JP4855202B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents
電子鍵盤楽器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4855202B2 JP4855202B2 JP2006275585A JP2006275585A JP4855202B2 JP 4855202 B2 JP4855202 B2 JP 4855202B2 JP 2006275585 A JP2006275585 A JP 2006275585A JP 2006275585 A JP2006275585 A JP 2006275585A JP 4855202 B2 JP4855202 B2 JP 4855202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- detection
- detected
- sound generation
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
また、通常の演奏・連打では発音チャンネルを速やかに開放することができるので、頻度が少ないバウンドが発生した時にのみ発音チャンネルを使用するだけで済む。
図1は、本発明を適用した電子ピアノの第1の実施形態を示すブロック図である。
図1に示される電子ピアノの構成は、システムバス100上に、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、パネルスキャン回路104aを介して接続された操作パネル部104、タッチ検出回路105aを介して接続されたセンサ105、及び音源LSI106が、各々接続されており、前記システムバス100を通じてこれらのデバイスに各種命令やデータの受け渡しが行なわれるように構成されている。
図3に示したように、処理が開始されるとステップS31においてイニシャル処理が行われる。この処理により、例えば、メモリ等の状態が予め決められた所定の方式に合致するように設定される。
次に、ステップS34において、MIDIイベント処理が行われる。この場合は、鍵盤操作に係るイベント処理が行われ、「鍵盤を弾く(ノートオン)」、「鍵盤から指を離す(ノートオフ)」等のMIDIイベント処理が行われる。次に、ステップS35において、その他の処理が行われた後でステップS32に戻り、前述したステップS32〜ステップS35の処理が繰り返し行われる。
図4に示したように、タッチイベント処理においては、最初にオンイベント処理が行われる(ステップS41)。次に、ステップS42に進んでオフイベント処理が行われ、最後にその他の処理が行われる(ステップS43)。
図5は、本実施形態の処理を採用していない場合、すなわち、一般的に行われているオンイベント処理を示している。
最初に、ステップS61においては「同一音程が発音中?」であるか否かが判定される。この判定は、図7に示す発音・カウンタTableに記録されている音程(KeyNo)を調べ、一致したものがあるか否かに基いて行われる。
次に、図8のフローチャートを参照しながら本発明の第2の実施形態を説明する。
図8におけるステップS81〜ステップS86の各工程の処理内容は、図6におけるステップS61〜ステップS66の各工程の処理内容と同様である。
次に、図9のフローチャートを参照しながら本発明の第3の実施形態を説明する。
図9におけるステップS93以外の各工程の処理内容は、図6におけるステップS61〜ステップS66の各工程の処理内容と同様である。
図10(a)に示すように、第1の検出信号S1、第2の検出信号S2及び第3の検出信号S3の全てが"L"レベルに反転すると「キーオンイベント」であると検出される。図10(a)に示した例では、第1のキーオンON1及び第2のキーオンON2の2回が検出された例を示している。また、第1の検出信号S1、第2の検出信号S2及び第3の検出信号S3の全てが"H"レベルに反転すると「キーオフイベント」であると検出される。
図10(b)に示すように、「第1のキーオンイベント」で生成された第1のエンベローブb1は、「第2のキーオンイベント」が発生した時点で消音処理され、第2のエンベローブb2が生成される。
また、(ロ)通常の演奏・連打では発音チャンネルを速やかに開放することができ、頻度の少ないバウンドによる第2のキーオンON2のときのみ発音チャンネルが多く使用されるだけで済む。
図10(e)に示したように、第1のキーオンON1が発生してから所定時間T1内に第2のキーオンON2が発生した場合には、前述したように第2のキーオンON2を無視して発音処理をしないようにしている。
これにより、(イ)第1のキーオンON1に基く発音の音量・エンベロープがそのまま残ることにより、聴感上の違和感が生じないようにすることができる。
また、(ロ)発音チャンネルの消費を押さえることができる、等の利点が得られる。
前述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、前記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
101 CPU(Central Processing Unit)
102 ROM(Read Only Memory)
103 RAM(Random Access Memory)
104 操作パネル部
104a パネルスキャン回路
105 センサ
105a タッチ検出回路
106 音源LSI
121 D/A変換回路
122 メインアンプ
123 スピーカ
Claims (1)
- ハンマー系でハンマーの速度検出と発音タイミングの検出を行い、キーオフを検出することなくキーオンを連続して検出可能なタッチ検出手段と、
前記タッチ検出手段により検出されるキーオンに基いて発音処理を行い、キーオフに基いて消音処理を行う楽音発生手段と、
ある音程・ある時刻において最後に発音処理をしたキーオンを1回目のキーオン、その後同じ音程で検出されたキーオンを2回目のキーオンとする場合、1回目のキーオンが検出されてから2回目のキーオンが検出されるまでの時間を計測するキーオン間隔管理手段と、
前記キーオン間隔管理手段により計測されるキーオン間隔に基いて前記楽音発生手段の動作を制御する発音制御手段とを有する電子鍵盤楽器において、
前記発音制御手段は、1回目のキーオンが検出されてから2回目のキーオンが検出されるまでの間隔が所定時間内であると前記キーオン間隔管理手段により検出された場合には、前記2回目のキーオン検出に基く発音処理を新規チャンネルで行うように前記楽音発生手段を制御し、
前記1回目のキーオンが検出されてから2回目のキーオンが検出されるまでの間隔が所定時間以上経過していると前記キーオン間隔管理手段により検出された場合には、前記1回目のキーオン検出に基いて行われている発音を消音処理してから前記2回目のキーオンに基く発音処理を新規チャンネルで行うように前記楽音発生手段を制御することを特徴とする電子鍵盤楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006275585A JP4855202B2 (ja) | 2006-10-06 | 2006-10-06 | 電子鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006275585A JP4855202B2 (ja) | 2006-10-06 | 2006-10-06 | 電子鍵盤楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008096526A JP2008096526A (ja) | 2008-04-24 |
JP4855202B2 true JP4855202B2 (ja) | 2012-01-18 |
Family
ID=39379469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006275585A Expired - Fee Related JP4855202B2 (ja) | 2006-10-06 | 2006-10-06 | 電子鍵盤楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4855202B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5939068B2 (ja) * | 2012-07-25 | 2016-06-22 | ヤマハ株式会社 | 電子鍵盤楽器 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541482A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-24 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
JPS5865489A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の楽音発音制御装置 |
JPH071431B2 (ja) * | 1985-11-08 | 1995-01-11 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器 |
JPS6338990A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-19 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器 |
JPS63261395A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-28 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器 |
JP2525853B2 (ja) * | 1988-03-17 | 1996-08-21 | ローランド株式会社 | 電子楽器の連打処理装置 |
JPH0738109B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1995-04-26 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JP2674264B2 (ja) * | 1990-03-20 | 1997-11-12 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JPH052392A (ja) * | 1990-08-06 | 1993-01-08 | Roland Corp | 電子楽器の割当装置 |
JP4186993B2 (ja) * | 1996-05-29 | 2008-11-26 | ヤマハ株式会社 | 演奏データ補正装置 |
JP3600416B2 (ja) * | 1997-09-26 | 2004-12-15 | 株式会社河合楽器製作所 | 打鍵強度検出装置 |
JP4167786B2 (ja) * | 2000-01-28 | 2008-10-22 | ローランド株式会社 | 電子楽器の連打処理装置 |
JP3695337B2 (ja) * | 2001-02-16 | 2005-09-14 | ヤマハ株式会社 | 操作速度情報出力方法、操作速度情報出力装置および記録媒体 |
JP4444131B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2010-03-31 | 株式会社河合楽器製作所 | 鍵盤楽器の速度検出装置 |
JP4628247B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2011-02-09 | ローランド株式会社 | 鍵操作検出装置 |
-
2006
- 2006-10-06 JP JP2006275585A patent/JP4855202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008096526A (ja) | 2008-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7429699B2 (en) | Electronic musical instrument and recording medium that stores processing program for the electronic musical instrument | |
JP3587167B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP6040662B2 (ja) | 楽音発生装置、楽音発生方法及びプログラム | |
JP2007292921A (ja) | 鍵盤楽器のペダルのハーフポイント特定方法及び装置 | |
US20140000443A1 (en) | Electric keyboard musical instrument, method executed by the same, and storage medium | |
JP2013210451A (ja) | 電子鍵盤楽器の楽音制御装置 | |
JP2024111240A (ja) | 楽音情報出力装置、楽音情報生成方法およびプログラム | |
US20100139474A1 (en) | Musical tone generating apparatus and musical tone generating program | |
JP4855202B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP6835247B2 (ja) | データ生成装置およびプログラム | |
JP2010072417A (ja) | 電子楽器及び楽音生成のプログラム | |
US8378201B2 (en) | Resonance generation device of electronic musical instrument, resonance generation method of electronic musical instrument, computer program, and computer readable recording medium | |
JP5188050B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP2773638B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JPH11175065A (ja) | 楽音信号生成装置及び楽音信号生成方法 | |
JP5318460B2 (ja) | 共鳴音発生装置 | |
JP2010231248A (ja) | 電子楽器 | |
JP4648177B2 (ja) | 電子楽器及びコンピュータプログラム | |
JP4498645B2 (ja) | 電子楽器の自動演奏装置 | |
JP4935348B2 (ja) | 楽音制御装置および楽音制御処理のプログラム | |
JP4692287B2 (ja) | 鍵盤楽器及び消音ユニット | |
JP2004294837A (ja) | 電子ピアノ | |
JP5157125B2 (ja) | 楽音発生装置 | |
JPS6318059Y2 (ja) | ||
JP2004045528A (ja) | 電子楽器、自動伴奏方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111026 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4855202 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |