JP4648177B2 - 電子楽器及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
ところが、このようなSMF等のデータでは、歌詞データがパートの情報を持たない。従って、前述した従来の技術では、歌詞データが複数のパートのどのパートの音符データに対応するものであるのかを判別することが困難であった。よって、前述した従来の技術では、例えばメロディパートの音符データに合わせて歌詞データを表示すべきであるのに、その他の意図しないパートの音符データに合わせて歌詞データが表示されてしまう虞があるという問題点があった。
以下に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の電子楽器の概略構成の一例を示したブロック図である。なお、以下では、電子楽器が電子ピアノである場合を例に挙げて説明する。
図1において、電子楽器は、中央処理装置(以下、CPUと称する)1と、フラッシュメモリ2と、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと称する)3と、外部記憶媒体装着部4と、外部入出力用インターフェース部5と、信号バス6と、キースキャン回路7と、鍵盤8と、パネルスキャン回路9と、操作パネル10と、楽音発生部11と、波形フラッシュメモリ12と、デジタル/アナログ変換部(以下、D/A変換部と称する)13と、アナログ信号処理部14と、パワーアンプ15と、スピーカ部16とを有している。
鍵盤8は、複数の鍵と、それら複数の鍵の各々に対応して設けられた複数の鍵スイッチとを有している。電子楽器のユーザは、前記複数の鍵を押鍵及び離鍵して所望の演奏を行う。
(キースキャン回路)
キースキャン回路7は、鍵盤8の各鍵スイッチのスキャン処理を行うためのものである。
操作パネル10は、各種操作子や表示装置を有している。本実施形態の電子楽器では、表示装置として、例えばLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)が設けられている。
なお、前記操作子は、前述したものに限定されるものではない。また、前述した機能を実現するための操作子であれば、操作子の形態は前述したものに限定されない。
パネルスキャン回路9は、操作パネル10に設けられている各種操作子のスキャン処理を行うためのものである。
CPU1は、本実施形態の電子楽器の全体を統括制御するためのものであり、フラッシュメモリ2に格納されている制御プログラムに従って、RAM3をワークメモリとして利用しながら、例えば次のような処理を行う。
また、CPU1は、キースキャン回路7によりスキャン処理された結果を入力して、鍵の操作内容(押鍵及び離鍵)を識別する。
そして、その鍵の操作内容(鍵の押鍵及び離鍵)に基づく演奏データや、操作パネル10の操作内容に基づくデータを楽音発生部11に割り当てる処理を行う。
図2は、自動演奏データの構成の一例を概念的に示した図である。
図2に示すように、自動演奏データ200は、複数のパートのデータ(データa〜d等)を有している。なお、図2では、説明の都合上、自動演奏データの構成を簡略化して示しているが、実際には図2に示すものより複雑であるということは言うまでもない。
次に、データa、b、dに含まれているパラメータデータは、ステータスデータで規定されているノートの音高やベロシティ等のパラメータを規定するデータである。
図3では、「さくら」という歌詞が、4つのパート(Aパート〜Dパート)のうち、どのパートに対応するものなのかを推定する場合を例に挙げて示している。
まず、歌詞「さ」を示す歌詞データを読み出すと、その歌詞データと出力するタイミングが同じ(すなわち、デルタタイムがゼロの)音符データが属するパートを計数し、計数値を一時的に記憶する。
図3(a)に示すように、歌詞「さ」と出力するタイミングが同じ音符データが属するパートは、Aパート、Bパート、Cパートであるので、図3(b)に示すように、Aパート、Bパート、Cパートに対してそれぞれ「1」が計数される。同様に、歌詞「く」と出力するタイミングが同じ音符データが属するパートは、Aパート、Cパートであるので、Aパート、Cパートに対してそれぞれ「1」が計数され、歌詞「ら」と出力するタイミングが同じ音符データが属するパートは、Bパート、Cパート、Dパートであるので、Bパート、Cパート、Dパートに対してそれぞれ「1」が計数される。
そして、自動演奏時にAパート〜Dパートの音符データを楽譜の形態で表示する際に、Cパートの音符の下に、対応する歌詞を表示するようにする。
なお、本実施形態では、以上のようにして歌詞データに対応するパートを判定した結果、歌詞データに対応するパートが複数あった場合には、それら複数のパートの音符の下に対応する歌詞を表示するようにする。
図2において、歌詞データであるデータcが読み出されると、そのデータcの周辺にある音符データのうち、データcと出力するタイミングが同じ音符データを、データcに含まれるタイミングデータとそのデータcの周辺にある音符データに含まれるタイミングデータとが一致するか否かに基づいて検索する。そして、その音符データの属するパートを、その音符データに含まれるステータスデータに基づいて判別して計数する。
以上のように、自動演奏データ200の最初からデータを順番に読み出し、歌詞データを読み出す度に、その歌詞データと出力するタイミングが同じ音符データを、タイミングデータに基づいて検索し、その音符データの属するパートをステータスデータに基づいて判別して計数する。
なお、CPU1は、前述したものの他に種々の処理を行うということは言うまでもない。
フラッシュメモリ2は、読み出し可能なメモリであり、CPU1の制御プログラムの他、レジストレーションデータや、自動演奏データ等、種々のデータを格納する。
RAM3は読み書きが可能なメモリであり、CPU1のプログラム実行過程において各種の必要なデータを一時的に記憶したり、編集可能なパラメータデータを記憶したりする記憶領域を有している。このRAM3の一部あるいは全部はバッテリーバックアップされており、必要なデータを、電子楽器の電源がオフにされても保持しておくことができるようにしている。ここで、本実施形態では、図3(b)に示した計数値をRAM3に記憶するようにしている。
波形メモリ12は、音色や音域に応じた種々の楽音波形データを記憶している。
(楽音発生部)
楽音発生部11は、前述したようにしてCPU1により割り当てられた演奏データや自動演奏データと、操作パネル10の操作内容に基づくデータとに基づいて、波形メモリ12から必要な楽音波形データを読み出し、所望のデジタル楽音信号を発生させる。
D/A変換部13は、楽音発生部11で発生されたデジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換する機能を有する。
(アナログ信号処理部)
アナログ信号処理部14は、D/A変換部13でD/A変換されたアナログ楽音信号に対し、フィルタ処理(ノイズ除去処理)や音質調整、信号レベル(ゲイン)調整等を施す機能を有する。
パワーアンプ15は、アナログ信号処理部14でノイズ除去処理が施されたアナログ楽音信号に対し、増幅処理を施して適当なレベルに増幅する。
(スピーカ部)
スピーカ部16は、パワーアンプ15で増幅されたアナログ楽音信号を可聴信号として放音するためのものであり、1個あるいは複数個で構成されている。
外部記憶媒体装着部4は、例えば、CD−RWドライブである。そして、CPU1は、CD−RWドライブに装着されたCD−ROMに記憶されている制御プログラムや各種データを読み出して必要な処理を行う。なお、外部記憶媒体装着部4は、CD−RWドライブに限定されず、フレキシブルディスク(FD)装置や、光磁気ディスク(MO)装置などであってもよいということは言うまでもない。
外部入出力用インターフェース部5は、外部装置との間で、演奏情報などのデータのやり取りを行うためのものである。具体的に、この外部入出力用インターフェース部5は、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)である。
図4は、CPU1により実行されるメインルーチンの処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS1において、初期化処理を実行する。
次に、ステップS2において、イベントが発生したか否かを判定する。この判定の結果、イベントが発生した場合には、ステップS3に進み、イベント処理を実行する。このイベント処理の詳細については、図5を参照しながら後述する。一方、イベントが発生していない場合には、このステップS3を省略してステップS4に進む。
そして、ステップS4において、その他の処理を実行する。ここで、その他の処理とは、電子楽器で一般的に行われている処理である。
まず、ステップS11において、発生したイベントが、自動演奏を行う楽曲を選択する楽曲選択イベントか否かを判定する。例えば、操作パネル10に設けられている自動演奏呼び出しスイッチがオンされると、発生したイベントが楽曲選択イベントであると判定する。
一方、発生したイベントが演奏イベントでない場合には、ステップS15に進み、発生したイベントが、その他処理が必要なイベントか否かを判定する。この判定の結果、発生したイベントが、その他処理が必要なイベントである場合には、ステップS16に進み、発生したイベントに応じた処理を行う。一方、発生したイベントが、その他処理が必要なイベントでない場合には、図4に示したフローチャートに戻る。
まず、ステップS21において、フラッシュメモリ2に記憶されている自動演奏データに基づいて、選択可能な楽曲を判別し、判別した楽曲の一覧を操作パネル10に設けられている表示装置(LCD)に表示する。
次に、ステップS22において、自動演奏呼び出しスイッチの操作内容に基づいて、ステップS21で表示した楽曲の一覧の中から、楽曲が選択されるまで待機する。
次に、ステップS23において、ステップS22で選択された楽曲に関わる自動演奏データ200をフラッシュメモリ2から読み出す楽曲データ読み出し処理を行い、図5に示したフローチャートに戻る。
まず、ステップS31において、図6のステップS22で選択されたと判定された楽曲に関わる自動演奏データ200を読み出す。このステップS31では、自動演奏データ200に含まれる未読のデータのうち、最初に記述されているデータを読み出す。図2に示した例では、まずデータaを読み出す。
次に、ステップS39において、ステップS31で読み出した歌詞データと出力するタイミングが同じ音符データであって、未読の音符データがあるか否かを判定する。この判定の結果、未読の音符データがある場合には、未読の音符データがなくなるまでステップS35〜S39を繰り返し行った後に、図8のステップS40に進む。
一方、現在の区間における全てのデータを読み出した場合には、ステップS41に進み、ステップS38で加算された計数値の合計が最も大きいパートを、現在の区間における歌詞データに対応するパートとして判別し、判別したパートをRAM3等に一時的に記憶する。
一方、自動演奏データ200の全てを読み出した場合には、図6に示したフローチャートに戻る。
まず、ステップS51において、発生したイベントが、鍵盤8やダンパペダル等の演奏操作子の操作であるか否かを判定する。この判定の結果、発生したイベントが演奏操作子の操作である場合には、ステップS52に進み、演奏操作子の操作内容に応じて、発音及び消音の何れかの処理を行う。
まず、ステップS61において、図5のステップS12の楽曲選択イベント処理で楽曲が選択されているか否かを判定する。この判定の結果、楽曲が選択されていない場合には、自動演奏を行う対象が選択されていないので、図9のフローチャートに戻る。
一方、楽曲が選択されている場合には、ステップS62に進む。ステップS62では、歌詞データに対応するパートに関するデータ(図8のステップS41を参照)と、自動演奏の進行状況とに基づいて、歌詞データに対応するパートの音符データの表示を行うタイミングか否かを判定する。この判定の結果、歌詞データに対応するパートの音符データの表示を行うタイミングである場合には、ステップS63に進む。
一方、歌詞データに対応するパートの音符データの表示を行うタイミングでない場合には、ステップS64に進み、操作パネル10に設けられた表示装置(LCD)に表示対象の音符データを楽譜の形態で表示する。このときは、歌詞データに対応するパートは表示されないので、歌詞データも表示されない。
次に、ステップS66において、自動演奏の進行に合わせて、操作パネル10に設けられた表示装置(LCD)への表示対象となる音符データを変更して、図9のフローチャートに戻る。
さらに、本実施形態では、音符データが、明らかに歌詞データに対応するパートのデータでない場合には、(歌詞データと出力するタイミングが同じであっても、)その音符データのパートを計数しないようにしたので、歌詞データに対応するパートをより正確に且つ迅速に行うことができる。
さらに、本実施形態では、歌詞データに対応するパートを区間毎に判定するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はなく、自動演奏データ200全体(曲全体)で、歌詞データに対応するパートを1つだけ判定するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、歌詞データに対応するパートの音符の下に、対応する歌詞を表示するようにするにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、歌詞データに対応するパートの音符に合わせて、表示画面の最下欄に、対応する歌詞を表示するようにしてもよい。
また、本実施形態では、自動演奏データについて、歌詞データに対応するパートを判定するようにしたが、複数のパートの音符データと、歌詞データとを含むファイルのデータであれば、歌詞データに対応する対象となるデータは自動演奏データに限定されるものではないということは言うまでもない。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、自動演奏データが、「SMF0」のファイル形式のデータである場合を例に挙げて説明した。この「SMF0」は、小節及び拍の規定がなされていないフォーマットとなっている。そこで、本実施形態では、「SMF0」のファイル形式の自動演奏データを、小節及び拍の規定がなされているフォーマットに変換するようにしている。このように、本実施形態と、前述した第1の実施形態とは、歌詞データに対応するパートを判定する対象となる自動演奏データのフォーマットが主として異なる。従って、以下の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図10に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図11に示す自動演奏データ1100は、図2に示したような自動演奏データ200から変換された後に、フラッシュメモリ2に記憶されたものである。ここで、変換元の自動演奏データ200は、例えば、外部記憶媒体装着部4に装着された外部記憶媒体から読み出される。なお、この図11では、説明の都合上、構成を簡略化して示しているが、実際には図11に示すものより複雑であるということは言うまでもない。
図12は、自動演奏データ1100のタイミングデータの読み方の一例を説明する図である。
また、本実施形態では、音符データ(例えばデータa´)に小節及び拍のデータを含ませるようにした場合を例に挙げて説明したが、音符データに小節及び拍のデータを含めず、小節及び拍のデータがその他のデータから独立するようにしてもよい。例えば、2拍子のデータの場合は、<小節データ><拍データ><音符データ等><拍データ><音符データ等><小節データ>・・・とし、3拍子のデータの場合は、<小節データ><拍データ><音符データ等><拍データ><音符データ等><拍データ><音符データ等><小節データ>・・・としてもよい。
例えば、図11に示した自動演奏データ1100において、以上のように音符データに小節及び拍のデータを含めないようにした場合、小節データは「0xF0」、「0x**」の2バイトデータとなり(**は拍子情報)、拍データは「0xF5」の1バイトデータとなり、音符データは「0x9n」、「0x**」、「パラメータ1」、「パラメータ2」、「パラメータ3」の5バイトデータ(nはチャネル情報、**はタイミング情報、パラメータ1〜3はそれぞれ音高情報、ベロシティ情報、ゲートタイム情報)となる。
前述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
2 フラッシュメモリ
3 ROM
4 外部記憶媒体装着部
5 外部入出力用インターフェース部
9 パネルスキャン回路
10 操作パネル
200、1100 自動演奏データ
Claims (11)
- 複数のパートの音符データと、歌詞データとを含むファイルのデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記歌詞データの出力タイミングと、前記複数のパートの音符データの出力タイミングとを比較する比較手段と、
前記比較手段により比較された結果に基づいて、前記歌詞データに合わせて表示すべきパートを前記複数のパートの中から決定する決定手段と、
前記音符データと、前記歌詞データとを表示装置に表示する表示手段とを有し、
前記表示手段は、前記決定手段により決定されたパートの音符データに合わせて、前記歌詞データを表示装置に表示することを特徴とする電子楽器。 - 前記比較手段は、前記読み出し手段により読み出された前記歌詞データと、出力タイミングが所定の範囲内にある音符データが属するパートの数を計数し、
前記決定手段は、前記比較手段により計数された数が最も多いパートを、前記歌詞データに合わせて表示すべきパートとして決定することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。 - 前記比較手段は、前記読み出し手段により読み出された前記歌詞データと、出力タイミングが同じ音符データが属するパートの数を計数することを特徴とする請求項2に記載の電子楽器。
- 前記比較手段は、前記読み出し手段により読み出された前記歌詞データの出力タイミングに対し、所定の範囲内に音符データが存在しないパートの数を計数し、
前記決定手段は、前記比較手段により計数された数が最も少ないパートを、前記歌詞データに合わせて表示すべきパートとして決定することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。 - 前記比較手段は、前記読み出し手段により読み出された前記歌詞データと同じ出力タイミングに音符データが存在しないパートの数を計数することを特徴とする請求項3に記載の電子楽器。
- 前記決定手段は、前記比較手段により比較された結果に基づいて、前記歌詞データに合わせて表示すべきパートを、前記ファイル内のデータにより構成される楽曲の区間毎に決定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電子楽器。
- 前記読み出し手段により読み出された前記音符データに含まれている情報に基づいて、その音符データを除外するか否かを判定する判定手段を有し、
前記比較手段は、前記読み出し手段により読み出された前記歌詞データの出力タイミングと、前記複数のパートの音符データであって、前記判定手段により除外しないと判定された音符データの出力タイミングとを比較することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電子楽器。 - 前記読み出し手段により読み出される前記音符データ及び前記歌詞データには、小節又は拍を基準とした出力タイミングに関する情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の電子楽器。
- 複数のパートの音符データと、歌詞データとを含むファイルであって、小節及び拍が規定されていないファイルのフォーマットを、小節及び拍が規定されているフォーマットに変換する変換手段を有し、
前記読み出し手段は、前記変換手段により変換されたファイルのデータを記憶媒体から読み出すことを特徴とする請求項8に記載の電子楽器。 - 前記決定手段により決定されたパートの情報を、前記歌詞データに書き込む書き込み手段を有することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の電子楽器。
- 複数のパートの音符データと、歌詞データとを含むファイルのデータを記憶媒体から読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップにより読み出された前記歌詞データの出力タイミングと、前記複数のパートの音符データの出力タイミングとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップにより比較された結果に基づいて、前記歌詞データに合わせて表示すべきパートを前記複数のパートの中から決定する決定ステップと、
前記音符データと、前記歌詞データとを表示装置に表示するステップとをコンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記決定手段により決定されたパートの音符データに合わせて、前記歌詞データを表示装置に表示することを特徴とするコンピュータプログラム。
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