JP3372660B2 - コンバインにおける排藁搬送装置 - Google Patents
コンバインにおける排藁搬送装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、扱胴を支持する扱室可
動枠体の上下揺動に連動して排藁搬送フレームの搬送始
端側を上下動させるように構成し、扱胴および排藁搬送
装置の点検、保守の作業性を向上させることができるも
のでありながら、通常の脱穀処理作業時においては上下
動可能な排藁搬送フレームを確実に本体側に固持するこ
とができ、排藁搬送装置の横揺れ、振動等を可及的に抑
制し得て、円滑な排藁搬送作動を行うことができるコン
バインにおける排藁搬送装置に関するものである。
動枠体の上下揺動に連動して排藁搬送フレームの搬送始
端側を上下動させるように構成し、扱胴および排藁搬送
装置の点検、保守の作業性を向上させることができるも
のでありながら、通常の脱穀処理作業時においては上下
動可能な排藁搬送フレームを確実に本体側に固持するこ
とができ、排藁搬送装置の横揺れ、振動等を可及的に抑
制し得て、円滑な排藁搬送作動を行うことができるコン
バインにおける排藁搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、立毛穀稈を刈取って脱穀処理する
コンバインにおいては、円筒形の脱穀シリンダの外周に
多数の脱穀処理歯を周設した扱胴を、扱室内で回転駆動
させて脱穀処理を施し、処理後の排藁は扱室後部から機
体側方の既刈地側に向けて斜め後方に延出した排藁搬送
装置により機外へ放出するか、あるいは上記排藁搬送装
置の搬送経路の下方に設けた排藁細断装置に落し込むよ
うに構成されている。ところが、上記構成の扱室および
排藁搬送装置では、長時間に亘る脱穀作業で扱胴に排藁
屑が絡みついたり、扱室下方に張設した受網に目詰まり
が生じ易く、また排藁搬送装置を構成する排藁搬送チェ
ンやその下面との間で排藁を挟持する挟扼レールにも同
様に排藁の絡みつき等が生じて、脱穀から排藁搬送に至
る一連の作業効率が低下してしまうため、円滑なコンバ
インの脱穀作業を行うには定期的な点検、保守を行うこ
とが望ましいが、このような点検、保守作業に際して
は、その都度複雑な構造の扱室、受網および排藁搬送装
置の分解、組立てを余儀なくされ、また高度な技術を要
する再組立て後の調整もその度に行わなければならな
い、等の煩わしい作業を伴うものであった。そこで、上
記のような不具合を解消するため、扱室を上下揺動する
扱室可動枠体と扱室固定枠体とに固定支点軸を介して上
下に分割し、扱胴を扱室可動枠体側に回転自在に支持さ
せて、扱室可動枠体の上動開放で扱胴および受網の点
検、保守時の作業性を向上するように構成したものが提
案され、更に上記扱室可動枠体の上下動に追従して排藁
搬送装置の搬送始端側を上下動可能に構成することによ
り、脱穀から排藁搬送に至る一連の点検、保守を効率良
く行うことができるようになるが、上記のように排藁搬
送装置を上下動させる構成とすると、通常の脱穀処理作
業時において排藁搬送フレームに巻回される搬送チェン
の下面と挟扼レールとの間での排藁の挟持力が低下した
り、排藁搬送装置自体のがたつき、振動等の発生を誘発
し易く、円滑な排藁搬送作動を損なう、という危惧を有
するものであった。
コンバインにおいては、円筒形の脱穀シリンダの外周に
多数の脱穀処理歯を周設した扱胴を、扱室内で回転駆動
させて脱穀処理を施し、処理後の排藁は扱室後部から機
体側方の既刈地側に向けて斜め後方に延出した排藁搬送
装置により機外へ放出するか、あるいは上記排藁搬送装
置の搬送経路の下方に設けた排藁細断装置に落し込むよ
うに構成されている。ところが、上記構成の扱室および
排藁搬送装置では、長時間に亘る脱穀作業で扱胴に排藁
屑が絡みついたり、扱室下方に張設した受網に目詰まり
が生じ易く、また排藁搬送装置を構成する排藁搬送チェ
ンやその下面との間で排藁を挟持する挟扼レールにも同
様に排藁の絡みつき等が生じて、脱穀から排藁搬送に至
る一連の作業効率が低下してしまうため、円滑なコンバ
インの脱穀作業を行うには定期的な点検、保守を行うこ
とが望ましいが、このような点検、保守作業に際して
は、その都度複雑な構造の扱室、受網および排藁搬送装
置の分解、組立てを余儀なくされ、また高度な技術を要
する再組立て後の調整もその度に行わなければならな
い、等の煩わしい作業を伴うものであった。そこで、上
記のような不具合を解消するため、扱室を上下揺動する
扱室可動枠体と扱室固定枠体とに固定支点軸を介して上
下に分割し、扱胴を扱室可動枠体側に回転自在に支持さ
せて、扱室可動枠体の上動開放で扱胴および受網の点
検、保守時の作業性を向上するように構成したものが提
案され、更に上記扱室可動枠体の上下動に追従して排藁
搬送装置の搬送始端側を上下動可能に構成することによ
り、脱穀から排藁搬送に至る一連の点検、保守を効率良
く行うことができるようになるが、上記のように排藁搬
送装置を上下動させる構成とすると、通常の脱穀処理作
業時において排藁搬送フレームに巻回される搬送チェン
の下面と挟扼レールとの間での排藁の挟持力が低下した
り、排藁搬送装置自体のがたつき、振動等の発生を誘発
し易く、円滑な排藁搬送作動を損なう、という危惧を有
するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑みコンバインの点検、保守における作業性の向
上を追究するその研究開発過程において創案されたもの
であって、その目的とするところは、扱胴を軸支する扱
室可動枠体の上下動に追従して排藁搬送装置を上下動さ
せて点検、保守の作業性を向上させることができるもの
でありながら、通常の脱穀処理作業時においては、排藁
搬送装置を強固かつ確実に本体側に固持することがで
き、もって点検、保守の作業効率の向上と円滑な排藁搬
送作動とを両立させることができるコンバインにおける
排藁搬送装置を提供しようとするものである。
実状に鑑みコンバインの点検、保守における作業性の向
上を追究するその研究開発過程において創案されたもの
であって、その目的とするところは、扱胴を軸支する扱
室可動枠体の上下動に追従して排藁搬送装置を上下動さ
せて点検、保守の作業性を向上させることができるもの
でありながら、通常の脱穀処理作業時においては、排藁
搬送装置を強固かつ確実に本体側に固持することがで
き、もって点検、保守の作業効率の向上と円滑な排藁搬
送作動とを両立させることができるコンバインにおける
排藁搬送装置を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が採用した技術的手段は、扱室可動枠体１９
側の前後部に所定間隔を存して並設した入口側板１８ａ
と出口側板１８ｂとの間に扱胴４を回転自在に支持し、
上記扱室可動枠体１９を固定支点軸２２を回動支点とし
て扱室固定枠体２０に上下揺動開閉自在に支持する一
方、上記出口側板１８ｂに排藁搬送フレーム１４ｂの搬
送始端側１４ｃを連結し、上記扱室可動枠体１９の上下
揺動に連動して排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１
４ｃを上下動するように構成したコンバインにおける排
藁搬送装置であって、上記排藁搬送フレーム１４ｂを平
面視で出口側板１８ｂから固定支点軸２２の延長線上を
通過して斜め後方に延出し、かつ扱室可動枠体１９が上
動するとき、排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４
ｃの回動支点軸２７ａを回動中心として搬送終端側１４
ａを揺動自在に構成すると共に、上記排藁搬送フレーム
１４ｂの上動を規制するストッパ機構３３´を、当該排
藁搬送フレーム１４ｂとその近傍位置の本体フレームｂ
との間に係脱自在に配設したことを特徴とするものであ
る。
め、本発明が採用した技術的手段は、扱室可動枠体１９
側の前後部に所定間隔を存して並設した入口側板１８ａ
と出口側板１８ｂとの間に扱胴４を回転自在に支持し、
上記扱室可動枠体１９を固定支点軸２２を回動支点とし
て扱室固定枠体２０に上下揺動開閉自在に支持する一
方、上記出口側板１８ｂに排藁搬送フレーム１４ｂの搬
送始端側１４ｃを連結し、上記扱室可動枠体１９の上下
揺動に連動して排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１
４ｃを上下動するように構成したコンバインにおける排
藁搬送装置であって、上記排藁搬送フレーム１４ｂを平
面視で出口側板１８ｂから固定支点軸２２の延長線上を
通過して斜め後方に延出し、かつ扱室可動枠体１９が上
動するとき、排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４
ｃの回動支点軸２７ａを回動中心として搬送終端側１４
ａを揺動自在に構成すると共に、上記排藁搬送フレーム
１４ｂの上動を規制するストッパ機構３３´を、当該排
藁搬送フレーム１４ｂとその近傍位置の本体フレームｂ
との間に係脱自在に配設したことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【作用】したがって本発明によれば、扱胴、受網等の点
検、保守と併せて排藁搬送装置における搬送排藁の目詰
まり等を容易に除去することができると共に、扱室可動
枠体の上下動に伴う排藁搬送装置を、脱穀処理作業時に
強固かつ確実に本体側に固持し得て、円滑な排藁搬送動
作を保持することができる。
検、保守と併せて排藁搬送装置における搬送排藁の目詰
まり等を容易に除去することができると共に、扱室可動
枠体の上下動に伴う排藁搬送装置を、脱穀処理作業時に
強固かつ確実に本体側に固持し得て、円滑な排藁搬送動
作を保持することができる。
【０００６】
【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例につ
いて詳細に説明する。図１および図２において、１は図
示しない機体上に設けられた脱穀部、２は揺動選別部で
あって、該脱穀部１は機体前方に設けた図示しない刈取
搬送部の後方に配設され、また揺動選別部２は脱穀部１
の下方に設けられており、刈取搬送部から後送される刈
取穀稈を脱穀部１に形成した穀稈供給口１ａに供給し、
扱室３内の扱胴４で脱穀処理した後、受網５を介して漏
下した穀粒および夾雑物は、揺動棚６の揺動流板７に落
下して穀粒はクリンプ網８を介して下方に更に漏下する
一方、夾雑物は唐箕９およびターボファン１０の圧風で
後方のストローラック１１に送られ、該ストローラック
１１上の夾雑物は吸引ファン１２の吸引作用を受けて排
塵口１３から機外後方へ放出されるようになっていると
共に、上記揺動選別部２の上方でかつ脱穀部１の後方に
は、機体の一側前方から他側後方に臨ませて排藁搬送チ
ェン１４´を巻回した排藁搬送装置１４が後傾状に横架
されており、機体前方から刈取搬送部を介して搬送され
る刈取穀稈の穂先側を脱穀部１に介入させたまま、その
株元側をフィードチェン１５と挟持レール１６で後送
し、上記排藁搬送装置１４に継送される排藁を図示しな
い排藁カッター装置への落し込みと機体の既刈地側ａへ
の連続放出とに切替継送するように構成されている。
いて詳細に説明する。図１および図２において、１は図
示しない機体上に設けられた脱穀部、２は揺動選別部で
あって、該脱穀部１は機体前方に設けた図示しない刈取
搬送部の後方に配設され、また揺動選別部２は脱穀部１
の下方に設けられており、刈取搬送部から後送される刈
取穀稈を脱穀部１に形成した穀稈供給口１ａに供給し、
扱室３内の扱胴４で脱穀処理した後、受網５を介して漏
下した穀粒および夾雑物は、揺動棚６の揺動流板７に落
下して穀粒はクリンプ網８を介して下方に更に漏下する
一方、夾雑物は唐箕９およびターボファン１０の圧風で
後方のストローラック１１に送られ、該ストローラック
１１上の夾雑物は吸引ファン１２の吸引作用を受けて排
塵口１３から機外後方へ放出されるようになっていると
共に、上記揺動選別部２の上方でかつ脱穀部１の後方に
は、機体の一側前方から他側後方に臨ませて排藁搬送チ
ェン１４´を巻回した排藁搬送装置１４が後傾状に横架
されており、機体前方から刈取搬送部を介して搬送され
る刈取穀稈の穂先側を脱穀部１に介入させたまま、その
株元側をフィードチェン１５と挟持レール１６で後送
し、上記排藁搬送装置１４に継送される排藁を図示しな
い排藁カッター装置への落し込みと機体の既刈地側ａへ
の連続放出とに切替継送するように構成されている。
【０００７】上記扱室３は、図３ないし図５に示す如
く、カバーケース１７の両側面に入口側板１８ａ、出口
側板１８ｂを所定間隔を存して並設してなる扱室可動枠
体１９と、内面部を扱胴４の外周に沿って曲成してなる
扱室固定枠体２０とから形成されており、上記扱室可動
枠体１９内には両側板１８ａ、１８ｂを貫通する回転軸
２１を介して扱胴４が回転自在に軸支されていると共
に、上記扱室固定枠体２０の上部一側には、扱室可動枠
体１９の回動基端側を軸支する固定支点軸２２が軸架さ
れており、図３、図４の点線および二点鎖線で示すよう
に、カバーケース１７の開放端面側に突設した開閉レバ
ー１７ａの上下操作により、上記固定支点軸２２を回動
中心として扱室可動枠体１９を扱胴４および排藁搬送装
置１４とともに上下揺動開閉自在に支持する構成となっ
ている。
く、カバーケース１７の両側面に入口側板１８ａ、出口
側板１８ｂを所定間隔を存して並設してなる扱室可動枠
体１９と、内面部を扱胴４の外周に沿って曲成してなる
扱室固定枠体２０とから形成されており、上記扱室可動
枠体１９内には両側板１８ａ、１８ｂを貫通する回転軸
２１を介して扱胴４が回転自在に軸支されていると共
に、上記扱室固定枠体２０の上部一側には、扱室可動枠
体１９の回動基端側を軸支する固定支点軸２２が軸架さ
れており、図３、図４の点線および二点鎖線で示すよう
に、カバーケース１７の開放端面側に突設した開閉レバ
ー１７ａの上下操作により、上記固定支点軸２２を回動
中心として扱室可動枠体１９を扱胴４および排藁搬送装
置１４とともに上下揺動開閉自在に支持する構成となっ
ている。
【０００８】また前記固定支点軸２２は、出口側板１８
ｂの背面から後方の排藁搬送装置１４に至る間で延設さ
れており、かつその先端部には排藁搬送装置１４の中間
部から搬送終端側１４ａに臨む間で、上記排藁搬送装置
１４を構成する排藁搬送フレーム１４ｂに沿う本体フレ
ームｂが接続され、当該本体フレームｂの中間部には摺
動レール２２´が湾曲状に突設されている。上記摺動レ
ール２２´は、図６に示すように前記搬送終端側１４ａ
からその後方に向けて後傾し、更にその余長部は本体フ
レームｂへの接続位置に至る間で前傾状に曲成されてい
ると共に、上記搬送終端側１４ａには滑車２３が軸支さ
れており、該滑車２３を摺動レール２２´上に移動自在
に支承させて排藁搬送装置１４の搬送終端側１４ａを支
持する構成となっている。
ｂの背面から後方の排藁搬送装置１４に至る間で延設さ
れており、かつその先端部には排藁搬送装置１４の中間
部から搬送終端側１４ａに臨む間で、上記排藁搬送装置
１４を構成する排藁搬送フレーム１４ｂに沿う本体フレ
ームｂが接続され、当該本体フレームｂの中間部には摺
動レール２２´が湾曲状に突設されている。上記摺動レ
ール２２´は、図６に示すように前記搬送終端側１４ａ
からその後方に向けて後傾し、更にその余長部は本体フ
レームｂへの接続位置に至る間で前傾状に曲成されてい
ると共に、上記搬送終端側１４ａには滑車２３が軸支さ
れており、該滑車２３を摺動レール２２´上に移動自在
に支承させて排藁搬送装置１４の搬送終端側１４ａを支
持する構成となっている。
【０００９】一方、前記出口側板１８ｂの後面と排藁搬
送装置１４との中間部には、中空パイプからなる補強フ
レーム２４が排藁搬送装置１４と平行して回動自在に設
けられており、前出の図５に示すように、上記補強フレ
ーム２４の基端側は固定支点軸２２の延設部位に固定ブ
ラケット２２ａを介して軸装されていると共に、その先
端は取付ブラケット２５を介して上記出口側板１８ｂに
固着されており、上記固定支点軸２２を回動中心として
扱室可動枠体１９が上下揺動する際に、補強フレーム２
４により出口側板１８ｂを側面から支持するように構成
されている。
送装置１４との中間部には、中空パイプからなる補強フ
レーム２４が排藁搬送装置１４と平行して回動自在に設
けられており、前出の図５に示すように、上記補強フレ
ーム２４の基端側は固定支点軸２２の延設部位に固定ブ
ラケット２２ａを介して軸装されていると共に、その先
端は取付ブラケット２５を介して上記出口側板１８ｂに
固着されており、上記固定支点軸２２を回動中心として
扱室可動枠体１９が上下揺動する際に、補強フレーム２
４により出口側板１８ｂを側面から支持するように構成
されている。
【００１０】また、上記取付ブラケット２５の下面に
は、排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃに軸支
した駆動スプロケット２６を回転駆動する排藁ギヤケー
ス２７が付設されており、上記出口側板１８ｂの回転軸
２１に軸支した駆動プーリ２８と、排藁ギヤケース２７
の入力側で出口側板１８ｂに軸支した伝動プーリ２９と
の間に巻回した伝動ベルト３０により、入口側板１８ａ
側から伝動される扱胴４の回転駆動力を上記排藁ギヤケ
ース２７に伝達し、排藁搬送装置１４を駆動すると共
に、上記排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを
貫通する回動支点軸２７ａが排藁ギヤケース２７の側部
に固着されており、図１０に示す如く、上記回動支点軸
２７ａを回動中心として、排藁搬送装置１４の搬送始端
側１４ｃを扱室可動枠体１９の上下揺動に伴って上下動
させるようになっている。
は、排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃに軸支
した駆動スプロケット２６を回転駆動する排藁ギヤケー
ス２７が付設されており、上記出口側板１８ｂの回転軸
２１に軸支した駆動プーリ２８と、排藁ギヤケース２７
の入力側で出口側板１８ｂに軸支した伝動プーリ２９と
の間に巻回した伝動ベルト３０により、入口側板１８ａ
側から伝動される扱胴４の回転駆動力を上記排藁ギヤケ
ース２７に伝達し、排藁搬送装置１４を駆動すると共
に、上記排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを
貫通する回動支点軸２７ａが排藁ギヤケース２７の側部
に固着されており、図１０に示す如く、上記回動支点軸
２７ａを回動中心として、排藁搬送装置１４の搬送始端
側１４ｃを扱室可動枠体１９の上下揺動に伴って上下動
させるようになっている。
【００１１】更に、図７に示すように、段差状に曲成し
た係止杆３１が前記排藁搬送フレーム１４ｂの中間部位
を貫通して固着されており、該係止杆３１の先端側には
下辺３２ａ、３２ａを拡開してなる係合固定具３２、３
２が所定間隔を存して配設されていると共に、延設され
た固定支点軸２２の先端側には、図８に示すように、上
記係合固定具３２、３２間で係止杆３１の杆部３１ａを
支承すべく凹部３３ａ、３３ａを形成してなる係合受具
３３、３３が固着されてストッパ機構３３´を構成して
いる。また、上記凹部３３ａ、３３ａに支承された杆部
３１ａに係合するフック３４が、回動操作軸３５を介し
て各係合受具３３、３３間に回動自在に装着されてお
り、前記扱室可動枠体１９の開閉レバー１７ａと回動操
作軸３５との間に介装したリンク機構３６により、開閉
レバー１７ａの上下操作力を正逆転回動力として回動操
作軸３５に伝達し、係止杆３１に対するフック３４の係
止側への回動と、解除側への回動とを行うように構成さ
れている。なお、３７は伝動ベルト３０のテンション機
構、３８は排藁搬送フレーム１４ｂの搬送終端側１４ａ
に軸支された従動スプロケット、３９は排藁搬送チェン
１４´の下面との間で排藁を挟持する挟扼レールであ
る。
た係止杆３１が前記排藁搬送フレーム１４ｂの中間部位
を貫通して固着されており、該係止杆３１の先端側には
下辺３２ａ、３２ａを拡開してなる係合固定具３２、３
２が所定間隔を存して配設されていると共に、延設され
た固定支点軸２２の先端側には、図８に示すように、上
記係合固定具３２、３２間で係止杆３１の杆部３１ａを
支承すべく凹部３３ａ、３３ａを形成してなる係合受具
３３、３３が固着されてストッパ機構３３´を構成して
いる。また、上記凹部３３ａ、３３ａに支承された杆部
３１ａに係合するフック３４が、回動操作軸３５を介し
て各係合受具３３、３３間に回動自在に装着されてお
り、前記扱室可動枠体１９の開閉レバー１７ａと回動操
作軸３５との間に介装したリンク機構３６により、開閉
レバー１７ａの上下操作力を正逆転回動力として回動操
作軸３５に伝達し、係止杆３１に対するフック３４の係
止側への回動と、解除側への回動とを行うように構成さ
れている。なお、３７は伝動ベルト３０のテンション機
構、３８は排藁搬送フレーム１４ｂの搬送終端側１４ａ
に軸支された従動スプロケット、３９は排藁搬送チェン
１４´の下面との間で排藁を挟持する挟扼レールであ
る。
【００１２】叙上の如き構成において、脱穀部１の穀稈
供給口１ａから扱室３内に供給された刈取穀稈の穂先側
は、その株元側をフィードチェン１５により搬送挟持さ
れたまま扱胴４で脱穀処理され、漏下した穀粒および夾
雑物は受網５を介して揺動選別部２で所要の選別処理を
施されると共に、脱穀処理後の排藁はフィードチェン１
５から排藁搬送装置１４に継送され、図示しない排藁カ
ッター装置へ落し込まれたり、あるいは上記排藁搬送装
置１４の搬送終端側１４ａから機外へ連続放出されるこ
とになる。
供給口１ａから扱室３内に供給された刈取穀稈の穂先側
は、その株元側をフィードチェン１５により搬送挟持さ
れたまま扱胴４で脱穀処理され、漏下した穀粒および夾
雑物は受網５を介して揺動選別部２で所要の選別処理を
施されると共に、脱穀処理後の排藁はフィードチェン１
５から排藁搬送装置１４に継送され、図示しない排藁カ
ッター装置へ落し込まれたり、あるいは上記排藁搬送装
置１４の搬送終端側１４ａから機外へ連続放出されるこ
とになる。
【００１３】このような刈取搬送から脱穀処理を経て排
藁搬送に至る一連の作業中において、扱胴４に排藁屑が
絡み付いたり、扱室３下方に張設した受網５に目詰まり
が生じた場合には、図１に示す通常の脱穀作動位置にあ
る扱室可動枠体１９を、図１０に示すように開閉レバー
１７ａを上動操作してフィードチェン１５側から扱室３
を開放することにより、排藁搬送装置１４も回動支点軸
２７ａを回動中心としてその搬送終端側１４ａの滑車２
３が摺動レール２２´上を走行しながら搬送始端側１４
ｃが同時に上動して扱室３内と排藁搬送装置１４の点
検、保守とを行うことができ、また、図１１に示すよう
に、排藁搬送装置１４においては搬送始端側１４ｃを回
動支点として搬送終端側１４ａを上動させることによ
り、搬送終端側１４ａでの排藁の詰まりを簡単に取り除
くことができ、扱室３および排藁搬送装置１４の双方を
容易かつ効率良くメンテナンスすることができる。
藁搬送に至る一連の作業中において、扱胴４に排藁屑が
絡み付いたり、扱室３下方に張設した受網５に目詰まり
が生じた場合には、図１に示す通常の脱穀作動位置にあ
る扱室可動枠体１９を、図１０に示すように開閉レバー
１７ａを上動操作してフィードチェン１５側から扱室３
を開放することにより、排藁搬送装置１４も回動支点軸
２７ａを回動中心としてその搬送終端側１４ａの滑車２
３が摺動レール２２´上を走行しながら搬送始端側１４
ｃが同時に上動して扱室３内と排藁搬送装置１４の点
検、保守とを行うことができ、また、図１１に示すよう
に、排藁搬送装置１４においては搬送始端側１４ｃを回
動支点として搬送終端側１４ａを上動させることによ
り、搬送終端側１４ａでの排藁の詰まりを簡単に取り除
くことができ、扱室３および排藁搬送装置１４の双方を
容易かつ効率良くメンテナンスすることができる。
【００１４】上述の扱室可動枠体１９の上動開放動作に
おいて、上方へ引上げ操作される開閉レバー１７ａの回
動力によって、図８に示すようにリンク機構３６を介し
て回動操作軸３５が矢印Ａ方向に回動し、この回動操作
軸３５の回動に伴ってフック３４も矢印Ａ方向に回動す
るため、当該フック３４と係止杆３１との係止が解除さ
れて、排藁搬送装置１４が扱室可動枠体１９とともに速
やかに上動することになる。
おいて、上方へ引上げ操作される開閉レバー１７ａの回
動力によって、図８に示すようにリンク機構３６を介し
て回動操作軸３５が矢印Ａ方向に回動し、この回動操作
軸３５の回動に伴ってフック３４も矢印Ａ方向に回動す
るため、当該フック３４と係止杆３１との係止が解除さ
れて、排藁搬送装置１４が扱室可動枠体１９とともに速
やかに上動することになる。
【００１５】また、開閉レバー１７ａを引下げ操作する
と、扱室可動枠体１９の下動とともに排藁搬送装置１４
が通常の排藁搬送位置まで下降して、排藁搬送フレーム
１４ｂに固着した係止杆３１の杆部３１ａが係合受具３
３、３３の凹部３３ａ、３３ａに支承されると同時に、
上記開閉レバー１７ａの引下げ操作で矢印Ｂ方向に回動
する回動操作軸３５に連動してフック３４も矢印Ｂ方向
に回動し、杆部３１ａにフック３４が係止される。
と、扱室可動枠体１９の下動とともに排藁搬送装置１４
が通常の排藁搬送位置まで下降して、排藁搬送フレーム
１４ｂに固着した係止杆３１の杆部３１ａが係合受具３
３、３３の凹部３３ａ、３３ａに支承されると同時に、
上記開閉レバー１７ａの引下げ操作で矢印Ｂ方向に回動
する回動操作軸３５に連動してフック３４も矢印Ｂ方向
に回動し、杆部３１ａにフック３４が係止される。
【００１６】この時、上記杆部３１ａの係合固定具３
２、３２が係合受具３３、３３の外面側にそれぞれ嵌着
され、上記係止杆３１は上下方向に対してはフック３４
に係止され、かつ水平方向には係合受具３３、３３によ
ってその動きが規制されるので、上記係止杆３１を固着
した排藁搬送フレーム１４ｂの上下および水平方向の移
動も完全に抑止されることになる。したがって、通常の
脱穀処理作業においては、本体フレームｂに接続される
固定支点軸２２を介して排藁搬送装置１４を強固かつ確
実に本体側に固持することができ、挟扼レール３９との
間での搬送不良や排藁搬送装置１４自体の横揺れ、振動
等を未然に防止して円滑な排藁搬送作動を保持すること
ができる。
２、３２が係合受具３３、３３の外面側にそれぞれ嵌着
され、上記係止杆３１は上下方向に対してはフック３４
に係止され、かつ水平方向には係合受具３３、３３によ
ってその動きが規制されるので、上記係止杆３１を固着
した排藁搬送フレーム１４ｂの上下および水平方向の移
動も完全に抑止されることになる。したがって、通常の
脱穀処理作業においては、本体フレームｂに接続される
固定支点軸２２を介して排藁搬送装置１４を強固かつ確
実に本体側に固持することができ、挟扼レール３９との
間での搬送不良や排藁搬送装置１４自体の横揺れ、振動
等を未然に防止して円滑な排藁搬送作動を保持すること
ができる。
【００１７】
【発明の効果】これを要するに本発明は、扱室可動枠体
１９側の前後部に所定間隔を存して並設した入口側板１
８ａと出口側板１８ｂとの間に扱胴４を回転自在に支持
し、上記扱室可動枠体１９を固定支点軸２２を回動支点
として扱室固定枠体２０に上下揺動開閉自在に支持する
一方、上記出口側板１８ｂに排藁搬送フレーム１４ｂの
搬送始端側１４ｃを連結し、上記扱室可動枠体１９の上
下揺動に連動して排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側
１４ｃを上下動するように構成したコンバインにおける
排藁搬送装置であって、上記排藁搬送フレーム１４ｂを
平面視で出口側板１８ｂから固定支点軸２２の延長線上
を通過して斜め後方に延出し、かつ扱室可動枠体１９が
上動するとき、排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１
４ｃの回動支点軸２７ａを回動中心として搬送終端側１
４ａを揺動自在に構成すると共に、上記排藁搬送フレー
ム１４ｂの上動を規制するストッパ機構３３´を、当該
排藁搬送フレーム１４ｂとその近傍位置の本体フレーム
ｂとの間に係脱自在に配設したから、扱胴を軸支する扱
室可動枠体を上下動させて扱胴、受網等の点検、保守の
作業性を向上させることができ、併せて排藁搬送装置に
おける搬送排藁の目詰まり等を容易に除去することがで
きるものでありながら、通常の脱穀処理作業時において
は、排藁搬送装置を強固かつ確実に本体側に固持するこ
とができると共に、搬送不良や排藁搬送装置自体の横揺
れ、振動等を未然に防止して円滑な排藁搬送作動を保持
することができるばかりでなく、扱室可動枠体の上下開
閉作動に連繋して排藁搬送装置の係止、解除を自動的に
行うことができ、もって作業者の負担を大幅に軽減しつ
つ、点検、保守の作業効率の向上と円滑な排藁搬送作動
とを両立させることができる、という極めて有用な新規
的効果を奏するものである。
１９側の前後部に所定間隔を存して並設した入口側板１
８ａと出口側板１８ｂとの間に扱胴４を回転自在に支持
し、上記扱室可動枠体１９を固定支点軸２２を回動支点
として扱室固定枠体２０に上下揺動開閉自在に支持する
一方、上記出口側板１８ｂに排藁搬送フレーム１４ｂの
搬送始端側１４ｃを連結し、上記扱室可動枠体１９の上
下揺動に連動して排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側
１４ｃを上下動するように構成したコンバインにおける
排藁搬送装置であって、上記排藁搬送フレーム１４ｂを
平面視で出口側板１８ｂから固定支点軸２２の延長線上
を通過して斜め後方に延出し、かつ扱室可動枠体１９が
上動するとき、排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１
４ｃの回動支点軸２７ａを回動中心として搬送終端側１
４ａを揺動自在に構成すると共に、上記排藁搬送フレー
ム１４ｂの上動を規制するストッパ機構３３´を、当該
排藁搬送フレーム１４ｂとその近傍位置の本体フレーム
ｂとの間に係脱自在に配設したから、扱胴を軸支する扱
室可動枠体を上下動させて扱胴、受網等の点検、保守の
作業性を向上させることができ、併せて排藁搬送装置に
おける搬送排藁の目詰まり等を容易に除去することがで
きるものでありながら、通常の脱穀処理作業時において
は、排藁搬送装置を強固かつ確実に本体側に固持するこ
とができると共に、搬送不良や排藁搬送装置自体の横揺
れ、振動等を未然に防止して円滑な排藁搬送作動を保持
することができるばかりでなく、扱室可動枠体の上下開
閉作動に連繋して排藁搬送装置の係止、解除を自動的に
行うことができ、もって作業者の負担を大幅に軽減しつ
つ、点検、保守の作業効率の向上と円滑な排藁搬送作動
とを両立させることができる、という極めて有用な新規
的効果を奏するものである。
【図１】コンバインの要部斜視図である。
【図２】コンバインの各部の動作を示す作用説明図であ
る。
る。
【図３】脱穀部の一部省略正面図である。
【図４】同上脱穀部の一部省略背面図である。
【図５】同上要部平面図である。
【図６】（ａ）は作業時における排藁搬送装置の搬送終
端側の支持状態を示す作用説明図である。 （ｂ）は搬送始端側を上動した際の搬送終端側の支持状
態を示す作用説明図である。
端側の支持状態を示す作用説明図である。 （ｂ）は搬送始端側を上動した際の搬送終端側の支持状
態を示す作用説明図である。
【図７】排藁搬送フレームと係止杆との取付け状態を示
す要部斜視図である。
す要部斜視図である。
【図８】係合受具、フックおよび固定支点軸の構成を示
す要部斜視図である。
す要部斜視図である。
【図９】係止杆と固定支点軸との係止状態を示す要部斜
視図である。
視図である。
【図１０】扱室可動枠体の開放状態を示す要部斜視図で
ある。
ある。
【図１１】搬送始端側を回動中心として搬送終端側を上
動した場合を示す作用説明図である。
動した場合を示す作用説明図である。
４ 扱胴
１４ 排藁搬送装置
１４ａ 搬送始端側
１４ｂ 排藁搬送フレーム
１４ｃ 搬送始端側
１８ａ 入口側板
１８ｂ 出口側板
１９ 扱室可動枠体
２０ 扱室固定枠体
２２ 固定支点軸
３１ 係止杆
３２ 係合固定具
３３ 係合受具
３３´ ストッパ機構
３４ フック
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A01F 17/02
Claims (3)
- 【請求項１】 扱室可動枠体１９側の前後部に所定間隔
を存して並設した入口側板１８ａと出口側板１８ｂとの
間に扱胴４を回転自在に支持し、上記扱室可動枠体１９
を固定支点軸２２を回動支点として扱室固定枠体２０に
上下揺動開閉自在に支持する一方、上記出口側板１８ｂ
に排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを連結
し、上記扱室可動枠体１９の上下揺動に連動して排藁搬
送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを上下動するよう
に構成したコンバインにおける排藁搬送装置であって、
上記排藁搬送フレーム１４ｂを平面視で出口側板１８ｂ
から固定支点軸２２の延長線上を通過して斜め後方に延
出し、かつ扱室可動枠体１９が上動するとき、排藁搬送
フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃの回動支点軸２７ａ
を回動中心として搬送終端側１４ａを揺動自在に構成す
ると共に、上記排藁搬送フレーム１４ｂの上動を規制す
るストッパ機構３３´を、当該排藁搬送フレーム１４ｂ
とその近傍位置の本体フレームｂとの間に係脱自在に配
設したことを特徴とするコンバインにおける排藁搬送装
置。 - 【請求項２】 扱室可動枠体１９側の前後部に所定間隔
を存して並設した入口側板１８ａと出口側板１８ｂとの
間に扱胴４を回転自在に支持し、上記扱室可動枠体１９
を固定支点軸２２を回動支点として扱室固定枠体２０に
上下揺動開閉自在に支持する一方、上記出口側板１８ｂ
に排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを連結
し、上記扱室可動枠体１９の上下揺動に連動して排藁搬
送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを上下動するよう
に構成したコンバインにおける排藁搬送装置であって、
上記排藁搬送フレーム１４ｂを平面視で出口側板１８ｂ
から固定支点軸２２の延長線上を通過して斜め後方に延
出し、かつ扱室可動枠体１９が上動するとき、排藁搬送
フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃの回動支点軸２７ａ
を回動中心として搬送終端側１４ａを揺動自在に構成す
ると共に、上記排藁搬送フレーム１４ｂの上動を規制す
るストッパ機構３３´を、当該排藁搬送フレーム１４ｂ
とその近傍位置の本体フレームｂとの間に配設し、扱室
可動枠体１９の開放操作に連繋して上記ストッパ機構３
３´の上動規制を解除するようにしたことを特徴とする
コンバインにおける排藁搬送装置。 - 【請求項３】 扱室可動枠体１９側の前後部に所定間隔
を存して並設した入口側板１８ａと出口側板１８ｂとの
間に扱胴４を回転自在に支持し、上記扱室可動枠体１９
を固定支点軸２２を回動支点として扱室固定枠体２０に
上下揺動開閉自在に支持する一方、上記出口側板１８ｂ
に排藁搬送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを連結
し、上記扱室可動枠体１９の上下揺動に連動して排藁搬
送フレーム１４ｂの搬送始端側１４ｃを上下動するよう
に構成したコンバインにおける排藁搬送装置であって、
上記排藁搬送フレーム１４ｂを平面視で出口側板１８ｂ
から固定支点軸２２の延長線上を通過して斜め後方に延
出し、扱室可動枠体１９が上動するとき、搬送始端側１
４ｃの回動支点軸２７ａを回動中心として上記排藁搬送
フレーム１４ｂの搬送終端側１４ａを揺動自在に構成す
る一方、上記排藁搬送フレーム１４ｂの中間部位に、先
端部位に係合固定具３２を配設してなる係止杆３１を固
定支点軸２２側に臨ませて突設すると共に、前記固定支
点軸２２を排藁搬送フレーム１４ｂの近傍まで延出し、
かつその先端部位に上記係合固定具３２を支承する係合
受具３３と係止杆３１を係止するフック３４とをそれぞ
れ設けて、排藁搬送フレーム１４ｂを固定支点軸２２に
係脱自在に固持するように構成したことを特徴とするコ
ンバインにおける排藁搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14388494A JP3372660B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | コンバインにおける排藁搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14388494A JP3372660B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | コンバインにおける排藁搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322747A JPH07322747A (ja) | 1995-12-12 |
| JP3372660B2 true JP3372660B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=15349270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14388494A Expired - Fee Related JP3372660B2 (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | コンバインにおける排藁搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3372660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6611696B2 (ja) * | 2016-12-22 | 2019-11-27 | 株式会社クボタ | コンバイン |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60118119A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-25 | 井関農機株式会社 | 脱穀装置の扱室 |
| JP2853185B2 (ja) * | 1989-07-24 | 1999-02-03 | 井関農機株式会社 | 脱穀装置の排藁搬送装置 |
| JP3146620B2 (ja) * | 1992-05-13 | 2001-03-19 | 井関農機株式会社 | コンバインの脱穀排稈装置 |
| JPH0622630A (ja) * | 1992-07-03 | 1994-02-01 | Kubota Corp | 脱穀装置 |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP14388494A patent/JP3372660B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07322747A (ja) | 1995-12-12 |
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