録ヘッド1にダメージを与えること
がある。このような場合には、キャッピング動作をしな
い状態でキャップ10内から強制的にインクを吸引する
ことが行われる(空吸引動作)。
【0039】以上説明したインクジェット記録装置にお
いては、キャリッジ2には記録ヘッド1が搭載されてい
るが、このキャリッジ2はスキャナを搭載するよう構成
することもできる。以下に、画像記録時には記録ヘッ
ド、画像読み取り時にはスキャナを搭載するキャリッジ
2について説明する。
【0040】図4は、記録ヘッドとスキャナいずれでも
搭載することが可能なキャリッジ2の主要構成を示す図
である。
【0041】キャリッジ2の内壁の所定部には位置決め
突起2d、2eが形成され、その反対側にはコンタクト
バネ23が設けられている。位置決め突起2d、2eに
よって記録ヘッド(またはスキャナ)の位置決めを行
い、コンタクトバネ23で記録ヘッド(またはスキャ
ナ)を固定する。このコンタクトバネ23の先端部には
ヘッドガイド22が設けられている。また、記録ヘッド
(またはスキャナ)の端子が当接する部分にはケーブル
端子部30aが設けられており、このケーブル端子部3
0aを介して本体装置の制御部(不図示)から記録ヘッ
ド(またはスキャナ)に対して電気信号の授受が行なわ
れ、上述した記録ヘッドに対する品位保持動作や後述す
るスキャナに対するスキャナ補正が行われる。
【0042】図5にキャリッジに図2に示す記録ヘッド
1を搭載した状態を示し、図6にキャリッジにスキャナ
6を搭載した状態を示す。記録ヘッド1とスキャナ6に
はそれぞれ位置決め穴1b,6b、および位置決め切り
欠き1c,6cが設けられており、これら位置決め穴お
よび位置決め切り欠きと上記キャリッジ2の位置決め突
起とによって記録ヘッド(またはスキャナ)の位置決め
が行われる。また、記録ヘッド1とスキャナ6には、そ
れぞれキャリッジ2のケーブル端子部30aを介して制
御部(不図示)と電気信号の授受を行うための電気信号
入出力接点となる端子部1a,6aが設けられている。
【0043】記録ヘッド1をキャリッジ2に固定する場
合は、へッド端子部1aとケーブル端子部30aが対向
するように記録ヘッド1を当てて、ヘッド端子部1aと
反対側の上面を押し下げることにより、位置決め突起2
dとへッド位置決め切り欠き1c、位置決め突起2eと
へッド位置決め穴1bが嵌合する。このとき、記録ヘッ
ド1はコンタクトバネ23により固定されており、ヘッ
ド端子部1aとキャリッジ2のケーブル端子部30aと
のコンタクトがこのコンタクトバネ23による押圧によ
って確実に得られるようになっている。
【0044】スキャナ6をキャリッジ2に固定する場合
も上記記録ヘッド1の固定の場合と同様にして行われ
る。
【0045】ここで、スキャナ6は、主に光源、受光
部、増幅器、A/D変換器および画像処理装置からなる
画像読み取り装置であり、次のようにして被記録材4に
記録された画像(文字を含む)を読み取る。キャリッジ
2を記録済みの被記録材4上で往復移動させ、被記録材
4の記録面に光を照射する。被記録材4の記録面からの
反射光を受光部で検知し、反射光の強さを適当な倍率に
拡大して数値化、補正を行い、これを画像データ信号と
してスキャナ端子部6aから制御部(不図示)へ出力す
る。
【0046】次に、上述の記録ヘッドとスキャナいずれ
でも搭載することが可能なキャリッジ2を具備した画像
読み取り機能を有する記録装置(例えば、図2に示すイ
ンクジェット記録装置を用いたもの)における、画像記
録および読み取り動作について説明する。
【0047】この画像読み取り機能を有する記録装置で
は、キャリッジ2に必要に応じて記録ヘッドかスキャナ
かが搭載されるため、キャリッジ2に搭載されたものが
記録ヘッド1かスキャナ6かを判断する必要がある。
【0048】図7は、キャリッジ2に搭載されたものが
記録ヘッド1かスキャナ6かがどのようして判別される
かを説明するための原理図である。
【0049】記録ヘッド1のヘッド端子部1a(図5)
には、一端がGNDに接続された抵抗61に接続された
端子100bが設けられ、スキャナ6のスキャナ端子部
6a(図6)には単にGNDに接続された端子100
b’が設けられている。他方、本体装置100には、A
/D変換器51を入力部とする演算制御部50が設けら
れ、上記端子部1a,6aとフレキシブルケーブル30
を介して接続される端子部には上記各端子100b,1
00b’に対応する端子100aが設けられている。こ
の端子100aは、A/D変換器51へ接続されている
他、抵抗60を介して電圧Vccが印加されるようにな
っている。
【0050】上記のように構成された検知手段では、記
録ヘッド1が搭載されたときには、本体装置100内の
演算制御部50に含まれるA/D変換器51で本体装置
側の分圧抵抗値60と記録ヘッド1の抵抗値61との電
圧分圧値が読み取られ、これにより記録ヘッド1の搭載
判別が行われる。また、スキャナ6が搭載されたときに
は、記録ヘッド1の抵抗値61にあたる抵抗値は0Ωで
あることから、A/Dコンバータ51で読み取られる値
はグラウンドレベルとなり、これによりスキャナ6の搭
載判別が行れる。
【0051】本実施例の画像読み取り機能を有する記録
装置の動作の一例として、電源投入時のイニシャライズ
動作をフローチャートで表したものを図1に示す。
【0052】記録装置本体の電源を投入すると(S10
1)、まずキャリッジ2上に搭載されたものの有無が判
断される(S102)。キャリッジ2上に装置が搭載さ
れていない場合には、ステップS102に戻る(S10
3)。一方、キャリッジ2上に装置が搭載されていた場
合には、続いて、本体装置100の演算制御部50によ
って上述したような判別により、搭載されたものが記録
ヘッド1であるかが判別される(S104)。搭載され
たものが記録ヘッド1だった場合には、前述した記録動
作の品位を保持するための各品位保持動作、すなわち吸
引回復動作(S105)、空吸引動作(S106)、ワ
イピング動作(S107)、キャッピング動作(S10
8)を順次行って待機状態となり、動作を終了する。一
方、搭載されたものが記録ヘッド1でなかった場合に
は、キャリッジ2上に搭載されたものがスキャナ6であ
るかが判別される(S109)。搭載されたものがスキ
ャナ6でなかった場合には、上記ステップS102に戻
る(S110)。一方、キャリッジ2上に搭載されたも
のがスキャナ6だった場合には、画像読み取りに必要な
初期のスキャナ補正動作を行い(S111)、待機状態
となって動作を終了する。
【0053】本実施例の画像読み取り機能を有する記録
装置では、上記のようにスキャナ6を搭載した場合に
は、読み取り処理に必要のない品位保持動作(吸引回復
動作、空吸引動作、ワイピング動作およびキャッピング
動作)が行われないため、スキャナ6による読み取り処
理を余分な時間を費やすことがなく行い、しかもワイピ
ング動作やキャッピング動作による画像読み取り装置ヘ
のインクの飛散を確実に防止することができる。
【0054】以上詳細に説明したが、本発明はその要旨
を逸脱しない範囲で様々な改良および変形ができること
はいうまでもない。例えば、上記実施例ではイニシャラ
イズ動作に関してのみ記述したが、他にも記録装置に必
要な様々な動作をスキャナ6搭載時に省略することも可
能である。具体的には、被記録材を所定の記録位置にセ
ットした後、記録ヘッド1搭載時に行うワイピング動作
や、電源オフ時に行う空吸引動作、ワイピング動作、キ
ャッピング動作等の品位保持動作もスキャナ6が搭載さ
れていることを検知した場合には行わないようにするこ
とは容易である。
【0055】また、本発明による記録装置は上記のよう
なシリアルタイプでなくラインタイプのものでもよく、
この場合においても、スキャナ6を搭載して読み取り動
作のみを行う場合は品位保持動作は不要であるため、こ
の動作は行わないよう制御される。
【0056】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて、優れた効果をもたらすものである。
【0057】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0058】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
【0059】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0060】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0061】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0062】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0063】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ワイピング部
材、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれ
とは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予
備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0064】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0065】以上説明した本発明の実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化するもの、もしく
は液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式
ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであれば良い。
【0066】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としても良い。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0067】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダと組み合せた複写装置、さらには
送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの
であってもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0069】搭載手段に画像読み取り手段が搭載された
際に画像読み取り手段に対して不必要な品位保持動作が
行われることはないので、読み取りに余分な時間がかか
ることがなくなるという効果がある。さらには、この画
像読み取り手段に対しての品位保持動作が行われないよ
うにすることによって画像読み取り手段にインクが飛散
することはなくなるので、装置の信頼性が向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像読み取り機能を有する
記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図2】インクジェット記録装置の記録部の概略構成図
である。
【図3】図2に示すインクジェット記録装置のギア部の
拡大図である。
【図4】記録ヘッドとスキャナいずれでも搭載すること
が可能なキャリッジ2の主要構成を示す図である。
【図5】図4に示すキャリッジ2に図2に示す記録ヘッ
ド1を搭載した状態を示す図である。
【図6】図4に示すキャリッジ2にスキャナ6を搭載し
た状態を示す図である。
【図7】キャリッジ2に搭載されたものが記録ヘッド1
かスキャナ6かがどのようして判別されるかを説明する
ための原理図である。
【図8】従来のスキャナ搭載可能なシリアルタイプのイ
ンクジェット記録装置におけるイニシャライズ動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 1a ヘッド端子部 1b ヘッド位置決め穴 1c ヘッド位置決め切り欠き 2 キャリッジ 2d,2e 位置決め突起 3 ガイドシャフト 4 被記録材 5 フィードローラ 6 スキャナ 6a スキャナ端子部 6b スキャナ位置決め穴 6c スキャナ位置決め切り欠き 10 キャップ 12 ポンプギア 16 ワイパー 17 キャリッジ駆動モータ 18 駆動プーリ 19 フレーム 20 キャリッジ駆動ベルト 21 ベース 22 トリガーギア 23 LFギア 24 ガイドレール 25 圧板 26 ピックアップローラ 27 ピンチローラ 30 フレキシブルケーブル 30a ケーブル端子部 50 演算制御部 51 A/D変換器 60,61 抵抗 100 本体装置 100a,100b,100b’ 端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/04 107 B41J 3/04 102N (72)発明者 野島 隆司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 川上 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 平松 壮一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 中村 仁志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山口 秀樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−278300(JP,A) 特開 平6−92521(JP,A) 特開 平2−134064(JP,A) 特開 平6−344570(JP,A) 特開 平6−15812(JP,A) 特開 平5−12212(JP,A) 特開 平5−145713(JP,A) 特開 平6−198896(JP,A) 特開 平6−210843(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/18 B41J 2/01 B41J 2/165 B41J 2/185 B41J 5/30 H04N 1/04 107

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を電気信号に変換する画像読み
    取り手段を用いた画像読み取りと、被記録材に画像を形
    成する記録手段を用いた画像記録と、を行い得る画像読
    み取り機能を有する記録装置であって、 前記記録手段を搭載可能であるとともに、該記録手段に
    代えて前記画像読取り手段を搭載可能である 搭載手段
    と、 前記搭載手段に前記画像読み取り手段が搭載されたこと
    を検知する検知手段と、前記記録手段による被記録材への記録の 画像品位を保持
    するための品位保持手段と、 前記画像読み取り手段による読み取り動作および前記記
    録手段による記録動作および前記品位保持手段による品
    位保持動作を制御する制御手段と、を有し、 記検知手段による検知結果が前記搭載手段に前記画像
    読み取り手段が搭載されているものである場合には、前
    記制御手段は前記品位保持手段による品位保持動作を行
    わないことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段が、インクを微細な孔より
    吐出させるインクジェット方式を用いた記録ヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、インク吐出のための
    エネルギーを発生する電気熱変換体を有することを特徴
    とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは、前記電気熱変換体に
    よって印加される熱エネルギーにより、インクに生じる
    膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させるもので
    あることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 非記録時に前記記録ヘッドの吐出面を密
    閉する密閉手段をさらに有し、前記品位保持手段による 品位保持動作、前記密閉手段
    によって前記記録ヘッドの吐出面を密閉させることであ
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1
    項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記品位保持手段による品位保持動作
    前記密閉手段内のインクを強制的に吸引させること
    であることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記品位保持手段による品位保持動作
    前記記録ヘッドの吐出面に付着したインクを拭き取
    る動作であることを特徴とする請求項2から請求項4の
    いずれか1項に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記品位保持手段による品位保持動作
    前記記録ヘッドから強制的にインクを吸引する動作
    であることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれ
    か1項に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記搭載手段は、前記被記録材が搬送さ
    れる方向と直交する方向に対して往復移動可能なキャリ
    ッジであることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  10. 【請求項10】 前記キャリッジは、画像を形成する際
    には前記記録ヘッドを搭載し、画像を読み取る際には
    画像読み取り手段を搭載するものであることを特徴と
    する請求項9に記載の記録装置。
JP03235095A 1995-02-21 1995-02-21 画像読み取り機能を有する記録装置 Expired - Fee Related JP3376148B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03235095A JP3376148B2 (ja) 1995-02-21 1995-02-21 画像読み取り機能を有する記録装置
US08/602,458 US5877783A (en) 1995-02-21 1996-02-16 Recording apparatus having image reading function
DE69629861T DE69629861T2 (de) 1995-02-21 1996-02-19 Aufzeichnungsgerät mit Bildlesefunktion
EP96102485A EP0729261B1 (en) 1995-02-21 1996-02-19 A recording apparatus having image reading function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03235095A JP3376148B2 (ja) 1995-02-21 1995-02-21 画像読み取り機能を有する記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08224896A JPH08224896A (ja) 1996-09-03
JP3376148B2 true JP3376148B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=12356520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03235095A Expired - Fee Related JP3376148B2 (ja) 1995-02-21 1995-02-21 画像読み取り機能を有する記録装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5877783A (ja)
EP (1) EP0729261B1 (ja)
JP (1) JP3376148B2 (ja)
DE (1) DE69629861T2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69634884T2 (de) * 1995-04-11 2006-04-27 Canon K.K. Tintenstrahlaufzeichnungsgerät mit einem Bildlesekopf
US6164740A (en) * 1996-10-17 2000-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with changeable recording means and method of forming image
JP3472100B2 (ja) * 1997-09-01 2003-12-02 キヤノン株式会社 複合システム、プリンタ装置、外部装置および画像読取機能起動方法
JP3697059B2 (ja) 1998-04-15 2005-09-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4194205B2 (ja) 1999-05-14 2008-12-10 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
KR100646864B1 (ko) * 2004-09-04 2006-11-23 삼성전자주식회사 스캔유닛 및 이를 구비하는 화상형성장치
JP6838342B2 (ja) * 2016-10-06 2021-03-03 セイコーエプソン株式会社 液体収容体及び液体噴射装置
JP7271282B2 (ja) 2019-04-15 2023-05-11 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置、制御方法、およびプログラム
JP7301584B2 (ja) 2019-04-15 2023-07-03 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP7309427B2 (ja) 2019-04-15 2023-07-18 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置、記録方法、およびプログラム

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3780377A (en) * 1972-05-04 1973-12-18 Hewlett Packard Co Magnetic card reader-recorder apparatus with provision for avoiding undesired erasures
JPS5999862A (ja) * 1983-06-29 1984-06-08 Canon Inc 記録装置
GB2152326B (en) * 1983-12-26 1988-02-17 Casio Computer Co Ltd Document reading apparatus utilizing printer mechanism
DE3635784A1 (de) * 1985-10-21 1987-04-30 Ricoh Kk Lese- und aufzeichnungseinrichtung
US5124800A (en) * 1986-10-28 1992-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus for reading and recording image
JP2565911B2 (ja) * 1987-07-15 1996-12-18 オリンパス光学工業株式会社 Nmr計測内視鏡システム
US4839741A (en) * 1987-12-07 1989-06-13 Xerox Corporation Image reproducing apparatus with CCD scanner and bubble jet printer simultaneously driven by a common belt in opposite directions and operated asynchronously
JPH01273061A (ja) * 1988-04-25 1989-10-31 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置
JPH07105688B2 (ja) * 1988-07-09 1995-11-13 株式会社村田製作所 圧電振動部品
JP2600821B2 (ja) * 1988-07-11 1997-04-16 ソニー株式会社 標本化周波数変換装置
JPH02108547A (ja) * 1988-10-19 1990-04-20 Canon Inc インクジェット記録方法及びその装置
JP2911461B2 (ja) * 1988-11-15 1999-06-23 キヤノン株式会社 シリアルプリンタおよびイメージスキャナ
DE68921712T2 (de) * 1988-12-16 1995-08-10 Canon Kk Aufzeichnungsvorrichtung mit abnehmbarem Aufzeichnungskopf.
US5321467A (en) * 1991-05-07 1994-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with ink jet and electrophotographic recording units
JPH0512212A (ja) * 1991-07-01 1993-01-22 Canon Inc 情報処理装置
JP3214909B2 (ja) * 1991-09-30 2001-10-02 株式会社リコー 画像形成装置
JPH05278300A (ja) * 1991-11-06 1993-10-26 Nec Eng Ltd 異種ヘッド取替え式プリンタ
JPH05145713A (ja) * 1991-11-20 1993-06-11 Canon Inc 複写装置
JP3002057B2 (ja) * 1992-06-30 2000-01-24 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP3056337B2 (ja) * 1992-09-10 2000-06-26 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び前記シート搬送装置を用いた記録装置
US5325111A (en) * 1992-12-28 1994-06-28 Xerox Corporation Removing waste ink from capping station
JP3003741B2 (ja) * 1992-12-28 2000-01-31 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JPH06210843A (ja) * 1993-01-19 1994-08-02 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH06344570A (ja) * 1993-06-04 1994-12-20 Canon Inc インクジェット記録装置
DE69417319T2 (de) * 1993-08-30 1999-07-15 Hewlett Packard Co Bildabtastkopf für einen thermischen Tintenstrahldrucker
JPH07203133A (ja) * 1994-01-10 1995-08-04 Fujitsu Ltd 読取・印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0729261B1 (en) 2003-09-10
EP0729261A3 (en) 1998-09-09
US5877783A (en) 1999-03-02
JPH08224896A (ja) 1996-09-03
DE69629861D1 (de) 2003-10-16
DE69629861T2 (de) 2004-07-08
EP0729261A2 (en) 1996-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3181073B2 (ja) インクジェット記録装置
EP0469619B1 (en) Wiping apparatus and method of recording head of ink recording apparatus
JP3376148B2 (ja) 画像読み取り機能を有する記録装置
JP3587648B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0747679A (ja) インクジェット記録装置
JP3234087B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3029163B2 (ja) 液体噴射装置
JP3308752B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3270664B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の回復方法
JP3015188B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH06328731A (ja) インクジェット記録装置
JP3376173B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH05193150A (ja) インクジェット記録装置
JP2818015B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH08118611A (ja) インクジェット記録装置
JP3423541B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0768791A (ja) インクジェット記録装置
JPH0781076A (ja) インクジェット記録装置
JP3025089B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3461303B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3015592B2 (ja) 画像形成装置
JP2860685B2 (ja) インクジェット記録装置の回復方法
JPH08224895A (ja) インクジェット記録装置
JP2000289214A (ja) インクジェット記録装置
JPH07246709A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071129

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees