JP3367746B2 - 案内盤を有する2ロール方式傾斜圧延型圧延機 - Google Patents

案内盤を有する2ロール方式傾斜圧延型圧延機

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JP3367746B2
JP3367746B2 JP06996294A JP6996294A JP3367746B2 JP 3367746 B2 JP3367746 B2 JP 3367746B2 JP 06996294 A JP06996294 A JP 06996294A JP 6996294 A JP6996294 A JP 6996294A JP 3367746 B2 JP3367746 B2 JP 3367746B2
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パウル・ケーネン
マンフレート・ヒーン
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マンネスマン・アクチエンゲゼルシャフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B19/00Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work
    • B21B19/02Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work the axes of the rollers being arranged essentially diagonally to the axis of the work, e.g. "cross" tube-rolling ; Diescher mills, Stiefel disc piercers or Stiefel rotary piercers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下に位置する被駆動
ロールと一対の回転可能な被駆動案内盤とを具備し、前
記案内盤は両側で、ロールスタンドの片側で垂直旋回軸
の回りを旋回可能な揺りリンクの中の軸受モジュールの
中で、傾斜角度が調整可能な垂直軸のまわりで支承さ
れ、前記案内盤は、前記揺りリンクの前記旋回軸に対し
て横方向で位置調整可能である、案内盤を有する2ロー
ル方式傾斜圧延型圧延機に関する(ドイツ特許出願第3
644780C1号明細書)。
【0002】
【従来の技術】上記の形式の2ロール方式傾斜圧延型圧
延機の案内盤は、回転ガイドシューとして上部の円錐形
ロールと下部の円錐形ロールとの間のロール間隙の側面
を閉成している。案内盤は圧延工程に関与し、これによ
り半径方向及び接線方向及び軸方向の周囲力が付加され
る。案内盤は、ある程度強く摩耗し、従って位置調整可
能及び交換可能でなければならない。
【0003】案内盤交換のために、案内盤を両側で支承
して収容している揺りリンクを外方へ旋回し、次いで固
定手段を除去して分解した後に案内盤を通常はクレーン
により取出す。
【0004】作動状態では、揺りリンクは案内盤と一緒
にロールスタンドに締付け固定される。これを実現する
ためにピストンシリンダ装置又はレバーの形のクランプ
装置が用いられる。
【0005】冒頭に記載の異なる平面で作用する力が、
摩耗の原因となる。この摩耗はある程度までは補償でき
る。これを実現するために、公知の案内盤の空間位置は
例えばシムにより調整可能であるか又は旋回軸の偏心支
承により揺りリンクの旋回軸に対して横方向で調整可能
である。この場合、案内盤位置の調整は、静止時間の間
に主に手動で行われる。従って調整時間が長く、調整精
度が、調整係りの技量に左右される。
【0006】公知の圧延機の別の1つの問題は、ロール
の長い円錐形出口部分の領域内で強く広がる中空鋳塊を
より良好に案内するために、案内盤が斜めに調整可能で
なければならないことにある。この問題に関しては、本
明細書の上位概念が記載されているドイツ特許出願第3
644780C1号明細書にはなんらの解決方法も提供
されていない。例えば日本国特許出願公告第63−09
0306号公報から、案内盤全体を回転ディスクに類似
の固定装置の上で旋回することが公知である。この解決
方法は非常にコストが大きい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、すべ
ての平面レベルでの案内盤の調整と、圧延方向に対して
傾斜している適切な位置への案内盤の旋回とを、確実に
動作し安定した手段により自動的に行うことができ、す
なわち調整時間及び調整精度を最適化でき、摩耗したす
なわち交換すべき案内盤を簡単に交換できる2ロール方
式傾斜圧延型圧延機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、各案内盤の両軸受モジュールが、圧延方向に対して
横方向に延在するそれぞれ1つの水平軸の回りを旋回可
能に、それぞれ1つの高さ調整可能な組込モジュールの
中に配置され、組込モジュールはそれぞれ1つの軸受キ
ャリッジの中にクランプ可能に固定され、軸受キャリッ
ジは水平平面の中で位置調整可能であり、軸受キャリッ
ジは、互いに無関係に圧延方向に平行に揺りリンク中を
移動可能に案内されている組込ガイドの中にそれぞれ配
置されていることにより解決される。
【0009】それぞれ互いに異なる方向で移動可能な組
込モジュールと軸受キャリッジと組込ガイドとの中に、
軸受モジュールを用いて案内盤を支承することにより、
案内盤のすべての必要な位置調整が可能となる。例えば
軸受キャリッジを移動することにより、ロールと案内盤
との間のロール間隙を修正でき、かつ、回転ずれした孔
型を圧延素材の成形のために調合できる。
【0010】孔型の回転ずれを補償するため又はロール
間隙への圧延素材の流入を回避するために、高さ調整可
能な組込モジュールを垂直平面の中で移動する。ロール
間隙の中の幾何学形状の修正は、揺りリンクの中の組込
ガイドを水平方向で調整することにより行われる。
【0011】ロールの円錐形出口部分に沿ってロール間
隙をできるだけ長く小さく保持するために、案内盤を圧
延方向に対してある角度だけ、上部組込ガイドと下部組
込ガイドとが互いに反対の方向で移動するように旋回さ
せる。これにより案内盤の軸が回転することにより行わ
れる。この場合、組込モジュールの中の軸受モジュール
は斜めの位置をとる。本発明の装置全体は組込モジュー
ル及び軸受キャリッジ及び組込ガイドの移動が、制御可
能な電動機又はシリンダユニット又はスピンドル等を用
いて行われる場合には自動化可能である。
【0012】2ロール方式傾斜圧延型圧延機の安定性を
改善し、ひいては案内盤の与えられた位置調整能力のも
とでロール精度を改善するために、本発明の別の1つの
特徴では、揺りリンクがロールスタンドの柱を部分的に
把持して平面的に柱に当接可能な成形部品を備え、この
成形部品は締付け固定素子により、形状結合で柱に締付
け固定可能である。この提案は、揺りリンクをロールス
タンド柱に平面で締付け固定することによりロールスタ
ンドの安定性が改善され、形状結合による当接により当
接面が互いにずれることが阻止されるという知見を基礎
とする。
【0013】本発明の別の1つの実施例では、組込モジ
ュールのための軸受キャリッジの片側がU形で開放して
おり、揺りリンクが旋回して開放されると組込モジュー
ルが案内盤と一緒に軸受キャリッジから取出し可能であ
る。
【0014】従来の技術の場合と同様、案内盤の両側は
揺りリンクの凹部の中で支承されて収容されているの
で、本発明では軸受キャリッジは、組込モジュールが案
内盤と一緒に容易に除去可能でしかもその際に位置調整
能力が損なわれないように形成されている。これにより
案内盤の迅速な交換が可能となる。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて図を用いて詳
細に説明する。
【0016】図1において、1及び2により本発明の2
ロール方式傾斜圧延型圧延機の2つの柱が示されてい
る。3により管の圧延方向が示されている。4により案
内盤が示されている。案内盤4の周縁が明瞭に示されて
いる。ロールスタンドのロールスタンド柱1において旋
回軸部5の回りを揺りリンク6が旋回可能であり、揺り
リンク6は、その動作位置においてロールスタンド柱1
及び2に当接している。これを実現するために揺りリン
ク6には、ロールスタンド柱1及び2を図示のように部
分的に回りを把持し挟持しているアングルプレートの形
の成形部品7が設けられている。
【0017】旋回軸部5から背いて位置する側で揺りリ
ンク6を固定するためにクランプレバー8が設けられて
いる。
【0018】9により、その中で例えば球面ころ軸受の
中に案内盤4の軸部10を支承する2つの軸受モジュー
ルのうちの1つが示されている。軸受モジュール9は軸
部11と一緒に軸12の回りを旋回可能に組込モジュー
ル13の中に収容されている。組込モジュール13は、
軸受キャリッジ14の中に収容されている。
【0019】軸受キャリッジ14は、戻りシリンダ15
を介して軸受キャリッジ14の中に保持される組込モジ
ュール13のためのU形収容装置を形成している。軸受
キャリッジ14は、スピンドル式持上装置16によりガ
イド17の中を軸方向12で調整可能である。このガイ
ド17は組込ガイド18の中に設けられている。組込ガ
イド18は揺りリンク6の中を矢印方向19で移動可能
に案内されている。この移動はスピンドル式持上装置2
0を用いて、全システムの遊びを無くするクランプシリ
ンダ21の作用に抗して行われる。
【0020】図2では図1と同一部分は同一参照番号に
より示されている。ロールWも略示されている。ロール
間隙の中に案内盤4が突出している。図2から、軸受モ
ジュール9及び組込モジュール13及び軸受キャリッジ
14が案内盤4の両側に設けられており、従って案内盤
4は両側で支承されていることが分かる。スピンドル式
持上装置16が2重に設けられていることも分かり、こ
のスピンドル式持上装置16は、案内盤4を図平面の中
を水平で調整するために、同期作動される。
【0021】組込モジュール13がスピンドル22及び
戻しシリンダ23を介して、案内盤3の両側の両組込モ
ジュール13と一緒に、垂直方向で調整可能であること
も分かる。これに対応する補償装置は、24により示さ
れている自在継手軸の中に公知のように設けられてい
る。
【0022】図3には案内盤の4の角度Δα傾斜した位
置である分解位置が示されている。これを実現するため
に組込ガイド18は、スピンドル式持上装置20(図
1)を用いて、案内盤4の軸受モジュール9が側方で互
いにずれて配置されるように、案内盤4の上及び下で互
いに反対の方向に調整される。この調整の際、軸受モジ
ュール9は軸部11の回りを組込モジュール13の中で
旋回し、これにより案内盤4の軸が傾斜される。
【図面の簡単な説明】
【図1】案内盤の支承部領域内のロールスタンドの片面
の断面図である。
【図2】案内盤の支承部の図1に対して90゜回転させ
た断面図である。
【図3】ロールスタンドのさらに90゜回転させた断面
図である。
【符号の説明】
1,2 本発明の2ロール方式傾斜圧延型圧延機の柱 3 管の圧延方向 4 案内盤 5 旋回軸部 6 揺りリンク 7 成形部品 8 クランプレバー 9 軸受モジュール 10 軸部 11 軸部 12 軸 13 組込モジュール 14 軸受キャリッジ 15 戻しシリンダ 16 スピンドル式持上装置 17 ガイド 18 組込ガイド 19 組込ガイドの移動方向 20 スピンドル式持上装置 21 クランプシリンダ 22 スピンドル 23 戻しシリンダ 24 駆動自在継手軸 Δα 案内盤の傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・ヒーン ドイツ連邦共和国、デー 41169 メン ヒェングラートバッハ、フォルスター・ シュトラーセ 78 (56)参考文献 特開 平5−200412(JP,A) 特開 昭59−1008(JP,A) 特開 昭62−199212(JP,A) 実開 平1−159902(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 23/00 B21B 19/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に位置する被駆動ロールと一対の回
    転可能な被駆動案内盤とを具備し、前記案内盤は両側
    で、ロールスタンドの片側で垂直旋回軸の回りを旋回可
    能な揺りリンクの中の軸受モジュールの中で、傾斜角度
    が調整可能な垂直軸のまわりで支承され、前記案内盤
    は、前記揺りリンクの前記旋回軸に対して横方向で位置
    調整可能である、案内盤を有する2ロール方式傾斜圧延
    型圧延機において、各案内盤(4)の両軸受モジュール
    (9)が、圧延方向(3)に対して横方向に延在するそ
    れぞれ1つの水平軸(12)の回りを旋回可能に、それ
    ぞれ1つの高さ調整可能な組込モジュール(13)の中
    に配置され、前記組込モジュール(13)はそれぞれ1
    つの軸受キャリッジ(14)の中にクランプ可能に固定
    され、前記軸受キャリッジ(14)は水平平面の中で位
    置調整可能であり、軸受キャリッジ(14)は、互いに
    無関係に前記圧延方向(3)に平行に前記揺りリンク
    (6)の中を移動可能に案内されている組込ガイド(1
    8)の中にそれぞれ配置されていることを特徴とする案
    内盤を有する2ロール方式傾斜圧延型圧延機。
  2. 【請求項2】 揺りリンク(6)に、ロールスタンドの
    柱(1及び2)を部分的に把持して平面的に前記ロール
    スタンドの柱(1及び2)に当接可能な成形部品(7)
    が設けられ、前記成形部品(7)は締付け固定素子
    (8)により形状結合で柱(1及び2)に締付け固定可
    能であることを特徴とする請求項1に記載の案内盤を有
    する2ロール方式傾斜圧延型圧延機。
  3. 【請求項3】 組込モジュール(13)のための軸受キ
    ャリッジ(14)の片側がU形で開放しており、揺りリ
    ンク(6)が旋回して開放されると前記組込モジュール
    (13)が案内盤(4)と一緒に軸受キャリッジ(1
    4)から取出し可能であることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の案内盤を有する2ロール方式傾斜圧
    延型圧延機。
JP06996294A 1993-03-15 1994-03-15 案内盤を有する2ロール方式傾斜圧延型圧延機 Expired - Fee Related JP3367746B2 (ja)

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