JP3620232B2 - 工作機械のワーククランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械においてワークを固定するワーククランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金型を構成する矩形状の板材であるワークWの四側面の切削加工は、工作機械としての両頭の横形フライス盤により加工している。
この両頭の横形フライス盤は、図6(a)〜図6(c)および図7に示すように、主として、カッター1aを有した二つの主軸1と、ワークWを載せるテーブル2と、テーブル2上のワークWを押さえるワーククランプ装置3とを備えている。
【0003】
各主軸1は、水平な軸芯A上において、それぞれのカッター1aを移動自在に対向配置するとともに回動自在とされている。
【0004】
テーブル2は、各カッター1aの間へ移動自在とされた移動台4に対し、垂直な旋回軸芯Bを以て旋回自在に設けられている。また、テーブル2は、旋回時以外(特に切削時)では、不図示のロケートピンによってロックされて不用意な旋回が防止されている。
【0005】
ワーククランプ装置3は、移動台4に固定された二本の支柱6と、各支柱6の上端の間に架設されたビーム7とを有して、テーブル2を跨ぐように門型に構成されている。そして、ビーム7とテーブル2との間にはクランプ部8が配されている。このクランプ部8は、ガイド9によってビーム7に支持された状態で、シリンダ10を以てテーブル2上を所定ストロークで昇降自在とされている。また、クランプ部8の下側には、ワークWと当接する一対の爪部材11が設けられている。この爪部材11は、クランプ部8の下側に設けられたレール12を介して接離移動自在に構成されている。
【0006】
ワークWの切削時は、ワークWをテーブル2上に一枚から十数枚重ねて載置する。そして、クランプ部8を下降させて爪部材11を以てワークWを上から押さえ、爪部材11とテーブル2との間でワークWをクランプして拘束する。その後、各カッター1aでワークWを両側から挟むようにして平行する二側面を一度に切削する。
【0007】
そして、最初の二側面の切削後、クランプ部8を一旦上昇させてワークWの拘束を外し、テーブル2を90度旋回してから再びクランプ部8を下降させてワークWを再拘束し、次の二側面を切削する。
【0008】
なお、切削時のワーククランプ装置3によるクランプ力は、数ton 程度を必要としている。
【0009】
このように、従来の工作機械のワーククランプ装置3は、最初にワークWの平行している二側面を切削するためにワークWを拘束し、その後ワークWの次の二側面を切削する前動作としてテーブル2を90度旋回するために一旦ワークWの拘束を外す構成とされている。また、テーブル2の90度の旋回は、ワークWの直角精度を決める上で重要な動作であり高精度が要求される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の工作機械のワーククランプ装置3では、テーブル2の旋回時にワークWが拘束されていないので、ワークWが旋回方向に対して非常に不安定になっている。このため、積み上げたワークWが旋回動作のショックでズレる恐れがあるので、テーブル2の旋回動作にはショックを与えないように極めて細かい制御が必要となり、この旋回制御の調整に手間がかかるという問題があった。
具体的な例としては、早く旋回させた時にワークWの位置がズレ易いために、旋回時の加減速制御の調整が難しかった。
【0011】
さらに、旋回後、次の二側面加工のためのクランプを行うが、クランプ部8の爪部材11がワークWと再接触する時に、クランプ部8の下降における走行に振れがあるとワークWをずらしてしまうため、クランプ部8の組み付け精度の確保が重要であり、クランプ部8の走行精度の調整やその速度調整、そしてこの精度維持などの保守管理に工数を要して手間がかかるという問題がある。
【0012】
これらの問題に対し、ワークWを押さえた状態での旋回動作として、クランプをしたままのテーブル2の旋回が考えられるが、クランプ力数ton 程度かけたまま旋回させるのは、その荷重の大きさから困難である。
【0013】
ゆえに、これらの結果としてテーブル2の旋回速度を上げられず、切削工程の短縮が行き詰まりになっている。
【0014】
そこで本発明は、上記課題を解消するために、テーブルの旋回動作における精度を容易に得て、その精度調整などの保守管理を容易にするとともに、テーブルの旋回速度を向上することができる工作機械のワーククランプ装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明による工作機構のワーククランプ装置は、旋回自在とされたテーブル上に載置されたワークを上側より押さえるように昇降自在なクランプ部を有した工作機械のワーククランプ装置において、
前記クランプ部に固定される円盤状の天盤と該天盤の下側周縁より下側に延出する筒状の周壁とを有して下側に開口する器体をなす固定部と、該固定部の器体内に収納されるように円柱状に形成され、固定部に対し旋回自在に設置されて前記ワークと当接するとともに、前記ワークをクランプした状態で前記テーブルの旋回に伴って旋回する旋回部とを有し、
前記固定部と旋回部との間に生じる旋回時の接触抵抗を低減する接触抵抗低減手段を備えたことを特徴としている。
【0016】
前記接触抵抗低減手段は、クランプ力が伝わる固定部の天盤の下側面と旋回部との間の各接触面の何れかに設けられた溝部と、前記旋回部の旋回時に前記溝部に所定圧のエアを供給するエア供給部とからなる構成とされている。
【0017】
また、前記固定部の周壁の下側と旋回部との間には、前記旋回部を微動可能に支持し、前記テーブルの旋回に伴う旋回部の旋回時において前記テーブル側の旋回軸芯と前記旋回部側の旋回軸芯とのズレを調整する調芯手段を備えたことを特徴としている。
【0018】
前記調芯手段は、前記旋回部の外周面に内輪が固定された軸受と、前記固定部周壁の内壁面に配置されて前記軸受の外輪を当接支持するように常に旋回部側の旋回軸芯方向に付勢力を有した支持部とからなる構成とされている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明における工作機械のワーククランプ装置の実施の形態を示す平面図、図2は図1における横断面図、図3は図1における縦断面図、図4は要部を示す分解斜視図、図5は要部を示す横断面図である。
なお、以下に説明する実施の形態において、上述した従来の技術と同一または同等部分には同一符号を付して示し、説明を省略する。
【0020】
この実施の形態における工作機械のワーククランプ装置13は、ガイド9によってビーム7に支持された状態で、シリンダ10を以てテーブル2上を所定ストロークで昇降自在とされたクランプ部8の下側に、クランプ旋回機構20が配設されている。
【0021】
クランプ旋回機構20は、固定部21と旋回部22とで構成されている。
固定部21は、クランプ部8の下側に固定された円盤状の天盤23と、この天盤23の下側周縁より下側に延出する筒状の周壁24とを有して下側に開口する器体をなしている。
【0022】
天盤23の下側面には、接触抵抗低減手段をなす溝部25が設けられている。この溝部25は、図4に示すように、天盤23の中心位置に設けられた中心溝25aと、該中心溝25aの外周を囲む周溝25bとを有している。
また、天盤23には、接触抵抗低減手段として溝部25(周溝25b)内にエアを供給するようにエア供給部を構成するエア供給ノズル26が配設されている。また、エア供給ノズル26は、図3に示すように二箇所に配置されているが少なくとも一箇所にあればよい。
【0023】
周壁24の下端近傍には、調芯手段をなす支持部27が設けられている。この支持部27は、球状の支持体28の一部が周壁24の内壁面より常に突出するように、圧縮コイルバネ29によって付勢された、いわゆるボールプランジャとして構成されている。そして、支持部27は、周壁24の所定周りにおいて所定間隔で複数配置されており、この実施の形態では、等間隔で八個あり、それぞれ支持体28への付勢力を周壁24の中心に向くようにして配置されている。
【0024】
旋回部22は、固定部21の器体内に収納されるように円柱状に形成されている。そして、旋回部22の外周面には、調芯手段をなす軸受30が配設されている。この軸受30は、例えばボールベアリングなどとして構成され、上下二分割とされた旋回部22を組み付けることよって固体部の外周に内輪30aが挟持固定される。
【0025】
そして、旋回部22は、軸受30の外輪30bが固定部21に配置された支持部27の支持体28に当接支持された状態で固定部21の器体内に設置される。この際、旋回部22の上端面(旋回部22側の接触面)は、固定部21における天盤23の下側面(固定部21側の接触面)に接触して、溝部25の開口を塞いで溝空間をなし、さらに旋回部22の下端面は、固定部21の下側開口から突出される。
【0026】
ゆえに、旋回部22は、クランプ部8に固定された固定部21に対し、支持部27によって当接支持された軸受30を以て旋回自在に設置される。
【0027】
以下、上述した工作機械のワーククランプ装置13の動作を説明する。
ワークWの切削時において、クランプ部8を下降させ、旋回部22の下端面を以てテーブル2上に一枚から十数枚重ねて載置されているワークWを上から押さえ、旋回部22の下端面とテーブル2との間でワークWをクランプして拘束する。
【0028】
ワークWをクランプするクランプ力は数ton 程度(切削時)であり、ビーム7に設けられたシリンダ10より、クランプ旋回機構20における固定部21の天盤23の下側面に接触する旋回部22の上端面を介し、該旋回部22の下端面からワークWへと伝わる。
その後、各カッター1aでワークWを両側から挟むようにして平行する二側面を一度に切削する。
【0029】
そして、最初の二側面の切削後、テーブル2を90度旋回させる。
この際、クランプ部8は下降していて、ワークWを拘束したままの状態となっており、テーブル2の旋回に伴ってクランプ旋回機構20における旋回部22も旋回する。また、旋回時には、切削時のクランプ力数ton からその半分以下に下げ、さらに接触抵抗低減手段としての溝部25がなす溝空間内にエア供給ノズル26を以てエアを供給する。この際のエア圧は、この実施の形態ではおよそ5kgf/cm前後としている。
【0030】
これにより、テーブル2の旋回時において、固定部21における天盤23の下側面と、旋回部22の上端面との間に設けられた溝空間に所定圧力のエアが供給されて、その間に極めて薄いエアの層が生じ、固定部21と旋回部22との各接触面間に生じる接触抵抗が低減されるので、ワークWをクランプしたままの状態でテーブル2が円滑に旋回される。
【0031】
そして、上記の如く接触抵抗が低減されたことにより、固定部21と旋回部22との摺接に伴うスティックスリップなどの振動の発生が押さえられて、積み重ねられたワークの位置ズレが防止される。
【0032】
さらに、固定部21における天盤23の下側面と、旋回部22の上端面との間へのエアの供給により、テーブル2側の旋回軸芯Bと旋回部22側の旋回軸芯Cとの軸ズレが吸収されるとともに、軸ズレから生じるワークの位置ズレも防止される。
【0033】
また、テーブル2の旋回の際には、軸受30を以て旋回部22が共に旋回することになるが、この軸受30は、外輪30bがボールプランジャをなす支持部27によって当接支持されているので、旋回時にテーブル2側の旋回軸芯Bに対して旋回部22側の旋回軸芯Cが横方向へブレるなどの偏心があった場合には、支持部27における支持体28が微動して偏心分を受け流し、旋回軸芯Cの偏心調整を自動的に適宜に行う。
そして、テーブル2の旋回後、続けて次の二側面を切削すればよい。
【0034】
したがって、このように構成された工作機構のワーククランプ装置13では、クランプ旋回機構20において、固定部21と該固体部に対して旋回自在に設けられた旋回部22との間のクランプ力を伝える接触面に、溝部25およびエア供給ノズル26からなる接触抵抗低減手段を設けたことにより、テーブル2の旋回時に伴う旋回部22の旋回で接触面間に生じる接触抵抗を低減するので、ワークWをクランプしたままの状態で積み重ねられたワークWの位置ズレを防止し、且つテーブル2の旋回を円滑に行うことができる。
【0035】
また、固定部21に対して旋回部22を旋回させる構成として、固定部21に対して旋回部22を旋回させる軸受30、および該軸受30を当接支持する支持部27からなる調芯手段を設けたことにより、テーブル2の旋回時において、テーブル2側の旋回軸芯Bに対して旋回部22側の旋回軸芯Cが偏心した場合に、支持部27が偏心分を受け流すので、旋回軸芯Cの偏心調整を自動的に適宜に行うことができる。
【0036】
なお、上述した実施の形態において、接触抵抗低減手段としてのエア供給ノズル26は、溝部25の周溝25bにエアを供給するように構成されているが、その他、周溝25bおよび中心溝25aにエアを供給するように配してもよく、さらに中心溝25aのみにエアを供給するように配してもよい。
【0037】
また、接触抵抗低減手段における溝部25は、固定部21における天盤23の下側面(固定部21側の接触面)に設けられているが、旋回部22の上端面(旋回部22側の接触面)に設けられていてもよい。
【0038】
また、接触抵抗低減手段は、溝部25およびエア供給ノズル26の構成の他、固定部21と該固体部に対して旋回自在に設けられた旋回部22との間のクランプ力を伝える接触面にコロなどを設け、これらの接触面積を低減させるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による工作機械のワーククランプ装置は、昇降自在なクランプ部に固定された固定部に対し、ワークと当接してワークをクランプした状態でテーブルの旋回に伴って旋回する旋回部を設置し、これら固定部と旋回部との間に生じる旋回時の接触抵抗を低減するように接触抵抗低減手段を備えたことにより、テーブルの上に載置されたワークをクランプしたままで旋回する際の固定部と旋回部と接触面間に生じる接触抵抗が低減されるので、ワークの位置ズレを防止し、且つテーブルの旋回を円滑に行うことができる。
【0040】
また、特に複数のワークが積み重ねられている場合には、各ワークの位置ズレを防止することができる。
【0041】
そして、接触抵抗低減手段が、クランプ力が伝わる固定部と旋回部との間の各接触面の何れかに設けられた溝部と、旋回部の旋回時に溝部に所定圧のエアを供給するエア供給部とからなる構成の場合、固定部と旋回部との各接触面間に極めて薄いエアによる層が生じるので、固定部と旋回部との摺接に伴うスティックスリップなどの振動の発生が押さえられ、積み重ねられたワークの位置ズレを防止することができる。
【0042】
さらに、固定部と旋回部との間へのエアの供給により、テーブル側の旋回軸芯と旋回部側の旋回軸芯との軸ズレを吸収し、軸ズレから生じるワークの位置ズレも防止することができる。
【0043】
また、固定部と旋回部との間には、テーブルの旋回に伴う旋回部の旋回時において、旋回部を微動可能に支持し、テーブル側の旋回軸芯と旋回部側の旋回軸芯とのズレを調整する調芯手段を備えたことにより、テーブルの旋回時、テーブル側の旋回軸芯に対して旋回部側の旋回軸芯が偏心した場合に、旋回部が微動して偏心分を受け流すので、旋回軸芯の偏心調整を自動的に適宜に行うことができる。
【0044】
このように、ワークをクランプしたままで、各旋回軸芯のズレを生じさせることなく、且つ旋回時の接触抵抗を低減してテーブルを旋回することができるので、テーブルの加減速などの旋回動作に細かい制御を要せず、旋回速度を向上させて切削工程の短縮化をはかることができる。
【0045】
そして、一度のクランプで、ワークの全側面を加工するので、ワークの直角精度を安定して向上させることができる。また、ワークの直角精度が安定することにより品質管理上の工数を低減することができる。
【0046】
さらに、各精度を容易に得ることができるので、クランプ部の組み立てなどに高い精度を求めることがなく、その精度維持などの保守管理にかかる工数を低減し、保守管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における工作機械のワーククランプ装置の実施の形態を示す平面図。
【図2】図1における横断面図。
【図3】図1における縦断面図。
【図4】要部を示す分解斜視図。
【図5】要部を示す横断面図。
【図6】(a)〜(b)工作機械の概要図。
【図7】従来のワーククランプ装置を示す側面図。
【符号の説明】
2…テーブル、8…クランプ部、13…ワーククランプ装置、21…固定部、22…旋回部、25…溝部(接触抵抗低減手段)、26…エア供給ノズル(接触抵抗低減手段)、27…支持部(調芯手段)、30…軸受(調芯手段)、30a…内輪、30b…外輪。B…テーブル側の旋回軸芯、C…旋回部側の旋回軸芯、W…ワーク。

Claims (3)

  1. 旋回自在とされたテーブル上に載置されたワークを上側より押さえるように昇降自在なクランプ部を有した工作機械のワーククランプ装置において、
    前記クランプ部に固定される円盤状の天盤と該天盤の下側周縁より下側に延出する筒状の周壁とを有して下側に開口する器体をなす固定部と、該固定部の器体内に収納されるように円柱状に形成され、固定部に対し旋回自在に設置されて前記ワークと当接するとともに、前記ワークをクランプした状態で前記テーブルの旋回に伴って旋回する旋回部とを有し、
    前記固定部と旋回部との間に生じる旋回時の接触抵抗を低減する接触抵抗低減手段を備え、該接触抵抗低減手段は、クランプ力が伝わる固定部の天盤の下側面と旋回部との間の各接触面の何れかに設けられた溝部と、前記旋回部の旋回時に前記溝部に所定圧のエアを供給するエア供給部とからなることを特徴とする工作機械のワーククランプ装置。
  2. 前記固定部の周壁の下側と旋回部との間には、前記旋回部を微動可能に支持し、前記テーブルの旋回に伴う旋回部の旋回時において前記テーブル側の旋回軸芯と前記旋回部側の旋回軸芯とのズレを調整する調芯手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械のワーククランプ装置。
  3. 前記調芯手段は、前記旋回部の外周面に内輪が固定された軸受と、前記固定部周壁の内壁面に配置されて前記軸受の外輪を当接支持するように常に旋回部側の旋回軸芯方向に付勢力を有した支持部とからなることを特徴とする請求項に記載の工作機械のワーククランプ装置。
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