JP3368933B2 - 押鍵検出装置 - Google Patents

押鍵検出装置

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JP3368933B2 JP06529393A JP6529393A JP3368933B2 JP 3368933 B2 JP3368933 B2 JP 3368933B2 JP 06529393 A JP06529393 A JP 06529393A JP 6529393 A JP6529393 A JP 6529393A JP 3368933 B2 JP3368933 B2 JP 3368933B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、鍵の押鍵速度を検出す
る押鍵検出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】電子楽器においては、従来より鍵盤に備
えられた各鍵の押下速度を検出し、この押下速度に応じ
て音量,音色,音高等の楽音特性を制御することが行わ
れている。鍵の押下速度を検出するには、従来より、鍵
を押下していったとき、その鍵が所定の第1の深さまで
押下されたことを検出する第1センサと、その鍵をさら
に押下していったときその鍵が所定の第2の深さまで押
下されたことを検出する第2センサとを備えておき、鍵
の押下時にその鍵の押下が第1センサで検出された第1
の時点から、その鍵の押下が第2センサで検出された第
2の時点までの時間差を計時し、この計時された時間差
に基づいて鍵の押下速度を検出する手法が採用されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】鍵盤を操作して演奏を
行う際に、同じ鍵を連続して何度も高速に操作する、い
わゆる連打を行う場合がある。この場合、第1のセンサ
で検出される第1の深さよりも浅い位置まで離鍵して再
度押鍵するのであれば、再度押鍵速度が検出されるため
問題はないが、連打の際は鍵が高速に操作されるため、
第1のセンサで検出される第1の深さよりもさらに深い
位置までしか離鍵されずその位置から再度押鍵される場
合があり、この場合、上述した手法では押鍵速度を検出
することができず、従来は、このような場合、再度の押
鍵があったと見なされていなかった。 【0004】これを解決する1つの提案として、特開平
2−68600号公報に、各鍵に3つのセンサを備え、
そのうちの2つのセンサは押鍵の深い方の僅かな深さの
相違を検出するセンサであって、その2つのセンサによ
り押鍵速度を検出することが提案されている。この提案
の手法を採用すると、鍵が途中まで離鍵されて再度押鍵
されたこと、およびその際の押鍵速度を検出することが
でき、連打に適したものとなるが、各鍵にセンサを3つ
ずつ備える必要があり、鍵盤の構造が複雑となってしま
うこととなる。 【0005】本発明は各鍵に2つのセンサが備えられた
従来構造の鍵盤を採用し、かつ連打にも適した押鍵検出
装置を提案することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の押鍵検出装置は、鍵が第1の深さまで押鍵されたこ
とを検出する第1センサと、前記鍵が前記第1の深さよ
りも深い第2の深さまで押鍵されたことを検出する第2
センサと、前記第1センサが押鍵を検出してから前記第
2センサが押鍵を検出するまでの時間差に応じた押鍵速
度を求めて前記鍵の押鍵を表わす押鍵信号を出力する押
鍵信号出力手段とを備えた押鍵検出装置において、前記
押鍵信号出力手段が、前記第2センサが押鍵を検出した
後該第2センサが離鍵を検出し前記第1センサが離鍵を
検出する前に前記第2センサが再度押鍵を検出した場合
に、所定の押鍵速度を求め前記鍵が再度押鍵されたこと
を表わす押鍵信号を出力するものであることを特徴とす
る。 【0007】ここで、上記押鍵信号出力手段が、連打用
の押鍵速度を求めるにあたっては、連打用の押鍵速度
を、既に計時された、第1センサが押鍵を検出した第1
の時点から第2センサが押鍵を検出した第2の時点まで
の第1の時間差に基づいて求めるものであってもよく、
あるいは上記押鍵信号出力手段は、連打用の押鍵速度
を、第2センサが押鍵を検出した後該第2センサが離鍵
を検出した第3の時点から、第1センサが離鍵を検出す
る前の、第2センサが再度押鍵を検出した第4の時点ま
での第2の時間差に基づいて求めるものであってもよ
く、また、上記押鍵信号出力手段は、連打用の押鍵速度
を、上記第1の時間差と上記第2の時間差との双方に基
づいて求めるものであってもよい。さらに上記押鍵信号
出力手段は、連打用の押鍵速度を、既に計時された上記
第1の時間差と、上記第1の時点もしくは上記第2の時
点から上記第4の時点までの第3の時間差との双方に基
づいて求めるものであってもよく、また上記押鍵信号出
力手段は、連打用の押鍵速度を、上記第1,第2,第3
の時間差に基づいて求めるものであってもよい。 【0008】 【作用】一旦押鍵された後途中まで離鍵され再度押鍵さ
れた場合、第1センサでは離鍵が検出されず、したがっ
て再度の押鍵の際に従来の手法に従った押鍵速度検出は
できないが、この場合であっても、第2センサをモニタ
することにより再度の押鍵(連打)があったことは検出
できる。本発明は、この点に着目して完成されたもので
あり、連打の際に連打用の押鍵速度を求めるように構成
したものである。これにより、各鍵に2つのセンサを配
置した従来の鍵盤をそのまま用いて連打にも対応するこ
とができることとなる。 【0009】本発明における連打用の押鍵速度の求め方
は特定の手法に限定されるものではないが、具体的に
は、連打用の押鍵速度の算出の基礎となる値として、例
えば、 (a)上記第1の時間差をそのまま用いる。 (b)上記第1の時間差に所定の係数を掛けた値を用い
る。 (c)上記第1の時間差に基づいてランダムに変化させ
た値を用いる。 (d)上記第1の時間差に、この第1の時間差を計時し
た時点から連打が検出された時点までの時間差(上記第
3の時間差)を加味して定められた値を用いる。 (e)上記第1の時間差に、上記第2の時間差に対応す
る係数を掛けた値を用いる。 (f)上記第2の時間差に所定の係数を掛けた値を用い
る。 等が考えられる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の電子楽器の一実施例の回路ブロック図で
ある。この電子楽器10にはCPU11が搭載されてお
り、ROM12に格納されたプログラムがバス13を経
由して読み出され、CPU11ではRAM14の記憶エ
リアを作業領域としてその読み出されたプログラムが実
行される。またこの電子楽器10にはMIDI規格に準
拠した演奏データを入出力するMIDIインターフェー
ス15が備えられており、外部からこのMIDIインタ
ーフェース15に入力された演奏データはCPU11で
実行されるプログラムを介してRAM14に格納され、
あるいは音源16に入力される。この音源16では入力
された演奏データに基づいてデジタル信号としての楽音
が生成され、この楽音はD/A変換器17でアナログ信
号に変換され、増幅器19で増幅され、スピーカ19か
ら楽音が放音される。またこの電子楽器10には鍵盤2
0が備えられており、この鍵盤20を構成する多数の鍵
21が演奏操作される。 【0011】各鍵の押鍵,離鍵に伴う情報はバス13を
経由してCPU11に入力される。CPU11ではこの
押鍵,離鍵の情報に基づいて演奏データが生成され、こ
の演奏データは、MIDIインターフェース15から入
力された演奏データと同様に、RAM14に格納され、
あるいは音源16に供給される。さらにこの電子楽器1
0には、この電子楽器10に各種の指示を与えるための
操作キー22や操作キー22で操作された内容やこの電
子楽器10の現在の状態を表示するための表示部23が
備えられている。 【0012】図2は、1本の鍵の縦断面図である。この
鍵21の前端部21aにはこの鍵の重さを調整するため
の重り211が配置されており、またこの鍵21の後端
部21bは、フレーム212に固定された鍵ホルダ21
3に回動自在に軸支されている。またこの鍵21の下部
にはハンマ214が備えられており、このハンマ214
の一端側はフレーム212に固定されたハンマホルダ2
15に回動自在に軸支されている。この鍵21が操作さ
れていない状態においては、ハンマ214の自重により
図示のようにハンマ214の前端部214aが下がり、
後端部214bで鍵21を押し上げ、鍵21の前端部2
1aの下部に形成されフック21cが、フレーム212
に固定された当接部材216に当接した状態にある。 【0013】この鍵21を上から押すと、この鍵21
は、その前端側の下面21dが、フレーム212に固定
された当接部材217に当接する位置まで押下される。
またこの鍵21の押下に伴ってハンマ214の前端部2
14aが持ち上げられる。この鍵21を強く押下した場
合、ハンマ214の前端部214aはフレーム212に
固定された当接部材218に当接する位置まで跳ね上げ
られる。このようなハンマ214を備えることにより、
演奏者にアコーステックピアノ鍵と同様な操作感が与え
られる。 【0014】またフレーム212の上面には回路基板2
19が固定されており、この回路基板219には第1ス
イッチ220と第2スイッチ221が備えられている。
第1スイッチ220はこの鍵21が所定の第1の深さま
で押下された際にオンとなるスイッチであり、第2スイ
ッチ22はこの鍵21が上記第1の深さよりも深い所定
の第2の深さまで押下された際にオンとなるスイッチで
ある。この鍵21が押下された際に、第1スイッチ22
0がオンとなる時刻から第2スイッチ221がオンとな
る時刻までの時間が計時され、これによりこの鍵21の
押鍵速度(オンベロシティ)が求められる。また離鍵の
際には第2スイッチ221がオフとなる時刻から第1ス
イッチ220がオフとなる時刻までの時間が計時され、
これによりこの鍵21の離鍵速度(オフベロシティ)が
求められる。鍵盤20(図1参照)を構成する多数の各
鍵21は、いずれも図2に示す鍵と同様の構造を有して
おり、各鍵21に備えられた各第1スイッチ220およ
び各第2スイッチ221のオン/オフの状態は、CPU
11により所定の時間間隔毎に検出される。 【0015】図3は、その所定の時間間隔で起動される
タイマインタラプトルーチンのプログラムである。この
タイマインタラプトルーチンは、簡単のために、一回の
起動により1つの鍵に対して処理を行い、次の起動によ
り隣りの1つの鍵に関して処理を行うように構成されて
いる。ここでは処理が行われる鍵21の番号をn,鍵2
1の総数をN+1としている。また、ここでは簡単のた
め、フラグやレシスタとそのフラグやレシスタに格納さ
れた内容とを区別せずに、それらに同一の符号を用いて
いる。 【0016】ここでは、先ず1回だけ単独に押鍵される
場合について説明し、次いで連打の場合について説明す
る。図3に示すタイマインタラプトルーチンが起動され
ると、先ずn番目の鍵の第1スイッチ(SW1)と第2
スイッチ(SW2)のオン/オフが検出される(ステッ
プ(1),(2),(15))。ステップ(1)でSW
1のオン/オフが判定され、SW1がオフの場合はステ
ップ(15)に進み、SW2のオン/オフが判定され
る。SW1がオフの場合は、この鍵が正常であればSW
2がオンということはあり得ないため、ステップ(1
5)でSW2がオンであると判定された場合、故障であ
る旨表示部23(図1参照)に表示される(ステップ
(20))。 【0017】SW1がオフであってかつSW2もオフで
ある場合はステップ(17)に進み、SW2が一旦オン
されたときに‘1’となる第n番目の鍵に対応するオン
フラグFonn が“1”か否かが判定される。この鍵が未
だ操作されていない場合を想定するとFonn =0である
ためステップ(21)へ進み、第n番目の鍵のオンベロ
シティカウンタClnがクリアされる。このオンベロシテ
ィカウンタClnをクリアする理由は、鍵が押下されてS
W1がオンされるとオンベロシティカウンタClnがカウ
ントを開始するが(ステップ(9)参照)、SW2がオ
ンとなる前に離鍵してSW1が再びオフとなる場合が想
定され、この場合に次の押鍵のためにオンベロシティカ
ウンタClnをクリアしておく必要があるためである。そ
こでこのルーチンでは、鍵が押下されていない場合に、
ステップ(21)でオンベロシティカウンタClnを毎回
クリアすることとしたものである。 【0018】鍵の押下が開始されSW1がオン,SW2
がオフの状態でこのルーチンが起動されると、ステップ
(1)→ステップ(2)→ステップ(3)と進み、ステ
ップ(3)では、SW2が一旦オンされたときに1が格
納されるオンフラグFonn が調べられる。ここではF
onn =0であるためステップ(9)に進み、オンベロシ
ティカウンタClnが1だけカウントアップされる。 【0019】このルーチンが起動される毎にオンベロシ
ティカウンタClnが1ずつカウントアップされ、その後
SW2がオンされた押鍵完了状態に移行すると、今度は
ステップ(1)→ステップ(2)→ステップ(5)→ス
テップ(6)と進み、ステップ(6)では、音源16に
対し、オンベロシティカウンタClnのカウント値、即ち
オンベロシティが送信され、SW2が一旦オンされたこ
とを表わすオンフラグFonn に1が格納される(ステッ
プ(7))。 【0020】押鍵完了状態にある間は、ステップ(1)
→ステップ(2)→ステップ(5)→ステップ(11)
→ステップ(40)→……と進み、この鍵に関しては何
もせずにこのルーチンを抜ける。次に離鍵が開始される
と、ステップ(1)→ステップ(2)→ステップ(3)
→ステップ(4)と進み、ステップ(4)では、SW2
が一旦オンされた後このSW2がオフされたことを表わ
すオフフラグFofn が1か否か判定される。 【0021】ここではSW2がオフされたことによりス
テップ(4)に進んだものではあるが、未だこのオフフ
ラグFofn は0であるためステップ(30)に進む。ス
テップ(30)ではSW2がオンからオフに変化したこ
とを受けて音源16に対しこのn番目の鍵の押下により
発生した楽音の減衰(リリース)を開始するように指示
する。従来の電子楽器では、SW2がオンからオフに移
行し、次いでSW1がオンからオフに移行したときに離
鍵が完了したものとしてその鍵に対応する楽音の停止の
処理を開始していたが、SW2がオンからオフに変化し
た時点で楽音のリリースの処理をとりあえず開始するこ
とにより離鍵による楽音の停止の応答性が高まることに
なる。 【0022】その後ステップ(31)に進み、オフフラ
グFofn が1とされ、第n番目の鍵に対応するオフベロ
シティカウンタCmnが1だけカウントアップされる。離
鍵中の、このルーチンが起動される2度目以降の場合
は、ステップ(1)→ステップ(2)→ステップ(3)
→ステップ(4)と進みステップ(4)ではオフフラグ
ofn が1であると判定されてステップ(10)に進
み、オフベロシティカウンタCmnがカウントアップされ
る。 【0023】以上のようにして離鍵中にこのルーチンが
起動される毎にオフベロシティカウンタCmnが1ずつカ
ウントアップされ、その後SW1がオフされた離鍵完了
状態に移行すると、今度はステップ(1)→ステップ
(15)→ステップ(17)に進み、SW2が一旦オン
されているためオンフラグFonn =1でありステップ
(18)に進む。ステップ(18)では、音源16に対
し、オフベロシティカウンタCmnのカウント値、即ちオ
フベロシティが送信され、ステップ(19)では、離鍵
が完了したことから、その鍵に対応するオフベロシティ
カウンタCmn,オンベロシテイカウンタCln,オンフラ
グFonn ,オフフラグFofn が全てクリアされる。 【0024】次に連打の場合について説明する。最初の
押鍵については上述と同一であり、SW1のオンにより
オンベロシティカウンタClnがカウントアップされ(ス
テップ(9))、SW2のオンによりオンベロシティが
音源16に送信されて(ステップ(6))オンフラグF
onn1に1が格納される(ステップ(7))。 【0025】離鍵が開始されると、上述と同様にオフフ
ラグFofn1に1が格納され(ステップ(31))、オフ
ベロシティカウンタCmnがカウントアップされる。SW
2がオフされると、ステップ(1)→ステップ(2)→
ステップ(5)→ステップ(11)→ステップ(12)
と進む。ステップ(12)ではオフベロシティカウンタ
mnの値が、所定値Tを越えているか否かが判定され
る。これは、SW2のチャッタリングによる誤動作を防
止するための手段であり、Cmn≦Tの場合にはSW2の
チャッタリングと見なして連打とは見なさないようにし
たものである。ステップ(13)へ進む場合は連打であ
るため、このステップ(13)では、所定の演算により
連打用のオンベロシティが求められて音源16に供給さ
れる。この連打用のオンベロシティの求め方は特定のも
のに限られるものではないが、例えば、 (a)オンベロシティカウンタClnの値をそのまま採用
する。 (b)オンベロシティカウンタClnの値に所定の係数
(例えば0.8)を乗算した値を採用する。 (c)オンベロシティカウンタClnの値以下の値の範囲
内でランダムな値を発生させてその値を採用する。 (d)オフベロシティカウンタCmnの値に対応する値
を、ROM12ないしRAM14に記憶されたテーブル
から読み出し、その読み出した値を採用する。 (e)オンベロシティカウンタClnの値に、オフベロシ
ティカウンタCmnの値に対応した値を乗算しその乗算後
の値を採用する。 等により連打用のオンベロシティが求められる。 【0026】音源16には連打用のベロシティとともに
連打である旨も送信され、音源16では連打に応じた発
音処理が行われる。尚、連打用の発信処理自体は本発明
の特徴ではなく、また種々の方法が知られているため、
ここではその説明は省略する。その後ステップ(14)
に進み、SW2が再度オンされたことを受けてオフフラ
グFofn に0が格納され、また次のオフベロシティのカ
ウントのためにオフベロシティカウンタCmnがクリアさ
れる。 【0027】その後の再度の連打の場合も上述の連打の
場合と同様であり、最後の離鍵の場合も前述した単独の
押鍵後の離鍵の場合と同様である。尚、上記実施例では
スイッチのチャッタリングが考慮されているが、チャッ
タリング防止が図られたスイッチを用いることとし、ソ
フトウエア上(図3)ではスイッチのチャッタリング防
止については処置を施さない構成としてもよい。 【0028】また、図3に示すルーチンではオンベロシ
ティカウンタClnの値とオフベロシティカウンタCmn
値とが計時されているが、最初の押鍵時のSW1がオン
となった時点もしくはSW2がオンとなっ時点から連打
用の押鍵が検出される時点までの時間差を計時し、この
時間差を加味して連打用の押鍵速度を求めてもよい。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の押鍵検出
装置は、第1センサ,第2センサの検出状態に基づいて
連打を検出して押鍵信号を出力するものであるため、各
鍵に2つのセンサが備えられた従来構造の鍵盤を採用
し、かつ連打にも適した押鍵検出装置となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の電子楽器の一実施例の回路ブロック図
である。 【図2】1本の鍵の縦断面図である。 【図3】所定の時間間隔で起動されるタイマインタラプ
トルーチンのプログラムである。 【符号の説明】 10 電子楽器 11 CPU 12 ROM 13 バス 14 RAM 15 MIDIインターフェース 16 音源 20 鍵盤 21 鍵 214 ハンマ 220 第1スイッチ 221 第2スイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 鍵が第1の深さまで押鍵されたことを検
    出する第1センサと、 前記鍵が前記第1の深さよりも深い第2の深さまで押鍵
    されたことを検出する第2センサと、 前記第1センサが押鍵を検出してから前記第2センサが
    押鍵を検出するまでの時間差に応じた押鍵速度を求めて
    前記鍵の押鍵を表わす押鍵信号を出力する押鍵信号出力
    手段とを備えた押鍵検出装置において、 前記押鍵信号出力手段が、前記第2センサが押鍵を検出
    した後該第2センサが離鍵を検出し前記第1センサが離
    鍵を検出する前に前記第2センサが再度押鍵を検出した
    場合に、所定の押鍵速度を求め前記鍵が再度押鍵された
    ことを表わす押鍵信号を出力するものであることを特徴
    とする押鍵検出装置。
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